JP2013146165A - バスバー及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】バスバーからスペーサが脱落することを防止し、製造時または使用時において、無駄な工程や手直しを発生することがないようにする。
【解決手段】バスバーが、バスバー本体と、バスバー本体に設けられた絶縁体のスペーサとを有する。バスバー本体が、バスバー本体を固定するための固定部材の一部が間挿される貫通孔を形成する貫通孔部を有する。スペーサは、頭部と、頭部から延びた胴部とを有する。バスバー本体に設けられた状態において、頭部は、貫通孔の一端口の周縁領域の少なくとも一部分をカバーし、胴部は、貫通孔部の内周面をカバーする。胴部の先端とバスバー本体の一面とが略面一である。バスバー本体に対してスペーサが相対的に頭部の側へ移動する際に抵抗が生じるよう、スペーサの胴部の外周面が貫通孔部の内周面に対して相対的に固着している。
【選択図】図5

Description

本発明は、バスバー、及び、バスバーを有する電子機器に関する。
従来、ハイブリッドカーや、電気自動車等においては、例えば、DC−DCコンバータのような電子機器が利用されている。このような電子機器(特に、例えば、電源回路を有する電源ユニット)には、電力を導通するバスバーが備えられている。バスバーは、大きな電流が流れるために発熱量が多く、熱を排出する。バスバーは、例えば、電子機器の筐体内に装着される。
バスバーに関する技術としては、例えば、特許文献1に開示の技術が知られている。特許文献1によれば、第1バスバーと、第2バスバーとを備えたバスバーアセンブリにおいて、第1バスバーの少なくとも一部が樹脂成形体によって形成され、第2バスバーは、樹脂成形体の一部を用いて位置合わせされる。
また、筐体に対して構成物を装着する技術として、例えば、特許文献2に開示の技術が知られている。特許文献2によれば、アッパーケースと、ロアケースとがあり、回路構成体をロアケースの底板に押え部材により押圧され、押え部材の先端が階段状に形成されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2011−114193号公報 特開2006−74921号公報
バスバーを筐体に装着する場合において、バスバーの電位と筐体の電位が異なる場合、バスバーと筐体との絶縁性を確保する必要がある。このために、筐体に装着するねじを間挿させるためのバスバーの貫通孔に、絶縁性を確保するために絶縁体のスペーサ(典型的には樹脂製であるため、以下、樹脂スペーサ)を装着することが行われている。
例えば、バスバーを筐体に装着する場合には、ねじを締結する工程の前に、樹脂スペーサをバスバーに装着しなくてはならず、樹脂スペーサを装着するために工数を要してしまう。
また、バスバーの複数箇所に対してねじを締結して筐体に装着する場合には、バスバーの複数箇所に樹脂スペーサを装着した後に、各箇所でのねじの締結を行うこととなる。このように複数箇所のねじの締結を行う場合においては、或る箇所でのねじの締結をしている際に、ねじの締結の振動等により、他の箇所の樹脂スペーサがバスバーから脱落してしまう虞もある。このように、樹脂スペーサがバスバーから脱落してしまうと、樹脂スペーサを再度装着しなければならず、さらに工数を要してしまう。
また、樹脂スペーサを装着した後にバスバーを搬送等をする場合においても、バスバーから樹脂スペーサが脱落してしまう虞がある。この場合には、バスバーをそのまま使用できず、樹脂スペーサを再度装着する必要があり、無駄な工数が発生してしまう。
本発明の目的は、バスバーからスペーサが脱落することを防止し、製造時または使用時において、無駄な工程や手直しを発生することのないバスバー及び電子機器を提供することにある。
第1の観点に係るバスバーは、バスバー本体と、バスバー本体に設けられた絶縁体のスペーサとを有する。バスバー本体は、バスバー本体を固定するための固定部材の一部が間挿される第1の貫通孔を形成する第1の貫通孔部を有する。スペーサは、頭部と、頭部から延びた胴部と、頭部から胴部にかけて抜けた孔であって、固定部材の一部が間挿される第2の貫通孔を形成する第2の貫通孔部とを有する。バスバー本体にスペーサが設けられた状態において、スペーサの頭部は、貫通孔の一端口の周縁領域の少なくとも一部分をカバーし、スペーサの胴部は、貫通孔部の内周面をカバーする。胴部の先端とバスバー本体の一面とが略面一である。バスバー本体に対してスペーサが相対的に頭部の側へ移動する際に抵抗が生じるよう、胴部の外周面が貫通孔部の内周面に対して相対的に固着している。
第2の観点に係るバスバーでは、バスバー本体の第1の貫通孔部の少なくとも一部が、スペーサの胴部の上端側の断面積よりもスペーサの下端側の断面積の方が広くなるように形成されていて良い。
第3の観点に係るバスバーでは、バスバー本体の第1の貫通孔部の少なくとも一部が、上端側よりも下端側の断面積が広くなるよう面取りが施されていて良い。
第4の観点に係るバスバーでは、バスバー本体の前記第1の貫通部が、上端側の断面積よりも下端側の断面積が広い円錐形状で良い。
バスバー。
第5の観点に係るバスバーでは、バスバー本体とスペーサとが一体成形により形成されて良い。
第6の観点に係る電子機器は、筐体と、筐体内に固定され上記第1乃至第5の観点のいずれかに係るバスバーを有する回路とを有する。バスバーにおいて上記面一となった面とバスバーが固定される箇所との間にバスバー本体の熱を筐体に逃がすための伝熱シートが挟まれている。
本発明の一実施形態に係るDC−DCコンバータの斜視図である。 図1に示したDC−DCコンバータにおいてバスバーが搭載されている部分の拡大図である。 本発明の一実施形態に係るバスバーの構成を示す斜視図である。 図3のA−A断面図である。 図4の範囲Bの拡大図である。 本発明の一実施形態の一変形例に係るバスバーの断面図である。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている諸要素及びその組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
まず、本発明の一実施形態に係る電子機器の一例として、DC−DCコンバータユニットについて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るDC−DCコンバータの斜視図である。図2は、図1に示したDC−DCコンバータにおいてバスバーが搭載されている部分の拡大図である。図3は、そのバスバーの構成を示す斜視図である。
DC−DCコンバータユニットは、筐体102と、筐体102に収容されたDC−DCコンバータ1とを有する。DC−DCコンバータユニットは、例えば、ハイブリッド車、又は電気自動車に備えられ、100V〜500V程度の電圧を蓄える高圧バッテリから供給される高圧の直流電圧を、低圧の直流電圧に変換し、12〜16V程度の電圧を蓄える低圧バッテリに供給する。DC−DCコンバータ1は、例えば、入力平滑部及び制御部等を含む電子機器回路150と、交流電圧を変圧するトランス140と、出力側に設けられた整流部、及び出力平滑部の一構成要素であるチョークコイル160等を含む。チョークコイル160が、コイル部として使用されるバスバー10を有している。以下、本実施形態では、バスバーは、コイル部として使用されるバスバー10であるが、本発明に係るバスバーは、コイル部として使用されるバスバーに限られない。
DC−DCコンバータ1は、筐体102の底板2に固定される。底板2に対して、バスバー10がねじ100により装着されている。本実施形態では、バスバー10は、2つのねじ100により底板2に装着されている。バスバー10は、バスバー本体11と、樹脂スペーサ12とを有する。バスバー本体11には、電力が導通され、例えば、整流部のチョークコイルの一部としても作用する。バスバー本体11は、金属等の導体であり、例えば、銅等の平板状導体板等により形成されている。樹脂スペーサ12は、例えば、絶縁性の樹脂で構成されており、バスバー本体11とねじ100との絶縁状態を確保する。これにより、バスバー本体11と、底板2とがねじ100を介して導通することがない。なお、樹脂スペーサ12の頭部には、切り欠きが存在して良い。切り欠きは、例えば、バスバー本体11上から樹脂スペーサ12の頭部がはみ出さないようにするために設けられて良い。
図3は、バスバー10の構成を示す斜視図である。図4は、図3のA−A断面図である(なお、図4には、バスバー10だけでなくバスバーが載置される部材の一部も示している)。図5は、図4の範囲Bの拡大図である。以下、樹脂スペーサ12の胴部12b側の方向を「下」とする。
バスバー本体11には、底板2に装着するためのねじ100の軸を間挿させるための貫通孔20が1以上形成されている。貫通孔20に、樹脂スペーサ12が固着される。
バスバー10は、絶縁性の伝熱シート3を介して、底板2の取付台座2aに載置されるので、バスバー本体11が取付台座2aと電気的に導通することがない。つまり、バスバー本体11の熱を筐体に逃がすため、バスバー本体11と筐体との間に絶縁機能を有した伝熱シート3が挟まれている。
貫通孔20の切り口を構成する貫通孔部11aは、貫通孔20の水平方向に沿った断面が下にいくほど広くなるような傾斜面(逆テーパ状)となっている。したがって、貫通孔20の形状は、下側の円が上側の円よりも広い円錐台形状となっている。本実施形態では、図5に示すように、貫通孔部11aの左右の傾斜面が略15°をなすように形成されている。
樹脂スペーサ12は、頭部12aと、頭部12aから延びた胴部12bとを有する。また、樹脂スペーサ12は、頭部12aから胴部12bにかけて抜けた貫通孔21を有する。
頭部12aは、切欠きを有している場合もあるが、平面視においてほぼ円形である。頭部12aの平面視での外形面積は、貫通孔20の一端口(バスバー本体11の上面側の口)の面積よりも広い。具体的には、例えば、頭部12aの外形の直径は、貫通孔20の一端口の直径より長い。このため、樹脂スペーサ12が貫通孔20に固着した状態において、頭部12aは、バスバー本体11の上面における、貫通孔20の一端口周縁を含む領域をカバーする。これにより、ねじ100の頭がバスバー本体11に接触しない。なお、頭部12aの平面視における形状は、樹脂スペーサ12が貫通孔20に固着した際に貫通孔20の一端口の周縁領域の少なくとも一部に頭部12の少なくとも一部が乗るような形状であれば、どのような形状でも良い。
胴部12bは、その外周面が貫通孔部11aの内周面に接触する形状となっている。このため、樹脂スペーサ12が貫通孔20に固着した状態において、胴部12bは、貫通孔部11aの内周面をカバーする。これにより、ねじ100の軸がバスバー本体11に接触しない。
胴部12bの長さ(頭部12aと胴部12bの境界(胴部12bの上端側(基端側))から胴部12bの下端側までの距離)は、バスバー本体11の厚さと略同一であり、胴部12bの下端面は、略水平となっている。これにより、樹脂スペーサ12が貫通孔20に固着した状態において、胴部12bの下端面は、バスバー本体11の下面と略面一である。これにより、バスバー10の下面(樹脂スペーサ12及びバスバー本体11の下面)を、伝熱シート3に密着させることができ、効果的に、バスバー本体11の熱を、伝熱シート3を介して逃がすことができる。
樹脂スペーサ12の頭部12a及び胴部12bのほぼ中心には、ねじ100の軸を間挿するための略円柱状の貫通孔21が形成されている。樹脂スペーサ12が貫通孔20に固着した状態において、ねじ100の軸が貫通孔21に挿入され、バスバー10が筐体に対してねじ100で固定される。
上記したように、樹脂スペーサ12の胴部12bの外周面の形状は、バスバー本体11の貫通孔部11aの内周面に対応する形状、すなわち、下端側に行くほど断面積が広くなる形状となっている。これにより、樹脂スペーサ12の上側への移動に対抗することとなり、樹脂スペーサ12が上側に外れてしまうことを防止することができる。なお、ここでの「上側」とは、図面における上側であって、重力の方向を示しているものではない。仮に、上側が重力方向である場合であっても、樹脂スペーサ12がその方向に外れてしまうことを防止することができる。なお、樹脂スペーサ12の頭部12aの形状により、樹脂スペーサ12が下側に外れてしまうこともない。したがって、樹脂スペーサ12がバスバー本体11から外れてしまうことを適切に防止することができる。
このような樹脂スペーサ12は、例えば、次のように作成することができる。まず、予め作成したバスバー本体11は、樹脂スペーサ12の形状に対応する空間が確保された樹脂スペーサ12を成型するための樹脂成形金型に、収容される。次いで、当該樹脂成形金型に溶融した熱可塑性樹脂を充填し、硬化(固化)され、成形される。樹脂が硬化(固化)した後、樹脂成形金型からバスバー本体11及び樹脂スペーサ12が取り外される。これにより、バスバー本体11に樹脂スペーサ12が一体化されたバスバー10を得ることができる。
このように、バスバー本体11と一体化させて樹脂スペーサ12を作成すると、別体として樹脂スペーサ12を作成する場合に発生する制約がない。例えば、バスバー本体11と樹脂スペーサ12とを別体として作成する場合には、樹脂スペーサ12をバスバー本体11に嵌め込む必要があるので、樹脂スペーサ12に或る程度の柔軟性が要求されることとなるが、上記したバスバー本体11と樹脂スペーサ12の一体成型方法では、嵌め込むための柔軟性の必要がないため、これらを嵌め込む工程がなくなることで製造上の容易性が向上すると共に、樹脂スペーサ12に使用する樹脂の種類の選択肢を広げることができる。また、樹脂スペーサ12を別体で作成する場合には、樹脂スペーサ12の胴部12bの外形に合わせた金型が必要であるが、上記した作成方法では、バスバー本体11自体が樹脂スペーサ12の一部を形成する型として作用するので、樹脂スペーサ12の胴部12bの外形に合わせた型を用意する必要がない。勿論、樹脂スペーサ12が作成され、その後に樹脂スペーサ12がバスバー本体11に装着されても良い。
なお、バスバー本体11の貫通孔部11aの内周面の形状、及び、樹脂スペーサ12の胴部12bの外周面の形状は、上記に限られない。貫通孔部11aの内周面の形状、及び、胴部12bの外周面の形状は、樹脂スペーサ12が貫通孔20に固着した状態において、樹脂スペーサ12がバスバー本体11に対して相対的に上側に移動することの抵抗が生じるような形状(樹脂スペーサ12の胴部12bがバスバー本体11の貫通孔部11aの内周面に対して相対的に嵌るような形状)であれば、どのような形状も採用し得る。例えば、樹脂スペーサ12の胴部12bの外周面が、凸部(或いは凹部)を有し、バスバー本体11の貫通孔部11aの内周面が、その凸部に嵌る凹部(或いは凹部に嵌る凸部)を有していても良い。或いは、例えば、図6に示すように、バスバー本体31における貫通孔22の一部分(下側部分)だけが上記実施形態のように逆テーパー状になっていて良い。なお、貫通孔部31aの内周面は、例えば、C0.5〜C1.0、すなわち、45°の角度の面取りを0.5mm〜1.0mm行うことにより形成されて良い。この図6のような貫通孔部の形状の場合は、バスバー本体31と樹脂スペーサ32を別体で嵌め合わせることが難しいため、特に上述の一体成型方法での製造が有効となる。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限られず、他の様々な態様に適用可能である。例えば、スペーサは、絶縁体であれば、樹脂に限られないで良い。
1…DC−DCコンバータ、2…底板、10…バスバー、11…バスバー本体 11a…貫通孔部、12…樹脂スペーサ、12a…頭部、12b…胴部、20…貫通孔、100…ねじ

Claims (6)

  1. バスバー本体と、
    バスバー本体に設けられた絶縁体のスペーサと
    を有し、
    前記バスバー本体は、前記バスバー本体を固定するための固定部材の一部が間挿される第1の貫通孔を形成する第1の貫通孔部を有し、
    前記スペーサは、頭部と、前記頭部から延びた胴部と、前記頭部から前記胴部にかけて抜けた孔であって、前記固定部材の一部が間挿される第2の貫通孔を形成する第2の貫通孔部とを有し、
    前記バスバー本体に前記スペーサが設けられた状態において、前記頭部は、前記貫通孔の一端口の周縁領域の少なくとも一部分をカバーし、前記胴部は、前記貫通孔部の内周面をカバーし、
    前記胴部の先端と前記バスバー本体の一面とが略面一であり、
    前記バスバー本体に対して前記スペーサが相対的に前記頭部の側へ移動する際に抵抗が生じるよう前記胴部の外周面が前記貫通孔部の内周面に対して相対的に固着している、
    バスバー。
  2. 請求項1記載のバスバーであって、
    前記バスバー本体の前記第1の貫通孔部の少なくとも一部が、前記スペーサの胴部の上端側の断面積よりも前記スペーサの下端側の断面積の方が広くなるように形成されている、
    バスバー。
  3. 請求項2記載のバスバーであって、
    前記バスバー本体の前記第1の貫通孔部の少なくとも一部が、前記上端側よりも前記下端側の断面積が広くなるよう面取りが施されている、
    バスバー。
  4. 請求項3記載のバスバーであって、
    前記バスバー本体の前記第1の貫通孔部が、前記上端側よりも前記下端側の断面積が広い円錐形状である、
    バスバー。
  5. 請求項3又は4記載のバスバーであって、
    前記バスバー本体と前記スペーサとが一体成型により形成される、
    バスバー。
  6. 筐体と、
    前記筐体内に固定されバスバーを含んだ回路と
    を有し、
    前記バスバーが、
    バスバー本体と、
    バスバー本体に設けられた絶縁体のスペーサと
    を有し、
    前記バスバー本体は、前記バスバーを前記筐体内に固定するための固定部材の一部が間挿される第1の貫通孔を形成する第1の貫通孔部を有し、
    前記スペーサは、頭部と、前記頭部から延びた胴部と、前記頭部から前記胴部にかけて抜けた孔であって、前記固定部材の一部が間挿される第2の貫通孔を形成する第2の貫通孔部とを有し、
    前記バスバー本体に前記スペーサが設けられた状態において、前記頭部は、前記貫通孔の一端口の周縁領域の少なくとも一部分をカバーし、前記胴部は、前記貫通孔部の内周面をカバーし、
    前記胴部の先端と前記バスバー本体の一面とが略面一であり、その面と前記バスバーが固定される箇所との間に前記バスバー本体の熱を前記筐体に逃がすための伝熱シートが挟まれており、
    前記バスバー本体に対して前記スペーサが相対的に前記頭部の側へ移動する際に抵抗が生じるよう前記胴部の外周面が前記貫通孔部の内周面に対して相対的に固着している、
    電子機器。
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