JP2013150954A - 海水淡水化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】海水淡水化装置の逆浸透膜を、簡素な構成で洗浄可能とする。
【解決手段】本発明は、海水から塩分を除去して淡水を取り出す海水淡水化装置100であって、海水を吸い込んで吐出する水圧ポンプ1と、水圧ポンプ1から吐出された圧縮海水の一部が通過する際に塩分を除去して淡水化する逆浸透膜5と、逆浸透膜5を通過して淡水化された透過水が溜められる透過水タンク9と、水圧ポンプ1から吐出された圧縮海水の圧力を、当該圧縮海水が逆浸透膜5を通過可能な圧力と比較して小さくなるように調整可能な流量制御弁11とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、海水から塩分を除去した淡水を取り出す海水淡水化装置に関するものである。
従来から、水圧ポンプによって加圧された海水を、塩分を除去する逆浸透膜に送り、淡水を取り出す海水淡水化装置が用いられている。
特許文献1には、ポンプによって海水に圧力をかけて逆浸透膜を通過させることで淡水化する海水淡水化装置における逆浸透膜の洗浄方法が開示されている。この逆浸透膜の洗浄方法では、逆浸透膜に付着した付着物を分解及び除去するために、海水にアルカリ性薬剤や酸性薬剤を供給している。
特開2011−115712号公報
しかしながら、特許文献1のような従来の海水淡水化装置にあっては、逆浸透膜に付着した付着物を分解するためにアルカリ性や酸性の薬剤を用いるため、原水のpH値を測定するpH計や、原水のpH値に応じて中和剤を供給する中和剤供給部などが必要であった。そのため、逆浸透膜を洗浄するための構成が複雑であった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、簡素な構成で逆浸透膜を洗浄可能とすることを目的とする。
本発明は、海水から塩分を除去して淡水を取り出す海水淡水化装置であって、海水を吸い込んで吐出する水圧ポンプと、前記水圧ポンプから吐出された圧縮海水の一部が通過する際に塩分を除去して淡水化する逆浸透膜と、前記逆浸透膜を通過して淡水化された透過水が溜められる透過水タンクと、前記水圧ポンプから吐出された圧縮海水の圧力を、当該圧縮海水が前記逆浸透膜を通過可能な圧力と比較して小さくなるように調整可能な圧力調整機構と、を備えることを特徴とする。
本発明では、圧力調整機構によって水圧ポンプから吐出された圧縮海水の圧力が逆浸透膜を通過可能な圧力と比較して小さく調整された場合、透過水タンクに溜められた透過水が逆流して逆浸透膜を正浸透する。この透過水の正浸透によって、逆浸透膜に付着した不純物を除去することができる。したがって、逆浸透膜に供給される圧縮海水の圧力を調整するだけで逆浸透膜を洗浄できるため、簡素な構成で逆浸透膜を洗浄することができる。
本発明の第一の実施の形態に係る海水淡水化装置の構成図である。 図1の海水淡水化装置において逆浸透膜を洗浄する場合の水の流れを説明する図である。 発電機の拡大図である。 本発明の第二の実施の形態に係る海水淡水化装置の構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
(第一の実施の形態)
まず、図1から図3を参照して、本発明の第一の実施の形態に係る海水淡水化装置100の全体構成について説明する。
海水淡水化装置100は、海水から塩分を除去して淡水を取り出す装置である。海水淡水化装置100は、図1及び図2に示すように、海水を吸い込んで吐出する水圧ポンプ1と、水圧ポンプ1から吐出された海水の一部が通過する際に塩分を除去して淡水化する逆浸透膜5と、水圧ポンプ1を回転駆動する駆動モータ10と、逆浸透膜5を通過して淡水化された透過水が溜められる透過水タンク9とを備える。
水圧ポンプ1は、海水を逆浸透膜5に供給する供給通路3に設けられ、加圧した海水を逆浸透膜5へ吐出する。水圧ポンプ1の回転軸(図示省略)は、駆動モータ10の駆動軸(図示省略)に連結される。
逆浸透膜5は、水を通す一方、塩類など水以外の不純物を透過させない性質を持つ濾過膜である。逆浸透膜5の上流には、水圧ポンプ1から吐出された海水が導かれる上流側室6が設けられる。逆浸透膜5の下流には、下流側室7が設けられる。下流側室7は、淡水を貯水可能な透過水タンク9に透過水取出通路8を介して連結される。
上流側室6には、供給通路3と、逆浸透膜5によって濾過されなかった圧縮海水を還流する排出通路4とが連結される。排出通路4は、供給通路3と比較して下流の位置にて上流側室6と連結される。これにより、供給通路3から上流側室6に供給された圧縮海水のうち、逆浸透膜5によって濾過されなかった圧縮海水は、排出通路4を通じて還流される。
逆浸透膜5は、塩類濃度が高い水と塩類濃度の低い水とを仕切った場合に、浸透圧の差によって塩類濃度が低い方から高い方へと水が正浸透する性質を有する。また、逆浸透膜5は、塩類濃度の高い水に圧力をかけ、その圧力が浸透圧の差を超えた場合に、塩類濃度が高い方から低い方へと逆浸透する性質を有する。
逆浸透膜5は、水圧ポンプ1から吐出された海水が導かれる上流側室6と、逆浸透膜5を通過した透過水が流れ込む下流側室7とを仕切るものである。そのため、上流側室6の圧縮海水の圧力が比較的小さいうちは、下流側室7の透過水が逆浸透膜5を正浸透して上流側室6へ流れるが、上流側室6の圧縮海水の圧力が浸透圧の差と比較して大きくなると、上流側室6の海水が逆浸透膜5を逆浸透して下流側室7へ流れることとなる。
透過水タンク9は、逆浸透膜5を通過して下流側室7に流れ込み透過水取出通路8を通じて導かれた透過水を貯留するタンクである。透過水タンク9の底面には、透過水取出通路8の先端部が当接する。透過水取出通路8には、透過水タンク9の底面に沿って孔や切欠きなどが形成され、そこから透過水の出入りを可能としている。
海水淡水化装置100は、水圧ポンプ1と逆浸透膜5との間の供給通路3に設けられる流量制御弁11と、逆浸透膜5と透過水タンク9との間の透過水取出通路8に設けられる発電機15と、駆動モータ10の回転等を制御するコントローラ20とを備える。
流量制御弁11は、供給通路3の流路面積を拡縮して圧縮海水の流量を無段階に調整可能な弁装置である。流量制御弁11は、水圧ポンプ1から吐出された圧縮海水の流量を絞って、圧縮海水の圧力を低下させることが可能である。この流量制御弁11が、圧力調整機構に該当する。
なお、流量制御弁11として、水圧ポンプ1から吐出された圧縮海水が通過可能なポジションと、圧縮海水の流れを遮断するポジションとの二つのポジションを有する切換弁を用いてもよい。この場合、切換弁が圧縮海水の流れを遮断するポジションに切り換えられると、逆浸透膜5への圧縮海水の供給が停止される。
発電機15は、透過水の流れによって回転駆動されて発電するものである。発電機15は、透過水取出通路8内の透過水の流れによって回転する水車15aと、水車の回転によって発電する発電部16とを備える。
発電機15は、透過水が透過水取出通路8をいずれの方向に流れた場合にも発電が可能である。発電機15は、透過水が流れた方向に対応した信号をコントローラ20に出力する。
水車15aは、図3に示すように、その先端部が透過水取出通路8の内壁面8aから離間して当接しないように設けられる。これにより、水車15aの回転の抵抗によって透過水の流れをせき止めることが防止される。
発電部16は、水車15aの回転による運動エネルギを電気エネルギに変換するものである。発電部16は、水圧ポンプ1を駆動する駆動モータ10やコントローラ20に電源を供給する電源装置(図示省略)に発電した電気を送る。これにより、発電部16によって発電された電気を使用して、駆動モータ10やコントローラ20を駆動することができる。したがって、海水淡水化装置100の省エネルギ化が可能である。
コントローラ20は、海水淡水化装置100の制御を行うものであり、CPU(中央演算処理装置)、ROM(リードオンリメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、及びI/Oインターフェース(入出力インターフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。RAMはCPUの処理におけるデータを記憶し、ROMはCPUの制御プログラム等を予め記憶し、I/Oインターフェースは接続された機器との情報の入出力に使用される。CPUやRAMなどをROMに格納されたプログラムに従って動作させることによって海水淡水化装置100の制御が実現される。
コントローラ20は、流量制御弁11の開度を制御する流量制御部21と、発電機15が回転駆動される方向に基づいて透過水の流れる方向を判定する浸透方向判定部22とを備える。
流量制御部21は、流量制御弁11のソレノイドバルブに信号を送り、流量制御弁11を開閉制御するものである。流量制御部21は、逆浸透膜5の洗浄を行うときに、流量制御弁11の開度を調整し、水圧ポンプ1から吐出された圧縮海水の圧力を、当該圧縮海水が逆浸透膜5を通過可能な圧力と比較して小さくなるように調整する。ここでいう圧縮海水が逆浸透膜5を通過可能な圧力は、上流側室6と下流側室7との浸透圧の差よりも大きな圧力である。
浸透方向判定部22は、発電機15が回転駆動される方向に基づいて、水圧ポンプ1から吐出された圧縮海水の一部が逆浸透膜5を逆浸透しているか、又は透過水が逆流して逆浸透膜5を正浸透しているかを判定する。この浸透方向判定部22の判定の結果をランプやブザーなどの報知部(図示省略)によって報知可能とすることで、海水淡水化装置100が海水を淡水化しているのか、又は逆浸透膜5を洗浄しているのかを外部に知らせることができる。
次に、図1及び図2を参照して、海水淡水化装置100の作用について説明する。
まず、図1を参照して、海水淡水化装置100が海水を淡水化する場合について説明する。
水圧ポンプ1は、駆動モータ10によって回転駆動され、海水を汲み上げる。水圧ポンプ1から吐出された圧縮海水は、供給通路3を通じて上流側室6に供給される。上流側室6に供給された圧縮海水は、供給通路3から排出通路4に向かって、逆浸透膜5に沿って流れる。
水圧ポンプ1の吐出圧によって上流側室6内の水圧が上昇すると、圧縮海水の一部が逆浸透膜5を通過する。このとき、逆浸透膜5は、海水中の塩類などの不純物を透過させないで濾過する。逆浸透膜5によって濾過された透過水は、下流側室7から透過水取出通路8を通じて取り出され、透過水タンク9に貯水される。これにより、海水から塩類などの不純物を除去して淡水を精製することができる。
上流側室6では、供給通路3から排出通路4に向けて圧縮海水が常に流れているため、不純物の滞留が防止される。また、上流側室6内では、圧縮海水が逆浸透膜5に沿って流れるため、逆浸透膜5に不純物が付着することが防止される。
逆浸透膜5によって濾過されなかった圧縮海水は、上流側室6から排出通路4を通じて海水中に還流される。
次に、図2を参照して、海水淡水化装置100が逆浸透膜5を洗浄する場合について説明する。
コントローラ20の流量制御部21からの指令によって、流量制御弁11が供給通路3の流路面積を絞ると、逆浸透膜5に導かれる圧縮海水の流量が減少する。これにより、上流側室6内の水圧は低下する。
上流側室6内の水圧が、上流側室6と下流側室7との浸透圧の差よりも小さくなると、下流側室7内の透過水が逆浸透膜5を正浸透し、上流側室6に流れ込む。これにより、透過水タンク9から透過水取出通路8を通じて透過水が吸い上げられ、下流側室7へと導かれることとなる。
このとき、透過水タンク9から逆流してきた透過水が通過することによって、逆浸透膜5に付着していた不純物が除去される。よって、逆浸透膜5に供給される圧縮海水の圧力を低下させるだけで逆浸透膜を洗浄することができる。したがって、簡素な構成で逆浸透膜5を洗浄することができる。
また、透過水取出通路8の先端部は、透過水タンク9の底面に当接しており、透過水タンク9の底面に沿って形成された孔や切欠きなどから透過水が出入りする。よって、透過水タンク9に貯留された透過水を最大限に吸い上げることが可能であるため、逆浸透膜5の洗浄中に透過水が不足することを防止できる。
逆浸透膜5を洗浄した透過水は、逆浸透膜5によって濾過されなかった圧縮海水とともに、排出通路4を通じて海水中に還流される。
以上の第一の実施の形態によれば、以下に示す効果を奏する。
流量制御弁11によって水圧ポンプ1から吐出された圧縮海水の圧力が逆浸透膜5を通過可能な圧力と比較して小さく調整された場合、透過水タンク9に溜められた透過水が逆流して逆浸透膜5を正浸透する。この透過水の正浸透によって、逆浸透膜5に付着した不純物を除去することができる。したがって、逆浸透膜5に供給される圧縮海水の圧力を調整するだけで逆浸透膜5を洗浄できるため、簡素な構成で逆浸透膜5を洗浄することができる。
また、コントローラ20は、発電機15が回転駆動される方向に基づいて、水圧ポンプ1から吐出された圧縮海水の一部が逆浸透膜5を逆浸透しているか、又は透過水が逆流して逆浸透膜5を正浸透しているかを判定する浸透方向判定部22を備える。この浸透方向判定部22の判定の結果をランプやブザーなどによって報知可能とすることで、海水淡水化装置100が海水を淡水化しているのか、又は逆浸透膜5を洗浄しているのかを外部に知らせることができる。
(第二の実施の形態)
以下、図4を参照して、本発明の第二の実施の形態に係る海水淡水化装置200について説明する。なお、第二の実施の形態では、前述した第一の実施の形態と同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
第二の実施の形態では、流量制御弁11を用いないで逆浸透膜5を洗浄可能とする点で、第一の実施の形態とは相違する。
コントローラ20は、駆動モータ10に供給される電流を調整することによって駆動モータ10の出力を調整するモータ出力制御部23を備える。
モータ出力制御部23は、逆浸透膜5の洗浄を行うときに、駆動モータ10の出力を調整して圧縮海水の圧力を低下させることが可能である。このモータ出力制御部23が、圧力調整機構に該当する。モータ出力制御部23が駆動モータ10を停止させて逆浸透膜5への圧縮海水の供給を停止するようにしてもよい。
モータ出力制御部23からの指令によって、駆動モータ10の出力が低下すると、逆浸透膜5に導かれる圧縮海水の流量が減少する。これにより、上流側室6内の水圧は低下する。
上流側室6内の水圧が、上流側室6と下流側室7との浸透圧の差よりも小さくなると、下流側室7内の透過水が逆浸透膜5を正浸透し、上流側室6に流れ込む。これにより、透過水タンク9から透過水取出通路8を通じて透過水が吸い上げられ、下流側室7へと導かれることとなる。
このとき、透過水タンク9逆流してきた透過水の流れによって、逆浸透膜5に付着していた不純物が除去される。よって、逆浸透膜5に供給される圧縮海水の圧力を低下させるだけで逆浸透膜を洗浄することができる。したがって、簡素な構成で逆浸透膜5を洗浄することができる。
以上の第二の実施の形態によれば、第一の実施の形態と同様に、逆浸透膜5に供給される圧縮海水の圧力を調整するだけで逆浸透膜5を洗浄できるため、簡素な構成で逆浸透膜5を洗浄することができる。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
例えば、海水を淡水化する装置だけでなく、逆浸透膜5を用いる他の水処理システムにも本発明を適用することが可能である。
100,200 海水淡水化装置
1 水圧ポンプ
3 供給通路
4 排出通路
5 逆浸透膜
9 透過水タンク
10 駆動モータ
11 流量制御弁
15 発電機
20 コントローラ
21 流量制御部
22 浸透方向判定部
23 モータ出力制御部

Claims (5)

  1. 海水から塩分を除去して淡水を取り出す海水淡水化装置であって、
    海水を吸い込んで吐出する水圧ポンプと、
    前記水圧ポンプから吐出された圧縮海水の一部が通過する際に塩分を除去して淡水化する逆浸透膜と、
    前記逆浸透膜を通過して淡水化された透過水が溜められる透過水タンクと、
    前記水圧ポンプから吐出された圧縮海水の圧力を、当該圧縮海水が前記逆浸透膜を通過可能な圧力と比較して小さくなるように調整可能な圧力調整機構と、を備えることを特徴とする海水淡水化装置。
  2. 前記圧力調整機構は、前記水圧ポンプと前記逆浸透膜との間に設けられ、圧縮海水の流量を絞って圧力を低下させる流量制御弁であることを特徴とする請求項1に記載の海水淡水化装置。
  3. 前記水圧ポンプを回転駆動する駆動モータを更に備え、
    前記圧力調整機構は、前記駆動モータの出力を調整して圧縮海水の圧力を低下させるモータ出力制御部であることを特徴とする請求項1に記載の海水淡水化装置。
  4. 前記逆浸透膜と前記透過水タンクとの間に設けられ、透過水の流れによって回転駆動されて発電する発電機を更に備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の海水淡水化装置。
  5. 前記発電機が回転駆動される方向に基づいて、前記水圧ポンプから吐出された圧縮海水の一部が前記逆浸透膜を逆浸透しているか、又は透過水が逆流して前記逆浸透膜を正浸透しているかを判定する浸透方向判定部を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の海水淡水化装置。
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