JP2013143855A - プロテクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤハーネスを容易に配索可能なプロテクタを提供する。
【解決手段】底壁4及び該底壁4から起立する両側壁5,6により樋状に形成されて上面が開口し、電線を内側に収容するプロテクタ本体2と、前記プロテクタ本体2の開口の一部を覆うように前記プロテクタ本体2に組付けられるカバー3と、を備え、前記プロテクタ本体2は、第1の収容部10と、第2の収容部20と、前記第1の収容部10と前記第2の収容部20に連設される接続部50と、を有し、前記第1の収容部10及び前記第2の収容部20の一方は、他方とは異なる方向から前記接続部50に対して延設され、前記カバー3は、前記第1の収容部10の開口の少なくとも一部を覆う第1のカバー13、及び前記第2の収容部20の開口の少なくとも一部を覆う第2のカバー23の少なくとも一方を有し、前記接続部50の少なくとも一部が開口している。
【選択図】図2

Description

本発明は、電線を保護するためのプロテクタに関する。
従来より、自動車等の車両に配索される電線群(ワイヤハーネス)の保護のためにプロテクタが用いられている(特許文献1参照。)。
特開2008−092614号公報
プロテクタは、内部にワイヤハーネスの一部を収容する。これにより、プロテクタは、ワイヤハーネスの一部に直接外力が作用することを防止する。
また、プロテクタは、ワイヤハーネスに固定される。当該プロテクタに設けられた止め具と車体パネルに設けられた固定部とによって当該プロテクタが当該車体パネルに固定されることにより、ワイヤハーネスは、プロテクタを介して車体パネルにおける所定の配索箇所に取付けられる。
特許文献1の図1に示されているように、特許文献1に開示されているプロテクタでは、プロテクタ端部と当該プロテクタ端部に位置するワイヤハーネスの一部とがテープ巻きされている。これにより、プロテクタはワイヤハーネスに固定される。その後、ワイヤハーネスは、当該プロテクタを介して配索箇所に取付けられる。これにより、ワイヤハーネスは車体パネルにおける所定の配索箇所に配索される。
配索の際には、ワイヤハーネスは、所定の配索箇所に容易に取付けられることが求められる。しかしながら、ワイヤハーネスは、電線の切断公差や製造公差による製造上の寸法のばらつきを有しており、取付け相手である車体側も、車体パネル等の製造公差による寸法のばらつきを有している。また、組付け時においても、ワイヤハーネスとプロテクタ間の組付け公差、及びワイヤハーネスと車体パネルの固定部間の組付け公差によって寸法のばらつきが生じる。これらの寸法上のばらつきが存在することにより、ワイヤハーネスの配索が困難になる場合があった。例えば、車体側が製造公差βで製造されている場合に、プロテクタが固定されたワイヤハーネスの製造公差αが車体側の製造公差βよりも大きいと、ワイヤハーネスが正しい寸法で製造されていてもワイヤハーネスの車体パネルへの取付けが困難となる虞があった。特に、ワイヤハーネスの径が比較的大きい場合には、寸法上のばらつきによる配索作業への影響を低減することが難しく、ワイヤハーネスの取付けは更に困難であった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ワイヤハーネスを容易に配索可能なプロテクタを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るプロテクタは、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) 底壁及び該底壁から起立する両側壁により樋状に形成されて上面が開口し、電線を内側に収容するプロテクタ本体と、
前記プロテクタ本体の開口の一部を覆うように前記プロテクタ本体に組付けられるカバーと、
を備え、
前記プロテクタ本体は、第1の収容部と、第2の収容部と、前記第1の収容部と前記第2の収容部に連設される接続部と、を有し、前記第1の収容部及び前記第2の収容部の一方は、他方とは異なる方向から前記接続部に対して延設され、
前記カバーは、前記第1の収容部の開口の少なくとも一部を覆う第1のカバー、及び前記第2の収容部の開口の少なくとも一部を覆う第2のカバーの少なくとも一方を有し、
前記接続部の少なくとも一部が開口していること。
(2) 上記(1)に記載のプロテクタであって、
前記プロテクタ本体は、第3の収容部をさらに有し、前記接続部は、前記第3の収容部に連設され、前記第3の収容部は、前記第1の収容部及び前記第2の収容部とは異なる方向から前記接続部に延設されること。
(3) 上記(1)に記載のプロテクタであって、
前記プロテクタ本体は、第3の収容部をさらに有し、前記接続部は、前記第3の収容部に連設され、前記第3の収容部は、前記第1の収容部及び前記第2の収容部のいずれか一方と同一の方向から前記接続部に延設されることを特徴とする請求項1に記載のプロテクタ。
上記(1)の構成のプロテクタによれば、電線の屈曲している部分がプロテクタ本体の接続部に収容された状態で、プロテクタが電線に取付けられる。また、プロテクタが電線に取付けられている状態において、接続部に収容されている電線の屈曲している部分がプロテクタ外部から視認され得る。
上記(2)の構成のプロテクタによれば、電線の分岐している箇所がプロテクタ本体の接続部に収容された状態で、プロテクタが電線に取付けられる。また、プロテクタが電線に取付けられている状態において、接続部に収容されている電線の分岐している箇所がプロテクタ外部から視認され得る。
上記(3)の構成のプロテクタによれば、電線の分岐している箇所がプロテクタ本体の接続部に収容された状態で、プロテクタが電線に取付けられる。また、プロテクタが電線に取付けられている状態において、接続部に収容されている電線の分岐している箇所がプロテクタ外部から視認され得る。
本発明のプロテクタによれば、ワイヤハーネスを容易に配索可能なプロテクタを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、カバーが閉じられている状態の実施形態に係るプロテクタを示す図である。図1(a)は、カバーが閉じられている状態の実施形態に係るプロテクタの斜視図であり、図1(b)は、その平面図である。 図2は、カバーが開けられている状態の実施形態に係るプロテクタを示す図である。図2(a)は、カバーが開けられている状態の実施形態に係るプロテクタの斜視図であり、図2(b)は、その平面図である。 図3は、実施形態に係るプロテクタに電線が収容されている状態を示す図である。 図4は、実施形態に係るプロテクタの変形例を示す平面図である。
本発明のプロテクタに関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は、カバー3が閉じられている状態における実施形態に係るプロテクタ1を示したものである。図1(a)は、カバー3が閉じられている状態のプロテクタ1の斜視図であり、図1(b)は、その平面図である。図2は、カバー3が開けられている状態のプロテクタ1を示す図である。図2(a)は、カバー3が開けられている状態のプロテクタ1の斜視図であり、図2(b)は、その平面図である。図3は、プロテクタ1にワイヤハーネス9が収容されている状態を示す図である。
本実施形態のプロテクタ1は、例えば自動車等の車両内部の所定の取付け箇所に取付けられて使用される。プロテクタ1は、電線を束ねることにより構成される電線束(サブハーネスと称されることがある。)を更に束ねることにより構成されるワイヤハーネス(電線群)9を内部に収容し、ワイヤハーネス9を保護する。図3では、ワイヤハーネス9は二点鎖線により示されている。プロテクタ1は、プロテクタ本体2と、プロテクタ本体2にヒンジ8を介して一体成形されているカバー3と、を備えている。
プロテクタ本体2は、樹脂製の部材であり、図1〜図3に示すように、平板状の底壁4と、底壁4から起立して底壁4に対して垂直に延びる平板状の2つの側壁5,6と、を備え、全体として樋状に形成されている。以下、本明細書中では、底壁4から側壁5,6が延びる向きを上、当該向きとは逆向きを下として説明する。樋状に形成されているプロテクタ本体2は、上向きに開口している。即ち、プロテクタ本体2は、上面が開口している。プロテクタ本体2は、内部に形成されている収容空間内にワイヤハーネス9を収容する。この他に、プロテクタ本体2は、後述するように、4つの開口部17,37,47,67において開口している。ワイヤハーネス9は、これら4つの開口部から導出される。
プロテクタ本体2は、第1の収容部10と、第2の収容部20と、第3の収容部30と、第4の収容部40と、第1の接続部50と、第2の接続部60と、から構成されている。図1〜図2では、各収容部の境界は点線により示されている。カバー3は、第1のカバー13と、第2のカバー23と、第4のカバー43と、から構成されており、第1の収容部10には第1のカバー13が、第2の収容部20には第2のカバー23が、第4の収容部40には第4のカバー43が、それぞれ一体成形されている。尚、第1のカバー13、第2のカバー23、及び第4のカバー43の名称は、各部が一体成型される収容部の名称に対応付けて付したものである。以後、カバー3と称する場合は、該カバー3を構成する第1のカバー13、第2のカバー23、及び第4のカバー43を指すものとする。以下では、図1〜図3を参照して、第1の収容部10、第1の接続部50、第3の収容部30、第2の収容部20、第2の接続部60、第4の収容部40、の順にプロテクタ本体2を構成する各収容部及び接続部の構成を説明する。
第1の収容部10は、底壁14と、側壁15と、側壁16と、を備えている。側壁15と側壁16は、互いに平行に離間して、底壁14から起立して配置されている。底壁14及び側壁15,16によって、略直方体状の収容空間が形成されている。この収容空間内には、ワイヤハーネス9の直線部分が収容される。また、第1の収容部10は、後述する第1の接続部50に連設されている側とは反対側に、底壁14及び側壁15,16の端部によって囲まれて形成される開口部17を有している。この開口部17から、ワイヤハーネス91が導出される。また、側壁16には、ヒンジ18を介して第1のカバー13が一体成形されている。第1のカバー13には、先端に係止部13aが形成されている。係止部13aは、側壁15の上部先端に形成されている係止部15aと係合する。これにより、第1のカバー13は、第1の収容部10の上面の開口の一部を覆う状態で第1の収容部10に対して固定される。尚、カバー3がプロテクタ本体2の上面の開口の一部を覆うことを閉じると称し、覆っていない状態を開いた状態と称する。
また、底壁14及び側壁15,16には、突起70が一体成形されている。突起70は、底壁4及び側壁5,6に連設して設けられ、複数個の突起70がプロテクタ本体2内部におけるワイヤハーネス9の収容経路に沿って並んで設けられている。突起70は、ワイヤハーネス9の収容時にワイヤハーネス9に対向する面が湾曲して形成されており、ワイヤハーネス9の収容時には、この湾曲面がワイヤハーネス9の外側面に当接する。特に、ワイヤハーネス9が屈曲している部分が収容される第1の接続部50及び第2の接続部60の近傍においては、突起70の湾曲面は、屈曲しているワイヤハーネス9の外側面に沿うように形成されている。
また、底壁14には、係止部80が一体形成されている。係止部80は、プロテクタ1の組付け相手である車体パネル(図示せず。)に形成されている係止部(図示せず。)と係合して、プロテクタ1を車体パネルに対して固定する。係止部80は、例えば両羽根クランプであり、車体パネルに形成された係止部は、例えば車体パネルに穿たれた孔である。
第1の接続部50は、第1の収容部10と、第2の収容部20と、第3の収容部30と、に連設されており、底壁54と、側壁55aと、側壁55bと、側壁56と、を備えている。側壁55aは、第1の収容部10の側壁15に連設されており、側壁15と同一の方向に延びている。側壁55bは、後述する第3の収容部30の側壁35bに連設されており、側壁55aに対して垂直に、第2の収容部20に向かって延びている。側壁56は、第1の収容部10の側壁16に連設されており、側壁16に対して略45度の角度で、第2の収容部29に向かって延びている。第1の接続部50は、底壁54及び側壁55a,55b,56により形成される収容空間内に、ワイヤハーネス9が屈曲している部分、及びワイヤハーネスが分岐している部分を収容する。第1の接続部50には、その上面を覆うものはなく、このため、第1の接続部50の上面は開口している。また、前述した第1の収容部10と同様に、底壁54及び側壁55a,55b,56には、突起70が一体成形されている。
第3の収容部30は、第1の接続部50に連設されており、底壁34と、側壁35aと、側壁35bと、を備えている。側壁35aと側壁35bは、互いに平行に離間して、底壁34から起立して配置されている。側壁35aは、第1の接続部50の側壁55aに連設されており、図1(b)及び図2(b)に示すように側壁55aに対して略45度の角度傾いて延びている。側壁35bは、側壁55bに連設されており、図1(b)及び図2(b)に示すように側壁55bに対して略45度の角度傾いて延びている。第3の収容部30は、底壁34及び側壁35a,35bによって、略直方体状の収容空間が形成されている。この収容空間内には、ワイヤハーネス9の直線部分が収容される。第3の収容部30は、第1の接続部50に連設されている側とは反対側に、底壁34及び側壁35a,35bの端部によって囲まれて形成される開口部37を有している。この開口部37から、ワイヤハーネス93が分岐して導出される。また、前述した第1の収容部10と同様に、底壁34及び側壁35a,35bには、突起70が一体成形されている。
第2の収容部20は、第1の接続部50と、第2の接続部60と、に連設されており、底壁24と、側壁25と、側壁26と、を備えている。側壁25と側壁26は、互いに平行に離間して、底壁24から起立して配置されている。底壁24及び側壁25,26によって、略直方体状の収容空間が形成されている。この収容空間内には、ワイヤハーネス9の直線部分が収容される。側壁26には、ヒンジ28を介して第2のカバー23が一体成形されている。第2のカバー23は、先端に係止部23aが形成されている。係止部23aは、側壁25の上部先端に形成されている係止部26aと係合する。これにより、第2のカバー23は、閉じられた状態においては、第2の収容部20の上面の開口の一部を覆う状態で第2の収容部20に対して固定される。また、前述した第1の収容部10と同様に、底壁24及び側壁25,26には、突起70が一体成形されている。
第2の接続部60は、第2の収容部20と、第4の収容部40と、に連設されており、底壁64と、側壁65と、側壁66aと、側壁66bと、側壁66cと、を備えている。側壁65は、第2の収容部20の側壁25に連設されており、図1(b)及び図2(b)に示すように側壁25に対して略45度の角度傾いて延びている。側壁66aは、第2の収容部20の側壁26に連設されており、側壁26と同一の方向に延びている。側壁66bは、側壁66aに連設されており、図1(b)及び図2(b)に示すように側壁66aに対して略45度の角度傾いて延びている。側壁66cは、側壁66bに連設されており、側壁66bに対して略45度の角度傾いて第4の収容部40に向かって延びている。第2の接続部60は、底壁64及び側壁66a,66b,66cにより形成される収容空間内に、ワイヤハーネス9が屈曲している部分、及びワイヤハーネスが分岐している部分を収容する。側壁66cの一部には切り欠きが設けられ、開口部67が形成されている。この開口部67からは、ワイヤハーネス96が分岐して導出される。第2の接続部60には、その上面を覆うものはなく、このため、第2の接続部60の上面は開口している。また、前述した第1の収容部10と同様に、底壁64及び側壁66a,66b,66cには、突起70が一体成形されている。
第4の収容部40は、第2の接続部60に連設されており、底壁44と、側壁45と、側壁46と、を備えている。側壁45と側壁46は、互いに平行に離間して、底壁44から起立して配置されている。底壁44及び側壁45,46によって、略直方体状の収容空間が形成されている。この収容空間内には、ワイヤハーネス9の直線部分が収容される。第4の収容部40は、第2の接続部60に連設されている側とは反対側に開口部47を有している。この開口部47から、ワイヤハーネス94が導出される。また、側壁46には、ヒンジ48を介して第4のカバー43が一体成形されている。第4のカバー43は、先端に係止部43aが形成されている。係止部43aは、側壁45の上部先端に形成されている係止部45aと係合する。これにより、第4のカバー43は、閉じられた状態においては、第4の収容部40の上面の開口の一部を覆う状態で第4の収容部40に対して固定される。また、前述した第1の収容部10と同様に、底壁44及び側壁45,46には、突起70が一体成形されており、底壁44には、係止部80が一体形成されている。
以上のように、第1の収容部10と、第2の収容部20と、第3の収容部30と、が第1の接続部50に対して連設されており、第2の収容部20と、第4の収容部40と、が第2の接続部60に対して連設されている。第1の収容部10は、側壁15,16が図1(b)及び図2(b)における左右方向に沿って配置され、また、第2の収容部20は、側壁25,26が図1(b)及び図2(b)における上下方向に沿って配置される。このため、第2の収容部20は、第1の収容部10とは異なる方向から第1の接続部50に対して延設される。また、第3の収容部30は、側壁35a,35bが図1(b)及び図2(b)における左上−右下方向に沿って配置される。このため、第3の収容部30は、第1の収容部10及び第2の収容部20とは異なる方向から第1の接続部50に対して延設されている。また、第4の収容部40は、側壁45,46が図1(b)及び図2(b)における左右方向に沿って配置される。このため、第4の収容部40は、第2の収容部20とは異なる方向から第2の接続部60に対して延設されている。
尚、本実施形態においては、各収容部及び接続部の境界を図1〜図3中に示す点線により定め、第1の収容部10、第2の収容部20、第3の収容部30及び第4の収容部40はそれぞれ、底壁4及び側壁5,6によって略直方体状の収容空間が形成されるとした。しかし、各収容部及び接続部の境界を定める際には、各接続部がワイヤハーネス9の屈曲している部分又は分岐している部分を収容するように定めればよく、各収容部及び接続部の境界は本実施形態における境界に限られない。
例えば、第1の収容部10、第2の収容部20、及び第1の接続部50は、次のように各収容空間が定められてもよい。すなわち、第1の収容部10は、底壁14、側壁15、側壁16、側壁55a、及び、底壁54のうちの底壁14と側壁55aとに連設される一部によって収容空間を形成する。第2の収容部20は、底壁24、側壁25、側壁26、側壁55b、及び、底壁54のうちの底壁14と側壁55bとに連設される一部によって収容空間を形成する。第1の接続部50は、底壁14の残りの一部、及び側壁56によって収容空間を形成する。
次に、プロテクタ1をワイヤハーネス9に取付ける際の作業手順について説明する。
ワイヤハーネス9は、予めプロテクタ本体2の形状に対応する形状に変形されている。即ち、第1の収容部10、第2の収容部20、第3の収容部30、第1の接続部50及び第2の接続部60の配置に応じて折り曲げられている。ワイヤハーネス9は、所定の塑性を有しており、所定量以上の外力が作用して折り曲げられると、その折り曲げられた形状を保つように形成されている。
プロテクタ1の取付け時には、まず、上面の開口が下方を向く状態で、即ち図2(a)に示した向きとは上下逆向きの状態で、プロテクタ本体2を、変形されているワイヤハーネス9に上方向から被せる。次に、カバー3を閉じ、前述した係合手段によりカバー3をプロテクタ本体2に対して固定する。これにより、プロテクタ1がワイヤハーネス9に取付けられる。その後、カバー3が閉じられている状態で、プロテクタ1のワイヤハーネス9に対する取付け位置を調節する。その後、取付け位置を調節したプロテクタ1を、前述した係止部80により車体パネルに取付け、ワイヤハーネス9を所定の配索箇所に配索する。
本実施形態に係るプロテクタ1では、プロテクタ1のワイヤハーネス9に対する取付けに際して、作業者は、プロテクタ1のワイヤハーネス9に対する取付け位置を調節することができる。また、取付け位置を目視により確認することもできる。このため、確認により得られた結果に基づいて取付け位置を調節して、プロテクタ1から端部までのワイヤハーネス9の寸法を確実に適正なものとすることができる。また、プロテクタ1から端部までのワイヤハーネス9の寸法を適宜調節することもできる。
以下では、プロテクタ1のワイヤハーネス9に対する取付け位置を調節する作業、及び確認する作業について説明する。
まず、プロテクタ1にワイヤハーネス9の一部が収容された状態において、ワイヤハーネス9がプロテクタ1に及ぼす作用について説明する。
前述したように、プロテクタ本体2は、第1の接続部50及び第2の接続部60において、ワイヤハーネス9が屈曲している部分、及びワイヤハーネス9が分岐している部分を収容する。このため、プロテクタ1に収容されたワイヤハーネス9が、導出方向である開口部17,37,47,67方向に移動する場合には、ワイヤハーネス9に曲げモーメントが作用する。曲げモーメントが作用して更に屈曲したワイヤハーネス9は、外側面が側壁5又は側壁6に接触する。或いは、曲げモーメントが作用する以前から外側面が側壁5又は側壁6に接触していた場合には、外側面が側壁5又は側壁6に更に押し付けられる。この結果、カバー3が閉じられた後にワイヤハーネス9が移動する場合には、ワイヤハーネス9と側壁5又は側壁6との間には、大きな摩擦力が発生する。これにより、ワイヤハーネス9は、プロテクタ1から抜けにくくなっている。
さらに、前述したように、プロテクタ本体2は、ワイヤハーネス9の一部を内部に収容している。このため、カバー3が閉じられた後にワイヤハーネス9が移動する場合には、ワイヤハーネス9の外側面がカバー3、底壁4、又は側壁5,6に接触することにより、ワイヤハーネス9には摩擦力が発生する。この摩擦力によっても、ワイヤハーネス9は、プロテクタ1から抜けにくくなっている。
さらに、前述したように、底壁4及び側壁5,6には、突起70が一体成形されている。突起70は湾曲面を有し、この湾曲面がワイヤハーネス9の外側面に当接する。これにより、カバー3が閉じられた後にワイヤハーネス9が移動する場合には、ワイヤハーネス9には大きな摩擦力が発生する。この摩擦力のために、ワイヤハーネス9は、プロテクタ1から更に抜けにくくなっている。
以上のように、本実施形態では、プロテクタ1を摩擦力によってワイヤハーネス9に取付けている。尚、これらのプロテクタ1をワイヤハーネス9に取付けるための各構成は、全てが具備されている必要はない。ワイヤハーネス9が屈曲している部分又はワイヤハーネス9が分岐している部分がプロテクタ本体2に収容されてさえいれば、プロテクタ1及びワイヤハーネス9の間で作用する摩擦力によって、プロテクタ1はワイヤハーネス9に対して取付け可能である。
次に、プロテクタ1のワイヤハーネス9に対する取付け位置を調節する作業、及び確認する作業について説明する。
本実施形態に係るプロテクタ1は、前述のように、カバー3が閉じられている状態においては、ワイヤハーネス9がプロテクタ1から抜けにくくなっている。これにより、プロテクタ1はワイヤハーネス9に対して略固定されている。
ところが、プロテクタ1は、ワイヤハーネス9に対してテープ等により強固に固定されていないので、例えば開口部17,37,47,67の導出方向に比較的大きな引張力が作用すると、多少は移動する。
このため、プロテクタ1をワイヤハーネス9に取付けた後に、プロテクタ1のワイヤハーネス9に対する取付け位置を変更できる、言い換えれば、プロテクタ1から端部までのワイヤハーネス9の長さを、作業者が該ワイヤハーネス9をプロテクタ1に対して引っ張ることで、適宜調節することができる。これにより、ワイヤハーネス9の寸法にばらつきがあっても、当該ばらつきを吸収することができる。
さらに、本実施形態に係るプロテクタ1では、ワイヤハーネス9が屈曲している部分及びワイヤハーネス9が分岐している部分が収容されている第1の接続部50及び第2の接続部60の上面は開口している。このため、作業者は、プロテクタ1がワイヤハーネス9に取付けられた後に、ワイヤハーネス9の屈曲している部分及び分岐している部分(後述する測定点B)が収容されていることを確認することができる。
以下では、プロテクタ1のワイヤハーネス9に対する取付け位置を確認する作業について更に説明する。
取付け位置の確認の際には、図3に示すように、ワイヤハーネス9上に設定されている測定点Aから測定点Bまでの、側壁5に沿う方向の距離L1が測定される。測定点Aは、ワイヤハーネス9を拘束するためのバンドクリップの取付け点、ワイヤハーネス9の分岐点、コネクタ等の部品取付け点、又はワイヤハーネス9の端部、等により定められる。また、測定点Bは、第1の接続部50又は第2の接続部60における、ワイヤハーネス9が屈曲する屈曲点又はワイヤハーネスが分岐する分岐点により定められる。本実施形態に係るプロテクタ1では、測定の際に作業者が測定点Bを特定することが容易であるので、測定点Bとして第1の接続部50における屈曲点が設定されている。
作業者は、前述した手順でワイヤハーネス9を移動させ、ワイヤハーネス9のプロテクタ1に対する取付け位置を適宜調節する。これにより、プロテクタ1から端部までのワイヤハーネス9の長さが確実に所定の寸法で製造される。
以上の手順により、本実施形態に係るプロテクタ1では、作業者は、カバー3が閉じられている状態で、プロテクタ1がワイヤハーネス9の所定の位置に取付けられているかを確認でき、さらにはプロテクタ1のワイヤハーネス9に対する取付け位置を調節して、プロテクタ1から端部までのワイヤハーネス9の寸法を確実に適正なものとすることができる。
以下では、プロテクタ1を取付けたワイヤハーネス9を車体パネルに取付け、ワイヤハーネス9を所定の配索箇所に配索する際の作業について説明する。
前述したように、ワイヤハーネス9は、ワイヤハーネス9に取付けられたプロテクタ1の係止部80が車体パネル側の係止部と係合することにより、プロテクタ1を介して車体パネルに固定される。その後、例えばワイヤハーネス9の端部に取付けられたコネクタと車体側が備える相手方コネクタとが接続されてワイヤハーネス9が所定の配索箇所に配索される。この際、プロテクタ1が車体パネルに係合されると、プロテクタ1と車体パネルの接続点である係止部80から相手方コネクタまでの距離、即ち車体側の寸法が定まる。例えば前述したワイヤハーネス9の測定点Aにコネクタが取付けられているとすると、図3に示すように、係止部80から測定点Aまでの距離L2により車体側の寸法が定まる。この距離L2は、前述した距離L1と同様に所定の製造公差βを有している。このため、例えばこの車体側の製造公差βよりもワイヤハーネス側の製造公差αが大きいと、従来のワイヤハーネスのようにプロテクタを取付けた後にワイヤハーネスの寸法を調節できない場合には、ワイヤハーネスが所定の寸法公差α内で製造されていても、ワイヤハーネス側の寸法よりも車体側の寸法が大きく、作業者がワイヤハーネスの端部に取付けられたコネクタと相手方コネクタとを接続することができない場合等が生じる。これに対して、本実施形態に係るワイヤハーネス9では、前述したようにワイヤハーネス9が寸法上のばらつきを吸収することができるため、車体側の製造公差βよりもワイヤハーネス側の製造公差αが大きい場合であっても、作業者は確実にワイヤハーネス9を所定の配索箇所に配索することができる。
以下では、本実施形態に係るプロテクタ1の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係るプロテクタ1は、底壁4及び底壁4から起立する両側壁5,6により樋状に形成されて上面が開口し、ワイヤハーネス9を内側に収容するプロテクタ本体2と、プロテクタ本体2の開口の一部を覆うようにプロテクタ本体2に組付けられるカバー3と、を備え、プロテクタ本体2は、第1の収容部10と、第2の収容部20と、第1の収容部10と第2の収容部20に連設される第1の接続部50と、を有し、第1の収容部10及び第2の収容部20の一方は、他方とは異なる方向から接続部50に対して延設され、カバー3は、第1の収容部10の開口の一部を覆う第1のカバー13及び第2の収容部20の開口を覆う第2のカバー23を有し、第1の接続部50の一部が開口している。
これにより、ワイヤハーネス9の屈曲している部分がプロテクタ本体2の第1の接続部50に収容された状態で、プロテクタ1がワイヤハーネス9に取付けられる。また、プロテクタ1がワイヤハーネス9に取付けられている状態において、第1の接続部50に収容されているワイヤハーネス9の屈曲している部分がプロテクタ1の外部から視認され得る。
これにより作業者は、ワイヤハーネス9の寸法を測定することができ、また、ワイヤハーネス9の寸法を適宜調節できる。よって、本実施形態に係るプロテクタ1によれば、プロテクタ1から端部までのワイヤハーネス9の長さを極力、適正なものとすることができる。この結果、ワイヤハーネス9を容易に所定の配索箇所に配索できるプロテクタを提供できる。
また、本実施形態に係るプロテクタ1は、第3の収容部30をさらに有し、第1の接続部50は、第3の収容部30に連設され、第3の収容部30は、第1の収容部10及び第2の収容部20とは異なる方向から第1の接続部50に延設されている。
これにより、プロテクタ1は、ワイヤハーネス9の分岐している箇所がプロテクタ本体2の第1の接続部50に収容された状態で、ワイヤハーネス9に対して取付けられる。また、プロテクタ1がワイヤハーネス9に対して取付けられている状態において、第1の接続部50に収容されているワイヤハーネス9の分岐している箇所がプロテクタ1の外部から視認され得る。
これにより作業者は、ワイヤハーネス9の寸法を測定することができ、また、ワイヤハーネス9の寸法を適宜調節できる。よって、本実施形態に係るプロテクタ1によれば、プロテクタ1から端部までのワイヤハーネス9の長さを極力、適正なものとすることができる。この結果、ワイヤハーネス9を容易に所定の配索箇所に配索できるプロテクタを提供できる。
(プロテクタ1の変形例)
図4は、前述したプロテクタ1の変形例であるプロテクタ100を示す平面図である。プロテクタ100では、第3の収容部300が第1の収容部10と同一の方向から接続部50に延設される。プロテクタ1と同一の構成である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
プロテクタ100では、第1の接続部50は、側壁55c,55dを備えており、側壁55cは側壁15と同一の方向に延びている。側壁55dは、第3の収容部300の側壁305dに連設されており、第2の収容部20に向かって延びている。第3の収容部300は、側壁305c,305dを備えており、側壁305aと側壁305dは互いに平行に離間して配置されている。側壁305cは、側壁55cに連設されており、側壁55cと同一の方向に延びている。
以上のように、プロテクタ100では、第1の収容部10は、側壁15,16が図4における左右方向に沿って配置され、第3の収容部300は、側壁305a,305dが図4における左右方向に沿って配置されている。このため、第3の収容部300は、第1の収容部10と同一の方向から第1の接続部50に対して延設されている。その他の点については、前述したプロテクタ1と同一であるので記載を省略する。
変形例に係るプロテクタ100は、第3の収容部300をさらに有し、第1の接続部50は、第3の収容部300に連設され、第3の収容部300は、第1の収容部10と同一の方向から第1の接続部50に延設されている。
これにより、プロテクタ100は、ワイヤハーネス9の分岐している箇所がプロテクタ本体2の第1の接続部50に収容された状態で、ワイヤハーネス9に対して取付けられる。また、プロテクタ100がワイヤハーネス9に対して取付けられている状態において、第1の接続部50に収容されているワイヤハーネス9の分岐している箇所がプロテクタ100の外部から視認され得る。
これにより作業者は、ワイヤハーネス9の寸法を測定することができ、また、ワイヤハーネス9の寸法を適宜調節できる。よって、変形例に係るプロテクタ100によれば、プロテクタ100から端部までのワイヤハーネス9の長さを極力、適正なものとすることができる。この結果、ワイヤハーネス9を容易に所定の配索箇所に配索できるプロテクタを提供できる。
尚、本発明の技術的範囲は、前述した実施形態に限定されるものではない。前述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、本実施形態に係るプロテクタ1では、カバー3はヒンジ8を介してプロテクタ本体2に一体成形されている構成としたが、カバー3はプロテクタ本体2とは別体に形成されて、所定の係合手段を用いることによりプロテクタ本体2に対して着脱可能に構成されていてもよい。
また、本実施形態に係るプロテクタ1では、カバー3が閉じられている状態において、第1の接続部50及び第2の接続部60の上面は全て開口している構成としたが、少なくともワイヤハーネス9のプロテクタ1に対する取付け位置を調節する際に測定点Bが動くと想定される範囲が開口して、測定点Bが視認可能に構成されていればよい。即ち、ワイヤハーネス9のプロテクタ1に対する取付け位置を調節する際に測定点Bを視認し得る態様であれば、第1の接続部50及び第2の接続部60の上面のうちの一部が開口している構成としてもよい。例えば、第1の接続部50及び第2の接続部60の上面を格子状としてもよい。また、同様に、カバー3が閉じられている状態において、第1の収容部10、第2の収容部20、第3の収容部30、及び第4の収容部40の上面は、その一部がカバー3により覆われていればよい。また、第1の収容部10、第2の収容部20、第3の収容部30、及び第4の収容部40は、それぞれの上面がカバー3により覆われている必要はなく、少なくとも1つ以上の収容部の上面がカバー3により覆われていればよい。
また、本実施形態に係るプロテクタ1では、第1の接続部50及び第2の接続部60内にワイヤハーネス9の屈曲点及び分岐点の双方が収容される構成としたが、屈曲点及び分岐点のいずれか一方が第1の接続部50及び第2の接続部60内に含まれていればよい。
また、本実施形態に係るプロテクタ1では、測定点Aから測定点Bまでの距離Lを測定することにより、ワイヤハーネス9の取付け位置を確認する構成としたが、測定箇所は、配索時のワイヤハーネス9の形状に対応して適宜変更可能される。
また、本明細書中では、ワイヤハーネス9側の製造公差αが車体側の製造公差βよりも大きい場合について説明したが、本実施形態に係るプロテクタ1によれば、ワイヤハーネス9側の製造公差αが車体側の製造公差βよりも小さい場合にも、ワイヤハーネス9が寸法上のばらつきを吸収することによりワイヤハーネス9の配索箇所への配索を容易に行うことができる。
1 プロテクタ
2 プロテクタ本体
3 カバー
4 底壁
5,6 側壁
7 開口
8 ヒンジ
9 ワイヤハーネス
10 第1の収容部
13 第1のカバー
13a 係止部
14 底壁
15 側壁
15a 係止部
16 側壁
17 開口部
18 ヒンジ
20 第2の収容部
23 第2のカバー
23a 係止部
24 底壁
25 側壁
26 側壁
26a 係止部
28 ヒンジ
30 第3の収容部
34 底壁
35a 側壁
35b 側壁
37 開口部
40 第4の収容部
43 第4のカバー
43a 係止部
44 底壁
45 側壁
45a 係止部
46 側壁
47 開口部
48 ヒンジ
50 第1の接続部
54 底壁
55a 側壁
55b 側壁
55c 側壁
55d 側壁
56 側壁
60 第2の接続部
64 底壁
65 側壁
66a 側壁
66b 側壁
66c 側壁
67 開口部
70 突起
80 係止部
91 ワイヤハーネス
93 ワイヤハーネス
94 ワイヤハーネス
96 ワイヤハーネス
100 プロテクタ
300 第3の収容部
305c 側壁
305d 側壁

Claims (3)

  1. 底壁及び該底壁から起立する両側壁により樋状に形成されて上面が開口し、電線を内側に収容するプロテクタ本体と、
    前記プロテクタ本体の開口の一部を覆うように前記プロテクタ本体に組付けられるカバーと、
    を備え、
    前記プロテクタ本体は、第1の収容部と、第2の収容部と、前記第1の収容部と前記第2の収容部に連設される接続部と、を有し、前記第1の収容部及び前記第2の収容部の一方は、他方とは異なる方向から前記接続部に対して延設され、
    前記カバーは、前記第1の収容部の開口の少なくとも一部を覆う第1のカバー、及び前記第2の収容部の開口の少なくとも一部を覆う第2のカバーの少なくとも一方を有し、
    前記接続部の少なくとも一部が開口していることを特徴とするプロテクタ。
  2. 前記プロテクタ本体は、第3の収容部をさらに有し、前記接続部は、前記第3の収容部に連設され、前記第3の収容部は、前記第1の収容部及び前記第2の収容部とは異なる方向から前記接続部に延設されることを特徴とする請求項1に記載のプロテクタ。
  3. 前記プロテクタ本体は、第3の収容部をさらに有し、前記接続部は、前記第3の収容部に連設され、前記第3の収容部は、前記第1の収容部及び前記第2の収容部のいずれか一方と同一の方向から前記接続部に延設されることを特徴とする請求項1に記載のプロテクタ。
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