JP2013149587A - ワイヤハーネスの止水部形成方法、止水材及びワイヤハーネス - Google Patents

ワイヤハーネスの止水部形成方法、止水材及びワイヤハーネス Download PDF

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Abstract

【課題】止水材の取り扱い性を向上させることができ、各電線間に止水材を確実かつ効率よく充填させることができるワイヤハーネスの止水部形成方法、止水材及びワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】複数の電線31が束ねられた電線束33の所定位置における各電線31を上下方向にばらして配索する工程と、上下にばらされた各電線31をテープ状に成形された柔軟性を有する固形の止水材19で被覆する工程と、止水材19を加熱加圧手段23で外側から加熱しながら加圧して滴下しない流動性が生じた止水材19を各電線31間に含浸させる工程と、止水材19を含浸させた複数の電線31を収束させると共に止水シートを巻き付けて止水部を形成する工程と、を備えるワイヤハーネス11の止水部形成方法。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、自動車に搭載される電子・電気機器間に配索されるワイヤハーネスの止水部形成方法、止水材及びワイヤハーネスに関する。
従来より、自動車のエンジンルームから車室内ヘワイヤハーネスを配索するためにグロメットが使用されている。このグロメットは、エンジンルームと車室内を仕切るパネルにワイヤハーネスを貫通させるもので、このグロメットのワイヤハーネス貫通部は、通常、止水処理が施される。
この種の止水処理方法として、例えば特許文献1に開示されるワイヤハーネスの止水部形成方法がある。
このワイヤハーネスの止水部形成方法は、図13に示すように、まず、複数の電線501が束ねられた電線束503の所定位置の両側を、止水部形成治具505のU字部が大きめの一対の大型支持具507で支持し、それらの内側の電線束503をU字部が小さめの一対の小型支持具509で保持することで、上下方向にほぐして展開させる。
次に、このほぐされて広げられた各電線501の間に止水材としての液体状のシリコン511を塗布した後で、図14(a)に示すように、各電線501を収束させると共に、シリコン511を塗布した部分が乾いた後でその部分に止水シート513を巻き付けて覆う。次に、図14(b)に示すように、この止水シート513の両端にテープ515を巻き付けることにより、ワイヤハーネス517の所定位置に図14(c)に示す止水部519が形成される。この止水部519を、グロメットのワイヤハーネス貫通部に嵌合することで、ワイヤハーネス貫通部は止水処理される。
特開2005−71790号公報
しかしながら、上記した従来のワイヤハーネス517の止水部形成方法は、広げた電線501間に塗布するシリコン511が液体であるため、シリコン511を均等に塗布するために高価な塗布設備が必要となる。また、液体のシリコン511は、その粘度変化(温度、劣化)によって塗布した状態が変わってしまい、均等に付着せず、止水性能が安定しないという問題があった。
従来使用している液状の止水材は、大気中の湿気、温度によって固化する物が多く、密閉容器の開封後に使用期限が来てしまうと廃棄となってしまう。また、液体であるため、処理時に垂れ落ちて他の部品に付着して、導通不良等の問題を引き起こす虞があり、止水材の取り扱いが難しかった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、止水材の取り扱い性を向上させることができ、各電線間に止水材を確実かつ効率よく充填させることができるワイヤハーネスの止水部形成方法、止水材及びワイヤハーネスを提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 複数の電線が束ねられた電線束の所定位置における各電線を上下方向にばらして配索する工程と、上下にばらされた前記各電線をテープ状に成形された柔軟性を有する固形の止水材で被覆する工程と、前記止水材を加熱加圧手段で外側から加熱しながら加圧して滴下しない流動性が生じた前記止水材を前記各電線間に含浸させる工程と、前記止水材を含浸させた複数の前記電線を収束させると共に止水シートを巻き付けて止水部を形成する工程と、を備えることを特徴とするワイヤハーネスの止水部形成方法。
上記(1)の構成のワイヤハーネスの止水部形成方法によれば、止水材が、テープ状に成形された柔軟性を有する固形なので、単位面積当たり均等な量が電線に付着可能となる。固形の止水材は、大気中の湿気や常温によって反応することがなく、使用期限切れ等による廃棄が発生しない。また、固形の止水材は、加熱時に流動性が生じても滴下が生じないので、他部品への付着が生じにくい。更に、固形の止水材は、冷却後にも柔軟性を有するので、ゴム製グロメット等の変形にも追従変形して部材間に隙間の生じない水密構造の維持が可能となる。テープ状に成形された固形の止水材は、切断して所望の材料長や材料幅に容易に形成して付着量が調節できるので、高価な塗布設備の必要がない。
(2) 複数の電線が束ねられた電線束の所定位置を複数の電線列に振り分け、それぞれの電線列における各電線を上下方向にばらして配索する工程と、振り分けられたそれぞれの前記電線列における前記各電線をテープ状に成形された柔軟性を有する固形の止水材で被覆する工程と、前記止水材を加熱加圧手段で外側から加熱しながら加圧して滴下しない流動性が生じた前記止水材をそれぞれの前記電線列における前記各電線間に含浸させる工程と、前記止水材を含浸させたそれぞれの前記電線列における複数の前記電線を収束させると共に止水シートを巻き付けて止水部を形成する工程と、を備えることを特徴とするワイヤハーネスの止水部形成方法。
上記(2)の構成のワイヤハーネスの止水部形成方法によれば、止水材が、テープ状に成形された柔軟性を有する固形なので、単位面積当たり均等な量が電線に付着可能となる。固形の止水材は、大気中の湿気や常温によって反応することがなく、使用期限切れ等による廃棄が発生しない。また、固形の止水材は、加熱時に流動性が生じても滴下が生じないので、他部品への付着が生じにくい。更に、固形の止水材は、冷却後にも柔軟性を有するので、ゴム製グロメット等の変形にも追従変形して部材間に隙間の生じない水密構造の維持が可能となる。テープ状に成形された固形の止水材は、切断して所望の材料長や材料幅に容易に形成して付着量が調節できるので、高価な塗布設備の必要がない。更に、複数の電線を複数列にそれぞれ振り分けて止水処理を施すことにより、電線の本数が多い大径の電線束でも止水部を簡単且つ確実に形成できる。
(3) 上記(1)または(2)の構成のワイヤハーネスの止水部形成方法であって、粘着性を有する前記止水材の一方の面を剥離紙で覆ったものを用い、上下方向にばらされた各電線を前記止水材の他方の面で貼り合わせた後に、前記剥離紙を貼り付けたままの状態で前記加熱加圧手段で外側から加熱しながら加圧して前記各電線間に前記止水材を溶融させて含浸させることを特徴とするワイヤハーネスの止水部形成方法。
上記(3)の構成のワイヤハーネスの止水部形成方法によれば、剥離紙を貼り付けたままの状態で加熱加圧手段により外側から加熱しながら加圧してそれぞれの電線間に固形の止水材を溶融させて含浸させることにより、溶けた止水材が加熱加圧手段に付着することがなく、作業性が向上する。また、粘着性を有する止水材を含浸させた複数の電線を収束させる際、電線と止水材及び止水材同士が触れて密着することで、電線と止水材との間や止水材間の隙間も確実に埋めることができる。
(4) 上記(1)または(2)の構成のワイヤハーネスの止水部形成方法であって、上下方向にばらされた電線1本ずつに前記止水材を巻き付けた後に、前記加熱加圧手段で外側から加熱しながら加圧して前記各電線間に前記止水材を溶融させて含浸させることを特徴とするワイヤハーネスの止水部形成方法。
上記(4)の構成のワイヤハーネスの止水部形成方法によれば、電線1本ずつにテープ状の止水材を巻き付けた状態で加熱加圧手段により外側から加熱しながら加圧してそれぞれの電線間に固形の止水材を溶融させて含浸させることにより、各電線間の隙間を確実に埋めることができる。
(5) 複数の電線が束ねられた電線束の所定位置における各電線を上下方向にばらして展開させ、このばらした前記各電線間に止水材を含浸した後で、複数の前記電線を収束させると共に止水シートを巻き付けて止水部を形成するワイヤハーネスの止水部形成方法に用いる止水材であって、テープ状に成形された常温で柔軟性及び自己融着性を備えた固形とされ、ばらした前記各電線に貼り合わされた後、加熱加圧手段で加熱されながら加圧されることにより滴下しない流動性を生じて前記各電線間に含浸されることを特徴とする止水材。
上記(5)の構成の止水材によれば、常温での貼着作業時、止水材はテープ状に成形された柔軟性及び自己融着性を備えた固形(ゲル)とされているので、止水材同士以外の電線や手指等に貼り付くことなく止水材を電線に容易に貼り合わせることができる。加熱により止水材を各電線間に含浸させる際には、滴下しない程度の流動性を生じるので、他部品に付着することなく良好な含浸が可能となる。
また、止水材は、加熱後に再び固形となっても柔軟性及び自己融着性は備える。そこで、グロメット等の弾性止水部材に追従した変形が可能となり、弾性止水部材との間に止水性能を低下させる隙間が生じ難い。また、自己融着性を有する止水材を含浸させた複数の電線を収束させる際、止水材同士が触れて密着することで、電線と止水材との間や止水材間の隙間も確実に埋めることができる。
(6) 上記(5)の構成の止水材であって、
一方の面が剥離紙で被覆され、他方の面がばらした前記各電線に貼り合わされた後、前記剥離紙を介して加熱加圧手段で加熱されながら加圧されることにより滴下しない流動性を生じて前記各電線間に含浸されることを特徴とする止水材。
上記(6)の構成の止水材によれば、常温での貼着作業時、自己融着性を備えた止水材の一方の面が剥離紙で被覆されているので、手指等にべた付くことなく他方の面を電線に容易に貼り合わせることができる。また、止水材を各電線間に含浸させる為に加熱する際も、剥離紙を介して加熱しながら加圧することで、加熱加圧手段にべた付くことなく止水材に流動性を生じさせることができる。
(7) 上記(1)〜(4)のいずれか1つのワイヤハーネスの止水部形成方法で形成された止水部を備えることを特徴とするワイヤハーネス。
上記(7)の構成のワイヤハーネスによれば、止水部となる各電線間に止水材が安定して含浸されるので、グロメット等の弾性止水部材が装着されたパネルの貫通孔から車室内への浸水を確実に防止することができる信頼性の高いワイヤハーネスを得ることができる。
(8) 上記(7)に記載のワイヤハーネスと、
前記電線束が挿通されて前記止水部が配置される貫通部を有するグロメットと、
を備え、
前記貫通部に、大径に形成された収納部が設けられ、前記電線束の前記止水部が前記収納部に収納されていることを特徴とするワイヤハーネスの止水処理構造。
上記(8)の構成のワイヤハーネスの止水処理構造によれば、電線同士及び電線−貫通部間を隙間なく高い止水効果で止水するとともに、止水部に常軌を逸した圧力が付与される場合を排して止水部に適度な圧力を付与することができる。
本発明に係るワイヤハーネスの止水部形成方法、止水材及びワイヤハーネスによれば、止水材の取り扱い性を向上させることができ、複数の電線間に止水材を確実かつ効率よく充填させることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の第1実施形態に係るワイヤハーネスの止水部を形成する際に、電線束を成す複数の電線を左右2列に振り分けて上下にばらして配索した状態を示す斜視図である。 図1の左右2列に振り分けて上下にばらした電線に、剥離紙の付いた止水材を貼り合わせた状態を示す斜視図である。 図2の上下にばらした電線に剥離紙の付いた止水材を貼り合わせた状態を示す横断面図である。 図2の左右2列に振り分けて上下にばらした電線に貼り合わせた止水材を剥離紙を介して加熱加圧手段で加熱して加圧する状態を示す斜視図である。 図4の左右2列に振り分けて上下にばらした各電線間に止水材を含浸させた後でそれぞれの電線列における電線を収束させた状態を示す平面図である。 図5の左右2列の収束させた電線を更に一つに収束させて止水材を含浸させた部分を示す平面図である。 図6の止水材を含浸させた部分に止水シートを巻き付けた状態を示す平面図である。 図7の止水シートの両端にテープを巻き付けて止水部を形成させた状態を示す平面図である。 止水材を加熱して加圧する際に用いる加熱加圧手段の正面図である。 ワイヤハーネスの止水部をグロメットのワイヤハーネス貫通部に嵌合した状態を示す縦断面図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係るワイヤハーネスの止水部を形成する際に、上下にばらした電線の1本ずつに止水材を巻き付けた状態を示す要部斜視図であり、(b)は(a)の電線に巻き付けた止水材を加熱加圧手段で加熱して加圧する状態を示す横断面図である。 (a)は図11(b)の上下にばらした各電線間に止水材を含浸させた後、電線を収束させた状態を示す横断面図であり、(b)は(a)の止水材を含浸させた部分に止水シートを巻き付けた状態を示す横断面図である。 従来のワイヤハーネスの止水部を形成する際に電線束を成す複数の電線を上下にばらして展開させた状態を示す斜視図である。 (a)は図13の電線束の各電線に止水材を含浸させた部分に止水シートを巻き付ける状態を示す斜視図、(b)は(a)の止水シートの両端にテープを巻き付ける状態を示す斜視図、(c)は従来のワイヤハーネスの止水部を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るワイヤハーネスにおける、左右2列の収束させた電線を更に一つに収束させて止水材を含浸させた部分を示す平面図である。 図15の止水材を含浸させた部分に止水シートを巻き付けた状態を示す平面図である。 本発明の第3実施形態を説明するワイヤハーネスの止水部をグロメットのワイヤハーネス貫通部に挿通した状態を示す縦断面図である。 電線間の隙間に止水材が無い状態の電線の断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図10に示すように、自動車のエンジンルームと車室内を仕切るパネル(いずれも図示省略)にワイヤハーネス11を貫通させるグロメット13のワイヤハーネス貫通部15には、ワイヤハーネス11の所定位置に形成された止水部17が嵌合されて止水処理されるようになっている。
図1〜図4に示すように、本実施形態に係るワイヤハーネス11に止水部17を形成する際には、止水部形成治具21と、止水材19と、加熱加圧手段23とをそれぞれ使用する。
図1、図2及び図4に示すように、本実施形態に係る止水部形成治具21は、ワイヤハーネス11を構成する電線束33の両側を保持する間隔が大きめなU字状の保持部を有した一対の大型保持具35を有する。また、止水部形成治具21は、この一対の大型保持具35の間の電線束33の複数の電線31を左右2列に振り分けて上下(縦)方向にばらしながら展開させる細長く間隔が小さめなU字状の小型保持具37を、左右のそれぞれに前後一対ずつ合計4つ備えている。これら大型保持具35と小型保持具37とは、高さ方向の位置が調整できるようになっている。
本実施形態の止水材19は、加熱溶融性を有する。本明細書において、加熱溶融性とは、所定温度に加熱されることで、滴下しない流動性を生じることを言う。図2及び図3に示すように、止水材19は、テープ状に成形された常温で柔軟性及び自己融着性を備えた固形(ゲル)とされる。自己融着性を備えた止水材19は、自身の粘着面(界面)同士を合わせることによってのみ貼り合わすことができる。止水材19は、一方の面25が剥離紙27で被覆され、他方の面29がばらした各電線31に貼り合わされた後、剥離紙27を介して加熱加圧手段23で加熱されながら加圧されることにより滴下しない流動性を生じて各電線31間に含浸される。なお、本発明に係る止水材としては、自己融着性を備えた止水材19に限らず、通常の粘着性を備えた止水材を用いることもできる。
図4及び図9に示すように、加熱加圧手段23は、一対のホルダー39と、これらホルダー39の相対向する面に取り付けられた加熱加圧プレート41とを備えている。加熱加圧プレート41は、例えば90℃に温められて滴下しない流動性が生じた状態に止水材19を溶融することができるようになっている。
次に、ワイヤハーネス11の所定位置に止水部17を形成する工程を、図1〜図8に沿って順に説明する。
先ず、図1に示すように、これから形成しようとする止水部17の位置(電線束33の所定位置)の近傍に位置する電線束33の両側を一対の大型保持具35で保持する。これと同時に、電線束33の複数の電線31を左右2列の電線列43にそれぞれ均等に振り分け、この左右2列の電線列43における複数の電線31を前後一対の小型保持具37で縦(上下方向)にばらして1本ずつ一列にそれぞれ配索する。
次に、図2及び図3に示すように、左右2列の電線列43に均等に振り分けられて縦に1本ずつ並ぶようにばらされた電線31をテープ状に成形された柔軟性を有する固形の止水材19で被覆する。即ち、それぞれの電線列43における複数の電線31の左右両側には、一対の止水材19の他方の面29が、その自己融着性で電線31に対して左右から挟むようにしてそれぞれ貼り合わされる。この際に、止水材19の一方の面25には剥離紙27を剥がすことなく、貼り付けたままの状態にしておく。そこで、貼着作業時、自己融着性を備えた一対の止水材19は、手指等にべた付くことなく他方の面29同士が電線31を挟んで容易に貼り合わせられる。
次に、図4に示すように、右列の電線列43に縦に1本ずつ並ぶようにばらされた複数の電線31の両面に貼り付けられた一対の止水材19を加熱加圧手段23の一対のホルダー39の加熱加圧プレート41で止水材19の一方の面25に貼り付けられた剥離紙27の上から加熱しながら加圧する。これにより、右列の電線列43に縦に1本ずつ並ぶようにばらされた各電線31間に、滴下しない流動性が生じた状態に溶けた止水材19を含浸させる。この右列の電線列43に溶けた止水材19を含浸させた後は、左列の電線列43も同様にして、加熱加圧手段23で滴下しない流動性が生じた状態に溶かした止水材19を各電線31間に含浸させる。これにより、各電線31間に止水材19を確実に且つ効率良く含浸させることができる。この際、剥離紙27を介して加熱しながら加圧することで、加熱加圧プレート41にべた付くことなく止水材19に流動性を生じさせることができる。
次に、図5に示すように、止水材19から剥離紙27を剥がした後、止水材19を含浸させた左右2列の電線31を折り畳み積層して左右の電線小束45に収束させる。
次に、図6に示すように、左右の電線小束45を更に収束させて一つの電線束33にする。止水材19は、常温でも自己融着性があるため、冷却後に左右の電線小束45を収束させて一つにする際、止水材19同士が触れて密着することで、電線31と止水材19との間や止水材19間の隙間も確実に埋めることができる。
この状態より、図7に示すように、電線束33の止水材19を含浸させた部分の周りにエチレン・プロピレンゴム製の止水シート49を巻き付ける。
この後、図8に示すように、この止水シート49の両端にテープ51をそれぞれ巻き付けることにより、ワイヤハーネス11の所定位置に止水部17が形成される。このワイヤハーネス11の止水部17を、図10に示すように、ゴム製のグロメット13のワイヤハーネス貫通部15に密接状態で嵌合することで、ワイヤハーネス貫通部15は止水処理される。
この様な電線束33の所定位置に止水部17を備えたワイヤハーネス11によれば、電線束33の各電線31間に止水材19が安定して含浸されているので、グロメット13が装着されたパネルの貫通孔から車室内への浸水を確実に防止でき、止水性能の信頼性を高めることができる。
上述したように、本実施形態のワイヤハーネス11の止水部形成方法によれば、止水材19が、テープ状に成形された柔軟性及び自己融着性を有する固形なので、単位面積当たり均等な量が電線31に付着可能となる。固形の止水材19は、大気中の湿気や常温によって反応することがなく、使用期限切れ等による廃棄が発生しない。
本実施形態に係る固形の止水材19は、加熱時に流動性が生じても滴下が生じないので、他部品への付着が生じにくい。更に、テープ状に成形された固形の止水材19の一方の面25に剥離紙27を貼り付けたものを用いるため、従来のような液体状の止水材と比べ、作業中に作業者の手に溶けた止水材19が付着し難く、止水材19の取り扱い性を向上させることができる。
また、固形の止水材19は、冷却後にも柔軟性を有するので、グロメット13の変形にも追従変形して部材間に隙間の生じない水密構造の維持が可能となる。更に、テープ状に成形された固形の止水材19は、切断して所望の材料長や材料幅に容易に形成して付着量が調節できるので、高価な塗布設備の必要がない。
更に、本実施形態のワイヤハーネス11の止水部形成方法によれば、複数の電線31を左右2列にそれぞれ振り分けて止水処理を施すことにより、電線31の本数が従来に比べて多い大径の電線束33でも止水部17を簡単且つ確実に形成できる。
また、止水材19は、加熱後に再び固体状となっても柔軟性は備えるので、グロメット13等の弾性止水部材に追従した変形が可能となり、弾性止水部材との間に止水性能を低下させる隙間が生じにくく、長期間に渡る水密構造の維持が可能となる。
従って、本実施形態に係るワイヤハーネス11の止水部形成方法、止水材19及びワイヤハーネス11によれば、止水材19の取り扱い性を向上させることができ、各電線31間に止水材19を確実かつ効率よく充填させることができる。
なお、上記した実施形態によれば、上下方向にばらされた電線31の両側に、テープ状に成形された固形の止水材19をその自己融着性により電線31を挟むようにして二つ貼り合わせたが、上下方向にばらされた電線31の周囲を一巡するように一つの止水材19を貼り合わせたり、上下方向にばらされた電線31の上側の部分と下側の部分を二つの止水材19を逆U字状とU字状に折り曲げて貼り合わせたりしてもよい。
(第2実施形態)
更に、図11(a)に示すように、上下方向にばらされた電線31の1本ずつにテープ状に成形された柔軟性を有する固形の止水材19を巻きつけて被覆してもよい。
そして、図11(b)に示すように、縦に1本ずつ並ぶように整列された複数の電線31の両側を加熱加圧手段23の一対のホルダー39の加熱加圧プレート41で加熱しながら加圧する。これにより、縦に1本ずつ並ぶようにばらされた各電線31に巻き付けられた止水材19が、滴下しない流動性が生じた状態に溶融する。これにより、各電線31間に止水材19を確実に且つ効率良く含浸させることができる。
次に、図12(a)に示すように、止水材19を含浸させた縦1列の複数の電線31を電線束46に収束させる。止水材19は、常温でも自己融着性があるため、冷却後に電線束46を収束させる際、止水材19同士が触れて密着することで、電線31と止水材19との間や止水材19間の隙間も確実に埋めることができる。
この状態より、図12(b)に示すように、電線束46の止水材19を含浸させた部分の周りに止水シート49を巻き付け固定することにより、ワイヤハーネス11の所定位置に止水部18が形成される。
また、上記実施形態では、電線束33の複数の電線31を縦にばらす際に、左右2列均等に振り分けたが、均等でなくてもよく、更に、1列でも3列以上に振り分けてもよい。
なお、本発明のワイヤハーネスの止水部形成方法、止水材及びワイヤハーネスは、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。
なお、第1実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
図15は、本発明の第3実施形態に係るワイヤハーネスにおける、左右2列の収束させた電線を更に一つに収束させて止水材を含浸させた部分を示す平面図である。図16は、図15の止水材を含浸させた部分に止水シートを巻き付けた状態を示す平面図である。図17は、第3実施形態を説明するワイヤハーネスの止水部をグロメットのワイヤハーネス貫通部に挿通した状態を示す縦断面図である。図18は、電線間の隙間に止水材が無い状態の電線の断面図である。
図17に示すように、第3実施形態では、グロメット13のワイヤハーネス貫通部15に、収納部15Aが形成されている。この収納部15Aは、ワイヤハーネス貫通部15における他の部分よりも大径の筒状に形成されており、この収納部15A内に、上述した第1実施形態で説明した止水処理が施されたワイヤハーネス11の止水部17が収納可能とされている。第3実施形態でのワイヤハーネス11に止水処理を施す方法は、第1実施形態と比して、ワイヤハーネス11をグロメット13に挿通する工程が異なる。すなわち、この工程にて、止水材22で止水処理を施したワイヤハーネス11をグロメット13のワイヤハーネス貫通部15へ挿通させて止水部17をワイヤハーネス貫通部15の収納部15Aに収納させる。
上述した第1実施形態では、各電線31間に止水材19を確実かつ効率よく充填させることができる止水処理構造について説明した。しかしながら、グロメット13のワイヤハーネス貫通部15に挿通した際に外周側から過剰な圧力に止水部17が付与されると、電線31同士が近接して止水材19が電線31間の隙間から押し出され、止水材19による止水効果が弱まってしまう虞がある(図18の接触箇所32)。
そこで、第3実施形態では、ワイヤハーネス貫通部15に形成される収納部15Aの内径を好ましいものに適宜調整することにより、グロメット13のワイヤハーネス貫通部15に挿通した際に外周側から止水部17に付与される圧力が適度なものとなるようにする。具体的には、止水部17が収納されていない状態の収納部15Aの内径は、止水部17の外径よりも小さく、且つ、収納部15Aに止水部17が収納された際に止水材19が電線31間の隙間から押し出されない程度に大きい。
第3実施形態では、このように内径が形成された収納部15Aと、第1実施形態にてその構造を説明した止水部17と、を協働させることにより、電線31同士及び電線31−ワイヤハーネス貫通部15間を隙間なく高い止水効果で止水するとともに、止水部17に常軌を逸した圧力が付与される場合を排して止水部17に適度な圧力を付与することができる。
次に、収納部15Aを有するグロメット13を用いた場合の止水処理方法について説明する。
次に、ワイヤハーネス11の所定位置に止水部17を形成する工程を図15及び図16を参照して説明する。ここでは、第1実施形態にて説明した一連の工程と異なる工程を説明する。
図5に示すように、止水材19を含浸させた左右2列の電線31を折り畳み積層して左右の電線小束45に収束させた後、図15に、左右の電線小束45を更に収束させて一つの電線束33にする。尚、この工程までに、止水材19は、グロメット13の収納部15Aに収容されることを想定して、収納部15Aの内部を満たす程度の量が電線31に貼られているようにする。このとき、止水材19は、常温でも自己融着性があるため、冷却後に左右の電線小束45を収束させて一つにする際、止水材19同士が触れて密着することで、電線31と止水材19との間や止水材19間の隙間も確実に埋めることができる。
この状態より、図16に示すように、電線束33の止水材19を含浸させた部分の周りにエチレン・プロピレンゴム製の止水シート49を巻き付ける。止水材19が電線束33表面よりも隆起しているため、止水シート49もまた、止水材19が位置する箇所において隆起している。この後、図8に示すように、この止水シート49の両端にテープ51をそれぞれ巻き付けることにより、ワイヤハーネス11の所定位置に止水部17が形成される。
このワイヤハーネス11の止水部17を、図17に示すように、ゴム製のグロメット13のワイヤハーネス貫通部15における収納部15Aに密接状態で嵌合することで、ワイヤハーネス貫通部15は止水処理される。
ここで、止水部17は、収納部15Aに収納されることで、ワイヤハーネス貫通部15に過度に圧迫されることはない。
ところで、収納部15Aが設けられていないワイヤハーネス貫通部15にワイヤハーネス11を挿通して止水部17をワイヤハーネス貫通部15に配置させると、止水部17には、ワイヤハーネス貫通部15によって過度に圧迫され得ることとなる。すると、この圧迫によって止水部17では、電線31間から止水材19が押し出され、止水効果が低減するおそれがある。
これに対して、第3実施形態では、止水部17が収納部15Aに収納されることで、止水部17は、ワイヤハーネス貫通部15で過度に圧迫されることはなく、したがって、止水部17では、適正な圧力で止水材19が互いに融着した状態に維持され、各電線31の周囲に止水材19が残った状態となり、良好な止水効果を得ることができる。
このように、第3実施形態では、各電線31に巻き付けた止水材19同士を互いに融着させて一体化させることで、電線31同士を隙間なく高い止水効果で止水することができる。
また、この止水材19同士が融着した止水部17は、グロメット13のワイヤハーネス貫通部15に設けられた収納部15Aに収納されるので、グロメット13のワイヤハーネス貫通部15に挿通しても外周側から過度の大きな圧力などの負荷が付与されることはない。したがって、電線31間から止水材19が押し出されてなくならず、良好な止水状態を維持することができる。
また、電線31への止水材19の巻き付け箇所は、ワイヤハーネス貫通部15に通した際に、収納部15Aに収納可能な位置に特定されるので、止水材19を広範囲に巻き付けることが不要となる。したがって、止水材19の使用量の削減及び止水材19の巻き付け箇所の省スペース化を図ることができる。
11…ワイヤハーネス
17…止水部
19…止水材
23…加熱加圧手段
25…一方の面
27…剥離紙
29…他方の面
31…電線
33…電線束
43…電線列
49…止水シート

Claims (8)

  1. 複数の電線が束ねられた電線束の所定位置における各電線を上下方向にばらして配索する工程と、
    上下にばらされた前記各電線をテープ状に成形された柔軟性を有する固形の止水材で被覆する工程と、
    前記止水材を加熱加圧手段で外側から加熱しながら加圧して滴下しない流動性が生じた前記止水材を前記各電線間に含浸させる工程と、
    前記止水材を含浸させた複数の前記電線を収束させると共に止水シートを巻き付けて止水部を形成する工程と、を備えることを特徴とするワイヤハーネスの止水部形成方法。
  2. 複数の電線が束ねられた電線束の所定位置を複数の電線列に振り分け、それぞれの電線列における各電線を上下方向にばらして配索する工程と、
    振り分けられたそれぞれの前記電線列における前記各電線をテープ状に成形された柔軟性を有する固形の止水材で被覆する工程と、
    前記止水材を加熱加圧手段で外側から加熱しながら加圧して滴下しない流動性が生じた前記止水材をそれぞれの前記電線列における前記各電線間に含浸させる工程と、
    前記止水材を含浸させたそれぞれの前記電線列における複数の前記電線を収束させると共に止水シートを巻き付けて止水部を形成する工程と、を備えることを特徴とするワイヤハーネスの止水部形成方法。
  3. 請求項1または請求項2記載のワイヤハーネスの止水部形成方法であって、
    粘着性を有する前記止水材の一方の面を剥離紙で覆ったものを用い、上下方向にばらされた各電線を前記止水材の他方の面で貼り合わせた後に、前記剥離紙を貼り付けたままの状態で前記加熱加圧手段で外側から加熱しながら加圧して前記各電線間に前記止水材を溶融させて含浸させることを特徴とするワイヤハーネスの止水部形成方法。
  4. 請求項1または請求項2記載のワイヤハーネスの止水部形成方法であって、
    上下方向にばらされた電線1本ずつに前記止水材を巻き付けた後に、前記加熱加圧手段で外側から加熱しながら加圧して前記各電線間に前記止水材を溶融させて含浸させることを特徴とするワイヤハーネスの止水部形成方法。
  5. 複数の電線が束ねられた電線束の所定位置における各電線を上下方向にばらして展開させ、このばらした前記各電線間に止水材を含浸した後で、複数の前記電線を収束させると共に止水シートを巻き付けて止水部を形成するワイヤハーネスの止水部形成方法に用いる止水材であって、
    テープ状に成形された常温で柔軟性及び自己融着性を備えた固形とされ、ばらした前記各電線に貼り合わされた後、加熱加圧手段で加熱されながら加圧されることにより滴下しない流動性を生じて前記各電線間に含浸されることを特徴とする止水材。
  6. 請求項5記載の止水材であって、
    一方の面が剥離紙で被覆され、他方の面がばらした前記各電線に貼り合わされた後、前記剥離紙を介して加熱加圧手段で加熱されながら加圧されることにより滴下しない流動性を生じて前記各電線間に含浸されることを特徴とする止水材。
  7. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの止水部形成方法で形成された止水部を備えることを特徴とするワイヤハーネス。
  8. 請求項7に記載のワイヤハーネスと、
    前記電線束が挿通されて前記止水部が配置される貫通部を有するグロメットと、
    を備え、
    前記貫通部に、大径に形成された収納部が設けられ、前記電線束の前記止水部が前記収納部に収納されていることを特徴とするワイヤハーネスの止水処理構造。
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