JP2013153365A - フィルタ回路 - Google Patents

フィルタ回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2013153365A
JP2013153365A JP2012013737A JP2012013737A JP2013153365A JP 2013153365 A JP2013153365 A JP 2013153365A JP 2012013737 A JP2012013737 A JP 2012013737A JP 2012013737 A JP2012013737 A JP 2012013737A JP 2013153365 A JP2013153365 A JP 2013153365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inductor
circuit
terminal
grounded
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012013737A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5865718B2 (ja
Inventor
Hitoshi Ebihara
均 海老原
Hiroshi Hara
浩史 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP2012013737A priority Critical patent/JP5865718B2/ja
Priority to US13/658,493 priority patent/US9306532B2/en
Publication of JP2013153365A publication Critical patent/JP2013153365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5865718B2 publication Critical patent/JP5865718B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/38Impedance-matching networks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/20Frequency-selective devices, e.g. filters
    • H01P1/201Filters for transverse electromagnetic waves
    • H01P1/203Strip line filters
    • H01P1/20327Electromagnetic interstage coupling
    • H01P1/20336Comb or interdigital filters
    • H01P1/20345Multilayer filters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H1/00Constructional details of impedance networks whose electrical mode of operation is not specified or applicable to more than one type of network
    • H03H1/0007Constructional details of impedance networks whose electrical mode of operation is not specified or applicable to more than one type of network of radio frequency interference filters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/46Networks for connecting several sources or loads, working on different frequencies or frequency bands, to a common load or source
    • H03H7/463Duplexers
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/16Printed circuits incorporating printed electric components, e.g. printed resistor, capacitor, inductor
    • H05K1/165Printed circuits incorporating printed electric components, e.g. printed resistor, capacitor, inductor incorporating printed inductors

Landscapes

  • Transceivers (AREA)
  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

【課題】所望の周波数特性を実現するフロントエンドモジュールの小型化を可能にする。
【解決手段】本フィルタ回路は、アンテナに接続する第1の端子と受信側回路に接続する第2の端子と送信側回路に接続する第3の端子とを有するフィルタ素子と、フィルタ素子の第1の端子と第3の端子との間に直列に接続される第1のインダクタと第2のインダクタと第3のインダクタと、第1のインダクタと第2のインダクタとの接続部に一端が接続され、他端が接地される第4のインダクタと、第2のインダクタと第3のインダクタとの接続部に一端が接続され、他端が接地される第5のインダクタとを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、無線通信機のフロントエンドモジュールにおけるフィルタ技術に関する。
無線通信機において、デュプレクサを含むフロントエンドモジュールは小形化が要求されている。小型化を実現するために、モジュールに搭載される部品を基板内に形成することがあるが、大きな素子値となるコンデンサやインダクタを、基板内に形成することは難しい。
例えば、従来、図1に示すようなフロントエンドモジュールが用いられていた。図1のフロントエンドモジュールでは、SAW(表面弾性波)デュプレクサ1001の、アンテナ(ANT)に接続される端子1には、インダクタL101(例えば2.2nH)の一端が接続され、このインダクタL101の他端は接地されている。また、SAWデュプレクサ1001の、送信側回路に接続される端子2には、インダクタL100(例えば4.9nH)の一端が接続され、このインダクタL100の他端は接地されている。SAWデュプレクサ1001の、受信側回路に接続される端子3と端子4との間には、インダクタL102(例えば8.2nH)とトランスT101の一次巻線とが並列に接続されている。トランスT101の二次巻線の一端は接地されており、他端は他の回路に接続されている。SAWデュプレクサ1001の端子5及び6は接地されている。インダクタL100及びL101は、マッチング用素子である。
このようなフロントエンドモジュールの周波数特性を図2に示す。図2では、横軸は周波数を表し、縦軸はゲインを表し、送信側の端子(TX)における周波数特性と、受信側の端子(RX)における周波数特性とを示す。ここで、例えば、無線通信機がアンテナを介してGPS(Global Positioning System)のためにおおよそ1.5GHzの帯域の信号と、無線通信の受信で使用するおおよそ2.11GHz乃至2.17GHzの帯域の信号とを受信したい場合を想定する。そうすると、図2において丸印で示した部分の送信側のゲインが高すぎ、減衰量が不足している。従って、送信側が発生するノイズが、受信側に伝わってしまうという問題がある。
なお、フロントエンドモジュールについて様々な従来技術が存在しているが、小型化と共にこのような問題を解決する技術は存在していない。
特開2005−23529号公報 WO2010/116776
従って、本発明の目的は、一側面によれば、所望の周波数特性を実現するフロントエンドモジュールの小型化を可能にするための技術を提供することである。
本発明に係るフィルタ回路は、(A)アンテナに接続する第1の端子と受信側回路に接続する第2の端子と送信側回路に接続する第3の端子とを有するフィルタ素子と、(B)フィルタ素子の第1の端子と第3の端子との間に直列に接続される第1のインダクタと第2のインダクタと第3のインダクタと、(C)第1のインダクタと第2のインダクタとの接続部に一端が接続され、他端が接地される第4のインダクタと、(D)第2のインダクタと第3のインダクタとの接続部に一端が接続され、他端が接地される第5のインダクタとを有する。
このようなインダクタ構成を採用すれば、第2、第4及び第5のインダクタについてはそのインダクタンス値は小さな値であっても所望の周波数帯で十分な減衰量を確保できるようになる。
なお、上記フィルタ回路において、第2のインダクタと第4のインダクタと第5のインダクタとが、フィルタ素子を搭載するセラミック基板内に形成されるようにしても良い。このようにすればより小型のフロントエンドモジュールが可能となる。
さらに、上記フィルタ回路が、第3のインダクタに並列に、又は第1のインダクタに並列に、キャパシタをさらに有するようにしても良い。このキャパシタの容量値を調整すれば、所望の周波数帯をさらに調整できるようになる。
また、上で述べたフィルタ素子は、表面弾性波フィルタである場合もある。
以下に述べる実施の形態の回路は回路例に過ぎず、様々な変形が可能である。
一側面によれば、所望の周波数特性を実現するフロントエンドモジュールの小型化が可能になる。
図1は、従来のフロントエンドモジュールの回路例を示す図である。 図2は、従来のフロントエンドモジュールの回路例についての周波数特性を示す図である。 図3は、フロントエンドモジュールの回路例を示す図である。 図4は、フロントエンドモジュールの回路例についての周波数特性を示す図である。 図5は、第1の実施の形態に係る回路例を示す図である。 図6Aは、Y−Δ変換を説明するための図である。 図6Bは、Y−Δ変換を説明するための図である。 図6Cは、Δ−Y変換を説明するための図である。 図6Dは、Δ−Y変換を説明するための図である。 図7は、第1の実施の形態に係る回路例の周波数特性を示す図である。 図8は、実装例を示す透視斜視図である。 図9は、実装基板の断面図である。 図10は、基板の第1層を示す図である。 図11は、基板の第2層を示す図である。 図12は、基板の第3層を示す図である。 図13は、基板の第4層を示す図である。 図14は、第2の実施の形態に係る回路例を示す図である。 図15は、第2の実施の形態に係る回路例の周波数特性を示す図である。 図16は、第2の実施の形態に係る変形例を示す図である。 図17は、第2の実施の形態に係る変形例の周波数特性を示す図である。 図18は、第2の実施の形態に係る第2の変形例を示す図である。 図19は、第2の実施の形態に係る第2の変形例の周波数特性を示す図である。 図20は、第2の実施の形態に係る第3の変形例を示す図である。 図21は、第2の実施の形態に係る第3の変形例の周波数特性を示す図である。
図1に示した回路では所望の周波数特性を得ることができないので、図3に示すように、SAWデュプレクサ1001の端子1と端子2とをインダクタL103(例えば150nH)で繋ぐことが考えられる。このような回路を用いれば図4に示すような周波数特性が得られる。図4の例は、図2と同様に、横軸は周波数を表し、縦軸はゲインを表し、送信側の端子(TX)における周波数特性と、受信側の端子(RX)における周波数特性とを示す。図4でも丸印で示すように、送信側の周波数特性において、1.5GHz帯と、2.11GHz乃至2.17GHz帯のゲインは十分に低下している。このように、インダクタL103のインダクタンス値などを調整すれば、所望の周波数帯で、受信側に悪影響を与えないようにゲインを低下させることができるようになる。しかしながら、このような形でインダクタL103を導入する場合には、インダクタンス値を、基板内に形成できるほどに小さな値にすると、所望の周波数帯において送信側の周波数特性を下げることができない。すなわち、インダクタL103を個別素子で実装せざるを得ず、フロンドエンドモジュールの大きさが大きくなってしまう。
そこで、所望の周波数特性を実現するフロントエンドモジュールの小型化を実現するため、以下のような実施の形態が考えられる。
[実施の形態1]
図5に、第1の実施の形態に係るフロントエンドモジュールの回路の一例を示す。SAWデュプレクサ101の、アンテナ(ANT)に接続される端子1には、インダクタL2(例えば2.2nH)の一端が接続され、このインダクタL2の他端はインダクタL5(例えば1.7nH)の一端及びインダクタL4(例えば0.27nH)の一端とに接続されている。インダクタL4の他端は、接地されている。
また、SAWデュプレクサ101の、送信側回路に接続される端子2には、インダクタL1(例えば4.9nH)の一端が接続され、このインダクタL1の他端は、インダクタL5の他端とインダクタL3(例えば0.68nH)の一端とに接続されている。インダクタL3の他端は接地されている。
また、SAWデュプレクサ101の、受信側回路に接続される端子3と端子4との間には、インダクタL6(例えば8.2nH)とトランスT1の一次巻線とが並列に接続されている。トランスT1の二次巻線の一端は接地されており、他端は他の回路に接続される。SAWデュプレクサ101の端子5及び6は接地されている。
このように、インダクタL1及びL2については、従来例と同じであるが、インダクタL3、L4及びL5が、150nHのインダクタの代わりに導入されている。しかし、インダクタL5のインダクタンス値は1.7nHであり、インダクタL3のインダクタンス値は0.68nHであり、インダクタL4のインダクタンス値は0.27nHである。このような小さなインダクタンス値であれば、セラミック基板(例えばLTCC:Low Temperature Co-fired Ceramics)内に実装することができ、小型化を図ることができる。
なお、Y−Δ変換及びその逆のΔ−Y変換というものが知られている。図6Aに示すように、インダクタがY字型に接続されている回路は、図6Bに示すように、インダクタが逆Δ型に接続されている回路が等価回路となる。逆に、図6Cに示すように、インダクタが逆Δ型に接続されている回路は、図6Dに示すように、インダクタがY字型に接続されている回路が等価回路となる。図3の回路におけるインダクタは図6Bに示すように接続されており、そうすると図6Aに示すような回路に変換される。図6Aの上側の2つのインダクタをそれぞれ2つのインダクタに分割すれば、図6Dに示すような回路になるので、図6Cに示すような回路が等価回路として得られる。この図6Cに示すような回路が図5の回路と同じ形を有している。なお、インダクタンス値については正確に等価回路となるように算出することになる。
図5に示した回路の周波数特性を図7に示す。図7において横軸は周波数を表し、縦軸はゲインを表し、送信側の端子(TX)における周波数特性と、受信側の端子(RX)における周波数特性とを示す。図4の場合とは多少異なる部分があるが、図7でも丸印で示すように、送信側の周波数特性において、1.5GHz帯と、2.11GHz乃至2.17GHz帯とで十分に減衰している。このようにすれば、GPSと無線通信の受信に用いる帯域で好ましい周波数特性を得ることができるようになる。
次に、実際にLTCC内にインダクタL3乃至L5を実装する場合の一例を示す。図8に、基板の透視斜視図を示す。基板は、LTCC部分Aと、プリント基板部分Bとを含む。LTCC部分Aの表面には、インダクタL1のための電極と、インダクタL2のための電極と、インダクタL6のための電極と、SAWデュプレクサ101のための8つの電極とが設けられている。図5では6つの端子を示していたが、グランドに接地される端子が増えているだけであるから、実質的には同じである。なお、透視斜視図でも示すように、LTCC部分A内部には、インダクタL1のための電極の下部に、インダクタL3が形成されており、インダクタL2の電極の下部付近にインダクタL4が形成されており、インダクタL3及びインダクタL4の間をつなぐラインによってインダクタL5が形成されている。
図9に、図8におけるXX’ラインの断面図を示す。このようにLTCC部分Aは、4つの電極層を有している。なお、縦の黒い部分は、異なる電極を繋ぐホールである。また、上から電極層をLayer1、Layer2、Layer3及びLayer4とする。
図10に、LTCC部分Aの表面であるLayer1を示す。図8でも示したように、SAWデュプレクサ101のための8つの電極と、インダクタL1、インダクタL2、インダクタL6のための電極が形成されている。
図11に、LTCC部分A内部のLayer2を示す。インダクタL4の一部と、インダクタL3の一部と、インダクタL3及びインダクタL4とを結ぶインダクタL5全体とが形成されている。
図12に、LTCC部分A内部のLayer3を示す。Layer3では、グランド部分と、インダクタL4の一部と、インダクタL3の一部とが形成されている。
図13に、LTCC部分AのLayer4を示す。この階層は全てグランドとなっている。
このように、インダクタL3、インダクタL4及びインダクタL5がLTCCの内部に形成されているので、フロントエンドモジュールの小型化が可能となっている。
[実施の形態2]
図5に示した回路で用いられるインダクタのインダクタンス値は、SAWデュプレクサ101の特性に応じて設定されている。従って異なるSAWデュプレクサ111を用いる場合には、異なるインダクタを用いることになる。図14に、本実施の形態におけるフロントエンドモジュールの回路例を示す。基本的な回路の形は図5と同様である。図14では、インダクタL1の代わりにインダクタL11(例えば4.7nH)を用い、インダクタL2の代わりにインダクタL12(例えば2.8nH)を用い、インダクタL3の代わりにインダクタL13(例えば0.5nH)を用い、インダクタL4の代わりにインダクタL14(例えば0.3nH)を用い、インダクタL5の代わりにインダクタL15(例えば0.9nH)を用い、インダクタL6の代わりにインダクタL16(例えば8nH)を用いる。
図15に、図14に示した回路の周波数特性を示す。図15において横軸は周波数を表し、縦軸はゲインを表し、送信側の端子(TX)における周波数特性と、受信側の端子(RX)における周波数特性とを示す。図15に示す周波数特性では、無線通信の受信側回路に影響を与えないようにするため、2.11GHz乃至2.17GHzあたりの帯域の減衰量は確保できている。一方、GPSのための1.5GHz帯付近に減衰量が多い部分はあるが、減衰量がピークとなる周波数は1.5GHzから少々ずれている。第1の実施の形態のようにインダクタのインダクタンス値を調整することも考えられるが、本実施の形態では、以下のような変形を加える。
すなわち、変形後の回路を図16に示す。SAWデュプレクサ111の、アンテナ(ANT)に接続される端子1には、インダクタL22(例えば2.8nH)の一端が接続され、このインダクタL22の他端はインダクタL25(例えば0.9nH)の一端及びインダクタL24(例えば0.3nH)の一端とに接続されている。インダクタL24の他端は、接地されている。
また、SAWデュプレクサ111の、送信側回路に接続される端子2には、インダクタL21(例えば4.7nH)の一端とキャパシタC1(例えば0.3pF)の一端とが接続され、このインダクタL21の他端及びキャパシタC1の他端は、インダクタL25の他端とインダクタL23(例えば0.5nH)の一端とに接続されている。インダクタL23の他端は接地されている。このようにインダクタL21とキャパシタC1とは並列に接続されている。
また、SAWデュプレクサ111の、受信側回路に接続される端子3と端子4との間には、インダクタL26(例えば8nH)とトランスT3の一次巻線とが並列に接続されている。トランスT3の二次巻線の一端は接地されており、他端は他の回路に接続されている。
このようにキャパシタC1を導入すると、図17に示すような周波数特性が得られる。図17において横軸は周波数を表し、縦軸はゲインを表し、送信側の端子(TX)における周波数特性と、受信側の端子(RX)における周波数特性とを示す。図17においてE及びFにより示すように、GPSのためのおおよそ1.5GHzの帯域及び無線通信の受信側の2.11GHz乃至2.17GHzあたりの帯域において、十分な減衰量を確保できるようになる。特に、1.5GHzの帯域で効果があるが、図15と比較すれば分かるように、2.11GHz乃至2.17GHzあたりの帯域の特性も変化するので、両方の帯域において所望の周波数特性を得るために、キャパシタC1の容量値を調整することになる。
H字型にインダクタが接続されており左右対称であるから、インダクタL21と並列にキャパシタC1を接続するのではなく、図18に示すように、インダクタL22と並列にキャパシタC2を接続するようにしても良い。この場合、図19に示すような周波数特性が得られる。図19において丸印G及びHで示すように、減衰量がピークとなる周波数は、図17に示した周波数特性とは異なっている。なお、キャパシタC2の容量を変化させることで、減衰量がピークとなる周波数を調整できる。
さらに、図20に示すように、インダクタL21と並列にキャパシタC1を接続した上で、インダクタL22にも並列にキャパシタC2を接続するようにしても良い。このようにすれば、図21に示すような周波数特性が得られる。図21でも、図17と同様に、所望の周波数帯域(図21の丸の部分)にて減衰量を確保できるようになっている。上でも述べたように、キャパシタC1及びC2の容量を変化させることで、減衰量がピークとなる周波数を調整できる。
以上本発明の実施の形態を説明したが、同様の効果を奏するように回路を変更することも可能であり、本発明は上で述べた実施の形態に限定されるものではない。
C キャパシタ
L インダクタ
T トランス
101,111,1001 SAWデュプレクサ

Claims (4)

  1. アンテナに接続する第1の端子と受信側回路に接続する第2の端子と送信側回路に接続する第3の端子とを有するフィルタ素子と、
    前記フィルタ素子の前記第1の端子と前記第3の端子との間に直列に接続される第1のインダクタと第2のインダクタと第3のインダクタと、
    前記第1のインダクタと前記第2のインダクタとの接続部に一端が接続され、他端が接地される第4のインダクタと、
    前記第2のインダクタと前記第3のインダクタとの接続部に一端が接続され、他端が接地される第5のインダクタと、
    を有するフィルタ回路。
  2. 前記第2のインダクタと前記第4のインダクタと前記第5のインダクタとが、前記フィルタ素子を搭載するセラミック基板内に形成されている
    請求項1記載のフィルタ回路。
  3. 前記第3のインダクタに並列に、又は前記第1のインダクタに並列に、キャパシタをさらに有する請求項1又は2記載のフィルタ回路。
  4. 前記フィルタ素子が、表面弾性波フィルタである
    請求項1乃至3のいずれか1つ記載のフィルタ回路。
JP2012013737A 2012-01-26 2012-01-26 フィルタ回路 Expired - Fee Related JP5865718B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012013737A JP5865718B2 (ja) 2012-01-26 2012-01-26 フィルタ回路
US13/658,493 US9306532B2 (en) 2012-01-26 2012-10-23 Filter circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012013737A JP5865718B2 (ja) 2012-01-26 2012-01-26 フィルタ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013153365A true JP2013153365A (ja) 2013-08-08
JP5865718B2 JP5865718B2 (ja) 2016-02-17

Family

ID=48869754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012013737A Expired - Fee Related JP5865718B2 (ja) 2012-01-26 2012-01-26 フィルタ回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9306532B2 (ja)
JP (1) JP5865718B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007142812A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複合rfモジュールパッケージ
JP2009021895A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Panasonic Corp アンテナ共用器とそれを用いた通信機器
JP2011114826A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Taiyo Yuden Co Ltd フィルタ、分波器、通信モジュール

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7012483B2 (en) * 2003-04-21 2006-03-14 Agile Materials And Technologies, Inc. Tunable bridge circuit
JP2005124139A (ja) 2003-09-25 2005-05-12 Murata Mfg Co Ltd 分波器、通信機
JP4294632B2 (ja) * 2005-10-26 2009-07-15 富士通メディアデバイス株式会社 弾性表面波装置
JP5237138B2 (ja) * 2009-01-27 2013-07-17 太陽誘電株式会社 フィルタ、デュープレクサ、通信モジュール
JP5088416B2 (ja) 2009-03-30 2012-12-05 株式会社村田製作所 弾性波フィルタ
JP5588838B2 (ja) * 2010-11-17 2014-09-10 太陽誘電株式会社 フィルタ回路、分波器およびrfモジュール
JP6017868B2 (ja) * 2011-11-04 2016-11-02 太陽誘電株式会社 分波器、フィルタ及び通信モジュール

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007142812A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複合rfモジュールパッケージ
JP2009021895A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Panasonic Corp アンテナ共用器とそれを用いた通信機器
US20100188165A1 (en) * 2007-07-13 2010-07-29 Hiroyuki Nakamura Antenna duplexer and communication apparatus employing the same
JP2011114826A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Taiyo Yuden Co Ltd フィルタ、分波器、通信モジュール
US20120274421A1 (en) * 2009-11-30 2012-11-01 Taiyo Yuden Co., Ltd. Filter, duplexer and communication module

Also Published As

Publication number Publication date
US20130194142A1 (en) 2013-08-01
JP5865718B2 (ja) 2016-02-17
US9306532B2 (en) 2016-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100643412B1 (ko) 프론트 엔드 모듈
US10128816B2 (en) High-frequency module
JP6183461B2 (ja) 高周波モジュール
EP2992606B1 (en) Coupled resonator on-die filters for wifi applications
JPWO2014168162A1 (ja) 高周波モジュール
US20150223319A1 (en) High frequency module
JP6455532B2 (ja) 高周波スイッチモジュール
JP6760515B2 (ja) 整合回路および通信装置
US20190220722A1 (en) Radio-frequency front end circuit, high-frequency signal processing circuit, and communication device
WO2018043206A1 (ja) Lcフィルタ、高周波フロントエンド回路および通信装置
US10491193B2 (en) Circuit for suppressing signals adjacent to a passband
WO2018225590A1 (ja) 高周波モジュール
JPWO2013069498A1 (ja) Lcフィルタ回路及び高周波モジュール
JP2017005477A (ja) ラダー型フィルタ、分波器およびモジュール
JP5865718B2 (ja) フィルタ回路
WO2010087305A1 (ja) デュプレクサモジュール
WO2017221548A1 (ja) 弾性波フィルタ装置
US10425061B1 (en) Wireless communication circuitry
KR20180104722A (ko) 탄성파 장치
JP4663770B2 (ja) 弾性波デバイス
US7795992B2 (en) Electrical circuit comprising a differential signal path and component with such a circuit
JP2013042477A (ja) 帯域阻止フィルタ
JP3615739B2 (ja) 積層部品
KR200390812Y1 (ko) 결합형 필터
JP2021072563A (ja) マルチプレクサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5865718

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees