JP2013144896A - ドア錠 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】錠本体3に対向配置した側壁3a,3bと、側壁の間に回動可能に設けられ、レバ−ハンドルと同動可能な回動カム6と、回動カムに突設した第1および第2係合カム9,11と、回動カムに連動して錠本体の内側を摺動し、ラッチボルト35を進退動可能にしたスライド板28を備え、第1または第2係合カムの何れか一方の回動域に係合カムと係合可能な過負荷変形手段16を配置する。解錠又は開扉時に回動カムが正常な開扉角度を超えて異状に回動した際、係合カムを介し過負荷変形手段を変形又は破損可能に設ける。過負荷変形手段の変形に連係して変形可能なシフトロッカ−24を設ける。シフトロッカ−の端部を、ラッチボルトとスライド板とを連係するシフタ−33に係脱可能に配置する。
【選択図】図1
Description
そして、解錠時はレバ−ハンドルによって回動カムを回動し、係合片の変位を介しバネ受を移動させてリタ−ンスプリングを押し縮め、バネ受の先端部をバネ溝の中間部に設けた段部に当接して、バネ受の移動変位を規制していた。
また、前記バネ受が変形または折損しない場合でも、前述のようにレストラクタ−の当接部が経年的に磨耗し、その分ハブが所定の角度以上に回動すると、前記事態の発生の惧れがあった。
請求項3の発明は、ストッパ−ピンの当接時、前記シフトロッカ−を変形可能に設け、該シフトロッカ−の端部を前記シフタ−に係合可能に配置し、シフトロッカ−をシフタ−に係合させて、シフタ−によるラッチボルトないしスライド板の後退変位を堅持させている。
請求項4の発明は、過負荷変形手段の変形を、過負荷変形手段の所定の磨耗時にも形成可能にし、レバ−ハンドルの過負荷操作に限らず、過負荷変形手段の使用による磨耗によっても形成可能にし、ラッチボルトないしスライド板の後退変位を維持させて、使用上の安全性を確保するようにしている。
請求項6の発明は、シフトロッカ−の一端部を錠本体の係合溝に圧入し、他端をシフタ−の回動域に係合可能に配置し、シフトロッカ−を錠本体に容易かつ強固に取付けるとともに、シフタ−に係合可能にしている。
請求項7の発明は、過負荷変形手段を錠本体に設けたバネ収容溝に摺動可能に配置し、該過負荷変形手段の一端を第2係合カムに係合可能に配置し、過負荷変形手段の他端をバネ収容溝の段部に当接可能に配置し、解錠ないし開扉時に一端を第2係合カムに係合し、他端を段部に当接する過負荷変形手段の金属疲労や歪の蓄積、磨耗による故障に対応させている。
請求項8の発明は、過負荷変形手段をアルミダイカスト製とし、比較的強度の弱い過負荷変形手段の変形や磨耗による故障に備えるようにしている。
請求項11の発明は、屈曲片の後部内側に前記回動カムを回動可能に配置し、過負荷変形手段に対する回動カムの係合を合理的かつ確実に行なうようにしている。
請求項12の発明は、過負荷変形手段の基部内面に第1または第2係合カムに係合可能な突起を突設し、係合カムによってスライド板の移動を確実かつ容易に行なうとともに、屈曲片の変形ないし変位を確実かつ容易に形成し、ラッチボルトないしスライド板の後退変位を確実に拘束するようにしている。
請求項14の発明は、回動カムを中空筒状の二つの回動カムエレメントで構成し、該回動カムエレメンの一端に第1および第2係合カムを構成する二つのカムプレ−トを突設し、他端に角孔を形成するとともに、前記回動カムエレメントのカムプレ−トを対向して接合し、かつ連結して回動カムを構成し、回動カムを容易かつ安価に製作し得るようにしている。
請求項15の発明は、錠本体とスライド板と回動カムを鋼板製とし、これらを容易かつ安価に製作し得るようにしている。
請求項3の発明は、ストッパ−ピンの当接時、前記シフトロッカ−を変形可能に設け、該シフトロッカ−の端部を前記シフタ−に係合可能に配置したから、シフトロッカ−をシフタ−に係合させて、シフタ−によるラッチボルトないしスライド板の後退変位を堅持させることができる。
請求項4の発明は、過負荷変形手段の変形を、過負荷変形手段の所定の磨耗時にも形成可能にしたから、レバ−ハンドルの過負荷操作に限らず、過負荷変形手段の使用による磨耗によっても形成可能にし、ラッチボルトないしスライド板の後退変位を維持させて、使用上の安全性を確保することができる。
請求項6の発明は、シフトロッカ−の一端部を錠本体の係合溝に圧入し、他端をシフタ−の回動域に係合可能に配置したから、シフトロッカ−を錠本体に容易かつ強固に取付けられるとともに、シフタ−に係合することができる。
請求項7の発明は、過負荷変形手段を錠本体に設けたバネ収容溝に摺動可能に配置し、該過負荷変形手段の一端を第2係合カムに係合可能に配置し、過負荷変形手段の他端をバネ収容溝の段部に当接可能に配置したから、解錠ないし開扉時に一端を第2係合カムに係合し、他端を段部に当接する過負荷変形手段の金属疲労や歪の蓄積、磨耗による故障に対応することができる。
請求項8の発明は、過負荷変形手段をアルミダイカスト製としたから、比較的強度の弱い過負荷変形手段の変形や磨耗による故障に備えることができる。
請求項11の発明は、屈曲片の後部内側に前記回動カムを回動可能に配置したから、過負荷変形手段に対する回動カムの係合を合理的かつ確実に行なうことができる。
請求項12の発明は、過負荷変形手段の基部内面に第1または第2係合カムに係合可能な突起を突設したから、係合カムによってスライド板の移動を確実かつ容易に行なえるとともに、屈曲片の変形ないし変位を確実かつ容易に形成し、ラッチボルトないしスライド板の後退変位を確実に拘束することができる。
請求項14の発明は、回動カムを中空筒状の二つの回動カムエレメントで構成し、該回動カムエレメンの一端に第1および第2係合カムを構成する二つのカムプレ−トを突設し、他端に角孔を形成するとともに、前記回動カムエレメントのカムプレ−トを対向して接合し、かつ連結して回動カムを構成したから、回動カムを容易かつ安価に製作することができる。
請求項15の発明は、錠本体とスライド板と回動カムを鋼板製としたから、これらを容易かつ安価に製作することができる。
前記錠本体3の中間部に大径のカム穴5が設けられ、該カム穴5に亜鉛合金ダイカスト製の回動カム6の一端が回動可能に収容されている。前記回動カム6は略円筒状に成形され、その中央に角穴7が設けられ、該角穴7にレバ−ハンドル(図示略)と一体的な角芯棒8が挿入されている。
前記中間係合カム10は施錠時に後述するロックカム12と係合可能に配置され、また第2係合カム11は第1係合カム9と反対側に突設され、後述の過負荷変形手段であるバネ受と係合可能に配置されている。
前記ロックカム12は、錠本体3の他方の側壁3bに近接して配置され、施錠時はサムタ−ン摘み操作にロックバ−13が同動して内側へ回動し、前記中間係合カム10の周面に係合して、該中間回動カム6の回動を阻止可能にしている。
図中、3cは側壁3a,3bと共に錠本体3の周囲を区画する後部壁、14は錠本体3の角ピンで、該ピンにロックバネ15が取付けられ、該バネ15の端縁をロックカム12の周面に係合し、その弾性によってロックカム12の揺動を防止可能にしている。
前記係合片17は略台形柱状に形成され、その底部とバネ受16の底部を、錠本体3の側壁3bに沿って形成したバネ収容溝18に摺動可能に収容されている。図中、18aはバネ収容溝18の前部に突設した段部で、該段部18aに係合片17の先端部を当接可能に配置している。
図中、20は中間係合カム10の直下に設けた突起で、該突起20をカム穴5に臨ませて突設した係止壁21,22に当接可能に配置し、これらの当接によって回動カム6の回動角度を規制している。
前記シフトロッカ−24は、弾性部材である鋼板を略S字形若しくは逆Z字形に折曲して形成され、その一端にV字形断面の屈曲片25を形成し、他端に一対の係合片26を離間して突設している。
そして、前記シフトロッカ−24の中間部を段部18aの延設部端面に近接して配置するとともに、前記係合片26,26を前記延設部端面から斜状に突出し、この突出部を後述するヨークに係合可能に配置している。
図中、30は前記長孔29の開口縁部を切り起した起立片で、該起立片30を側壁3aの切欠部31に係合可能に配置し、スライド板28の後退変位を規制可能にしている。
前記シフタ−33は硬質の鋼板をU字形に打ち抜いて形成され、その二つのシフタ−ア−ム33aを前記掛止溝32,32に係合可能に挿入し、それらの端部を錠本体3の前部に形成した略V字形の係止溝34に揺動可能に挿入している。
前記錠本体3の前端部に、ラッチボルト35を出入り可能な貫通孔37が形成され、該貫通孔37の閉塞端とラッチボルト35との間にラッチスプリング38が介挿され、該ラッチスプリング38の弾性によって、ラッチボルト35を前方へ突出可能に付勢している
図中、45は合成樹脂製の吸音キャップで、前記通孔44の開口部に装着され、46はラッチボルト35の先端部に装着された合成樹脂製の吸音ブシュである。
そして、屈曲片25の外側片を側壁3bの内面に沿わせて配置し、シフトロッカ−24の中間部を段部18aの延設部端面に係合し、該延設部端面から係合片26,26を斜状に突出し、該突出部をシフタ−33に係合可能に配置する。
前記ラッチボルト35を貫通孔37に挿入し、該ラッチボルト35と貫通孔37の間にラッチスプリング38を挿入し、該スプリング38を介しラッチボルト35を前方へ突出可能に付勢する。
そして、リタ−ンスプリング19の内部にストッパ−ピン23を挿入し、前記スプリング19の弾性によって、バネ受16を介し回動カム6を図1上反時計方向へ回動可能に付勢する。この状況は図1のようである。
また、回動カム6がリタ−ンスプリング19によって前記方向へ回動可能に付勢され、スライド板28を外側へ変位させてシフタ−ア−ム33a,33aを同動させる。
この場合、ストッパ−ピン23の両端は、図示のようにバネ受16の一端とバネ収容溝18の前部に位置し、その前端部がシフトロッカ−24から離間し、該シフトロッカ−24が当初の組み付け状態に置かれ、シフタ−33から離間している。
このようにすると、スライド板28の後退変位が阻止され、ラッチボルト35の後退が阻止されて施錠状態を形成する。
また、係合片17と段部18a上にリタ−ンスプリング19が押し縮められて位置し、該スプリング19内のストッパ−ピン23の両端部は、バネ受16の一端とバネ収容溝18の前部に位置している。このうち、ストッパ−ピン23の前端部はシフトロッカ−24から離間し、該シフトロッカ−24が当初の組み付け状態を維持している。この状況は図1および図5のようである。
このようにすると、回動カム6が回動可能になり、スライド板28の後退変位が可能になってラッチボルト35の後退が可能になり、解錠状態を形成する。
このようにすると、第1係合カム9が後退し、該第1係合カム9に係合するスライド板28が後方へ引き動かされ、これにシフタ−ア−ム33aが引き動かされて後方へ揺動し、ラッチボルト35が後退してトロヨケ(図示略)から引き抜かれる。この状況は図6および図7のようである。
その際、シフトロッカ−24の係合片26は、図6のようにシフタ−ア−ム33aの先端部に近接するが、該アーム33aの前側面に係合しない。したがって、ストッパ−ピン23の当接によってシフトロッカ−24が変形することはない。
このため、バネ受16が第2係合カム11と段部18aに挟圧され、その曲げモ−メントによって係合片17の基部を中心に外側に折れ曲がり、前傾変位する。この状況は図9のようである。
そして、前記バネ受16の変形によって、その変形分、リタ−ンスプリング19が押し縮められ、該スプリング19に挿入したストッパ−ピン23が前方へ押し出され、その先端部が前記通常の停止位置を超えて前方へ移動し、シフトロッカ−24に当接する。
したがって、シフタ−33の後方揺動変位がロックされ、ラッチボルト35の後退変位が堅持される。
すなわち、バネ受16は解錠ないし開扉時は、係合片17の端部を段部18aに当接させており、主にその当接部の磨耗によって、バネ受16の前記変形ないし前傾変位に相当する過剰な変位が形成され得る。
このため、係合片26,26がシフタ−ア−ム33aの前面側に係合し、シフタ−33の後方揺動変位をロックして、ラッチボルト35の後退変位を堅固に維持する。
したがって、バネ受16の磨耗によるドア錠の故障時においても、使用上の安全性が確保される。
この実施形態は、主要な構成部材である錠本体3、錠カバ−4、回動カム6を、アルミダイカスト製の代わりに鋼板製とし、これらを容易かつ安価に製作し得るようにしている
このうち、大きなカムプレ−ト59a,59bにピン61とピン孔62を形成し、ピン61をピン孔62に嵌合して位置合わせし、かつカムプレ−ト59a,59bをカシメて連結し、カムプレ−ト59a,59b,60a,60bの端面を対向して接合している。
前記カムプレ−ト59a,59b,60a,60bは、前記仕切片53,54のカム溝53a,54aに回動可能に係入し、その回動面を保持されている。
前記ラッチカバ−65はU字形断面に形成され、その屈曲片65a,65aの中間部に略球面状の係合凸部67が外側に突出して形成されている。図中、68は屈曲片65aに形成したカシメ連結用の凸部である。
前記屈曲片28a,28aの中間部に、当該部を外側に切起し形成した、過負荷変形手段である略山形のカム受70が形成され、該カム受70の内側に前記カムプレ−ト59a,59b,60a,60bが係合可能に挿入され、前記カム受70,70の外端部が、錠取付孔2の中間部に形成した凹溝2a,2aに突出して配置されている。
この場合、前記二つのカム受70,70は対向して配置され、ドア1の吊元位置の変化に対応可能にしている。
前記板バネ72の中央に一対のバネ片73が切り起し形成され、該バネ片73をカムプレ−ト59a,59bの周面に係合可能に配置している。
このうち、回動カム6は、鋼板を円筒状にプレス成形した二つの回動カムエレメント6a,6bを製作し、それらの一端に角穴7を形成し、この他端の両側位置に大小のカムプレ−ト59a,59b,60a,60bを突設する。
前記スライド板28は鋼板を略コ字形に折り曲げ、その屈曲片28a,28aの先端部に長孔69を形成し、中間部に過負荷変形手段であるカム受70を外側に略く字形状に突設する。
前記ラッチボルト35は合成樹脂を略角柱状に成形し、その外周面にラッチカバ−65をカシメて連結する。
前記スライド板アセンブリは、スライド板28の内側に、ラッチカバ−65をカシメたラッチボルト35を係合かつ摺動可能に組み付ける。
この後、仕切片53の後面に板バネ72を密接して位置付け、その突片72aを嵌着溝50に差し込み、バネ収容溝64と仕切片53との間にラッチスプリング71を介挿し、ラッチボルト35を前方へ付勢する。
このため、ラッチボルト35にラッチカバ−65が同動し、該カバ−65の係合凸部67と係合する長孔69を介して、スライド板28を同方向へ引き動せる。
この後、錠本体3の開口側に錠カバ−4を嵌着して閉塞し、通孔48に回動カム6の他端を挿入する。
また、スライド板28がラッチボルト35に引き動かされて前方へ移動し、カム受70,70が切欠部31,31の前部に移動し、その外側に凹溝2a,2aが位置している。
このようにすると、レバ−ハンドルと一体に角芯棒8ないし回動カム6が同方向へ回動し、カムプレ−ト59a,59bの一方の尖端部が直近の突起70aに係合し、その係合力によってスライド板28がラッチスプリング71の弾性に抗して後退する。
そして、レバ−ハンドルが更に回動して終端部に差し掛かると、カムプレ−ト59a,59bの尖端部が起立回動し、カム受70の内部に奥深く係合するとともに、スライド板28が更に後退して後部壁3cに当接する。
この状況は図12のようで、レバ−ハンドルが通常の回動力で操作された際の開扉状態を示し、この場合は他方のカムプレ−ト60a,60bの尖端部が突起70bから離間し係合していない。
その際、カムプレ−ト59a,59bの過剰回動によって、カム受70が押し曲げられて変形し凹溝2a側へ突出するとともに、同側の屈曲片28aを外側に押し広げ、該屈曲片28aを錠本体3の側壁3aに圧接する。
このため、スライド板28の屈曲片28a,屈曲片28aが錠本体3の側壁3a,3bに圧接されて移動不能になり、ラッチボルト35の後退変位が拘束されて、解錠状態ないしドア1の開放可能な状態を堅持し、図示の状態を保持する。
3 錠本体
3a,3b 側壁
6 回動カム
6a,6b 回動カムエレメント
7 角孔
9 第1係合カム
16 過負荷変形手段(バネ受)
18 バネ収容溝
23 ストッパ−ピン
28 スライド板
28a 屈曲片
24 シフトロッカ−
35 ラッチボルト
59a,59b 第1係合カム(カムプレ−ト)
60a,60b 第2係合カム(カムプレ−ト)
70 過負荷変形手段(カム受)
70a,70b 突起
Claims (15)
- 錠本体に対向配置した側壁と、該側壁の間に回動可能に設けられ、かつレバ−ハンドルと同動可能な回動カムと、該回動カムに突設した第1および第2係合カムと、前記回動カムに連動して錠本体の内側を摺動し、ラッチボルトを進退動可能にしたスライド板と、を備え、前記第1および第2係合カムの回動域を錠本体の相対する側壁に臨ませて配置したドア錠において、前記第1または第2係合カムの何れか一方の回動域に前記係合カムと係合可能な過負荷変形手段を配置し、解錠ないし開扉時に前記回動カムが正常な開扉角度を超えて異状に回動した際、前記係合カムを介し過負荷変形手段を変形ないし破損可能に設けるとともに、前記過負荷変形手段の変形に連係して変形可能なシフトロッカ−を設け、該シフトロッカ−の端部を、ラッチボルトとスライド板とを連係するシフタ−に係脱可能に配置したことを特徴とするドア錠。
- 前記過負荷変形手段とシフトロッカ−との間にストッパ−ピンを配置し、該ストッパ−ピンの端部を常時はシフトロッカ−から離間して配置し、過負荷変形手段の変形時、前記ストッパ−ピンの端部をシフトロッカ−に当接可能に配置した請求項1記載のドア錠。
- 前記ストッパ−ピンの当接時、前記シフトロッカ−を変形可能に設け、該シフトロッカ−の端部を前記シフタ−に係合可能に配置した請求項2記載のドア錠。
- 前記過負荷変形手段の変形を、過負荷変形手段の所定の磨耗時にも形成可能にした請求項1記載のドア錠。
- 前記シフトロッカ−を、鋼板を折曲して形成した請求項1記載のドア錠。
- 前記シフトロッカ−の一端部を錠本体の係合溝に圧入し、他端をシフタ−の回動域に係合可能に配置した請求項1記載のドア錠。
- 前記過負荷変形手段を錠本体に設けたバネ収容溝に摺動可能に配置し、該過負荷変形手段の一端を第2係合カムに係合可能に配置し、過負荷変形手段の他端をバネ収容溝の段部に当接可能に配置した請求項1記載のドア錠。
- 前記過負荷変形手段をアルミダイカスト製とした請求項1記載のドア錠。
- 錠本体に対向配置した側壁と、該側壁の間に回動可能に設けられ、かつレバ−ハンドルと同動可能な回動カムと、該回動カムに突設した第1および第2係合カムと、前記回動カムに連動して錠本体の内側を摺動し、ラッチボルトを進退動可能にしたスライド板と、を備え、前記第1および第2係合カムの回動域を錠本体の相対する側壁に臨ませて配置したドア錠において、前記第1または第2係合カムの何れか一方の回動域に前記係合カムと係合可能な過負荷変形手段を配置し、解錠ないし開扉時に前記回動カムが正常な開扉角度を超えて異状に回動した際、前記係合カムを介し過負荷変形手段を変形ないし破損可能に設けるとともに、前記スライド板の中間部に前記過負荷変形手段を配置し、該過負荷変形手段の変形時にスライド板を錠本体の内面に圧接可能にしたことを特徴とするドア錠。
- 前記スライド板をコ字形状に形成し、その屈曲片の中間部の対向位置に前記過負荷変形手段を外側へ突設した請求項9記載のドア錠。
- 前記屈曲片の後部内側に前記回動カムを回動可能に配置した請求項10記載のドア錠。
- 前記過負荷変形手段の基部内面に第1または第2係合カムに係合可能な突起を突設した請求項9記載のドア錠。
- 前記第1係合カムの係合による一方の過負荷変形手段の変形時に、前記第2係合カムを他方の過負荷変形手段側の突起に係合可能に設け、スライド板の他側を錠本体の内面に圧接可能にした請求項11記載のドア錠。
- 前記回動カムを中空筒状の二つの回動カムエレメントで構成し、該回動カムエレメンの一端に第1および第2係合カムを構成する二つのカムプレ−トを突設し、他端に角孔を形成するとともに、前記回動カムエレメントのカムプレ−トを対向して接合し、かつ連結して回動カムを構成した請求項9記載のドア錠。
- 前記錠本体とスライド板と回動カムを鋼板製とした請求項9記載のドア錠。
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