JP2013141613A - 産業用加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
産業用加熱装置の洗浄液や被加工物を加熱する液体は、供給される洗浄液を貯留槽へ一定量貯留し、加熱してから利用側へ供給される方式が用いられているが、貯留槽内でも一定の熱量が失われ、さらに、貯留槽に追加供給される洗浄液はその温度が環境温度に依存して変化し、貯留槽内の洗浄液の温度を一定に保つのが困難であった。
【解決手段】
被加工物を洗浄した後の洗浄済液を一時的に貯留する貯留槽と、貯留槽に貯留された洗浄済液を再洗浄液にするための再生部と、貯留槽に未使用の洗浄液を供給する供給管が備えられている。この供給管の中途部には未使用の洗浄液を加熱するための、予熱装置が設けられる。供給管から供給された未使用の洗浄液と、再洗浄液とは、混合部で混合される。混合部には混合された洗浄液を加熱するヒートポンプ装置が設けられている。
【選択図】図1
産業用加熱装置の洗浄液や被加工物を加熱する液体は、供給される洗浄液を貯留槽へ一定量貯留し、加熱してから利用側へ供給される方式が用いられているが、貯留槽内でも一定の熱量が失われ、さらに、貯留槽に追加供給される洗浄液はその温度が環境温度に依存して変化し、貯留槽内の洗浄液の温度を一定に保つのが困難であった。
【解決手段】
被加工物を洗浄した後の洗浄済液を一時的に貯留する貯留槽と、貯留槽に貯留された洗浄済液を再洗浄液にするための再生部と、貯留槽に未使用の洗浄液を供給する供給管が備えられている。この供給管の中途部には未使用の洗浄液を加熱するための、予熱装置が設けられる。供給管から供給された未使用の洗浄液と、再洗浄液とは、混合部で混合される。混合部には混合された洗浄液を加熱するヒートポンプ装置が設けられている。
【選択図】図1
Description
本発明の実施態様は、産業用設備において被加熱物を加熱するヒートポンプ装置を用いた産業用加熱装置に関する。
部品を製造する工場などの産業用設備において、仕上げた部品を加熱した水等の洗浄液で洗浄する工程や、被加工物を加熱するための工程がある。たとえば、従来は、洗浄液や、被加工物を過熱するための液体を、化石燃料を燃焼させるボイラーや電力を直接熱エネルギーに変換する電気ヒーターなどを用いて先浄液や被加工物を加熱していた。
また、加熱用の熱源機として外気を熱源とした冷凍サイクルからなるヒートポンプ装置を用いる場合もある。
上述したような産業用加熱装置の洗浄液や被加工物を加熱する液体は、供給される洗浄液を貯留槽へ一定量貯留し、加熱してから利用側へ供給される方式が用いられている。
しかし、貯留槽内でも一定の熱量が失われ、さらに、貯留槽に追加供給される洗浄液はその温度が環境温度に依存して変化し、貯留槽内の洗浄液の温度を一定に保つのが困難であった。
しかし、貯留槽内でも一定の熱量が失われ、さらに、貯留槽に追加供給される洗浄液はその温度が環境温度に依存して変化し、貯留槽内の洗浄液の温度を一定に保つのが困難であった。
本発明の実施形態は上記課題を解決するためなされたものであり、洗浄液により被加工物を洗浄する産業用加熱装置である。
この産業用加熱装置は、被加工物を洗浄した後の洗浄済液を一時的に貯留する貯留槽と、貯留槽に貯留された洗浄済液を再洗浄液にするための再生部と、貯留槽に未使用の洗浄液を供給する供給管が備えられている。この供給管の中途部には未使用の洗浄液を加熱するための、予熱装置が設けられる。供給管から供給された未使用の洗浄液と、再洗浄液とは、混合部で混合される。混合部には混合された洗浄液を加熱するヒートポンプ装置が設けられている。
この産業用加熱装置は、被加工物を洗浄した後の洗浄済液を一時的に貯留する貯留槽と、貯留槽に貯留された洗浄済液を再洗浄液にするための再生部と、貯留槽に未使用の洗浄液を供給する供給管が備えられている。この供給管の中途部には未使用の洗浄液を加熱するための、予熱装置が設けられる。供給管から供給された未使用の洗浄液と、再洗浄液とは、混合部で混合される。混合部には混合された洗浄液を加熱するヒートポンプ装置が設けられている。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態の産業用加熱装置Aについて、図1に概略図を示す。
第1の実施形態に係る産業用加熱装置Aは、組込み前の機械部品等の被加工物4aを洗浄するための洗浄装置であり、洗浄ラインSを流通する被加工物4aを洗浄する洗浄液を加熱するものである。
本発明の第1の実施形態の産業用加熱装置Aについて、図1に概略図を示す。
第1の実施形態に係る産業用加熱装置Aは、組込み前の機械部品等の被加工物4aを洗浄するための洗浄装置であり、洗浄ラインSを流通する被加工物4aを洗浄する洗浄液を加熱するものである。
産業用加熱装置Aは、洗浄液Lを貯留するための洗浄液貯留槽2を備えている。
洗浄液貯留槽2は、上部が開口しており、内部は洗浄後の洗浄済液をろ過するフィルタ等からなる洗浄液再生部11によって、混合槽2aと洗浄済液貯留槽2bに仕切られている。
洗浄液貯留槽2は、上部が開口しており、内部は洗浄後の洗浄済液をろ過するフィルタ等からなる洗浄液再生部11によって、混合槽2aと洗浄済液貯留槽2bに仕切られている。
洗浄済液貯留槽2bの直上には、被加工物4aをベルトコンベア等で流通させつつ洗浄する洗浄ラインSが配置されている。また、洗浄済液貯留槽2bの液面高さ付近には、廃液管1が接続されており、液面高さ付近の汚れた洗浄液Lが貯留槽2外へ排出されるようになっている。
一方、混合槽2aの上方には、供給管6aの供給口が設けられており、未使用洗浄液L1が供給されるように配置されている。これにより、廃液管1から洗浄後の汚れた洗浄液L2が排出されても新たな未使用の洗浄液L1が供給され、洗浄液貯留槽2内の液面高さは一定に保たれるようになっている。
一方、混合槽2aの上方には、供給管6aの供給口が設けられており、未使用洗浄液L1が供給されるように配置されている。これにより、廃液管1から洗浄後の汚れた洗浄液L2が排出されても新たな未使用の洗浄液L1が供給され、洗浄液貯留槽2内の液面高さは一定に保たれるようになっている。
また、洗浄汲み上げポンプ21を有する洗浄配管3が設けられており、一端が混合槽2a内に浸漬されて配置されている。洗浄配管3の他端には、洗浄シャワー15が設けられており、洗浄ラインSの上方から被加工物4aへ洗浄液Lを吹き付けるように配置されている。
混合槽2aの下方には循環流路配管8が接続されており、加熱ヒートポンプ装置5が接続されている。
この加熱ヒートポンプ装置5は、冷媒配管によって順次接続された圧縮機と凝縮器と膨張装置と蒸発器を備えた冷凍サイクルを有しており、この冷凍サイクル内を冷媒が循環することで、外気から熱を汲み上げ、凝縮器で冷媒と洗浄液L3を熱交換させて洗浄液循環流路8内を循環する洗浄液L3を加熱する。
新たな未使用の洗浄液L1を供給する供給管6の中途部には、予熱用貯留槽9が設けられており、予熱用貯留槽9には、圧縮機と凝縮器と膨張装置と蒸発器とを有する冷凍サイクル装置を備えた予熱ヒートポンプ装置10が接続されている。予熱用貯留槽9及び予熱ヒートポンプ装置10は、未使用の洗浄液L1を加熱することで、未使用の洗浄液L1を予熱する予熱装置として機能する。即ち、供給管6を流動する未使用の洗浄液L1は一時的に、予熱用貯留槽9へ貯留され、予熱ヒートポンプ装置10により予熱される。その後、未使用の洗浄液L1は供給管6を介して混合槽2aに供給される。
次に、上記のように構成された産業用加熱装置Aの動作について説明する。なお、産業用加熱装置Aの動作状態によって変化する洗浄液L3の温度を所定温度に保つために必要な熱量の様子を図2に示す。
図2のグラフは横軸に産業用加熱装置Aの立上から経過した時間を示し、縦軸に熱量を示すものである。
図2のグラフは横軸に産業用加熱装置Aの立上から経過した時間を示し、縦軸に熱量を示すものである。
産業用加熱装置Aの運転開始前には、洗浄液貯留槽2に前回運転により貯留された洗浄液L3が貯留されている。産業用加熱装置Aが洗浄運転を開始する前の準備段階として立上を行なう。即ち、加熱ヒートポンプ装置5が運転を開始し、洗浄液貯留槽2の混合槽2a内の洗浄液L3を加熱する。立上直後には洗浄液貯留槽2内の洗浄液L3の温度は、洗浄運転に必要な所定温度を大きく下回っている。そのため、洗浄液L3の温度を所定温度にまで上昇させる必要があり、必要な熱量は図2のグラフの領域X1のように、運転中で最も大きくなる。
そのため、立上直後には、洗浄ラインSの運転は行わず、加熱ヒートポンプ装置5を運転させて洗浄液貯留槽2内の洗浄液L3を所定温度まで上昇させる。
また、加熱ヒートポンプ装置5の運転と同時に予熱ヒートポンプ装置10の運転を開始して、予熱用貯留槽9内に貯留された未使用洗浄液L1を所定温度まで加熱する。
そのため、立上直後には、洗浄ラインSの運転は行わず、加熱ヒートポンプ装置5を運転させて洗浄液貯留槽2内の洗浄液L3を所定温度まで上昇させる。
また、加熱ヒートポンプ装置5の運転と同時に予熱ヒートポンプ装置10の運転を開始して、予熱用貯留槽9内に貯留された未使用洗浄液L1を所定温度まで加熱する。
洗浄液貯留槽2内の洗浄液L3の温度が所定温度まで上昇すると、待機(保温)状態となり、図2の領域X2の様に、周囲の雰囲気温度等の自然条件によって生じる放熱による熱負荷に対して、貯留槽2内の洗浄液L3の温度低下を防ぐ熱量が供給される。
また、予熱ヒートポンプ装置10は、予熱用貯留槽9内の未使用洗浄液L1が一定温度に保たれるように運転を行なう。
また、予熱ヒートポンプ装置10は、予熱用貯留槽9内の未使用洗浄液L1が一定温度に保たれるように運転を行なう。
その後、産業用加熱装置Aが洗浄運転を開始すると、予熱用貯留槽9に貯留された未使用洗浄液L1が供給管6aを介して、混合槽2aに供給される。
また、洗浄用ポンプ21が駆動し、汲み上げられた洗浄液Lが洗浄配管3を介して、洗浄シャワー15へ供給され、洗浄ラインS上へ散布される。また、混合槽2a内の洗浄ラインSが動作を開始し、被加工物4aが洗浄液Lにより洗浄されつつ、洗浄ラインS上を流れていく。
また、洗浄用ポンプ21が駆動し、汲み上げられた洗浄液Lが洗浄配管3を介して、洗浄シャワー15へ供給され、洗浄ラインS上へ散布される。また、混合槽2a内の洗浄ラインSが動作を開始し、被加工物4aが洗浄液Lにより洗浄されつつ、洗浄ラインS上を流れていく。
被加工物4aを洗浄した洗浄液Lは、被加工物4aに付着した汚れや油分を含む洗浄済液L2となって、洗浄ラインS下方の洗浄済液貯留槽2bへ滴下し、貯留される。
洗浄済液貯留槽2b内に貯留された洗浄済液L2の液面には、洗浄によって被加工物に付着していた油分や汚れ等の不純物が浮いており、洗浄済液L2の一部とともに廃液管1から常時排出される。
洗浄済液貯留槽2b内に貯留された洗浄済液L2の液面には、洗浄によって被加工物に付着していた油分や汚れ等の不純物が浮いており、洗浄済液L2の一部とともに廃液管1から常時排出される。
また、洗浄済液貯留槽2bに貯留された洗浄済液L2の一部は、洗浄液再生部11を通過して油分や汚れ等の不純物が濾過され、混合槽2aへ流れ、再処理洗浄液L3となり、供給管6から供給された未使用洗浄液L1と混合される。そして、混合された洗浄液L3は、洗浄用ポンプ21から吸い上げられ洗浄配管3から洗浄シャワー15へ送られ洗浄ラインSへ散布される。この様に、洗浄液Lのほとんどは循環するようになっている。
洗浄運転中において、洗浄液Lは洗浄シャワー21の散布などにより熱量が失われるため、グラフの領域X3のように、待機状態に比べて失う熱量は大きくなる。このため、洗浄運転中に洗浄液貯留槽2内の洗浄液L2,L3の温度を保つために供給される熱量は大きくする必要がある。
ここで、予熱用貯留槽2内に貯留されている未使用洗浄液L1の温度は、洗浄運転中において、洗浄シャワー21の散布などで失われる熱量を補うために、洗浄液貯留槽2内の温度よりも高い温度に設定されているのが好ましく、これにより、加熱ヒートポンプ装置5の運転出力を一定に保ちつつ、容易に洗浄液貯留槽2内の洗浄液Lの温度を一定に保つことが可能となる。
上記実施形態では、加熱装置として、ヒートポンプ装置のみを用いたが、その他の加熱手段を合わせて用いても良い。特に、大きな熱量を必要とする立上時には、電気ヒーターやボイラー等のような短時間で大きな熱量を発生させる熱源を組み合わせて用いても良い。
上記のように、供給管6から供給される未使用洗浄液L1を、予め所定の温度に予熱することで、混合槽2aに未使用洗浄液L1が供給されても、混合槽2a内の温度変化が小さくすることができ、温度分布がより均一な状態となるため、容易に温度管理を行なうことができ、より均一な温度の洗浄液Lによって洗浄処理を行なうことができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の産業用加熱装置Aについて、図3に概略構成図を示し説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
第2の実施形態の産業用加熱装置Aは予熱ヒートポンプ装置を備えておらず、排熱回収熱交換器14が設けられている。
第2の実施形態の産業用加熱装置Aについて、図3に概略構成図を示し説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
第2の実施形態の産業用加熱装置Aは予熱ヒートポンプ装置を備えておらず、排熱回収熱交換器14が設けられている。
排熱回収熱交換器14は、供給管6と排水管7に接続されており、供給管6から流動する未使用洗浄液L1と排水管7から流動する洗浄済液L2を熱交換させるものである。
即ち、排熱回収熱交換器14は、洗浄液貯留槽2から排出された洗浄済液L2の持つ余熱を熱源として、未使用洗浄液L1を加温する予熱装置として機能する。
また、混合槽2aにはボイラーや電気ヒーターなどの加熱熱源13が設けられている。
即ち、排熱回収熱交換器14は、洗浄液貯留槽2から排出された洗浄済液L2の持つ余熱を熱源として、未使用洗浄液L1を加温する予熱装置として機能する。
また、混合槽2aにはボイラーや電気ヒーターなどの加熱熱源13が設けられている。
上記のように、洗浄処理後に廃棄される洗浄済液L2の熱を用いて、洗浄処理前の未使用洗浄液L1を予熱することにより、廃熱を回収し、エネルギー損失を小さくすることができる。これにより、加熱熱源13の出力を低く抑えることができ、エネルギーコストを低く抑えることができる。
また、洗浄済液L2は、一定温度に保たれた洗浄液貯留槽2から直接廃液管1へ供給されるため、安定した熱源として使用することができ、温度の安定した洗浄液L3を洗浄ラインSへ供給することが出来る。
また、洗浄済液L2は、一定温度に保たれた洗浄液貯留槽2から直接廃液管1へ供給されるため、安定した熱源として使用することができ、温度の安定した洗浄液L3を洗浄ラインSへ供給することが出来る。
上記のように、供給管6から供給される未使用洗浄液L1を、排熱回収熱交換器14を用いて、洗浄済液L2の熱を利用し予熱することで、新たに電力や化石燃料を消費しせずに、予熱することができる。これにより、エネルギーコストを低く抑えつつ、未使用洗浄液L1を予熱し、混合槽2a内の温度変化が小さく、温度分布が均一で温度管理を容易に行なうことができる産業用加熱装置Aを提供することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されない。例えば、第1、第2の実施形態において、加熱ヒートポンプ装置5は、循環流路配管8を介して、加熱ヒートポンプ装置5内の凝縮器に洗浄液Lを流通させ、冷凍サイクル中の冷媒と熱交換させることで洗浄液Lを加熱したが、その他にも、冷媒の凝縮器そのものを混合槽2a内に配置して混合槽2a内の洗浄液Lを直接加熱しても良い。
また、中間熱媒体を用い、冷凍サイクルの凝縮器において冷媒と中間熱媒体とを熱交換させ、さらにこの中間熱媒体と洗浄液貯留槽2の洗浄液L3が熱交換する熱交換器を洗浄液貯留槽2内に浸漬し、両熱交換器間を中間熱媒体が流通するように配管接続するとともに、その配管途中に中間熱媒体を循環させるポンプを設けても良い。このような中間熱媒体としては、水や不凍液が適切である。
また、中間熱媒体を用い、冷凍サイクルの凝縮器において冷媒と中間熱媒体とを熱交換させ、さらにこの中間熱媒体と洗浄液貯留槽2の洗浄液L3が熱交換する熱交換器を洗浄液貯留槽2内に浸漬し、両熱交換器間を中間熱媒体が流通するように配管接続するとともに、その配管途中に中間熱媒体を循環させるポンプを設けても良い。このような中間熱媒体としては、水や不凍液が適切である。
洗浄液貯留槽2は、自然に失われる熱量を小さくするために小規模に構成することが好ましい。また、上記第1、第2の実施形態では、洗浄済液貯留槽2b及び混合槽2aは一体である洗浄液貯留槽2を、洗浄液再生部11で仕切って構成したが、その他の実施形態として、洗浄済液貯留槽2bと混合槽2aをそれぞれ別の槽とし、この2つの槽を洗浄液が流通可能な連通路で接続し、洗浄済液貯留槽2bの洗浄済液を再洗浄液とする洗浄液再生部をこの連通路中に設けても良い。即ち、洗浄済液貯留槽2bと洗浄液再生部11と混合槽2aとが配管等により接続された構成としても良い。
また、連通路中に洗浄済液貯留槽2b内の洗浄済液L2が混合槽2aに強制的に流れるようにポンプを設けてもよい。
また、連通路中に洗浄済液貯留槽2b内の洗浄済液L2が混合槽2aに強制的に流れるようにポンプを設けてもよい。
さらに、本発明の実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成でき、本発明の実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
産業用加熱装置…A、洗浄液…L、未使用洗浄液…L1、洗浄済液…L2、再処理洗浄液…L3、廃液管…1、洗浄液貯留槽…2、混合槽…2a、洗浄済液貯留槽…2b、洗浄液再生部…11、供給管…6、供給口…6a、加熱ヒートポンプ装置…5、予熱用貯留槽…9、予熱ヒートポンプ装置…10、排熱回収熱交換器…14、洗浄ライン…S、被加工物 …4a、循環流路配管…8、洗浄用ポンプ…21、洗浄配管…3、洗浄シャワー…15、加熱熱源…18
Claims (3)
- 被加工物を洗浄する洗浄液を加熱する産業用加熱装置において、
被加工物を洗浄した後の洗浄済液を一時的に貯留する貯留槽と、
前記貯留槽に貯留された洗浄済液を再洗浄液にするための再生部と、
未使用の洗浄液と、前記再洗浄液とを混合する混合部と、
未使用の洗浄液を前記混合部に供給する供給管と、
前記混合部で混合された洗浄液を加熱するヒートポンプ装置と、
前記供給管の中途部に設けられて、未使用の洗浄液を加熱する予熱装置とを、
有することを特徴とする産業用加熱装置。 - 前記予熱装置がヒートポンプ装置であることを特徴とする請求項1に記載の産業用加熱装置。
- 前記貯留槽には、洗浄済液の一部を排出するための廃液管が接続されており、
前記予熱装置は、前記廃液管に接続されて、前記未使用の洗浄液と前記廃液管から排出された前記洗浄済液を熱交換させることを特徴とする請求項1に記載の産業用加熱装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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- 2012-01-06 JP JP2012001292A patent/JP2013141613A/ja active Pending
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