JP2013146934A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに通知しない情報処理装置の再起動時に、情報処理装置がユーザの意図しない状態へ遷移することを抑制すること。
【解決手段】画像形成装置1のCPU101は、起動の際に、入力検出部からの特殊起動要求の入力が検出された場合には画像形成装置1を特殊起動するように起動動作を変更し(S304,S306)、また、起動の際に、非通知起動フラグが有効である場合には出力通知部による出力を制限して画像形成装置1を起動する非通知起動を行うように起動動作を変更する(S301,S302,S307)。なお、画像形成装置1のCPU101は、前記非通知起動の際は、起動後に省電力状態に遷移可能となるまでは、出力通知部による外部への通知を行わず、また入力検出部を使用可能にする処理も行わないように制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置の起動制御に関する。
従来より、画像形成装置等の情報処理装置において、ユーザにシステム再起動を行う旨の通知を行わない、もしくは、通知を制限した上でシステム再起動を行う技術がある。上記技術は、例えば、ユーザにシステム再起動を意識させずにメモリ内容のリフレッシュを行う目的で活用される。
なお、ユーザへの通知を制限する方法としては、再起動後に、ユーザインタフェース(UI)の初期化を行わない、起動メロディーなどの音声を鳴らさない、駆動音が発生しうる物理デバイスの初期化や駆動を行わない、といった方法がある。
一方、システム起動時に、システムが何らかの外部入力を検知すると、入力に応じてシステムの起動モードや初期化処理を切り替える技術がある。この技術は、例えば、起動処理において、操作部の特殊なキー操作やUSBデバイスの挿入などを検知した場合、メンテナンスモード用のシステム起動や設定を行うといった目的で活用される。
特許文献1には、ユーザ設定により起動時の処理を変更する技術が開示されている。具体的には、システムは、不揮発領域上のユーザ設定情報に応じて、電源オン後に通常起動を行うか、エンジン部の初期化処理やシステムの自己診断を省略して直後に省電力モードへ移行する起動を行うかを選択するという技術である。
特開2004−230605号公報
しかし、システムがユーザへの通知を行わずに再起動した場合においても、システムが外部入力(キー操作、USBデバイスの挿入、ネットワークからのパケット受信など)を検出可能で有った場合、その入力内容によっては、再起動後にそのままメンテナンスモード等の特殊起動モードへ遷移してしまい、ユーザの意図とは異なる状態でシステムが遷移してしまう課題があった。
例えば、起動段階でメンテナンスデータが保存されたUSBメモリの挿入を検知するとメンテナンスモードへ遷移するシステムの場合、前記USBメモリが挿入されたまま前述の非通知再起動が行われると、システムは、ユーザが意図しないメンテナンスモードに遷移してしまうという。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、ユーザに通知しない情報処理装置の再起動時に、情報処理装置が不正な状態又はユーザの意図しない状態へ遷移することを抑制する仕組みを提供することである。
本発明は、電力消費を抑えた省電力状態で動作可能な情報処理装置であって、情報を外部に出力するための少なくとも1つの出力手段と、外部から情報を入力するための少なくとも1つの入力手段と、前記情報処理装置の起動の際に、前記入力手段からの特殊起動要求の入力が検出された場合、前記情報処理装置を特殊動作専用の特殊動作モードで起動するように起動の動作を変更する特殊起動制御手段と、前記情報処理装置を前記出力手段による出力を制限して起動する設定の有効又は無効を示す情報を記憶する記憶手段と、前記情報処理装置の起動の際に、前記記憶手段に前記設定が有効であることを示す情報が記憶されている場合には、前記出力手段による出力を制限して前記情報処理装置を起動する非通知起動を行うように起動の動作を変更する非通知起動制御手段と、を有し、前記非通知起動制御手段は、前記非通知起動の際は、起動後に前記省電力状態に遷移可能となるまでは、前記出力手段による外部への通知を行わず、また前記入力手段を使用可能にする処理も行わないように制御することを特徴とする。
本発明によれば、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、ユーザに通知しない情報処理装置の再起動時に、情報処理装置が不正な状態又はユーザの意図しない状態へ遷移することを抑制することができる。
本発明の情報処理装置の一実施例を示す画像形成装置1(複合機)の構成の一例を示すブロック図である。 図1に示したコントローラ3の内部構成の一例を詳細に示すブロック図である。 実施例1の画像形成装置1の起動時における起動モード選択処理の一例を示すフローチャートである。 非通知起動フラグを有効にする処理の一例を示すフローチャートである。 画像形成装置1のシステムの状態遷移を時刻と消費電力により表したグラフの一例を示す図である。 実施例2の画像形成装置1の起動時における起動モード選択処理のフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の情報処理装置の一実施例を示す画像形成装置(複合機)の構成の一例を示すブロック図である。なお、本実施例では、本発明の情報処理装置が、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、ストレージ機能等を有する多機能装置(複合機)である場合を例に説明する。しかし、本発明の情報処理装置はこのような構成に限定されるものでなく、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置やゲーム機器、各種モバイル機器などにも適用できる。
図1に示すように、画像形成装置1は、画像読み取り部2、印字部4、操作パネル5、FAX装置6と、コントローラ(制御装置)3を有する。
画像読み取り部2は、原稿から光学的に画像を読み取りデジタル画像に変換するためのものである。印字部4は、デジタル画像を紙デバイスに出力するためのものである。
操作パネル5は、画像形成装置1への入力用機構と、画像読み取り部2のシステムの情報を外部へ出力する機構を備える。FAX装置6は、電話回線等を介してデジタル画像を送受信するためのものである。
コントローラ3は、画像読み取り部2、印字部4、操作パネル5、FAX装置6等の各装置と接続され各モジュールに指示を出すことにより、ジョブを実行することを可能とするものである。
画像形成装置1は、LAN7経由で外部装置であるコンピュータ8と通信可能である。コンピュータ8は、画像形成装置1とのデジタル画像の送受信、画像形成装置1へのジョブの発行、画像形成装置1への指示の送信等も行うことが可能である。
画像読み取り部2は、不図示の原稿給紙台に載置された原稿束を自動的に逐次入れ替えることが可能な原稿給紙ユニット21、原稿を光学スキャンしデジタル画像に変換することが可能なスキャナユニット22を有し、スキャナユニット22により変換された画像データはコントローラ3に送信される。
印字部4は、紙束から一枚ずつ逐次給紙可能な給紙ユニット42、給紙した紙に画像データを印刷するためのマーキングユニット41、印刷後の紙を排紙するための排紙ユニット43を有する。
以上のような構成の画像形成装置1は、多彩な機能を有し、多彩なジョブを実行可能である。以下、その一例を記載する。
・複写機能
複写機能は、画像読み取り部2から読み込んだ画像データをコントローラ3上の不揮発性メモリ装置(後述の102)に記録し、同時に印字部4を使用して印刷を行なう機能である。
・画像送信機能
画像送信機能は、画像読み取り部2から読み込んだ画像データを、LAN7を介してコンピュータ8に送信する機能である。
・画像保存機能
画像保存機能は、画像読み取り部2から読み込んだ画像をコントローラ3上の不揮発性メモリ装置(後述の102)に記録する機能であり、必要に応じて画像送信や画像印刷を行うことが可能である。
・画像印刷機能
画像印刷機能は、コンピュータ8から送信された例えばページ記述言語を解析し、印字部4で印刷する機能である。
図2は、図1に示したコントローラ3の内部構成の一例を詳細に示すブロック図である。
図2に示すように、コントローラ3はCPU101を備える。CPU101は、指示された命令セットと入力値に応じて、システムバス111に接続される各デバイスを総括的に制御する。
ハードディスク(HDD)102は、不揮発性メモリ装置である。なお、HDDの代わりに、SSD(Solid State Drive)等を備えていてもよい。HDD102には、オペレーティングシステムを選択する為のブートローダ、システム上の基本ソフトウェアとなるオペレーティングシステム、各機能を実現/制御する為のファームウェア、ファイルを効率良く管理するためのファイルシステムなどのデータが保存されている。
RAM103は揮発性メモリで、CPU101のメインメモリやワークエリア等として使用される。
ネットワークインタフェースカード(NIC)104は、LANIF(LANインタフェース)110にLANケーブルを接続し、LAN7を介して他のネットワーク機器あるいはコンピュータ8等と双方向にデータを通信する。
操作パネル5は、指示入力の為のタッチパネル(不図示)や操作キー(KEY)106とシステム情報を表示する為の表示部(DISPLAY)108を備えている。外部入力コントローラ(PANELC)105は、操作パネル5のタッチパネルや操作キー106からの指示入力の検知や制御を行う。ディスプレイコントローラ(DISPC)107は、表示部108の表示を制御する。
USBホストコントローラ(USB−HOSTC)109は、大容量記憶デバイス(USBメモリ等)や、ICカードリーダ等のUSBインタフェースを備えたデバイスを接続可能である。
EEPROM112は、書き換え可能な小容量の不揮発性メモリ装置である。EEPROM112には、画像形成装置の設定情報などが記憶される。
タイマ(TIMER)113は、二次電池を備え、基準時刻からの経過時間を常に計測する他、CPU101からの指示に応じて、経過時間の測定を行う。
スイッチ(SWITCH)114は、CPU101への電力制御指示を発生させることができる。スイッチ114が発生する電力制御指示に応じて、CPU101は、起動処理やシャットダウン処理や後述する省電力状態などへの電力状態遷移処理を行う。
画像形成装置1は、各部に通電されている通常状態以外に、相対的に消費電力が低い省電力状態へ遷移することができる。以下、詳細に説明する。
CPU101は、省電力移行要求を受信した場合、RAM103、操作パネル5やスイッチ114以外の各部への通電を抑制し(LAN7からの印刷要求により通常状態へ遷移可能にするために、外部IFであるNIC104やLANIF110は通電を維持しておく場合もある)、消費電力を抑えた省電力状態へ遷移させ、CPU101自身を通常状態移行要求のみ受信可能な状態に設定を行う。また、CPU101は、通常状態移行要求を受信した場合、通電を抑制していた各部位に通電を行い、それら部位の初期化処理を行うことで、省電力状態から通常状態へ遷移する。なお、省電力状態移行要求や通常状態移行要求は、例えばスイッチ114の操作や、操作キー106からの入力により発生させることができる。
なお、図1、図2には示していないが、画像形成装置1は、不図示の電源部を有し、該電源部から画像形成装置1に電力を供給している。
以下、図3を用いて、実施例1の画像形成装置1の起動時における起動モード選択処理について説明する。
図3は、実施例1の画像形成装置1の起動時における起動モード選択処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、HDD102にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを、CPU101がRAM103にロードして実行することにより実現されるものである。
なお、本フローチャートに従えば、ユーザに対して非通知でシステムが起動する場合において特殊起動判定を行わないため、ユーザの意図しない特殊起動モードへの遷移を抑制することができる。以下、通常起動モード(通知)、通常起動モード(非通知)、特殊起動モードという異なる三つの起動モードを選択する処理について記述する。なお、選択される起動モードに応じて、使用するオペレーティングシステム、ファームウェア、ファイルシステムを選択する必要がある為、起動モード選択処理を起動処理の初期段階において行う必要がある。
まず、S301において、CPU101は、非通知起動フラグを調べる。本ステップにおいてCPU101は、予め定められた記憶領域上の特定アドレス上の非通知起動フラグを読み出す。ここで記憶領域は、揮発性メモリ(RAM103)もしくは不揮発性メモリ(HDD102、EEPROM112)のいずれでも構わない。
次に、S302において、CPU101は、前記S301で読み出した非通知起動フラグの有効性を判断する。本ステップにおいてCPU101は、前記S301において読み出した非通知起動フラグと、予め定められた値を比較し、両者が一致する場合は非通知起動フラグが有効であると判断し、一方、両者が一致しない場合は非通知起動フラグが無効であると判断する。
上記S302において、非通知起動フラグが有効であると判定した場合(S302でYes)、CPU101は、S307に処理を進め、非通知通常起動処理等を行う(非通知起動制御ステップ)。
一方、上記S302において、非通知起動フラグが有効でない(無効)と判定した場合(S302でNo)、CPU101は、S303に処理を進め、通常起動処理もしくは特殊起動判定処理等を行う。
まず、通常起動処理もしくは特殊起動処理を行うフロー(S302でNoの場合の処理)について記述する。
まず、S303において、CPU101は、入力検出部と出力通知部の初期化を行う。ここで、入力検出部とは、外部入力コントローラ105、操作キー106、USBホストコントローラ109及び画像読み取り部2を指す。また、出力通知部とは、ディスプレイコントローラ107、表示部108、印字部4を指す。本ステップS303においてCPU101は、前述の入力検出部および出力通知部のそれぞれに対しレジスタ設定を行う。これによって、前述の入力検出部および出力通知部はそれぞれ、ハードウェアとして動作可能な状態になる。このため、これ以降、CPU101は、例えば、表示部108に起動処理の段階を示すビットマップ画像の表示や、操作キー106押下を検出することが可能となる。即ち、CPU101は、出力通知部を用いた外部への通知を行ったり、また入力検出部を用いて特殊起動要求の入力を検知できるようになる。
次に、S304において、CPU101は、入力検出部に対して特殊起動要求が発生しているかどうかを調べ、特殊起動要求の発生の有無に応じて、通常起動モードか特殊起動モードかを選択する(特殊起動制御ステップ)。特殊起動要求は、入力検出部がユーザによる特定操作を検出した場合に生成され、CPU101に通知される。前述の特定操作の例としては、操作キー106が予め定められた順番で押下される、USBホストコントローラ109へメンテナンスデータが保存されたUSBメモリが挿入されるといったものがある。CPU101は、予め定められた時間だけ、前述の操作キー106やUSBホストコントローラ109からの特殊起動要求を待ち、時間内に特殊起動要求が発生した場合は特殊起動要求を検知したと判断し、一方、時間内に特殊起動要求が発生しなかった場合は特殊起動要求を検知しなかったと判断する。
前記S304において、特殊起動要求を検知したと判定した場合(S304でYes)、CPU101は、S306に処理を進める。
一方、前記S304において、特殊起動要求を検知しなかったと判定した場合(S304でNo)、CPU101は、S305に処理を進める。
S305では、CPU101は、通常起動処理を行う。このステップにおいてCPU101は、HDD102内のオペレーティングシステム、ファームウェアをRAM103上に展開する。さらにCPU101は、RAM103上のファームウェア及びHDD102上のファイルシステム上に保存された設定ファイルの内容に基づき、起動処理を行う。以上が通常起動処理の説明である。
S306では、CPU101は、特殊起動処理を行う。特殊起動としてHDD102上のデータを復旧もしくは更新する為のメンテナンスモードを例に挙げる。このステップにおいてCPU101は、前述のS304でUSBメモリの挿入を検知後、USBメモリ内のオペレーティングシステム、ファームウェアをRAM103上に展開する。さらにCPU101は、RAM103上のファームウェア及びUSBメモリ上のファイルシステム上に保存された設定ファイルの内容に基づき、HDD102上のオペレーティングシステム、ファームウェア、ファイルシステムを上書きする。なお、特殊起動は、メンテナンスモードでの起動に限定されるものではなく、特殊動作専用のモード(特殊動作モード)であればどのようなモードでの起動であってもよい。以上が特殊起動処理の説明である。
次に、本発明の特徴である非通知起動処理のフロー(S302でYesの場合の処理)について記述する。
まず、S307において、CPU101は、非通知通常起動処理を行う。ここでは、上述したS303以降の通常起動処理や特殊起動処理とは異なり、CPU101は、出力通知部を用いた外部への通知は行わない。また、この時点では入力検出部が初期化されていないため、入力検出部を用いて特殊起動要求の入力を検出することもできない状態であり、起動処理時に、この特殊起動要求の入力を考慮する必要がない。また、S307の非通知通常起動処理では、S305の通常起動処理で実行されていた入力検出部と出力通知部にまつわる起動処理も実行されない(そもそも入力検出部と出力通知部は初期化されていない)。
本実施例の画像形成装置1は、非通知通常起動処理(S307)によるシステム起動後、省電力状態へ遷移する(後述のS308)こととなるが、システム起動後、省電力状態へ遷移可能になるまでは、出力通知部による外部への通知を行わず、また入力検出部の初期化処理を行わず(このため、特殊起動要求は検知されない)に起動する構成とする。よって、非通知通常起動処理を行う際に特殊起動要求が検知されて特殊動作モードで起動されてしまうこともない。
次に、S308において、CPU101は、システムを省電力状態へ遷移させる。非通知起動処理はユーザが頻繁に使用しない場合に行われる処理を想定しているため、本ステップにより速やかに省電力状態へ移行し、余剰な電力消費を抑える狙いがある。なお、このS308の省電力状態への遷移処理は、操作キー106押下などにより通常状態移行要求を受信可能なように、操作パネル5の一部を使用可能にする最低限の処理を含むものとする。
次に、S309では、システムの通常状態への移行要求を待機する。このステップにおいてCPU101は、操作キー106押下などにより通常状態移行要求を受信した場合(S309でYes)、システムを通常状態へ遷移させ(S310)、S311に処理を遷移させる。一方、通常状態移行要求を受信しなかった場合(S309でNo)、移行要求を待ち続ける。
S311では、CPU101は、前記S303と同様に、入力検出部と出力通知部の初期化処理を行う。
次に、S312において、CPU101は、入力検出部と出力通知部にまつわる起動処理を行う。入力検出部と出力通知部にまつわる起動処理(入力検出部と出力通知部に関係する起動処理)とは、具体的には、操作パネル5上のタッチパネルのキャリブレーション処理、印字部4及び画像読み取り部2の調整動作などを示す。なお、前述のS305に示した通常起動処理では、前述のS307の処理とS312の処理を行っているものとする。
次に、S313において、CPU101は、前記S301においてアクセスした記憶領域上の特定アドレスにデータを書き込み、非通知起動フラグを無効にする。なお、このS313の処理は、前述のS302でYesと判定した以降であれば、どのタイミングで行っても構わない。
そして、前記S313、S305、又はS306の処理を終了すると、CPU101は、本フローチャートの処理を終了する。
以上示したように、本実施例の画像形成装置1は、非通知通常起動処理によりシステムを起動する場合には、システム起動後、省電力状態へ遷移可能になるまでは、出力通知部による外部への通知を行わず、また入力検出部の初期化処理を行わず(このため、特殊起動要求は検知されない)に起動する構成とする。なお、本実施例の画像形成装置1は、省電力状態からの復帰の際に、入力検出部を使用可能にする処理(初期処理)を行うように制御する。
以下、図4を用いて、非通知起動フラグ(図3のS301,S302で判定したフラグ)を有効にする処理について説明する。
図4は、非通知起動フラグを有効にする処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、HDD102にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを、CPU101がRAM103にロードして実行することにより実現されるものである。また、このフローチャートでは、例えば、平日の指定時刻Txにおいて、システムが一定時間以上再起動が行われなかったかどうかを判定し、ユーザに意識させることなくシステムを再起動することにより、RAM103上のデータの断片化によるパフォーマンス低下を解消する場合を説明する。
このフローチャートによる再起動では、非通知起動フラグを有効にし、図3に示す通り特殊起動モードへの遷移判定を行わないようにするため(図3のS302でYesとなりS304は実行されない)、ユーザが次回使用する際に、システムが特殊起動モードのまま待機しているということを防ぐことができる。なお、本実施例では、例えば、タイマ113が平日の予め定められた指定時刻Txになった場合に、CPU101が、S401以降の処理を開始するものとする。
まず、S401において、CPU101は、タイマ113を用いて、前回の電源オンからの経過時間を示す起動時間tを取得する。なお、CPU101は、電源オンのたびに、その日時を、不揮発性メモリ(HDD102、EEPROM112)の予め定められた記憶領域上の特定アドレスに記憶するものとする。
次に、S402において、CPU101は、前記S401にて取得した起動時間tと予め定められた定数Tについて大小比較する。なお、定数Tは、予め、不揮発性メモリ(HDD102、EEPROM112)の予め定められた記憶領域上の特定アドレスに記憶されているものとする。
そして、起動時間tがTより大きくない(t≦T)と判定した場合(S402でNo)、CPU101は、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
一方、起動時間tがTより大きい(t>T)と判定した場合(S402でYes)、CPU101は、システム再起動が一定時間行われなかったと判断し、S403に処理を進め、ユーザに対し非通知にシステム再起動を行う処理を実行する。
S403では、CPU101は、不揮発性メモリ(HDD102、EEPROM112)の予め定められた記憶領域上の特定アドレス上の非通知起動フラグを有効にする。さらに、S404において、CPU101は、システムを再起動させる。これにより、システムは非通知起動フラグが有効になった状態で起動処理が開始される為、図3の非通知起動の処理(S302のYes以降の処理(S307〜S313))が行われることになる。即ち、上記S403及びS404の処理により、システムの非通知起動要求がなされることとなる。
以下、図5を用いて、画像形成装置1のシステムの状態遷移と消費電力との関係について説明する。
図5は、画像形成装置1のシステムの状態遷移を時刻と消費電力により表したグラフの一例を示す図である。本図は、システムが非通知起動要求を受け、非通知再起動を行った後、省電力状態に遷移するまでの系を示している。なお、本図において、再起動の前後で消費電力が「0」になる例を書いている。一方、再起動時にリセット信号を発行するだけの場合など、再起動の前後で消費電力が「0」とならない系も考えられるが、そのような場合においても本発明を適用可能である。
図5において、縦軸501は画像形成装置1が消費する消費電力値を表し、横軸502は時刻を表している。
縦軸501により、システムの電力状態を便宜上、三つ定義しており、以下に説明する。システムの電力状態は、通常状態503、省電力状態504、及び、電源オフ状態505の三つであり、これら状態は、後のものほどシステムの消費電力が小さい。即ち、通常状態503での消費電力>省電力状態504での消費電力>電源オフ状態505での消費電力となる。
横軸502により便宜上四つの時刻を定義しており、以下に説明する。
時刻506は、図4の説明にて述べた指定時刻Txに相当し、この時刻506において、CPU101は図4の処理を開始する。
時刻507は、システムの終了処理が完了した時刻を表しており、この時刻507においてRAM103の内容がリフレッシュされる。
時刻508は、システムが起動し、省電力状態へ移行可能になるまで起動処理(非通知通常起動処理)が完了した時刻を表している。この時刻508は、図3のS307が完了した時刻に等しい。
時刻509は、システムが省電力状態から通常状態への遷移要求を受信した時刻を表している。この時刻509は、図3のS309のYesに処理が進んだ時刻に等しい。
以上、四つの時刻(506,507,508,509)により、以下に述べる三つの区間が定義される。
区間510において、システムは、図4に示した再起動処理を行う。完了した部位から通電を抑制していき、併せて非通知起動フラグを調べる処理を開始するようにする。
区間511において、システムは、非通知起動フラグを調べ、非通知再起動を行い、完了後に省電力状態へ遷移する。即ち、本区間511において、図3のS301、S302、S307、S308における処理を行う。
区間512において、システムは、通常状態移行要求を待つ、即ち、本区間512は、図3のS309でNoの区間となる。
以上示したように、本実施例の画像形成装置によれば、ユーザに通知しない情報処理装置の再起動時(非通知通常起動処理の時)に、情報処理装置が不正な状態やユーザの意図しない状態(メンテナンスモード等の特殊動作モード)へ遷移することを抑制することができる。
実施例2は多くの部分において実施例1と共通であり、図3のフローチャートの処理を用いず、図6のフローチャートの処理を用いる点で異なる。実施例2によれば、非通知起動時の起動処理のうち、入力検出部が初期化されていなければ行うことができない処理を前倒しして行うことにより、非通知起動時におけるユーザの利便性の向上が期待できる。
以下、図6を用いて、実施例2の画像形成装置1の起動時における起動モード選択処理について説明する。
図6は、実施例2の画像形成装置1の起動時における起動モード選択処理のフローチャートである。本フローチャートの処理は、HDD102にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを、CPU101がRAM103にロードして実行することにより実現されるものである。なお、本フローチャートでは、起動の通知/非通知に依らず入力検出部の初期化を行い、非通知起動時に特殊起動要求を破棄する点で、図3のフローチャートとは異なる。本フローチャートの処理では、このような処理により、起動処理のうち、入力検出部が初期化されていなければ行うことができない処理を前倒しすることができるので、そのような起動処理に時間がかかるシステムにおいて有用である。
以下、図6と図3の差分の処理についてのみ記述する。
まず、S601において、CPU101は、起動の通知/非通知に依らず、入力検出部と出力通知部の初期化を行う。なお、S601の処理は、図3のS303と同一の処理である。
次に、CPU101は、S602,S603の処理を行う。なお、S602,S603は、図3のS301,S302と同一の処理のため説明は省略する。
上記S603において、非通知起動フラグが有効であると判定した場合(S603でYes)、CPU101は、S607に処理を進め、非通知通常起動処理等を行う。
一方、上記S603において、非通知起動フラグが有効でない(無効)と判定した場合(S603でNo)、CPU101は、S604に処理を進め、通常起動もしくは特殊起動判定処理等を行う。
まず、通常起動もしくは特殊起動処理のフロー(S603でNoの場合の処理)について記述する。S604〜S606は、図3のS304〜S306と同一の処理のため説明は省略する。
次に、本発明の特徴である非通知起動処理のフロー(S603でYesの場合の処理)について記述する。
まず、S607において、CPU101は、通知起動時(S603のNo)の場合と同様に、入力検出部に対して特殊起動要求が発生しているかどうかを調べる。
そして、前記S607において、特殊起動要求を検知したと判定した場合(S607でYes)、CPU101は、S608に処理を進める。
S608では、CPU101は、特殊起動要求を破棄し、S609に処理を進める。このS608の破棄処理により、非通知通常起動処理を行う際に、特殊起動要求の入力が検知されたとしても、特殊動作モードで起動されてしまうことを防止することができる。
一方、前記S607において、特殊起動要求を検知しなかったと判定した場合(S607でNo)、CPU101は、そのままS609に処理を進める。
S609では、CPU101は、非通知通常起動処理を行う。S609の非通知通常起動処理では、図3のS307と同様に、CPU101は出力通知部を用いた外部への通知は行わない。また、S307の非通知通常起動処理では、S305の通常起動処理で実行されていた出力通知部にまつわる起動処理も実行されない。しかし、S609の非通知通常起動処理では、図3のS307における非通知起動処理とは異なり、入力検出部にまつわる起動処理(図3のS312の処理の一部)も行う。これにより、省電力状態遷移前に起動処理を完了することができ、ユーザの利便性の向上が期待できる(通常状態へ遷移してから、入力検出部にまつわる起動処理をユーザが待つ必要がないので利便性が向上する)。
本実施例の画像形成装置1は、非通知通常起動処理(S609)によるシステム起動後、省電力状態へ遷移する(後述のS610)こととなるが、システム起動後、省電力状態へ遷移可能になるまでは、出力通知部による外部への通知を行わず、また入力検出部の特殊起動要求は破棄する構成とする。
次に、CPU101は、S610,S611の処理を行う。なお、S610,S611は、図3のS309,S310と同様の処理のため説明は省略する。
次に、S612において、CPU101は、システムを通常状態へ遷移させる。なお、S612における通常状態への遷移処理は、図3のS310における通常状態への遷移処理とは異なり、出力通知部にまつわる起動処理(図3のS312の処理の一部)も行う。
次に、CPU101は、S613の処理を行う。なお、S613は、図3のS313と同一の処理のため説明は省略する。
以上示したように、本実施例の画像形成装置1によれば、非通知起動時の起動処理のうち、入力検出部が初期化されていなければ行うことができない処理を前倒しして行うことにより、非通知起動後の省電力状態から通常状態へ遷移して使用可能となるまでの待ち時間を短縮することができるので、実施例1の効果に加え、非通知起動時におけるユーザの利便性の向上が期待できる。
なお、従来の技術では、ユーザが画像形成装置1のシステムが再起動していることを意識していないにも関わらず、システムへの入力が可能である為に、特殊起動要求の入力検知によってシステムが不正な状態へ遷移することが可能となっているといった問題点があった。しかし、本発明の各実施例では、ユーザへの出力(通知)を制限しつつシステムの再起動を行う場合、再起動後の入力検出部の制御を変更もしくは初期化を遅延させ、入力検出部の制御を変更もしくは抑制することにより、特殊起動要求の入力検知によってシステムが不正な状態へ遷移すること(特殊起動要求入力による状態遷移)を防止し、従来の問題点を解決することができる。
なお、上記実施例1及び実施例2では、本発明を画像形成装置に適用する場合を説明した。しかし、本発明は、画像形成装置のみではなく、入力検出部と出力通知部を有し、省電力状態で動作可能な情報処理装置であれば、どのような情報処理装置でも適用可能である。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
1 画像形成装置
2 画像読取部
3 コントローラ(制御装置)
4 印字部
5 操作パネル
101 CPU
102 HDD
105 外部入力コントローラ(PANELC)
106 操作キー
107 ディスプレイコントローラ(DISPC)
108 表示部(DISPLAY)
109 USBホストコントローラ(USB−HOSTC)

Claims (9)

  1. 電力消費を抑えた省電力状態で動作可能な情報処理装置であって、
    情報を外部に出力するための少なくとも1つの出力手段と、
    外部から情報を入力するための少なくとも1つの入力手段と、
    前記情報処理装置の起動の際に、前記入力手段からの特殊起動要求の入力が検出された場合、前記情報処理装置を特殊動作専用の特殊動作モードで起動するように起動の動作を変更する特殊起動制御手段と、
    前記情報処理装置を前記出力手段による出力を制限して起動する設定の有効又は無効を示す情報を記憶する記憶手段と、
    前記情報処理装置の起動の際に、前記記憶手段に前記設定が有効であることを示す情報が記憶されている場合には、前記出力手段による出力を制限して前記情報処理装置を起動する非通知起動を行うように起動の動作を変更する非通知起動制御手段と、を有し、
    前記非通知起動制御手段は、前記非通知起動の際は、起動後に前記省電力状態に遷移可能となるまでは、前記出力手段による外部への通知を行わず、また前記入力手段を使用可能にする処理も行わないように制御することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記非通知起動制御手段は、前記省電力状態からの復帰の際に、前記入力手段を使用可能にする処理を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 電力消費を抑えた省電力状態で動作可能な情報処理装置であって、
    情報を外部に出力するための少なくとも1つの出力手段と、
    外部から情報を入力するための少なくとも1つの入力手段と、
    前記情報処理装置の起動の際に、前記入力手段からの特殊起動要求の入力が検出された場合、前記情報処理装置を特殊動作専用の特殊動作モードで起動するように起動の動作を変更する特殊起動制御手段と、
    前記情報処理装置を前記出力手段による出力を制限して起動する設定の有効又は無効を示す情報を記憶する記憶手段と、
    前記情報処理装置の起動の際に、前記記憶手段に前記設定が有効であることを示す情報が記憶されている場合には、前記出力手段による出力を制限して前記情報処理装置を起動する非通知起動を行うように起動の動作を変更する非通知起動制御手段と、を有し、
    前記非通知起動制御手段は、前記非通知起動の際は、起動後に前記省電力状態に遷移可能となるまでは、前記出力手段による外部への通知を行わず、且つ、前記入力手段により入力された前記特殊起動要求を破棄するように起動の動作を制御することを特徴とする情報処理装置。
  4. 一定時間以上の間、前記情報処理装置の再起動が行われていない場合に、前記設定が有効であることを示す情報を前記記憶手段に記憶させ、前記情報処理装置の再起動を行うように制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 記憶手段と、情報を外部に出力するための少なくとも1つの出力手段と、外部から情報を入力するための少なくとも1つの入力手段とを有し、電力消費を抑えた省電力状態で動作可能な情報処理装置の制御方法であって、
    特殊起動制御手段が、前記情報処理装置の起動の際に、前記入力手段からの特殊起動要求の入力が検出された場合、前記情報処理装置を特殊動作専用の特殊動作モードで起動するように起動の動作を変更する特殊起動制御ステップと、
    非通知起動制御手段が、前記情報処理装置の起動の際に、前記記憶手段に前記情報処理装置を前記出力手段による出力を制限して起動する設定が有効であることを示す情報が記憶されている場合には、前記出力手段による出力を制限して前記情報処理装置を起動する非通知起動を行うように起動の動作を変更する非通知起動制御ステップと、を有し、
    前記非通知起動制御ステップは、前記非通知起動の際は、起動後に前記省電力状態に遷移可能となるまでは、前記出力手段による外部への通知を行わず、また前記入力手段を使用可能にする処理も行わないように起動の動作を制御することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  6. 前記非通知起動制御ステップは、前記省電力状態からの復帰の際に、前記入力手段を使用可能にする処理を行うように制御することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置の制御方法。
  7. 記憶手段と、情報を外部に出力するための少なくとも1つの出力手段と、外部から情報を入力するための少なくとも1つの入力手段とを有し、電力消費を抑えた省電力状態で動作可能な情報処理装置の制御方法であって、
    特殊起動制御手段が、前記情報処理装置の起動の際に、前記入力手段からの特殊起動要求の入力が検出された場合、前記情報処理装置を特殊動作専用の特殊動作モードで起動するように起動の動作を変更する特殊起動制御ステップと、
    非通知起動制御手段が、前記情報処理装置の起動の際に、前記記憶手段に前記情報処理装置を前記出力手段による出力を制限して起動する設定が有効であることを示す情報が記憶されている場合には、前記出力手段による出力を制限して前記情報処理装置を起動する非通知起動を行うように起動の動作を変更する非通知起動制御ステップと、を有し、
    前記非通知起動制御ステップは、前記非通知起動の際は、起動後に前記省電力状態に遷移可能となるまでは、前記出力手段による外部への通知を行わず、且つ、前記入力手段により入力された前記特殊起動要求を破棄するように制御することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. 制御手段が、一定時間以上の間、前記情報処理装置の再起動が行われていない場合に、前記設定が有効であることを示す情報を前記記憶手段に記憶させ、前記情報処理装置の再起動を行うように制御する制御ステップを有することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  9. コンピュータを、請求項1乃至4のいずれか1項に記載された手段として機能させるためのプログラム。
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