JP2013147335A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トレイ部材に物や手が当たるなどして荷重がかかっても、トレイ部材が装置本体から外れてしまうことを抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、装置本体(本体筐体10)の上部の少なくとも一部を覆う使用位置と装置本体の上部を露出させる開放位置との間で装置本体に対して回動可能に支持されたカバー部材20と、装置本体とカバー部材20との間から延び出すように設けられて装置本体から排出されたシートが載置されるトレイ部材30とを備える。トレイ部材30は、カバー部材20が開放位置にあるときに装置本体に対して着脱可能に構成され、カバー部材20が使用位置にあるときにカバー部材20に規制されることで装置本体から外れないように構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、着脱可能に構成されたトレイ部材を備える画像形成装置に関する。
従来より、着脱可能に構成されたトレイ部材を備える画像形成装置が知られている。例えば、特許文献1には、一対の脚部に形成された組付け突部を、脚部を撓ませながら筐体に設けられた組付け凹部に嵌合することで取り付けられ、脚部を撓ませて組付け突部と組付け凹部との嵌合を外すことで取り外されるトレイ部材(延長トレイ)を備える画像形成装置が開示されている。
特開2008−87869号公報
ところで、従来の構成においては、筐体(装置本体)に取り付けられたトレイ部材に物やユーザの手が当たるなどして荷重がかかると、トレイ部材が装置本体から外れてしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、トレイ部材に荷重がかかっても、トレイ部材が装置本体から外れてしまうことを抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、装置本体の上部の少なくとも一部を覆う使用位置と装置本体の上部を露出させる開放位置との間で装置本体に対して回動可能に支持されたカバー部材と、装置本体とカバー部材との間から延び出すように設けられて装置本体から排出されたシートが載置されるトレイ部材とを備えている。
トレイ部材は、カバー部材が開放位置にあるときに装置本体に対して着脱可能に構成され、カバー部材が使用位置にあるときにカバー部材に規制されることで装置本体から外れないように構成されている。
このような構成によれば、カバー部材が使用位置にあるときにトレイ部材に荷重がかかっても、トレイ部材はカバー部材に規制されるので、装置本体から外れてしまうことを抑制することができる。
前記した画像形成装置において、トレイ部材は、カバー部材が開放位置にあるときに一端部を装置本体に挿入して他端部を下に揺動させることにより取り付けられ、取付状態から他端部を上に揺動して引くことで装置本体から取り外し可能な構成とすることができる。
この場合、カバー部材は、使用位置にあるときに、取付状態から上に揺動しようとするトレイ部材に当接することで、トレイ部材の装置本体からの取り外しを規制するような構成とすることができる。
前記した画像形成装置において、トレイ部材は、一端部にシートの幅方向外側に向けて突出する一対の軸部と、装置本体への挿入方向における軸部よりも先端側で幅方向外側に向けて突出する、軸部よりも小径の一対の被規制部とを有する構成とすることができる。
そして、装置本体は、挿入されたトレイ部材の軸部を回動可能に支持する一対の軸受部を有し、軸受部が、挿入されるトレイ部材の被規制部を通過させる切欠と、軸部を中心としてカバー部材の他端部を下に揺動させたときに被規制部が内側に回り込む規制壁とを有する構成とすることができる。
このような構成によれば、トレイ部材を取り付けたときには、規制壁の内側に被規制部が位置することになるので、取付状態のトレイ部材を引いても被規制部が規制壁に引っ掛かることで、トレイ部材を装置本体から取り外せないようにすることができる。
前記した各画像形成装置において、装置本体は、記録シートに画像を形成する画像形成部と、画像形成部の上方に設けられ、シートとしての原稿の原稿面を読み取る原稿読取部と、装置本体の上部に設けられ、画像形成部から排出された記録シートが載置される排紙トレイとを有する構成とすることができる。
この場合、トレイ部材が、原稿読取部から排出された原稿が載置されるものであり、取付状態において排紙トレイの上方に配置された構成とすることができる。
前記した画像形成装置において、カバー部材は、装置本体との間で原稿の搬送経路を形成しており、開放位置にあるときに搬送経路を開放させる構成とすることができる。
このような構成によれば、搬送経路で原稿が詰まった場合に、カバー部材を開くことで詰まった原稿を容易に取り除くことができる。
前記した画像形成部と原稿読取部を備える画像形成装置において、カバー部材は、画像形成部および原稿読取部を操作するための操作パネルを有する構成とすることができる。
前記した画像形成部と原稿読取部を備える画像形成装置において、トレイ部材には、排紙トレイに向けて突出する突出部が設けられている構成とすることができる。
このような構成によれば、物や手が当たるなどしてトレイ部材が排紙トレイに近づく方向に変形したとしても、突出部が排紙トレイに当接することでトレイ部材の変形量を小さくすることができる。これにより、トレイ部材の破損を抑制することができる。
前記した画像形成装置において、突出部は、排紙トレイに排出される記録シートの排出方向に沿って延びるリブである構成とすることができる。
このような構成によれば、トレイ部材が排紙トレイに近づく方向に変形したときにはトレイ部材の破損を抑制しつつ、通常使用時には排紙トレイに排出される記録シートを小さな抵抗でガイドすることが可能となる。
前記したトレイ部材に突出部が設けられた画像形成装置において、突出部は、最も突出した部分が、排紙トレイに排出される記録シートの排出方向におけるトレイ部材の中央と下流端との間に位置することが望ましい。
このような構成によれば、突出部の最も突出した部分が排出方向におけるトレイ部材の上流端と中央との間に設けられた場合と比較して、トレイ部材が排紙トレイに近づく方向に変形するときのトレイ部材の中央よりも下流側の変形量を特に小さくすることができる。これにより、トレイ部材の破損をより抑制することができる。
本発明によれば、カバー部材が使用位置にあるときには、カバー部材に規制されることでトレイ部材が装置本体から外れないように構成されているので、トレイ部材に荷重がかかっても、トレイ部材が装置本体から外れてしまうことを抑制することができる。
一実施形態に係る画像形成装置の一例としての複合機の斜視図である。 カバー部材が開放位置にあるときの複合機の斜視図である。 図1に示す複合機の中央断面図である。 トレイ部材の斜視図である。 図1に示す複合機のA−A断面図である。 トレイ部材を取り外した複合機を図2の矢印B方向から見たときの取付部の拡大斜視図である。 図6に示す取付部のC−C断面図(a)と、取付部の軸受部にトレイ部材を挿入した状態を示す断面図(b)と、トレイ部材を本体筐体に取り付けた状態を示す断面図(c)である。 図2に示す複合機のD−D断面図である。 図5に示す複合機のE部拡大図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、実施形態に係る画像形成装置の一例としての複合機1の概略構成について簡単に説明した後、本発明の特徴部分に係る構成について詳細に説明する。また、以下の説明において、前後、左右および上下は、複合機1を使用する(操作パネル21に向かう)ユーザを基準にした方向(図1などの矢印参照)で説明する。
図1に示すように、複合機1は、装置本体の一例としての本体筐体10と、本体筐体10の上部に設けられたカバー部材20と、本体筐体10とカバー部材20との間から延び出すように設けられたトレイ部材30とを主に備えて構成されている。
カバー部材20は、その上面に、複合機1(画像形成部11やイメージセンサ12など)を操作するための複数の操作ボタンや液晶ディスプレイなどが設けられた操作パネル21を有している。また、カバー部材20は、図1に示す、本体筐体10の上部の一部を覆う使用位置と、図2に示す、本体筐体10の上部(搬送経路40の下壁41)を露出させて搬送経路40を開放させる開放位置との間で、本体筐体10に対して回動可能(開閉可能)に支持されている。
図3に示すように、本体筐体10は、記録シートの一例としての用紙Sに画像を形成する画像形成部11と、画像形成部11の上方に設けられた原稿読取部の一例としてのイメージセンサ12とを主に有している。また、本体筐体10の上部、より詳細には、画像形成部11とイメージセンサ12との間には、画像形成部11から排出された用紙Sが載置される排紙トレイ13が設けられている。
イメージセンサ12は、カバー部材20と本体筐体10との間に形成される搬送経路40の下側(本体筐体10)に設けられ、搬送経路40を搬送される原稿D(シート)の原稿面を読み取って画像データを生成する。搬送経路40には、原稿Dを搬送するための複数の搬送ローラ(符号省略)が設けられている。
原稿Dは、原稿面を下に向けた状態で本体筐体10に設けられた原稿トレイ14にセットされ、ユーザが操作パネル21を操作することなどで搬送ローラによって搬送経路40内に搬送され、イメージセンサ12によって原稿面が読み取られる。原稿面が読み取られた原稿Dは、搬送経路40(本体筐体10)から排出されてトレイ部材30に載置される。
画像形成部11は、用紙Sを供給する給紙装置11Aと、露光装置11Bと、用紙S上にトナー像を転写するプロセスカートリッジ11Cと、用紙S上のトナー像を熱定着する定着装置11Dとを主に備えている。
給紙装置11Aは、本体筐体10内の下部に設けられ、用紙Sを給紙トレイ11Tからプロセスカートリッジ11Cの感光体ドラム11Pと転写ローラとの間に向けて搬送する。
露光装置11Bは、給紙装置11Aの上方に配置され、図示しないレーザ光源や、符号を省略して示すポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。この露光装置11Bでは、イメージセンサ12で生成された画像データや外部装置から入力された画像データなどに基づいてレーザ光源からレーザ光が出射され、このレーザ光がポリゴンミラーや反射鏡で反射され、また、レンズを通過することで感光体ドラム11Pの表面上で高速走査される。
プロセスカートリッジ11Cは、露光装置11Bの下方に配置され、感光体ドラム11Pやトナー(現像剤)を収容するトナー収容部11H、符号を省略して示す帯電器、転写ローラ、現像ローラ、供給ローラ、層厚規制ブレードなどを備えている。このプロセスカートリッジ11Cでは、感光体ドラム11Pの表面が、帯電器により一様に帯電された後、露光装置11Bからのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム11P上に画像データに基づく静電潜像が形成される。
また、トナー収容部11H内のトナーは、供給ローラから現像ローラに供給される。そして、現像ローラの回転に伴って、現像ローラと層厚規制ブレードの間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ上に担持される。そして、現像ローラ上に担持されたトナーが、現像ローラから感光体ドラム11P上の静電潜像に供給されることで、感光体ドラム11P上にトナー像が形成される。その後、用紙Sが感光体ドラム11Pと転写ローラの間を通過することでトナー像が用紙S上に転写される。
定着装置11Dは、プロセスカートリッジ11Cの後方に配置され、符号を省略して示す加熱ローラや加圧ローラなどを備えている。この定着装置11Dでは、用紙Sが加熱ローラと加圧ローラの間を通過する間に、用紙S上に転写されたトナー像を熱定着させている。トナー像が熱定着された用紙S(画像が形成された用紙S)は、排紙ローラ15によって排紙トレイ13上に排出される。
トレイ部材30は、本体筐体10に対して着脱可能に設けられており、図1や図3に示す、本体筐体10に取り付けられた取付状態において、排紙トレイ13の上方に配置されている。このトレイ部材30は、図4に示すように、原稿Dが載置される板状のトレイ本体31と、トレイ本体31の上流端30A側(一端部)に設けられた一対の軸部32および一対の被規制部33と、トレイ本体31から排紙トレイ13に向けて突出するように設けられた突出部34(図2参照)とを主に有して構成されている。
一対の軸部32および一対の被規制部33は、トレイ本体31に載置される原稿Dの幅方向(図4の左右方向)の外側に向けて突出するように設けられており、軸部32は略円柱状をなしている。また、被規制部33は、トレイ部材30の本体筐体10への挿入方向(図4の矢印参照)における軸部32よりも先端側に設けられ、軸部32よりも小径の略円柱状をなしている。
図3に示すように、突出部34は、排紙トレイ13に排出される用紙Sの排出方向(略前後方向)に沿って延びるリブ状をなしており、用紙Sの幅方向(左右方向)に所定の間隔をあけて2つ設けられている(図2も参照)。左右一対の突出部34は、最も突出した部分である頂部34Aが、原稿Dや用紙Sの排出方向におけるトレイ部材30(トレイ本体31)の中央30Cと下流端30Bとの間に位置するようにそれぞれ設けられている。
なお、本実施形態において、トレイ部材30には、延長トレイ35が回動自在に取り付けられている。この延長トレイ35は、使用しない場合には、図3に実線で示すように折りたたんだ状態としておき、使用する場合には、図3に鎖線で示すようにトレイ部材30に対して回動させて開く。延長トレイ35を開くことで、搬送方向における長さが長い原稿Dも安定してトレイ部材30および延長トレイ35に載置することができる。
図5に示すように、本体筐体10には、排紙トレイ13とカバー部材20との間の搬送経路40の出口付近に、トレイ部材30を着脱可能に取り付けるための取付部50が形成されている。取付部50は、トレイ部材30の左の軸部32と被規制部33に対応して1つ、右の軸部32と被規制部33に対応して1つ(合計2つ)設けられており、各取付部50は、左右対称に形成されている。なお、以下の説明においては、図2に示す複合機1からトレイ部材30を取り外し、矢印B方向から見た左の取付部50の構成について説明する。
図6に示すように、取付部50は、挿入されたトレイ部材30の軸部32を回動可能に支持する軸受部51と、トレイ部材30の上流端30A側を下から支持する凹状のトレイ支持部52とを有している。図6および図7(a)に示すように、軸受部51は、軸部32を支持するため、断面視において上方が開口した凹状をなしており、凹みの底の部分に切欠51Aが形成され、さらに、凹みを形成する壁のうち後側の壁がトレイ部材30の取り外しを規制する規制壁51Bとなっている。
次に、以上のように構成された複合機1について、本体筐体10へのトレイ部材30の着脱と作用について説明する。
図8に示すように、トレイ部材30を本体筐体10に取り付ける場合には、まず、カバー部材20を開いて開放位置とし、図7(b)に示すように、トレイ部材30の上流端30A側の軸部32を本体筐体10に設けられた軸受部51に挿入する。このとき、軸部32よりも小径の被規制部33は、切欠51Aを通過して軸受部51の下側まで挿入される。
次に、図8の鎖線および図7(c)に示すように、トレイ部材30の下流端30B側(他端部)を下に下げることで、トレイ部材30が軸部32を中心として図示時計回りに回動(揺動)し、上流端30A側の底面がトレイ支持部52に支持されることで、トレイ部材30が本体筐体10に取り付けられる。このとき、被規制部33は、規制壁51Bの内側(後側)に回り込むこととなる。その後、図5に示すように、カバー部材20を閉じて使用位置とすることで、トレイ部材30の取り付けは完了する。
図5に実線で示す取付状態のトレイ部材30は、図7(c)に示すように、被規制部33が規制壁51Bの内側に回り込んでいるため、前側に引いても被規制部33が規制壁51Bに当接することで本体筐体10から取り外せない。
また、図5に示すように、ユーザがトレイ部材30の下流端30B側を上に上げようとしたり、トレイ部材30や延長トレイ35に物や手が当たるなどして荷重がかかったりして、トレイ部材30の下流端30B側が取付状態から上方へ揺動しようとした場合には、トレイ部材30は、使用位置にあるカバー部材20の前端20Aに当接することで、上方への揺動が規制される。そして、カバー部材20の前端20Aに当接したトレイ部材30は、図9に示すように、被規制部33が、まだ規制壁51Bの内側の位置にあるため、この状態で前側に引かれても、被規制部33が規制壁51Bに引っ掛かることで本体筐体10から取り外せない。
また、図5に示すように、トレイ部材30や延長トレイ35に物や手が当たるなどして、トレイ部材30の下流端30B側が取付状態から下方(排紙トレイ13に近づく方向)に変形した場合には、突出部34が排紙トレイ13に当接する。これにより、トレイ部材30の変形量を小さくすることができるので、トレイ部材30の破損を抑制することができる。
図8に示すように、トレイ部材30を本体筐体10から取り外す場合には、まず、カバー部材20を開いて開放位置とし、トレイ部材30の下流端30B側を上に上げて、トレイ部材30を軸部32を中心として図示反時計回りに回動させる。このときには、カバー部材20が開放位置にあるので、トレイ部材30は、カバー部材20に当接することなく、取付状態から、図8(実線参照)および図7(b)に示す状態まで揺動する。
その後、トレイ部材30を前斜め上方に向けて引くことで、軸部32が軸受部51から外れるとともに、被規制部33が切欠51Aを通過して軸受部51から外れることで、トレイ部材30が本体筐体10から取り外される。
以上説明した複合機1によれば、以下のような効果を得ることができる。
トレイ部材30は、図8に示すカバー部材20が開放位置にあるときに本体筐体10に対して着脱可能に構成され、図5に示すカバー部材20が使用位置にあるときにカバー部材20に規制されることで本体筐体10から外れないように構成されているので、カバー部材20が使用位置にあるときにトレイ部材30に荷重がかかっても、本体筐体10から外れてしまうことを抑制することができる。
また、図3に示したように、トレイ部材30の突出部34が用紙Sの排出方向に沿って延びるリブ状なので、前記したようにトレイ部材30が下方に変形したときにはトレイ部材30の破損を抑制しつつ、通常の使用時には排紙トレイ13に排出される用紙Sを小さな抵抗でガイドすることができる。
また、突出部34は、頂部34Aがトレイ部材30(トレイ本体31)の中央30Cと下流端30Bとの間に位置しているので、例えば、頂部が上流端30Aと中央30Cとの間に設けられた場合と比較して、トレイ部材30が下方に変形するときのトレイ部材30の中央30Cよりも下流側の変形量を特に小さくすることができる。これにより、トレイ部材30の破損をより抑制することができる。
さらに、図2に示したように、カバー部材20が本体筐体10との間で搬送経路40を形成し、開放位置にあるときに搬送経路40を開放させるので、搬送経路40で原稿Dが詰まった場合に、カバー部材20を開くことで詰まった原稿Dを容易に取り除くことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、トレイ部材30は、カバー部材20が開放位置にあるときに上流端30A側を本体筐体10に挿入して下流端30B側を下に揺動させることにより取り付けられ、取付状態から下流端30B側を上に揺動して引くことで本体筐体10から取り外し可能に構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、トレイ部材と装置本体は、トレイ部材の一端部を装置本体の取付部分に挿入するだけで(すなわち、下に揺動させる操作をすることなく)取り付けられるように構成されていてもよい。
前記実施形態で示した、カバー部材20が使用位置にあるときにトレイ部材30が本体筐体10から外れないようにする構成は一例であり、本発明は前記実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、トレイ部材は、カバー部材が開放位置にあるときに、一端部に設けられた突出する一対の軸部が、装置本体に設けられた一対の溝状の軸受部に挿入されることで装置本体に対して着脱可能に装着され、カバー部材が閉じられたとき(使用位置にあるとき)に、カバー部材の一部によって溝状の軸受部の開口が閉じられることで、このカバー部材の一部に軸部が規制されて装置本体から外れないように構成されていてもよい。また、トレイ部材の幅方向両側に穴(凹部や貫通孔、切欠など)を設け、カバー部材に当該カバー部材が使用位置にあるときにトレイ部材の穴に係合する係合部を設けることで、トレイ部材が、使用位置にあるカバー部材(係合部)に規制されて装置本体から外れないように構成されていてもよい。
前記実施形態では、カバー部材20が画像形成部11やイメージセンサ12などを操作するための操作パネル21を有していたが、本発明はこれに限定されず、例えば、前記実施形態の本体筐体10(装置本体)が操作パネルを有していてもよい。
前記実施形態では、突出部34が左右方向に並んで2つ設けられていたが、本発明はこれに限定されず、例えば、突出部は、1つであってもよいし、左右方向に並んで3つ以上設けられていてもよい。また、突出部を複数設ける場合には、突出部は、シートの排出方向にずれて設けられていてもよい。また、前記実施形態では、突出部34が用紙Sなどの排出方向に沿って延びるリブ状をなしていたが、これに限定されず、例えば、突出部は、円錐状や柱状などであってもよい。また、トレイ部材に突出部が設けられていない構成としてもよい。
前記実施形態では、画像形成装置として、イメージセンサ12(原稿読取部)を有する複合機1を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、複写機やプリンタなどであってもよい。また、前記実施形態の画像形成装置(複合機1)は、モノクロ画像だけを形成する構成であったが、本発明はこれに限定されず、カラー画像を形成可能に構成されていてもよい。また、画像形成装置は、前記実施形態の複合機1のような電子写真方式の画像形成装置に限定されず、例えば、インクジェット方式の画像形成装置や感熱方式の画像形成装置などであってもよい。
前記実施形態では、トレイ部材として、イメージセンサ12(搬送経路40)から排出された原稿Dが載置されるトレイ部材30を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図3を参考にして説明すると、トレイ部材は、排紙トレイ13の前端部に着脱可能に構成され、本体筐体10から排出された用紙Sが載置される部材(言い換えれば、排紙トレイ13の延長トレイ)であってもよい。また、トレイ部材は、本体筐体10の前部に着脱可能に構成され、装置本体内(画像形成部)に供給するための記録シートが載置されるいわゆる手差しトレイであってもよい。
前記実施形態では、カバー部材として、原稿Dの搬送経路を形成するカバー部材20を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図3を参考にして説明すると、画像形成装置が原稿読取部(排紙トレイ13よりも上側の構成)を備えないプリンタであり、トレイ部材が手差しトレイである場合において、カバー部材は、装置本体の上部の形成された開口を開閉するカバーなどであってもよい。
1 複合機
10 本体筐体
11 画像形成部
12 イメージセンサ
13 排紙トレイ
20 カバー部材
21 操作パネル
30 トレイ部材
30A 上流端
30B 下流端
30C 中央
32 軸部
33 被規制部
34 突出部
34A 頂部
40 搬送経路
51 軸受部
51A 切欠
51B 規制壁
D 原稿
S 用紙

Claims (9)

  1. 装置本体の上部の少なくとも一部を覆う使用位置と前記装置本体の上部を露出させる開放位置との間で前記装置本体に対して回動可能に支持されたカバー部材と、前記装置本体と前記カバー部材との間から延び出すように設けられて前記装置本体から排出されたシートが載置されるトレイ部材とを備えた画像形成装置であって、
    前記トレイ部材は、前記カバー部材が開放位置にあるときに前記装置本体に対して着脱可能に構成され、前記カバー部材が使用位置にあるときに前記カバー部材に規制されることで前記装置本体から外れないように構成されたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トレイ部材は、前記カバー部材が開放位置にあるときに一端部を前記装置本体に挿入して他端部を下に揺動させることにより取り付けられ、取付状態から前記他端部を上に揺動して引くことで前記装置本体から取り外し可能に構成され、
    前記カバー部材は、使用位置にあるときに、取付状態から上に揺動しようとする前記トレイ部材に当接することで、前記トレイ部材の前記装置本体からの取り外しを規制するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記トレイ部材は、前記一端部にシートの幅方向外側に向けて突出する一対の軸部と、前記装置本体への挿入方向における前記軸部よりも先端側で前記幅方向外側に向けて突出する、前記軸部よりも小径の一対の被規制部とを有し、
    前記装置本体は、挿入された前記トレイ部材の前記軸部を回動可能に支持する一対の軸受部を有し、
    前記軸受部は、挿入される前記トレイ部材の前記被規制部を通過させる切欠と、前記軸部を中心として前記カバー部材の前記他端部を下に揺動させたときに前記被規制部が内側に回り込む規制壁とを有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記装置本体は、記録シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部の上方に設けられ、シートとしての原稿の原稿面を読み取る原稿読取部と、前記装置本体の上部に設けられ、前記画像形成部から排出された記録シートが載置される排紙トレイとを有し、
    前記トレイ部材は、前記原稿読取部から排出された原稿が載置されるものであり、取付状態において前記排紙トレイの上方に配置されたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記カバー部材は、前記装置本体との間で原稿の搬送経路を形成しており、開放位置にあるときに前記搬送経路を開放させることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記カバー部材は、前記画像形成部および前記原稿読取部を操作するための操作パネルを有することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記トレイ部材には、前記排紙トレイに向けて突出する突出部が設けられていることを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記突出部は、前記排紙トレイに排出される記録シートの排出方向に沿って延びるリブであることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記突出部は、最も突出した部分が、前記排紙トレイに排出される記録シートの排出方向における前記トレイ部材の中央と下流端との間に位置することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の画像形成装置。
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