JP2013141130A - 無線装置、無線装置の制御方法および無線装置の制御プログラム - Google Patents

無線装置、無線装置の制御方法および無線装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】制御管理プレーンをモニタリングして無線装置における問題解決を効率的に行なうこと。
【解決手段】アンテナを介して受信した無線信号に対し、無線制御装置からの指示に応じた処理を施す演算処理手段と、無線制御装置から送信された第1制御信号を受信する第1受信手段と、第1制御信号に含まれる第1監視制御データを演算処理手段に送信する第1中継手段と、演算処理手段を経由した第1監視制御データを受信して第1受信手段に送信する第2中継手段と、第1受信手段から第1中継手段に送信された第1監視制御データと、第2中継手段から第1受信手段に送信された演算処理手段を経由した第1監視制御データとをモニタリングするモニタリング手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線装置における信号ラインのモニタリング技術に関する。
上記技術分野において、非特許文献1に示されているように、ベースバンド信号の処理を行うREC(無線制御装置)及び無線信号の処理を行うRE(無線装置)間のレイヤ1とレイヤ2のインタフェースであるCPRIが知られている。
そして、無線基地局を無線制御装置と無線装置とに分離して無線制御装置と無線装置間のインタフェースをオープンにすることにより、無線基地局内の各機能部のマルチベンダ化を図っている。
CPRIリンクを実装する無線装置のソフトウェア、ハードウェアの開発および不具合の調査の際に、無線装置を制御する制御管理プレーン(Control and management plane, 図中C&M plane)をモニタリングすることは、開発の効率化や不具合の解決への期間短縮に繋がり、品質の向上に直結する。そこで、このモニタリングを特殊な設備を準備することなくPC等の簡易な設備によって実行する技術が重要である。
Common Public Radio Interface(CPRI) specification version 4.1(http://www.cpri.info/jp/index.html)
しかしながら、上記文献に記載の技術では、制御管理プレーンをモニタリングして問題解決を効率的に行なうことができなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る装置は、
アンテナを介して受信した無線信号に対し、無線制御装置からの指示に応じた処理を施す演算処理手段と、
前記無線制御装置から送信された第1制御信号を受信する第1受信手段と、
前記第1制御信号に含まれる第1監視制御データを前記演算処理手段に送信する第1中継手段と、
前記演算処理手段を経由した前記第1監視制御データを受信して前記第1受信手段に送信する第2中継手段と、
前記第1受信手段から前記第1中継手段に送信された前記第1監視制御データと、前記第2中継手段から前記第1受信手段に送信された前記演算処理手段を経由した前記第1監視制御データとをモニタリングするモニタリング手段と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る方法は、
アンテナを介して受信した無線信号に対し、無線制御装置からの指示に応じた処理を施す演算処理手段と、第1受信手段と、第1中継手段と、第2中継手段とを含む無線装置の制御方法であって、
前記無線制御装置から送信された第1制御信号を前記第1受信手段で受信するステップと、
前記第1制御信号に含まれる第1監視制御データを前記第1受信手段から前記第1中継手段を中継して前記演算処理手段に送信するステップと、
前記演算処理手段を経由した前記第1監視制御データを受信して前記第2中継手段を中継して前記第1受信手段に送信するステップと、
前記第1受信手段から前記第1中継手段に送信された前記第1監視制御データと、前記第2中継手段から前記第1受信手段に送信された前記演算処理手段を経由した前記第1監視制御データとをモニタリングするステップと、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るプログラムは、
アンテナを介して受信した無線信号に対し、無線制御装置からの指示に応じた処理を施す演算処理手段と、第1受信手段と、第1中継手段と、第2中継手段とを含む無線装置の制御プログラムであって、
前記無線制御装置から送信された第1制御信号を前記第1受信手段で受信するステップと、
前記第1制御信号に含まれる第1監視制御データを前記第1受信手段から前記第1中継手段を中継して前記演算処理手段に送信するステップと、
前記演算処理手段を経由した前記第1監視制御データを受信して前記第2中継手段を中継して前記第1受信手段に送信するステップと、
前記第1受信手段から前記第1中継手段に送信された前記第1監視制御データと、前記第2中継手段から前記第1受信手段に送信された前記演算処理手段を経由した前記第1監視制御データとをモニタリングするステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、制御管理プレーンをモニタリングして無線装置における問題解決を効率的に行なうことができる。
本発明の第1実施形態に係る無線装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る無線通信システムの前提技術の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る無線通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態におけるモニタリング部の内部構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態におけるCPRIのフレームおよびMIIのフレームを示す図である。 本発明の第2実施形態における調停部のモニタリング対象についてのテーブルを示す図である。 本発明の第2実施形態における調停部のフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る無線通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態におけるモニタリング部の内部構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る無線通信システムの各部構成の接続状況を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る無線通信システムの各部構成におけるデータの送受信を示す図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明記載する。ただし、以下の実施の形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、機能要素などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本発明の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての無線装置101について、図1を用いて説明する。
図1に示すように、無線装置101は、演算処理部102と、第1受信部103と、第1中継部104と、第2中継部105と、モニタリング部106とを含む。
演算処理部102は、アンテナを介して受信した無線信号に対し、無線制御装置110からの指示に応じた処理を施す。第1受信部103は、無線制御装置110から送信された第1制御信号を受信する。第1中継部104は、第1制御信号に含まれる第1監視制御データを演算処理部102に送信する。第2中継部105は、演算処理部102を経由した第1監視制御データを受信して第1受信部103に送信する。
モニタリング部106は、第1受信部103から第1中継部104に送信された第1監視制御データと、第2中継部105から第1受信部103に送信された演算処理部102を経由した第1監視制御データとをモニタリングする。
以上の構成および動作により、本実施形態に係る無線装置によれば、制御管理プレーンをモニタリングして無線装置における問題解決を効率的に行なうことができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る無線通信システム200について、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態に係る無線通信システムの前提技術の概要を説明するための図である。
(前提技術)
本実施形態の前提技術としてのCPRI(Common Public Radio Interface)のFast C&M(Control & Management) Channelのモニタリング方法の例を、CPRIのFast C&M Channelに関わる無線装置(RE:Radio Equipment)の構成を示す図2を用いて説明する。
図2において、無線通信システム200は、無線基地局のベースバンド信号の処理を行う無線制御装置210と、無線信号の処理を行いデイジーチェーン接続される無線装置201、220とから構成される。
そして、無線装置201のCPRI部203は、無線制御装置210と無線装置201とをCPRIリンクで接続する。同様に、CPRI部207は、無線装置201と220とをCPRIリンクで接続する。そして、CPRI部203、207は、CPRI信号に含まれる制御管理プレーン(制御管理プレーン:Control & Management Plane.図中ではC&M Plane)とSYNCとU planeとを分離する。
下りL2SW(Layer2 Switch)204は、無線制御装置210から出力された制御管理プレーンをCPU(Central Processing Unit)202と無線装置220とに出力する。一方、上りL2SW206は、無線装置220から出力される制御管理プレーンとCPU202から送信される制御管理プレーンを無線制御装置210に出力する。CPU202は、制御管理プレーンの情報を元に無線装置201の監視制御を行う。CPU202は、PC240とEthernet(登録商標。以下、LANという。)による接続を行なうために、IEEE 802.3(非特許文献1)に準拠したMII(Media Independent Interface)を実装し、LAN231とコネクタ232と、CPU202から出力される制御管理プレーンをモニタリングするPC240とから構成される。
前提技術である制御管理プレーンのモニタリング方法において、CPU202は制御管理プレーンをPC240に出力するが、次のような課題がある。
第1に、CPU202には、制御管理プレーンをPC240に出力する処理が追加されるため本来の監視制御以外のモニタリング処理が必要となり、CPU240の負荷が高くなる。
第2に、CPU202は制御管理プレーンをPC240に出力することによりモニタリングを実現する。そのため、CPU202に接続されている下りL2SW204からCPU202の間(272)と、CPU202から上りL2SW205の間(274)の信号ラインの制御管理プレーンのデータをモニタリングすることが可能である。
一方、CPRI部203から下りL2SW204の間(271)と、下りL2SW204からCPRI部207の間(273)と、CPRI部207から上りL2SW205の間(275)と、上りL2SW205からCPRI部203の間(276)の信号ラインの制御管理プレーンのデータをモニタリングすることができない。そのため、すべての信号ラインに生じた不具合を確認することができないため、信号ライン271、273、275、276のいずれかで不具合を生じた場合には、不具合の生じた箇所を特定することが難しい。
(実施形態)
本発明の第2実施形態に係る無線通信システム300について、図3を用いて説明する。図3は、本実施形態に係る無線通信システム300の構成を示すブロック図である。本実施形態は、CPRIリンクを用いた無線基地局の無線信号を処理する無線装置301において、CPRIの高速制御管理チャネルをCPUに負荷を与えることなく、無線装置内の任意の高速制御管理チャネルをPC等の簡易な設備にてモニタリングをできるようにしたことを特徴としている。
無線通信システム300は、無線装置301と、無線制御装置310と、無線装置320とをマルチホップ接続する構成である(図10参照)。なお、無線装置301は、PC340と通信可能に接続されている。
図10において、無線装置301、320と、無線制御装置310とがマルチホップ接続された状態を示す。無線装置301は、無線制御装置310および無線装置320と接続されている。無線装置320は、無線制御装置310とは無線装置301を介して接続されている。
次に、図11は、無線基地局1100の概要を示す図である。無線基地局1100は、無線制御装置310と、無線装置301、320とを備える。無線制御装置310は、レイヤ1(物理層)1121と無線装置301のレイヤ1(物理層)1131とを、CPRIリンク1125により接続されており、アンテナを介して受信した無線信号中の制御信号を無線装置301に送信する。
無線装置301は、無線装置320と、レイヤ1(物理層)1131と無線装置301のレイヤ1(物理層)1141とを、CPRIリンク1135により接続されており、アンテナを介して受信した無線信号中の制御信号や、無線制御装置310から取得した制御信号などを無線装置320に送信する。
以上のような構成からなる無線通信システム300において、無線装置301の構成を説明する(図3)。無線装置301は、CPU302と、CPRI部303、307と、下りL2スイッチ304と、上りL2スイッチ305とを備える。無線装置301は、さらに、モニタリング部306と、Ethernet PHY チップ(LAN)331と、コネクタ332と、スイッチ330とを備える。CPU302は、制御プログラム308を備える。
まず、無線装置301のCPRI部303は、無線制御装置310から第1制御信号を受信する。CPRI部303は、受信した第1制御信号に含まれる制御管理プレーンを下りL2スイッチ304に送信する。なお、第1制御信号は、同期信号であるSYNCデータと、ベースバンドのIQデータであるU planeデータと、無線装置の監視制御を行なう制御管理プレーンデータとから構成される。また、CPRIの制御管理プレーンは、データ伝送制御手順であるHDLC(High-Level Data Link Control)を用いて監視制御を行なう低速制御管理チャネルと、高速イーサネット(登録商標)を用いて監視制御を行なう高速制御管理チャネルのいずれか1つ以上から構成される。
CPRI部303は、制御管理プレーンを下りL2スイッチ304に送信する(信号ライン371)。下りL2スイッチ304は、受信した制御管理プレーンをCPU302に送信する(信号ライン372)。CPU302は、受信した制御管理プレーンを上りL2スイッチ305に送信する(信号ライン374)。そして、上りL2スイッチ305は、受信した制御管理プレーンをCPRI部303に送信する(信号ライン373)。また、CPRI部307は、無線装置320から受信した第2制御信号に含まれる制御管理プレーンを上りL2スイッチ305に送信する(信号ライン375)。下りL2スイッチ304は、受信した制御管理プレーンをCPRI部307に送信する(信号ライン376)。
モニタリング部306は、無線装置301内の制御管理プレーンの高速制御管理チャネルまたは低速制御管理チャネルのデータをモニタ351〜356により取り込む。モニタリング部306は、取り込んだデータをLAN331およびコネクタ332を介してPC340に出力する。
スイッチ330は、制御管理プレーンの信号ライン(371〜376)について、モニタリングの対象とする箇所の有効(ON)/無効(OFF)の設定をモニタ351〜モニタ356により選択することができる。モニタリング部306は、スイッチ330からのモニタリング対象の選択に基づいてモニタリングした制御管理プレーンのデータを、LAN331に出力する。
モニタ351は、CPRI部303から下りL2スイッチ304に送信される信号ライン371をモニタリングする。モニタ352は、下りL2スイッチ304からCPU302に送信される信号ライン372をモニタリングする。モニタ353は、上りL2スイッチ305からCPRI部303に送信される信号ライン373をモニタリングする。モニタ354は、CPU302から上りL2スイッチ305に送信される信号ライン374をモニタリングする。モニタ355は、CPRI部307から上りL2スイッチ305に送信される信号ライン375をモニタリングする。モニタ356は、下りL2スイッチ304からCPRI部307に送信される信号ライン376をモニタリングする。
(無線装置)
次に、無線装置301のモニタリング部306について図4を用いて説明する。図4は、モニタリング部306の内部構成を示すブロック図である。
図4において、FIFO(First In, First Out)回路401〜406は、モニタ351〜356においてそれぞれモニタリングした無線装置301内の制御管理プレーンの信号ライン371〜376の制御管理プレーンデータを格納する。そして、これら制御管理プレーンデータをフレーム単位で管理する(図5参照)。そして、モニタリング部306は、図4に示す調停部407に対して、スイッチ330(不図示)からモニタリング対象として選択された信号ラインのデータの出力要求があった場合には、フレーム単位で調停部407にデータを出力する。
調停部407は、スイッチ330(不図示)によるスイッチ番号の選択に従って、制御管理プレーンの信号ラインのFIFO回路401〜406より信号ラインのデータを1フレーム単位で順番に読み出して4B/5B復号部408に出力する。
4B/5B復号部408とデータ補正部409と速度変換部410とは、一般的なLAN331がMII(Media Independent Interface)のインタフェースを実装するため、MIIと異なるCPRIの高速制御管理チャネルのデータをMIIのフォーマットに変換する機能を有する。なお、CPRI部303から送信される高速制御管理チャネルは、MIIのデータを4ビットから5ビットに拡張する4B/5B符号化したデータである。4B/5B復号部408は、調停部407からのCPRIのC&Mプレーンを4B/5B復号して、データ補正部409に出力する。
次に、データ補正部409について説明する。図5は、4B/5B復号した後のCPRIのフレーム(左図)およびMIIのフレーム(右図)を示す。本実施形態において、MAC(Media Access Control)クライアントデータ501には、MACレイヤのデータが入力される。また、フレームチェックシーケンス502は、デスティネーションアドレス503、ソースアドレス504、レングスタイプ505、およびMACクライアントデータ501の各データが正常か否か動作確認するための32ビットのCRC(Cyclic Redundancy Check)で計算されたCRC値が付加される。
CPRIのフレーム(左図)とMIIのフレーム(右図)とを比較すると、CPRIのMAC(Media Access Control)クライアントデータ501の最小値は1オクテットであるのに対し、MIIの最小値は46オクテットと大きい。そのため、データ補正部409は、MACクライアントデータ501のサイズが46オクテット以上の場合にはそのまま出力する。一方、データ補正部409は、クライアントデータ501のサイズが46オクテット未満の場合には、データサイズを46オクテットにするためにデータを追加する。そしてさらに、フレームチェックシーケンス502を再計算して付け直して、速度変換部410に出力する。
次に、速度変換部410について説明する。CPRIにおいて、制御管理プレーンの速度は、L1インバンドプロトコルのZ.194.0 Pointer pにより、1.92Mbpsから84.48Mbpsの範囲で選択できるのに対し、MIIでは、10Mbpsまたは100Mbpsを選択するため速度が異なる。そのため、速度変換部410は、受信したデータを10Mbpsまたは100Mbpsに変換し、LAN331に出力する。
調停部407における処理を図6に示す設定値一覧及び図7に示すフローチャートを用いて説明する。図6は、調停部407のモニタリング対象についてのテーブルを示す図である。
図6において、スイッチ330は、調停部407に対してスイッチ番号601の選択により、モニタ351〜356をモニタリングするFIFO回路401〜FIFO回路406のモニタのON(有効)602またはOFF(無効)603を決定(選択)する。このように、モニタリング対象はユーザにより手動で決定(選択)されて、スイッチ330によりモニタリング部306の調停部407に指示が出される。
次に、調停部407のフローチャートについて説明する。図7は調停部407における処理の流を示すフローチャートである。
ステップS701において、調停部407は、スイッチ番号と、FIFO回路401〜FIFO回路406とを選択するための変数nの初期値を1に設定する。次に、初期値をn=1に設定したため、ステップS703において、スイッチ番号1(信号ライン371)の出力が有効かどうか確認し、出力が有効の場合はステップS705に進み、出力が無効の場合はモニタリングしないためステップS709に進む。
スイッチ番号1(信号ライン371)における出力が有効だった場合には、ステップS705において、調停部407は、n=1より、FIFO回路401内に監視制御データが格納されているか否かFIFO回路401に確認する。制御管理プレーンデータがFIFO回路401に格納されている場合には、ステップS707に進み、制御管理プレーンデータがFIFO回路401に格納されていない場合には、モニタリングする制御管理プレーンデータが存在しないため、ステップS709に進む。
ステップS707において、FIFO回路401から信号ライン371の1フレーム分の制御管理プレーンデータを読み出して、4B/5B復号部408へ制御管理プレーンデータを出力する。ステップS709において、調停部407は、本実施形態においてスイッチ番号の最大値が6であるため、n=6の場合に、FIFO回路を選択するための変数nをn=1の初期値に戻す。一方、調停部407は、変数nがn=6以外の場合には、n=n+1に設定して次のスイッチ番号の処理を行うことにより、ラウンドロビンでFIFO回路401〜FIFO回路406の制御管理プレーンデータのモニタリング処理を行う。
以上の構成および動作により、本実施形態によれば、制御管理プレーンをモニタリングして無線装置における問題解決を効率的に行なうことができる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態に係る無線通信システム800について、図8を用いて説明する。図8は、無線通信システム800の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る無線通信システム800は、上記第2実施形態に比べると、モニタリング対象の選択をスイッチ330からCPU802において実行する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
無線装置801のCPU802は、モニタリング対象とする制御管理プレーンをあらかじめ定められたタイミングまたは順序にしたがって選択して、選択したモニタリング対象をモニタリング部806に通知する。ここで、モニタリング対象の選択は、第2実施形態においては手動により行なわれていたが、ソフトウェアその他の方法により行なうことが可能である。さらに、モニタリング対象の選択は、制御管理プレーンを使用して無線制御装置310から指示を行なうことも可能である。また、モニタリングのタイミングや順序は、あらかじめ定められた時刻や、あらかじめ定められたタイミングや、あらかじめ定められたアクションが実行された後に行なわれるように設定することが可能であるが、これらに限られるものではない。
以上の構成および動作により、本実施形態によれば、モニタリング対象を選択するためのスイッチを必要としないため、新たな設備投資を行なうことなく制御管理プレーンをモニタリングすることが可能である。また、スイッチを用いないことから、手動ではなく自動で制御管理プレーンデータのモニタリングをすることが可能である。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態におけるモニタリング部906について、図9を用いて説明する。図9は、無線通信システムにおけるモニタリング部906の内部構成を示すブロック図である。本実施形態におけるモニタリング部906は、上記第2実施形態に比べると、MII−GMII(gigabit media independent interface)変換部901を備える点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
MII−GMII変換部901は、速度変換部410の後に設定されている。GMIIは、1000BASE−Tを使用する場合のインタフェースの仕様である。1000BASE−Tの詳細については、IEEE Std.802.3−2008に詳しい。
速度変換部410において制御管理プレーンデータをMIIのデータの速度変換処理を行った後に、MIIのデータをさらにGMIIのデータに変換する。1000BASE−TをサポートするPC340において、より高速なインタフェースで監視制御データのモニタリングをすることができる。
以上の構成および動作により、本実施形態によれば、モニタリング対象として選択した制御管理プレーンデータのモニタリング結果を、より高速なインタフェースを用いて取得することが可能である。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。
[実施形態の他の表現]
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
アンテナを介して受信した無線信号に対し、無線制御装置からの指示に応じた処理を施す演算処理手段と、
前記無線制御装置から送信された第1制御信号を受信する第1受信手段と、
前記第1制御信号に含まれる第1監視制御データを前記演算処理手段に送信する第1中継手段と、
前記演算処理手段を経由した前記第1監視制御データを受信して前記第1受信手段に送信する第2中継手段と、
前記第1受信手段から前記第1中継手段に送信された前記第1監視制御データと、前記第2中継手段から前記第1受信手段に送信された前記演算処理手段を経由した前記第1監視制御データとをモニタリングするモニタリング手段と、
を備えることを特徴とする無線装置。
(付記2)
前記第1受信手段から前記第1中継手段に送信される前記第1監視制御データと、前記第2中継手段から前記第1受信手段に送信される前記第1監視制御データのいずれかをモニタリング対象として選択する選択手段、
をさらに備えることを特徴とする付記1に記載の無線装置。
(付記3)
前記モニタリング手段は、前記第1中継手段から前記演算処理手段に送信される前記第1監視制御データと、前記演算処理手段から前記第2中継手段に送信され前記第1監視制御データとをモニタリングすることを特徴とする付記1または2に記載の無線装置。
(付記4)
他の無線装置から送信された第2制御信号を受信する第2受信手段をさらに備え、
前記モニタリング手段は、前記第2受信手段から送信された前記第2制御信号に含まれる第2監視制御データと、前記第1中継手段から送信された第1監視制御データとをモニタリングすることを特徴とする付記1ないし3のいずれか1項に記載の無線装置。
(付記5)
アンテナを介して受信した無線信号に対し、無線制御装置からの指示に応じた処理を施す演算処理手段と、第1受信手段と、第1中継手段と、第2中継手段とを含む無線装置の制御方法であって、
前記無線制御装置から送信された第1制御信号を前記第1受信手段で受信するステップと、
前記第1制御信号に含まれる第1監視制御データを前記第1受信手段から前記第1中継手段を中継して前記演算処理手段に送信するステップと、
前記演算処理手段を経由した前記第1監視制御データを受信して前記第2中継手段を中継して前記第1受信手段に送信するステップと、
前記第1受信手段から前記第1中継手段に送信された前記第1監視制御データと、前記第2中継手段から前記第1受信手段に送信された前記演算処理手段を経由した前記第1監視制御データとをモニタリングするステップと、
を備えることを特徴とする無線装置の制御方法。
(付記6)
アンテナを介して受信した無線信号に対し、無線制御装置からの指示に応じた処理を施す演算処理手段と、第1受信手段と、第1中継手段と、第2中継手段とを含む無線装置の制御プログラムであって、
前記無線制御装置から送信された第1制御信号を前記第1受信手段で受信するステップと、
前記第1制御信号に含まれる第1監視制御データを前記第1受信手段から前記第1中継手段を中継して前記演算処理手段に送信するステップと、
前記演算処理手段を経由した前記第1監視制御データを受信して前記第2中継手段を中継して前記第1受信手段に送信するステップと、
前記第1受信手段から前記第1中継手段に送信された前記第1監視制御データと、前記第2中継手段から前記第1受信手段に送信された前記演算処理手段を経由した前記第1監視制御データとをモニタリングするステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする無線装置の制御プログラム。

Claims (6)

  1. アンテナを介して受信した無線信号に対し、無線制御装置からの指示に応じた処理を施す演算処理手段と、
    前記無線制御装置から送信された第1制御信号を受信する第1受信手段と、
    前記第1制御信号に含まれる第1監視制御データを前記演算処理手段に送信する第1中継手段と、
    前記演算処理手段を経由した前記第1監視制御データを受信して前記第1受信手段に送信する第2中継手段と、
    前記第1受信手段から前記第1中継手段に送信された前記第1監視制御データと、前記第2中継手段から前記第1受信手段に送信された前記演算処理手段を経由した前記第1監視制御データとをモニタリングするモニタリング手段と、
    を備えることを特徴とする無線装置。
  2. 前記第1受信手段から前記第1中継手段に送信される前記第1監視制御データと、前記第2中継手段から前記第1受信手段に送信される前記第1監視制御データのいずれかをモニタリング対象として選択する選択手段、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  3. 前記モニタリング手段は、前記第1中継手段から前記演算処理手段に送信される前記第1監視制御データと、前記演算処理手段から前記第2中継手段に送信され前記第1監視制御データとをモニタリングすることを特徴とする請求項1または2に記載の無線装置。
  4. 他の無線装置から送信された第2制御信号を受信する第2受信手段をさらに備え、
    前記モニタリング手段は、前記第2受信手段から送信された前記第2制御信号に含まれる第2監視制御データと、前記第1中継手段から送信された第1監視制御データとをモニタリングすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の無線装置。
  5. アンテナを介して受信した無線信号に対し、無線制御装置からの指示に応じた処理を施す演算処理手段と、第1受信手段と、第1中継手段と、第2中継手段とを含む無線装置の制御方法であって、
    前記無線制御装置から送信された第1制御信号を前記第1受信手段で受信するステップと、
    前記第1制御信号に含まれる第1監視制御データを前記第1受信手段から前記第1中継手段を中継して前記演算処理手段に送信するステップと、
    前記演算処理手段を経由した前記第1監視制御データを受信して前記第2中継手段を中継して前記第1受信手段に送信するステップと、
    前記第1受信手段から前記第1中継手段に送信された前記第1監視制御データと、前記第2中継手段から前記第1受信手段に送信された前記演算処理手段を経由した前記第1監視制御データとをモニタリングするステップと、
    を備えることを特徴とする無線装置の制御方法。
  6. アンテナを介して受信した無線信号に対し、無線制御装置からの指示に応じた処理を施す演算処理手段と、第1受信手段と、第1中継手段と、第2中継手段とを含む無線装置の制御プログラムであって、
    前記無線制御装置から送信された第1制御信号を前記第1受信手段で受信するステップと、
    前記第1制御信号に含まれる第1監視制御データを前記第1受信手段から前記第1中継手段を中継して前記演算処理手段に送信するステップと、
    前記演算処理手段を経由した前記第1監視制御データを受信して前記第2中継手段を中継して前記第1受信手段に送信するステップと、
    前記第1受信手段から前記第1中継手段に送信された前記第1監視制御データと、前記第2中継手段から前記第1受信手段に送信された前記演算処理手段を経由した前記第1監視制御データとをモニタリングするステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする無線装置の制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017537769A (ja) * 2014-12-15 2017-12-21 クリテム・カンパニー・リミテッド 薬剤包装ユニット及びその薬剤移送方法

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