JP2013147223A - 収容装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回動型の開閉機構を備え、リッドを半開位置で一時固定でき、かつ、部品点数の少ない収容装置を提供すること。
【解決手段】回動型の開閉機構を備える収容装置における収容体1とリッド5との一方に、弾性体からなる弾接部71を設け、他方にリッド5の回動軸31を中心とする円の周方向に延びる摺接面22を設け、リッド5が閉位置と開位置との間の少なくとも一部の領域にあるときに、弾接部71が摺接面22に弾接し弾接部71と摺接面22とが摩擦係合することでリッド5を一時固定する。
【選択図】図1

Description

本発明はリッドを持つ収容装置に関する。
車両用コンソールボックス等の収容装置は、小物等を収容するための収容体と、収容体を開閉するリッドと、を持つ。リッドによる収容体の開閉機構の一つとして、リッドの回動により収容体を開閉する機構が知られている。この種の開閉機構を回動型の開閉機構と呼ぶ。具体的には、リッドは収容体に回動可能に枢支され、回動軸を中心として収容体を閉じる閉位置と、収容体を開く開位置との間を回動する。一般に収容体は上方に開口するため、回動型の開閉機構によると、開位置に配置されたリッドは収容体の上側に大きく張り出す。そしてこのときリッドは、自重により、開位置から閉位置に回動しようとする。このため一般的な収容装置には、乗員が収容体に物品を出し入れし易いように、リッドを開位置および閉位置で一時固定するロック手段が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、上述したように、回動式の開閉機構をもつ収容装置では、開位置においてリッドは収容体の上側に大きく張り出す。例えば車両用コンソールボックス等、狭い空間に配設する収容装置であれば、リッドが大きく張り出すと乗員が不自由する場合がある。収容体に収容する物品が小型であれば、リッドを開位置にまで回動させなくても(リッドを全開しなくても)収容体に物品を出し入れできる。つまり、リッドを開位置と閉位置との間の位置(半開位置)で一時固定できれば、リッドの張り出し量を低減しつつ収容体に物品を出し入れできる。
特許文献2には、リッドの回動軸に複数のワッシャーを取り付け、この複数のワッシャーによってリッドを半開位置に一時固定する技術が開示されている。特許文献2に開示されている技術によると、リッドを半開位置に安定して一時固定することができる。また、リッドを半開位置に一時固定するための複数のワッシャーは、リッドの回動軸に取り付けられているので、嵩張らない。しかしその一方で、この開閉機構は部品点数が多く、収容装置を安価に製造し難い問題があった。
特開2008−285100号公報 特開2010−175000号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、回動型の開閉機構を備え、リッドを半開位置で一時固定でき、かつ、部品点数の少ない収容装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の収容装置は、箱状をなす収容体と、該収容体を閉じる閉位置と、該収容体を開く開位置と、の間で回動するリッドと、を持つ収容装置であって、
該収容体と該リッドとの一方は、弾性体からなる弾接部を持ち、
該収容体と該リッドとの他方は、該リッドの回動軸を中心とする円の周方向に延びる摺接面を持ち、
該リッドが該閉位置と該開位置との間の少なくとも一部の領域にあるときに、該弾接部が該摺接面に弾接し該弾接部と該摺接面とが摩擦係合することで該リッドを一時固定することを特徴とする。
本発明の収容装置は、リッドを半開位置に一時固定するための構造を持つ。以下、リッドを半開位置に一時固定するための構造を、半開ロック手段と呼ぶ。また、リッドを半開位置に一時固定することを半開ロックと呼ぶ。本発明の収容装置において、半開ロック手段は、弾接部と摺接面とからなり、弾接部が摺接面に摩擦係合することでリッドを半開ロックする。摺接面はリッドの回動軸を中心とする円の周方向に延びているために、リッドが開位置と閉位置との間の少なくとも一部の領域にあるときに、弾接部と摺接面とが摩擦係合可能である。つまり、本発明の収容装置によると、開位置と閉位置との間の少なくとも一部の領域において、リッドを無段階的に一時固定できる。
本発明の収容装置によると、半開ロック手段を弾接部と摺接面とで構成し、単純な構造にしたことで、半開ロック手段に多数の部品を必要しない。このため本発明の収容装置は安価に製造できる。また、本発明の収容装置によると、半開ロック手段をリッドの回動軸から離して配置したことで、小さな力でリッドを一時固定でき、かつ、所望する回動角でリッドを信頼性高く一時固定できる。
また、半開ロック手段をリッドの回動軸近傍に配置する場合には、弾接部と摺接面との相対的な位置を精度高く位置合わせしなければ、リッドを望み通りの角度で一時固定し難い。しかし本発明の収容装置においては、望み通りの角度でリッドを一時固定し易い。つまり、弾接部および摺接面がリッドの回転軸近傍にあれば、弾接部と摺接面とを摩擦係合させリッドを半開ロックする際に、弾接部と摺接面とが互いに滑ると、滑った距離に対してリッドは大きく回動する。しかし弾接部および摺接面がリッドの回転軸から離れていれば、弾接部と摺接面とを摩擦係合させる時に弾接部と摺接面とが互いに多少滑っても、滑った距離に対するリッドの回動角は小さい。このため本発明の収容装置は、リッドを望み通りの角度に一時固定でき、かつ容易に製造できる。
実施例1の収容装置を模式的に表す分解斜視図である。 リッドが閉位置に配置された実施例1の収容装置を模式的に表す側面図である。 リッドが半開ロック開始位置に配置された実施例1の収容装置を模式的に表す側面図である。 リッドが半開位置に配置された実施例1の収容装置を模式的に表す側面図である。 リッドが開位置に配置された実施例1の収容装置を模式的に表す側面図である。 リッドが閉位置に配置された実施例2の収容装置を模式的に表す側面図である。 リッドが半開位置に配置された実施例2の収容装置を模式的に表す側面図である。 リッドが開位置に配置された実施例2の収容装置を模式的に表す側面図である。
本発明の収容装置は、車両用のコンソールボックスや小物入れ等、狭い空間に配設される収容装置として好ましく使用できる。
以下、本発明の収容装置を具体的に説明する。
(実施例1)
実施例1の収容装置を模式的表す分解斜視図を図1に示す。実施例1の収容装置が動作している様子を模式的に表す側面図を図2〜図5に示す。詳しくは、図2はリッドが閉位置に配置されている様子を示し、図3および図4はリッドが半開位置に配置されている様子を示し、図5はリッドが開位置に配置されている様子を示す。なお図3はリッドが後述する半開ロック開始位置に配置されている様子を示す。また、図2〜図5は実施例1の収容装置を図1中左側から見た様子を示す。以下、上、下、左、右、前、後とは図1に示す上、下、左、右、前、後を指す。
図1に示すように、実施例1の収容装置は、収容体1とリッド5とを持つ。収容体1はアクリロニトリルーブタジエンースチレン共重合合成樹脂(ABS樹脂)製であり、収容本体部2と枢支部3とを持つ。収容本体部2は上方に開口する箱状をなす。収容本体部2の側壁20の後面21には、摺接面22が形成されている。具体的には、収容本体部2の側壁20の後面21には、下から上に向けて、不干渉面23、導入面24、摺接面22および第1開ロック面25が形成されている。収容本体部2の前側上部分には、図略の第1閉ロック部が設けられている。第1閉ロック部は後述するリッド5の第2閉ロック部70と嵌合する。
枢支部3は、収容本体部2とは別体で形成され収容本体部2の後端に一体化されている。枢支部3は、略枠状をなす枢支基体部30、回動軸31、2つの外筒32、2つの開付勢手段33、ストッパ34およびダンパ35を持つ。回動軸31の外側には2つの外筒32が装着されている。各々の外筒32の外側には、それぞれ開付勢手段33が装着されている。開付勢手段33は金属製の巻きバネからなる。開付勢手段33の一端は収容体1に固定され、他端はリッド5に固定されている。後述するリッド5を閉位置に配置すると開付勢手段33は圧縮されて付勢力を蓄積する。
回動軸31は、枢支基体部30に設けられている2つの第1軸孔39に挿通されている。回動軸31の一端部には、回動軸31の抜け止めのため、略Cリング状をなすストッパ34が取り付けられている。枢支基体部30にはダンパ35が取り付けられている。ダンパ35は後述するギヤ部64と噛合している。
リッド5は、上側分体50、下側分体60、第2閉ロック部70および弾接部71を持つ。上側分体50は略板状をなす。下側分体60は略板状をなすベース部61と、ベース部61の左後端部および右後端部に一つずつ一体化されているリッド脚部62からなる。上側分体50と下側分体60とは別体で形成され、組み立てられて一体化されている。上側分体50とベース部61とで構成される略板状の部分が本発明におけるリッド本体部65に相当する。下側分体60はガラス繊維入りのナイロン樹脂からなる。
各リッド脚部62には、左右に開口する貫通孔状の第2軸孔63が設けられている。リッド脚部62には、さらに、ダンパ35と噛合するギヤ部64が設けられている。ギヤ部64はリッド5に一体化されているためリッド5と一体に回転する。つまりギヤ部64の回転中心は第2軸孔63である。第2閉ロック部70はリッド本体部65に取り付けられている。第2閉ロック部70は収容本体部2の第1閉ロック部と嵌合し、リッド5を閉位置に一時固定する。弾接部71は金属製の板バネからなる。弾接部71の略中央部分には凸状をなす凸部72が形成されている。図2〜図5に示すように、弾接部71は、凸部72を回動軸31を中心とする円の径方向外側に向けて、リッド脚部62の側面に固定されている。
リッド5は回動軸31を中心として、図2に示す閉位置と図5に示す開位置との間を回動する。図2に示すように、リッド5が閉位置に配置すると、リッド本体部65が収容本体部2の上方に配置され、収容体1を閉じる。このとき第2閉ロック部70と図略の第1閉ロック部とが嵌合し、リッド5を閉位置に一時固定する。なお、上述したように、このとき開付勢手段33には付勢力が蓄積されている。
ユーザーが第2閉ロック部70を操作すると、第1閉ロック部と第2閉ロック部70との嵌合が解除される。すると、開付勢手段33に蓄積された付勢力によってリッド5は開位置から図3に示す半開ロック開始位置にまで回動する。リッド5のギヤ部64はダンパ35と噛合し、このときのリッド5の回動速度が適正な早さとなるよう制御されている。なお、リッド5が閉位置と半開ロック開始位置との間に位置している時には、リッド5の弾接部71は収容本体部2の不干渉面23に対面している。したがって、このとき弾接部71は収容体1に当接しない。
不干渉面23とリッド5の回動軸31との距離は、回動軸31と凸部72との距離よりも長い。このため、不干渉面23と弾接部71とが対面している間、つまり、リッド5が図2に示す閉位置から図3に示す半開ロック開始位置に達するまでの間、不干渉面23はリッド5の弾接部71に当接せず、リッド5は収容本体部2に干渉されず回動する。なお、収容本体部2の摺接面22は、不干渉面23よりも上側に配置され、リッド5の回動軸31と摺接面22との距離は、回動軸31と凸部72との距離よりもやや短い。導入面24は不干渉面23と摺接面22とを滑らかに接続する面である。第1開ロック面25は、リッド5が図5に示す開位置に配置されたときに、リッド脚部62に設けられている第2開ロック面66と係止する。
リッド5が図3に示す半開ロック開始位置にまで回動すると、弾接部71が収容体1の導入面24に当接する。さらにリッド5が回動すると、図4に示すように、弾接部71は摺接面22に弾接し、弾接部71と摺接面22とが摩擦係合する。実施例1の収容装置において、摺接面22は、リッド5が半開ロック開始位置を超えて開位置に至るまでの間、弾接部71と摩擦係合するように設けられている。このためリッド5は、半開ロック開始位置を超えて開位置に至るまでの間、無段階的に一時固定される。
リッド5が図5に示す開位置に配置されると、リッド脚部62の第2開ロック面66が収容本体部2の第1開ロック面25に係止して、リッド5が開位置に一時固定される。
実施例1の収容装置における半開ロック手段は、弾接部71と摺接面22とからなり非常に単純な構成である。このため、実施例1の収容装置における半開ロック手段の部品点数は少なく、実施例1の収容装置は容易且つ安価に製造できる。
また、実施例1の収容装置における弾接部71および摺接面22は、リッド5の回動軸31から離れた位置に配置されている。このため、半開ロックの際のリッド5の回動角度が比較的小さくても、弾接部71と摺接面22とが摺接する距離は比較的大きい。このため、弾接部71および摺接面22はリッド5を精度高く半開ロックできる。また、弾接部71および摺接面22はリッド5の回動軸31を中心とする円の径方向外側に位置するため、比較的小さな力でリッド5を半開ロックできる。
なお、実施例1の収容装置において、弾接部71は金属製の板バネからなるが、弾接部71は弾性材からなれば良く、例えばゴム等であっても良い。耐久性および動作の安定性を考慮すると弾接部71は金属製のバネからなるのが好ましく、特に、炭素系、シリコンマンガン系、マンガンクロム系、クロムバナジウム系等のばね鋼を材料とする板バネからなるのが望ましい。
摺接面22は、回動軸31と弾接部71との位置関係や、弾接部71による押圧力等に応じて適宜設計すれば良い。例えば、実施例1の収容装置のように、収容本体部2の側壁20の後面21に設けても良いし、側壁20の側面(図1に示す側壁20の左右面)に設けても良い。或いは、リッド脚部62の外周面(回動軸31を中心とする円の周方向に延びる端面)に設けても良いし、リッド脚部62の側面(図1に示すリッド脚部62の左右面)に設けても良い。なお摺接面22は、収容本体部2の側壁20の後面21またはリッド脚部62の外周面に設けるのが好ましい。これらの面に摺接面22を設けることで、回動軸31から摺接面22までの距離を大きくでき、より小さな力で安定してリッド5を一時固定できる利点がある。
摺接面22は平滑面であっても良いし、凹凸を有する粗面であっても良く、弾接部71の押圧力やリッド5の質量、リッド5の大きさ等に応じて適宜設計すれば良い。リッド5の開閉操作感を考慮すると摺接面22は平滑面であるのが好ましく、弾接部71と摩擦係合することを考慮すると摺接面22は粗面であるのが好ましい。
摺接面22はリッド5と収容体1とのどちらに設けても良いし、弾接部71もまた同様であるが、耐久性を考慮すると摺接面22は剛性の高い部材に設けるのが好ましい。リッド5には乗員からの荷重が加わる場合があるため、一般にリッド5は収容体1に比べて剛性が高くなるように設計される。実施例の収容装置におけるリッド5の下側分体60はガラス繊維入りのナイロン樹脂製(所謂FRP製、繊維強化樹脂製)であり、ABS製の収容本体部2に比べて高剛性である。このようにリッド5が高剛性である場合、耐久性を考慮すると、摺接面22はリッド5に設けるのが好ましい。
なお、収容装置を軽量化するためには、リッド5や収容体1は樹脂等の比較的軽量な材料で構成するのが好ましい。これに対して、上述したように弾接部71は金属製であるのが好ましい。このため弾接部71は、リッド5および収容体1とは別体で形成した後に、リッド5または収容体1に組み付ける場合がある。この場合、組み付け作業性を考慮すると、弾接部71は小型の部材に組み付けるのが好ましい。一般に、リッド5は収容体1に比べて小型であるために、組み付け作業を考慮すると弾接部71はリッド5に設けるのが好ましい。
(実施例2)
実施例2の収容装置は、摺接面22がリッド脚部62に設けられ、弾接部71が収容体1に設けられていること以外は、実施例1の収容装置とほぼ同じである。実施例2の収容装置が動作している様子を模式的に表す側面図を図6〜図8に示す。詳しくは、図6はリッド5が閉位置に配置されている様子を示し、図7はリッド5が半開位置に配置されている様子を示し、図8はリッド5が開位置に配置されている様子を示す。
実施例2の収容装置において、弾接部71は収容本体部2の側壁20の後面21に固定され、凸部72を後方に向けている。摺接面22はリッド脚部62の外周面に設けられている。具体的には、リッド脚部62には、リッド5の回動軸31を中心とする円の周方向に延びる2つの外周面が設けられている。2つの外周面の一方は摺接面22であり、他方は不干渉面23である。回動軸31から摺接面22までの距離は、回動軸31から不干渉面23までの距離よりも長い。このため図6に示す閉位置から図7に示す半開位置に至るまでの間、不干渉面23は弾接部71に当接しない。摺接面22と不干渉面23との間には回動軸31を中心とする円の径方向に延びる第2開ロック面66が設けられている。さらに、第2開ロック面66と摺接面22とは導入面24によって滑らかに接続されている。
実施例2の収容装置におけるリッド5は、図6に示す閉位置と、図8に示す開位置との間を回動する。閉位置においては、第2閉ロック部70と図略の第1閉ロック部との嵌合により、リッド5は一時固定される。第2閉ロック部70と第1閉ロック部との嵌合を解除すると、図略の開付勢手段33に蓄積された付勢力により、リッド5が閉位置から開位置に向けて回動する。リッド5が半開ロック開始位置にまで回動すると、弾接部71の凸部72がリッド脚部62の導入面24に当接する。さらにリッド5を回動させると、図7に示すように、弾接部71の凸部72が摺接面22に弾接し、弾接部71と摺接面22とが摩擦係合して、リッド5が半開位置に一時固定される。リッド5をさらに回動させると、側壁20の後面21の上端部に設けられている第1開ロック面25とリッド脚部62の第2開ロック面66とが係止し、リッド5が開位置で一時固定される。このように、実施例2の収容装置もまた、実施例1の収容装置と同様に、半開位置で無段階的に一時固定される。
実施例2の収容装置におけるリッド脚部62は、実施例1と同様にFRP製であり、剛性に優れる。このため、実施例2の収容装置における摺接面22は耐久性に優れ、実施例2の収容装置もまた耐久性に優れる。
本発明の収容装置は、車両用のコンソールボックスや小物入れなど、狭い空間に配設される収容装置として特に好ましく利用できる。
1:収容体 5:リッド 22:摺接面
31:リッドの回動軸 62:リッド脚部 65:リッド本体部
71:弾接部

Claims (4)

  1. 箱状をなす収容体と、
    該収容体を閉じる閉位置と、該収容体を開く開位置と、の間で回動するリッドと、を持つ収容装置であって、
    該収容体と該リッドとの一方は、弾性体からなる弾接部を持ち、
    該収容体と該リッドとの他方は、該リッドの回動軸を中心とする円の周方向に延びる摺接面を持ち、
    該リッドが該閉位置と該開位置との間の少なくとも一部の領域にあるときに、該弾接部が該摺接面に弾接し該弾接部と該摺接面とが摩擦係合することで該リッドを一時固定することを特徴とする収容装置。
  2. 前記弾接部は金属製のバネである請求項1に記載の収容装置。
  3. 前記弾接部は板バネである請求項1または請求項2に記載の収容装置。
  4. 前記リッドは、前記閉位置において前記収容体を閉じるリッド本体部と、前記リッド本体部から延び前記収容体に枢支されるリッド脚部と、を持ち、
    前記摺接面は該リッド脚部に設けられている請求項1〜請求項3の何れか一つに記載の収容装置。
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