JP2016511948A - 共有媒体ブリッジング - Google Patents

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Abstract

転送エントリを記憶するためのエリアを減じる方法およびデバイスが、開示される。いくつかの実施形態に関しては、アクセス・ポイント(AP)は、ルートAPを有線ネットワークに結合するためのトランシーバ、複数のリピータ・デバイスと無線信号を交換するためのWLANポート、リピータ・デバイスのうちの対応する1つに各々が割り当てられている複数の仮想インターフェース、リピータ・デバイスにデータ・パケットを選択的に転送するためのブリッジング・エンジン、および、リピータ・デバイスに関わり且つリピータ・デバイスに結合されている他のデバイスに関わる転送情報を記憶するためのブリッジング・テーブル、を含む。

Description

[0001] 本実施形態は、一般的に、コンピュータ・ネットワークに関わり、特に、共有媒体(a shared medium)を有する通信システムを介する転送パケット(forwarding packets)に関わる。
[0002] コンピュータ・ネットワークは、さまざまな通信経路またはルート上でデータを交換することができる複数の相互接続されたデバイスを含む。パケット・ベースのネットワーク(例えば、インターネット、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、無線LAN(WLAN)、およびイーサネット(登録商標)・ネットワーク)では、ネットワーク・デバイスは、データをパケットと呼ばれるより小さいユニットに分割することによってこれらデータを交換し得、それらは、複数のネットワーク・ルータ、転送デバイス(forwarding devices)、および/またはスイッチング・デバイスによって、ネットワークにわたって個々に送られる(routed)。例えば、データ・ファイル(例えば、eメール、ビデオ、ドキュメントなど)がネットワーク上の宛先デバイスにソース・デバイスから送られるとき、そのファイルは、より効率的な送信のために、より小さなデータ・パケットに分割される。所定のデータ・ファイルに関する個々のパケットは、1つ以上のネットワークにわたって異なるルートを通り得、各パケットは、データおよびルーティング情報の両方を含む。そのため、パケットは、データを含むペイロード、および、ルーティング情報を含むヘッダを有しているとして、説明されることができる。
[0003] 無線分配システム(wireless distribution system)(WDS)は、ルートAPの無線範囲を拡張するために使用され得る複数のリピータ・デバイス(repeater devices)、および、ルート・アクセス・ポイント(AP)を含み得る。ルートAPは、典型的に、広域ネットワーク(WAN)などの有線ネットワークにルートAPを結合するためのトランシーバ(例えば、イーサネットPHY)と、リピータ・デバイスに(および/または1つ以上のローカル・ステーションに)ルートAPを無線で接続するためのWLANポートと、ローカル・イーサネット・ケーブルを介して1つ以上の対応するローカル・イーサネット・デバイス(例えば、ローカルPC)にルートAPを接続するための1つ以上のイーサネット・ポートと、を含む。イーサネット・ポートは、典型的に、イーサネット制御装置によって制御され、WLANポートは、典型的に、WLAN制御装置によって制御される。各リピータ・デバイスは、典型的にルートAPと無線で接続するために、および、1つ以上の関連したステーション(STA)に無線で接続するために、WLANポートを含み、また、イーサネット・ケーブルを介してローカル・イーサネット・デバイス(例えばPC)と接続するために、イーサネット・ポートを含み得る。
[0004] より具体的には、ルートAPは、典型的に、それのWANトランシーバ、それの(複数の)イーサネット・ポート、およびそれのWLANポートの間のデータ・パケットの交換を容易にするブリッジング・エンジン(a bridging engine)を含む。ブリッジング・エンジンは、典型的に、イーサネットおよびWLANポートに対応するルーティング情報を記憶するブリッジング・テーブル(a bridging table)に関連しており、WLAN制御装置は、典型的に、リピータ・デバイスに接続されているSTAおよび/またはリピータ・デバイスに対応するルーティング情報を記憶するそれの特有の転送テーブル(forwarding table)に関連する。
[0005] かくして、特定のリピータ・デバイスに接続されている選択されたSTAに前記ルートAPからパケットを転送するとき、2つのルックアップ・テーブル動作が、典型的に実施される。最初に、前記ブリッジング・エンジンに関連したブリッジング・テーブルが、ルートAPのどのポート(例えば、それのイーサネット・ポートまたはそれのWLANポートのいずれか)にパケットを転送すべきかを決定するためにサーチされ、そして、前記WLAN制御装置に関連した転送テーブルが、どのリピータ・デバイスにパケットが転送されるべきかを決定するためにサーチされる。2つのルックアップ・テーブル動作を実施することに関わる処理時間に加えて、ブリッジング・テーブルおよびWLAN制御装置の転送テーブルの両方における重複した転送情報を維持することが、ルートAPにおける利用可能なメモリ・スペースの不適切な使用をもたらす。ルートAPに結合されるリピータ・デバイスの数が増加するのにしたがって、メモリ・スペースの制約および処理遅延が悪化される。
[0006] かくして、ルートAPにおける転送動作を簡潔化して、WDSのスループットを高め、および/または、ルーティング情報によって使い果たされる記憶領域を減じる必要がある。
[0007] 本概要は、詳細な説明において下記にさらに説明されるコンセプトの選択を、簡略化した形式で紹介するために提示される。本概要は、請求されている主題の重要な特徴または必須の特徴を特定することは意図されておらず、請求されている主題の範囲を限定することもまた意図されていない。
[0008] パケット転送エントリ(packet forwarding entries)によって使い果たされる記憶領域を減じ、および/または、共有の無線媒体におけるスループットを高め得る方法およびアクセス・ポイントが、開示される。本実施形態にしたがえば、ルート・アクセス・ポイント(AP)は、ブリッジング・エンジンと、ブリッジング・テーブルと、WLANポートを含む無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)インターフェースと、複数の仮想インターフェースと、およびトランシーバとを含む。ルートAPは、複数のリピータ・デバイスおよび複数の無線ステーション(STA)を含み得る無線分配システム(WDS)に関連する。STAは、リピータ・デバイスに無線で接続されており、さらにリピータ・デバイスは、ルートAPのWLANポートを介してルートAPに無線で接続されている。WDSは、リピータ・デバイスまたはルートAPに、有線接続(例えば、イーサネット接続)によって結合されている複数のクライアント・デバイスを含み得る。
[0009] より具体的には、仮想インターフェースの各々は、リピータ・デバイスのうちの対応する1つに割り当てられる。このようにして、リピータ・デバイスは同じWLANポートを共有し、同じ無線媒体を共有するにもかかわらず、リピータ・デバイスの各々は、AP上に存在する専用のインターフェースを有するものとして、ルートAPのブリッジング・エンジンに対して現れ(appear to the root AP’s bridging engine as having)得、および、ルートAPとの二地点間接続(point-to-point connection)を有するとして現れ得る。リピータ・デバイスは、ルートAPにおいて専用の物理的なインターフェースを有するとして、ブリッジング・エンジンに対して現れるため、ブリッジング・エンジンは、WLANインターフェースに関連した転送情報に依存しないで、リピータ・デバイスに関連したクライアント・デバイスおよび/またはステーションに関して、ブリッジングおよび転送動作を実施し得る。結果として、ブリッジング・テーブルは、リピータ・デバイスに関してのみならず、リピータ・デバイスに接続されるデバイスに関してもまた、転送情報を記憶し得る。このようにして、パケットは、(例えばWLANインターフェースに関連した)他の転送テーブルにおける追加のルック・アップ動作を実施することなく、ブリッジング・デーブルにおいて記憶された情報を使用して、ルートAPを介して転送され得、これによって、WLANインターフェースと関連した別個の転送テーブルを維持する必要性を除去し得る。したがって、本実施形態は、(例えば、複数のテーブルにおいて転送情報を記憶する転送デバイスと比較して、)より早くパケット転送動作を実施し得るだけでなく、共有の無線媒体と関連したデバイスに関わる転送情報を記憶するためのメモリ領域を減じ得る。
[0010] ルートAPにおける仮想インターフェースの存在は、いくつかの転送動作(例えば、ブロードキャスト・パケットを伴う転送動作)に関わる重複したデータ・パケットの作成をもたらし得る。このような重複したパケットの作成および送信を防ぐために、ルートAPは、いくつかのブロードキャスト・パケットをドロップするように構成され得る。より具体的には、いくつかの実施形態に関しては、ブリッジング・エンジンは、仮想インターフェースに向けられたブロードキャスト・パケットをドロップするように構成され得、ブリッジング・エンジンは、仮想インターフェースから受信されるブロードキャスト・パケットをドロップするように構成され得る。
[0011] 本実施形態は、一例として示されており、添付の図面の図によって限定されることは意図されていない。
本実施形態にしたがった無線分配システムのブロック図である。 いくつかの実施形態にしたがった図1のルート・アクセス・ポイントの機能ブロック図である。 いくつかの実施形態にしたがった図2のブリッジング・エンジンの機能ブロック図である。 いくつかの実施形態にしたがった図2のルート・アクセス・ポイント内で実装され得る例示的なブリッジング・テーブルを示すである。 図1および2のルート・アクセス・ポイントのいくつかの実施形態に関わる、例示的な構成動作を示す例示的なフロー・チャートである。 図1および2のルート・アクセス・ポイントのいくつかの実施形態に関わる、例示的な転送動作を示す例示的なフロー・チャートである。
[0018] 本実施形態は、簡潔にするためにのみ、例示的な無線分配システム(WDS)におけるパケット・ルーティング、および/または、転送動作のコンテキストで、以下に説明される。本実施形態は、他のWDSアーキテクチャおよび構成におけるパケット・ルーティングおよび/または転送動作に、および、他のタイプのネットワーク・トポロジおよび構成(例えば、イーサネット・ネットワーク、インターネット・プロトコル・ネットワーク、WLANネットワーク、ホーム・プラグAV/パワー・ライン通信(HomePlug AV/Power Line Communication)(PLC)ネットワーク、ハイブリット・ネットワークなど)におけるパケット・ルーティングおよび/または転送動作に、同様に適用可能であることが、理解されるべきである。本書に使用されているように、WLANおよびWi−Fi(登録商標)という用語は、IEEE802.11規格群、ブルートゥース、ハイパーLAN(主にヨーロッパで使用されるIEEE802.11規格に相当する無線規格のセット)および、比較的短い伝搬範囲(relatively short radio propagation range)を有する他の技術によって規定される通信を含むことができる。さらに、本書に使用されているように、イーサネットという用語は、IEEE802.3規格群によって規定される通信を含むことができる。さらに、本実施形態のいくつかの態様が、共有の無線媒体(例えば、1つ以上のWLANチャネルまたはリンク)に関して説明されているが、本実施形態は、共有の有線媒体(例えば、光ファイバー・ケーブル、ツイスト・ペア・ケーブル、同軸ケーブルなど)にも適用され得る。
[0019] 以下の説明では、説明の目的で、特定の用語体系が、本開示の完全な理解を提供するために示される。しかしながら、これらの具体的な詳細が本実施形態を実施するために必要とされない場合もあるということが、当業者には明らかであろう。他の事例では、周知の回路およびデバイスが、本実施形態を不必要に曖昧にすることを避けるために、ブロック図の形式で示される。さらに、複数の回路エレメントまたは複数のブロック間の相互接続が、母線(buses)または単一信号線として示され得る。母線の各々は、代わりに単一信号線でもよく、単一信号線の各々は、代わりに母線でもよい。さらに、以下の説明におけるさまざまな信号に割り当てられた論理レベルは、任意のものであり、したがって、所望のように変更され得る(例えば、逆極性(reversed polarity))。したがって、本実施形態は、本書に説明される特定の例に限定されるとして解釈されるべきではなく、むしろ、添付の請求項によって定義されるすべての実施形態を、これらの範囲内に含む。
[0020] 図1は、WDS100を示しており、この中で本開示が実施されることができる。WDS100は、ルート・アクセス・ポイント(AP)110、2つのリピータ・デバイスR1およびR2、4つの無線ステーションSTA1乃至STA4、および3つの有線のクライアント・デバイスCD0乃至CD2を含む。リピータ・デバイスR1乃至R2は、ルートAP110と、クライアント・デバイスCD1乃至CD2と、およびステーションSTA1乃至STA4との間のデータ(例えばパケット)の交換を容易にすることができる任意の適切なデバイス(例えば、アクセス・ポイント、リレー・デバイス(relay device)、または他のリピータ・デバイス)であり得る。クライアント・デバイスCD0乃至CD2は、任意の適切なコンピューティング、および/または通信デバイス(例えば、パーソナル・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、タブレット)であり得る。ステーションSTA1乃至STA4は、任意の適切なモバイル・デバイス(例えば、ラップトップ・コンピュータ、タブレット・コンピュータ、セルラー電話、PDA)であり得る。本書に説明される例示的な実施形態に関しては、リピータ・デバイスR1乃至R2、クライアント・デバイスCD0乃至CD2、およびステーションSTA1乃至STA4は、まとめて「WDSデバイス」と呼ばれ得る。
[0021] 簡潔にするために、3つのクライアント・デバイスCD0乃至CD2のみが図1に示されているが、WDS100は、任意の適切な数のクライアント・デバイスを含み得る。さらに、クライアント・デバイスCD0乃至CD2が、有線接続(例えば、イーサネット・ケーブルのような物理的な媒体)を介してルート110、リピータ・デバイスR1、およびリピータ・デバイスR2に結合されているとして図1に示されているが、クライアント・デバイスCD0乃至CD2は、ルートAP110、リピータ・デバイスR1、および/またはリピータ・デバイスR2に無線で接続されてもよい。
[0022] 同様に、簡潔にするために、4つのステーションSTA1乃至STA4のみが図1に示されているが、WDS100は、任意の数のステーションを含んでもよい。さらに、ステーションSTA1乃至STA2およびSTA3乃至STA4が、無線接続を介してリピータ・デバイスR1およびリピータ・デバイスR2にそれぞれ結合されているとして図1に示されているが、ステーションSTA1乃至STA4は、有線媒体(例えば、イーサネット・ケーブル)を介してリピータ・デバイスR1および/またはリピータ・デバイスR2に接続されてもよい。加えて、1つ以上のステーションが、ルートAP110に無線で接続され得る。
[0023] ルートAP110は、外部のWANに結合されており、ブリッジング・エンジン111、ブリッジング・テーブル112、トランシーバ113、イーサネット・インターフェース114、およびWLANインターフェース115を含む。ブリッジング・エンジン111は、ブリッジング・テーブル112、トランシーバ113、イーサネット・インターフェース114、およびWLANインターフェース115に結合されている。いくつかの実施形態に関しては、ブリッジング・エンジン111は、WDS100に関わる、ブリッジング、ルーティング、および/または、転送の動作を制御する。ブリッジング・テーブル112は、イーサネット・インターフェース114、WLANインターフェース115に関わる、および、リピータ・デバイスR1乃至R2に関わる、ブリッジング、ルーティング、および/または転送情報を記憶する。さらに、いくつかの実施形態に関して、ブリッジング・テーブル112はまた、ステーションSTA1乃至STA4およびクライアント・デバイスCD0乃至CD2に関わるブリッジング、ルーティング、および/または転送情報を記憶し得る。かくして、以下により詳細に説明されているように、ブリッジング・テーブル112は、外部のWANからルートAP110によって受信されたデータ・パケットが、(例えば、WLANインターフェース115に関連した)他の転送テーブルにおけるその後のルック・アップ動作を実施しないでクライアント・デバイスCD1乃至CD2および/またはステーションSTA1乃至STA4転送されることを可能にし得る。
[0024] トランシーバ113は、(例えば外部のWANにさらに接続されている)外部のリンク150およびブリッジング・エンジン111に結合されており、統合されたトランシーバ回路を含み得、または、別個の送信機および受信機回路を含み得る。より具体的には、トランシーバ113は、リンク150に結合された(簡潔にするために示されていない)1つ以上の他のデバイスおよびルートAP110の間でデータ(例えばパケット)を交換するために、さまざまな通信プロトコルにしたがって、信号送信および/または受信機能を実施する、任意の数の独立した回路またはモジュールを含むことができる。
[0025] イーサネット・インターフェース114は、イーサネット・ポート(ETH0)を含み、有線の物理的な媒体(例えばイーサネット・ケーブル)によってクライアント・デバイスCD0に、および、ブリッジング・エンジン111に、結合されている。WLANインターフェース115は、アンテナANT0に結合されているWLANポート(WLAN0)を含み、共有の無線媒体(例えば、1つ以上のWLANチャネルまたはリンク)を介して、リピータ・デバイスR1乃至R2に無線で結合されている。
[0026] リピータ・デバイスR1は、有線の媒体(例えば、イーサネット・ケーブル)を介してクライアント・デバイスCD1に結合されているイーサネット・ポート(ETH1)を含み、および、ルートAP110およびステーションSTA1乃至STA2との無線通信を容易にする、アンテナANT1に結合されているWLANポート(WLAN1)を含む。リピータ・デバイスR2は、有線の媒体(例えば、イーサネット・ケーブル)を介してクライアント・デバイスCD2に結合されているイーサネット・ポート(ETH2)を含み、ルートAP110およびステーションSTA3乃至STA4との無線通信を容易にするアンテナANT2に結合されているWLANポート(WLAN2)を含む。
[0027] 図1に示されているように、ステーションSTA1乃至STA4およびクライアント・デバイスCD0乃至CD2の各々は、例えば、デバイスの製造者によってその中にプログラムされ得る固有のMACアドレス(例えば、クライアント・デバイスCD0に関わるMAC_D0、ステーションSTA1に関わるMAC_STA1など)を割り当てられる。各MACアドレスは、一般に「焼き込みアドレス(burned-in address)」、BSSIDまたは組織的に固有の識別子(OUI:organizationally unique identifier)とも呼ばれ得、一実施形態において、6バイトのデータを含む。MACアドレスの最初の3バイトは、どの組織がそのデバイスを製造したかを識別し得、および、米国電気電子技術者協会(IEEE)によって、このような組織に割り当てられ得る。MACアドレスの2番目の3バイトは、ネットワーク・インターフェース制御装置(NIC)に固有のバイトとも呼ばれ得、個々のデバイスを一意的に識別するために使用され得る。
[0028] 図2は、ルートAP110のより詳細なブロック・ダイヤグラムを示す。ルートAP110は、ブリッジング・エンジン111、ブリッジング・テーブル112、トランシーバ113、イーサネット・インターフェース114、WLANインターフェース115、および仮想インターフェース141乃至142を含むように図2に示されている。イーサネット・インターフェース114は、イーサネット制御装置220およびイーサネット・ポート221を含む。イーサネット制御装置220は、ブリッジング・エンジン111およびイーサネット・ポート221に結合されており、イーサネット・ポート221の動作を制御し得る。WLANインターフェース115は、アンテナANT0に結合されているWLANポート231およびWLAN制御装置230を含む。WLAN制御装置230は、ブリッジング・エンジン111およびWLANポート231に結合されており、WLANポート231の動作を制御し得る。
[0029] ルートAP110は、簡潔にするためにのみ、1つのイーサネット・ポート221および1つのWLANポート231のみを含むとして図2に示されており、実際の実施形態に関しては、ルートAP110は、任意の数のWLANポートおよび/またはイーサネット・ポートを含み得ることに、留意されたい。
[0030] ブリッジング・エンジン111は、プロセッサ210を含むように示されており、ルートAP110に関わるブリッジング動作(例えば、パケット転送またはルーティング動作)を制御する。例えば、ルートAP110を通ってデータ・パケットを転送するとき、ブリッジング・エンジン111は、リンク150、イーサネット・ポート221、またはWLANポート231のいずれかからデータ・パケットを受信し、(簡潔にするために示されていない)適切なペイロード・メモリにおいてパケットのペイロードを記憶し、そして、どの(複数の)出力ポートにパケットを転送するかを決定するために、パケットのヘッダ情報を処理する。簡潔にするために図2に示されていないが、ブリッジング・エンジン111はまた、入口回路および出口回路(ingress circuitry and egress circuitry)を含み、またはこれらに結合され得る。入口回路は、ルートAP110の外部にあるデバイスからパケットを受信することに関与し、一方で、出口回路は、ルートAP110の外部にあるデバイスにパケットを出力することに関与する。他の実施形態では、入口回路および/または出口回路は、イーサネット・インターフェース114、WLANインターフェース115のいずれかに、またはこれら両方に関わることができる。
[0031] より具体的には、ブリッジング・エンジン111は、受信されたパケットのヘッダから、アドレス情報および他のルーティング情報を抽出することと、一致したエントリに関わるそれの関連したブリッジング・テーブル112をサーチすることと、そして、ブリッジング・テーブル112における一致したエントリに応答してそれの正しい宛先にパケットを選択的に転送することと、に関与する。ブリッジング・テーブル112に記憶された一致したエントリが無い場合、ブリッジング・エンジン111は、パケットの送信元ポート(例えば、どのポートからパケットが受信されるか)およびソース・デバイスのMACアドレスを識別し、ブリッジング・テーブル112における新しいルーティング・エントリを作成し(これによってMAC学習動作(MAC learning operations)を実施し)なければならない。
[0032] ブリッジング・テーブル112は、図1のWDS100を通って送信されるパケットに関わる転送および/またはルーティング情報を記憶する。より具体的には、ブリッジング・テーブル112は、ルートAP110によって受信されたパケットを適切な宛先に転送するために使用されることができる複数の転送エントリを記憶するための、複数の記憶場所を含む。いくつかの実施形態に関しては、ブリッジング・テーブル112における各転送エントリ112は、フロー情報、ソース・デバイス、ソース・アドレス、ソース・ポート、宛先ポート、宛先アドレス、および/または通信プロトコル・タイプを識別するデータを含み得る。以下により詳細に述べられるように、ブリッジング・テーブル112は、イーサネット・インターフェース114およびWLANインターフェース115に結合されているデバイスに関する(例えば、クライアント・デバイスCD0およびリピータ・デバイスR1乃至R2に関する)だけでなく、リピータ・デバイスR1およびR2に関連したデバイスに関する(例えば、クライアント・デバイスCD1乃至CD2に関する、およびステーションSTA1乃至STA4に関する)転送情報を維持し得る。このようにして、パケットは、(例えばWLANインターフェース115に関連した)他の転送テーブルにおける追加のルック・アップ動作を実施することなく、ブリッジング・デーブル112において記憶された情報を使用して、ルートAP110を介して転送され得、これによって、WLANインターフェース115と関連した別個の転送テーブルを維持する必要性を取り除き得る。結果として、本実施形態は、(例えば、複数のテーブルにおいて転送情報を記憶する転送デバイスと比較して、)より早くパケット転送動作を実施し得るのみならず、さらに、WDS100と関連したデバイスに関わる転送情報を記憶するためのメモリ領域を減じ得る。
[0033] WLAN制御装置230およびブリッジング・エンジン111に結合されている仮想インターフェース141および142は、リピータ・デバイスR1およびR2へのパケット転送動作を容易にするために使用され得るソフトウェア・インターフェース・モジュールである。より具体的には、いくつかの実施形態に関しては、仮想インターフェース141は、リピータ・デバイスR1に割り当てられ得、仮想インターフェース142は、リピータ・デバイスR2に割り当てられ得る。このようにして、仮想インターフェース141および142は、リピータ・デバイスR1およびR2にそれぞれ二地点間通信リンクを提供する専用の物理的なポートとして、ブリッジング・エンジン111に対して現れ得る。さらに、2つの仮想インターフェース141および142を含むとして図2に示されているが、実際の実施形態に関しては、ルートAP110は、任意の数の仮想インターフェースを含み得る。少なくとも1つの実施形態に関しては、(例えば、仮想インターフェース141および142と同様に、)1つの仮想インターフェースが、ルートAP110に関連した各リピータ・デバイスに対して作成され得る。他の実施形態に関しては、仮想インターフェース141および142のうちの1つ以上は、2つ以上のリピータ・デバイスによって共有され得る。
[0034] より具体的には、図2の例示的な実施形態に関しては、第1の仮想インターフェース141は、第1のリピータ・デバイスR1およびルートAP100間の転送動作を操作し、第2の仮想インターフェース142は、第2のリピータ・デバイスR2およびルートAP110間の転送動作を操作し得る。いくつかの実施形態に関しては、仮想インターフェース141および142は、子インターフェース(child interfaces)と指定され得、WLANインターフェース115は、親インターフェース(a parent interface)と指定され得る。このようにして、WLANインターフェース115は、(例えば、以下により詳細に説明されるように、リピータ・デバイスR1およびR2への重複したデータ・パケットの送信を除去するために、および、不要なデータ・ループを防ぐために、)仮想インターフェース141および142の動作を制御し得る。
[0035] 上記のように、リピータ・デバイスR1およびR2の両方が、同じWLANポート231を介してルートAP110と通信し、同じ無線媒体を共有しているにもかかわらず、仮想インターフェース141および142の存在は、ブリッジング・エンジン111が、ルートAP110上にポートをまたは専用の物理的なインターフェースを有するものとしてリピータ・デバイスR1およびR2を「見る(see)」ことを、可能にする。リピータ・デバイスR1およびR2は、(例えば、ルートAP110との二地点間通信リンクを提供し得る、)ルートAP110における専用の物理的なインターフェースを有するものとして、ブリッジング・エンジン111に対して現れるので、ブリッジング・エンジン111は、リピータ・デバイスR1およびR2に関連したステーションおよび/またはクライアント・デバイス(例えば、図1のクライアント・デバイスCD1乃至CD2およびステーションSTA1乃至STA4)に関わるブリッジングおよび転送動作を、WLANインターフェース115に関連した転送情報に依存しないで、実施し得る。結果として、ブリッジング・テーブル112は、本実施形態にしたがえば、リピータ・デバイスR1およびR2に関わるだけでなく、クライアント・デバイスCD1乃至CD2およびステーションSTA1乃至STA4に関わる転送情報を記憶し得る。言い換えると、ブリッジング・テーブル112は、ルートAP110に存在する関連したインターフェースを有するデバイスにのみ関わる転送情報を記憶するので、リピータ・デバイスR1およびR2に関わる仮想インターフェース141および142の作成はそれぞれ、ブリッジング・テーブル112が、リピータ・デバイスR1およびR2に関わる転送情報およびそれらに接続されているデバイス(例えば、クライアント・デバイスCD1乃至CD2およびステーションSTA1乃至STA4)に関わる転送情報を記憶することを、可能にする。
[0036] 図3は、図1および図2のブリッジング・エンジン111の一実施形態である、ブリッジング・エンジン300を示す。ブリッジング・エンジン300は、プロセッサ210およびメモリ310を含むように示される。メモリ310はまた、下記のソフトウェア・モジュールを記憶することができる非一時的コンピュータ可読記憶媒体(例えば、EPROM、EEPROM(登録商標)、フラッシュ・メモリ、ハード・ドライブなどのような1つ以上の不揮発性メモリ・エレメント)を含み得る;
・(例えば、図5Aの動作508および510に関して、および/または、図5Bの動作554、562、564、および566に関して説明されるような、)WDS100を介してパケットのブリッジング、転送、および/または、ルーティングを容易にするための、転送ソフトウェア・モジュール312;
・(例えば、図5Aの動作502、504、および506に関して説明されるような、)仮想インターフェース141および142の作成、割当て、および/または管理を容易にするための、仮想インターフェース管理ソフトウェア・モジュール314、および;
・(例えば、図5Bの動作556、558、および560に関して説明されるような、)ブロードキャスト・パケット動作に関連したパケットを選択的に破棄および/または無視するためのパケット破棄ソフトウェア・モジュール316。
各ソフトウェア・モジュールは、プロセッサ210によって実行されたときに対応する機能をブリッジング・エンジン300に実施させる命令を含む。メモリ310の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、かくして、図5Bの動作550および/または図5Aの動作500の一部またはすべてを実施するための命令を含む。
[0037] プロセッサ210は、メモリ310に結合されており、(例えばメモリ310内の)ブリッジング・エンジン300に記憶される1つ以上のソフトウェア・プログラムの命令またはスクリプトを実行することが可能な任意の適切なプロセッサであることができる。例えば、プロセッサ210は、WDS100を介したパケットのブリッジング、転送、および/またはルーティングを容易にするために、転送ソフトウェア・モジュール312を実行することができる。プロセッサ210はまた、仮想インターフェース141および142の作成、割当、および/または管理を容易にするために、仮想インターフェース管理ソフトウェア・モジュール314を実行することができる。プロセッサ210はまた、ブロードキャスト・パケット動作に関連したパケットを選択的に破棄および/または無視するために、パケット破棄ソフトウェア・モジュール316を実行することができる。
[0038] 図4は、図1および図2のブリッジング・テーブル112の1つの例示的な実施形態であるブリッジング・テーブル400を示す。ブリッジング・テーブル400は、9のブリッジング・エントリ401乃至409を含むように示されており、これらの各々は、図1のWDS100に関連した複数のデバイスのうちの対応する1つに関わる転送またはルーティング情報を記憶する。より具体的には、エントリ401乃至409の各々は、インデックス(IDX)値、対応するWDSデバイスのMACアドレスを記憶するデバイスID(DEV ID)、対応するWDSデバイスが結合されるポートを識別するポート識別子(ID)、ポート・タイプを示すプロトコル・タイプ、および転送情報を記憶する。1つの例に関しては、エントリ401は、(i)クライアント・デバイスCD0は、MAC_CD0のMACアドレスを有することと、(ii)クライアント・デバイスCD0がルートAP110のイーサネット・ポート221(ETH0)に結合されることと、(iii)ポート221がイーサネット・ポートであることと、および、(iv)クライアント・デバイスCD0に関わる転送パラメータとを、示す情報を記憶する。別の例に関しては、エントリ402は、(i)クライアント・デバイスCD1は、MAC_CD1のMACアドレスを有することと、(ii)クライアント・デバイスCD1は、リピータ・デバイスR1のイーサネット・ポートイーサネット・ポートETH1に結合されることと、(iii)ポートETH1がイーサネット・ポートであることと、および、(iv)クライアント・デバイスCD1に関わる転送パラメータとを、示す情報を記憶する。別の例に関しては、エントリ404は、(i)リピータ・デバイスR1がMAC_R1のMACアドレスを有することと、(ii)リピータ・デバイスR1が仮想インターフェースI/F1 141に割り当てられることと、(iii)仮想インターフェースI/F1 がWLANポートであることと、および、(iv)リピータ・デバイスR1に関わる転送パラメータとを、示す情報を記憶する。別の例に関しては、エントリ406は、(i)ステーションSTA1がMAC_STA1のMACアドレスを有することと、(ii)ステーションSTA1が仮想インターフェースI/F1 141に割り当てられることと、(iii)仮想インターフェースI/F1 141がWLANポートであることと、および、(iv)ステーションSTA1に関わる転送パラメータとを、示す情報を記憶する。
[0039] エントリ401乃至409に記憶された転送情報が、特定のパケットがどのフローに属するかを示すフローIDと、ソース・デバイスのアドレスを示すソース・アドレス(SA)と、宛先デバイスのアドレスを示す宛先アドレス(DA)と、ソース・ポートを示すソース・ポート(SP)と、宛先ポートを示す宛先ポート(DP)と、および/または、パケットが転送されるネットワーク・セグメント、または次のデバイスを示すネクスト・ホップ情報(next-hop information)とを、含み得る。図1のWDS100に関連したデバイス間で送られるパケットに関しては、ブリッジング・エンジン111は、ルートAP110の示された宛先ポートにパケットを転送し得、一方で、別のルータまたはWDS100の外部のスイッチング・デバイスに送られるパケットに関しては、ブリッジング・エンジン111が、示されたネクスト・ホップ・アドレスへの次の転送のために、リンク150上へ、および、トランシーバ113にパケットを転送し得る。
[0040] 図1および2を再度参照すると、ルートAP110における仮想インターフェース141および142の存在、および、リピータ・デバイスR1およびR2へのそれらの割り当てが、それぞれ、いくつかの転送動作(例えば、ブロードキャスト・パケットを含む転送動作)に関わる重複したデータ・パケットの生成をもたらし得る。より具体的には、ルートAP110がWDSデバイスに分配されるブロードキャスト・パケットを(例えば、リンク150に接続された外部のデバイスから)受信する場合、ブリッジング・エンジン111は、「専用の(dedicated)」仮想インターフェース141および142の各々に関わるブロードキャスト・パケットのコピーを作成し得、ルートAPのWLANポート231を介して、リピータ・デバイスR1乃至R2に同じパケットの多数のコピーを送信し得る(例えば、ブリッジング・エンジン111がルートAP110とのそれの独自の二地点間接続を有するとして各リピータ・デバイスR1およびR2を見なす(see)ため)。同じパケットの多数のコピーの作成は、ブリッジング・エンジン111の貴重なリソースを消費し得、および、同じパケットの多数のコピーの送信は、WDS100に関連した無線媒体の重要な帯域幅を消費し得る。
[0041] かくして、本実施形態にしたがえば、ブリッジング・エンジン111は、ルートAP110のWLANポート231から送信されるブロードキャスト・パケットの重複したコピーの生成を防ぐように構成され得る。より具体的には、ブリッジング・エンジン111は、親インターフェースとしてWLANインターフェース115を指定し、子インターフェースとして仮想インターフェース141乃至142を指定し得る。このようにして、WLANインターフェース115は、仮想インターフェース141および142の動作を制御し得る。そして、ブリッジング・エンジン111は、(i)クライアント・デバイスCD0乃至CD2およびステーションSTA1乃至STA4にすべてのブロードキャスト・パケット送信すること、(ii)リピータ・デバイスR1およびR2にすべてのユニキャスト・パケットを送信すること、に関わる責務をWLANインターフェース115に委譲し得、および、ステーションSTA1乃至STA4にユニキャスト・パケットを送信することに関わる責務を仮想インターフェース141乃至142に委譲し得る。その後、ルートAP110がパケットを受信するとき、ルートAP110は、以下の動作を行い得る;
・リピータ・デバイスR1またはR2に向けられているWANから受信されたユニキャスト・パケットが、WLANインターフェース115を使用してそこに送信される;
・リピータ・デバイスR1またはR2(例えば、クライアント・デバイスCD1乃至CD2およびステーションSTA1乃至STA4)に接続されているWDSデバイスに宛てられたWANから受信されたユニキャスト・パケットは、仮想インターフェース141または142を使用してそこに送信される;
・ブリッジング・エンジン111から仮想インターフェース141および142に向けられているブロードキャスト・パケットが、ドロップされる(例えば、リピータ・デバイスR1乃至R2に送信されてからドロップされるのではなく);
・仮想インターフェース141乃至142のいずれかからブリッジング・エンジン111によって受信されるブロードキャスト・パケットは、WLAN制御装置230に転送されないが、トランシーバ113および/またはイーサネット・インターフェース114に転送され得る。
[0042] このようにして、ブリッジング・エンジン111は、ルートAP110に存在するそれらの特有のインターフェース(例えば、仮想インターフェース142乃至142)を有するリピータ・デバイスR1およびR2を「見ること(seeing)」に応答して、ブロードキャスト・パケットの重複したコピーを作成することを防ぎ得る。
[0043] 他の実施形態に関しては、ブリッジング・エンジン111は、WANから受信されるブロードキャスト・パケットが仮想インターフェース141乃至142に転送されることを防ぐように構成され得、および/または、リピータ・デバイスR1乃至R2から受信されるブロードキャスト・パケットがWLANインターフェース115に転送されることを防ぐように構成され得る。
[0044] 図5Aは、いくつかの実施形態にしたがってルートAP110を構成するための、例示的な動作500を示す。最初に、仮想インターフェース141および142は、ルートAP110において作成される(502)。いくつかの実施形態に関しては、仮想インターフェース141および142は、ルートAP110を接合している(joining)(例えば、ルートAP110との接続を確立している)それぞれのリピータ・デバイスR1およびR2に応答して、ルートAP110において作成され得る。さらに、いくつかの実施形態に関しては、仮想インターフェース141および142は、ルートAP110から離れている(leaving)(例えば、ルートAP110との接続を終了している)、それぞれのリピータ・デバイスR1およびR2に応答して、ルートAP110から削除され、または取り除かれ得、これによってルートAP110におけるメモリ・リソースを確保する(saving)。
[0045] 次に、仮想インターフェースの各々は、リピータ・デバイスR1およびR2のうちの対応する1つに割り当てられる(504)。いくつかの実施形態に関しては、ブリッジング・エンジン111のプロセッサ210および/または他のコンポーネントは、仮想インターフェース141乃至142を作成するために使用され得、その後、リピータ・デバイスR1乃至R2に仮想インターフェース141乃至142を割り当て得る。いくつかの実施形態に関しては、WLANインターフェース115は、親インターフェースと指定され、仮想インターフェース141乃至142は、子インターフェースと指定される(506)。このことは、WLANインターフェース115が、例えば、仮想インターフェース141乃至142がWLANインターフェース115によって制御される、階層的インターフェース構造(hierarchical interface structure)を作成することによって、仮想インターフェース141乃至142の動作を制御することを、可能にし得る。そして、リピータ・デバイスR1乃至R2およびそれらの関連したWDSデバイスに関わるパケット転送情報(packet forwarding information)が、ブリッジング・テーブル112において記憶される(508)。上記のように、ブリッジング・テーブル112は、ブリッジング・エンジン111に結合され、およびこれによって制御され得、ブリッジング・エンジン111はWDS100を通ってパケットを選択的に送るために、ブリッジング・テーブル112から取り出された転送情報を使用する。その後、ルートAP110は、WLANインターフェース115に関連したいかなる転送テーブルにもアクセスしないで、仮想インターフェース141乃至142を介してリピータ・デバイスR1乃至R2にデータ・パケットを選択的に転送するように構成される(510)。より具体的には、リピータ・デバイスR1およびR2に関わる転送情報(および、それらの関連したクライアントおよび/またはステーション・デバイスに関わる転送情報)がブリッジング・エンジン111において維持され得るので、WLANインターフェース115において転送テーブルは不要であり得る。かくして、少なくともいくつかの本実施形態にしたがえば、ブリッジング・エンジン111から第1の仮想インターフェース141によって受信されたパケットは、第1のリピータ・デバイスR1に転送され得、ブリッジング・エンジン111から第2の仮想インターフェース142によって受信されたパケットは、第2のリピータ・デバイスRに転送され得る。
[0046] 図5Bは、図1のWDS100においてパケットを選択的に転送するための例示的な動作550を示す。いくつかの実施形態に関しては、動作550は、図5Aの動作のステップ510のように実施され得る。最初に、ブリッジング・エンジン111は、パケットを受信し、このパケットが、ブロードキャスト・パケットであるか、ユニキャスト・パケットであるかを決定する(552)。554でテストされたときにパケットがブロードキャスト・パケットである場合、ブロードキャスト・パケットは、ブロードキャスト・パケットの重複したコピーの作成を防ぐために、選択的にドロップされるか破棄される(556)。より具体的には、ブロードキャスト・パケットが仮想インターフェース141または142のいずれかに向けられる場合、ブリッジング・エンジン111は、ブロードキャスト・パケットをドロップまたは破棄する(558)。ブロードキャスト・パケットが仮想インターフェース141または142のいずれかからブリッジング・エンジン111によって受信される場合、ブリッジング・エンジン111は、ブロードキャスト・パケットをドロップまたは破棄する(560)。
[0047] 逆に、554でテストされたときにパケットがユニキャスト・パケットである場合、ユニキャスト・パケットは、それの宛先に選択的に転送される(562)。より具体的には、仮想インターフェース141および/または142は、リピータ・デバイスR1およびR2(例えば、クライアント・デバイスCD1乃至CD2およびステーションSTA1乃至STA4)に関連したWDSデバイスに宛てられたユニキャスト・パケットを転送し(564)、WLANインターフェース115は、(例えばどの仮想インターフェース141または142がパケットを受信したかに基づいて)リピータ・デバイスR1およびR2に宛てられたユニキャスト・パケットを転送する(566)。いくつかの実施形態に関しては、ステップ564および566は、同じステップに結合され得る。
[0048] 以上の明細書において、本実施形態は、特定の例示的な実施形態を参照して説明されている。しかしながら、さまざまな変更および変形が、添付の請求項に示されている開示のより広い範囲から逸脱しないで、これに対して行われることが、明らかである。明細書および図面は、したがって、制限的な意味ではなく例示的な意味で、見なされるべきである。例えば、図5のフロー・チャートに示されている方法ステップは、他の適切な順番で実施されることができ、および/または、1つ以上の方法ステップが、省略され得る。
[0048] 以上の明細書において、本実施形態は、特定の例示的な実施形態を参照して説明されている。しかしながら、さまざまな変更および変形が、添付の請求項に示されている開示のより広い範囲から逸脱しないで、これに対して行われることが、明らかである。明細書および図面は、したがって、制限的な意味ではなく例示的な意味で、見なされるべきである。例えば、図5のフロー・チャートに示されている方法ステップは、他の適切な順番で実施されることができ、および/または、1つ以上の方法ステップが、省略され得る。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]複数のリピータ・デバイスに無線で結合されているルート・アクセス・ポイント(AP)を含む無線分配システムであって、前記ルートAPは、
有線ネットワークに前記ルートAPを結合するためのトランシーバと、
前記リピータ・デバイスと無線信号を交換するためのWLANポートと、
前記WLANポートの動作を制御するためのWLAN制御装置と、
複数の仮想インターフェースと、これらの各々は前記リピータ・デバイスのうちの対応する1つに割り当てられている、
前記トランシーバ、前記WLAN制御装置、および前記仮想インターフェースに結合されているブリッジング・エンジンと、ここにおいて前記ブリッジング・エンジンは、前記有線ネットワークから受信されたデータ・パケットを前記リピータ・デバイスに選択的に転送する、および、
前記ブリッジング・エンジンに結合されており、複数の第1のブリッジング・エントリを含むブリッジング・テーブルと、ここにおいて、前記第1のブリッジング・エントリの各々は、関連したリピータ・デバイスの媒体アクセス制御(MAC)アドレスおよび前記関連したリピータ・デバイスに対応する前記仮想インターフェースのポート・ナンバーを記憶する、
無線分配システム。
[C2]前記ブリッジング・テーブルは、前記WLANポート、前記仮想インターフェース、および前記リピータ・デバイスに関連したすべての転送情報を記憶する、C1に記載の無線分配システム。
[C3]前記ブリッジング・エンジンは、前記WLAN制御装置に関連したいかなる転送テーブルにもアクセスしないで、前記仮想インターフェースを介して前記リピータ・デバイスに前記データ・パケットを転送する、C1に記載の無線分配システム。
[C4]前記仮想インターフェースの各々は、前記リピータ・デバイスのうちの対応する1つに関わる専用の物理的なインターフェースとして、前記ブリッジング・エンジンに対して現れる、C1に記載の無線分配システム。
[C5]前記WLAN制御装置および前記WLANポートは、WLANインターフェースを備え、前記WLANインターフェースは、前記仮想インターフェースの動作を制御する、C4に記載の無線分配システム。
[C6]前記WLANインターフェースは、親インターフェースと指定され、前記仮想インターフェースは、子インターフェースと指定される、C5に記載の無線分配システム。
[C7]前記ブリッジング・エンジンは、前記仮想インターフェースに向けられたすべてのブロードキャスト・パケットを破棄する、C1に記載の無線分配システム。
[C8]前記ブリッジング・エンジンは、前記仮想インターフェースから受信されたすべてのブロードキャスト・パケットを破棄する、C1に記載の無線分配システム。
[C9]第1のリピータ・デバイスに無線で結合されている複数の第1のステーションを備え、ここにおいて、前記ブリッジング・テーブルは、前記第1のステーションに関わる転送情報を記憶する、C1に記載の無線分配システム。
[C10]前記ブリッジング・テーブルは、さらに、複数の第2のブリッジング・エントリを備え、ここにおいて、前記第2のブリッジング・エントリの各々は、前記第1のステーションのうちの関連した1つのMACアドレスを記憶する、C9に記載の無線分配システム。
[C11]無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)ポートによって複数のリピータ・デバイスに無線で結合されているルート・アクセス・ポイント(AP)を動作する方法であって、前記方法は、
複数の仮想インターフェースを作成することと、
前記リピータ・デバイスのうちの対応する1つに前記仮想インターフェースの各々を割り当てることと、
ブリッジング・テーブルにおいて前記リピータ・デバイスに結合されている1つ以上のステーションに関わるパケット転送情報および前記リピータ・デバイスに関わるパケット転送情報を記憶することと、ここにおいて、前記ブリッジング・テーブルは、前記ルートAPおよび前記リピータ・デバイスの間のパケット転送動作を容易にする、ブリッジング・エンジンに接続されている、
を備える方法。
[C12]前記ブリッジング・テーブルは、前記WLANポート、前記仮想インターフェース、および前記リピータ・デバイスに関連したすべての転送情報を記憶する、C11に記載の方法。
[C13]前記ブリッジング・エンジンは、前記WLANポートに関連したいかなる転送テーブルにもアクセスしないで、前記仮想インターフェースを介して前記リピータ・デバイスにデータ・パケットを転送する、C11に記載の方法。
[C14]前記仮想インターフェースの各々は、前記リピータ・デバイスのうちの対応する1つに関わる専用の物理的なインターフェースとして、前記ブリッジング・エンジンに対して現れる、C11に記載の方法。
[C15]前記仮想インターフェースに向けられたすべてのブロードキャスト・パケットを破棄するように前記ブリッジング・エンジンを構成することをさらに備える、C11に記載の方法。
[C16]前記仮想インターフェースから受信されたすべてのブロードキャスト・パケットを破棄するように前記ブリッジング・エンジンを構成することをさらに備える、C11に記載の方法。
[C17]プログラム命令を含むコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラム命令は、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)ポートを介して複数のリピータ・デバイスに無線で結合されているルート・アクセス・ポイント(AP)のプロセッサによって実行されるときに、前記ルートAPに、
複数の仮想インターフェースを作成することと、
前記リピータ・デバイスのうちの対応する1つに前記仮想インターフェースの各々を割り当てることと、
ブリッジング・テーブルにおいて前記リピータ・デバイスに結合されている1つ以上のステーションに関わるパケット転送情報および前記リピータ・デバイスに関わるパケット転送情報を記憶することと、ここにおいて、前記ブリッジング・テーブルは、前記ルートAPおよび前記リピータ・デバイスの間のパケット転送動作を容易にする、ブリッジング・エンジンに接続されている、を行わせる、コンピュータ可読記憶媒体。
[C18]前記ブリッジング・テーブルは、前記WLANポート、前記仮想インターフェース、および前記リピータ・デバイスに関連したすべての転送情報を記憶する、C17に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
[C19]前記ブリッジング・エンジンは、前記WLANポートに関連したいかなる転送テーブルにもアクセスしないで、前記仮想インターフェースを介して前記リピータ・デバイスにデータ・パケットを転送する、C17に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
[C20]前記仮想インターフェースの各々は、前記リピータ・デバイスのうちの対応する1つに関わる専用の物理的なインターフェースとして、前記ブリッジング・エンジンに対して現れる、C17に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
[C21]前記プログラム命令の実行は、さらに、前記ルートAPに、前記仮想インターフェースに向けられたすべてのブロードキャスト・パケットを破棄するように、前記ブリッジング・エンジンを構成することを行わせる、C17に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
[C22]前記プログラム命令の実行は、さらに、前記ルートAPに、前記仮想インターフェースから受信されたすべてのブロードキャスト・パケットを破棄するように、前記ブリッジング・エンジンを構成することを行わせる、C17に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
[C23]無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)ポートによって複数のリピータ・デバイスに無線で結合されているルート・アクセス・ポイント(AP)であって、前記ルートAPは、
複数の仮想インターフェースを作成するための手段と、
前記リピータ・デバイスのうちの対応する1つに前記仮想インターフェースの各々を割り当てるための手段と、
ブリッジング・テーブルにおいて前記リピータ・デバイスに結合されている1つ以上のステーションに関わるパケット転送情報および前記リピータ・デバイスに関わるパケット転送情報を記憶するための手段と、ここにおいて、前記ブリッジング・テーブルは、前記ルートAPおよび前記リピータ・デバイスの間のパケット転送動作を容易にする、ブリッジング・エンジンに接続されている、を備えるルートAP。
[C24]前記ブリッジング・テーブルは、前記WLANポート、前記仮想インターフェース、および前記リピータ・デバイスに関連したすべての転送情報を記憶する、C23に記載のルートAP。
[C25]前記ブリッジング・エンジンは、前記WLANポートに関連したいかなる転送テーブルにもアクセスしないで、前記仮想インターフェースを介して前記リピータ・デバイスにデータ・パケットを転送する、C23に記載のルートAP。
[C26]前記仮想インターフェースの各々は、前記リピータ・デバイスのうちの対応する1つに関わる専用の物理的なインターフェースとして、前記ブリッジング・エンジンに対して現れる、C23に記載のルートAP。
[C27]前記仮想インターフェースに向けられたすべてのブロードキャスト・パケットを破棄するように前記ブリッジング・エンジンを構成するための手段をさらに備える、C23に記載のルートAP。
[C28]前記仮想インターフェースから受信されたすべてのブロードキャスト・パケットを破棄するように前記ブリッジング・エンジンを構成するための手段をさらに備える、C23に記載のルートAP。

Claims (28)

  1. 複数のリピータ・デバイスに無線で結合されているルート・アクセス・ポイント(AP)を含む無線分配システムであって、前記ルートAPは、
    有線ネットワークに前記ルートAPを結合するためのトランシーバと、
    前記リピータ・デバイスと無線信号を交換するためのWLANポートと、
    前記WLANポートの動作を制御するためのWLAN制御装置と、
    複数の仮想インターフェースと、これらの各々は前記リピータ・デバイスのうちの対応する1つに割り当てられている、
    前記トランシーバ、前記WLAN制御装置、および前記仮想インターフェースに結合されているブリッジング・エンジンと、ここにおいて前記ブリッジング・エンジンは、前記有線ネットワークから受信されたデータ・パケットを前記リピータ・デバイスに選択的に転送する、および、
    前記ブリッジング・エンジンに結合されており、複数の第1のブリッジング・エントリを含むブリッジング・テーブルと、ここにおいて、前記第1のブリッジング・エントリの各々は、関連したリピータ・デバイスの媒体アクセス制御(MAC)アドレスおよび前記関連したリピータ・デバイスに対応する前記仮想インターフェースのポート・ナンバーを記憶する、
    無線分配システム。
  2. 前記ブリッジング・テーブルは、前記WLANポート、前記仮想インターフェース、および前記リピータ・デバイスに関連したすべての転送情報を記憶する、請求項1に記載の無線分配システム。
  3. 前記ブリッジング・エンジンは、前記WLAN制御装置に関連したいかなる転送テーブルにもアクセスしないで、前記仮想インターフェースを介して前記リピータ・デバイスに前記データ・パケットを転送する、請求項1に記載の無線分配システム。
  4. 前記仮想インターフェースの各々は、前記リピータ・デバイスのうちの対応する1つに関わる専用の物理的なインターフェースとして、前記ブリッジング・エンジンに対して現れる、請求項1に記載の無線分配システム。
  5. 前記WLAN制御装置および前記WLANポートは、WLANインターフェースを備え、前記WLANインターフェースは、前記仮想インターフェースの動作を制御する、請求項4に記載の無線分配システム。
  6. 前記WLANインターフェースは、親インターフェースと指定され、前記仮想インターフェースは、子インターフェースと指定される、請求項5に記載の無線分配システム。
  7. 前記ブリッジング・エンジンは、前記仮想インターフェースに向けられたすべてのブロードキャスト・パケットを破棄する、請求項1に記載の無線分配システム。
  8. 前記ブリッジング・エンジンは、前記仮想インターフェースから受信されたすべてのブロードキャスト・パケットを破棄する、請求項1に記載の無線分配システム。
  9. 第1のリピータ・デバイスに無線で結合されている複数の第1のステーションを備え、ここにおいて、前記ブリッジング・テーブルは、前記第1のステーションに関わる転送情報を記憶する、請求項1に記載の無線分配システム。
  10. 前記ブリッジング・テーブルは、さらに、複数の第2のブリッジング・エントリを備え、ここにおいて、前記第2のブリッジング・エントリの各々は、前記第1のステーションのうちの関連した1つのMACアドレスを記憶する、請求項9に記載の無線分配システム。
  11. 無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)ポートによって複数のリピータ・デバイスに無線で結合されているルート・アクセス・ポイント(AP)を動作する方法であって、前記方法は、
    複数の仮想インターフェースを作成することと、
    前記リピータ・デバイスのうちの対応する1つに前記仮想インターフェースの各々を割り当てることと、
    ブリッジング・テーブルにおいて前記リピータ・デバイスに結合されている1つ以上のステーションに関わるパケット転送情報および前記リピータ・デバイスに関わるパケット転送情報を記憶することと、ここにおいて、前記ブリッジング・テーブルは、前記ルートAPおよび前記リピータ・デバイスの間のパケット転送動作を容易にする、ブリッジング・エンジンに接続されている、
    を備える方法。
  12. 前記ブリッジング・テーブルは、前記WLANポート、前記仮想インターフェース、および前記リピータ・デバイスに関連したすべての転送情報を記憶する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ブリッジング・エンジンは、前記WLANポートに関連したいかなる転送テーブルにもアクセスしないで、前記仮想インターフェースを介して前記リピータ・デバイスにデータ・パケットを転送する、請求項11に記載の方法。
  14. 前記仮想インターフェースの各々は、前記リピータ・デバイスのうちの対応する1つに関わる専用の物理的なインターフェースとして、前記ブリッジング・エンジンに対して現れる、請求項11に記載の方法。
  15. 前記仮想インターフェースに向けられたすべてのブロードキャスト・パケットを破棄するように前記ブリッジング・エンジンを構成することをさらに備える、請求項11に記載の方法。
  16. 前記仮想インターフェースから受信されたすべてのブロードキャスト・パケットを破棄するように前記ブリッジング・エンジンを構成することをさらに備える、請求項11に記載の方法。
  17. プログラム命令を含むコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラム命令は、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)ポートを介して複数のリピータ・デバイスに無線で結合されているルート・アクセス・ポイント(AP)のプロセッサによって実行されるときに、前記ルートAPに、
    複数の仮想インターフェースを作成することと、
    前記リピータ・デバイスのうちの対応する1つに前記仮想インターフェースの各々を割り当てることと、
    ブリッジング・テーブルにおいて前記リピータ・デバイスに結合されている1つ以上のステーションに関わるパケット転送情報および前記リピータ・デバイスに関わるパケット転送情報を記憶することと、ここにおいて、前記ブリッジング・テーブルは、前記ルートAPおよび前記リピータ・デバイスの間のパケット転送動作を容易にする、ブリッジング・エンジンに接続されている、
    を行わせる、コンピュータ可読記憶媒体。
  18. 前記ブリッジング・テーブルは、前記WLANポート、前記仮想インターフェース、および前記リピータ・デバイスに関連したすべての転送情報を記憶する、請求項17に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  19. 前記ブリッジング・エンジンは、前記WLANポートに関連したいかなる転送テーブルにもアクセスしないで、前記仮想インターフェースを介して前記リピータ・デバイスにデータ・パケットを転送する、請求項17に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  20. 前記仮想インターフェースの各々は、前記リピータ・デバイスのうちの対応する1つに関わる専用の物理的なインターフェースとして、前記ブリッジング・エンジンに対して現れる、請求項17に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  21. 前記プログラム命令の実行は、さらに、前記ルートAPに、
    前記仮想インターフェースに向けられたすべてのブロードキャスト・パケットを破棄するように、前記ブリッジング・エンジンを構成することを行わせる、請求項17に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  22. 前記プログラム命令の実行は、さらに、前記ルートAPに、前記仮想インターフェースから受信されたすべてのブロードキャスト・パケットを破棄するように、前記ブリッジング・エンジンを構成することを行わせる、請求項17に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  23. 無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)ポートによって複数のリピータ・デバイスに無線で結合されているルート・アクセス・ポイント(AP)であって、前記ルートAPは、
    複数の仮想インターフェースを作成するための手段と、
    前記リピータ・デバイスのうちの対応する1つに前記仮想インターフェースの各々を割り当てるための手段と、
    ブリッジング・テーブルにおいて前記リピータ・デバイスに結合されている1つ以上のステーションに関わるパケット転送情報および前記リピータ・デバイスに関わるパケット転送情報を記憶するための手段と、ここにおいて、前記ブリッジング・テーブルは、前記ルートAPおよび前記リピータ・デバイスの間のパケット転送動作を容易にする、ブリッジング・エンジンに接続されている、
    を備えるルートAP。
  24. 前記ブリッジング・テーブルは、前記WLANポート、前記仮想インターフェース、および前記リピータ・デバイスに関連したすべての転送情報を記憶する、請求項23に記載のルートAP。
  25. 前記ブリッジング・エンジンは、前記WLANポートに関連したいかなる転送テーブルにもアクセスしないで、前記仮想インターフェースを介して前記リピータ・デバイスにデータ・パケットを転送する、請求項23に記載のルートAP。
  26. 前記仮想インターフェースの各々は、前記リピータ・デバイスのうちの対応する1つに関わる専用の物理的なインターフェースとして、前記ブリッジング・エンジンに対して現れる、請求項23に記載のルートAP。
  27. 前記仮想インターフェースに向けられたすべてのブロードキャスト・パケットを破棄するように前記ブリッジング・エンジンを構成するための手段をさらに備える、請求項23に記載のルートAP。
  28. 前記仮想インターフェースから受信されたすべてのブロードキャスト・パケットを破棄するように前記ブリッジング・エンジンを構成するための手段をさらに備える、請求項23に記載のルートAP。
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