JPH10254584A - 情報処理装置のリセット制御方式、および、リセット制御機能を持つ情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置のリセット制御方式、および、リセット制御機能を持つ情報処理装置

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JPH10254584A
JPH10254584A JP9052766A JP5276697A JPH10254584A JP H10254584 A JPH10254584 A JP H10254584A JP 9052766 A JP9052766 A JP 9052766A JP 5276697 A JP5276697 A JP 5276697A JP H10254584 A JPH10254584 A JP H10254584A
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JP
Japan
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time
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turned
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JP9052766A
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Hiroyuki Koreeda
浩行 是枝
Toru Nagura
徹 名倉
Satoru Mio
識 三尾
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ソフトウェアシステムの起動に時間が掛かる情
報処理装置では、ソフトウェアの不良ができるだけ発現
しないよう定期的に、なるべく、リセットをかけること
でユーザが使用する上で、障害ににならないタイミング
で、リセットをかけてやる必要がある。 【解決手段】利用者が電源をオフ状態にしている時間帯
の情報を蓄積し、最も使用している可能性が少ない時間
帯で、情報処理装置にリセットをかける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演算処理装置がプ
ログラム制御を行う情報処理装置全般に関わり、長期間
に渡って装置が安定動作するための、情報処理装置のリ
セット制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】演算処理装置がプログラム制御を行う情
報処理装置、特に、パソコン、ワープロ専用機、FA
X、デジタル放送受信機など、様々な入出力ハードウェ
アデバイスを持ち、そのデバイスを主記憶メモリに格納
されたプログラムを、演算処理装置が制御しながら、ユ
ーザの望む機能を実現する装置で、一つの課題として、
電源投入からユーザが実際に装置を使用できるようにな
るまでの起動時間が長くなる問題がある。
【0003】これは、装置の高機能化、多機能化に伴
い、搭載する主記憶メモリ容量の増大、入出力ハードウ
ェアデバイスの増大が起こり、装置のソフトウェアシス
テムを起動時に、IPL(Initial Program Loader)で、
これらのハードウェアの動作確認に掛かる時間が、増大
しているためである。
【0004】このような問題を回避するため、スタンバ
イモードと呼ばれる動作モードを用意する情報処理装置
が増えている。すなわち、電源スイッチをユーザがオフ
にしても、コンセントを抜いたのと同じ状態するのでは
なく、最低限、電源スイッチをオンにすることができる
スタンバイモードと呼ばれる動作状態にする。
【0005】スタンバイモードとは、実際には、電源ス
イッチがオフにされた時に、通常の機能を全て停止し、
ユーザに対してあたかも電源が切れたかのような振る舞
いを見せる一方、情報処理装置は動作し続け、情報処理
装置は、不必要な入出力デバイスなどのハードウェアへ
の電源供給を停止することで、消費電力を、事実上問題
ない程度に低減する。
【0006】このようなスタンバイモードで、電源ボタ
ンが押されると、情報処理装置は、各ハードウェアへの
電源供給を再開し、アプリケーションプログラムを実行
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなスタンバ
イモードを持つ情報処理装置では、電源スイッチがユー
ザによってオン状態にされた時、装置のソフトウェアシ
ステム全体を、最初から起動し直さないため、IPLに
よるハードウェアチェックも行われず、電源スイッチを
押してから速やかに装置を利用できる状態になるとい
う、メリットがある。
【0008】しかし、情報処理装置では、電源スイッチ
をオフにされても、電源コンセントが抜かれない限り、
装置内のプログラムは、連続的に動作し続ける。
【0009】一方、ソフトウェアの不良率は、一般に、
0%を保証することは困難であり、特に、装置の多機能
化、高機能化に伴い、プログラム容量が増大するにつ
れ、ソフトウェアの不良による、動作不良、表示不良、
データ破壊、動作停止などの現象は、避け難い状況にあ
る。
【0010】そのため、スタンバイモードを設けること
により、情報処理装置が、長時間、連続動作すればする
ほど、ソフトウェアの不良が発現する可能性が高まり、
動作不良、表示不良、データ破壊、動作停止などの事故
が発生する可能性が高まるという問題が存在した。
【0011】これを解決するためには、連続動作時間が
長引き過ぎないように、適宜、タイミングを見計らっ
て、情報処理装置をリセットし、再度電源コンセントを
入れた状態から、起動し直せばよい。しかし、実際に
は、ユーザが使用中に勝手にリセットを掛けると、処理
中のデータが消失したり、一時的にユーザが情報処理装
置を使えない状態になる。また、リセットをかけて起動
中に、ユーザが電源をオンにしても、起動が終わるまで
電源スイッチが効かなかったり、すぐに電源がオン状態
にならない事態も発生する。
【0012】このため、なるべく、ユーザが使用中にリ
セットをすることは避けたいし、また、なるべく、ユー
ザが電源をオンにする可能性が低い、すなわち、情報処
理装置を使う可能性が低い時を見計らって、リセットを
かけるようにしたい。
【0013】しかし、ユーザの使用形態が様々であるよ
うな情報処理装置では、例えば「深夜3時にリセットす
る」というような、固定概念による判断でリセットを行
うのは、大変危険であり、ユーザが情報処理装置を使わ
ない時を見計らうのは、大きな課題である。
【0014】本発明の目的は、ソフトウェアの不良が発
現する可能性を低減するため、ユーザが情報処理装置を
使わない時を見計らってリセットを行う、情報処理装置
のリセット制御方式を実現することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
め、本発明は一日の時間帯をある間隔で分割し、各時間
帯に対応したフィールドを持つ電源状態管理テーブルを
用意し、電源のオン、オフ状態を管理し、電源がオン状
態で電源スイッチが押された時、情報処理装置を電源オ
フ状態(スタンバイ状態)に移行させ、電源オフ状態で
電源スイッチが押された時、情報処理装置を電源オン状
態に移行する、電源オフ電源状態管理手段で、電源をオ
フにした時に、時刻を、時刻管理手段より取得する手段
と、電源をオンにした時に、時刻を、時刻管理手段より
取得する手段と、その二つの時刻に挟まれた、電源がオ
フされている時間帯に対応する上記電源状態管理テーブ
ルのフィールドに値を加算する手段と、電源オフ状態
で、上記電源状態管理テーブルの最も値が大きなフィー
ルドの時間帯の中央時刻を求める手段と、その時刻に情
報処理装置をリセットする手段を設ける。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明を実施する情報処理装置の
ハードウェア構成の一例を、図2に示す。
【0017】バス1を介して、演算処理装置(以下CP
U)2、読み書き可能なメモリ(以下RAM)3、不揮
発性の読み出し専用のメモリ(以下ROM)4、表示装
置5、入力装置6、電源スイッチ7、通信装置8、放送
受信装置9、リアルタイムクロック10などが結合され
ており、ROMに格納されたプログラムがCPUによっ
て解釈され、その他のデバイスを制御することにより、
情報処理を行う。
【0018】表示装置5は、ユーザに操作の案内や結果
を知らせるためのもので、ブラウン管表示装置や、液晶
表示装置、LED表示装置など様々なものがある。
【0019】入力装置6は、ユーザの操作を受け付ける
もので、キーボード、マウスなどのポインティングデバ
イス、赤外線リモコンの受光装置など、やはり様々なも
のが存在する。
【0020】電源スイッチ7は、電源のオン/オフを指
示するスイッチで、実際には、電源を切る訳ではなく、
ユーザがスイッチを押すと、CPU2に対して、割込み
信号を発生させる機能を持つ。CPU2は、割込み信号
に対する処理で、電源スイッチが押されたのが、電源オ
ンの状態だった場合は、電源オフの状態に移行する処理
を行い、電源オフの状態だった場合には、電源オンの状
態に移行する処理を行う。
【0021】通信装置8は、他の装置と直結して相互の
データ通信を行うシリアル通信インタフェースや、公衆
アナログ回線を介して通信を行うモデムや、デジタル回
線を介して通信を行うTA(Terminal Adaptor)、LAN
(Local Area Network)への接続装置など、様々な形態が
ある。
【0022】放送受信装置9は、通信装置8と違い、情
報を受けるだけの一方的な装置で、デジタル化されたテ
レビ放送の受信装置、文字放送の受信装置など、これも
様々な形態が存在する。
【0023】リアルタイムクロック10は、現在の絶対
的な年月日および時刻を正確に保持する時計デバイス
で、例え電源コンセントが抜かれても、バックアップ電
源によって内容が保持される。CPU2は、リアルタイ
ムクロック10から、いつでも、現在の年月日および時
刻を取得することができる。
【0024】以上のような情報処理装置で、最初にコン
セントを挿したときの起動処理を、図3に示す。
【0025】まず、コンセントが挿されると、CPU2
は予め定められた番地からプログラムを読み出して、実
行する。そのプログラムをIPL100と呼ぶ。
【0026】IPLでは、まず、CPUレジスタの初期
設定(110)や、CPUの割込みベクトルの設定(1
20)を行った後、RAM3、ROM4の動作チェック
(130)、入力装置6、電源スイッチ7、通信装置
8、放送受信装置9などの各種ハードウェアデバイス初
期化(137)、および、動作チェックを行い(14
0)、プログラムを実行するのに障害になるハードウェ
ア不良がないかを確認する。
【0027】もし、いずれかのハードウェア不良が発生
した場合(135,145)、可能ならば表示装置を介
して、ユーザにその旨知らせ(150)、システムの動
作を停止させる。
【0028】すべてのハードウェアの不良がない場合
(155)、ハードウェアデバイスを一元的に制御する
OS800(Operating System)を起動し(160)、O
S800は、OS自身の初期化処理を行った後(81
0)、電源状態を管理する電源管理プログラム200を
起動する(820)。
【0029】図1に示すように、電源管理プログラム2
00は、RAM2上に保持する図4の電源フラグ50
(電源オン/オフの2値を持つ)の値を、電源オンに初
期化し(210)、電源オン時に実行すべき、アプリケ
ーションプログラム500を起動する(280)ことに
より、ユーザが情報処理装置を利用できるようになる。
【0030】ここで、電源スイッチが押されると(29
0)、電源フラグ50の値を電源オフに変え(30
0)、実行中のアプリケーションプログラム500を強
制的に終了させ(310)、入力装置6、通信装置8、
放送受信装置9などの各種ハードウェアデバイスのう
ち、電源オフの状態で不必要なものに対する電源供給を
切り(320)、ユーザからは、あたかも電源がすべて
切れているかのように見えるスタンバイ状態に移行する
(230)。ただし、最低限、ユーザが電源スイッチ7
を押して、電源をオン状態にできるようにするため、電
源管理プログラム200が継続して動作できるよう、電
源スイッチ7、CPU2,RAM3、リアルタイムクロ
ック10などへの電源供給は切らない。
【0031】このようなスタンバイ状態で、電源スイッ
チが押されると(380,390)、電源フラグ50の
値を電源オンに変え(400)、電源供給を切った各種
ハードウェアデバイスに対する電源供給を再開し(41
0)、アプリケーションプログラム500を再度実行開
始させる(230〜280)。
【0032】この際、IPLの各種ハードウェアチェッ
ク処理や、OSの起動処理は行わないため、最初にコン
セントを挿したときとは違って、電源スイッチが押され
てから、速やかに情報処理装置が利用できる状態にな
る。
【0033】次に、以上のような情報処理装置の電源管
理プログラム200で実現した、リセット制御方式につ
いて説明する。
【0034】図4は本発明のリセット制御方式で用いる
電源状態管理テーブル60である。電源状態管理テーブ
ル60は、0時から23時までの時刻に対応した配列で
あり、それぞれのフィールドは、例えば、0時のフィー
ルドは0:00〜0:59、1時のフィールドは1:0
0〜1:59、2時のフィールドは2:00〜2:59
の時間帯に、電源がオフになっていた回数を表す格納す
るための。
【0035】ここでは、装置起動時には、電源状態管理
テーブル60の内容は、一例として、一般的には、最も
情報処理装置を使用していない可能性が高い、夜中の2
時、3時、4時のフィールドを1に、他は0に設定す
る。
【0036】実際の処理方式は、まず、電源がオフにさ
れた時に、リアルタイムクロック10を読み出して、オ
フ時刻を記憶する(350)。次に、電源がオンにされ
た時に、再度リアルタイムクロック10を読み出して
(240)、オフ時刻とオン時刻の間に上記当する電源
状態管理テーブル60のフィールドを求め(250、2
60)、上記当フィールドすべてに、1加算する(27
0)。例えば、オフ時刻が21:15で、オン時刻が
8:30だった場合は、22時、23時、0時、1時、
2時、3時、4時、5時、6時、7時のフィールドに、
それぞれ1加算する。
【0037】その結果、電源状態管理テーブル60の2
時、3時、4時のフィールドは2、22時、23時、0
時、1時、5時、6時、7時のフィールドは1、他のフ
ィールドは0の値を持つことになる。
【0038】なお、この実施例では、加算の結果、どれ
か一つでも、フィールドが表現しうる数値の最大値を超
える場合は、オーバーフローを防止するため、すべての
フィールドの値を1ビット右シフトしておき(2で割る
ことに相当する)、その上で、上記当フィールドに1を
加算するものとする。
【0039】このような処理を行うことにより、電源の
オン、オフを繰り返すたびに、最もユーザが使用してい
ない時間帯に対応したフィールドの数値が大きくなる。
【0040】この数値を利用し、スタンバイ状態なった
時に、最もフィールドの値が大きい値の時間帯を探す
(360)。最大値のフィールドが一つしかなければ、
その時間帯のちょうど真ん中にあたる中央時刻、例えば
4時のフィールドが最大であれば、電源スイッチが押さ
れない限り、時刻4:30が来るのを、リアルタイムク
ロック10で監視し(380,390)、4:30にな
ったら、IPLの先頭から実行して(420)、電源コ
ンセントをさした時と同じ状態で、情報処理装置を再起
動する。
【0041】この場合、電源管理プログラム200は、
起動前の電源フラグ50を参照し(230)、再度スタ
ンバイ状態に移行させる(350〜)。
【0042】最大値のフィールドが複数ある場合は、最
も最大値が連続している時間帯を選び出す。例えば、2
3時、0時、2時、3時、4時、7時、8時のフィール
ドが、全て同じ値で最大値だった場合は、2時、3時、
4時を最も連続している時間帯として選び、もし、電源
オフされた時刻が、これらの時間帯の外であれば、この
時間帯中央時刻を求める。次に、ここの例では、2:0
0〜4:59の中央時刻3:30が来るのを、リアルタ
イムクロック10で監視し、4:30になったら、IP
Lの先頭を実行し、リセットをかける。
【0043】もし、電源オフされた時刻が、これらの時
間帯の中であれば、開始時刻以降の時間帯の中で、中央
時刻でリセットをかける。例えば、上の例で、3:30
に電源がオフにされたケースでは、3:30〜4:59
の中央時刻である4:15にリセットをかけ、4:30
に電源がオフにされたケースでは、4:30〜4:59
の中央時刻である4:45にリセットをかける。また、
最も連続した最大値のフィールドの時間帯に、全く電源
がオフにならなかった場合は、次に長く連続した最大値
のフィールドの時間帯の中央時刻にリセットをかける。
【0044】このようなリセット制御処理は、スタンバ
イ状態のみで行われるため、ユーザが使用中に、突然リ
セットが掛かることはない。
【0045】電源状態管理テーブル60の初期値は、例
で、夜中の2時、3時、4時のフィールドを1に、他は
0にせっていしておけば、取り敢えず、買ってきたばか
りの状態では、夜中の3:30にリセットが行われるこ
とになる。もちろん、これが、ユーザの生活パターンに
合わない場合はあるが、2度、3度と、電源オン、オフ
を繰り返すことにより、すぐにユーザが使用しない時間
に、リセットが行われるようになる。
【0046】また、ユーザが、電源を切り忘れたり、電
源状態管理テーブル60の値が最大のフィールドの時間
帯に、たまたま電源を入れっぱなしにすることもあり、
このようなケースでは、リセットはかけられない。
【0047】しかし、その場合でも、動作不良が起こる
可能性が少し高まるという程度の問題だけであり、すぐ
にユーザが困る訳ではないし、ユーザが使っていく上
で、同じようなことが繰り替えされば、電源状態管理テ
ーブル60の値が変化し、リセットを行うべき時刻も変
化してゆくので、長い時間で見れば問題はない。
【0048】なお、本発明の別の実施例として、電源状
態管理テーブル60のフィールドの単位を、分単位のよ
うに細かくしたり、2時間後とのように荒くしてもよ
い。実際にどの程度、時間間隔を細かくすればよいか
は、情報処理装置の目的や、使用形態によって、変わっ
てくると考えられる。
【0049】また、上の実施例では、電源オフの時間
が、2:15〜4:30なら、すべてオフだった時間
帯、すなわち3時のフィールドのみを1加算している
が、別の実施例として、少しでもオフだった時間帯、す
なわち2時、3時、4時のフィールドを1加算したり、
半分以上オフだった時間帯、すなわち3時、4時のフィ
ールドを1加算する方法も考えられる。もちろん、加算
する値も、特に1に限る必要はなく、他の値でも特に問
題はない。
【0050】また、別の実施例として、電源状態管理テ
ーブル60のフィールドに値を加算する時、時間帯によ
って重み付けを変えることも考えられる。例えば、2:
00に電源がオフにされ、6:00に電源がオンにされ
た場合。2時、5時のフィールドを1加算、2時、4時
のフィールドを2加算、3時のフィールドを3加算する
といったように、電源がオフされている時間帯の内側ほ
ど、加算する値を大きくして、もっとも電源が切られて
いる可能性が高い時間帯が、明確に把握できるようにす
る。
【0051】また、上の実施例では、電源状態管理テー
ブル60のフィールドの値が最大値の時間帯の中央時刻
でリセットをかけているが、別の実施例として、例え
ば、フィールドの値が最大値の時間帯の最初や、最後の
時刻でリセットをかける方法も考えられ、この方法だ
と、中央時刻を求めるやり方より、処理が簡略化でき、
しかも、情報処理装置が、元々、一日のうち数時間しか
使われない性格のものであれば、実使用上も、全く問題
は起きない。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、電源がオン、オフされ
る度に、スタンバイ状態になっている時間帯を情報とし
て蓄積し、一日一回、ユーザが、最も情報処理装置を使
用していない時刻に、スタンバイ状態になっていれば、
自動的にリセットをかけることにより、プログラム不良
による動作不良などの発生確率を低減でき、しかも、ユ
ーザが使用する上で、処理を中断されるなどの、不便を
かける可能性を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明する電源制御プログラム
のフローチャート。
【図2】本実施例を実施するハードウェアのブロック
図。
【図3】本実施例における情報処理装置の起動処理のフ
ローチャート。
【図4】本実施例で使用するテーブルの説明図。
【符号の説明】
2…演算処理装置、 6…入力装置、 7…電源スイッチ、 10…リアルタイムクロック、 50…電源フラグ、 60…電源状態管理フラグ、 100…IPL処理、 200…電源制御プログラムの処理、 800…OSの起動処理。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三尾 識 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置において、利用者が電源をオ
    フ状態にしている時間帯の情報を蓄積し、最も使用して
    いる可能性が少ない時間帯に、上記情報処理装置にリセ
    ットをかけることを特徴とする情報処理装置のリセット
    制御方式。
  2. 【請求項2】情報処理装置において、利用者が電源をオ
    フ状態にしている時間帯の情報を蓄積する蓄積手段と、
    上記蓄積手段で、最も使用している可能性が少ない時間
    帯を抽出する手段と、上記時間帯で、上記情報処理装置
    にリセットをかける手段を有することを特徴とするリセ
    ット制御機能を持つ情報処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、最も使用している可能
    性が少ない時間帯に、電源オフの状態だった場合のみ、
    情報処理装置にリセットをかける情報処理装置のリセッ
    ト制御方式。
  4. 【請求項4】請求項2において、最も使用している可能
    性が少ない時間帯に、電源オフの状態だった場合のみ、
    情報処理装置にリセットをかける手段を有するリセット
    制御機能を持つ情報処理装置。
  5. 【請求項5】演算処理装置と、主記憶と、電源オン/オ
    フ手段と、時刻管理手段と、電源のオン、オフ状態を管
    理する電源状態管理手段とを含む情報処理装置におい
    て、一日の時間帯をある間隔で分割し、各時間帯に対応
    したフィールドを持つ電源状態管理テーブルを持ち、電
    源状態管理手段で、電源をオフにした時に、時刻を、時
    刻管理手段より取得し、電源をオンにした時に、時刻
    を、時刻管理手段より取得し、電源がオフの間に相当す
    る時間帯に対応する上記電源状態管理テーブルのフィー
    ルドに値を加算し、電源オフ状態で、上記電源状態管理
    テーブルの最も値が大きなフィールドの時間帯の中央時
    刻を求め、上記時刻に情報処理装置をリセットすること
    を特徴とする情報処理装置のリセット制御方式。
  6. 【請求項6】演算処理装置と、主記憶と、電源オン/オ
    フ手段と、時刻管理手段と、電源のオン、オフ状態を管
    理する電源状態管理手段とを含む情報処理装置におい
    て、一日の時間帯をある間隔で分割し、各時間帯に対応
    したフィールドを持つ電源状態管理テーブルと、電源状
    態管理手段で、電源をオフにした時に、時刻を、時刻管
    理手段より取得する電源オフ時刻取得手段と、電源をオ
    ンにした時に、時刻を、時刻管理手段より取得する電源
    オン時刻取得手段と、上記電源オフ時刻と上記電源オン
    時刻との間の、電源がオフの間に相当する時間帯に対応
    する電源状態管理テーブルのフィールドに値を加算する
    手段と、電源オフ状態で、最も電源状態管理テーブルの
    値が大きなフィールドの時間帯の中央時刻を求める手段
    と、上記時刻に情報処理装置をリセットする手段を有す
    ることを特徴とするリセット制御機能を持つ報処理装
    置。
JP9052766A 1997-03-07 1997-03-07 情報処理装置のリセット制御方式、および、リセット制御機能を持つ情報処理装置 Pending JPH10254584A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013146934A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Canon Inc 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013146934A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Canon Inc 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム

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