JP2016524573A - トランスポートボックス - Google Patents

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ラッセ ヨハンセン,
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ミハエル リュード モンカ―,
マッズ シュプール−モーテンセン,
マッズ シュプール−モーテンセン,
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テーブルボックス アーペーエス
テーブルボックス アーペーエス
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Abstract

トランスポートボックストランスポートボックス(1、1’、1’’)は、底部(7、7’)に対向する開口部(17、17’)を有するコンパートメント(2、2’、2’’)と、開口部の周縁端から延在する、開口部(17、17’)のための蓋(3、3’、3’’)とを備えることによって、ラップトレイに変形可能であるように構成される。底部(7、7’)は、前壁端部(49、49’)よりも短い後壁端部(47、47’)を有し、第1蓋部(8、8’)は、ラップトレイの役割を果たすためにトランスポートボックス(1、1’)の変形状態において、開口部(17、17’)から離れるようにして折り曲がるか、又は回動するように構成される。トランスポートボックス(1、1’)は、相互接続可能なパネルから構成されるブランク(34、34’、102)から製作される。トランスポートボックス(1、1’、1’’)は、三次元構成又は平面構成で積み重ねることができる。トランスポートボックス(1、1’、1’’)は、座しているユーザの脚の間に収容されることに特に適している。【選択図】図2及び図9

Description

本発明は、ラップトレイに変形可能であるように構成されるトランスポートボックスに関し、
‐ トランスポートボックスは、対向する側壁、後壁に対向する前壁、及び底部によって画定されるコンパートメントを備え、
‐ 前記壁は、コンパートメントにアクセスするための、底部に対向する開口部の範囲を定め、
‐ 開口部は、側壁の対向する頂端、前壁の頂端、及び後壁の頂端によって画定される周縁端を有し、並びに
‐ 開口部のための蓋は、開口部の周縁端から延在する第1蓋部を少なくとも備える。
本発明は、更に、トランスポートボックス用のインサートと、トランスポートボックス及びインサートとなるように折り畳むことができるブランクと、ブランク及びインサートを組み立てる方法と、ラップトレイとして、並びに食物及び/又は飲料などの1つ又は複数のオブジェクトを搬送するため、トランスポートボックスを使用することとに関する。
食物以外のオブジェクトもトランスポートボックスの使用に適しているかもしれないが、好適には、トランスポートボックスは食物用トランスポートボックスである。
折り曲げ可能な厚紙ブランクなどから作られるボックスであって、ボックスを開けて食物を摂取するとき、座しているユーザの大腿部の上に配置することができる、食物などのオブジェクトを搬送するためのボックスは広く知られている。しかしながら、このような位置では、ユーザが、大腿部を動かしたり、移動車両の中に座していたり、又は思わずボックスを押してしまったりした場合、ボックスが簡単に傾いてしまうか、或いは、ユーザの大腿部から滑り落ちる可能性がある。
ブランク、すなわち、厚紙又はカートンなどの一部を折り曲げてボックスにする技術は、包装産業では良く知られている技術である。一般的に、本発明のブランクは、厚紙を望まれる形状に切削し、必要な折り線を刻むことによってつくることができる。ブランクは、印刷、型押し加工、ラベル、又はこれらの組み合わせを通して、爽やかな色又はロゴを更に入れることができ、並びに/或いはラミネート加工することができる。ブランクは、好ましくは、平らな形状で出荷され、次いで、機械又は手作業によって折り曲げられ、最終的な形に組み立てられる。
米国特許番号第5,127,339号は、段ボールブランクから作られる、折り曲げ可能なラップトレイを開示する。上部分には、コップを保持するための円形の穴及びオブジェクトがトレイから滑り落ちることを防ぐ垂直フラップが設けられる。トレイには、座している人の大腿部の下に延在し、且つトレイに安定性をもたらすために互いに組み合わされる底部分が設けられる。しかしながら、ユーザが大腿部を動かさない限り、上部分は水平に保たれるが、例えば、ハンバーガーと飲み物を車の中で或いはスポーツ観戦時に摂取するとき、ユーザが大腿部を動かす可能性は大きい。
米国特許番号5,425,445号は、段ボールブランクからつくられた折り曲げ可能なラップトレイを開示するが、トレイの底部には、座しているときにトレイを安定化させるため、ユーザが大腿部で掴むことができる反転V字形状の支持脚が設けられる。しかしながら、座している人の大腿部は平行ではない場合がある。これは、支持脚が大腿部の自然な姿勢に合わないことを意味する。
したがって、上述の既知のラップトレイは、トレイの最適な安定性をもたらさない。更に、既知のラップトレイは、食物をトレイ上に確実に保つ手段を提供せず、ユーザが座して食物を摂取し始める前に、食物を搬送するトランスポートボックスの形から変形させることができない。
したがって、最初の段落で述べたような種類のトランスポートボックス、すなわち、安定性をもたらす手段と、座しているユーザがラップトレイとして使用するときに食物などのオブジェクトをトレイ上に確実に保つ手段とを備えるトランスポートボックスが必要とされている。
本発明に係る第1の態様では、ラップトレイに変形させることができるトランスポートボックスが提供される。
本発明に係る第2の態様では、ユーザの大腿部の間に配置されたときにラップトレイを安定化させる手段を有するラップトレイが提供される。
本発明に係る第3の態様では、ボックスを便利に運ぶ手段を有するトランスポートボックスが提供される。
本発明に係る第4の態様では、オブジェクトをトレイ上に保つ手段を有するラップトレイが提供される。
本発明に係る第5の態様では、ラップトレイを製作するためのブランクが提供される。ブランクは、保管及び搬送の間に実質的な空間を占有せず、且つ使用する直前に変形させることができ、ブランク又は平らな状態に変形させて戻すことができる。
本発明に係る第6の態様では、変形可能なトランスポートボックスを組み立てる方法が提供される。
本発明に係る第7の態様では、変形可能なトランスポートボックスの使用が提供される。
本発明に従って達成されるこれらの態様及び他の態様の新規性及び独自性は、
‐ 底部が前壁端部及び後壁端部を有し、後壁端部は前壁端部より短く、及び
‐ 第1蓋部が、ラップトレイの役割を果たすためにトランスポートボックスの変形状態において、開口部から離れるようにして折り曲がるか、又は回動するように構成されることを特徴とする。
本発明の文脈の中では、「搬送状態」という用語は、蓋がコンパートメントの開口部を閉じるときのトランスポートボックスの三次元構成であると理解するべきである。
「変形状態」という用語も更にトランスポートボックスの三次元状態又は構成を指す。コンパートメントの空洞へのアクセスを得るために、1つ又は複数の蓋部をトランスポートボックスの開口部から離れるようにして折り曲げるか、又は回動させることによって蓋が開く。変形状態において、トランスポートボックスをトレイとして使用することができる。
コンパートメントがユーザの脚の間に位置するとき、後壁は、座しているユーザの最も近くにあることが意図されるコンパートメントの壁であり、前壁は、座しているユーザの膝の最も近くにあることが意図される壁である。「後壁端部」は、後壁へと延在する底部の端部であり、「前壁端部」は、前壁へと延在する底部の端部であることを理解されたい。後壁端部及び前壁端部は、対向する側壁の端部を介して接続され、それにより、底部の輪郭形状を画定する。「後壁端部は前壁端部よりも短い」とは、前記端部の幅の間、具体的には、2つの対向する側壁の対向する側壁端部端点間の、それぞれの端部の幅の間の関係のことを指す。したがって、本発明の範囲内で、湾曲した、凸状になった、及び/又は破線となった後壁端部及び側壁端部も考慮されている。側壁端部も、様々な態様において多少湾曲する場合がある。後壁端部の幅がゼロに近い場合さえもあり、その場合、底部は実質的にV字形状となり、V字形状の交点が後壁端部を構成する。後壁端部及び前壁端部は、互いに向かって、或いは、互いから離れるようにして湾曲する場合がある。側壁端部の湾曲に対しても同じことが適用され、湾曲の度合いは同じであってもよく、異なってもよい。本質的な特徴は、くさび形状となるよう底部が前から後へとテーパし、コンパートメントにもテーパ状のくさび形状を与えることである。V字形状の底部は、特別なくさび形状である。
搬送状態と変形状態との間の他の中間状態も可能な状態である。
座している人の大腿部の間のアクセス可能なフリースペースは、股に最も接近したところで最も制限を受ける。底部が、前壁端部よりも短い後壁端部を有する場合、コンパートメントは、人の大腿部の間で保持されるとき、トランスポートボックスをラップトレイとして使用する人の股に非常に接近するように便宜的に配置される場合があり、それにより、当該の人は、コンパートメントを適した位置に容易に保つことができるようになる。特別に設計された底部によって、コンパートメントに便利なくさび形状がもたらされる。この形状は、前記コンパートメントを、ユーザの大腿部又は脚の間の、人が座っている自由表面の上に配置するのに特に適している。したがって、トランスポートボックスをラップトレイとして使用する人が、使用しているオブジェクトを置くために側面に任意の余分なスペースを必要としないように、コンパートメントを椅子又はベンチの座席などの
下位表面上にしっかりと置くことができると同時に、大腿部の間に収めることができる。トランスポートボックスをラップトレイとして使用する人は、必要であれば、コンパートメントを掴むために大腿部を微妙に閉じることによって、コンパートメントの側壁上に容易に更なる力を加えることができる一方で、搬送状態においてコンパートメントの中に保管且つ搬送されるオブジェクトを取扱い且つ処理するため、又は、コンパートメント内のオブジェクトを取り扱うため、又は、第1蓋部を開口部から離れるように回動させるか、又は折り曲げることによって変形したトランスポートボックスから生じるラップトレイ上にオブジェクトを置くために、両手を使うことができる。したがって、オブジェクトは、蓋が閉じたときに衛生的な理由からコンパートメントの内側に面し、且つ蓋が開いてラップトレイに変形したときにコンパートメントの開口部の周縁端から突出する、少なくとも1つの第1蓋部の表面に配置されてもよい。通常、コンパートメントは、コンパートメントの新規性を有する設計、特に底部の新規性を有する設計によって、力を適用する必要させなく、ユーザの大腿部の間にしっかりと置かれる。コンパートメントは、座しているユーザの大腿部の間の実質的にV字形状の間隔に一致するか、又は少なくとも適合する。座しているユーザは、大腿部を微妙に閉じることによってコンパートメントの側壁上に力を加えることができるようになり、それにより、ラップトレイが適所に保たれる。このことは、トランスポートボックスがその意図される位置から滑り落ちることを防ぐのに特に役立つ。ユーザが左右に微妙に動いた場合でも、ラップトレイ上のオブジェクトに対して実質的に衝撃が加わることなく、ラップトレイがユーザの動きに合わせて動く。
大腿部の間にトランスポートボックスをもって座しているユーザに対して言及するときは、その人が膝をくっつけずに脚を自然で心地良い姿勢に保っていることが前提となり、それにより、大腿部の間の間隔が実質的にV字形状となり、コンパートメントを、大腿部の上ではなく、ユーザの大腿部の間に容易に収めることができる。したがって、コンパートメントの外形が、前記間隔に適合するように構成される。
蓋は、搬送状態においてコンパートメントの開口部を閉じるように適合される。これは、食物などの1つ又は複数のオブジェクトがコンパートメントの中で安全に保たれ、外部のオブジェクト(雨粒、葉っぱなど)が誤ってコンパートメントに入って食物を汚染することができず、及びコンパートメントを通じた熱伝達を減少させる(例えば、食物が熱いとき(熱いハンバーガー又は熱い飲み物など)に重要なことである)という効果がある。
第1蓋部はコンパートメントの周縁端から延在する。それにより、少なくとも1つの第1蓋部を離すようにして折り曲げるか、又は回動させることによって開口部を開いたときに、ユーザは、開口部を介してコンパートメントの内側の1つ又は複数のオブジェクトに対する簡単で便利なアクセスを有する。
トランスポートボックスは、少なくとも第2蓋部を備えてもよく、第1蓋部及び第2蓋部は、開口部の周縁端の異なる端部から延在して、折れ曲がるか、又は回動し、開口部を覆う。
好適な実施形態では、蓋は、少なくとも1つの第2蓋部を備えてもよく、少なくとも1つの第1蓋部及び第2蓋部は、対向する側壁の頂端それぞれから延在し、トランスポートボックスの変形状態において、互いから離れるようにして折り曲がるか、又は回動するように構成され、それにより、前記蓋部のうちの少なくとも1つ、及び好ましくは両方の前記蓋部が、ラップトレイの役割を果たすことができる。
第1蓋部及び第2蓋部を、座しているユーザの座席に対して例えば実質的に水平な位置へと、互いから離れるように折り曲げることによって、トランスポートボックスは変形状態となる。蓋部は、例えば、開口部の対向する側面上で実質的に同一平面上に延在することができる。それにより、一部の食物がコンパートメントに残されたままであるかもしれないが、例えば、食事中に食物又は一部の食物を置くため、蓋部は、1つ又は2つの実質的に水平なトレイ表面を構成することができる。すなわち、蓋部はラップトレイの役割を果たす。変形状態においてトレイ機能の役割を果たす蓋部の表面は、搬送状態においては、衛生的な理由から隠されることに留意されたい。
これらの表面は、例えば、コンパートメントの内側に面するか、又は閉じた取っ手として接合され、第1蓋部及び第2蓋部が離れるように回動したとき、ラップトレイであることが外部ユーザ環境に対して初めて明らかになる。
一実施形態では、少なくとも1つの第1蓋部及び/又は少なくとも1つの第2蓋部の大きさが、変形状態において1つ又は複数の蓋部が座している平均的な大人の大腿部の幅の上に延在するように適合され、それにより、食物(例えば、ドレッシングからハンバーガーまで)が、食事中に思わずこぼれ、食べている人の大腿部又はその人が座している表面の上に落ちる可能性が減少する。
大腿部、脚、又は膝の間にトランスポートボックスを置いて座っているユーザに対して言及するとき、その人が、コンパートメントを大腿部の上ではなく、大腿部の間に容易に収めることができるように、脚を自然で心地良いV字形状に保っていることを理解するべきである。
一実施形態では、トランスポートボックスを搬送状態と変形状態との間で何度か変形させることが可能であり、これは、ユーザが、ボックスを開け、内容物を取扱い、例えば、一部の食物を摂取し、ボックスを閉じて可能ならば別の位置へ搬送し、次いで取扱いを続けることが可能であることを意味する。このようにすれば、暖かい(又は冷たい)食物の場合、ボックスを再び閉じることができないときに比べて、食物を暖かく(又は冷たく)保つことができる。
一実施形態では、それぞれの対向する側壁のそれぞれの対向面の少なくとも一部が、後壁から前壁への方向で分岐する場合がある。したがって、コンパートメントは、分岐する面を有する2つの対向する側壁を備える場合がある。側壁の分岐の度合い及び側壁間の距離は有利に適合され、それにより、コンパートメントが大人又は子供などの平均的な人の大腿部の間に適合し、コンパートメントの底部の少なくとも主要部分が人の座している表面上に置かれたとき、大腿部を用いて、又は可能であるならば大腿部を用いないで、コンパートメントを、より簡単に、より安全に、より便利に保持することが可能になる。
トランスポートボックスの底部は、便宜的に単一のパネルであってもよいが、使用後にボックスを平らにすることを可能にするためには、代替的に、底部を2つ以上の底部パネル部から構成してもよい。これらのパネルは、接合されてトランスポートボックスの底部の最終形状となる。
別の実施形態では、蓋は、前壁の上端から延在する第4蓋部に対向する、後壁の上端から延在する第3蓋部を備えてもよく、それにより、開口部の閉じ方が改善される。
2つの対向する蓋部は、取っ手の役割を果たすため、搬送状態において接合されるように便宜的に構成されてもよい。取っ手によって、トランスポートボックスを掴み且つ搬送する、簡単で便利な方法がもたらされる。取っ手の上部を掴むことによって、ユーザの手はコンパートメント自体から距離が置かれる。このことは、トランスポートボックスを掴むため、手をコンパートメントに接近させる必要があるとき、又は、手をコンパートメント自体の上に置く必要があるときに比べて、熱い食物の場合に手がさほど熱に曝されない(冷たい食物の場合、さほど冷気に曝されない)ことを意味する。
このような取っ手の利点が特に際立つのは、トランスポートボックスが水平面上に位置するとき、2つの対向する蓋部が、接合されて、例えば、実質的に垂直などの直立方向にコンパートメントから突出したときである。
したがって、第1蓋部を第2蓋部と組み合わせることによって、又は、第3蓋部を第4蓋部と組み合わせることによって、取っ手を作ることができる。
有利には、側壁のうちの少なくとも1つとコンパートメントの底部との間の内角は、45度と等しいか又は少なくとも45度、より好ましくは、75度と等しいか又は少なくとも75度、及び最も好ましくは、90度と等しいか又は少なくとも90度であってもよい。
内角が小さいほど、コンパートメントの開口部はより小さい。したがって、90度未満の内角においては、コンパートメントの開口部領域はコンパートメントの底部領域よりも小さく、それにより、オブジェクトが思わずコンパートメントから転げ落ちる可能性が減少し、人が大腿部を通してコンパートメントに対して部分的に下向きの力を加えることが可能になる。
一実施形態では、前記内角は90度に近いか、実際に90度であり、これは、コンパートメントを水平面上に置いたとき、コンパートメントの側壁が底部に対して垂直配置を有することを意味する。
コンパートメントの側壁の高さは、好ましくは、座している平均的な大人の大腿部の平均的高さに対応する。このことにより、対向する蓋部は、座している人の大腿部の上に置くことができ、人の大腿部によって支持され、実質的に水平な配向を有するという効果が生じる。しかしながら、コンパートメントを任意の適切な間隔の中に適合させることができ、蓋部を互いから離れるように折り曲げるか、回動させて、間隔、孔、又はその他の空洞(例えば、ビーチの砂中に掘られたくぼみのためにつくられたものであろうと、例えば、乳母車、庭のテーブル、又は同等物において既に存在する間隔、孔、又はその他の空洞であろうと)を囲む表面上に置くことができることを理解しなければならない。実施形態が子供を含むすべての人に適合するように、側壁の高さ、そしてコンパートメントの深さは、5〜30センチの間の長さ、10〜20センチの間の長さ、例えば約15センチの長さであってもよい。
ユーザがオブジェクトを蓋部上に置き、このようなオブジェクトの水平移動を最小限にするため、変形状態においては蓋部の水平な配向が望まれる。このようなオブジェクトとは、例えば、食物、ユーザがスポーツ観戦している場合はスコアカード、又は子供の玩具である可能性がある。
底部の形状は、実質的に台形、好ましくは等脚台形であるか、又はそのように見える場合がある。この先端を切り取ったような三角形は、コンパートメントの三次元形状の基底面と外形を画定する。底部の形状は、大まかに先端部分を切り取った三角形であるような印象を与える多角形状であってもよいことに留意するべきである。したがって、「実質的に台形に見える」ということは、全体的に三角形状の印象を与える多角形状も含む。底部の後端及び前端は、好ましくは、実質的に平行であってもよいが、代替的には、アーチ状となって同じ方向又は異なる方向に湾曲してもよい。
底部に対して平行な面におけるコンパートメントの断面は、例えば、底部が実質的に同じ形状を有することによって、実質的に等脚台形の形状を有してもよい。したがって、例えば、コンパートメントの水平断面は、水平面上に配置されたとき、実質的に等脚台形の形状を有する。この実施形態では、後壁が座している人に対して面し、後壁に対向する前壁がその人とは反対側に面することが好ましい。前壁は、後壁よりも幅が広い
底部の形状又はコンパートメントの断面形状は、三角形などの他の形状を有してもよく、それと同時に、コンパートメントの任意の壁の形状は、例えば、凹状、凸状、波状などに湾曲してもよいが、特定の簡便な実施形態では、コンパートメントは、先端が切り取られた三角チーズのような三角形状を有する。
後壁端部及び前壁端部は、側壁端部によって離隔配置される。後壁端部及び前壁端部は、底部の平面において見た場合、少なくともある程度互いに重なり合う長さ又は幅を有することが好ましい。一部の実施形態では、後壁端部及び前壁端部は、多かれ少なかれ、オフセットされた長さであってもよい。対向する後壁端部及び前壁端部のそれぞれの終端部分は、重なる場合があるが、ほとんどの実施形態では、後端端部の幅又は長さは、後端端部の終端部分が前壁端部の終端部分を越えない短さであることが好ましい。
四角の外形を有する底部、すなわち、すべての端部が、等しい長さを有し、且つ直角を介して互いに対して延在する底部、或いは、長方形の外形を有する底部は、本発明から除外される。
1つ又は複数の実施形態では、上述の底部又はコンパートメント断面の実質的に等脚台形の形状では、コンパートメントの底部とコンパートメントの前壁、後壁、及び側壁との間で実質的に90度の内角が組み込まれる。
1つの又は両方の蓋部が変形状態において水平に配向されたとしても、このことは、例えばこのようなオブジェクトをユーザが思わず押してしまったときにオブジェクトが蓋部から滑り落ちることを防ぐことではない。しかしながら、このような望ましくない状況は、それぞれの蓋部の自由端部の少なくとも一部から延在する少なくとも1つのリムを備える、第1蓋部、第2蓋部、第3蓋部、及び第4蓋部のうちの少なくとも1つを、90±20度の間隔、90±15度の間隔、90±10度の間隔、90±5度の間隔、又は90度の角度など、蓋部の平面から離れる角度で設けることによって、防ぐことができる。
1つの実施形態では、少なくとも1つのリムは、蓋部の自由端部の全体又はほぼ全体に沿って延在する。蓋部の自由端部とは、蓋部がコンパートメントに接続される端部を除く、蓋部のすべての端部を含んでもよいことに留意されたい。
トランスポートボックスを掴んで搬送することは、2つの対向する蓋部のうちの少なくとも1つが、ヒンジフラップを有する開口部を備えるとき、更に容易になることができる。このヒンジフラップを離すように折り曲げるか又は回動させ、それにより、トランスポートボックスの搬送の間にユーザの手で多かれ少なかれ掴めるように、開口部が取っ手として使用される。搬送状態において、トランスポートボックスの重量は、商品の重量によって増加する。したがって、トランスポートボックスは、商品の重量に耐えるように構成され、例えば、対向する蓋部における取っ手開口部を設けることにより、商品を容易に運ぶことができるように適合される。
トランスポートボックスの変形状態において、ヒンジフラップは、対応する蓋部における開口部を覆うように適合されてもよい。更に、ヒンジフラップは、搬送状態においてトランスポートボックスを運ぶための開位置と、変形状態における閉位置との間で可動であってもよい。
一実施形態では、両方の蓋部が、ヒンジフラップを有する開口部を備えてもよい。フラップは、搬送状態において互いに対向する位置にある。
蓋を閉める前に、ヒンジフラップを、内側に向かって曲げるか、又は開口部から離れるように曲げてもよく、これによって、搬送状態において取っ手を通る穴が画定される。蓋部の自由端部から適当な距離でヒンジフラップを設けることにより、蓋部の自由端部及び取っ手を通る穴によって画定される取っ手の一部の周りを掴むことができ、これにより、ユーザがトランスポートボックスを運ぶことが便利になる。
ラップトレイとして対向する蓋部の位置において、ヒンジフラップは、周りの残りの蓋部と同じ面に位置することができ、且つフラップと蓋部の周りの残りの部分との間の摩擦によってこの位置を保つことができる。それにより、蓋部は穴のない連続的なラップトレイ表面として機能し、これは、ラップトレイを通って何かがこぼれ落ちることが抑えられることを意味する。フラップは、例えば、蓋部を部分的に切削することによって作ることができる。
一実施形態では、第1蓋部及び第2蓋部は、両方とも、コンパートメントの開口部の周縁端からヒンジ的に延在する上部分と、上部分の対向する端部から延在する取っ手部分とを含む。トランスポートボックスの搬送状態においてコンパートメントが水平面上に置かれるとき、上部分は、開口部の上で突出するように配向されてもよく、取っ手部分は、開口部から実質的に直立するように配向される。
別の実施形態では、第1蓋部及び第2蓋部は、開口部もヒンジフラップも有せず、トランスポートボックスの変形状態においてラップトレイとして利用される。本発明に係るトランスポートボックスのこの実施形態は、第1蓋部及び/又は第2蓋部と交互して、開口部の周縁端から延在する第3蓋部及び第4蓋部を更に含み、第3蓋部及び第4蓋部のうちの一方は、ヒンジフラップを有する開口部を有し、第3蓋部及び第4蓋部のうちのもう一方は、ヒンジフラップを有しないが、トランスポートボックスの搬送状態においてヒンジフラップと組み合わさる開口部だけを有してもよい。第3蓋部及び第4蓋部のうちの1つは、例えば、ユーザのズボンの腰部に留めるのに適切な自由端部を有してもよい。
3次元の変形状態において空間を節約する態様で保管することができるトランスポートボックスの特定の好適な実施形態では、側壁、後壁、及び前壁から選択される少なくとも1つの壁は、90度を上回る内角、より好ましくは、90度を上回り、最大120度の内角、例えば、90度を上回り、最大110度の内角、90度を上回り、最大100度の内角、90度を上回り、最大95度の内角、又は92度から95度の内角、並びに最も好ましくは、例えば、92度又は95度の内角で底部から延在する。この構成では、第1蓋部、第2蓋部、第3蓋部、及び第4蓋部がコンパートメントの開口部から離れるようにして折り曲がるか、又は回動する、変形したトランスポートボックスのコンパートメントは、同じ構成又は似たような構成で、別の変形したトランスポートボックスのコンパートメント内に挿入されることができる。このようなトランスポートボックスを幾つか積み上げることによって、例えば、レストランにいる人にとって、第1に、このようなトランスポートボックスのスタックにおいて最も上にあるトランスポートボックスのコンパートメントの中に食物又は他のオブジェクトを置き、第2に、蓋を閉じ、そして第3に、最も上にあり搬送する準備が整ったトランスポートボックスを取り除くことが特に便利で速くなる。有利には、側壁、後壁、及び前壁は、それぞれ、90度を上回る内角、より好ましくは、90度を上回り、最大120度の内角、例えば、90度を上回り、最大110度の内角、90度を上回り、最大100度の内角、90度を上回り、最大95度の内角、又は92度から95度の内角、並びに最も好ましくは、例えば、92度又は95度の内角で底部から延在する。当然ながら、本発明のインサートも第1のステップの間にコンパートメント内に配置されてもよい。
有利には、トランスポートボックスは、上壁がコンパートメントの底部から間隔を置いて配置される位置において、コンパートメント内に配置できるインサートを更に備える。このインサートは、可能であるならば、対応する数のオブジェクトを保持するための1つ又は複数の開口部が設けられる。
コンパートメントの底部からインサートの上壁を上昇させることにより、例えば、飲料コップの壁が、コップの底部から幾らかの距離でインサートの開口部の壁に係合できるという効果があり、それにより、コップが水平面で動くことを防ぐ。コップは、インサートの開口部内にしっかりと保持されながらも、便利に掴むことができるよう、更にインサートを越えて十分に突出する。
インサートの開口部は、円形断面の飲料を受けるために、好ましくは、円形である。トランスポートボックスは、例えば、紙で包まれたハンバーガー及びコップ又は缶の中のソフトドリンクの形態の典型的なファストフードの食事を搬送するために使用することができる。この場合、ハンバーガーをインサートの上壁の上に置くことができ、インサートの開口部はコップ又は缶を保持することができる。しかしながら、このようなコップ又は缶は、一般的に種々の大きさで売られているため、コンパートメントの中に配置することができる、様々な半径を有する上壁の開口部を備える幾つかのインサート、及び/又は、コンパートメントの底部に多かれ少なかれ接近配置するように構成されるインサートを有することが好ましい。
インサートの円形の開口部の位置におけるコンパートメントの底部と蓋との間の垂直距離は、使用することが意図されている飲料コップの高さに対応するように選択することができ、それにより、コップの意図されていない垂直方向の動きを更に防ぐ。
一実施形態では、インサートの上壁は、底部の形状又はコンパートメントの断面形状と同じ形状又は対応する形状を有し、例えば、実質的に台形の形状又は等脚台形の形状であってもよい。このことは、食物又はオブジェクトがインサートの上壁上面に保たれるという効果がある。
インサートの上壁は、好ましくは、少なくとも1つの支持部材を有することによって、コンパートメントの底部から引き上げられる。この少なくとも1つの支持部材は、上壁と支持部材との間の90度又は約90度などの角度で上壁の端部から延在する。
一実施形態では、インサートは、90度又は約90度などの角度で上壁の端部から延在する1つ又は複数の支持部材を備える。上壁の望ましい位置をコンパートメント内で保つため、上壁のほぼすべての外周が、前記1つ又は複数の支持部材によって支持される。
インサート及びコンパートメントは、実質的に台形又は等脚台形の形状を有し、インサートが、90度又は約90度などの角度で、上壁の4つの端部のそれぞれから延在する支持部材を備えることは、目的にかなっているかもしれない。上壁のほぼすべての外周が、組み合わせにより、これらの4つの支持部材によって支持される。
任意の実施形態の少なくとも1つの支持部材は、好ましくは支持壁であり、そして好ましくは上壁と同じ材料であるが、更に、コンパートメントの底部に対して引き上げられた位置で上壁を保つことができる支柱又は何らか他の種類の支持部材であってもよい。
インサートの上壁は、コンパートメント内で支持壁と共に摩擦係合又は圧力ばめ係合されてもよい。
底部と、第1側壁、第2側壁、後壁、及び前壁との間の内角が90度を上回る実施形態の場合、インサートの上壁は、コンパートメント内で摩擦係合又は圧力ばめ係合されることが好ましく、及び、上壁は、好ましくは、インサートがコンパートメント内に配置されるとき、インサートの上壁からコンパートメントの底部へと延在する1つ又は複数の支持部材(例えば、支持壁又は支柱)を更に備えてもよい。
修正された型では、インサートは、個体であり、例えば円形の、少なくとも1つの上側凹部が設けられ、それにより、飲料コップなどの対応する数のオブジェクトが保持される。インサートの少なくとも1つの開口部又は凹部は、四角又は三角など、円形以外の形状を有してもよい。
実施形態の代替的な型では、インサートの上壁が実質的に台形又は等脚台形の形状を有する場合、上壁の2つの平行な端部のうちの一方だけは、コンパートメントの底部から上壁の前記端部を引き上げるために少なくとも1つの支持部材が設けられるが、2つの平行な端部のうちの他方は、コンパートメントの底部の上に置かれる。このことは、当然ながら、インサート上に置かれる食物の重量によって曲がらないように、上壁の材料が十分に剛性であることを必要とする。
本発明の修正された実施形態では、蓋は、側壁のそれぞれの対向する頂端から延在し、且つトランスポートボックスの変形状態において、互いから離れるようにして折り曲がるか、又は回動するように構成される第1蓋部及び第2蓋部を備え、第1蓋部及び第2蓋部のそれぞれが、トランスポートボックスの変形状態において、座しているユーザの大腿部上に配置するための内側凹面を画定し、第1蓋部及び第2蓋部が、トランスポートボックスの搬送状態において互いに向かって湾曲し、好ましくは取っ手の役割を果たす。この湾曲形状によって、第1蓋部及び第2蓋部は、それぞれ、凹面が設けられ、変形状態において、座しているユーザの大腿部を受けることができ、それにより、例えば、食事中に食物がこぼれ落ちたときにユーザの脚を効果的に保護する。この修正された実施形態では、蓋は、好ましくは、前壁の頂端から延在し、且つ細長い突き抜けスリットを有する第4蓋部を更に備える。このスリットは、第1蓋部及び第2蓋部の自由上面前部(free upper front part)を受容するように配置且つ寸法形成される。したがって、第1蓋部、第2蓋部、及び第4蓋部は、搬送状態において、接合されて共に保持されることができ、ユーザは、テーブルボックスを運ぶため、第1蓋部及び第2蓋部の上部、そして可能であるならば、第3蓋部の上部を便利に掴むことができる。修正された実施形態の蓋は、好ましくは、後壁の頂端から延在し、且つテーブルボックスの搬送状態において、コンパートメントの開口部全体又は開口部の少なくとも大部分を覆うように寸法形成される第3蓋部を備え、それにより、コンパートメントの内側と周りとの間の熱伝達が減少し、テーブルボックスの搬送の間に望まれないオブジェクトがコンパートメントの中に入り込むことが防止される。
トランスポートボックス、インサート、蓋、及びコンパートメントの上述の実施形態の特徴は、更なる実施形態と設計に到達するために組み合わせることができる。
本発明に係るトランスポートボックスは、幾つかの異なるブランク(その例は以下で示される)から構成してもよく、又は、一部の実施形態では、再利用するための一体型ユニットとして形作ってもよい。
したがって、トランスポートボックスは、有利には、折り線を介して相互接続される複数のパネルを備える第1ブランクから形成されてもよい。
本発明のトランスポートボックスのためのパネルは、
‐ 2つの側壁パネルのうちの1つを介して前壁パネルに接続される後壁パネル、
‐ 2つの側壁パネルのうちのいずれかのパネルの1つの側面から延在する蓋部パネル、及び
‐ 2つの側壁パネルのうちのいずれかのパネルの対応する対向側面から延在する少なくとも1つの底部壁パネル
を備えてもよい。
このようなブランクは、保管されたときにあまり場所をとらず、使用する前又は使用する直前の適当な時に、トランスポートボックスの三次元形状となるように折り曲げることができる。一旦トランスポートボックスが使用されると、廃棄のため、又は汚れていない場合は再利用のため、再び折り曲げて平らな構造に戻すことができる。
蓋部パネルは、トランスポートボックスの変形状態においてラップトレイとしてトレイ機能の役割を果たす少なくとも2つの対向するトレイパネルと、トランスポートボックスの搬送状態において取っ手機能の役割を果たす少なくとも2つの取っ手壁パネルとを備えてもよい。
一実施形態では、少なくとも2つの対向するトレイパネルは、それぞれ取っ手壁パネル含み、それにより、空間における配置と位置によって、同じ蓋部パネルが取っ手とラップトレイの両方として利用され、結果として二重機能を有する。この実施形態では、トレイパネルは、トランスポートボックスの第1蓋部及び第2蓋部のそれぞれである。
トランスポートボックスの第1の実施形態のための第1ブランクは、より具体的には、
‐ 後壁パネルに接続される第1側壁パネル、
‐ 第1側壁パネルに対向して、後壁パネルに接続される第2側壁パネル、
‐ 第1側壁パネルに接続される第1底部壁パネル、
‐ 第2側壁パネルに接続される第2底部壁パネル、
‐ 第1底部壁パネルに対向して、第1側壁パネルに接続される第1蓋部パネルの第1上壁パネル、
‐ 第2底部壁パネルに対向して、第2側壁パネルに接続される第2蓋部パネルの第2上壁パネル、
‐ 第1側壁パネルに対向して、第1上壁パネルに接続される第1蓋部パネルの第1取っ手壁パネル、
‐ 第2側壁パネルに対向して、第2上壁パネルに接続される第2蓋部パネルの第2取っ手壁パネル、及び
‐ 後壁パネルに対向して、第1側壁パネルに接続される前壁パネル
を備える。
この特定の実施形態では、第1上壁パネル及び第1取っ手壁パネルが、トランスポートボックスの上述の第1蓋部を画定し、第2上壁パネル及び第2取っ手壁パネルが、トランスポートボックスの第2蓋部を画定し、結果としてそれぞれのトレイパネルを更に画定される。
上壁パネル及び取っ手壁パネルは、トランスポートボックスの搬送状態において、コンパートメントの開口部を少なくとも部分的に閉じるという目的を果たし、その実施例は、図面に関連してより詳細に説明される。
搬送状態及び変形状態において、第1ブランクのパネルは、本発明のトランスポートボックスとなるように折り曲げられている。
折り曲げられた第1ブランクのこの実施形態では、第1蓋部及び第2蓋部は、搬送状態で取っ手となるとき、コンパートメントから相当突出する。ある人にとっては、これは不便かもしれない。
第1ブランクの第2実施形態では、取っ手の役割を果たす2つの追加の蓋部パネル、すなわち、トランスポートボックスの第3蓋部である第3蓋部パネルと、トランスポートボックスの第4蓋部である第4蓋部パネルとを提供することによって、搬送状態における取っ手の背の高さという問題が改善される。このような実施形態では、取っ手壁パネルは、トレイパネルに含まれない。トレイパネルは、側壁パネルから延在する別々の蓋部パネルである。
第1ブランクの第2実施形態をより具体的に説明すると、第1ブランクは、
‐ 第1側壁パネルと第2側壁パネルとの間に挿入される前壁パネル、
‐ 前壁パネルに対向して、第2側壁パネルに接続される後壁パネル、
‐ 第1側壁パネルに接続される第1底部壁パネル、
‐ 第2側壁パネルに接続される第2底部壁パネル、
‐ 第1底部壁パネルに対向して、第1側壁パネルに接続される第1蓋部パネル、
‐ 第2底部壁パネルに対向して、第2側壁パネルに接続される第2蓋部パネル
‐ 第3底部壁パネルに対向して、後壁パネルに接続される第3蓋部パネル、及び
‐ 第4底部壁パネルに対向して、前壁パネルに接続される第4蓋部パネル
を備える。
したがって、本発明では、第1ブランクの第2実施形態も提示されているが、
第1ブランクの他の実施形態が本発明の範囲内で意図されていることを強調したい。第1の実施形態及び第2実施形態は例示であり、本発明を限定するものと解釈するべきではない。
トランスポートボックスの三次元形状を確保するため、いずれかのパネルに適切な接続手段を設けてもよい。
第1ブランクの第1の実施形態では、
‐ 第1底部壁パネル及び第2底部壁パネルは、それぞれの底部壁パネルを互いに接続するため、第1接続手段が設けられてもよく、
‐ 前壁パネル及び第2側壁パネルは、前壁パネルを第2側壁パネルに接続するため、第2接続手段が設けられてもよく、
‐ 第1上壁パネル及び第2上壁パネル並びに前壁パネルは、第1上壁パネル及び第2上壁パネルを前壁パネルに着脱自在に接続するため、第3接続手段が設けられてもよく、並びに
‐ 第1取っ手壁パネル及び第2取っ手壁パネルは、第1取っ手壁パネルと第2取っ手壁パネルとを互いに着脱自在に接続するため、第4接続手段が設けられてもよい。
変形状態において、図面で示されるようにラップトレイの役割を果たすため、第1ブランクを部分的に開くことができるため、第3接続手段及び第4接続手段は使用されない。
第1ブランクの更なる代替的な実施形態では、底部は、単一のパネルであってもよい。例えば、第1底部壁パネル及び第2底部壁パネルは、単一の底部壁パネルと交換することができる。第1接続手段が単一の底部壁パネル及び第2側壁パネルの上に設けられ、単一の底部壁パネルが第1側壁パネルに接続されるか、又は、第1接続手段が単一の底部壁パネル及び第1側壁パネルの上に設けられ、単一の底部壁パネルが第2側壁パネルに接続される。
4つの接続手段の好適な実施形態が、図面に関連して更に説明される。しかしながら、他の又は追加の種類の接続手段(例えば、接着剤、糊、マジックテープ、又はスナップ嵌め構造であってもよい)を使用してもよい。しかしながら、少なくとも第3接続手段及び第4接続手段が、着脱自在な種類の接続を提供することが好ましい又は必要である。
第1ブランクの第1の実施形態に関しては、前壁パネルは、第1側壁パネルに接続される代わりに、後壁パネルに対向して第2側壁パネルに接続されてもよい。この場合、第2接続手段が前壁パネルを第1側壁パネルに接続する。
第1ブランクの一実施形態では、蓋部パネルのうちの少なくとも1つが、少なくとも1つのリムパネルを備える。
トランスポートボックスの変形状態において、オブジェクトが第1蓋部及び第2蓋部(上壁パネル及び取っ手壁パネルによって画定される)のうちの1つ又はその両方から滑り落ちることを防ぐために、第1蓋部パネルの第1取っ手壁パネル及び第2蓋部パネルの第2取っ手壁パネルのうちの少なくとも1つは、有利には、
‐ 上壁パネルに対向して、取っ手壁パネルに接続される第1リムパネル、
‐ 取っ手壁パネルに対向して、第1リムパネルに接続される第2リムパネル、
‐ 取っ手壁パネルの対向する側端に接続される第3リムパネル及び第4リムパネル、
‐ 第3リムパネル及び第4リムパネルそれぞれに接続される第1折込タブ(tuck−in tab)及び第2折込タブを備え、
‐ 第2リムパネル及び取っ手壁パネルは、第1リムパネル、第2リムパネル、第3リムパネル、第4リムパネル、第1折込タブ、及び第2折込タブを取っ手壁パネルから延在するリムへと着脱自在に組み立てるための手段が設けられる。
第1リムパネル及び第2リムパネルは、折り曲げられて組み立てられるとき、好ましくは実質的に平行に配向されてもよい。2つの折込タブを、第1リムパネルと第2リムパネルとの間に折り込んでもよく、それにより、第1リムパネル、第2リムパネル、第3リムパネル、及び第4リムパネルが途中で断続しないリムを形成する。リムパネル及び折込タブをリムへと着脱自在に組み立てる手段は、取っ手壁パネル内の対応する形状の切欠き穴と組み合わさるため、第2リムパネル上に設けられる小さなフラップなどであってもよい。ただし、接着剤、糊、マジックテープ、又はスナップ嵌め構造などの他の着脱自在な組み立て手段も使用してもよい。
好ましくは途中で断続しないリムは、取っ手壁パネルが上壁パネルに接続される端部以外の、取っ手壁パネルのすべての端部に沿って延在することができる。
トランスポートボックスを運ぶことを容易にするため、第1取っ手壁パネル及び第2取っ手壁パネルのうちの少なくとも1つは、ヒンジフラップを有する開口部を備えてもよい。このヒンジフラップは、前記開口部を覆うように適合される。
ヒンジフラップは、好ましくは、第1リムパネルに接続される取っ手壁パネルの端部から適当な距離において、取っ手壁パネルの材料内に切り口及び折り線を作ることによって作られる。これは、フラップと取っ手壁パネルとの間の摩擦により、フラップを取っ手壁パネルの平面において閉位置に保つことができることを意味する。
好ましくは、両方の取っ手壁パネルがヒンジフラップを有する開口部を備え、前記2つの開口部は、トランスポートボックスの搬送状態において、互いに対向するように配置される。
開口部及び関連するヒンジフラップを第3蓋部パネル及び第4蓋部パネルに設けてもよい。任意選択的に、トランスポートボックスが搬送状態にあるとき、対向する蓋部パネルのヒンジフラップと係合するため、一方のヒンジフラップを取り除いて開口部を開放してもよい。
第1蓋部パネル及び第2蓋部パネルのうちの少なくとも1つが、対応する上壁パネルを有しない場合があり、及び/又は、第1蓋部パネル及び第2蓋部パネルのうちの1つのみが、少なくとも1つのリムパネルを有する場合がある。
トランスポートボックスの幾つかの実施形態では、幾つかのパネル及び/又は接続手段を互いに糊付けしてもよい。この場合、トランスポートボックスを、完全に開いて第1ブランクに戻す代わりに、平らな状態に折り畳むことができる。
トランスポートボックスのインサートは、有利には、底部又は折り曲げられた第1ブランクからつくられたコンパートメントの平断面と実質的に同じ形状及び寸法を有する上壁パネルと、任意選択的に開口部が設けられる上壁パネルに折り線を介して接続される少なくとも1つの支持パネルとを備える第2ブランクから形成される。ここで言う「コンパートメントの平断面」とは、底部に対して平行な平面における断面を意味する。
一実施形態では、第2ブランクの上壁は、折り線を介して上壁の4つの端部それぞれに接続される少なくとも1つの支持壁を有する。
糊付けを使わない第1ブランクの実施形態のように、第2ブランクは、使用する構成となるように折り曲げることができ、ブランク構成へと戻すことができる。
第2ブランクから形成されるインサートの利点は、上述のインサートの利点と同じである。すなわち、インサートは、コンパートメントの底部から間隔を置いたところに上壁が配置される位置において、コンパートメント内に配置されてもよく、且つ少なくとも1つの開口部が設けられる。
トランスポートボックス、インサート、第1ブランク、及び/又は第2ブランクは、好ましくは、厚紙、カートン、又は紙などの折り曲げ可能な材料から作られるが、例えば、プラスチック、金属、又は発泡材などの別の種類の折り曲げ可能な材料から作ることもできる。ブランクは便利に穴を開けることができ、折り線は、くぼみ、線、又は型押部によってブランクで示される。
折り曲げ可能な材料の厚みは、好ましくは、容易に折り曲げることができるように選択される。折り曲げ可能な材料は、好ましくは安価であり、保管中、完全に開いた状態又は折り畳まれた状態では多くの場所をとらないが、この材料は、同時に十分な剛性を有し、それにより、トランスポートボックス及びラップトレイの望ましい形状を保つことができる。
折り線の刻み込み、型押し加工、押圧技術など任意の従来技法を使用して、第1ブランク及び第2ブランクの折り線が設けられ、それにより、壁パネルを互いに対して折り曲げるか、又は回動させることが可能になる。折り線は、好ましくは、トランスポートボックスがビルトイン能力を有するように作られ、それにより、トランスポートボックスの搬送状態及び変形状態の三次元構成が実現する。
ブランクの状態において、第1ブランク及び第2ブランクは、場所を節約し且つコスト効率の良い態様で保管及び搬送することができ、そして使用するときには、その場でトランスポートボックス及びインサートとなるように折り曲げる。
本発明は、更に、上述の第1ブランクを、変形可能なトランスポートボックスに変換させる方法に関する。このトランスポートボックスは、必要に応じて、折り曲げたり、開いたりすることができ、代替的には、必要に応じて、折り畳んだり、組み立てたりすることができる。
本発明の方法は、
‐ パネルを接続する折り線に沿って本発明の任意の第1ブランクの前記パネルを折り曲げるステップと、
‐ 限定しないが、接着剤及び/又は糊を含む、任意の接続手段の中から選択される1つ又は複数の組み立て手段を使用して、第1ブランクのパネルを、蓋を有する三次元のトランスポートボックスなるように接合するステップとを含む。
底部が幾つかの底部壁パネルから構成される場合、これらの底部壁パネルは、例えば、実質的に台形又は等脚台形の形状となるように適切に折り曲げることによって、容易に接合することができ、それにより、後端壁が前端壁よりも短いトランスポートボックスの底部が形成される。
第1ブランク及び/又は第2ブランクのパネルを完全に着脱自在な態様又は部分的に着脱自在な態様で接合してもよく、それにより、トランスポートボックス及びラップトレイとして使用する前か後に、三次元のトランスポートボックス及び/又はインサートの接合されたパネルを、第1/第2ブランク又は第1/第2ブランクの折り畳んだ状態に変換することが可能になる。
本発明に係るトランスポートボックスの第1の実施形態の使用にあたって、第1蓋部パネル及び第2蓋部パネルは、トランスポートボックスの変形状態においてトレイ、及び搬送状態において直立型の取っ手を構成する。
本発明に係るトランスポートボックスの第2の実施形態の使用にあたって、第1蓋部パネル及び第2蓋部パネルは、トランスポートボックスの変形状態においてトレイを構成し、第3蓋部パネル及び第4蓋部パネルは、搬送状態において取っ手を構成する。この実施形態では、第1蓋部パネル及び第2蓋部パネルは、重なり合うように折り曲げられ、少なくとも搬送状態においてコンパートメントの開口部を覆い、搬送状態においては、第3蓋部パネル及び第4蓋部パネルは、第1蓋部パネル及び第2蓋部に覆いかぶさる、突出する取っ手となるように組み合わされる。
第1ブランク及び/又は第2ブランクの設計に関係なく、トランスポートボックスは、搬送状態において、食物及び/又は飲料コップなどの1つ又は複数のオブジェクトを搬送するための、目的にかなった閉じたコンパートメント及び取っ手を画定し、変形状態において、くさび形状のコンパートメントが座している人の大腿部の間の間隔などの下位表面上に位置するときにオブジェクトを置くためのラップトレイを画定する。
本発明のトランスポートボックスは、更に、自動車、バス、又は電車などの移動車両の中でラップトレイとして使用することに適している。
蓋部の形状/寸法、コンパートメントの2つの対向する側壁の間の距離、及びコンパートメントの側壁の高さは、平均的な大人に適合させる代わりに、例えば、平均的な子供に適合させることができる。
したがって、幾つかのサイズが好まれる場合があるが、本発明のトランスポートボックスは、どんなサイズにも限定されない。側壁は、多くの大腿部の厚み及び人に適合するために任意の適切なサイズと湾曲を有してもよく、後端と前端との間の距離は適度な長さでよく、コンパートメントのテーパの度合い、すなわち、側壁の分岐の度合いは、特定のユーザ群又は特定の目的のために調整してもよい。
コンパートメントの側壁の外表面とユーザの大腿部との間の摩擦を増加させるは、例えば、摩擦能力をもつ材料の層を備える外表面の少なくとも一部を提供すればよい。
本発明は、以下でより詳細に説明され、図面を参照して、本発明に係る、トランスポートボックス、インサート、第1ブランク、及び第2ブランクの例示的実施形態が説明される。
短い後壁から全体的に見たときの、搬送状態における本発明に係るトランスポートボックスの第1の実施形態を示す。 上記のトランスポートボックスをラップトレイとしての変形状態で示す。 短い後壁から全体的に見たときの、本発明に係るトランスポートボックス用のインサートの1つの実施形態を示す。 短い後壁から全体的に見たときの、本発明に係るトランスポートボックス用のインサートの別の実施形態を示す。 短い後壁から全体的に見たときの、図2のトランスポートボックス及び図3のインサートを示し、インサートがコンパートメントの中に配置されている。 本発明に係る第1ブランクの第1の実施形態を示す。 本発明に係る第2ブランクを示す。 短い後壁から全体的に見たときの、搬送状態における本発明に係るトランスポートボックスの第2の実施形態を示す。 上記のトランスポートボックスをラップトレイとしての変形状態で示す。 本発明に係る第1ブランクの第2の実施形態を示す。 全体的に見たときの、搬送状態における本発明に係るテーブルボックスの修正された実施形態を示す。
本発明は、コンパートメントが位置する水平面に関して見た場合、コンパートメントの側壁が垂直配置を有し、コンパートメントの水平断面が等脚台形の形状を有し、及び蓋部のリムが対応する蓋部に対して垂直配置を有することを前提として、図面を通して説明される。しかしながら、本発明全体の意図されている技術効果をもたらすことができる、側壁の他の配置、互いに対する側壁のテーパの度合い、コンパートメント及び底部の水平断面の他の形状、並びに/或いは蓋部のリムの他の配置は、本発明の範囲内に含まれることが意図されている。
本発明は、トランスポートボックスが食物及び飲料コップを搬送するためのものであることを前提として、図面を通して更に説明される。しかしながら、他の種類のオブジェクトも本発明のトランスポートボックスで搬送することができる。
図1は、コンパートメント2及び蓋3を有するトランスポートボックス1の第1の実施形態を示す。後壁4、前壁5、第1側壁6a、第2側壁6b、及びコンパートメント2のテーパ状の底部7の形状と相互位置は、その断面の等脚台形形状を画定する。底部7の後壁端部49は、底部7の前壁端部47より短い。
蓋3は、第1側壁6aの上端10からヒンジ的及び回動可能に延在する第1蓋部8、及び第2側壁6bの上端11からヒンジ的及び回動可能に延在する、対向する第2蓋部9を有する。
第1蓋部8及び第2蓋部9は、図2に関連してより詳細に説明される。しかしながら、図1で示されるように、蓋部8、9は、ユーザが掴めることによってトランスポートボックス1の第1の実施形態を便利に運ぶことができる直立型の取っ手12(第1蓋部8の直立部分は図1では見えない)に向かって延在し、且つ直立型の取っ手12を画定する。第2蓋部9は、その揺動フラップ15が第2蓋部9の内側端16からヒンジ的に延在し、且つ揺動フラップ15の開位置と閉位置の間の位置にあるように示される。
図2は、変形状態のトランスポートボックス1を示し、ユーザは、コンパートメント2の開口部17を介して、コンパートメント2内に配置される食物(図示せず)などのオブジェクトに対してアクセスを有する。第1蓋部8及び第2蓋部9が、互いから離れるようにして折り曲がるか、又は回動するときにこのアクセスが得られる。
第1蓋部8の上壁18及び取っ手壁(handle wall)20、並びに第2蓋部9の上壁19及び取っ手壁21は、実質的に水平な配置で示され、それにより、コンパートメント2との組み合わせでラップトレイの役割を果たすことができる。
変形状態において、コンパートメント2は、座しているユーザの大腿部の間に配置される(任意選択的にユーザの大腿部によって保持される)ことが意図されており、それに伴って、後壁4は、ユーザの股に接触、又は少なくとも近くに位置し、第1蓋部8は、座しているユーザの左側の大腿部の上に延在し、第2蓋部9は、座しているユーザの右側の大腿部の上に延在する。
第1蓋部8は、第1側壁6aの上端10からヒンジ的に延在する第1上壁18、第1上壁18の内側端22から延在する第1取っ手壁20、第1取っ手壁20の自由端26から延在する直立リム24a、第1上壁18の前端28からヒンジ的に延在する直立リム24b、及び第1取っ手壁20の内側端14からヒンジ的に延在する第1揺動フラップ13を有する。
第2蓋部9は、対応するように、第2側壁6aの上端11からヒンジ的に延在する第2上壁19、第2上壁19の内側端23から延在する第2取っ手壁21、第2取っ手壁21の自由端27から延在する直立リム25a、第2上壁19の前端29からヒンジ的に延在する直立リム25b、及び第2取っ手壁21の内側端16(図示せず)からヒンジ的に延在する第2揺動フラップ15を有する。
図6に関連して説明されるように、取っ手壁20、21の直立リム24a、25bは、取っ手壁20、21に対してほぼ90度の内角αで配置される。上壁18、19の直立リム24b、25bは、上壁18、19に対して折れ曲がることができるが、意図されている三次元形態をとる材料のビルトイン能力のゆえに、上壁18、19に対してほぼ90度の(又は90度に近い)内角αをもつ。折り曲げ特性を例示するために、上壁18、19の直立リム24b、25bは、上壁18、19に対して、意図された90度の内角をもつようには示されていない。
揺動フラップ13、15は、閉位置で示され、取っ手壁20、21の表面と平行である。
図3は、コンパートメント2の開口部17を介してコンパートメント2の底部に配置することができるインサート30の第1の実施形態を示す。インサート30は、例えば飲料コップを保持するための円形の開口部33を有する上壁32からヒンジ的に延在する4つの支持部材31a、31b、31c、31d(支持壁の形態で示される)を有する。上壁32の端は、後壁4、前壁5、及びコンパートメント2の側壁6a、6bに接触することが意図されている。
インサートがコンパートメント内に配置されるとき、上壁32に対する4つの支持体部材31a、31b、31c、31dのそれぞれの意図される角度は90度である。図3では、例示のためにのみこの角度が示されない。しかしながら、この意図される角度によって、上壁32がコンパートメント2の底部から引き上げられ、インサート30が、コンパートメント2の底部上に安定的に置かれてもよく、又は、コンパートメントの内表面と摩擦係合してもよいことが容易に理解されよう。
第1の支持部材31bと第2の支持部材31dの高さが、円形の開口部33が位置する上壁32の端部に向かって増加し、後ろの支持部材31aの高さが、前の支持部材31c(図6でより明瞭に示される)の高さよりも高いことに留意されたい。このように支持部材31a、31b、31c、31dの高さが異なることによって、上壁32が傾斜し、それにより、例えば、トランスポートボックス1をあちこち移動させるとき、上壁32上に位置する食物又は他のオブジェクトは、飲料コップから離れる傾向にある。例えば、典型的に冷たい飲料コップと任意の暖かい食物との間の任意の熱伝達を最小限にするためには、飲料コップを食物/オブジェクトから分離することが望ましい。
図4は、支持部材31a’、31b’、31c’、31d’が同じ高さを有するインサート30’の代替的な実施形態を示す。
図5は、図1で示されるトランスポートボックス1のコンパートメント2の内部に配置される図3のインサート30を示し、支持部材31a、31b、31c、31dは、コンパートメント2の底部の上に置かれる。
図4及び図5で示される第1及び第2ブランク34、102の以下の説明で使用される「左」、「右」、「前」、「上」、「底」という語は、図1及び図2で示されるように折り曲げられたときの第1及び第2ブランク34、102の配向を指し示す。
図6は、折り畳まれておらず、且つ平らな状態にある第1ブランク34を示す。ブランクをトランスポートボックスに変換することを読み解き、理解することを容易にするために、三次元状態おける壁であろうと、ブランクの状態における壁パネルであろうと、可能な限り、同じ部分に対して同じ参照番号が使用される。第1側壁6a及び第2側壁6bは、対向する1番目の折り線35と2番目の折り線36のそれぞれを介して、パネルとして後壁パネル4へと延在する。前壁パネル5は、第3の折り線37を介して、第1側壁パネル6aへと延在する。
第1底部壁パネル38は、4番目の折り線40を介して第1側壁パネル6aへと延在し、第2底部壁パネル39は、5番目の折り線41を介して第2側壁6bへと延在する。図6に示される実施形態では、第1接続手段は、第1底部壁38の内端部43から延在する3つの突出するフラップ42a、42b、43c、及び、第2底部壁パネル39の内端部45から延在する4つの突出するフラップ44a、44b、44c、44dから成る。トランスポートボックス1を折り畳む際に2つの底部壁パネル38、39を一緒にするとき、フラップ42a、42b、43c、44a、44b、44c、44dが微妙に上方に曲げられ、それにより、第1底部壁パネル38のフラップ42a、42b、43cが第2底部壁パネル39の上に重なるように、或いはその逆順で重なるように、フラップ42a、42b、43c、44a、44b、44c、44dは配置される。このようにして、底部壁パネル38、39は、組み合わさるようにして互いに係合することができる。
第1ブランク34は、6番目の折り線47を介して後壁パネル4へと延在する後底部壁パネル46、及び7番目の折り線49を介して前壁パネル5へと延在する前底部壁パネル48を有する。トランスポートボックス1の折り曲がった状態において、後底部壁パネル46及び前底部壁パネル48は、第1底部壁38及び第2底部壁39の上に配置される。このことによって、折り曲がった状態において、第1/第2の底部壁38、39と後/前壁4、5との間に間隔が生じないという効果があり、これにより、例えば、後壁4又は前壁5に沿って、及び後/前壁と底部壁38、39との間の任意の小さな間隔を通って、液状食物が流れ落ちることが抑えられる。
図6に示される実施形態では、第2接続手段は、8番目の折り線51を介して前壁パネル5から延在するフラップ50、第2側壁パネル6bの前面上の9番目の線53を介して第2側壁パネル6bから延在するフラップ52、及び第2側壁パネル6bから10番目の折り線55を介してヒンジ的に延在するフラップ54から成る。フラップ54は、図6で示されるように、第2側壁7の一部とフラップ52の一部においてU字形状の切り口56を切り出すことによって作られる。
上述のように底部壁パネル38、39が接続された後、フラップ52が、折り曲がった状態の前壁5と平行な角度に曲げられ、フラップ50が、フラップ52においてつくった切り口56a、56bによってつくられたスリットに挿入され、次いで、フラップ54が、フラップ50においてつくった切り口57によってつくられたスリットの中へと曲げられる。このようにして、前壁5及び第2側壁パネル6bが、互いに着脱自在に接続される。
フラップ58は、11番目の折り線59を介して前壁パネル5へと延在し、2つの切欠き穴60、61が設けられる。フラップ58は、前壁パネル5と平行な位置へと内側に曲げられ、図6に示されるように、フラップ58の穴60、61と対向配置される切欠き穴62、63が設けられる。
第1上壁18及び第2上壁19は、それぞれ、12番目の折り線10aを介して第1側壁パネル6aへと延在し、13番目の折り線11aを介して第2側壁パネル6bへと延在する。第1上壁パネル18は、14番目の折り線28aを介して第1フラップ64へと延在し、第1フラップ64は、15番目の折り線68を介して第2フラップ66へと延在する。第2上壁パネル19は、16番目の折り線29aを介して第1フラップ65へと延在し、第1フラップ65は、17番目の折り線69を介して第2フラップ67へと延在する。
次の折り曲げステップは、第1上壁パネル18及び第2上壁パネル19をコンパートメント2の開口部17の上に折り曲げ、左側の第2フラップ66を左側の穴60、62に挿入し、右側の第2フラップ67を右側の穴61、63に挿入することである。
図6に示される実施形態では、第3接続手段は、第1フラップ64、65、第2フラップ66、67、及び切欠き穴60、61、62、63から成る。
第1取っ手壁パネル20及び第2取っ手壁パネル21は、18番目の折り線22a及び19番目の折れ線aそれぞれを介して、第1上壁18及び第2上壁19からそれぞれ延在する。取っ手壁パネル20、21は、それぞれ、20番目の折り線72及び21番目の折り線73のそれぞれを介して取っ手壁20、21から延在する前フラップ70、71を有し、前フラップ70、71は、それぞれ、22番目の折り線76及び23番目の折り線77のそれぞれを介して前フラップ70、71から延在する折込タブ74、75を有する。更に、取っ手壁パネル20、21は、それぞれ、24番目の折り線80及び25番目の折り線81のそれぞれを介して取っ手壁パネル20、21から延在する後フラップ78、79を有し、後フラップ78、79は、それぞれ、26番目の折り線84及び27番目の折り線85のそれぞれを介して後フラップ78、79から延在する折込タブ82、83を有する。最後に、取っ手壁パネル20、21は、それぞれ、28番目の折り線88及び29番目の折り線89のそれぞれを介して取っ手壁20、21から延在する第1上フラップ86、87を有し、第2上フラップ90、91は、30番目の折り線92及び31番目の折り線93のそれぞれを介して第1上フラップ86、87のそれぞれから延在する。
前フラップ70及び後フラップ78を取っ手壁パネル20に対して直角な位置へと折り曲げ、折込タブ74、82を28番目の折り線88(そこから第1取っ手壁パネル20が延在する)と平行な位置へと折り曲げることによって、第1取っ手壁20の直立リム24aが得られる。第1に第1上フラップ86を取っ手壁パネル20と直角な位置へと折り曲げ、第2に第2上フラップ90を第1フラップ86と平行な位置へと折り曲げ、折込タブ74、82が、第1上フラップ86と第2上フラップ90との間に配置され、第3に第2上フラップ90の小さなフラップ94、95を取っ手壁パネル20内の対応する形状の切欠き穴96、97に挿入することによって、前フラップ70、後フラップ78、及び折込タブ74、82がこの位置に保たれる。このようにして、後フラップ78、前フラップ70、第1上フラップ86、及び第2上フラップ90が組み合わされ、図2及び図5に示される直立リム24aが形成される。
後フラップ79、前フラップ71、第1フラップ87、及び第2フラップ91を折り曲げ、折込タブ75、83を折り曲げ、小さなフラップ98、99及び切欠き穴100、101を用いてそれらを組み合わせることによって、第2取っ手壁21の直立リム25aも同じように得られる。
第1取っ手壁20の長さA及び高さCが、それぞれ第2取っ手壁21の長さB及び高さDよりも微妙に小さいため、トランスポートボックス1が搬送状態にあるとき、第1取っ手壁20及びその直立リム24aは、第2取っ手壁21及びその直立リム25aに適合することができる。これらの長さA、Bと高さC、Dは、直立リム24a、25aの間に摩擦があるように適合され、この摩擦によって、第1取っ手壁20と第2取っ手壁21が一緒に保持され、それにより図1に示される直立型の取っ手12が形成される。したがって、長さと高さの違いを有する直立リム24a、25aは、図6に示される実施形態の第4接続手段を構成する。
図7は、折り畳まれておらず、且つ平らな状態にある第2ブランク102を示す。上壁パネル32は、円形の開口部33を有し、各支持壁パネル31a、31b、31c、31dは、それぞれの上方折り線103、104、105、106を介して上壁32から延在する。
図8及び図9は、本発明に係る、トランスポートボックス1’の第2実施形態を示す。
トランスポートボックス1’の第2実施形態は、コンパートメント2’及び蓋3’を有する。コンパートメント2’の後壁4’、前壁5’、第1側壁6a’、第2側壁6b’、及びテーパ状の底部7’の形状と相互の位置によって、台形の開口部17’を有するくさび形状のコンパートメント2’が画定される。底部7’の後壁端部47’は、底部7’の前壁端部49’よりも短い。このコンパートメント2’は、ユーザが座る表面上でユーザの大腿部間に容易に配置することができる。図9では、底部7’と第1側壁6a’との間の内角βが示される。
第1蓋部8’は、第1の実施形態のトランスポートボックス1に似たような態様で、第1側壁6a’の上端10’から回動可能に延在し、第2蓋部9’は、上端11’を介して、対向する第2側壁6b’から回動可能に延在し、それによって、これらの対向する第1蓋部8’と第2蓋部9’が、互いから離れるようにして折り曲がるか、又は回動して、ラップトレイをつくることができ、結果として、トランスポートボックス1’の変形状態が得られる。
トランスポートボックス1’の第2実施形態では、取っ手壁に延在する上壁がない。その代わりに、後壁4’の上端108から回動可能に延在する第3蓋部107と、前壁5’の上端110から回動可能に延在する第4蓋部109とが設けられる。
第3蓋部107は、上端108から離れた取っ手開口部112の外周にヒンジ的に接続される揺動フラップ113が設けられる取っ手開口部(handle opening)112を有する第1の自由取っ手端部(first free handle end)111を有する。
第4蓋部109は、取っ手開口部115を有する当該の第2の自由取っ手端部114を有するが、フラップを有しない。
少なくとも搬送状態において、第1取っ手端部111及び第2取っ手端部114の直立配向を得るためには、第3蓋部107及び第4蓋部109は、32番の折り線124及び33番の折り線125がそれぞれ設けられる。変形状態において、更に第3蓋部107を座しているユーザのズボンの腰部に留めることができる。32番折り線124及び33番折り線125によって、更に、第1取っ手端部111及び第2取っ手端部114が、搬送状態においては蓋3’に向かって折れ曲がる/回動する位置へと折れ曲がる又は回動することができるという効果がもたらされ、それにより、蓋3’が閉まっているとき、例えば、搬送されている間、複数のトランスポートボックスを互いに重なり合うように積み上げることができる。
第2実施形態1’では、第1蓋部8’のみが、第1蓋部8’の自由端部26’から延在する直立リム24a’を有する。図9では、直立リム24a’と第1蓋部8’の間の内角αが示される。リム24a’の設計は、トランスポートボックス1の第1の実施形態の直立リム24aに実質的に対応するため、ここではこの設計に関してこれ以上言及しない。しかしながら、トランスポートボックス1’の第2実施形態の搬送状態においては、リム24a’の使用の仕方が異なる。
トランスポートボックス1’の第2実施形態が図8に示される搬送状態に閉じられるとき、まず第1蓋部8’がコンパートメント2’の中へと回動し、それにより、そのリム24a’が、コンパートメント2’の内表面に係合するか、又は前記コンパートメント2’の空洞の内部に少なくとも面する。次に、第2蓋部9’が第1蓋部8’の上面に回動し、最後に、それぞれの取っ手端部111、114の取っ手開口部112、115が互いに面するように、対向する第3蓋部107と第4蓋部109が、上方で互いに近接するように回動し、第3蓋部107が第4蓋部109と組み合わされるように、第3蓋部107のヒンジフラップ113が、第2の取っ手開口部115の内部へと回動することができ、それにより、第1蓋部8’と第2蓋部9’とが保持され、図8で見られるように、搬送中に開口部17’が覆われる。
図10は、折り畳まれておらず、且つ平らな状態にある第1ブランク34’の第2の実施形態を示す。ブランクをトランスポートボックスに変換することを読み解き、理解することを容易にするために、三次元状態おける壁であろうと、ブランクの状態における壁パネルであろうと、可能な限り、同じ部分に対して同じ参照番号が使用される。第1側壁パネル6a’及び第2側壁パネル6b’は、対向する34番目の折り線116と35番目の第2の折り線117のそれぞれを介して、パネルとして前壁パネル5’へと延在する。後壁パネル4’は、36番目の折り線118を介して、第2側壁パネル6b’へと延在する。
第1底部壁パネル38’及び第2底部壁パネル39’は、37番目の折り線40’及び38番目の折り線41’それぞれを介して、第1側壁パネル6a’及び第2側壁パネル6b’それぞれへと延在する。後底部壁パネル46’は、39番目の折り線47’を介して後壁パネル4’へと延在し、前底部壁パネル48’は、40番目の折り線49’を介して前壁パネル5’へと延在する。
側壁パネル6a’と6b’、後壁パネル4’と前壁パネル5’、底部壁パネル38’と39’、後壁パネル46’と前壁パネル48’は、例えば糊などの手段によって組み合わさるように係合することができる。これは、例えば、以下のステップを踏むことによって得られる:
‐ 前壁パネル48’を第1底部壁パネル38’の上に配置し、それらを互いに糊付けすること、
‐ 後壁パネル46’を前壁パネル48’の上に配置すること、
‐ 第2底部壁パネル39’を後壁パネル46’の上に配置すること、
‐ 小さなフラップ121を第1側壁パネル6a’内の対応形状の切欠き穴112内に挿入することによって、第2底部壁パネル39’を第1側壁パネル6a’と結合すること、そして最後に、
‐ 第1側壁パネル6a’と後壁パネル4’から延在するフラップ52’を互いに糊付けし、図8に示されるコンパートメント2’を形成すること。
このようにして、図8に示されるコンパートメント2’が形成され、第1側壁パネル6a’とフラップ52’が互いに糊付けされ、それにより、第1側壁パネル6a’の端部123と41番目の折り線53’が位置合わせされることに留意されたい。
第1蓋部パネル8’は、42番目の折り線10a’を介して第1側壁パネル6a’へと延在し、第2蓋部パネル9’は、43番目の折り線11a’を介して第2側壁パネル6b’へと延在する。
第1蓋部パネル8’は、44番目の折り線72’を介して第1蓋部パネル8’から延在する後フラップ70’を有する。後フラップ70’は、45番目の折り線76’を介して後フラップ70’から延在する折込タブ74’を有する。第1蓋部パネル8’は、46番目の折り線80’を介して第1蓋部パネル8’から延在する前フラップ78’を更に有する。前フラップ78’は、47番目の折り線84’を介して前フラップ78’から延在する折込タブ82’を有する。最後に、第1蓋部パネル8’は、48番目の折り線88’を介して第1蓋部パネル8’から延在する第1上フラップ86’を有し、第2上フラップ90’が、49番目の折り線92’を介して第1上フラップ86’から延在する。
ブランク34(図6)の第1の実施形態に関連して説明されたのと同じように、後フラップ70’、前フラップ78’、第1上フラップ86’、及び第2上フラップ90’を組み合わせるために、第2上フラップ90’の小さなフラップ94’、95’及び第1蓋部パネル8’の切欠き穴96’、97’を用いて、フラップ70’、78’、86’、90’を折り曲げ、同じように折込タブ74’、84’を折り曲げて、図9で示されるリム24a’が得られる。
第3蓋部パネル107は、50番目の折り線120を介して後壁パネル4’に延在し、32番目の折り線124によって画定される第1の自由取っ手端部111を有する。第4蓋部パネル109は、50番目の折り線120を介して前壁パネル5’に延在し、33番目の折り線125によって画定される第2の自由取っ手端部114を有する。
図8及び図9に関連して説明されるように、第1蓋部パネル8’、第2蓋部パネル9’、第3蓋部パネル107、及び第4蓋部パネル109の着脱自在なアセンブリが得られる。
図11は、テーブルボックス1’’の修正された実施形態を示す。コンパートメント2’’は、図1及び図8で示される実施形態と同じように構成され、対応する参照番号が対応する部分に対して使用される。蓋3’’は、第1側壁6a’’、第2側壁6b’’、前壁5’’、及び後壁4’’の頂端からそれぞれ延在する第1蓋部126、第2蓋部127、第3蓋部128、及び第4蓋部129を有する。第1蓋部126の自由上面前部130及び第2蓋部127の自由上面前部131は、第4蓋部129の細長い突き抜けスリット(図示せず)を通って延在し、それにより、これらの3つの蓋部126、127、129が共に保持され、取っ手の役割を果たす。第1及び第2蓋部126、127の自由頂端132、133がそれぞれテーブルボックス1’’の全長にわたって接合されるように、湾曲した第1及び第2蓋部126、127が形成される。第3蓋部128は、水平位置において部分的にのみ視認することができ、コンパートメント2’’の開口部を覆う。
本発明は、ラップトレイとして使用することができるトランスポートボックスの多様な選択肢を提示する。本発明は、製造業者とユーザの両方に対して、本発明の特徴を組み合わせ且つ変更する自由を大いに与え、それにより、ユーザフレードリーであって環境にやさしいトランスポートボックスが作成される。
以上では第1ブランクのための2つの実施形態が示され且つ説明されたが、個々のパネルは折り線を介して種々の方法で接続され、次いで、三次元形状のトランスポートボックスに組み立てられる。第1ブランクの平らな構成を得るために、第1ブランクのパネルを別のパターンで構成できることを理解されたい。

Claims (46)

  1. ‐ トランスポートボックス(1、1’)が、対向する側壁(6a、6b、6a’、6b’)、後壁(5、5’)に対向する前壁(4、4’)、及び底部(7、7’)によって画定されるコンパートメント(2、2’)を備え、
    ‐ 前記壁(4、5、6a、6b、4’、5’、6a’、6b’)が、前記コンパートメント(2、2’)にアクセスするための、前記底部(7、7’)に対向する開口部(17、17’)の範囲を定め、
    ‐ 前記開口部(17、17’)が、前記側壁(6a、6b、6a’、6b’)の対向する頂端(10、11、10’、11’)、前記後壁(4、4’)の頂端(108)、及び前記前壁(5、5’)の頂端(59、110)によって画定される周縁端を有し、並びに
    ‐ 前記開口部(17、17’)のための蓋(3、3’)が、前記開口部(17、17’)の前記周縁端から延在する第1蓋部(8、8’)を少なくとも備える、ラップトレイに変形可能であるように構成されるトランスポートボックス(1、1’)であって、
    ‐ 前記底部(7、7’)が、前壁端部(49、49’)及び後壁端部(47、47’)を有し、前記後壁端部(47、47’)は前記前壁端部(49、49’)よりも短く、並びに
    ‐ 前記第1蓋部(8、8’)が、ラップトレイの役割を果たすために前記トランスポートボックス(1、1’)の変形状態において、前記開口部(17、17’)から離れるようにして折り曲がるか、又は回動するように構成されることを特徴とする、トランスポートボックス(1、1’)。
  2. 前記蓋(3、3’)が、第2蓋部(9、9’)を少なくとも備え、少なくとも1つの第1蓋部(8、8’)及び前記第2蓋部(9、9’)が、前記開口部(17、17’)の前記周縁端の異なる端部分から延在することを特徴とする、請求項1に記載のトランスポートボックス(1、1’)。
  3. 前記少なくとも1つの第1蓋部(8、8’)及び前記第2蓋部(9、9’)が、前記側壁(6a、6b、6a’、6b’)のそれぞれの対向する頂端(10、11、10’、11’)から延在し、前記トランスポートボックス(1、1’)の変形状態において、互いから離れるようにして折り曲がるか、又は回動するように構成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のトランスポートボックス(1、1’)。
  4. 前記それぞれの対向する側壁(6a、6b、6a’、6b’)のそれぞれの対向する面の少なくとも一部が、前記後壁(4、4’)から前記前壁(5、5’)への方向にかけて分岐することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)。
  5. 前記底部(7、7’)が、単一のパネルであるか、又は、2つ以上の底部パネル部(38、39、46、48、38’、39’、46’、48’)で構成されることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)。
  6. 前記蓋(3’)が、前記前壁(5’)の上端(110)から延在する第4蓋部(109)に対向する、前記後壁(4’)の上端(108)から延在する第3蓋部(107)を備えることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1’)。
  7. 2つの対向する蓋部(20、21、107、109)が、搬送状態において接合され、取っ手(12)の役割を果たすように構成されることを特徴とする、請求項2から6のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)。
  8. 前記少なくとも1つの第1蓋部(8、8’)及び前記第2蓋部(9、9’)が、前記側壁(6a、6b、6a’、6b’)のそれぞれの対向する頂端(10、11、10’、11’)から延在し、両方の前記蓋部がラップトレイの役割を果たすことができるように、前記トランスポートボックス(1、1’)の変形状態において、互いから離れるようにして折り曲がるか、又は回動するように構成されることを特徴とする、請求項2から7のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)。
  9. 前記側壁(6a、6b、6a’、6b’)のうちの少なくとも1つと前記コンパートメント(2、2’)の前記底部(7、7’)との間の内角βが、45度と等しいか又は少なくとも45度である、より好ましくは、75度と等しいか又は少なくとも75度である、最も好ましくは、90度と等しいか又は少なくとも90度であることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)。
  10. 前記底部(7、7’)の形状が、実質的に台形、好ましくは等脚台形であるか、又はそのように見えることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)。
  11. 前記底部(7、7’)に平行な面における前記コンパートメント(2、2’)の断面が、実質的に台形又は等脚台形の形状を有することを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)。
  12. 前記第1蓋部(8、8’)、前記第2蓋部(9、9’)、前記第3蓋部(107)、及び前記第4蓋部(109)のうちの少なくとも1つは、前記蓋部(8、9、8’、9’)の面から離れる角度αで、それぞれの前記蓋部(8、9、8’、9’)の自由端部(26、27、28、29)の少なくとも一部から延在する少なくとも1つのリム(24a、24b、25a、25b、24a’)が設けられることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)。
  13. 2つの対向する蓋部(8、9、8’、9’)のうちの少なくとも1つが、開口部(112、115)を備え、任意選択的に前記開口部がヒンジフラップ(13、15、113)を有することを特徴とする、請求項2から12のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)。
  14. 前記トランスポートボックス(1、1’)の前記変形状態において、前記ヒンジフラップ(13、15、113)が、対応する蓋部(8、9、107)における前記開口部(112)を覆うように適合されることを特徴とする、請求項13に記載のトランスポートボックス(1、1’)。
  15. 前記第3蓋部(107)又は前記第4蓋部(109)のうちの1つが、ヒンジフラップ(113)を有する開口部(112)を有し、前記対向する蓋部(109)が、前記トランスポートボックス(1’)の前記搬送状態において前記ヒンジフラップ(113)と組み合わさるための開口部(112)を有することを特徴とする、請求項6から14のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1’)。
  16. 前記トランスポートボックス(1、1’)が、前記コンパートメント(2、2’)の前記底部(7、7’)から間隔を置いた位置に上壁(32)を有する、前記コンパートメント(2、2’)内に配置可能なインサート(30、30’)を更に備えることを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)。
  17. 前記上壁(32)は、少なくとも1つのオブジェクトを保持するための少なくとも1つの開口部(33)が設けられることを特徴とする、請求項16に記載のトランスポートボックス(1、1’)。
  18. 前記コンパートメント(2、2’)の平断面及び前記インサート(30、30’)の前記上壁(32)の平断面が、実質的に同じ形状と寸法を有することを特徴とする、請求項16又は17に記載のトランスポートボックス(1、1’)。
  19. 前記側壁(6a、6b、6a’、6b’)の高さが、5〜30センチの間の長さ、又は10〜20センチの間の長さ、例えば、約15センチの長さであることを特徴とする、請求項1から18のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)。
  20. 前記側壁(6a、6b、6a’、6b’)、前記後壁(4、4’)、及び前記前壁(5、5’)から選択された壁のうちの少なくとも1つが、90度を上回る内角β、より好ましくは、90度を上回り、最大120度の内角β、90度を上回り、最大110度の内角β、90度を上回り、最大100度の内角β、90度を上回り、最大95度の内角β、又は92度から95度の内角β、並びに最も好ましくは、92度又は95度の内角βで前記底部(7、7’)から延在することを特徴とする、請求項1から19のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)。
  21. 前記トランスポートボックス(1、1’)が、三次元構成から平らな構成へと折り畳み可能であることを特徴とする、請求項1から20のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)。
  22. 蓋(3’’)が、前記側壁(6a’’、6b’’)のそれぞれの対向する頂端から延在し、且つ前記トランスポートボックス(1’’)の変形状態において、互いから離れるようにして折り曲がるか、又は回動するように構成される第1蓋部(126)及び第2蓋部(127)を備えるように修正され、前記第1蓋部(126)及び前記第2蓋部(127)のそれぞれが、前記トランスポートボックス(1’’)の前記変形状態において、座しているユーザの大腿部上に配置するための内側凹面を画定し、前記第1蓋部(126)及び前記第2蓋部(127)が、前記トランスポートボックス(1’’)の前記変形状態において互いに向かって湾曲する、請求項1から21のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1’’)。
  23. 前記蓋(3’’)が、前記前壁(5’’)の前記頂端から延在し、且つ細長い突き抜けスリットを有する第4蓋部(129)を更に備え、前記スリットが、前記第1蓋部(126)及び前記第2蓋部(127)の自由上面前部(132、133)を受容するように配置且つ寸法形成されることを特徴とする、請求項22に記載のトランスポートボックス(1’’)。
  24. 前記蓋(3’’)が、前記後壁(4’’)の前記頂端から延在し、且つ前記テーブルボックス(1’’)の前記搬送状態において前記コンパートメント(2’’)の開口部全体を覆うように寸法形成される第3蓋部(128)を更に備えることを特徴とする、請求項22又は23に記載のトランスポートボックス(1’’)。
  25. 請求項1から21のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)のための第1ブランク(34、34’)であって、前記第1ブランク(34、34’)が、折り線を介して相互接続される複数のパネルを備え、前記パネルが、
    ‐ 2つの側壁パネル(6a、6b、6a’、6b’)のうちの1つ(6a、6b’)を介して前壁パネル(5、5’)に接続される後壁パネル(4、4’)、
    ‐ 前記2つの側壁パネル(6a、6b、6a’、6b’)のうちのいずれかの1つの側面から延在する蓋部パネル(18、19、8’、9’)、及び
    ‐ 前記2つの側壁パネル(6a、6b、6a’、6b’)のうちのいずれかの対応する対向側面から延在する少なくとも1つの底部壁パネル(38、39、38’、39’)
    を備えることを特徴とする、第1ブランク(34、34’)。
  26. 前記蓋部パネルが、
    ‐ 前記トランスポートボックス(1、1’)の前記変形状態においてラップトレイとしてトレイ機能の役割を果たす少なくとも2つの対向するトレイ壁パネル(18、19、20、21、8’、9’)、及び
    ‐ 前記トランスポートボックス(1、1’)の前記搬送状態において取っ手機能の役割を果たす少なくとも2つの取っ手壁パネル(20、21、107、109)
    を備えることを特徴とする、請求項25に記載のトランスポートボックス(1、1’)のための第1ブランク(34、34’)。
  27. 前記少なくとも2つのトレイ壁パネル(18、19、20、21)が、それぞれ取っ手壁パネル(20、21)を含むことを特徴とする、請求項25又は26に記載のトランスポートボックス(1)のための第1ブランク(34)。
  28. 前記トレイ壁パネル(18、19、20、21、8’、9’)が、それぞれ、前記トランスポートボックス(1、1’)の第1蓋部(18、20、8’)及び第2蓋部(19、21、9’)であることを特徴とする、請求項25から27のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)のための第1ブランク(34、34’)。
  29. ‐ 第1側壁パネル(6a)が前記後壁パネル(4)に接続され、
    ‐ 第2側壁パネル(6b)が、前記第1側壁パネル(6a)に対向して、前記後壁パネル(4)に接続され、
    ‐ 第1底部壁パネル(38)が前記第1側壁パネル(6a)に接続され、
    ‐ 第2底部壁パネル(39)が前記第2側壁パネル(6b)に接続され、
    ‐ 第1蓋部パネルの第1上壁パネル(18)が、前記第1底部壁パネル(38)に対向して、前記第1側壁パネル(6a)に接続され、
    ‐ 第2蓋部パネルの第2上壁パネル(19)が、前記第2底部壁パネル(39)に対向して、前記第2側壁パネル(6b)に接続され、
    ‐ 前記第1蓋部パネルの第1取っ手壁パネル(20)が、前記第1側壁パネル(6a)に対向して、前記第1上壁パネル(18)に接続され、
    ‐ 前記第2蓋部パネルの第2取っ手壁パネル(21)が、前記第2側壁パネル(6b)に対向して、前記第2上壁パネル(19)に接続され、及び
    ‐ 前壁パネル(5)が、前記後壁パネル(4)に対向して、前記第1側壁パネル(6a)に接続されることを特徴とする、請求項25から28のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1)のための第1ブランク(34)。
  30. 前記取っ手壁パネル(107、109)が、前記トランスポートボックス(1’)の前記第3蓋部(107)である第3蓋部パネル(107)及び前記トランスポートボックス(1’)の前記第4蓋部(109)である第4蓋部パネル(109)のそれぞれを備えることを特徴とする、請求項26から29のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1’)のための第1ブランク(34’)。
  31. 前記取っ手壁パネル(107、109)が、トレイパネル(8’、9’)に含まれないことを特徴とする、請求項25、26、28、又は30のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1’)のための第1ブランク(34’)。
  32. ‐ 前壁パネル(5’)が前記第1側壁パネル(6a’)と前記第2側壁パネル(6b’)との間に挿入され、
    ‐ 後壁パネル(4’)が、前記前壁パネル(5’)に対向して、前記第2側壁パネル(6b’)に接続され、
    ‐ 第1底部壁パネル(38’)が前記第1側壁パネル(6a’)に接続され、
    ‐ 第2底部壁パネル(39’)が前記第2側壁パネル(6b’)に接続され、
    ‐ 第1蓋部パネル(8’)が、前記第1底部壁パネル(38’)に対向して、前記第1側壁パネル(6a’)に接続され、
    ‐ 第2蓋部パネル(9’)が、前記第2底部壁パネル(39’)に対向して、前記第2側壁パネル(6b’)に接続され、
    ‐ 第3蓋部パネル(107)が、第3底部壁パネル(46’)に対向して、前記後壁パネル(4’)に接続され、
    ‐ 第4蓋部パネル(109)が、第4底部壁パネル(47’)に対向して、前記前壁パネル(5’)に接続されること
    を特徴とする、請求項25、26、28、30、又は31のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1’)のための第1ブランク(34’)。
  33. ‐ 前記第1底部壁パネル(38)及び前記第2底部壁パネル(39)は、前記底部壁パネル(38、39)を互いに接続するため、第1接続手段(42a、42b、42c、44a、44b、44c、44d)が設けられ、
    ‐ 前記前壁パネル(5)及び前記第2側壁パネル(6b)は、前記前壁パネル(5)を前記第2側壁パネル(6b)に接続するため、第2接続手段(50、52、54)が設けられ、
    ‐ 前記第1上壁パネル(18)及び前記第2上壁パネル(19)並びに前記前壁パネル(5)は、前記第1上壁パネル(18)及び前記第2上壁パネル(19)を前記前壁パネル(5)に着脱自在に接続するため、第3接続手段(60、61、62、63、64、65、66、67)が設けられ、並びに
    ‐ 前記第1取っ手壁パネル(20)及び前記第2取っ手壁パネル(21)は、前記第1取っ手壁パネル(20)と前記第2取っ手壁パネル(21)とを互いに着脱自在に接続するため、第4接続手段(24a、25a)が設けられること
    を特徴とする、請求項25から29のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1)のための第1ブランク(34)。
  34. 前記蓋部パネル(18、19、20、21、8’、9’)のうちの少なくとも1つが、少なくとも1つのリムパネル(24a、24b、25a、25b、24a’)を備えることを特徴とする、請求項25から33のいずれか一項に記載の第1ブランク(34、34’)。
  35. 前記第1蓋部パネル(18、20)の前記第1取っ手壁パネル(20)及び前記第2蓋部パネル(19、21)の前記第2取っ手壁パネル(21)のうちの少なくとも1つが、
    ‐ 前記上壁パネル(18、19)に対向して、前記取っ手壁パネル(20、21)に接続される第1リムパネル(86、87)、
    ‐ 前記取っ手壁パネル(20、21)に対向して、前記第1リムパネル(86、87)に接続される第2リムパネル(90、91)、
    ‐ 前記取っ手壁パネル(20、21)の対向する側端に接続される第3リムパネル(70、71)及び第4リムパネル(78、79)、並びに
    ‐ 前記第3リムパネル(70、71)及び前記第4リムパネル(78、79)それぞれに接続される第1折込タブ(74、75)及び第2折込タブ(82、83)を備え、
    ‐ 前記第2リムパネル(90、91)及び前記取っ手壁パネル(20、21)は、前記第1リムパネル(86、87)、前記第2リムパネル(90、91)、前記第3リムパネル(70、71)、前記第4リムパネル(78、79)、前記第1折込タブ(74、75)、及び前記第2折込タブ(82、83)を前記取っ手壁パネル(20、21)から延在するリム(24a、25a)へと着脱自在に組み立てるための手段(94、95、96、97、98、99、100、101)が設けられることを特徴とする、請求項26から29、33、又は34のいずれか一項に記載の第1ブランク(34)。
  36. 前記第1蓋部パネル(18、20)及び前記第2蓋部パネル(19、21)のうちの少なくとも1つが、対応する上壁パネル(18、19)を欠いていることを特徴とする、請求項29、又は33から35のいずれか一項に記載の第1ブランク(34)。
  37. 前記第1蓋部パネル(8’)及び前記第2蓋部パネル(9’)のうちの1つだけが、少なくとも1つのリムパネル(24a’)を有することを特徴とする、請求項25から36のいずれか一項に記載の第1ブランク(34’)。
  38. 請求項1から24のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)のための第2ブランク(102)であって、
    ‐ 前記コンパートメント(2、2’)の前記底部(7、7’)、又は前記コンパートメント(2、2’)の平断面、及び任意選択的に開口部(33)と実質的に同じ形状と寸法を有する上壁パネル(32)、並びに
    ‐ 折り線(103、104、105、106)を介して前記上壁パネル(32)に接続される少なくとも1つの支持パネル(31a、31b、31c、31d、31a’、31b’、31c’、31d’)
    を備えることを特徴とする第2ブランク(102)。
  39. 前記第1ブランク(34、34’)及び/又は前記第2ブランク(102)が、折り曲げ可能な材料から作られることを特徴とする、請求項25から38のいずれか一項に記載の第1及び/又は第2ブランク(34、34’、102)。
  40. 請求項25から37、又は39のいずれか一項に記載の第1ブランク(34、34’)を請求項1から21のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)に変換する方法であって、
    パネルを接続する折り線に沿って前記パネルを折り曲げるか、又は回動させるステップと、
    接続手段(42a、42b、42c、44a、44b、44c、44d、50、52、54、60、61、62、63、64、65、66、67、24a、25a)、接着剤、及び/又は糊の中から選択される1つ又は複数の組み立て手段を使用して、前記第1ブランク(34、34’)のパネルを、蓋(3、3’)を有する三次元のトランスポートボックス(1、1’)になるように接合するステップとを含むことを特徴とする方法。
  41. 底部壁パネル(38、39、38’、39’)が、実質的に台形又は等脚台形の形状になるように接合され、前記トランスポートボックス(1、1’)の底部壁を形成することを特徴とする、請求項40に記載の方法。
  42. パネルを完全に着脱自在な態様又は部分的に着脱自在な態様で接合し、それにより、前記トランスポートボックス(1、1’)及びラップトレイとして使用する前か後に、前記三次元のトランスポートボックス(1、1’)の接合されたパネルを、前記第1ブランク(34、34’)又は前記第1ブランク(34、34’)の折り畳んだ状態に変換することが可能になることを特徴とする、請求項40又は41に記載の方法。
  43. 第1蓋部パネル(18、20)及び第2蓋部パネル(19、21)が、トランスポートボックス(1)の変形状態においてトレイ、及び搬送状態において直立型の取っ手を構成することを特徴とする、請求項1から21のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1)の使用。
  44. 第1蓋部パネル(8’)及び第2蓋部パネル(9’)が、トランスポートボックス(1’)の変形状態において、トレイを構成し、且つ重複関係で折り曲がるか、又は回動して、搬送状態において、コンパートメント(2’)の開口部(17’)を覆い、搬送状態において、第3蓋部パネル(107)及び第4蓋部パネル(109)が、前記第1蓋部パネル(8’)及び前記第2蓋部パネル(9’)に覆いかぶさる、突出する取っ手となるように組み合わされることを特徴とする、請求項1から21のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1’)の使用。
  45. トランスポートボックス(1、1’)が、搬送状態においては、食物及び/又は飲用コップなどの1つ又は複数のオブジェクトを搬送するための閉じたコンパートメント(2、2’)並びに取っ手(12)を画定し、変形状態においては、1つ又は複数のオブジェクトを置くための、任意選択的には前記コンパートメント内に残る他のオブジェクトを共に置くためのラップトレイを画定することを特徴とする、請求項1から21のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)の使用。
  46. トランスポートボックス(1、1’)が、搬送状態においては、食物及び/又は飲用コップなどの1つ又は複数のオブジェクトを搬送するための閉じたコンパートメント(2、2’)並びに取っ手(12)を画定し、変形状態においては、オブジェクトを置くためのラップトレイを画定することを特徴とする、請求項25から39のいずれか一項に記載の第1及び/又は第2ブランク(34、34’、102)の、請求項1から21のいずれか一項に記載のトランスポートボックス(1、1’)としての使用。
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