JP2013145000A - 金属基板ガスケット及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ガスケット装着時にシール面圧を発生するシール部が金属基板の平面上に設けられ、所定のゴムまたは樹脂よりなるシール材がシール部に被着されている金属基板ガスケットであって、シール部には、シール材と、導電材とが平面上互いに並んだ状態で被着されている。シール部はビード構造を備え、ビード構造の表面上にシール材および導電材が平面上互いに並んだ状態で被着されている。導電材としては、グラファイトや銅ペーストなどの導電性の高い材料が用いられる。
【選択図】図1
Description
(1−1)金属板(ステンレス、SPCC、アルミ等よりなる)を基材とし、その片面または両面にスクリーンコートされたシール材(NBRゴム、FKMゴム、シリコンゴム等よりなる)の近傍または近接部分にグラファイト、銅ペーストなどの導電性が高い材料をスクリーンコート、ディスペンサー、インクジェットなどの部分コーティング手法で塗布することを特徴とする。
(1−2)シール材はシールに必要な部分のみにコーティングされ、シール材に隣り合う部分の片側または両側に導電率の高いグラファイト、銅ペーストなどを部分的に塗布することを特徴とする。
(1−3)ビード形状については、フルビード、ハーフビード、台形ビードなどすべてのビード形状に対応することが可能である。
(1−4)図2に示すように、ビード部のシール材をシールに必要な部分のみにスクリーンコートなどの部分コーティング手法を用いてコーティングしシール性を確保する。そのシール材の近傍または近接する部分にグラファイト、銅ペーストなどの導電性の高い材料を部分コーティング手法で塗布することによって導電性が向上し、静電気の発生を抑え、コンタミの付着も低減される。
(1−5)上記構成によれば、ビード部のシール材近傍または近接する部分は面圧が発生しており、その部分に導電率が高い材料を塗布することによってガスケットの導電性が向上し、静電気の発生を抑えることによってコンタミの付着を抑えることができる。
(2−1)金属板(ステンレス、SPCC、アルミ等よりなる)を基材とし、その片面または両面にスクリーンコートされたシール材(NBRゴム、FKMゴム、シリコンゴム等よりなる)の近傍または近接部分にグラファイト、銅ペーストなどの導電性が高い材料をスクリーンコート、ディスペンサー、インクジェットなどの部分コーティング手法で塗布することを特徴とする。
(2−2)シール材はシールに必要な部分のみにコーティングされ、シール材の近傍または近接する部分の片側または両側に導電率の高いグラファイト、銅ペーストなどを部分的に塗布することを特徴とする。
(2−3)ビード形状については、フルビード、ハーフビード、台形ビードなどすべてのビード形状に対応することが可能である。
(2−4)ビード部のシール材をシールに必要な部分のみにスクリーンコートなどの部分コーティング手法を用いてコーティングしシール性を確保する。そのシール材の近傍または近接する部分に導電性の高いグラファイト、銅ペーストなどをコーティングすることによってガスケットの導電性を向上し電磁波シールド性を確保する。
(2−5)上記構成によれば、ビード部のシール材近傍または近接する部分は面圧が発生しており、その部分に導電率が高い材料を塗布することによって導電性の高い材料が相手側ハウジングと接触し電気を通して電磁波シールド性を高めることができ、省スペースでシール機能、電磁波シールド機能を実現することができる。
図1は、本発明の第一実施例に係る金属基板ガスケット1を示しており、すなわち図1(A)は同金属基板ガスケット1の平面図、図1(B)は同金属基板ガスケット1の要部拡大断面図を示している。当該第一実施例に係る金属基板ガスケット1は、油圧配管用ガスケットとして用いられるものであって、所定の厚みを備える平板状の金属基板(基材)2の平面中央に厚み方向に貫通する丸穴であるボア部(連通孔)3が設けられ、その左右両側にボルト通し穴4が設けられている。
図2は、本発明の第二実施例に係る金属基板ガスケット1を示しており、すなわち図2(A)は同金属基板ガスケット1の斜視図、図2(B)は同金属基板ガスケット1の要部拡大断面図を示している。当該第二実施例に係る金属基板ガスケット1は、ECU筐体シールガスケットとして用いられるものであって、所定の厚みを備える平板状の金属基板(基材)2が平面矩形の枠状に形成され、その長手方向所々にボルト通し穴4が設けられている。
2 金属基板
3 ボア部
4 ボルト通し穴
5 シール部
6 ビード構造
7 シール材
8 導電材
Claims (3)
- ガスケット装着時にシール面圧を発生するシール部が金属基板の平面上に設けられ、所定のゴムまたは樹脂よりなるシール材が前記シール部に被着されている金属基板ガスケットであって、
前記シール部には、前記シール材と、導電材とが平面上互いに並んだ状態で被着されていることを特徴とする金属基板ガスケット。 - 請求項1記載の金属基板ガスケットにおいて、
前記シール部はビード構造を備え、前記ビード構造の表面上に前記シール材および前記導電材が平面上互いに並んだ状態で被着されていることを特徴とする金属基板ガスケット。 - 請求項1または2に記載した金属基板ガスケットを製造する方法であって、
前記シール材および前記導電材のうちの何れか一方を部分コーティング法によって前記シール部の一部に塗布する工程と、他方を同じく部分コーティング法によって前記シール部の残りの部分に塗布する工程とを順次実施することを特徴とする金属基板ガスケットの製造方法。
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