JP2013147879A - 油圧操作機器及び作動油劣化防止方法 - Google Patents

油圧操作機器及び作動油劣化防止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】作動油タンクや配管を高強度とする必要がなく、しかも作動油の劣化を抑制できる油圧操作機器及び作動油劣化防止方法を提供することである。
【解決手段】大気と接触して作動油14を収納するとともに作動油14の油圧変動を大気の体積変化で吸収する開放式の作動油タンク11からシリンダ部19に作動油14を供給して、シリンダ部19のピストン20を駆動する油圧操作機器の開放式の作動油タンク11に、作動油圧の瞬時の衝撃を吸収するベローズ17を設け、開放式の作動油タンク11の大気を排出して作動油タンク11及びベローズ17に作動油14を充填し密閉化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、作動油の油圧変動を大気の体積変化で吸収する開放式の作動油タンクを使用した油圧操作機器及び作動油劣化防止方法に関する。
作動油の油圧変動を大気の体積変化で吸収する開放式の作動油タンクを使用した油圧操作機器としては、ガス遮断器(GCB)の油圧操作機器がある。このガス遮断器の油圧操作機器は、開放式の作動油タンクからシリンダ部に作動油を供給して、シリンダ部のピストンを駆動しガス遮断器の操作部を駆動するものである。
このような開放式の作動油タンクを使用した油圧操作機器は、作動油の油圧変動を大気の体積変化で吸収するので、作動油タンクや配管の内面に掛かる油圧を軽減することができる。従って、作動油タンクや配管を高強度構造とする必要がなく簡易な構造とすることができる。
一方、開放式の作動油タンクであることから、作動油が大気と接触するので長期間の使用中に作動油が劣化する。すなわち、作動油が空気等により劣化してゼリー状の凝集物や異物等が発生し、その凝集物や異物は作動油タンク内のサクションフィルターに目詰まりを発生させる。サクションフィルターが目詰まりすると、油圧が上がらないので操作部が駆動することができなくなる。また、ゼリー状の凝集物や異物等によりシリンダ部のピストンのゴムパッキンが劣化する。パッキンが劣化し破断すると操作部を駆動することができなくなる。そこで、現在は作動油の劣化を検出すると作動油を交換することにより対応している。
油入電気機器の絶縁油の劣化を防止するものとして、油室に空気室を形成する隔膜を配置し絶縁油の体積変化を隔膜で吸収し、絶縁油が大気と接触することを防止するとともに、絶縁油タンク本体や油室を高強度としなくてもよくしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−123408号公報
しかし、特許文献1のものでは、隔壁が劣化して破損すると空気室の空気が作動油と接触し作動油が劣化することになる。前述したように、作動油が劣化すると作動油中にゼリー状の凝集物や異物が発生する。そうすると、作動油を交換しなければならない。作動油の交換には、そのための工事費用だけでなく大量の廃油も発生する。そこで、開放式に代えて密閉式とすることも考えられるが、密閉式とした場合には、作動油の油圧変動を作動油タンクや配管で耐え得るようにしなければならないので、作動油タンクや配管の材質を高強度にする必要があり、油圧操作機器が大型化しコストも高くなる。
本発明の目的は、作動油タンクや配管を高強度とする必要がなく、しかも作動油の劣化を抑制できる油圧操作機器及び作動油劣化防止方法を提供することである。
請求項1の発明に係る油圧操作機器は、大気と接触して作動油を収納するとともに前記作動油の油圧変動を大気の体積変化で吸収する開放式の作動油タンクからシリンダ部に作動油を供給して、前記シリンダ部のピストンを駆動する油圧操作機器において、前記開放式の作動油タンクに前記作動油圧の瞬時の衝撃を吸収するベローズを設け、前記開放式の作動油タンクの大気を排出して前記作動油タンク及び前記ベローズに作動油を充填し密閉化したことを特徴とする。
請求項2の発明に係る油圧操作機器は、請求項1の発明において、前記ベローズに空気抜き穴を設けたことを特徴とする。
請求項3の発明に係る油圧操作機器は、請求項1または2の発明において、前記ベローズのひだにしわを設けたことを特徴とする。
請求項4の発明に係る開放式の作動油タンクを用いた油圧操作機器の油劣化防止方法は、大気と接触して作動油を収納するとともに前記作動油の油圧変動を大気の体積変化で吸収する開放式の作動油タンクにベローズを取り付け、前記開放式の作動油タンク及び前記ベローズに作動油を充填し、前記作動油が大気と接触しないように密閉し、前記作動油タンクからシリンダ部に作動油を供給して前記シリンダ部のピストンを駆動したときに発生する前記作動油圧の瞬時の衝撃を前記ベローズで吸収するようにしたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、開放式の作動油タンクに作動油圧の瞬時の衝撃を吸収するベローズを設け、開放式の作動油タンク及びベローズに作動油を充填したので、開放式の作動油タンクを密閉でき、作動油が大気と接触することを防止できる。従って、作動油の劣化を抑制でき作動油交換インターバルを長くすることができる。これにより、作動油交換の費用を削減でき大量の廃油を削減できる。また、作動油圧の瞬時の衝撃はベローズで吸収するので、作動油タンクや配管を高強度とする必要がない。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、ベローズに空気抜き穴を設けたので、ベローズに作動油を充填する際には空気抜き穴から容易に空気を排出できる。
請求項3の発明によれば、ベローズのひだにしわを設けたので、作動油圧の瞬時の衝撃はベローズのひだ及びしわの双方で吸収でき、作動油タンクや配管の内面に掛かる油圧をより軽減できる。
請求項4の発明によれば、作動油が大気と接触しないように開放式の作動油タンクを密閉し、作動油タンクからシリンダ部に作動油を供給してシリンダ部のピストンを駆動したときに発生する作動油圧の瞬時の衝撃をベローズで吸収するので、作動油圧の瞬時の衝撃による作動油タンクや配管の内面に掛かる油圧を抑制しつつ作動油の劣化を抑制できる。
本発明の実施形態に係る油圧操作機器の構成図。 遮断器が開放状態にある場合の油圧操作機器の構成図。 図2の状態から遮断器を投入状態にすべくポンプを駆動したときの状態を示す油圧操作機器の構成図。 図3の状態からシリンダ部で操作部を駆動している状態を示す油圧操作機器の構成図。 遮断器が投入状態にある場合の油圧操作機器の構成図。 図5の状態から遮断器を開放状態にすべくポンプを駆動したときの状態を示す油圧操作機器の構成図。 図6の状態からシリンダ部で操作部を駆動している状態を示す油圧操作機器の構成図。 ベローズの他の一例を示す説明図。 本発明の実施形態に係る開放式の作動油タンクを用いた油圧操作機器の油劣化防止方法を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の実施形態に係る油圧操作機器の構成図である。以下の説明では、油圧操作機器はガス遮断器の開閉動作を行う油圧操作機器である場合について説明する。
作動油タンク11は開放式の作動油タンクであり、作動油タンク11には、作動油を注入する注入孔12及び安全弁13が設けられ、作動油14が充填されている。作動油タンク11に充填された作動油14にはポンプ15が浸漬されており、ポンプ15の吸入側には作動油内の異物を捕獲するサクションフィルター16が設けられている。また、作動油タンク11には、作動油圧の瞬時の衝撃を吸収するベローズ17が設けられている。
ベローズ17は金属製の蛇腹管で構成され、金属として超弾性金属を使用する。例えば、鉄、ステンレス、ニッケル、チタン、アルミなどヤング率の小さいものを使用する。ベローズ17の取付位置は、開放式の作動油タンク11に元々形成されている開口部あるいはフランジ部などに取り付けられる。
ここで、開放式の作動油タンク11は、通常、下部に作動油14を収納し上部に大気を収納して、作動油14の油圧変動を大気の体積変化で吸収するようにしているが、本発明の実施形態では、作動油タンク11及びベローズ17に作動油14を充填し、作動油14の油圧変動をベローズ17の伸縮で吸収するように構成している。
ポンプ15から吐出された作動油14は配管18を通りシリンダ部19に伝達され、シリンダ部19のピストン20を矢印方向に駆動する。ピストン20の駆動により操作部21が駆動され、操作部21により、例えばガス遮断器の開閉動作を行うことになる。配管18にはポンプ15から吐出された作動油14の吐出圧を蓄圧するアキュムレータ22が設けられている。主弁ユニット23は、ポンプ15から吐出された作動油14の流れを切り替えてピストン20の駆動方向を切り替えるものである。パイロット弁ユニット24は、主弁ユニット23を駆動するための電磁弁である。
次に、油圧操作機器の動作について説明する。いま、遮断器が開放状態にあり油圧操作機器を操作して投入状態にする場合について説明する。図2は、遮断器が開放状態にある場合の油圧操作機器の構成図である。いま、遮断器が開放状態にある場合には操作部21は左方向に位置しているとする。この状態では作動油系統は動作していないので静止状態である。この状態から遮断器を投入状態にするには操作部21を右方向に駆動することになる。遮断器が開放状態にある場合にはポンプ15は停止しており、油圧操作機器の作動油系統(作動油タンク、配管)には作動油の油圧変動は発生していない。従って、ベローズ17は初期状態を保っており伸縮していない。
この状態から遮断器を投入状態にすべく、ポンプ15を駆動すると、図3に示すように、配管18に矢印方向の油圧が掛かるので、作動油タンク11内のポンプ15の吸引側の作動油14は負圧となる。このときに発生する作動油圧14の瞬時の衝撃はベローズ17で吸収される。すなわち、作動油タンク11内のポンプ15の吸引側の作動油14は負圧となるので、ベローズ17はこの負圧を吸収し凹み収縮する。
そして、図4に示すように、ポンプ15からの作動油14が配管18を通り、矢印方向にシリンダ部19の左室19Aに流入するようになると、操作部21が右方向に駆動され、シリンダ部19の右室19Bの作動油14が押し出され、主弁ユニット23を通り作動油タンク11に戻る。従って、作動油タンク11内のポンプ15の吸引側の作動油14は正圧となる。このとき発生する作動油圧14の瞬時の衝撃はベローズ17で吸収される。すなわち、作動油タンク11内のポンプ15の吸引側の作動油14は正圧となるので、ベローズ17はこの正圧を吸収し膨らみ膨張(伸長)する。遮断器が投入状態になると、図5に示すように、作動油系統の動作は静止状態となるので、ベローズ17は初期状態に戻る。
次に、図5に示す遮断器の投入状態から油圧操作機器を操作して開放状態にする場合について説明する。図5に示す状態から遮断器を開放状態にすべく、ポンプ15を駆動すると、図6に示すように、配管18に矢印方向の油圧が掛かるので、図3に示した場合と同様に、作動油タンク11内のポンプ15の吸引側の作動油14は負圧となる。このときに発生する作動油圧14の瞬時の衝撃はベローズ17で吸収される。すなわち、作動油タンク11内のポンプ15の吸引側の作動油14は負圧となるので、ベローズ17はこの負圧を吸収し凹み収縮する。
そして、図7に示すように、ポンプ15からの作動油14が配管18及び主弁ユニット23を通り、矢印方向にシリンダ部19の右室19Bに流入するようになると、操作部21が左方向に駆動され、シリンダ部19の左室19Aの作動油14が押し出され、主弁ユニット23を通り作動油タンク11に戻る。従って、作動油タンク11内のポンプ15の吸引側の作動油14は正圧となる。このとき発生する作動油圧14の瞬時の衝撃はベローズ17で吸収される。すなわち、作動油タンク11内のポンプ15の吸引側の作動油14は正圧となるので、ベローズ17はこの正圧を吸収し膨らみ膨張(伸長)する。遮断器が開放状態になると、図5に示すように、作動油系統の動作は静止状態となるので、ベローズ17は初期状態に戻る。
このように、開放式の作動油タンク11及びベローズ17に作動油14で充填して密閉し、作動油圧の瞬時の衝撃はベローズ17で吸収するので、作動油14の劣化を抑制でき、しかも作動油タンク11や配管18を高強度とする必要がない。
前述したように、ベローズ17は金属製の蛇腹管で構成されるが、図8(a)に示すように、ベローズ17の各ひだ25の先端部に空気抜き穴26を設けるようにしてもよい。これにより、開放式の作動油タンク11に設けられたベローズ17に作動油14を充填する際に、ベローズ17から容易に空気を排出できる。
すなわち、ベローズ17に作動油14を充填するにあたっては、ベローズ17に空気が入っている状態で、作動油タンク11に作動油14を注入して作動油タンク11の大気を排出することになる。ベローズ17は作動油タンク11に取り付けられているので、作動油タンク11からベローズ17に作動油14を注入して、ベローズ17の空気を作動油タンク11に排出し、ベローズ17に作動油14を充填することになる。ベローズ17は複数のひだ25を有した蛇腹管であるので、作動油タンク11からベローズ17に作動油14を注入して、ベローズ17の空気を作動油タンク11に排出し、ベローズ17の各ひだ25の先端部まで作動油14を充填するには時間がかかる。そこで、ベローズ17の各ひだ25の先端部に設けられた空気抜き穴26を開放し、ベローズ17の各ひだ25の先端部の空気を排出する。そして、ベローズ17の各ひだ25の先端部の空気を排出した後に空気抜き穴26を閉じる。これにより、ベローズ17の各ひだ25の先端部まで作動油14を容易に充填できる。
また、図8(b)に示すように、ベローズ17の各ひだ25に複数のしわ27を設けるようにしてもよい。ベローズ17は、作動油タンク11への取付位置の作動油14の圧力変動により各ひだ25が横方向に伸縮し、その圧力変動を吸収する。一方、各ひだ25に設けたしわ27は縦方向に伸縮し、各ひだ25の横方向の伸縮を緩和させる。
すなわち、ベローズ17の取付位置の作動油14の圧力が負圧となると、ベローズ17の各ひだ25に充填された作動油14は、負圧である作動油タンク11側に移動する。これにより、ベローズ17のひだ25は凹み収縮し負圧を吸収する。一方、ベローズ17の取付位置の作動油14の圧力が正圧となると、ベローズ17の各ひだ25に正圧である作動油タンク11側から作動油14が異動する。これにより、ベローズ17の各ひだ25は横方向に膨張(伸張)し正圧を吸収する。一方、各ひだ25のしわは縦方向に伸縮して作動油タンク11の圧力変動を吸収するので、各ひだの横方向の伸縮を緩和しつつ、より圧力変動を吸収できる。さらに、図8(c)に示すように、各ひだ25にしわ27を設けたベローズ17に対し、空気抜き穴16を設けるようにしてもよい。
図9は、本発明の実施形態に係る開放式の作動油タンク11を用いた油圧操作機器の油劣化防止方法を示すフローチャートである。開放式の作動油タンク11を用いた油圧操作機器の油劣化を防止するには、まず、開放式の作動油タンク11にベローズ17を取り付ける(S1)。ベローズ17の取付位置は、開放式の作動油タンク11に元々形成されている開口部あるいはフランジ部などに取り付ける。これは、既存の開放式の作動油タンク11に容易に適用できるようにするためである。例えば、本発明の実施形態では、作動油タンク11に作動油14を充填するので、作動油14の油面レベル計は不要となる。従って、作動油14の油面レベル計の設置箇所にベローズ17を取り付けることが考えられる。
開放式の作動油タンク11にベローズ17を取り付けた状態で、開放式の作動油タンク11及びベローズ17に作動油14を充填する(S2)。開放式の作動油タンク11及びベローズ17に作動油14を充填するにあたっては、例えば、注入孔12から作動油タンク11に所定量の作動油14を注入し、作動油タンク11の下部に作動油14を収納し、作動油タンク11の上部に大気を収納した状態で、ポンプ15を起動し作動油系統(作動油タンク、配管)に作動油14を充填する。
その後に、前述したように、作動油タンク11にさらに作動油14を注入して作動油タンク11及びベローズ17の空気を作動油14に置き換え、作動油タンク11及びベローズ17から空気を排出し、作動油タンク11及びベローズ17に作動油14を充填する。
次に、作動油14が大気と接触しないように密閉する(S3)。すなわち、作動油タンク11及びベローズ17に作動油14を充填した後に、作動油タンク11及びベローズ17に空気が存在しないことを確認して注入孔12を閉じる。ベローズ17に空気抜け穴26を設けている場合には、その空気抜け穴26も閉じる。
そして、油圧操作機器の操作時には、作動油の瞬時の衝撃をベローズ17で吸収する(S4)。すなわち、作動油タンク11からシリンダ部19に作動油14を供給してシリンダ部19のピストン20を駆動する油圧操作機器の操作時には、シリンダ部19のピストン20の駆動により発生する作動油圧の瞬時の衝撃をベローズ17で吸収する。
本発明の実施形態によれば、ポンプ動作時等の作動油14の油量(油圧)変動の吸収用のベローズ17を作動油タンク11に設置して、作動油タンク11及びベローズ17に作動油14を充填し、作動油14と空気との接触を防止し、油圧操作機器の操作時には、ベローズ17の膨張や収縮により油量(油圧)の変動を吸収する。従って、作動油14の劣化を防止でき、作動油交換インターバルを長くすることができる。
また、作動油圧の瞬時の衝撃はベローズ17で吸収するので、作動油タンク11や配管18を高強度とする必要がなく、既存の開放式の油圧操作機器にも適用できる。
11…作動油タンク、12…注入孔、13…安全弁、14…作動油、15…ポンプ、16…サクションフィルター、17…ベローズ、18…配管、19…シリンダ部、20…ピストン、21…操作部、22…アキュムレータ、23…主弁ユニット、24…パイロット弁ユニット、25…ひだ、26…空気抜き穴、27…しわ

Claims (4)

  1. 大気と接触して作動油を収納するとともに前記作動油の油圧変動を大気の体積変化で吸収する開放式の作動油タンクからシリンダ部に作動油を供給して、前記シリンダ部のピストンを駆動する油圧操作機器において、前記開放式の作動油タンクに前記作動油圧の瞬時の衝撃を吸収するベローズを設け、前記開放式の作動油タンクの大気を排出して前記作動油タンク及び前記ベローズに作動油を充填し密閉化したことを特徴とする油圧操作機器。
  2. 前記ベローズに空気抜き穴を設けたことを特徴とする請求項1記載の油圧操作機器。
  3. 前記ベローズのひだにしわを設けたことを特徴とする請求項1または2記載の油圧操作機器。
  4. 大気と接触して作動油を収納するとともに前記作動油の油圧変動を大気の呼吸作用で吸収する開放式の作動油タンクにベローズを取り付け、前記開放式の作動油タンク及び前記ベローズに作動油を充填し、前記作動油が大気と接触しないように密閉し、前記作動油タンクからシリンダ部に作動油を供給して前記シリンダ部のピストンを駆動したときに発生する前記作動油圧の瞬時の衝撃を前記ベローズで吸収するようにしたことを特徴とする前記開放式の作動油タンクを用いた油圧操作機器の油劣化防止方法。
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