JP2013146321A

JP2013146321A - 浴槽運動補助機構

Info

Publication number: JP2013146321A
Application number: JP2012007694A
Authority: JP
Inventors: Zong-Bao Lin; 宗保林
Original assignee: LIN ZONG BAO
Current assignee: LIN ZONG BAO
Priority date: 2012-01-18
Filing date: 2012-01-18
Publication date: 2013-08-01
Anticipated expiration: 2032-01-18
Also published as: JP5199490B1

Abstract

【課題】浴槽運動補助機構の提供。
【解決手段】浴槽運動補助機構は、浴槽本体、腰掛け部及び該浴槽本体上に設置された補助サポートフレームを包含する。該浴槽本体は周囲固定壁、底面及び該底面に対向する浴槽開口を具え、該腰掛け部は該底面と接続され、該補助サポートフレームは該浴槽本体に固定接続された連接支柱、該連接支柱に垂直な少なくとも一つの固定フレーム及び該固定フレームに接続されて該浴槽開口に跨がる運動サポートフレームを有する。本発明の設置により、プライベートな水中運動環境を提供でき、並びに使用者は該浴槽本体に固定された該補助サポートフレームにより特定動作の運動或いはストレッチ動作を行え、運動と筋肉のリハビリ治療の目的を達成できる。
【選択図】図１

Description

本発明は一種の水中運動設備に係り、特に一種の浴槽運動補助機構に関する。

水中療法は、水を利用して身体のリラックスや筋肉の療養を達成する技術を指し、現在一般に見られるＳＰＡは、温水を利用し人体内の血液流動を促進し、これにより新陳代謝促進の効果を達成し、また、ジェット水流の圧力を利用して身体の特定部位に衝撃を加え、筋肉の按摩効果を達成する。上述の水中療法方式のほか、水中リハビリもまた一種の水中療法であり、水泳についても、筋肉制御能力と筋肉の弾性力をアップする好ましい運動と見なされ、水中で呼吸と組み合わせて身体を移動させることで、身体の協調能力を高めることができる。且つ臨床上わかっていることは、水中の浮力関係により、簡単に各種のリハビリ動作を行え、これによりリハビリが身体のその他の部位に形成する影響を減らすことができる。ただし、誰もが水泳をできるわけではなく、且つ一般に筋肉の損傷が比較的厳重であるリハビリ患者にとって、水泳リハビリの難度は高すぎ、このため、実際の運用の程度は比較的低い。

このほか、プールは公共の場所であり、リハビリを行う時、人目を引きやすく、このためリハビリ患者に心理的負担を形成する恐れがあり、それがリハビリ効果にも影響を与え、また、リハビリ患者がプールでリハビリを望まなくなるという問題も形成し得る。さらに、プールで行えるリハビリ動作は、プールの場所に制限され、特殊機構や道具を取り付けて、それを利用してリハビリを行うことはできなかった。

本発明の主要な目的は、水中リハビリ及び水中運動が不便で且つプライバシーが守られない問題を解決することにある。

上述の目的を達成するため、本発明は一種の浴槽運動補助機構を提供し、それは、浴槽本体、腰掛け部及び該浴槽本体上に設置された補助サポートフレームを包含する。該浴槽本体は周囲固定壁、底面及び該底面に対向する浴槽開口を具え、該腰掛け部は該底面と接続され、該補助サポートフレームは該浴槽本体に固定接続された連接支柱、該連接支柱に垂直な少なくとも一つの固定フレーム及び該固定フレームに接続されて該浴槽開口に跨がる運動サポートフレームを有する。

本発明は、該浴槽本体上に設置された該補助サポートフレームを利用して使用者が水中でストレッチ運動、筋肉強化運動或いは水中リハビリを行うことができ、並びにそれは一般家庭で使用される浴槽に適合し、このため、取り付けに便利で、使用に便利で、良好なプライバシー保護の長所を有する。

本発明の第１実施例の立体構造表示図である。本発明の第１実施例の使用動作表示図一である。本発明の第１実施例の使用動作表示図二である。本発明の第２実施例の立体構造表示図である。本発明の第３実施例の立体構造分解図である。本発明の第３実施例の部分拡大図である。本発明の第４実施例の断面構造表示図である。

本発明の技術内容、構造特徴、達成する目的を詳細に説明するため、以下に実施例を挙げ並びに図面を組み合わせて説明する。

図１を参照されたい。本発明は一種の浴槽運動補助機構とされ、それは、浴槽本体（１０）、腰掛け部（２０）及び該浴槽本体（１０）上に設置された補助サポートフレーム（３０）を包含する。該浴槽本体（１０）は周囲固定壁（１１）、底面（１２）及び該底面（１２）と対向する浴槽開口（１３）を有する。本実施例では、該浴槽本体（１０）は方形槽体とされ、該周囲固定壁（１１）は二つの対向設置された第１固定壁（１１１）と該第１固定壁（１１１）に垂直である二つの第２固定壁（１１２）を具えている。並びに、本発明中に記載の浴槽本体（１０）は長方形槽体とされ、これにより、該第１固定壁（１１１）の長さは該第２固定壁（１１２）の長さより大きい。このほか、該第２固定壁（１１２）はそれぞれ入口固定壁（１１２ａ）とクローズ固定壁（１１２ｂ）と定義され、並びに階段部（４０）が該入口固定壁（１１２ａ）の該クローズ固定壁（１１２ｂ）に背向する一側に設けられ、使用者（５０）は該階段部（４０）を利用し比較的に便利に該浴槽本体（１０）内に進入できる。該腰掛け部（２０）は該底面（１２）と接続され、使用者（５０）が該浴槽本体（１０）に進入した後に、腰掛けに使用でき、使用者（５０）が坐った後に、水深が深すぎて不快感を感じるのを防止でき、並びに本実施例では、該腰掛け部（２０）は該入口固定壁（１１２ａ）の該クローズ固定壁（１１２ｂ）に対向する一側に設置される。

該補助サポートフレーム（３０）は該浴槽本体（１０）に固定接続された複数の連接支柱（３１）、該連接支柱（３１）に垂直に接続された少なくとも一つの固定フレーム（３２）、該固定フレーム（３２）に接続されると共に該浴槽開口（１３）を跨ぐ少なくとも一つの運動サポートフレーム（３３）を包含する。本実施例の方形槽体の設計において、該連接支柱（３１）はそれぞれ該クローズ固定壁（１１２ｂ）と該第１固定壁（１１１）の接続位置、及び該階段部（４０）上に固定接続され、該固定フレーム（３２）は該連接支柱（３１）の該浴槽本体（１０）から離れた一端に、対向するように設置され、並びに該連接支柱（３１）と垂直に固定接続される。そのうち、複数の該固定フレーム（３２）は、二つの第１固定フレーム（３２１）と一つの第２固定フレーム（３２２）を包含し、該第１固定フレーム（３２１）は該第１固定壁（１１１）に平行で、且つそれぞれ該第２固定壁（１１２）の両端に設置される。該運動サポートフレーム（３３）は該第１固定フレーム（３２１）に垂直な方向に、該浴槽開口（１３）を跨ぎ、並びに該二つの第１固定フレーム（３２１）を連接し、これにより、該浴槽本体（１０）内に位置する使用者（５０）は、該運動サポートフレーム（３３）を利用して運動、ストレッチ及びリハビリ動作を行える。該第２固定フレーム（３２２）は該クローズ固定壁（１１２ｂ）の位置に平行で且つ対向する。該固定フレーム（３２）の設置により、全体の該補助サポートフレーム（３０）の構造強度が増され、これにより損壊の問題を防止できる。また、特に説明すべきことは、該連接支柱（３１）はさらに該浴槽本体（１０）との接続深さを調整でき、これにより該固定フレーム（３２）と該運動サポートフレーム（３３）の調整の目的を達成する。

図２に示されるように、使用者（５０）は該補助サポートフレーム（３０）を利用して浴槽本体（１０）内でストレッチ、運動及びリハビリを行え、たとえば、両足を該底面（１２）につき、並びに両手で該運動サポートフレーム（３３）をつかみ、ストレッチ運動を行ない、該浴槽本体（１０）内の温水を組み合わせることで、良好な新陳代謝作用を達成できる。このほか、図３に示されるように、該腰掛け部（２０）は該クローズ固定壁（１１２ｂ）の該入口固定壁（１１２ａ）に対向する一側に設置され得て、使用者（５０）は該腰掛け部（２０）に腰掛け、並びに両手で上向きに該運動サポートフレーム（３３）を握持し、ストレッチ或いは運動を行ない、水の浮力の影響により、比較的楽に身体の上下移動の目的を達成でき、また、水の抵抗力の影響により、比較的効果的に運動効果を達成できる。上述の運動方式を満足させるために、該浴槽本体（１０）の底面（１２）及び該浴槽開口（１３）の距離は５０〜１２０ｃｍとされ、該運動サポートフレーム（３３）と該浴槽開口（１３）の距離は１０〜１００ｃｍとされる。使用者（５０）が該底面（１２）に立ち、該運動サポートフレーム（３３）を握持して運動するか、或いは該腰掛け部（２０）に座り、両手で上向きに運動サポートフレーム（３３）を握持し、ストレッチ及び運動を行える。

このほか、図４に示されるように、該運動サポートフレーム（３３）の両端それぞれに、該第１固定フレーム（３２１）上に設置される移動調整部（３３１）が設けられ、該運動サポートフレーム（３３）が該第１固定フレーム（３２１）に平行な方向に移動させて固定可能とされる。これにより、使用者（５０）は該運動サポートフレーム（３３）をスライドさせて適合する位置とし、異なったストレッチ、運動或いはリハビリ動作を行える。上述の設置方式以外に、図５Ａ及び図５Ｂに示されるように、二つの該第１固定フレーム（３２１）上に複数の孔（７０）が設けられ、該運動サポートフレーム（３３）の両端よりそれぞれ連接部（３３２）が延伸されて該孔（７０）を貫通して該第１固定フレーム（３２１）に固定され、該運動サポートフレーム（３３）を異なる位置の該孔（７０）と接続することで、同様に該運動サポートフレーム（３３）の位置を調整する目的を達成できる。このほか、該運動サポートフレーム（３３）はさらに該連接部（３３２）と接続された折り曲げ部（３３３）を有し、該連接部（３３２）が該孔（７０）を通過した後に、９０度折り曲げられて、該運動サポートフレーム（３３）が該孔（７０）より上向きに脱出するのが防止される。このほか、異なる家庭の空間設計に合わせるために、図６に示されるように、該浴槽本体（１０ａ）の形成は、まず地面（６０）に凹穴（１４）を掘り、さらに該凹穴（１４）で浴槽本体（１０ａ）の製作を実行し、それぞれ該入口固定壁（１１２ａ）、該クローズ固定壁（１１２ｂ）及び該階段部（４０ａ）を形成する。そのうち、該腰掛け部（２０ａ）及び該底面（１２ａ）はいずれも地面（６０）を掘る方式で形成される。これにより、該浴槽本体（１０ａ）の全体の収容体積は不変でありながら、地面（６０）に対する高さを有効に下げて段差を無くす目的を達成できる。

本発明はさらに、弾性ツールと浮力ツールの使用を組み合わせることができ、さらに身体のストレッチを達成し並びに筋力鍛練の目的を達成でき、そのうち、浮力ツールの使用は、使用者が該運動サポートフレーム（３３）を利用して上向きに移動する時の助力を提供する。また一方で、使用者が該運動サポートフレーム（３３）を利用して下向きに沈む時の抵抗力を提供し、使用補助の目的を達成する。

総合すると、本発明は該浴槽本体（１０、１０ａ）上に設置された該補助サポートフレーム（３０）を利用して使用者（５０）に水中でストレッチ、運動及びリハビリ動作を行わせ、且つそれは一般家庭で使用されている浴槽に適用され、これにより、取り付けに便利で、使用に便利で、比較的プライバシーを守れる長所を有する。このほか、該腰掛け部（２０、２０ａ）の設置により、さらに、該移動調整部（３３１）の設置により、該運動サポートフレーム（３３）の位置を調整でき、良好な個人使用の調整性を有する。これにより本発明は極めて進歩性を有し、特許の要件を有している。

以上述べたことは、本発明の実施例にすぎず、本発明の実施の範囲を限定するものではなく、本発明の特許請求の範囲に基づきなし得る同等の変化と修飾は、いずれも本発明の権利のカバーする範囲内に属するものとする。

（１０）浴槽本体
（２０）腰掛け部
（３０）補助サポートフレーム
（１１）周囲固定壁
（１２）底面
（１３）浴槽開口
（１１１）第１固定壁
（１１２）第２固定壁
（１１２ａ）入口固定壁
（１１２ｂ）クローズ固定壁
（４０）階段部
（５０）使用者
（３１）連接支柱
（３２）固定フレーム
（３３）運動サポートフレーム
（３２１）第１固定フレーム
（３２２）第２固定フレーム
（３３１）移動調整部
（７０）孔
（３３２）連接部
（３３３）折り曲げ部
（１０ａ）浴槽本体
（６０）地面
（１４）凹穴
（１１２ａ）入口固定壁
（１１２ｂ）クローズ固定壁
（４０ａ）階段部
（２０ａ）腰掛け部
（１２ａ）底面

Claims

浴槽運動補助機構において、
周囲の固定壁（１１）、底面（１２、１２ａ）及び該底面（１２、１２ａ）に対向する浴槽開口（１３）を具えた浴槽本体（１０、１０ａ）、
該底面（１２、１２ａ）に接続された腰掛け部（２０、２０ａ），
該浴槽本体（１０、１０ａ）上に設置された補助サポートフレーム（３０）であって、該補助サポートフレーム（３０）は、該浴槽本体（１０、１０ａ）に固定接続された複数の連接支柱（３１）、該連接支柱（３１）に垂直に接続された少なくとも一つの固定フレーム（３２）、該浴槽開口（１３）を跨ぐように該固定フレーム（３２）に接続された運動サポートフレーム（３３）を包含する、上記補助サポートフレーム（３０）、
以上を包含することを特徴とする浴槽運動補助機構。
請求項１記載の浴槽運動補助機構において、該浴槽本体（１０、１０ａ）の底面（１２、１２ａ）及び該浴槽開口（１３）の距離は、７０〜１５０ｃｍであり、該運動サポートフレーム（３３）と該浴槽開口（１３）の距離は１０〜１００ｃｍであることを特徴とする浴槽運動補助機構。
請求項１記載の浴槽運動補助機構において、該浴槽本体（１０、１０ａ）は方形槽体とされ、二つの対向設置された第１固定壁（１１１）と、該第１固定壁（１１１）に垂直な二つの第２固定壁（１１２）を具え、複数の該固定フレーム（３２）は該第１固定壁（１１１）に平行な二つの第１固定フレーム（３２１）を包含し、該運動サポートフレーム（３３）は該第１固定フレーム（３２１）に垂直であり二つの該第１固定フレーム（３２１）を連接し、該運動サポートフレーム（３３）の両端は第１固定フレーム（３２１）上に設置された移動調整部（３３１）をそれぞれ具えていることを特徴とする、浴槽運動補助機構。
請求項３記載の浴槽運動補助機構において、二つの該第２固定壁（１１２）はそれぞれ入口固定壁（１１２ａ）とクローズ固定壁（１１２ｂ）と定義され、複数の該固定フレーム（３２）は、該クローズ固定壁（１１２ｂ）に平行で且つ対向する第２固定フレーム（３２２）を包含し、該腰掛け部（２０、２０ａ）は該入口固定壁（１１２ａ）の該クローズ固定壁（１１２ｂ）に対向する一側に設置されることを特徴とする、浴槽運動補助機構。
請求項４記載の浴槽運動補助機構において、階段部（４０、４０ａ）を、該入口固定壁（１１２ａ）の、該クローズ固定壁（１１２ｂ）に背向する一側に具え、複数の該連接支柱（３１）はそれぞれ該階段部（４０、４０ａ）と該クローズ固定壁（１１２ｂ）上に固定されることを特徴とする、浴槽運動補助機構。