JPH1135212A - 用紙受け構造 - Google Patents
用紙受け構造Info
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- JPH1135212A JPH1135212A JP19243797A JP19243797A JPH1135212A JP H1135212 A JPH1135212 A JP H1135212A JP 19243797 A JP19243797 A JP 19243797A JP 19243797 A JP19243797 A JP 19243797A JP H1135212 A JPH1135212 A JP H1135212A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 排紙トレーが取り付けられた装置の持ち運び
が容易かつ簡単になる構造にする。 【解決手段】 ファクシミリ装置を運搬する際に、排紙
トレー18を実線で示す突出位置から2点鎖線で示す装置
本体1の側壁に対して近接した位置まで回動させてロッ
ク状態にして、排紙トレー18が突出して運搬作業者に邪
魔にならないようにする。すなわち、排紙トレー18を前
記突出位置から突出軸部22を中心として時計方向へ回動
させると、排紙トレー18のストッパ突起25は、排紙トレ
ー18の腕部18aが内側に撓むことによって、ストッパ受
け段部24を乗り越えてその下部に入る。この状態におい
て排紙トレー18は、ストッパ突起25がストッパ受け段部
24の下部に係止されてロックされる。
が容易かつ簡単になる構造にする。 【解決手段】 ファクシミリ装置を運搬する際に、排紙
トレー18を実線で示す突出位置から2点鎖線で示す装置
本体1の側壁に対して近接した位置まで回動させてロッ
ク状態にして、排紙トレー18が突出して運搬作業者に邪
魔にならないようにする。すなわち、排紙トレー18を前
記突出位置から突出軸部22を中心として時計方向へ回動
させると、排紙トレー18のストッパ突起25は、排紙トレ
ー18の腕部18aが内側に撓むことによって、ストッパ受
け段部24を乗り越えてその下部に入る。この状態におい
て排紙トレー18は、ストッパ突起25がストッパ受け段部
24の下部に係止されてロックされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙に対して画像
形成処理,画像読取処理,給紙搬送処理などの各種処理
を行う用紙処理装置を備えたファクシミリ装置,複写機
などの画像形成部に適用され、処理後に排出される用紙
を受ける排紙トレーなどからなる用紙受け構造に関する
ものである。
形成処理,画像読取処理,給紙搬送処理などの各種処理
を行う用紙処理装置を備えたファクシミリ装置,複写機
などの画像形成部に適用され、処理後に排出される用紙
を受ける排紙トレーなどからなる用紙受け構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置などにおいて、
装置外部へ排出される用紙を受けるためのトレー(排紙
トレー)は、通常、装置本体の側面から翼のように広が
った状態にて取り付けられている。
装置外部へ排出される用紙を受けるためのトレー(排紙
トレー)は、通常、装置本体の側面から翼のように広が
った状態にて取り付けられている。
【0003】すなわち、図6の構成図に示す従来の用紙
給紙/排紙装置のように、用紙は、装置本体31の下部に
着脱可能に設置されている給紙カセット32から給紙さ
れ、画像形成部33において画像形成された後、排紙ロー
ラ34によって用紙排出通路35から排紙トレー36へ排出さ
れるようになっている。
給紙/排紙装置のように、用紙は、装置本体31の下部に
着脱可能に設置されている給紙カセット32から給紙さ
れ、画像形成部33において画像形成された後、排紙ロー
ラ34によって用紙排出通路35から排紙トレー36へ排出さ
れるようになっている。
【0004】排紙トレー36は、給紙カセット32上方の装
置本体31の側部から横方向へ延出し、かつ着脱可能に取
り付けられている。
置本体31の側部から横方向へ延出し、かつ着脱可能に取
り付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の装置では、
装置を持ち運ぶときに、装置本体から突出した状態にな
っている排紙トレーが作業の邪魔になり、また損傷や紛
失を防ぐために、一旦取り外したり、あるいは作業者が
手によって排紙トレーを押えながら装置を運ぶようにす
るなど、煩雑な作業を伴うものとなっていた。
装置を持ち運ぶときに、装置本体から突出した状態にな
っている排紙トレーが作業の邪魔になり、また損傷や紛
失を防ぐために、一旦取り外したり、あるいは作業者が
手によって排紙トレーを押えながら装置を運ぶようにす
るなど、煩雑な作業を伴うものとなっていた。
【0006】本発明は、前記従来の排紙トレーの設置に
係る問題を解決し、排紙トレーを設置した装置における
持ち運びなどの取り扱いが容易かつ簡単になる用紙受け
構造を提供することを目的とするものである。
係る問題を解決し、排紙トレーを設置した装置における
持ち運びなどの取り扱いが容易かつ簡単になる用紙受け
構造を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の用紙受け構造は、用紙処理装置の本体に対
して支点部を中心に回動可能に設置されて、本体外部に
て処理後の用紙を用紙排出通路から受ける排紙トレーを
備えた用紙受け構造において、前記排紙トレーを前記支
点部を中心として前記本体に対して突出状態にある位置
と前記本体の側壁に対して近接状態にある位置との間を
回動することが可能に前記本体に設け、排紙トレーを前
記突出位置にて保持するための保持手段と、排紙トレー
を前記近接位置にて保持するためのストッパ手段を前記
本体と排紙トレーに設けたものであり、この構成によっ
て、排紙トレーを回動させることにより、排紙トレー
を、本体に近接させた位置でロックさせておくことがで
きるため、持ち運び時などに排紙トレーを取り外すこと
なく、しかも排紙トレーを気にすることなく作業を行う
ことができる。
め、本発明の用紙受け構造は、用紙処理装置の本体に対
して支点部を中心に回動可能に設置されて、本体外部に
て処理後の用紙を用紙排出通路から受ける排紙トレーを
備えた用紙受け構造において、前記排紙トレーを前記支
点部を中心として前記本体に対して突出状態にある位置
と前記本体の側壁に対して近接状態にある位置との間を
回動することが可能に前記本体に設け、排紙トレーを前
記突出位置にて保持するための保持手段と、排紙トレー
を前記近接位置にて保持するためのストッパ手段を前記
本体と排紙トレーに設けたものであり、この構成によっ
て、排紙トレーを回動させることにより、排紙トレー
を、本体に近接させた位置でロックさせておくことがで
きるため、持ち運び時などに排紙トレーを取り外すこと
なく、しかも排紙トレーを気にすることなく作業を行う
ことができる。
【0008】また本発明は、前記ストッパ手段を、排紙
トレーの側部に設けられた突部と、前記本体に設けられ
て前記突部が乗り越えて係脱可能な段部とから構成した
ものであり、この構成によって、排紙トレーに対する不
動位置におけるロックが簡単な構成で、容易に行われ
る。
トレーの側部に設けられた突部と、前記本体に設けられ
て前記突部が乗り越えて係脱可能な段部とから構成した
ものであり、この構成によって、排紙トレーに対する不
動位置におけるロックが簡単な構成で、容易に行われ
る。
【0009】また本発明は、前記排紙トレーを、用紙処
理装置における各種の外部操作手段が設置されている操
作面側に設置したものであり、この構成によって、装置
の操作面側に用紙が排紙されるため、使用者が最も使い
やすい本体の一面において各作業が行われることにな
り、操作性,作業性が向上する。
理装置における各種の外部操作手段が設置されている操
作面側に設置したものであり、この構成によって、装置
の操作面側に用紙が排紙されるため、使用者が最も使い
やすい本体の一面において各作業が行われることにな
り、操作性,作業性が向上する。
【0010】また本発明は、用紙処理装置における用紙
を収納する給紙カセットの着脱部分と、用紙処理装置に
おける前記排紙トレーの設置部分とが本体の同一側にあ
って、しかも排紙トレーが給紙カセットの上方にあるよ
うに配置したものであり、この構成によって、用紙に係
る取り扱い、すなわち排紙用紙の取り出し、用紙の交
換,補給などが本体の一面において行われるため、作業
性が向上する。
を収納する給紙カセットの着脱部分と、用紙処理装置に
おける前記排紙トレーの設置部分とが本体の同一側にあ
って、しかも排紙トレーが給紙カセットの上方にあるよ
うに配置したものであり、この構成によって、用紙に係
る取り扱い、すなわち排紙用紙の取り出し、用紙の交
換,補給などが本体の一面において行われるため、作業
性が向上する。
【0011】また本発明は、前記排紙トレーに、排紙ト
レーが前記近傍位置にあるとき、前記用紙排出通路と連
通して用紙が通過する通路が形成されるように構成した
ものであり、この構成によって、排紙トレーが本体の側
壁に対して近接した位置にあるときに排紙される用紙
は、排紙トレーを通過して外部へ排出することになるた
め、この状態での用紙ジャムは発生しない。
レーが前記近傍位置にあるとき、前記用紙排出通路と連
通して用紙が通過する通路が形成されるように構成した
ものであり、この構成によって、排紙トレーが本体の側
壁に対して近接した位置にあるときに排紙される用紙
は、排紙トレーを通過して外部へ排出することになるた
め、この状態での用紙ジャムは発生しない。
【0012】また本発明は、前記排紙トレーを、透明
(半透明を含む)にしたものであり、この構成によって、
排紙トレーの設置によって陰になるような部分が存在し
ても、排紙トレーを通してその部分を視認することがで
きるため、操作性,作業性を低下させることはない。
(半透明を含む)にしたものであり、この構成によって、
排紙トレーの設置によって陰になるような部分が存在し
ても、排紙トレーを通してその部分を視認することがで
きるため、操作性,作業性を低下させることはない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。
ついて図面を参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の実施形態を説明するための
ファクシミリ装置の概略構成図であり、装置本体1内に
は原稿画像読取部2と画像形成部3とが設置されてい
る。
ファクシミリ装置の概略構成図であり、装置本体1内に
は原稿画像読取部2と画像形成部3とが設置されてい
る。
【0015】原稿画像読取部2は、装置本体1の上部に
設けられた原稿セット台4と、原稿セット台4にセット
された原稿を読取部分に給紙するピックアップローラ5
と、原稿を1枚ずつ分離搬送するための分離搬送部6
と、原稿画像を光学的に読み取りかつ画像データなどを
出力する光学的読取センサとしての密着センサ7と、密
着センサ7における原稿搬送方向の両側にそれぞれ設置
されて原稿を送るフィードローラ8,9と、密着センサ
7の表面に接触して原稿を送ると共に、原稿の読み取り
動作前に密着センサ7による白基準データの読み取りが
なされる白色ローラ10などから構成されている。
設けられた原稿セット台4と、原稿セット台4にセット
された原稿を読取部分に給紙するピックアップローラ5
と、原稿を1枚ずつ分離搬送するための分離搬送部6
と、原稿画像を光学的に読み取りかつ画像データなどを
出力する光学的読取センサとしての密着センサ7と、密
着センサ7における原稿搬送方向の両側にそれぞれ設置
されて原稿を送るフィードローラ8,9と、密着センサ
7の表面に接触して原稿を送ると共に、原稿の読み取り
動作前に密着センサ7による白基準データの読み取りが
なされる白色ローラ10などから構成されている。
【0016】画像形成部3は、用紙が収納されている給
紙カセット11と、給紙カセット11に収納されている用紙
を給紙する半円状のピックアップローラ12と、用紙搬送
案内部材13と、公知の感光体,トナー収納部,現像ロー
ラ,クリーニング部材などが収納されているプロセスカ
ートリッジ14と、用紙に対してトナー像の転写を行う転
写ローラ15と、転写後の用紙に対して定着を行う定着部
16と、用紙排出通路の終端部に設けられている排紙ロー
ラ17と、排紙ローラ17によって排出される用紙を受ける
排紙トレー18などから構成されている。
紙カセット11と、給紙カセット11に収納されている用紙
を給紙する半円状のピックアップローラ12と、用紙搬送
案内部材13と、公知の感光体,トナー収納部,現像ロー
ラ,クリーニング部材などが収納されているプロセスカ
ートリッジ14と、用紙に対してトナー像の転写を行う転
写ローラ15と、転写後の用紙に対して定着を行う定着部
16と、用紙排出通路の終端部に設けられている排紙ロー
ラ17と、排紙ローラ17によって排出される用紙を受ける
排紙トレー18などから構成されている。
【0017】排紙トレー18は、透明(半透明でもよい)の
材料からなる板状のものであって、装置本体1の上部に
設けられてファクシミリの各種操作モードの設定あるい
はその設定状態と動作状態を表示するためのテンキーお
よびディスプレイ部などからなる外部操作部19の設置面
側(通常、使用者に相対向する前面となる)と同一側面に
おける装置本体1下部で、かつ装置本体1において給紙
カセット11の引き出しを可能にする側面(カセット着脱
操作面)であって、しかも給紙カセット11の上方に、後
述するように設置されている。このように構成したこと
によって、装置設置面積を増やさずに、装置の前面にお
いて排出した用紙を取り扱えるため、用紙のハンドリン
グ性が向上し、しかも用紙の交換あるいは補給も容易に
行うことができることになる。
材料からなる板状のものであって、装置本体1の上部に
設けられてファクシミリの各種操作モードの設定あるい
はその設定状態と動作状態を表示するためのテンキーお
よびディスプレイ部などからなる外部操作部19の設置面
側(通常、使用者に相対向する前面となる)と同一側面に
おける装置本体1下部で、かつ装置本体1において給紙
カセット11の引き出しを可能にする側面(カセット着脱
操作面)であって、しかも給紙カセット11の上方に、後
述するように設置されている。このように構成したこと
によって、装置設置面積を増やさずに、装置の前面にお
いて排出した用紙を取り扱えるため、用紙のハンドリン
グ性が向上し、しかも用紙の交換あるいは補給も容易に
行うことができることになる。
【0018】図2は前記排紙トレーにおける装置本体に
対する設置部分を示す分解斜視図であり、装置本体1と
排紙トレー18はそれぞれ左右同一の構成であるので、図
2では装置本体1はその片側部分のみを示した。
対する設置部分を示す分解斜視図であり、装置本体1と
排紙トレー18はそれぞれ左右同一の構成であるので、図
2では装置本体1はその片側部分のみを示した。
【0019】図2において、排紙トレー18の設置部分20
における装置本体1の内側突出壁部21には、排紙トレー
18の両端部の腕部18aに設けられかつ回動支点となる突
出軸部22を受ける受け溝23が形成され、さらに受け溝23
の近傍にテーパー面24aを上部に有するストッパ受け段
部24が形成されている。排紙トレー18の腕部18aにおけ
る突出軸部22近傍には横側方向に突出するようにストッ
パ突起25が設けられ、このストッパ突起25がストッパ受
け段部24の上下面を乗り越えることが可能になってい
る。
における装置本体1の内側突出壁部21には、排紙トレー
18の両端部の腕部18aに設けられかつ回動支点となる突
出軸部22を受ける受け溝23が形成され、さらに受け溝23
の近傍にテーパー面24aを上部に有するストッパ受け段
部24が形成されている。排紙トレー18の腕部18aにおけ
る突出軸部22近傍には横側方向に突出するようにストッ
パ突起25が設けられ、このストッパ突起25がストッパ受
け段部24の上下面を乗り越えることが可能になってい
る。
【0020】図3は前記排紙トレーの動作の説明図、図
4(a),(b)は排紙トレーの動作を説明するために図3に
おける要部を拡大して示した説明図であり、図3の実線
および図4(a)に示す排紙トレー18は、装置本体1に対
して横側方に突出した位置(突出位置という)にある状態
を示し、排紙トレー18の腕部18aの下部が装置本体1の
一部1aと当接して突出位置に保持されており、用紙排出
通路から排紙ローラ17によって排出される用紙を受ける
ことができる状態にある。
4(a),(b)は排紙トレーの動作を説明するために図3に
おける要部を拡大して示した説明図であり、図3の実線
および図4(a)に示す排紙トレー18は、装置本体1に対
して横側方に突出した位置(突出位置という)にある状態
を示し、排紙トレー18の腕部18aの下部が装置本体1の
一部1aと当接して突出位置に保持されており、用紙排出
通路から排紙ローラ17によって排出される用紙を受ける
ことができる状態にある。
【0021】なお、装置本体1に対して排紙トレー18を
前記突出位置に保持する手段としては、最も簡易な構成
として前記のように排紙トレー18と装置本体1の一部と
が当接する構成を採用することができるが、この例に限
定されるものでなく、装置本体1と排紙トレー18とに磁
石を設けたり、あるいは係脱可能な爪体を形成するなど
の他の保持手段を採用することも考えられる。
前記突出位置に保持する手段としては、最も簡易な構成
として前記のように排紙トレー18と装置本体1の一部と
が当接する構成を採用することができるが、この例に限
定されるものでなく、装置本体1と排紙トレー18とに磁
石を設けたり、あるいは係脱可能な爪体を形成するなど
の他の保持手段を採用することも考えられる。
【0022】ここで、ファクシミリ装置を運搬する際に
は、排紙トレー18を前記突出位置から図3の2点鎖線に
示す装置本体1の側壁に対して近接させた位置(近接位
置という)まで回動させ、しかもその位置にロックする
ことができるため、排紙トレー18が突出して運搬作業者
に邪魔になるようなことはない。
は、排紙トレー18を前記突出位置から図3の2点鎖線に
示す装置本体1の側壁に対して近接させた位置(近接位
置という)まで回動させ、しかもその位置にロックする
ことができるため、排紙トレー18が突出して運搬作業者
に邪魔になるようなことはない。
【0023】すなわち、排紙トレー18を前記突出位置か
ら突出軸部22を中心として時計方向へ回動させることに
よって、排紙トレー18のストッパ突起25は、テーパー面
24aを摺動し、かつ排紙トレー18の腕部18aが内側に撓む
ことによって、図4(b)に示すように、ストッパ受け段
部24を乗り越えてその下部に入る。このようにして、排
紙トレー18は、ストッパ突起25がストッパ受け段部24の
下部に係止されて、突出しない近接位置に維持されるこ
とになる。
ら突出軸部22を中心として時計方向へ回動させることに
よって、排紙トレー18のストッパ突起25は、テーパー面
24aを摺動し、かつ排紙トレー18の腕部18aが内側に撓む
ことによって、図4(b)に示すように、ストッパ受け段
部24を乗り越えてその下部に入る。このようにして、排
紙トレー18は、ストッパ突起25がストッパ受け段部24の
下部に係止されて、突出しない近接位置に維持されるこ
とになる。
【0024】装置本体1に対して近接した状態にある排
紙トレー18は、図5(a)の排紙トレーの側面図、図5(b)
の排紙トレーの正面図に示すように、一対の腕部18a間
が用紙排出通路となり、しかも腕部18a間の距離が、本
装置において使用する用紙の最大幅のものが通過可能で
ある距離に設定されており、万一、排紙トレー18が前記
近接位置にある状態で通紙がなされたとしても、その用
紙は腕部18a間を通過可能であって排紙トレー18が障害
となってジャムすることはない。
紙トレー18は、図5(a)の排紙トレーの側面図、図5(b)
の排紙トレーの正面図に示すように、一対の腕部18a間
が用紙排出通路となり、しかも腕部18a間の距離が、本
装置において使用する用紙の最大幅のものが通過可能で
ある距離に設定されており、万一、排紙トレー18が前記
近接位置にある状態で通紙がなされたとしても、その用
紙は腕部18a間を通過可能であって排紙トレー18が障害
となってジャムすることはない。
【0025】また、排紙トレー18は、外部から透視する
ことができる透明の部材から形成されており、前記近接
位置にあっても、その位置における装置本体1の側壁に
設置された部材の状態などを視認することができるた
め、排紙トレー18が陰となって操作性を低下させるよう
なことはない。
ことができる透明の部材から形成されており、前記近接
位置にあっても、その位置における装置本体1の側壁に
設置された部材の状態などを視認することができるた
め、排紙トレー18が陰となって操作性を低下させるよう
なことはない。
【0026】排紙トレー18を前記近接位置から前記突出
位置に戻すには、ストッパ受け段部24において腕部18a
が撓み、さらにストッパ突起25がストッパ受け段部24を
乗り越えて上方に至るまで、排紙トレー18を突出軸部22
を中心として反時計方向に回動させればよい。
位置に戻すには、ストッパ受け段部24において腕部18a
が撓み、さらにストッパ突起25がストッパ受け段部24を
乗り越えて上方に至るまで、排紙トレー18を突出軸部22
を中心として反時計方向に回動させればよい。
【0027】なお、排紙トレー18を前記近接位置に保持
するためのストッパ手段を、排紙トレー18の設置部分20
における装置本体1の内側突出壁部21に設けたストッパ
受け段部24と、排紙トレー18の腕部18aに設けられたス
トッパ突起25とによって構成したが、ストッパ手段とし
ては前記近接位置において排紙トレー18を保持すること
ができる構成であればよく、例えば排紙トレー18と装置
本体1とに磁石を設けたり、係脱可能な爪体を形成した
りする他の構成を採用することも考えられる。
するためのストッパ手段を、排紙トレー18の設置部分20
における装置本体1の内側突出壁部21に設けたストッパ
受け段部24と、排紙トレー18の腕部18aに設けられたス
トッパ突起25とによって構成したが、ストッパ手段とし
ては前記近接位置において排紙トレー18を保持すること
ができる構成であればよく、例えば排紙トレー18と装置
本体1とに磁石を設けたり、係脱可能な爪体を形成した
りする他の構成を採用することも考えられる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の用紙受け
構造によれば、排紙トレーを回動させることによって、
排紙トレーを装置本体に近接した位置にロックすること
ができるため、持ち運び時などに排紙トレーを取り外す
必要がなくなって、排紙トレーを気にすることなく作業
を行うことができる。
構造によれば、排紙トレーを回動させることによって、
排紙トレーを装置本体に近接した位置にロックすること
ができるため、持ち運び時などに排紙トレーを取り外す
必要がなくなって、排紙トレーを気にすることなく作業
を行うことができる。
【0029】また、使用者が最も使いやすい本体の一面
において排紙された用紙の取り出し、および用紙の交
換,補給などを行うことができるため、操作性,作業性
が向上する。
において排紙された用紙の取り出し、および用紙の交
換,補給などを行うことができるため、操作性,作業性
が向上する。
【0030】また、排紙トレーが近接位置にある状態に
おいて排紙が行われても、その状態にあって排紙トレー
に用紙通路が形成されるため、紙ジャムが発生するよう
なことはない。
おいて排紙が行われても、その状態にあって排紙トレー
に用紙通路が形成されるため、紙ジャムが発生するよう
なことはない。
【0031】また、排紙トレーを透明にすることによ
り、排紙トレーの設置によって陰になる部分が存在して
も、排紙トレーを通してその部分を視認することができ
るため、操作性,作業性を低下させるようなことはな
い。
り、排紙トレーの設置によって陰になる部分が存在して
も、排紙トレーを通してその部分を視認することができ
るため、操作性,作業性を低下させるようなことはな
い。
【図1】本発明の実施形態を説明するためのファクシミ
リ装置の概略構成図である。
リ装置の概略構成図である。
【図2】図1の排紙トレーの装置本体における設置部分
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図3】図1の排紙トレーにおける動作の説明図であ
る。
る。
【図4】図3における要部を拡大して示した説明図であ
り、図4(a)は排紙トレーが装置本体に対して突出位置
にある状態を示し、図4(b)は排紙トレーが近接位置に
ある状態を示している。
り、図4(a)は排紙トレーが装置本体に対して突出位置
にある状態を示し、図4(b)は排紙トレーが近接位置に
ある状態を示している。
【図5】図5(a)は排紙トレーの側面図、図5(b)は排紙
トレーの正面図である。
トレーの正面図である。
【図6】従来の用紙給紙/排紙装置の構成図である。
1…装置本体、 3…画像形成部、 11…給紙カセッ
ト、 12…ピックアップローラ、 15…転写ローラ、
17…排紙ローラ、 18…排紙トレー、 18a…排紙トレ
ーの腕部、 19…外部操作部、 20…排紙トレーの設置
部分、 22…突出軸部、 23…受け溝、 24…ストッパ
受け段部、 25…ストッパ突起。
ト、 12…ピックアップローラ、 15…転写ローラ、
17…排紙ローラ、 18…排紙トレー、 18a…排紙トレ
ーの腕部、 19…外部操作部、 20…排紙トレーの設置
部分、 22…突出軸部、 23…受け溝、 24…ストッパ
受け段部、 25…ストッパ突起。
Claims (6)
- 【請求項1】 用紙処理装置の本体に対して支点部を中
心に回動可能に設置されて、本体外部にて処理後の用紙
を用紙排出通路から受ける排紙トレーを備えた用紙受け
構造において、前記排紙トレーを前記支点部を中心とし
て前記本体に対して突出状態にある突出位置と前記本体
の側壁に対して近接状態にある近接位置との間を回動す
ることが可能に前記本体に設け、排紙トレーを前記突出
位置にて保持するための保持手段と、排紙トレーを前記
近接位置にて保持するためのストッパ手段を前記本体と
排紙トレーに設けたことを特徴とする用紙受け構造。 - 【請求項2】 前記ストッパ手段を、排紙トレーの側部
に設けられた突部と、前記本体に設けられて前記突部が
乗り越えて係脱可能な段部とから構成したことを特徴と
する請求項1記載の用紙受け構造。 - 【請求項3】 前記排紙トレーを、用紙処理装置におけ
る各種の外部操作手段が設置されている操作面側に設置
したことを特徴とする請求項1記載の用紙受け構造。 - 【請求項4】 用紙処理装置における用紙を収納する給
紙カセットの着脱部分と、用紙処理装置における前記排
紙トレーの設置部分とが本体の同一側にあって、しかも
排紙トレーが給紙カセットの上方にあるように配置した
ことを特徴とする請求項1記載の用紙受け構造。 - 【請求項5】 前記排紙トレーに、排紙トレーが前記近
接位置にあるとき、前記用紙排出通路と連通して用紙が
通過する通路が形成されるように構成したことを特徴と
する請求項1〜4のいずれか1項に記載の用紙受け構
造。 - 【請求項6】 前記排紙トレーを透明にしたことを特徴
とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の用紙受け構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19243797A JPH1135212A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 用紙受け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19243797A JPH1135212A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 用紙受け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1135212A true JPH1135212A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16291298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19243797A Pending JPH1135212A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 用紙受け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1135212A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013147335A (ja) * | 2012-01-20 | 2013-08-01 | Brother Industries Ltd | 画像形成装置 |
-
1997
- 1997-07-17 JP JP19243797A patent/JPH1135212A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013147335A (ja) * | 2012-01-20 | 2013-08-01 | Brother Industries Ltd | 画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040608 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040629 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040827 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041019 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |