JP2013154435A - ねじ締め工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】狭い箇所への確実なねじの締結と安定したねじの吸引とを行えるねじ締め工具の提供。
【解決手段】ねじ90に係合する駆動部4bを形成した小径軸部4cおよび断面六角の大径軸部4dを一体に備え全長に延びる溝4aを配したビット4と、このビット4を内包する吸着パイプ3と、この吸着パイプ3を常時下方へ付勢するコイルばね6と、このコイルばね6および前記吸着パイプ3をそれぞれ内蔵した吸着パイプホルダ5と、この吸着パイプホルダ5に接続され前記溝4aと連通する空洞穴7aを備えた駆動軸7とから構成され、前記大径軸部4dを六角柱で形成し、前記吸着パイプホルダ5に前記六角柱と嵌合する嵌合穴5cを配し、前記吸着パイプ3の先端外径を前記ねじ90の頭径以下に設定したことを特徴とする。これにより、ねじ締め工具1の先端外径寸法を従来よりも小さくできるため、ザグリ穴径がねじ90の頭部径と変わらないような狭い箇所へのねじ締めが確実に行える。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアの吸引によりねじを保持するねじ締め工具に関する。
従来のねじ締め工具は、特許文献1または特許文献2に示すものが知られており、図4を用いて以下に説明する。従来のねじ締め工具50は、所謂ねじ90の頭部に係合可能な駆動部を備えたビット54と、このビット54を内包し異なる外径からなる薄肉中空軸および肉厚中空軸とを一体に備えた吸着パイプ53と、有底筒状の底部に前記吸着パイプ53を挿通可能な穴を備えた吸着パイプホルダ55と、この吸着パイプホルダ55の内部に配され前記吸着パイプ53の肉厚中空軸端面に当接するコイルばね56とから構成される。また、前記吸着パイプホルダ55の外周には、吸引孔55aが配設されており、この吸引孔55aには、配管用の継ぎ手(図示せず)が接続される。また、前記継ぎ手は、エアを吸引するエア吸引装置(図示せず)に接続されており、前記吸着パイプホルダ55内のエアを適宜吸引可能の構成される。一方、前記ビット54は、その全長に渡って延びる溝54aが設けられており、この溝54は、前記吸着パイプホルダ55内、前記継ぎ手、前記エア吸引装置に連通している。また、前記吸着パイプホルダ55は、その上端に配された回転駆動源の一例であるモータ10の本体に連結される一方、前記ビット54は、前記モータ10の出力軸11に接続されている。
ところで、近年、ねじ締め困難なワークが増えており、そのワークの一例を図4に示す。ねじ締め困難なワークは、前記ねじ90の頭径とほとんど変わらない穴径のザグリ穴が形成された被締結物80と、前記ねじ90のねじ部を螺入可能に形成されためねじを備えた締結物81とから構成される。
次に、上述したねじ締め困難なワークにおける、従来のねじ締め工具50の作用について説明する。前記ねじ90は、作業者(図示せず)等により前記吸着パイプ53の先端に供給され、前記エア吸引装置および前記モータ10の作動を受けて、前記吸着パイプ53の先端からエアが吸引されるとともに前記ビット54が回転する。このため、前記ねじ90は、その頭部を前記吸着パイプ53の先端から吸引され、前記吸着パイプ53に内包されるとともに前記ビット54の駆動部に係合して回転する。また、ねじ90を吸引したねじ締め工具1は、作業者(図示せず)等の操作によって前記被締結物80に接近するよう下方へ押され続ける。これにより、前記吸着パイプ53の薄肉中空軸は、前記被締結物80の表面に当接して前記コイルばね56が撓むため、回転した前記ビット54は、前記吸着パイプ53の先端側へ移動して前記ねじ90を押し出す。
特開平10-156741号公報 特開2003-71739号公報
上述のように、前記被締結物80のザグリ穴が前記ねじ90の頭径と変わらない径寸法であれば、前記吸着パイプ53の先端が前記被締結物80に干渉するため、前記ザグリ穴の奥方まで進入できない。一方、前記ザグリ穴の穴径が吸着パイプ53の薄肉中空軸の外径よりも大きい場合であれば、前記吸着パイプ53の先端は、前記被締結物80に干渉しないため、前記ザグリ穴の奥方まで進入できる。このようなザグリ穴の穴径の違いにより、前記ビット54が前記ねじ90を下方へ押し出し始めてから前記ねじ90の先端を前記締結物81のめねじに当接させるまでの下降距離が異なる。つまり、この下降距離は、ザグリ穴の奥方まで進入できない場合であれば長く、ザグリ穴の奥方まで進入できる場合であれば短い。また、前記下降距離が長い場合は短い場合に比べ、前記ねじ90の軸線がビット54の軸線に対して傾き易くなる。このため、従来のねじ締め工具50は、ねじ締め困難なワーク、つまり、狭いねじ締め箇所へのねじ締め時において、斜め締め付けを生じ易い問題があった。また、従来のねじ締め工具50は、ねじ90の吸引開始から少なくてもねじ90が締結物81に螺入され始めるまでエアを吸引され続けなければならない。この吸引されるエアは、常に前記吸着パイプ53の先端から入り続けており、周辺の埃等がねじ締め工具50の内部に進入して付着する。この埃等は、ねじ締め工具50の内部に付着し、エアの通過する経路を塞ぎ、前記ねじ90の吸引力が徐々に低下する。このため、ねじ締め工具50は、安定してねじ90を吸引できない問題もあった。
本発明は上記課題に鑑みて創成されたものであり、狭いねじ締め箇所にも確実にねじを締結でき、ねじの吸引が安定して行えるねじ締め工具の提供を目的とする。この目的を達成するために、本発明は、所謂ねじに係合する駆動部を先端に形成した小径軸部およびこの小径軸部の上部に大径軸部を備えこれら小径軸部と大径軸部とを一体に形成するとともに全長に延びる溝を備えたビットと、このビットを内包する吸着パイプと、この吸着パイプを常時下方へ付勢するコイルばねと、このコイルばねおよび前記吸着パイプをそれぞれ内蔵し前記吸着パイプを摺動自在に支持する吸着パイプホルダと、この吸着パイプホルダに接続され前記溝と連通する空洞穴およびこの空洞穴に交差する抜き穴を備えた駆動軸とから構成され、前記大径軸部の外周に前記ビットの軸線と平行に延びる面を少なくとも1面配し、前記吸着パイプホルダに前記大径軸部と嵌合する嵌合穴を配し、前記吸着パイプの先端外径を前記ねじの頭径以下に設定してなることを特徴とする。なお、前記ビットの溝を断面U字に形成することが好ましい。
本発明のねじ締め工具1は、前記吸着パイプ3の先端外径をねじ90の頭径よりも小さく設定するため、図3に示すように被締結物80のザグリ穴径が前記ねじ90の頭径と変わらない寸法であっても、前記吸着パイプ3の先端は、前記ザグリ穴の奥方まで侵入できる。これにより、ねじ締め工具1は、狭いねじ締め箇所であっても確実にねじ90を締結物81のめねじに螺入できる利点がある。また、ねじ90の吸引状態において、吸着パイプ3の先端および吸引されたねじ90の頭部は、それぞれが当接しているため、吸着パイプ3周辺の埃等がねじ締め工具1の内部に吸引されることが従来に比べて極めて少なくなる。このため、エアの通過する経路は、長期間に渡り正常な状態が保たれ、安定したねじ90の吸引力を得られる利点もある。さらに、ねじ締め工具1は、前記溝4aを断面U字に形成したため、従来に比べてビット4の断面積が大きくなり、ねじ締めトルクによるビットの破損を低減できる利点もある。
本発明に係わる一実施例の一部切欠断面図である。 本発明のねじ締め工具を搭載したねじ締め機の一部切欠断面図である。 Aは図1のA視したビットの底面拡大図である。Bは図1のB−B断面拡大図である。 従来品のねじ締め工具を搭載したねじ締め機の一部切欠断面図である。
以下、図1ないし図3に基づき本発明のねじ締め工具1の一実施例を説明する。本発明のねじ締め工具1は、回転駆動源の一例であるモータ10の出力軸11に脱着可能な駆動軸7と、この駆動軸7を螺入して連結可能な吸着パイプホルダ5と、所謂ねじ90の頭部に係合可能なビット4と、このビット4を内包可能な筒状の吸着パイプ3と、前記吸着パイプ3を常時付勢するコイルばね6とから構成される。
前記ビット4は、図1および図2、図3(A)に示すように、その下端側である先端にねじ90の頭部と係合する十字形の駆動部4bを配した丸棒状の小径軸部4cと、この小径軸部4cの上部に配された六角柱の大径軸部4dとから構成される。また、このビット4は、前記駆動部4bの谷部に沿うように4等分された断面U字の溝4aがビット4の全長に渡って形成されており、この溝4aは、後述するエアの吸引経路となっている。前記六角柱の外周となる6面は、それぞれビット4の軸線と平行な面4eで構成される。
前記吸着パイプ3は、その内径が前記ビット4の前記小径軸部4cを挿通可能な寸法に設定される一方、その外径が大小の異なる寸法に設定されており、先端に薄肉中空軸および上端に肉厚中空軸が一体に形成される。このように、段付きのパイプ形状で構成された吸着パイプ3は、その軸方向の大半を前記薄肉中空軸が占め、この薄肉中空軸の外径は、前記ねじ90の頭径以下に設定されている。また、前記薄肉中空軸の先端内径には、テーパが設けられており、前記ねじ90の頭部に当接してもねじ90の頭部に傷が付かないように表面処理がなされている。一方、前記肉厚中空軸の外径は、前記ビット4の大径軸部4dである前記六角柱の断面に表れる六角形の内接円とほぼ等しい寸法に設定されており、肉厚中空軸の外周が前記六角柱の前記面4eからはみ出さないように構成される。
前記コイルばね6は、その内径が上述の吸着パイプ3の内径と同等の寸法に設定される一方、その外径が前記吸着パイプ3の前記肉厚中空軸の外径と同等の寸法に設定されている。
前記吸着パイプホルダ5は、下端から上端へ複数の穴が連通するように設けられており、これらの穴は、下端側から順に、前記吸着パイプ3の前記薄肉中空軸の外径にほぼ等しい寸法からなる先端穴5aと、前記コイルばね6の外径にほぼ等しい寸法からなる中間穴5bと、前記ビット4の六角柱に嵌合する六角形状の嵌合穴5cと、後述する駆動軸7に接続可能なタップ穴5dとから構成される。
前記駆動軸7は、その軸方向に延びる一端が開口した空洞穴7aを備えた丸棒とこの丸棒の上部に形成された六角棒7cとが一体となって構成される。前記丸棒の下部には、前記パイプホルダ5の前記タップ穴5dに螺入可能なおねじが形成される一方、丸棒の上部には、前記空洞穴7aに交差する抜き穴7bが設けられており、この抜き穴7bは、図3(B)に示すように前記空洞穴7aを介して前記ビット4の溝4aに連通するよう構成される。また、前記六角棒7cは、その外周にボール溝7dが配されており、このボール溝7dは、図2に示すように、前記出力軸11に配された鋼球11a,11aと嵌合可能に構成される。これにより、駆動軸7は、前記出力軸11に押し込むと抜け止めされるとともに、駆動軸11と一体になって回転できる。
ここで、ねじ締め工具1の組み付けについて説明する。まず、前記ビット4の前記小径軸部4cに前記コイルばね6および吸着パイプ3が順に挿通され、これらを組み込んだビット4が前記駆動部4b側から前記吸着パイプホルダ5に内挿される。これにより、前記吸着パイプ3の前記肉厚中空軸は、前記吸着パイプホルダ5の前記中間穴5b底面に当接するため、吸着パイプ3は、抜け止めされて吸着パイプホルダ5に支持される。また、前記ビット4の六角柱は、前記吸着パイプホルダ5の嵌合穴5cに嵌合しているため、ビット4および吸着パイプホルダ5が一体に回転する。前記駆動軸7のおねじは、前記吸着パイプホルダ5のタップ穴5dに螺入され、前記おねじの端面が前記ビット4の六角柱の端面に当接して前記ビット4を下方へ移動させる。これにより、前記ビット4の前記大径軸部4dの下端面が前記吸着パイプホルダ5の前記嵌合穴5cの底面に当接するまで押される。つまり、前記ビット4は、ねじ締め工具1の軸方向に位置決めされるとともに、前記六角柱が前記嵌合穴5cと嵌合しているため、前記吸着パイプホルダ5と一体に回転する。また、前記コイルばね6は、前記大径軸部4dの下端面および前記吸着パイプ3の前記肉厚中空軸の端面に挟み込まれるため、前記コイルばね6が付勢力され、前記肉厚中空軸下面と前記中間穴5bとの間に摩擦が生じる。この摩擦力により、前記吸着パイプ3は、ビット4および吸着パイプホルダ5とともに一体に回転する。つまり、本発明のねじ締め工具1は、前記ビット4、吸着パイプホルダ5、コイルばね6、吸着パイプ3が一体となって回転可能に構成される。
また、一端に前記モータ10が固定され他端に軸受け7eが配された固定金具8cと、一端に軸受け7fが配された固定金具8aと、この固定金具8aおよび前記固定金具8cに挟み込まれるように配された固定金具8bと、がそれぞれ一体に固定されている。また、前記固定金具8bの側方に接続された継ぎ手9が配されており、前記継ぎ手9の内部にはエアを送通可能な送通穴が形成されている。この継ぎ手9の送通穴は、前記駆動軸7の抜き穴7bに連通しており、継ぎ手9は、別途配置されたエアを吸引するエア吸引装置(図示せず)に接続される。
次に、本発明のねじ締め工具1の作用について説明する。ねじ締め工具1は、前記エア吸引装置の作動により、エアを前記吸着パイプ3の先端から吸引する。吸引されたエアは、前記ビット4の溝4aおよび前記吸着パイプ3の内壁面、前記吸着パイプホルダ5の内壁面等を経由して前記駆動軸7の空洞穴7aへと吸引される。また、このエアの吸引と同時に前記モータ10の前記出力軸11が回転するため、ねじ締め工具1は、前記ねじ90の締め付ける方向に回転する。このとき、前記ねじ90は、その頭部から前記吸着パイプ3の先端へ供給され、前記吸着パイプ3の前記テーパに当接して吸引される。このとき、前記ねじ90の頭部は、回転するビット4の前記駆動部4bに係合する。その後、前記モータ10は、ねじ締め完了まで作業者(図示せず)等により下方へ押さえつけ続けられる。また、上述したように前記吸着パイプ3は、前記薄肉中空軸の外径がねじ90の頭径以下に設定されているため、図4に示すような被締結物80に設けられたザグリ穴であっても、吸着パイプ3が被締結物80の表面に当接したりザグリ穴の内周面に触れることなくザグリ穴の奥方まで案内される。また、吸引するエアは、前記ねじ90の頭部と吸着パイプ3の先端とが当接して塞がれるため、ねじ締め工具1の内部に外部の埃等をほとんど進入させない。
以上説明したように、本発明のねじ締め工具1は、前記吸着パイプ3の前記薄肉中空軸の外径をねじ90の頭径以下に設定したため、被締結物80のザグリ穴径が前記ねじ90の頭径と変わらない寸法であっても、前記吸着パイプ3が前記ザグリ穴の表面に当接することなくザグリ穴の奥方まで進入できる。よって、狭いねじ締め箇所であっても確実にねじ90を締結物81のめねじに螺入できる利点がある。また、ねじ90の吸引状態において、吸着パイプ3の先端および吸引されたねじ90の頭部は、それぞれが当接しているため、吸着パイプ3周辺の埃等がねじ締め工具1の内部に吸引されることが従来に比べて極めて少なくなる。このため、エアの通過する経路は、長期間に渡り正常な状態が保たれ、安定したねじ90の吸引力を得られる利点もある。さらに、前記ビット4の前記溝4aを断面U字に形成したため、特許文献2に示す従来品のビットに比べて前記小径軸部4cの断面積が大きくなり、ねじ90の締め付けトルクによるビット4の破損を低減できる利点もある。また、前記吸着パイプ3は、前記ビット4と一体に回転するよう構成したため、吸着パイプ3の先端によってねじ90の頭部を傷付けることもない。また、吸引したねじ90は、その頭部を前記吸着パイプ3の先端に当接され保持されるため、このねじ90と係合するビット4の位置は、従来よりも下方に設定でき、さらに、前記吸着パイプ3の先端は、ねじ90の締結時において、被締結物80と当接することがないため、従来のように前記吸着パイプ3を大きく摺動させるクッション機構を必要としない。このため、ねじ締め工具1は、従来に比べて軸方向あるいは径方向の寸法をコンパクトにできる利点もある。
なお、本実施例において、前記ビット4の上端側および前記吸着パイプホルダ5の嵌合穴5cの形状をそれぞれ六角にしたが、前記ビット4と前記吸着パイプホルダ5とが一体に回転できるような嵌合形状であればよい。例えば、前記大径軸部4dを丸棒にして、丸棒の外周にビット4の軸線と平行に延びる面を一面備えた形状であっても同様の効果が得られることは言うまでもない。
1 ねじ締め工具(本発明)
3 吸着パイプ
4 ビット
4a 溝
4b 駆動部
4c 小径軸部
4d 大径軸部
5 吸着パイプホルダ
5a 先端穴
5b 中間穴
5c 嵌合穴
5d タップ穴
6 コイルばね
7 駆動軸
7a 空洞穴
7b 抜き穴
7c 六角棒
7d ボール溝
7e 軸受け
7f 軸受け
8a 固定金具
8b 固定金具
8c 固定金具
9 継ぎ手
10 モータ
11 出力軸
11a 鋼球
50 ねじ締め工具(従来品)
53 吸着パイプ
54 ビット
54a 溝
55 吸着パイプホルダ
55a 吸引孔
56 コイルばね
80 被締結物
81 締結物
90 ねじ

Claims (2)

  1. 所謂ねじに係合する駆動部を先端に形成した小径軸部およびこの小径軸部の上部に大径軸部を備えこれら小径軸部と大径軸部とを一体に形成するとともに全長に延びる溝を備えたビットと、このビットを内包する吸着パイプと、この吸着パイプを常時下方へ付勢するコイルばねと、このコイルばねおよび前記吸着パイプをそれぞれ内蔵し前記吸着パイプを摺動自在に支持する吸着パイプホルダと、この吸着パイプホルダに接続され前記溝と連通する空洞穴およびこの空洞穴に交差する抜き穴を備えた駆動軸とから構成され、前記大径軸部の外周に前記ビットの軸線と平行に延びる面を少なくとも1面配し、前記吸着パイプホルダに前記大径軸部と嵌合する嵌合穴を配し、前記吸着パイプの先端外径を前記ねじの頭径以下に設定してなることを特徴とするねじ締め工具。
  2. 前記ビットの溝を断面U字に形成したことを特徴とする請求項1に記載のねじ締め工具。
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