JP2013151259A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】細溝の底壁面に亀裂が生ずるのを抑制する。
【解決手段】周方向主溝12によりトレッド踏面部11におけるタイヤ幅方向Hの端部にショルダーリブ13が区画されるとともに、該ショルダーリブ13に、タイヤ周方向に連続して延びる細溝14が形成された空気入りタイヤ1であって、細溝14の、タイヤ幅方向Hを向く両側壁面15、16のうち、タイヤ幅方向Hの内側に位置する内側壁面15には、タイヤ幅方向Hの内側に向けて張り出し、かつタイヤ周方向に連続して延びる張出部17が、該細溝14の底壁面18に連なるように設けられ、細溝14の底壁面18は、タイヤ径方向の内側に窪む窪み部21と、タイヤ径方向の外側に膨出する膨出部22と、がタイヤ周方向に交互に連設された形状をなしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤに関するものである。
従来から、ショルダーリブに偏摩耗が生ずるのを抑制するために、ショルダーリブに、タイヤ周方向に連続して延びる細溝を形成した空気入りタイヤが知られている。
近年では、細溝の底壁面に生ずる負荷を抑えるために、細溝の、タイヤ幅方向を向く両側壁面のうち、タイヤ幅方向の内側に位置する内側壁面に、タイヤ幅方向の内側に向けて張り出す張出部が、該細溝の底壁面に連なるように設けられた空気入りタイヤが知られている。
さらに、この種の空気入りタイヤにおいては、細溝内に進入した異物を排出させ易くしたり、あるいは細溝を画成する壁面に生ずる応力を抑制したりする等のために、例えば下記特許文献1に示されるように、細溝を画成する壁面のうち張出部に位置する部分等を、タイヤ幅方向に沿う断面視で曲線をなすように形成することが知られている。
再公表WO2008/111582号公報
しかしながら、前記従来の空気入りタイヤでは、細溝の底壁面に亀裂が生ずるのを抑制することに改善の余地があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、細溝の底壁面に亀裂が生ずるのを抑制することができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の空気入りタイヤは、周方向主溝によりトレッド踏面部におけるタイヤ幅方向の端部にショルダーリブが区画されるとともに、該ショルダーリブに、タイヤ周方向に連続して延びる細溝が形成された空気入りタイヤであって、前記細溝の、タイヤ幅方向を向く両側壁面のうち、タイヤ幅方向の内側に位置する内側壁面には、タイヤ幅方向の内側に向けて張り出し、かつタイヤ周方向に連続して延びる張出部が、該細溝の底壁面に連なるように設けられ、前記細溝のタイヤ幅方向に沿う断面視において、前記内側壁面と前記張出部との接続部分は、該細溝の内側に向けて突の曲線をなし、該細溝の底壁面に連なる前記張出部の内端部は、当該細溝の外側に向けて突の曲線をなし、前記張出部のうち、前記接続部分と前記内端部との間に位置する中間部は、当該細溝の外側に向けて突の曲線をなし、前記細溝の、タイヤ幅方向を向く両側壁面のうち、タイヤ幅方向の外側に位置する外側壁面と、該細溝の底壁面と、の連結部分は、タイヤ幅方向に沿う断面視において当該細溝の外側に向けて突の曲線をなし、前記細溝の底壁面は、タイヤ径方向の内側に窪む窪み部と、タイヤ径方向の外側に膨出する膨出部と、がタイヤ周方向に交互に連設された形状をなしていることを特徴とする。
この発明によれば、細溝の底壁面が、窪み部と膨出部とがタイヤ周方向に交互に連設された形状をなしているので、底壁面の剛性を高めることが可能になり、この底壁面に亀裂が生ずるのを確実に抑制することができる。
なお、ショルダーリブに細溝が形成されているので、ショルダーリブに偏摩耗が生ずるのを抑制することができ、また、細溝のタイヤ幅方向に沿う断面視において、内側壁面と張出部との接続部分が、該細溝の内側に向けて突の曲線をなしているので、細溝内に進入した異物を排出させ易くすることができる。
さらに、細溝の前記断面視において、張出部の内端部、張出部の中間部、および細溝の前記連結部分がそれぞれ、当該細溝の外側に向けて突の曲線をなしているので、細溝を画成する壁面に生ずる応力を抑えることが可能になり、この壁面に亀裂が生ずるのを抑制することができる。
ここで、前記膨出部の前記窪み部からの突出量は、前記トレッド踏面部から前記窪み部までの深さの0.2倍以下となってもよい。
この場合、膨出部の窪み部からの突出量が、トレッド踏面部から窪み部までの深さの0.2倍以下となっているので、細溝の底壁面を前述の形状にしたことで、張出部における内端部および中間部に生ずるひずみが大きくなるのを抑制することできる。
また、前記細溝の底壁面から、前記細溝における外側壁面と底壁面との連結部分、および前記張出部の内端部にそれぞれわたった部分は一体に、前記窪み部と前記膨出部とがタイヤ周方向に交互に連設された形状をなし、前記細溝のタイヤ幅方向に沿う断面視において、前記張出部の内端部、および前記細溝の連結部分の各曲率半径は、前記膨出部が位置する部分で、前記窪み部が位置する部分以上となっていてもよい。
この場合、細溝の前記断面視において、張出部の内端部、および細溝の前記連結部分の各曲率半径が、膨出部が位置する部分で窪み部が位置する部分以上となっているので、張出部の内端部、および細溝の前記連結部分それぞれにおいて膨出部が位置する部分に、高いひずみが生ずるのを抑制することが可能になり、細溝を画成する壁面に亀裂が生ずるのをより一層確実に抑えることができる。
さらに、前記張出部の、前記内側壁面からのタイヤ幅方向の内側に向けた張り出し量は、前記細溝のタイヤ径方向の外端部におけるタイヤ幅方向の大きさの1倍以上5倍以下となってもよい。
この場合、張出部の前記張り出し量が、細溝のタイヤ径方向の外端部におけるタイヤ幅方向の大きさより小さいと、ショルダーリブにおいて細溝よりタイヤ幅方向の内側に位置する部分に生ずる接地圧を低減させ難くなり、該部分が摩耗し易くなるおそれがあり、また、張出部の前記張り出し量を、細溝のタイヤ径方向の外端部におけるタイヤ幅方向の大きさの5倍より大きくすると、張出部の中間部付近に亀裂が生じ易くなるおそれがある。
さらに、前記トレッド踏面部から前記窪み部までの深さは、前記周方向主溝の深さの0.3倍以上1.5倍以下とされ、前記細溝のタイヤ径方向の外端部におけるタイヤ幅方向の大きさは、0.3mm以上5.0mm以下となってもよい。
この場合、前述の作用効果が確実に奏功される。
この発明に係る空気入りタイヤによれば、細溝の底壁面に亀裂が生ずるのを抑制することができる。
本発明に係る一実施形態として示した空気入りタイヤの要部断面図である。 図1のA−A線矢視断面図である。
以下、本発明に係る空気入りタイヤの一実施形態を、図1および図2を参照しながら説明する。
本実施形態の空気入りタイヤ1では、トレッド踏面部11に、タイヤ周方向の全長にわたって連続して延びる周方向主溝12が形成され、この周方向主溝12によりトレッド踏面部11におけるタイヤ幅方向Hの端部にショルダーリブ13が区画されるとともに、該ショルダーリブ13に、タイヤ周方向に連続して延びる細溝14が形成されている。
なお本実施形態の空気入りタイヤ1には、図示されない公知のビードコア、カーカスプライおよびスチールベルト等が埋設されている。
さらにトレッド踏面部11とは、空気入りタイヤ1が生産若しくは使用される地域毎の産業規格(例えば、日本国の「JATMA Year Book」、アメリカ合衆国の「TRA Year Book」、欧州の「ETRTO Standard Manual」等)に規定されている規定内圧・規定荷重でのトレッド部の接地面をいう。
細溝14の、タイヤ幅方向Hを向く両側壁面15、16のうち、タイヤ幅方向Hの内側に位置する内側壁面15には、タイヤ幅方向Hの内側に向けて張り出し、かつタイヤ周方向に連続して延びる張出部17が、該細溝14の、タイヤ径方向の外側を向く底壁面18に連なるように設けられている。
細溝14のタイヤ幅方向Hに沿う断面視において、内側壁面15と張出部17との接続部分は、該細溝14の内側に向けて突の曲線をなし、該細溝14の底壁面18に連なる張出部17の内端部は、当該細溝14の外側に向けて突の曲線をなし、張出部17のうち、前記接続部分と前記内端部との間に位置する中間部は、当該細溝14の外側に向けて突の曲線をなしている。
細溝14の両側壁面15、16のうち、タイヤ幅方向Hの外側に位置する外側壁面16と、該細溝14の底壁面18と、の連結部分は、タイヤ幅方向Hに沿う断面視において当該細溝14の外側に向けて突の曲線をなしている。
そして、内側壁面15、張出部17の中間部、張出部17の内端部、底壁面18、および外側壁面16は、細溝14の前記断面視において段差なく滑らかに連なっている。また、前記接続部分と張出部17の前記中間部とは、タイヤ幅方向Hの外側から内側に向かうに従い漸次タイヤ径方向の外側から内側に向けて延在している。
なお、細溝14のタイヤ幅方向Hに沿う断面視において、前記接続部分の曲率半径R1は、例えば約1.0mm〜12.0mmとされ、張出部17の中間部の曲率半径R3は、例えば約1.5mm〜4.0mmとなっている。
張出部17の、内側壁面15からのタイヤ幅方向Hの内側に向けた張り出し量Lは、細溝14のタイヤ径方向の外端部におけるタイヤ幅方向Hの大きさWの1倍以上5倍以下となっている。また、細溝14のタイヤ径方向の外端部におけるタイヤ幅方向Hの大きさWは、0.3mm以上5.0mm以下となっている。
そして本実施形態では、細溝14の底壁面18が、タイヤ径方向の内側に窪む窪み部21と、タイヤ径方向の外側に膨出する膨出部22と、がタイヤ周方向に交互に連設された波打ち形状をなしている。底壁面18は、そのタイヤ径方向の位置を変化させながらタイヤ周方向に沿って延在している。
なお、底壁面18のタイヤ径方向に沿う位置の、タイヤ周方向の全周にわたった平均に対して、膨出部22はタイヤ径方向の外側に位置し、窪み部21はタイヤ径方向の内側に位置している。この平均に対する膨出部22のタイヤ径方向の外側に向けた膨出量、および窪み部21のタイヤ径方向の内側に向けた窪み量は、タイヤ周方向に沿う位置ごとで異ならせてもよい。
図示の例では、タイヤ周方向に沿う断面視において、膨出部22はタイヤ径方向の外側に向けて突の曲面状に形成され、窪み部21は、平坦面若しくはタイヤ径方向の内側に向けて曲面をなして窪んでいる。膨出部22および窪み部21それぞれのタイヤ周方向の大きさは互いに同等になっている。膨出部22と窪み部21とは段差なく滑らかにタイヤ周方向に連なっている。
さらに本実施形態では、細溝14の底壁面18から、細溝14の前記連結部分、および張出部17の内端部にそれぞれわたった部分が一体に、窪み部21と膨出部22とがタイヤ周方向に交互に連設された波打ち形状をなしている。そして、細溝14のタイヤ幅方向Hに沿う断面視において、張出部17の内端部、および細溝14の前記連結部分の各曲率半径が、膨出部22が位置する部分R2´、R4´で、窪み部21が位置する部分R2、R4以上となっている。なお、張出部17の内端部のうち窪み部21が位置する部分の曲率半径R2は、例えば約1.0mm〜6.0mmとされ、細溝14の前記連結部分のうち窪み部21が位置する部分の曲率半径R4は、例えば約2.0mm〜16.0mmとなっている。
膨出部22の窪み部21からの突出量Dは、トレッド踏面部11から窪み部21までの深さd1の0.2倍以下となっている。図示の例では、膨出部22の窪み部21からの突出量Dは、張出部17のタイヤ径方向の外端から窪み部21までの深さd2の0.2倍以下となっている。また、タイヤ周方向で互いに隣り合う膨出部22同士および窪み部21同士の各ピッチ間隔は、前述の突出量Dと同等になっている。
また、トレッド踏面部11から窪み部21までの深さd1は、周方向主溝12の深さFの0.3倍以上1.5倍以下となっている。
以上説明したように、本実施形態による空気入りタイヤ1によれば、細溝14の底壁面18が、窪み部21と膨出部22とがタイヤ周方向に交互に連設された形状をなしているので、底壁面18の剛性を高めることが可能になり、この底壁面18に亀裂が生ずるのを確実に抑制することができる。
なお、ショルダーリブ13に細溝14が形成されているので、ショルダーリブ13に偏摩耗が生ずるのを抑制することができ、また、細溝14のタイヤ幅方向Hに沿う断面視において、前記接続部分が、該細溝14の内側に向けて突の曲線をなしているので、細溝14内に進入した異物を排出させ易くすることができる。
さらに、細溝14の前記断面視において、張出部17の内端部、張出部17の中間部、および細溝14の前記連結部分がそれぞれ、当該細溝14の外側に向けて突の曲線をなしているので、細溝14を画成する壁面に生ずる応力を抑えることが可能になり、この壁面に亀裂が生ずるのを抑制することができる。
また、膨出部22の窪み部21からの突出量Dが、トレッド踏面部11から窪み部21までの深さd1の0.2倍以下となっているので、細溝14の底壁面18を波打ち形状にしたことで、張出部17における内端部および中間部に生ずるひずみが大きくなるのを抑制することできる。
さらに、細溝14のタイヤ幅方向Hに沿う断面視において、張出部17の内端部、および細溝14の前記連結部分の各曲率半径が、膨出部22が位置する部分R2´、R4´で、窪み部21が位置する部分R2、R4以上となっているので、張出部17の内端部、および細溝14の前記連結部分それぞれにおいて膨出部22が位置する部分に、高いひずみが生ずるのを抑制することが可能になり、細溝14を画成する壁面に亀裂が生ずるのをより一層確実に抑えることができる。
また、張出部17の前記張り出し量Lが、細溝14のタイヤ径方向の外端部におけるタイヤ幅方向Hの大きさWの1倍以上5倍以下となっているので、ショルダーリブ13に偏摩耗が生じ易くなったり、張出部17の中間部付近に亀裂が生じ易くなったりするのを防ぎつつ、前述の作用効果を奏功させることができる。
さらに、トレッド踏面部11から窪み部21までの深さd1が、周方向主溝12の深さFの0.3倍以上1.5倍以下とされ、細溝14のタイヤ径方向の外端部におけるタイヤ幅方向Hの大きさWが、0.3mm以上5.0mm以下となっているので、前述の作用効果が確実に奏功される。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば前記実施形態では、張出部17の内端部、および細溝14の前記連結部分の各曲率半径が、膨出部22が位置する部分R2´、R4´で、窪み部21が位置する部分R2、R4以上としたが、膨出部22が位置する部分R2´、R4´で、窪み部21が位置する部分R2、R4より小さくしてもよい。
また、前述した数値範囲は、前記実施形態に限らず適宜変更してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
次に、以上説明した作用効果についての検証試験を実施した。
実施例1〜4として、前述した空気入りタイヤ1おいて、膨出部22の窪み部21からの突出量D、および膨出部22が位置する部分での前述した各曲率半径R2´、R4´を異ならせた4種類の空気入りタイヤ1を採用し、従来例として、細溝14の底壁面18がタイヤ周方向の全周にわたって平滑面とされた空気入りタイヤを採用した。
全ての空気入りタイヤについて、サイズを295/75R22.5とし、前述した曲率半径R3を約2.5mmとし、窪み部21が位置する部分での前述した各曲率半径R2、R4をそれぞれ、約2.5mm、約4.0mmとし、実施例1〜4の空気入りタイヤ1では、トレッド踏面部11から窪み部21までの深さd1を約14mmとし、従来例の空気入りタイヤでは、トレッド踏面部11から底壁面18までの深さを約14mmとした。
そして、これらの各空気入りタイヤに規定内圧・規定荷重をかけたときに、張出部の内端部、および張出部の中間部に生ずるひずみ、並びに細溝14の底壁面18に生ずるひずみをそれぞれ測定した。
得られた測定結果は、従来例の空気入りタイヤで得られた測定結果を100とした指数で評価した。
結果を表1に示す。
なお、この表において、張出部のひずみ、および底壁部のひずみの各欄では、数値が小さい程、ひずみが低いことを表している。
Figure 2013151259
この結果、実施例1〜4の空気入りタイヤ1では、従来例の空気入りタイヤと比べて、張出部の内端部、および張出部の中間部に生ずるひずみの増大を抑えつつ、細溝の底壁面に生ずるひずみを抑制できることが確認された。
細溝の底壁面に亀裂が生ずるのを抑制することができる。
1 空気入りタイヤ
11 トレッド踏面部
12 周方向主溝
13 ショルダーリブ
14 細溝
15 内側壁面
16 外側壁面
17 張出部
18 底壁面
21 窪み部
22 膨出部
H タイヤ幅方向

Claims (5)

  1. 周方向主溝によりトレッド踏面部におけるタイヤ幅方向の端部にショルダーリブが区画されるとともに、該ショルダーリブに、タイヤ周方向に連続して延びる細溝が形成された空気入りタイヤであって、
    前記細溝の、タイヤ幅方向を向く両側壁面のうち、タイヤ幅方向の内側に位置する内側壁面には、タイヤ幅方向の内側に向けて張り出し、かつタイヤ周方向に連続して延びる張出部が、該細溝の底壁面に連なるように設けられ、
    前記細溝のタイヤ幅方向に沿う断面視において、前記内側壁面と前記張出部との接続部分は、該細溝の内側に向けて突の曲線をなし、該細溝の底壁面に連なる前記張出部の内端部は、当該細溝の外側に向けて突の曲線をなし、前記張出部のうち、前記接続部分と前記内端部との間に位置する中間部は、当該細溝の外側に向けて突の曲線をなし、
    前記細溝の、タイヤ幅方向を向く両側壁面のうち、タイヤ幅方向の外側に位置する外側壁面と、該細溝の底壁面と、の連結部分は、タイヤ幅方向に沿う断面視において当該細溝の外側に向けて突の曲線をなし、
    前記細溝の底壁面は、タイヤ径方向の内側に窪む窪み部と、タイヤ径方向の外側に膨出する膨出部と、がタイヤ周方向に交互に連設された形状をなしていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 請求項1記載の空気入りタイヤであって、
    前記膨出部の前記窪み部からの突出量は、前記トレッド踏面部から前記窪み部までの深さの0.2倍以下となっていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. 請求項1または2に記載の空気入りタイヤであって、
    前記細溝の底壁面から、前記細溝における外側壁面と底壁面との連結部分、および前記張出部の内端部にそれぞれわたった部分は一体に、前記窪み部と前記膨出部とがタイヤ周方向に交互に連設された形状をなし、
    前記細溝のタイヤ幅方向に沿う断面視において、前記張出部の内端部、および前記細溝の連結部分の各曲率半径は、前記膨出部が位置する部分で、前記窪み部が位置する部分以上となっていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤであって、
    前記張出部の、前記内側壁面からのタイヤ幅方向の内側に向けた張り出し量は、前記細溝のタイヤ径方向の外端部におけるタイヤ幅方向の大きさの1倍以上5倍以下となっていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤであって、
    前記トレッド踏面部から前記窪み部までの深さは、前記周方向主溝の深さの0.3倍以上1.5倍以下とされ、
    前記細溝のタイヤ径方向の外端部におけるタイヤ幅方向の大きさは、0.3mm以上5.0mm以下となっていることを特徴とする空気入りタイヤ。
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