JP2013141679A - ブランキング加工方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ブランキング加工装置10は、長尺状のワーク1を順次送りながらブランク3を切り出すブランキング加工装置であって、ワークを送給する送給装置20と、送給装置により送給されてきたワークから所定形状のブランクを切り出す切断装置30と、切断装置により切り出されたブランクおよびブランクを切り出し後のワークのいずれか一方を他方に対して異なる高さに支持する支持装置40と、切り出されたブランクを切断装置外へ搬出する搬出装置50と、を備え、支持装置の作動後、送給装置によるワークの送給および搬出装置によるブランクの搬出を同時に行う。
【選択図】図1
Description
ブランクの搬出を待ってワークを送給する場合、サイクルタイムが長くなってしまう。
図1は、本発明のブランキング加工装置の一実施形態を示す概略的平面図である。図2〜図4は図1の(c)、(d)、(e)にそれぞれ対応する概略的正面図であり、図2では後述する上下の金型係合領域においてワークを図示する。図5は左から見た概略的側面図である。
ブランキング加工装置10は、送給装置20と、切断装置30と、支持装置40と、搬出装置50と、スクラップ排出装置60と、同期装置70と、を備える。
本実施形態では、送給装置20を、ワーク1を上下両面から挟持して軸まわりに回転することにより送給する送給ローラ21として図示する。
ワーク1を送給するとき、送給ローラ21はモータにより作動されて回転する。
ワーク1を切断装置30により切断するとき、送給ローラ21は作動を停止する。
切断装置30は、ブランキング金型を備えるプレス機械である。プレス機械のボルスタにブランキング金型の下金型が取り付けられる。プレス機械のスライドにブランキング金型の上金型が取り付けられる。
本実施形態では、切断装置30を、ボルスタおよび下金型を備えるロワフレーム31と、スライドおよび上金型を備える可動のアッパーフレーム32として図示する。ブランキング金型(下金型および上金型)の図示は省略するが、図1(c)にカットライン33を示す。ロワフレーム31の四隅には、ガイドポスト34が設けられる。
アッパーフレーム32がロワフレーム31に対して所定の下限高さまで下降したとき(図2参照、但し、ロワフレーム31とアッパーフレーム32との金型係合領域では、ワーク1を図示する。)、ロワフレーム31の下金型とアッパーフレーム32の上金型とにより、ワーク1はカットライン33に沿って切断されて、ワーク1からブランク3が切り出される。このときスクラップ4も発生する。
切断後直ちに、アッパーフレーム32は上昇位置まで再上昇する。
具体的には、切断装置30により切り出されたブランク3は、切り出されたときの高さ(すなわち、ロワフレーム31の上面)に支持される。
ブランク3を切り出し後のワーク1は、支持装置40によりロワフレーム31の上面から持ち上げられる。
リフタ41は、図3、図4に示すように、ワーク1の送給方向に沿って所定の間隔をあけて複数列配置される。
リフタ41の各列は、図5に示すように、ワーク1の幅方向に沿って所定の間隔をあけて複数個配置される。
フリーベア46がワーク1を支持しているとき、図6(a)に示すように、挿通部材43は、ストッパ48により制限された上昇限位置にある。
つまり、スプリング47の付勢力は、個々のリフタ41がワーク1から受けるワーク1の重量を少なくとも支持するのに十分な力を有する。
ワーク1の上方からアッパーフレーム32の下向きの加圧力を受けるとき、図6(b)に示すように、挿通部材43は、スプリング47を下向きに圧縮しながら、ワーク1の下面がロワフレーム31の下金型に当接して、さらにアッパーフレーム32の上金型とでワーク1が切断される高さまで、下降する。
ワーク1の幅方向に沿って、中央付近に配置されるリフタ41では、最も短い長さ調整ロッド44が選択される。
ワーク1の幅方向に沿って両側に近づくにつれて、そこに配置されるリフタ41では、徐々に長くなる長さ調整ロッド44が選択される。
最も両側に配置されるリフタ41では、最も長い長さ調整ロッド44が選択される。
すなわち、図3に示すように、ワーク1がリフタ41によって支持されている場合はもちろん、図4に示すように、ワーク1の先端側がリフタ41によって支持されていない場合でも、ワーク1の先端側の垂れ下がりを防止する。
本実施形態では、搬出装置50を、ブランク3を上下両面から挟持して軸まわりに回転することにより搬出する搬出ローラ51として図示する。
ブランク3を搬出するとき、搬出ローラ51はモータにより作動されて回転する。
ブランク3を切断装置30により切り出すとき、搬出ローラ51は作動を停止する。
スクラップ4は、ワーク1の幅方向から見て両側部に形成される。
本実施形態では、スクラップ排出装置60を、スクラップ4をその下側から上向きに突き上げて所定高さにもたらすスクラップキッカー61として図示する。
スクラップキッカー61は、傾斜面62を上端に備えて傾斜面62を突き上げる作動部材63を有する。
作動部材63は、傾斜面62を、図5に実線で示す突き上げ位置と、2点鎖線で示す格納位置との間で、切り替え作動する。
スクラップキッカー61が突き上げ位置にあるとき、傾斜面62の高さは、各リフタ41により支持されるワーク1の高さよりも下方に位置する。
このとき、傾斜面62がワーク1の幅方向から見て内側から外側に向けて下り勾配をなしているため、傾斜面62により突き上げられるスクラップ4には、傾斜面62に沿って外側に滑り落ちる力が作用する。
そのため、傾斜面62により突き上げられたスクラップ4は、傾斜面62に沿って外側に滑り落ちる。
これにより、搬出ローラ51によるブランク3の搬出と、送給ローラ21によるワーク1の送給とが同時に行われる。
まず、送給装置20の送給ローラ21が、帯状のワーク1を切断装置30の切断位置に向けて送給する(送給ステップA、図1(a)参照)。
そのため、ワーク1は、所定の上昇位置にある各リフタ41によってほぼU字状に支持されて、垂れ下がりを防止されながら、切断位置まで送給される(送給ステップA、図1(b)、図5参照)。
そのため、ワーク1は、各リフタ41およびスクラップキッカー61を備えていない、通常の切断装置において切断される場合と全く同様にして切断されて、ブランク3の切り出しが行われる。
すなわち、アッパーフレーム32の再上昇による下向きの加圧力解除により、支持装置40の各リフタ41がスプリング47の付勢力により所定高さまで上昇復帰する。
これにより、ブランク3を切り出し後のワーク1は、各リフタ41により支持される所定の高さまで上昇する。
スクラップキッカー61は、傾斜面62を上向きに突き上げる。これにより、スクラップ4は、スクラップキッカー61の傾斜面62により上向きに突き上げられて、傾斜面62に沿って切断装置30の外側へ排出される。
図1(d)では、このとき、ブランク3は搬出方向にやや移動して図示されている。ワーク1およびスクラップ4との分離を容易にするために、ブランク3を搬出方向にわずかに移動させることは可能である。もちろん、この移動は省略してよい。移動させる場合も、ブランク3の分離のためのものであり、搬出のためのものではない。したがって、この時点では、ブランク3の搬出は行われない。
すなわち、搬出装置50の搬出ローラ51が、ブランク3を切断装置30外へ搬出する。
この搬出ローラ51によるブランク3の搬出と、送給ローラ21によるワーク1の送給とを、同時に行う。
一方、搬出ローラ51によるブランク3の搬出高さは、ロワフレーム31の下金型の上面において切断された高さのままである。
そのため、送給ローラ21によるワーク1の送給高さは、搬出ローラ51によるブランク3の搬出高さよりも上方へ離間した位置にある。
これにより、例えば、搬出ローラ51により搬出されるブランク3が切断装置30上に残って、送給ローラ21により送給されるワーク1がブランク3に追いつき、追い越す場合でも、ワーク1とブランク3との干渉は発生しない。
そのため、スクラップキッカー61の傾斜面62および傾斜面62上を滑り落ちるスクラップ4の高さは、送給ローラ21によるワーク1の送給高さよりも下方へ離間した位置にある。
これにより、例えば、送給ローラ21がワーク1を送給する際にスクラップキッカー61が突き上げた位置に残っている場合でも、ワーク1とスクラップキッカー61またはスクラップ4との干渉は発生しない。
切断装置30によりワーク1から切り出されたブランク3(切断ステップB)の高さと、ブランク3を切り出し後のワーク1の高さとが異なる高さとなるように、支持装置40がワーク1を所定高さに支持する(支持ステップC)。
そのため、搬出装置50によるブランク3の搬出(搬出ステップD)と、送給装置20によるワーク1の送給(送給ステップA)とを同時に行っても、ブランク3とワーク1とが干渉する恐れがない。
これにより、ブランク3の搬出タイミングに合わせてワーク1の送給タイミングを設定することができる。
したがって、ブランク3の搬出およびワーク1の送給を効率よく行うことができ、短いサイクルタイムでブランキング加工を実現することができる。
例えば、支持装置40が、切り出されたブランク3をワーク1に対して上昇または下降させることにより、ワーク1の高さとブランク3の高さとが異なるように構成してもよい。
3…ブランク
10…ブランキング加工装置
20…送給装置
30…切断装置
40…支持装置
50…搬出装置
Claims (2)
- 長尺状のワークを順次送りながらブランクを切り出すブランキング加工方法であって、
前記ワークを切断装置の切断位置に向けて送給する送給ステップと、
前記切断位置において前記ワークから所定形状のブランクを切り出す切断ステップと、
切り出された前記ブランクおよび当該ブランクを切り出し後の前記ワークのいずれか一方を他方に対して異なる高さに支持する支持ステップと、
前記ブランクを前記切断装置外へ搬出する搬出ステップと、を含み、
前記支持ステップ後に、前記送給ステップおよび前記搬出ステップを同時に行う、ブランキング加工方法。 - 長尺状のワークを順次送りながらブランクを切り出すブランキング加工装置であって、
前記ワークを送給する送給装置と、
前記送給装置により送給されてきた前記ワークから所定形状のブランクを切り出す切断装置と、
前記切断装置により切り出された前記ブランクおよび当該ブランクを切り出し後の前記ワークのいずれか一方を他方に対して異なる高さに支持する支持装置と、
切り出された前記ブランクを前記切断装置外へ搬出する搬出装置と、を備え、
前記支持装置の作動後、前記送給装置による前記ワークの送給および前記搬出装置による前記ブランクの搬出を同時に行う、ブランキング加工装置。
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