JP2013141099A - 受電装置及び無線電力伝送システム - Google Patents

受電装置及び無線電力伝送システム Download PDF

Info

Publication number
JP2013141099A
JP2013141099A JP2011290041A JP2011290041A JP2013141099A JP 2013141099 A JP2013141099 A JP 2013141099A JP 2011290041 A JP2011290041 A JP 2011290041A JP 2011290041 A JP2011290041 A JP 2011290041A JP 2013141099 A JP2013141099 A JP 2013141099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
power receiving
power
power transmission
radiated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011290041A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5863455B2 (ja
Inventor
Kenichi Yasuma
健一 安間
Tomohisa Kimura
友久 木村
Kota Kikuchi
宏太 菊地
Hideki Saeki
秀樹 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2011290041A priority Critical patent/JP5863455B2/ja
Priority to PCT/JP2012/083749 priority patent/WO2013099997A1/ja
Publication of JP2013141099A publication Critical patent/JP2013141099A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5863455B2 publication Critical patent/JP5863455B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/06Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

【課題】受電アンテナが電磁波を受電した際に、受電アンテナから再放射される電磁波の位相が揃うことを、簡易な構成で抑制する、ことを目的とする。
【解決手段】受電設備は、複数のアンテナパネル22が平面状に配置されて形成され、送マイクロ波送電部から送電されてくるマイクロ波を受電する受電アンテナ20を備え、複数のアンテナパネル22は、マイクロ波送電部が備える送電アンテナとの距離にばらつきを有する。すなわち、受電アンテナ20を形成する各アンテナパネル22は、基準位置から距離Rでランダム配置されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、受電装置及び無線電力伝送システムに関するものである。
近年、電磁波により電力を送電する無線電力伝送システムの開発が進んでいる。
この無線電力伝送システムの一例としては、宇宙空間上で太陽光発電を行い、生成した電力を位相が揃えられてビーム形成された電磁波(マイクロ波)として、宇宙空間上の送電アンテナから地上の受電アンテナへ送る宇宙太陽発電システム(Space Solar Power System、以下、「SSPS」という。)や、送電アンテナから電磁波を離島に配置された受電アンテナへ送電する離島電力伝送システム等が挙げられる。
ここで、受電アンテナが電磁波を受電した際、一般的に受電アンテナからは、受電した電磁波の一部が再放射される。再放射された電磁波の位相が揃うような場合は、電磁波の送電時と同様にビーム形成される可能性がある。
非特許文献1には、レクテナアレーの素子数を増やし、各素子間の位相をランダムにすることで、SSPSの受電アンテナから再放射される高調波が特定の角度で強めあわないように平均化できる可能性があると、記載されている。
藤野 義之、鈴木 康平 "レクテナの不要波再放射特性に関する検討"、[online]、2005年、社団法人 電子情報通信学会、[平成23年11月19日検索]、インターネット<URL:http://www.ieice.org/~wpt/paper/SPS2005-04.pdf>
しかしながら、非特許文献1には、どのようにして各素子間の位相をランダムにするかまでは記載されていない。特に、SSPSや離島電力伝送システムに用いられる受電アンテナは、非常に大きいアンテナであり、かつ複数のアンテナ(アンテナパネルや、アンテナパネルを形成するアンテナ素子)で形成されている。このような受電アンテナに対しては、受電アンテナから再放射される電磁波の位相が揃うことを、簡易な構成で抑制することが求められる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、受電アンテナが電磁波を受電した際に、受電アンテナから再放射される電磁波の位相が揃うことを、簡易な構成で抑制できる、受電装置及び無線電力伝送システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の受電装置及び無線電力伝送システムは以下の手段を採用する。
すなわち、本発明の第一態様に係る受電装置は、複数のアンテナ体が平面状に配置されて形成され、送電装置から送電されてくる電磁波を受電する受電アンテナを備えた受電装置であって、複数の前記アンテナ体は、各々前記送電装置との距離にばらつきを有する。
本構成によれば、受電装置は、複数のアンテナ体が平面状に配置されて形成され、送電装置から送電されてくる電磁波を受電する受電アンテナを備える。そして、受電アンテナを形成する複数のアンテナ体は、送電装置との距離にばらつきを有する。すなわち、各アンテナ体は、送電装置の方向に対してランダムに配置されている。
受電アンテナを形成する複数のアンテナ体をランダムに配置することによって、アンテナ体から再放射される電磁波の位相は、他のアンテナ体から再放射される電磁波の位相と異なることとなる。すなわち、各アンテナ体から再放射される電磁波の位相は揃わないこととなり、再合成され難くなる。また、受電アンテナを形成する複数のアンテナ体を、ランダムに配置することによって、送電装置から送電されてくる電磁波の角度にかかわらず、再放射する電磁波の位相が揃うことを抑制できる。
以上のように、本構成は、受電アンテナが電磁波を受電した際に、受電アンテナから再放射される電磁波の位相が揃うことを、簡易な構成で抑制できる。
また、受電アンテナを形成する複数のアンテナ体を、ランダムに配置するだけであるので、該アンテナ体が例えば数百以上配置されることとなる大型の受電アンテナであっても、受電アンテナの施行時等に対応でき、コストや作業時間の観点からも効果的である。
また、上記第一態様では、複数の前記アンテナ体が、前記送電装置から送電される電磁波の1波長の整数倍の長さを基準とした長さの範囲内でばらついていることが好ましい。
本構成によれば、より確実に受電アンテナから再放射される電磁波の位相が揃うことを抑制できる。
また、上記第一態様では、複数の前記アンテナ体が、前記送電装置に対する方向に各々位置が異なる、又は各々回転されることによって、各々前記送電装置との距離にばらつきを有することが好ましい。
本構成によれば、受電アンテナを形成するアンテナ体と送電装置との距離のばらつきを、簡易に生じさせられる。
本発明の第二態様に係る無線電力伝送システムは、送電アンテナによって電磁波を送電する送電装置と、上記記載の受電装置と、を備える。
本発明によれば、受電アンテナが電磁波を受電した際に、受電アンテナから再放射される電磁波の位相が揃うことを、簡易な構成で抑制できる、という優れた効果を有する。
本発明の実施形態に係るSSPSの構成図である。 本発明の実施形態に係る受電アンテナにおけるアンテナパネル及びアンテナ素子の配列を示した図である。 受電アンテナから再放射されるマイクロ波を示した模式図である。 本発明の実施形態に係る受電アンテナの側面を示した模式図である。 本発明の実施形態に係る受電アンテナを形成する各アンテナパネルの送電アンテナの方向に対して位置を示した模式図である。 本発明の実施形態に係るアンテナパネルをランダム配置した場合と、ランダム配置しない場合とにおける、受電アンテナから再放射したマイクロ波電力の分布の解析結果を示すグラフである。 本発明の実施形態に係るアンテナ素子各々が送電アンテナの方向に対して角度にばらつきを有している場合を示した図である。 本発明の実施形態に係るアンテナ素子各々が送電アンテナの方向に対して角度にばらつきを有している場合を示した図である。
以下に、本発明に係る受電装置及び無線電力伝送システムの一実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態では、本発明をSSPSに適用した場合を例に挙げて説明する。
図1は、本実施形態に係るSSPS10の構成図である。
SSPS10は、図1に示されるように、巨大な太陽電池パネル12を搭載した人口衛星を赤道上空に打ち上げ、太陽光によって発電した電力を太陽電池パネルの中の発信モジュールによりマイクロ波(電磁波)に変換する。そして、マイクロ波をマイクロ波送電部14が備える送電アンテナ16から地上に設けた受電設備18へ送電し、地上において再び電力に変換するシステムである。
図2は、本実施形態に係る受電設備18に設けられ、送電アンテナから送電されてくるマイクロ波を受電する平面形状の受電アンテナ(フェーズドアレイアンテナ)20の概略構成を示した図である。
図2に示されるように、本実施形態に係る受電アンテナ20は、O−XYZの直交座標系において、X−Y平面上にN行N列で二次元配列された複数のアンテナパネル22を備えている。隣接するアンテナパネル22は、各結合点(図示略)において、結合されている。各アンテナパネル22は、例えば、一辺がA(例えば、5m程度)の正方形であり、このような複数のアンテナパネル22が互いに結合されていることにより平面状に配置され、パネル全体として例えば約2km四方の大型の受電アンテナ20が形成されている。
各アンテナパネル22には、複数のアンテナ素子24(パッチアンテナ)がX軸方向及びY軸方向に所定の距離間隔で、二次元配列されている。例えば、各アンテナパネル22には、X軸方向及びY軸方向に、互いの距離間隔がいずれもaとなるように、アンテナ素子24が2次元配列されている。なお、アンテナパネル22の端面とその端面に最も近いアンテナ素子24との距離は、いずれもa/2(2分のa)とされている。
ここで、受電アンテナ20からは、受電したマイクロ波の一部が再放射される。再放射されたマイクロ波の位相が揃うような場合は、送電アンテナからのマイクロ波の送電時と同様にビーム形成される可能性がある。図3の模式図では、アンテナパネル22のアンテナ面(パネル面ともいう。)が、基準位置上に位置している。このような場合は、受電アンテナ20を形成するアンテナパネル22の各々が受電したマイクロ波の位相が揃っていると、再放射されたマイクロ波の位相が揃うこととなる。
そこで、本実施形態に係る受電アンテナ20は、マイクロ波送電部14が備える送電アンテナ16との距離にばらつきを有するように各アンテナパネル22が配置されている。
図4は、本実施形態に係る受電アンテナ20の側面を示した模式図である。
図4に示されるように、受電アンテナ20のアンテナパネル22のアンテナ面は、基準位置上に位置していない。すなわち、各アンテナパネル22は、送電アンテナ16に対する方向に各々の位置が異なることによって、ランダムに配置(以下、「ランダム配置」という。)されている。
このように、複数のアンテナパネル22が、ランダム配置されることで、受電したマイクロ波の位相が揃っていても、アンテナパネル22から再放射されるマイクロ波の位相は、他のアンテナパネル22から再放射されるマイクロ波の位相と異なることとなる。すなわち、各アンテナパネル22から再放射されるマイクロ波の位相は揃わないこととなり、再合成され難くなる。
また、一例として、複数のアンテナパネル22は、送電アンテナ16から送電されるマイクロ波の1波長の長さを基準とした長さの範囲内でばらついている。
図5は、本実施形態に係る受電アンテナ20を形成する各アンテナパネル22の送電アンテナ16の方向に対して位置を示した模式図である。
図5に示されるように、受電アンテナ20を形成する各アンテナパネル22は、基準位置から距離Rでランダム配置されている。
距離Rは、下記(1)式から算出される。
R=k×λ ・・・(1)
上記(1)式におけるkは、0から1の間の乱数であり、λは送電されるマイクロ波の1波長の長さである。(1)式で算出された距離Rを各アンテナパネル22毎に算出し、算出した距離Rで複数のアンテナパネル22で形成される受電アンテナ20を施工することによって、受電アンテナ20から再放射されるマイクロ波の位相が揃うことを、簡易な構成で抑制できる。
なお、波長λは、送電されるマイクロ波の1波長の長さの整数倍を基準とした長さであればよく、送電されるマイクロ波の例えば2波長や3波長等の長さとしてもよい。この整数倍の値を大きくするほど、ランダムに配置させるアンテナパネル22の施行がより容易になる。
乱数kを用いた、アンテナパネル22のランダム配置についてより詳細説明する。
アンテナパネル22のばらつきのピッチをNとすると、乱数kの0から1の間の分割数は、ピッチNに対応するように設定される。例えば、マイクロ波の波長が12cmであり、ピッチNを1.2cm間隔とする場合、乱数kの分割数は10となる。すなわち、乱数kは、0、0.1、0.2、・・・0.9、1.0がランダムに現れる乱数となる。
そして、ランダム配置させるアンテナパネル22の数をMとし、再放射されるマイクロ波の電力分布が所望の分布となるように、数M、ピッチN及び乱数kの組み合わせを求め、求めた組み合わせに従って、アンテナパネル22を配置する。
図6は、本実施形態に係るアンテナパネル22をランダム配置した場合と、ランダム配置しない場合とにおける、受電アンテナ20から再放射したマイクロ波電力の分布の解析結果を示すグラフである。
図6に示されるグラフは、アンテナパネル22の数を12とし、送電されるマイクロ波(基本波)の周波数を5.8GHzとした場合の例における解析結果である。図6に示されるグラフは、横軸が角度とされているが、受電アンテナ20の中心位置からの距離を示し、縦軸が再放射したマイクロ波電力の大きさを示している。そして、実線がアンテナパネル22をランダム配置した場合の解析結果であり、破線がアンテナパネル22をランダム配置しない場合の解析結果である。
図6に示されるように、アンテナパネル22をランダム配置しない場合は、再放射したマイクロ波電力が受電アンテナ20の中心(0°)でピークを有し、中心位置から離れるに従って、再放射したマイクロ波電力は小さくなる。すなわち、アンテナパネル22をランダム配置しない場合は、受電アンテナ20から再放射されるマイクロ波が再合成されていることが解析的にも分かる。
一方、アンテナパネル22をランダム配置した場合は、中心位置に再放射したマイクロ波電力のピークは現れず、ランダム配置しない場合の再放射したマイクロ波電力に比べて、受電アンテナ20全体に渡って、再放射したマイクロ波電力が生じている。また、アンテナパネル22をランダム配置した場合におけるピークの大きさは、ランダム配置しない場合におけるピークの大きさに比べ−6.6dBとなった。
このように、アンテナパネル22をランダム配置することによって、受電アンテナ20から再放射されるマイクロ波が再合成されず、ピークも小さくなることが解析的にも証明された。なお、ランダム配置させるアンテナパネル22の数が多いほど、再放射されるマイクロ波電力は、よりピークを形成し難くなり、アンテナパネル22の配置位置に関わらず均等な大きさで再放射されることとなる。
図7,8は、アンテナ素子24各々が送電アンテナ16の方向に対して角度にばらつきを有している場合を示した図である。なお、図7,8の図では、各アンテナ素子24の中心が基準位置からずれない例、すなわち、角度のばらつきによってアンテナ素子24の中心位置と送電アンテナ16との距離に変化が生じない例を示している。
図7は、円状(等方位)にマイクロ波を再放射するアンテナ素子24の例を示している。円状にマイクロ波を再放射するアンテナ素子24の角度がばらついていても、再放射されるマイクロ波の位相に変化は生じない。
図8は、楕円形状(シャープ)にマイクロ波を再放射するアンテナ素子24(例えばホーンアンテナ)の例を示している。楕円形状にマイクロ波を再放射するアンテナ素子24の角度がばらついていても、反射電力の方向にばらつきが生じるものの、円状にマイクロ波を再放射するアンテナ素子24と同様に、再放射されるマイクロ波の位相に変化は生じない。
このように、アンテナ素子24又はアンテナパネル22の角度にはらつきを持たせても、再放射されるマイクロ波の再合成の抑制には寄与しない。換言すると、アンテナ素子24又はアンテナパネル22の角度がばらつくことよって、意図しないマイクロ波の再合成は生じないといえる。すなわち、アンテナパネル22をランダム配置することで、再放射されるマイクロ波の位相が揃うことを抑制する場合は、アンテナ素子24又はアンテナパネル22の角度を厳密に管理する必要が無いため、より受電アンテナ20の施行が容易である。
以上説明したように、本実施形態に係る受電設備18は、複数のアンテナパネル22が平面状に配置されて形成され、マイクロ波送電部14から送電されてくる電磁波を受電する受電アンテナ20を備え、複数のアンテナパネルは、各々マイクロ波送電部14が備える送電アンテナ16との距離にばらつきを有する。
従って、本実施形態に係る受電設備18は、受電アンテナ20が電磁波を受電した際に、受電アンテナ20から再放射されるマイクロ波の位相が揃うことを、簡易な構成で抑制できる。
また、本実施形態に係る受電設備18は、複数のアンテナパネル22が、送電アンテナ16から送電されるマイクロ波の1波長の長さを基準とした長さの範囲内でばらついているので、より確実に受電アンテナ20から再放射されるマイクロ波の位相が揃うことを抑制できる。
また、本実施形態に係る受電設備18は、複数のアンテナパネル22が、送電アンテナ16に対して平行移動させることで、アンテナパネル22と送電アンテナ16との距離のばらつきを、簡易に生じさせることができる。
以上、本発明を、上記実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更または改良を加えることができ、該変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、本発明をSSPS10に適用する形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、受電アンテナが、平面状に配置された複数のアンテナによって形成されていれば、例えば、電磁波によって離島へ電力を送電する離島電力伝送システム等、電磁波により電力を送電する他の無線電力伝送システムに適用する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、受電アンテナ20を形成する複数のアンテナパネル22が、送電アンテナ16に対する方向に各々の位置が異なることによって、ランダム配置される形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、アンテナパネル22が、各々回転されることによって、ランダム配置される形態としてもよい。
この形態におけるアンテナパネル22の回転とは、例えば、アンテナパネル22の角や辺を回転中心とした回転であり、各アンテナパネル22の中心位置と送電アンテナ16との距離に変化を生じさせる回転である。
また、上記実施形態では、乱数kを用いた(1)式から各アンテナパネル22と送電アンテナ16方向の距離Rを決定する形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各アンテナパネル22の距離Rは、他の方法によって決定される形態としてもよい。例えば、受電アンテナ20からの再放射したマイクロ波電力が平均的な分布となるような各アンテナパネル22毎の距離Rを解析し、決定してもよいし、人為的に距離Rを決定する等してもよい。
また、上記実施形態では、受電アンテナ20を形成するアンテナパネル22各々をランダムに配置する形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、複数のアンテナパネル22を一組とし、この一組としたアンテナパネル22毎にランダム配置してもよい。また、アンテナ素子24各々をランダムに配置する形態、複数のアンテナ素子24を一組として、一組としたアンテナ素子24毎にランダム配置する形態としてもよい。
10 SSPS
14 マイクロ波送電部
16 送電アンテナ
18 受電設備
20 受電アンテナ
22 アンテナパネル

Claims (4)

  1. 複数のアンテナ体が平面状に配置されて形成され、送電装置から送電されてくる電磁波を受電する受電アンテナを備えた受電装置であって、
    複数の前記アンテナ体は、各々前記送電装置との距離にばらつきを有する受電装置。
  2. 複数の前記アンテナ体は、前記送電装置から送電される電磁波の1波長の整数倍の長さを基準とした長さの範囲内でばらついている請求項1又は請求項2記載の受電装置。
  3. 複数の前記アンテナ体は、前記送電装置に対する方向に各々位置が異なる、又は各々回転されることによって、各々前記送電装置との距離にばらつきを有する請求項1又は請求項2記載の受電装置。
  4. 送電アンテナによって電磁波を送電する送電装置と、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の受電装置と、
    を備えた無線電力伝送システム。
JP2011290041A 2011-12-28 2011-12-28 受電装置及び無線電力伝送システム Active JP5863455B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011290041A JP5863455B2 (ja) 2011-12-28 2011-12-28 受電装置及び無線電力伝送システム
PCT/JP2012/083749 WO2013099997A1 (ja) 2011-12-28 2012-12-26 受電装置及び無線電力伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011290041A JP5863455B2 (ja) 2011-12-28 2011-12-28 受電装置及び無線電力伝送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013141099A true JP2013141099A (ja) 2013-07-18
JP5863455B2 JP5863455B2 (ja) 2016-02-16

Family

ID=48697477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011290041A Active JP5863455B2 (ja) 2011-12-28 2011-12-28 受電装置及び無線電力伝送システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5863455B2 (ja)
WO (1) WO2013099997A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022123962A1 (ja) * 2020-12-10 2022-06-16 Hapsモバイル株式会社 制御装置、プログラム、システム、及び方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113727422A (zh) * 2019-01-08 2021-11-30 维沃移动通信有限公司 一种天线面板控制方法、终端设备及网络侧设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001144533A (ja) * 1999-11-16 2001-05-25 Mitsubishi Electric Corp アンテナ装置
JP2005072782A (ja) * 2003-08-21 2005-03-17 Sony Corp アンテナおよびそれを用いた受信装置
JP2010004324A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Mitsubishi Electric Corp 無線電力伝送システム、電力送信装置及びレクテナ基地局

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3616075B2 (ja) * 2002-06-25 2005-02-02 三菱重工業株式会社 送電ビーム方向制御装置
JP4486539B2 (ja) * 2005-03-31 2010-06-23 三菱重工業株式会社 フェーズドアレイアンテナ及びその位相制御方法
JP2007124201A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Kyocera Corp アンテナモジュール
JP4905535B2 (ja) * 2009-10-27 2012-03-28 三菱電機株式会社 導波管スロットアレーアンテナ装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001144533A (ja) * 1999-11-16 2001-05-25 Mitsubishi Electric Corp アンテナ装置
JP2005072782A (ja) * 2003-08-21 2005-03-17 Sony Corp アンテナおよびそれを用いた受信装置
JP2010004324A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Mitsubishi Electric Corp 無線電力伝送システム、電力送信装置及びレクテナ基地局

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
藤野 義之、鈴木 康平: "レクテナの不要波再放射特性に関する検討", 信学技報, JPN6015037559, April 2005 (2005-04-01), JP, pages 19 - 22, ISSN: 0003156533 *

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022123962A1 (ja) * 2020-12-10 2022-06-16 Hapsモバイル株式会社 制御装置、プログラム、システム、及び方法
JP2022092533A (ja) * 2020-12-10 2022-06-22 Hapsモバイル株式会社 制御装置、プログラム、システム、及び方法
JP7271491B2 (ja) 2020-12-10 2023-05-11 Hapsモバイル株式会社 制御装置、プログラム、システム、及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2013099997A1 (ja) 2013-07-04
JP5863455B2 (ja) 2016-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Lau et al. Reconfigurable transmitarray design approaches for beamforming applications
Nguyen et al. Focal array fed dielectric lenses: An attractive solution for beam reconfiguration at millimeter waves
WO2014034490A1 (ja) アンテナ
WO2014054444A1 (ja) リフレクトアレー
RU2592731C1 (ru) Способ построения антенной решетки
CN1879258B (zh) 可扫描稀疏天线阵列
Zheng et al. Shared aperture metasurface with ultra-wideband and wide-angle low-scattering performance
US8570238B2 (en) Leaky-wave antenna
JP5863455B2 (ja) 受電装置及び無線電力伝送システム
Filgueiras et al. Wideband Omnidirectional Slotted‐Waveguide Antenna Array Based on Trapezoidal Slots
Yesilyurt et al. Helical Circular Array Configurations for Generation of Orbital Angular Momentum Beams
JP5372118B2 (ja) リフレクトアレー
Vaishnavi et al. Simulation of helical modulation in a focal plane array
Zhang et al. Plane spiral orbital angular momentum wave and its applications
Li et al. Cylindrical conformal array antenna for near field focusing
TWI525897B (zh) 整合太陽能電池板與天線之圓極化綠能天線
Guo et al. Circularly polarised OAM antenna using an aperture‐coupled uniform circular array
Li et al. Beam scanning array based on Luneburg lens
CN105990648A (zh) 一种天线及通信设备
Liang et al. Broadband electronically beam scanning structure using Luneburg lens
JP2005136542A (ja) アレイアンテナ装置及び該装置の設計方法
JP2014165536A (ja) 導波管スロットアンテナ
JP5469724B1 (ja) リフレクトアレー
Singh et al. Exponential Flare Slot Vivaldi OAM Antenna for Near Field Communication in EVs and HEVs
Xi et al. Generation of dual-beam orbital angular momentum vortex beam using transmit arrays

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151222

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5863455

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151