JP2013144557A - 液体保存用の気泡シートフィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】 気泡シートフィルムにより液体保存容器内の液体の表面を効果的に覆うことで収納された液体が容器内の空気と極力接触しない方法を提供する。
【解決手段】 液体保存容器に収納された液体の表面に、低密度ポリエチレンの気泡シートフィルムを浮揚させ、液体の表面張力と気泡シートフィルムの伸縮性により液体表面と常に密着しながら気泡シートフィルムの外周と容器の内周が接した状態で液体を覆うことを可能にする気泡相互の間隔を有することで液体と容器内の空気との接触を可能な限り減少せしめることを可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体保存用の気泡シートフィルムに係るもので、気泡シートフィルムにより保存容器内の液体の表面を効果的に覆うことを可能にする技術である。
液体保存容器を開封または開栓後、容器内に入り込んだ酸素に容器内の液体が触れることで酸化し品質が劣化するような液体は製造過程で酸化防止剤を充填していることが多い。
しかし、亜硫酸ナトリウムなどの酸化抑制剤は、健康に影響が無い範囲で使用が認められている状況である。
また、容器内の空気をエアーポンプで吸い上げ容器内の酸素を減少させることにより酸化を抑止する技術もあるが、完全に真空状態にするには大掛かりな装置が必要である。
最近では注ぎ口を柔軟な弁状にすることで液体が注がれた後、液体が容器内部に戻る力を利用して注ぎ口を閉じ、容器内部に空気が入らないような構造のものがあるが、容器自体の柔構造が必要である。
液体保存容器を開封または開栓後、液体の表面を覆い液体を空気に触れさせない状態を保つことで液体の蒸発や酸化を抑止できるので、液体表面を常に覆う構造の膜状の物質があれば問題は解決する。
特許公開2011−79574 特許公開平9−77075 特許公開2007−153419
本発明の目的は、液体保存容器に収納された液体が容器内の空気と極力接触しない方法を提供することにある。
本発明は、液体保存容器の内部に空気が存在しても液体の表面全体を気泡シートフィルムにより覆うことで液体の蒸発、酸化を抑止することを特徴とする。
本発明は、液体の表面張力と低密度ポリエチレンのシートフィルムの弾力性に着目し、容器内の液体表面の全面に容器の内周よりも一回り大きなシートフィルムが液体表面に浮揚するために最低限の個数が設けられた気泡により気泡シートフィルムが液体表面の全面を常に覆うことを可能にする。
液体保存容器が瓶の場合、注ぎ口から液体を取り出すとき瓶が傾斜することで液体表面が広がるが、浮揚している気泡シートフィルムも同様に伸張し、瓶の傾斜が正常な状態に戻ったとき、浮揚している気泡シートフィルムも再び収縮し液体の全面を覆うことで液体表面の全面を常に覆うことを可能にする。
以上に述べたように、本発明によれば、液体保存容器に収納された液体の表面に、低密度ポリエチレンの気泡シートフィルムを浮揚させ、液体の表面張力と気泡シートフィルムの弾力性により液体表面と常に密着しながら気泡シートフィルムの外周と容器の内周が接した状態で液体を覆うことを可能にする気泡相互の間隔を有することで液体と容器内の空気との接触を可能な限り減少せしめることを可能とする。
本発明に係る気泡シートフィルムの製造パターンの実施例の一つを示す平面図である。 本発明に係る気泡シートフィルムの要部を示す断面図である。 本発明に係る気泡シートフィルムを液体保存容器の内周よりも大きな円形状に切り抜いた気泡シートフィルムの平面図である。 図3の円形状に切り抜いた気泡シートフィルムの外周と液体保存容器の内周が接した状態で気泡シートフィルムを液体保存容器の表面に浮揚させた状態を表す平面図である。
本発明に係る低密度ポリエチレンのシートフィルムに気泡を設けることは既に気泡緩衝材として広く普及している製造技術であり、製造方法も公開されている。気泡緩衝材は主に梱包用として製造されているため気泡同士の間隔が狭く密着しており、シートフィルムの伸縮性がほとんどないため本発明に転用することは難しい。
この気泡緩衝材の気泡となる凸部形成用のエアーコンプレッサーが内蔵されたローラーの凸部形成パターンを本発明に適合するような気泡間隔とすることで本発明の気泡シートフィルムが製造可能となる。
液体保存容器の形状には、円筒状のもの、立方体状のものなどいろいろな形状があるが日本酒の一升瓶やワインの瓶など標準的な大きさのもので市場に多く出回っているものは製造段階で当該形状毎の凸部形成パターンで裁断し提供する。
液体保存容器の形状が特殊なものについては、本発明品の使用者が任意に気泡シートフィルムを裁断可能な凸部形成パターンで提供する。
本発明に係る気泡シートフィルムを円形状の液体保存容器に使用するため気泡シートフィルを図3の液体保存容器の内周1’よりも大きい円形状に切り抜いた気泡シートフィルム1を液体表面に浮揚させたとき円形状に切り抜いた気泡シートフィルム1の外周が図4の液体保存容器の内周1’の大きさに収縮し、図3の気泡2−1、気泡2−2、気泡2−3および気泡2−4が円の中心に向かって図4の気泡2−1’、気泡2−2’、気泡2−3’および気泡2−4’の位置に移動することで容器内部の液体の表面上を効果的に覆うことを可能とする。
本発明に係る低密度ポリエチレンの気泡シートフィルムに任意の大きさの気泡を設けることで様々な形状の液体保存容器に適用が可能である。
また、液体保存容器の蓋を取った状態で放置しても本発明に係る低密度ポリエチレンの気泡シートフィルムが蓋の役割を補完するので液体の蒸発や酸化の抑止、かつ、液体に蝿などの虫や異物の混入を防止するなど衛生面を保つことも可能である。
1 気泡シートフィルム
1’ 液体保存容器の内周
1−1 凸部形成シートフィルム
1−2 封止シートフィルム
2 気泡
2−1 気泡
2−2 気泡
2−3 気泡
2−4 気泡
3 空気

Claims (2)

  1. 容器に収納された液体の表面に、低密度ポリエチレンのシートフィルムを浮揚させるために必要な凸状の気泡を当該シートフィルムに必要な数設け、かつ、液体を収納している容器の内周よりも一回り大きなシートフィルムが、液体の表面張力とシートフィルムの伸縮性により液体表面と常に密着しながらシートフィルムの外周と容器の内周が接した状態で液体表面を覆うことを可能にする気泡相互の間隔を有し、液体と容器内の空気との接触を可能な限り減少せしめることを特徴とする液体保存用の気泡シートフィルム。
  2. 請求項1の液体保存用の気泡シートフィルムを瓶状の保存容器の中の液体に浮揚させることで請求項1の効果を得るために、気泡シートフィルムを筒状に巻いて瓶状の保存容器の注ぎ口から内部へ挿入可能にするためシートフィルムに設けられる気泡相互の間隔を筒状に巻いたとき気泡が極力重ならないような気泡相互の位置、間隔および大きさとすることで狭隘な個所から気泡シートフィルムの挿入を可能とすることを特徴とする液体保存用の気泡シートフィルム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2165813A (en) * 1984-10-23 1986-04-23 The Earl Attlee Method and device for preventing an unwanted skin from forming over the surface of a liquid
WO2006063389A1 (en) * 2004-12-16 2006-06-22 Created By 'brainwave' Pty Ltd Wine protector device
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