JP2013147278A - 袋状容器の保持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンパクトに折り畳むことができ、取扱いが容易な、袋状容器を自立保持できる保持具の提供を目的とする。
【解決手段】袋状容器を自立保持するための保持具であって、保持具はベース部材と、当該ベース部材に対して折り畳み自在に設けた一対の保持部材を備え、前記一対の保持部材は当該保持部材の間に袋状容器を挿入するものであるとともに、少なくとも一方の保持部材はベース部材に対して起立状態を維持するロック機構を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】袋状容器を自立保持するための保持具であって、保持具はベース部材と、当該ベース部材に対して折り畳み自在に設けた一対の保持部材を備え、前記一対の保持部材は当該保持部材の間に袋状容器を挿入するものであるとともに、少なくとも一方の保持部材はベース部材に対して起立状態を維持するロック機構を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は例えばレトルトパウチ等の袋状容器を自立した状態に保持するための保持具に関する。
近年、ラミネート加工された袋状の容器に、調理した食品を詰め、熱溶融により密封し、加圧加熱殺菌したレトルトパウチ食品が普及している。
このようなレトルトパウチ食品は開封し、そのままご飯等に全量かけて食するものもあるが、例えばベビーフードのようにそのまま完成食としてスプーン等を用いて子供に食べさせるものもある。
そのような場合に袋状の容器が倒れやすく、袋状の容器から食品を別の容器に移し替えないと食に供せない。
しかし、別の容器に移し替えるとなると、この別の容器を準備する必要があるだけでなく、使用後に洗浄しなければならなくなる。
特に屋外や外出先等にて、このような食品を供する場合に別の容器を携帯し、洗浄するのは不便である。
このようなレトルトパウチ食品は開封し、そのままご飯等に全量かけて食するものもあるが、例えばベビーフードのようにそのまま完成食としてスプーン等を用いて子供に食べさせるものもある。
そのような場合に袋状の容器が倒れやすく、袋状の容器から食品を別の容器に移し替えないと食に供せない。
しかし、別の容器に移し替えるとなると、この別の容器を準備する必要があるだけでなく、使用後に洗浄しなければならなくなる。
特に屋外や外出先等にて、このような食品を供する場合に別の容器を携帯し、洗浄するのは不便である。
特許文献1に洗剤等の詰め替え用袋のパウチホルダーを開示するが、取扱いが大変である。
本発明はコンパクトに折り畳むことができ、取扱いが容易な、袋状容器を自立保持できる保持具の提供を目的とする。
本発明は、袋状容器を自立保持するための保持具であって、保持具はベース部材と、当該ベース部材に対して折り畳み自在に設けた一対の保持部材を備え、前記一対の保持部材は当該保持部材の間に袋状容器を挿入するものであるとともに、少なくとも一方の保持部材はベース部材に対して起立状態を維持するロック機構を有することを特徴とする。
ここで、袋状容器を自立保持するとは、袋状の容器が倒れないように保持できることをいい、袋状の容器を開封した状態で倒れないように保持できる。
ベース部材とは、一対の保持部材の間に袋状容器を立て掛けるように挿入するために、この一対の保持部材のうち、少なくとも一方を所定の角度に起立した状態に維持できるものをいう。
ベース部材は、このベース部材に対して一対の保持部材を起立させた状態にて、この一対の保持部材の間に袋状容器を自立保持できるものであれば構造に限定がない。
一対の保持部材はそれぞれがベース部材に対して折り畳み可能に備え、一方の保持部材がベース部材に対して所定の角度に起立するようにロックされ、他方の保持部がこの一方の保持部材に従動又は連動して起立状態に展開してもよい。
また、一対の保持部材の両方がそれぞれ単独でベース部材に対して折り畳み可能で且つ、起立状態をロックできるものでもよい。
一対の保持部材の折り畳み方向も、同一方向に折り畳む場合のみならず相互に対向する方向に折り畳むものも本発明に含まれる。
例えば、概ねプレート状のベース部材から略L字状又は略T字状に一対の保持部材が起立でき、且つ、この一対の保持部材がベース部材側に向けて倒れるように折り畳むことができるものでもよい。
また、ベース部材から略コ字状又はH字状に2つの保持部材がそれぞれ対向して起立してもよい。
この場合に保持部材はベース部材に対して折り畳み可能であれば、このベース部材との連結構造にも限定はない。
例えば、保持部材の一端側をベース部材側に軸着しても枢着してもよく、起立状態のロック機構にも限定がない。
保持部材の回動を許容しつつ、起立状態になった状態をロックできれば、例えば、回動を規制する突起が突没してもよく、保持部材が起立した際に倒れ込むのを規制したリンク機構でもよい。
また、保持部材を軸着し、起立した状態で軸部材に沿ってスライドさせることで倒れ込み規制手段に係止又は嵌合させてもよい。
本発明で、ベース部材を枠形状にし、この枠の内側に一対の保持部材を軸着、枢着等させると、一対の保持部材を折り畳んだ際にこの保持部材がベース部材の枠形状の内側に入り込むので、全体としてコンパクトになる。
ベース部材とは、一対の保持部材の間に袋状容器を立て掛けるように挿入するために、この一対の保持部材のうち、少なくとも一方を所定の角度に起立した状態に維持できるものをいう。
ベース部材は、このベース部材に対して一対の保持部材を起立させた状態にて、この一対の保持部材の間に袋状容器を自立保持できるものであれば構造に限定がない。
一対の保持部材はそれぞれがベース部材に対して折り畳み可能に備え、一方の保持部材がベース部材に対して所定の角度に起立するようにロックされ、他方の保持部がこの一方の保持部材に従動又は連動して起立状態に展開してもよい。
また、一対の保持部材の両方がそれぞれ単独でベース部材に対して折り畳み可能で且つ、起立状態をロックできるものでもよい。
一対の保持部材の折り畳み方向も、同一方向に折り畳む場合のみならず相互に対向する方向に折り畳むものも本発明に含まれる。
例えば、概ねプレート状のベース部材から略L字状又は略T字状に一対の保持部材が起立でき、且つ、この一対の保持部材がベース部材側に向けて倒れるように折り畳むことができるものでもよい。
また、ベース部材から略コ字状又はH字状に2つの保持部材がそれぞれ対向して起立してもよい。
この場合に保持部材はベース部材に対して折り畳み可能であれば、このベース部材との連結構造にも限定はない。
例えば、保持部材の一端側をベース部材側に軸着しても枢着してもよく、起立状態のロック機構にも限定がない。
保持部材の回動を許容しつつ、起立状態になった状態をロックできれば、例えば、回動を規制する突起が突没してもよく、保持部材が起立した際に倒れ込むのを規制したリンク機構でもよい。
また、保持部材を軸着し、起立した状態で軸部材に沿ってスライドさせることで倒れ込み規制手段に係止又は嵌合させてもよい。
本発明で、ベース部材を枠形状にし、この枠の内側に一対の保持部材を軸着、枢着等させると、一対の保持部材を折り畳んだ際にこの保持部材がベース部材の枠形状の内側に入り込むので、全体としてコンパクトになる。
本発明で、一対の保持部材は、ベース部材側に折り畳んだ状態から起立した状態に展開する際に、両方の保持部材の開放端側の間隔が予め所定の寸法に開いていて、そのまま袋状の容器を立て掛けるように挿入してもよいが、一対の保持部材のうち、少なくとも一方はベース部材に対して回動自在に連結してあるとともに、両方の保持部材の開放端側の間隔が相互に開閉自在であり、前記開放端側の間隔寸法が所定の大きさ以内に規制されているようにすると、折り畳む際に一対の保持部材同士も開放端側を閉じることができるので、全体としてさらにコンパクトになる。
本発明で一対の保持部材とベース部材との連結構造として、対向する2つの保持部材のうち一方の保持部材のみが、その端部でベース部材に枢着し、他方の保持部材は前記一方の保持部材に対して回動自在に取り付けてもよい。
また、両方の保持部材をベース部材に対して枢着し、一対の保持部材が所定の角度起立し、且つ前記開放端側の間隔寸法が所定の大きさになったときに前記ロック状態になるようにしてもよい。
このようなロック機構の例としては、ベース部材側にロック突部となる枢着軸を形成し、保持部材側に前記枢着軸に沿って回動するための略円形状の回動部と前記ロック突部に係合するロック凹部とを形成した構造例が挙げられる。
この場合に保持部材は回動状態からロック状態にスライド移動することになり一対の保持部材間にずれが生じる場合がある。
そこで、両方の保持部材間でのずれを防止するために、前記連結部は一対の保持部材間であって下端側の相互の位置関係を保つための位置合せ手段を有するのが好ましい。
また、両方の保持部材をベース部材に対して枢着し、一対の保持部材が所定の角度起立し、且つ前記開放端側の間隔寸法が所定の大きさになったときに前記ロック状態になるようにしてもよい。
このようなロック機構の例としては、ベース部材側にロック突部となる枢着軸を形成し、保持部材側に前記枢着軸に沿って回動するための略円形状の回動部と前記ロック突部に係合するロック凹部とを形成した構造例が挙げられる。
この場合に保持部材は回動状態からロック状態にスライド移動することになり一対の保持部材間にずれが生じる場合がある。
そこで、両方の保持部材間でのずれを防止するために、前記連結部は一対の保持部材間であって下端側の相互の位置関係を保つための位置合せ手段を有するのが好ましい。
本発明で、一対の保持部材は概ね対向するその内側面のうち少なくとも一方又は両方に袋状容器の側面に吸着する吸着部材、又は粘着する粘着部材を有するようにすると、この一対の保持部材を相互に開くと、袋状の容器の側面がこの吸着部材や粘着部材によって引っ張られるので、袋状の容器の開封部を開いた状態にして保持することができる。
この吸着部材,粘着部材は、繰り返し使用できるのが好ましい。
この吸着部材,粘着部材は、繰り返し使用できるのが好ましい。
本発明に係る袋状容器の保持具は、ベース部材と一対の保持部材を折り畳むことができるので、コンパクトになり、携帯するのに便利であり、使用の際にはベース部材に対して保持部材を起立させるだけで、一対の保持部材の間に袋状の容器を立て掛けるように保持できるので、容器が倒れることなく開封した状態に容易に使用できる。
本発明に係る袋状容器の保持具10の実施例を以下、図面に基づいて説明する。
図1(a)は保持具10を折り畳んだ状態を示し、図1(b)は一対の保持部材12,13をベース部材11から起立させた状態を示す。
図1に示した保持具10は、枠形状のベース部材11の内側に、第1保持部材12と第2保持部材13とからなる一対の保持部材を折り畳み可能に枢着部Sにて枢着させた例になっている。
なお、ベース部材11は、保持部材を折り畳むことができればよく、枠形状に限定するものではない。
また、ベース部材11は、一対の保持部材12,13を起立状態に保持するスタンド機能を有する。
図1(a)は保持具10を折り畳んだ状態を示し、図1(b)は一対の保持部材12,13をベース部材11から起立させた状態を示す。
図1に示した保持具10は、枠形状のベース部材11の内側に、第1保持部材12と第2保持部材13とからなる一対の保持部材を折り畳み可能に枢着部Sにて枢着させた例になっている。
なお、ベース部材11は、保持部材を折り畳むことができればよく、枠形状に限定するものではない。
また、ベース部材11は、一対の保持部材12,13を起立状態に保持するスタンド機能を有する。
図3に示すように第1保持部材12と第2保持部材13は、下部の両側を内側方向に略90°に折り曲げ形成した枢着部Sにて図4(b)に示すようにベース部材11に対してそれぞれ枠の内側に枢着するようになっている。
一対の保持部材12,13を回動可能に枢着するとともにロック機構として、枠形状のベース部材11の内側に、上下方向に細長の略長方形からなるロック突部11aを対向配置してある。
これに対応して、第1保持部材12と第2保持部材13にはロック突部11aの上下方向の寸法Lと同等かあるいは、それよりも少し大きい内径からなる略円孔形状の回動部12a,13aとこの回動部から上方に向けて凹んだロック凹部12b,13bを形成してある。
また、第1保持部材12と第2保持部材13との枢着部Sは、一方に切り込み12hを入れることで、他方の枢着部Sと干渉しないようになっている。
これにより、例えば図5(a)の状態から一対の保持部材12,13を上方に持ち上げるようにスライドさせると、ロック突部11aがロック凹部12b,13bから外れ、回動部12a,13aの内側に納まるので、保持部材12,13をベース部材11側に折り畳むように回動させることができる。
また、第1保持部材12と第2保持部材13とが、それぞれ独立してベース部材11側に回動自在に枢着されているので、図9(a)に示すように第1及び第2保持部材12,13の間に袋状容器1を挟み込むことができる。
この状態から図9(b)に示すように、第2保持部材13を第1保持部材12に対して所定の角度だけ少し開くと、第1保持部材12は図3(a)に示すように回動部12aから概ね垂直方向にロック凹部12bが形成されているので、第1保持部材12が略垂直方向に起立したまま下方に向けてスライド移動し、ロック凹部12bとベース部材11側のロック突部11aと係合し、ロック保持される。
これに対して第2保持部材13は、図3(b)に示すように回動部13aから上方が、第1保持部材12側に所定の角度θだけ傾いた方向にロック凹部13bを形成してあるので、この第2保持部材13を第1保持部材12に対してこの角度θ開いた状態にすると第2保持部材13が下方にスライド移動し、ロック凹部13bがロック突部11aに係合し、その状態がロック保持される。
この状態を図2及び図4(b)に示す。
一対の保持部材12,13を回動可能に枢着するとともにロック機構として、枠形状のベース部材11の内側に、上下方向に細長の略長方形からなるロック突部11aを対向配置してある。
これに対応して、第1保持部材12と第2保持部材13にはロック突部11aの上下方向の寸法Lと同等かあるいは、それよりも少し大きい内径からなる略円孔形状の回動部12a,13aとこの回動部から上方に向けて凹んだロック凹部12b,13bを形成してある。
また、第1保持部材12と第2保持部材13との枢着部Sは、一方に切り込み12hを入れることで、他方の枢着部Sと干渉しないようになっている。
これにより、例えば図5(a)の状態から一対の保持部材12,13を上方に持ち上げるようにスライドさせると、ロック突部11aがロック凹部12b,13bから外れ、回動部12a,13aの内側に納まるので、保持部材12,13をベース部材11側に折り畳むように回動させることができる。
また、第1保持部材12と第2保持部材13とが、それぞれ独立してベース部材11側に回動自在に枢着されているので、図9(a)に示すように第1及び第2保持部材12,13の間に袋状容器1を挟み込むことができる。
この状態から図9(b)に示すように、第2保持部材13を第1保持部材12に対して所定の角度だけ少し開くと、第1保持部材12は図3(a)に示すように回動部12aから概ね垂直方向にロック凹部12bが形成されているので、第1保持部材12が略垂直方向に起立したまま下方に向けてスライド移動し、ロック凹部12bとベース部材11側のロック突部11aと係合し、ロック保持される。
これに対して第2保持部材13は、図3(b)に示すように回動部13aから上方が、第1保持部材12側に所定の角度θだけ傾いた方向にロック凹部13bを形成してあるので、この第2保持部材13を第1保持部材12に対してこの角度θ開いた状態にすると第2保持部材13が下方にスライド移動し、ロック凹部13bがロック突部11aに係合し、その状態がロック保持される。
この状態を図2及び図4(b)に示す。
本実施例では、第1保持部材12及び第2保持部材13が回動状態とロック状態との間をスライド移動する際に相互にずれないように相互に相手側に向けて突出した半円状のリブ形状からなるリブ12c,13cを枢着側端部に形成してあり、図3に示すようにリブ12c,13cが相互に相手側の保持部材12,13の下端側であって、内側方向に折り曲げ形成した円弧部12g,13gに摺接するようになっている。
これにより、保持部材が回動状態からロック状態にスライドする際に相互に干渉して一対の保持部材12,13が相互にずれることなく円弧端部12f,13fが当接するように起立保持される。
なお、この第1保持部材12と第2保持部材13との下端側の位置がずれないように形成した位置合せ手段は、この実施例に限定されるものではなく、例えば図11に示すように突起112cと溝113cとの組み合せでもよい。
これにより、保持部材が回動状態からロック状態にスライドする際に相互に干渉して一対の保持部材12,13が相互にずれることなく円弧端部12f,13fが当接するように起立保持される。
なお、この第1保持部材12と第2保持部材13との下端側の位置がずれないように形成した位置合せ手段は、この実施例に限定されるものではなく、例えば図11に示すように突起112cと溝113cとの組み合せでもよい。
本実施例では、コンパクトに折り畳んだ状態が保持できるように、例えば図2にて説明すると、ベース部材11の開放側の内側下部付近に規制爪11cを形成することで保持部材12,13がそれ以上回動しないように規制するとともに、第1保持部材12の開放側先端に設けた係止突部12eとベース部材11に設けた係止突部11bが相互に係止するようになっている。
本実施例では、図1(b)に示すように第1及び第2保持部材の開放側の対向する内面に粘着部材14,15をそれぞれ形成するとともに、この粘着部材14,15同士が直接粘着しないようにそれぞれ隙間形成突部12d,13dを形成してある。
従って、この隙間形成突部12d,13d同士が当接することで、粘着部材14,15の間に所定の隙間が形成されることになる。
このように一対の保持部材12,13の間に粘着部材14,15を設けたことにより、図9及び図10に示すように、袋状容器を両側の保持部材12,13で挟んだ際に袋状容器1の側面に粘着するので、袋状容器1の端部1aを切り取り、第2保持部材13を所定の角度θに開くとそのまま袋状容器1の側面の粘着部材14,15により粘着されたまま、開口部1bが広がる。
これにより、袋状容器1の開口部1bが開いたまま保持されるので、スプーン2等を用いて食材を取り出すことが容易になる。
従って、この隙間形成突部12d,13d同士が当接することで、粘着部材14,15の間に所定の隙間が形成されることになる。
このように一対の保持部材12,13の間に粘着部材14,15を設けたことにより、図9及び図10に示すように、袋状容器を両側の保持部材12,13で挟んだ際に袋状容器1の側面に粘着するので、袋状容器1の端部1aを切り取り、第2保持部材13を所定の角度θに開くとそのまま袋状容器1の側面の粘着部材14,15により粘着されたまま、開口部1bが広がる。
これにより、袋状容器1の開口部1bが開いたまま保持されるので、スプーン2等を用いて食材を取り出すことが容易になる。
本発明に係る保持具10は、コンパクトに折り畳んで持ち運びができ、使用時には一対の保持部材を回動及び起立できるものであれば、多くの形態が含まれる。
例えば、図12に示すように保持部材12,13の下端部に起立状態で略水平方向に細長になるロック突部111aを形成し、ベース部材11に水平方向に長い溝状のロック凹部113bと回動部113aを設けることで、保持部材12,13をベース部材11の枠形状の一方に寄せて折り畳むことができ、使用時にはベース部材11の中央部付近にスライド及び起立させるものでもよい。
また、一対の保持部材12,13の一方のみをベース部材11に枢着させ、他方の保持部材をこの一方の保持部材に枢着保持させてもよく、さらには一方の保持部材に対してL字状に他方の保持部材を立設させてもよい。
例えば、図12に示すように保持部材12,13の下端部に起立状態で略水平方向に細長になるロック突部111aを形成し、ベース部材11に水平方向に長い溝状のロック凹部113bと回動部113aを設けることで、保持部材12,13をベース部材11の枠形状の一方に寄せて折り畳むことができ、使用時にはベース部材11の中央部付近にスライド及び起立させるものでもよい。
また、一対の保持部材12,13の一方のみをベース部材11に枢着させ、他方の保持部材をこの一方の保持部材に枢着保持させてもよく、さらには一方の保持部材に対してL字状に他方の保持部材を立設させてもよい。
1 袋状容器
10 保持具
11 ベース部材
11a ロック突部
12 第1保持部材
12a 回動部
12b ロック凹部
12c リブ
13 第2保持部材
13a 回動部
13b ロック凹部
13c リブ
14 粘着部材
15 粘着部材
S 枢着部
10 保持具
11 ベース部材
11a ロック突部
12 第1保持部材
12a 回動部
12b ロック凹部
12c リブ
13 第2保持部材
13a 回動部
13b ロック凹部
13c リブ
14 粘着部材
15 粘着部材
S 枢着部
Claims (6)
- 袋状容器を自立保持するための保持具であって、
保持具はベース部材と、当該ベース部材に対して折り畳み自在に設けた一対の保持部材を備え、
前記一対の保持部材は当該保持部材の間に袋状容器を挿入するものであるとともに、少なくとも一方の保持部材はベース部材に対して起立状態を維持するロック機構を有することを特徴とする袋状容器の保持具。 - 前記一対の保持部材のうち、少なくとも一方はベース部材に対して回動自在に連結してあるとともに開放端側の間隔が相互に開閉自在であり、前記開放端側の間隔寸法が所定の大きさ以内に規制されていることを特徴とする請求項1記載の袋状容器の保持具。
- 前記一対の保持部材が所定の角度起立し、且つ前記開放端側の間隔寸法が所定の大きさになったときに前記ロック機構がロック状態になることを特徴とする請求項2記載の袋状容器の保持具。
- 前記連結部は一対の保持部材間であって下端側の相互の位置関係を保つための位置合せ手段を有することを特徴とする請求項2又は3記載の袋状容器の保持具。
- 前記一対の保持部材は対向するその内側面にそれぞれ袋状容器の側面に吸着する吸着部材、又は粘着する粘着部材を有することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の袋状容器の保持具。
- 前記ベース部材は略枠形状であり、折り畳んだ状態で前記一対の保持部材が当該ベース部材の内側に位置することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の袋状容器の保持具。
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JP2012009910A JP2013147278A (ja) | 2012-01-20 | 2012-01-20 | 袋状容器の保持具 |
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- 2012-01-20 JP JP2012009910A patent/JP2013147278A/ja active Pending
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