JP2013138648A - 植物栽培装置及び栽培方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】植物栽培装置は、植物を養液栽培するための栽培槽(101)と、栽培槽(101)に養水を循環供給する養水供給部(102)とを備えている。養水供給部(102)は、養水殺菌部(103)を有し、養水殺菌部(103)は、殺菌槽(61)、放電を発生させる放電部(62)、殺菌槽(61)内の養水に超音波を照射する超音波発生部(94)及び殺菌槽(61)内の養水を加温する加温部(105)を有している。放電部(62)は、電極対(64,65、464,465、564,565,664,665)及び電源部(70)を有し、放電によって養水中に水酸ラジカルを経て過酸化水素が生成するように構成されている。超音波発生部(94)は、養水中の過酸化水素を水酸ラジカルに変換するように構成されている。
【選択図】図2
Description
図1に示すように、本実施形態に係る植物栽培装置は、植物を養液栽培するための栽培槽(101)と、栽培槽(101)に養水を循環供給する養水供給部(102)とを備えている。養水供給部(102)は、養水を殺菌する養水殺菌部(103)を有している。栽培槽(101)には、養水殺菌部(103)により殺菌された養水が養水冷却部(104)を介して供給される。
なお、養水の循環を連続的に行っている場合には、放電部(62)を駆動しても、殺菌槽(61)内の過酸化水素濃度が、放電部(62)よりも流入側では高くならない可能性がある。このため、超音波発生部(94)は、放電部(62)よりも流出側に設ける方が好ましい。しかし、養水の循環を連続的に行わず、一旦殺菌槽(61)内に貯留するような場合には、超音波発生部(94)が放電部(62)よりも流入側に設けられていても問題ない。
図19は、第2の実施形態に係る養水殺菌部(103B)を示す構成図である。図19において、第1の実施形態の養水殺菌部(103)と同様の構成については図2と同じ符号を付している。また、図19においては、制御部(303)等の記載は省略している。以下においては、主に第2の実施形態に係る養水殺菌部(103)と異なる点について説明する。
図20は、第3の実施形態に係る養水殺菌部(103C)を示す構成図である。図20において、第1の実施形態の養水殺菌部(103)と同様の構成については図2と同じ符号を付している。また、図20においては、制御部(303)等の図示は省略している。以下においては、主に第1の実施形態と異なる点について説明する。
図21は、第4の実施形態に係る養水殺菌部(103)を示す構成図である。図21において、第1の実施形態の養水殺菌部(103)と同様の構成については図2と同じ符号を付している。また、図21においては、制御部(303)等の記載は省略している。以下においては、主に第1の実施形態と異なる点について説明する。
62 放電部
64 第1電極
64a 端部
65 第2電極
65a 電極本体
65b 鍔部
65c 内側筒部
65d 連接部
66 貫通孔
67 円柱空間
68 漏電防止材
70 電源部
71 絶縁容器
72 容器本体
72a 側壁部
72b 底部
73 蓋体
74 開口
76 基部
76a 挿入口
77 筒状壁部
78 環状凸部
79 先端凸部
94 超音波発生部
95 圧電セラミックス板
96 金属板
96a 金属板
96b 金属板
97 ケース
97a 金属ケース
101 栽培槽
102 養水供給部
103 養水殺菌部
104 養水冷却部
105 加温部
106 補助加温部
181 太陽熱温水パネル
182 空調機
200 植物
303 制御部
307 センサ
308 超音波波形発生部
309 増幅器
464 電極
465 電極
471a 絶縁容器
471b 絶縁容器
473a 蓋部
473b 蓋部
474a 開口
474b 開口
480a 容器本体
480b 容器本体
518 エアポンプ
519 ノズル
520 気泡発生部
564 第1電極
565 第2電極
654 導電部
655 絶縁部
656 導電部
657 絶縁部
664 電極
665 電極
Claims (12)
- 植物を養液栽培するための栽培槽(101)と、
前記栽培槽(101)に養水を循環供給する養水供給部(102)とを備え、
前記養水供給部(102)は、養水殺菌部(103)を有し、
前記養水殺菌部(103)は、殺菌槽(61)、該殺菌槽(61)内において放電を発生させる放電部(62)、前記殺菌槽(61)内の前記養水に超音波を照射する超音波発生部(94)及び殺菌槽(61)内の養水を加温する加温部(105)を有し、
前記放電部(62)は、電極対(64,65、464,465、564,565,664,665)及び該電極対(64,65、464,465、564,565,664,665)と接続された電源部(70)を有し、前記放電によって前記養水中に水酸ラジカルを生成するように構成されており、
前記超音波発生部(94)は、生成した水酸ラジカルが変化して生成する前記養水中の過酸化水素を水酸ラジカルに変換するように構成されていることを特徴とする植物栽培装置。 - 前記放電部(62)及び超音波発生部(94)の運転及び停止を制御する制御部(303)をさらに備え、
前記制御部(303)は、前記殺菌槽(61)内の前記養水に含まれる過酸化水素の濃度が所定の範囲内となるように、放電部(62)及び超音波発生部(94)の運転及び停止を制御することを特徴とする請求項1に記載の植物栽培装置。 - 前記制御部(303)は、前記殺菌槽(61)内の前記養水に含まれる過酸化水素の濃度が、
予め設定した下限値に達するまでは、放電部(62)を運転状態とし、前記超音波発生部(94)を停止状態とし、
前記下限値に達した後、予め設定した上限値に達するまでは、放電部(62)及び前記超音波発生部(94)を運転状態とし、
前記上限値に達した後、前記下限値に達するまでは、放電部(62)を停止状態とし、前記超音波発生部(94)を運転状態とすることを特徴とする請求項2に記載の植物栽培装置。 - 前記殺菌槽(61)内の前記養水に含まれる過酸化水素の濃度を測定するセンサをさらに備えていることを特徴とする請求項2又は3に記載の植物栽培装置。
- 前記電極対(564,565)は、互いに対向するよう配置された板状の電極により構成され、
前記電源部(70)は、前記電極対(564,565)にパルス電圧を印加するパルス電源であり、
前記放電部(62)は、前記電極対(564,565)の間において前記養水中に気泡を発生させる気泡発生部(520)を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の植物栽培装置。 - 前記加温部(105)は、太陽熱温水パネルを用いることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の植物栽培装置。
- 前記加温部(105)は、空調機の廃熱を用いることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の植物栽培装置。
- 前記養水殺菌部(103)は、ヒーターを用いた補助加温部(106)を有していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の植物栽培装置。
- 前記養水供給部(102)は、前記養水殺菌部(103)と前記栽培槽(101)との間の経路に設けられた養水冷却部(104)を有していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の植物栽培装置。
- 殺菌槽(61)内の養水中において放電を発生させることにより、前記養水中に水酸ラジカルを発生させ、生成した水酸ラジカルが変化して生成した過酸化水素を含む養水に超音波を照射することにより前記養水中の過酸化水素を水酸ラジカルに変換すると共に、前記養水を加温することにより、前記養水を殺菌するステップと、
殺菌した前記養水を植物を養液栽培する栽培槽(101)に供給するステップとを備えていることを特徴とする植物栽培方法。 - 前記放電は、第1電極(64)と、該第1電極(64)を収容し、開口を有する絶縁容器(71)と、前記開口と対向する位置に配置された第2電極(65)とを有する放電部(62)を用い、前記第1電極(64)と前記第2電極(65)との間に電圧を印加することにより発生させることを特徴とする請求項10に記載の植物栽培方法。
- 前記過酸化水素水を供給した養水の加温は、太陽熱又は空調機の廃熱により行うことを特徴とする請求項10又は11に記載の植物栽培方法。
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- 2011-12-29 JP JP2011290263A patent/JP2013138648A/ja active Pending
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