JP2013138397A - 遠隔操作システムおよび住宅設備機器 - Google Patents

遠隔操作システムおよび住宅設備機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2013138397A
JP2013138397A JP2012027994A JP2012027994A JP2013138397A JP 2013138397 A JP2013138397 A JP 2013138397A JP 2012027994 A JP2012027994 A JP 2012027994A JP 2012027994 A JP2012027994 A JP 2012027994A JP 2013138397 A JP2013138397 A JP 2013138397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
authentication code
relay device
communication relay
remote
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012027994A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5870729B2 (ja
Inventor
Kaoru Yamagami
薫 山上
Daisuke Hirota
大輔 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP2012027994A priority Critical patent/JP5870729B2/ja
Publication of JP2013138397A publication Critical patent/JP2013138397A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5870729B2 publication Critical patent/JP5870729B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】ネットワークを用いた住宅設備機器の遠隔操作システムにおいて、認証コードの設定・管理が容易かつ安全な遠隔操作システムを提供する。
【解決手段】給湯装置1が通信中継装置5を介してネットワークNに接続され、このネットワークNを通じて通信端末3から遠隔操作可能とされたシステムにおいて、通信中継装置5は、自身が有する第1の認証コードと通信端末3から与えられる第2の認証コードが一致することを条件に、通信端末3に対してネットワーク通信用に割り当てられた機器判別コードを送信する構成を採用する。そして、給湯装置1のリモコン2に第1の認証コードの設定手段を設け、この設定手段で設定された第1の認証コードが給湯装置1、リモコン2および通信中継装置5で共有されるように構成する。
【選択図】図1

Description

この発明は遠隔操作システムおよび住宅設備機器に関し、より詳細には、ネットワークを介して通信端末から住宅設備機器を遠隔操作できるようにした遠隔操作システムと当該遠隔操作システムに適用される住宅設備機器に関する。
従来、給湯装置や空調装置などの住宅設備機器においては、インターネットなどのネットワークを介して通信端末から住宅設備機器を遠隔操作できるようにする遠隔操作システムが提案されている(たとえば、特許文献1)。
図1は、このような遠隔操作システムの一例を示している。この図1に示す遠隔操作システムは、給湯装置(給湯器)1とそのリモコン2とで構成される給湯器システムをローカルエリアネットワーク(LAN)などのネットワークNを介して接続された通信端末3から遠隔操作できるようにした遠隔操作システムを示している。
ここで、給湯装置1は、周知のとおり、ガスや石油などを燃料とするバーナと、このバーナで加熱される熱交換器とを備えており、水道から供給される水を上記熱交換器を用いて給湯設定温度の温水にまで加熱昇温して、カランなどの給湯栓に供給するように構成されている。なお、この給湯装置1は、このような給湯機能に加えて、図示しない浴槽への温水の落とし込み機能や、浴槽に張られた湯水の追い焚き機能(風呂追い焚き機能)、さらには図示しない温水暖房装置に対する温水(熱媒)の供給機能(温水暖房機能)などの付加機能を備えていてもよい。図示の給湯装置1は、浴槽への温水落とし込み機能および風呂追い焚き機能を備えた給湯装置で構成されている。
リモコン2は、建物外部(屋外)に設置される給湯装置1を建物内部(屋内)の離れた位置から操作するために設けられた操作装置であって、図示例では、主に台所に設置される台所リモコン2aと、主に浴室に設置される風呂リモコン2bとで構成されている。これら台所リモコン2aおよび風呂リモコン2bは、いずれも給湯装置1と2芯の通信ケーブル4で接続されており、この通信ケーブル4を介して給湯装置1とリモコン2とが遠隔操作用の制御信号のやり取りを行うようになっている。なお、図示例では、リモコン2が2台接続された構成を示したが、リモコン2は1台であってもよく、また、3台以上のリモコン2を接続してもよい。
通信端末3は、ネットワークNを介して給湯器システム(具体的には、給湯装置1およびリモコン2)を遠隔操作するための操作装置を構成するもので、ネットワークNに接続可能(ネットワーク通信が可能)な通信端末で構成されている。具体的には、この通信端末3としては、たとえば、ネットワーク通信に対応したパーソナルコンピュータ3aや、ネットワーク通信に対応した携帯型情報端末3b、携帯型電話機(図示せず)などが用いられる。なお、この通信端末3には、ネットワークNを介して給湯器システムと制御信号をやり取りするための専用のアプリケーションソフトウェアが搭載される。
そして、図1に示す遠隔操作システムでは、上記給湯器システムは通信中継装置5を介してネットワークNに接続されるとともに、上記通信端末3はネットワーク通信装置6を介して上記ネットワークNに接続されている。
ここで、通信中継装置5は、上記2芯の通信ケーブル4を介して給湯装置1と接続されるとともに、ネットワークNを介してネットワーク通信装置6に接続されており、給湯器システム間で行われる通信をネットワーク上で通信可能な規格に変換してネットワーク上に供給する一方、ネットワーク上の通信を給湯器システムで通信可能な規格に変換して給湯器システムに供給する役割、すなわち、給湯器システムとネットワークとのインターフェースとしての機能を備えて構成されている。具体的には、たとえば、通信中継装置5とネットワーク通信装置6とがLAN規格として一般的に普及しているイーサネット(「イーサネット」は登録商標)規格で接続される場合、この通信中継装置5にはイーサネット規格に対応したインターフェースが用いられる。
ネットワーク通信装置6は、無線または有線のネットワークN(図示例では無線LAN)を介して通信端末3と接続される通信装置であって、上記通信中継装置5が接続されたローカルエリアネットワークに通信端末3を通信接続するように構成されている。そのため、このネットワーク通信装置6には、上記通信中継装置5と通信端末3とがネットワーク通信を行う際に、通信中継装置5および通信端末3の双方が互いに相手を判別(認識)するために用いる機器判別コード(たとえば、IPアドレス)をそれぞれ個別に割り当てる機能(DHCPサーバ機能:Dynamic Host Configuration Protocol)が備えられている。なお、このネットワーク通信装置6には、たとえば、ネットワークNとの常時接続機能と、機器判別コードの自動付与機能(DHCPサーバ機能)と、HUB機能とを備えたブロードバンドルータ・ハブが用いられる。
そして、このように構成された遠隔操作システムでは、通信端末3から給湯システムを遠隔操作する場合、通信端末3からネットワーク通信装置6および通信中継装置5を介して給湯装置1およびリモコン2に対して遠隔操作用の制御信号を与えるようになっている。
特開2007−233893号公報
しかしながら、図1に示す構成の遠隔操作システムには以下のような問題があり、その改善が望まれていた。
すなわち、図1に示す遠隔操作システムでは、通信端末3から給湯装置1を遠隔操作するには通信中継装置5と通信端末3とが互いに機器判別コードを通じて一対一で認識する必要があるところ、通信中継装置5の機器判別コードが遠隔操作システムのユーザ以外の第三者に知れるとユーザ以外の第三者によって給湯装置1を遠隔操作されるおそれがある。
そのため、このようなシステムでは、通常、通信中継装置5から通信端末3に対して機器判別コードを送信する前に、ユーザ以外は知ることができないIDコードやパスワードなどの認証コードの入力を求め、当該認証コードが正規のものと一致しているか否かを通信中継装置5で判定するようにしているが、このような認証コードを通信中継装置5の工場出荷時に設定していたのでは、製造メーカによる認証コードの管理が非常に煩雑になる一方、出荷後に認証コードを変更することができなくなるためセキュリティ上の問題もあった。
しかも、第三者に認証コードが漏洩し、認証コードが書き換えられた場合には、認証コードの再設定(再度の書き換え)ができなくなるという問題もあった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ネットワークを用いた住宅設備機器の遠隔操作システムにおいて、認証コードの設定・管理が容易かつ安全な遠隔操作システムを提供することにある。また、かかる遠隔操作システムに適用される住宅設備機器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載の遠隔操作システムは、住宅設備機器が通信中継装置を介してネットワークに接続され、このネットワークを通じて上記住宅設備機器が通信端末から遠隔操作できるように構成された遠隔操作システムにおいて、上記通信中継装置は、当該通信中継装置が有する第1の認証コードと上記ネットワークを介して通信端末から与えられる第2の認証コードが一致することを条件に、通信端末に対してネットワーク通信用に当該通信中継装置に割り当てられた機器判別コードを送信するように構成されるとともに、上記住宅設備機器に上記第1の認証コードの設定手段が備えられていることを特徴とする。
すなわち、この請求項1に係る遠隔操作システムでは、通信中継装置が通信端末とネットワーク通信を行う際に通信中継装置に割り当てられる機器判別コードは、通信中継装置が有する第1の認証コードと通信端末から与えられる第2の認証コードが一致しなければ通信端末に与えられない。そして、上記第1の認証コードは、住宅設備機器に備えられた設定手段で設定可能とされる。そのため、この請求項1に係る遠隔操作装置では、通信中継装置が有する第1の認証コードは、専らユーザによって設定・管理することができるので、メーカは認証コードを設定・管理する事務から開放される。
また、本発明の請求項2に記載の遠隔操作システムは、請求項1に記載の遠隔操作システムにおいて、上記住宅設備機器は、機器本体とこの機器本体を操作するためのリモコンとを有するとともに、上記リモコンに上記設定手段が備えられており、これら機器本体およびそのリモコンと上記通信中継装置とが同一通信ライン上に配置され、上記設定手段で設定された上記第1の認証コードを共有するように構成されていることを特徴とする。
この請求項2に係る遠隔操作システムでは、住宅設備機器に備えられる第1の認証コードの設定手段が住宅設備機器のリモコンに備えられているので、リモコンが備える表示部や操作部を利用して第1の認証コードの入力を行うことができる。つまり、表示部の画面を確認しながらパスワードなどの認証コードを入力することができる。そして、このリモコンと機器本体と通信中継装置とは同一通信ライン上に配置されることから、リモコンで設定された第1の認証コードはこの通信ラインを介して機器本体および通信中継装置に与えられ、第1の認証コードをこれらで容易に共有することができる。
また、本発明の請求項3に記載の遠隔操作システムは、請求項2に記載の遠隔操作システムにおいて、上記機器本体およびそのリモコンと、上記通信中継装置の一部または全部に記憶手段が備えられており、この記憶手段に上記第1の認証コードを記憶するように構成されていることを特徴とする。
この請求項3に係る遠隔操作システムでは、住宅設備機器の機器本体とそのリモコンおよび通信中継装置の一部または全部に第1の認証コードを記憶する記憶手段が備えられるので、たとえば、通信中継装置が有する第1の認証コードが何らかの理由で消失しても、通信中継装置は機器本体またはリモコンに備えられた記憶手段から第1の認証コードを読み出して第2の認証コードとの照合を行うことができる。また、通信中継装置には記憶手段を設けずに第2の認証コードとの照合のたびに機器本体またはリモコンの記憶手段に記憶された第1の認証コードを読み出して第2の認証コードとの照合を行わせることもできる。
また、本発明の請求項4に記載の遠隔操作システムは、請求項1から3のいずれかに記載の遠隔操作システムにおいて、上記第1の認証コードには、上記設定手段で設定されるパスワードと、上記住宅設備機器の機種を特定する機種コードとが含まれていることを特徴とする。
この請求項4に係る遠隔操作システムでは、認証コードにパスワードに加えて機種コードが含まれるので、異なる機種の住宅設備機器が誤って遠隔操作されるのを防止することができる。
また、本発明の請求項5に記載の遠隔操作システムは、請求項1から4のいずれかに記載の遠隔操作システムにおいて、上記通信中継装置は、当該通信中継装置が有する第1の認証コードと上記ネットワークを介して通信端末から与えられる第2の認証コードの不一致が所定回数繰り返されることを条件に、上記通信端末からの遠隔操作を受け付けない遠隔操作受付禁止状態に移行することを特徴とする。
すなわち、この請求項5に係る遠隔操作システムでは、たとえば、第三者が住宅設備機器の不正な遠隔操作を目的として、通信端末に第1の認証コードと一致するまで繰り返し異なる第2の認証コードを入力してアクセスを試みても、第1の認証コードと第2の認証コードの不一致の回数が所定回数に達すると通信中継装置は通信端末からの遠隔操作を受け付けない遠隔操作受付禁止状態に移行するので、第三者により不正な遠隔操作が行われることを防止するすることができる。
また、本発明の請求項6に記載の遠隔操作システムは、請求項5に記載の遠隔操作システムにおいて、上記通信中継装置は、上記遠隔操作受付禁止状態への移行を上記住宅設備機器に送信するように構成され、上記住宅設備機器は、上記通信中継装置から送信される情報に基づいて上記通信中継装置が遠隔操作受付禁止状態にあることを報知するように構成されていることを特徴とする。
すなわち、この請求項6に係る遠隔操作システムでは、通信中継装置が遠隔操作受付禁止状態に移行すると、そのことが住宅設備機器において報知されるので、この報知を通じてユーザは通信端末による遠隔操作ができないことを知ることができる。
また、本発明の請求項7に記載の遠隔操作システムは、請求項5または6に記載の遠隔操作システムにおいて、上記通信中継装置の遠隔操作受付禁止状態は、上記住宅設備機器から与えられる所定の制御信号によって解除可能とされていることを特徴とする。
すなわち、この請求項7に係る遠隔操作システムでは、通信中継装置の遠隔操作受付禁止状態は住宅設備機器からの制御信号によって解除可能であるので、たとえば、通信中継装置が遠隔操作受付禁止状態であることを知ったユーザは、住宅設備機器(たとえば、住宅設備機器のリモコンなど)を通じてその解除を行い、新しい第1の認証コードを設定して第三者の不正なアクセスを困難ならしめることができる。
また、本発明の請求項8に記載の遠隔操作システムは、請求項1から7のいずれかに記載の遠隔操作システムにおいて、上記通信中継装置に割り当てられる上記機器判別コードは、上記住宅設備機器において設定可能とされていることを特徴とする。
すなわち、この請求項8に係る遠隔操作システムでは、通信中継装置に割り当てられる機器判別コードが住宅設備機器において設定可能とされているので、たとえば、通信中継装置を取り付けるネットワーク環境が機器判別コードを自動付与する機能を有していない場合においても本発明を適用することができる。特に、通信中継装置に機器判別コードの設定入力手段を有していない場合においても本発明を適用することができる。
そして、本発明の住宅設備機器は、このように構成される遠隔操作システムに適用される住宅設備機器であって、上記第1の認証コードの設定手段を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、住宅設備機器をネットワークに接続する通信中継装置が有する第1の認証コードがユーザによって設定・管理可能であるので、メーカ側が認証コードを設定・管理する手間が解消される。また、設定された第1の認証コードは、通信中継装置だけでなく住宅設備機器側にも共有される場合、ユーザが認証コードを失念しても住宅設備機器側で容易に確認することができる。しかも、第1の認証コードの設定手段が住宅設備機器に備えられるので、ユーザは認証コードの書き換えを容易かつ随時に行うことができ、認証コードの秘匿性を高めることができる。
本発明に係る遠隔操作システムの一例を示す概略構成図である。 同遠隔操作システムにおける給湯器システムと通信中継装置との通信関係の回路構成の概要を示すブロック図である。 同遠隔操作システムにおける通信手順の一例を示すフローチャートである。 同遠隔操作システムにおける第1の認証コードの設定方法の一例を示す説明図である。 同遠隔操作システムにおける第2の認証コードの設定方法の一例を示す説明図である。 同遠隔操作システムの第2の実施形態における通信手順の一例を示すフローチャートである。 同遠隔操作システムにおける第1の認証コードと第2の認証コードが一致しない場合の処理の一例を示す説明図である。 同遠隔操作システムの第3の実施形態における通信中継装置への機器判別コードの付与手順の一例を示す説明図である。 同遠隔操作システムにおける通信手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明に係る遠隔操作システムは、給湯装置や空調装置などの住宅設備機器を、ローカルエリアネットワークなどのネットワークを介して通信端末から遠隔操作できるようにする遠隔操作システムであって、その基本的な構成は、上述した図1に示す遠隔操作システムと共通する。従って、構成が共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
本発明に係る遠隔操作システムは、遠隔操作の対象となる給湯器システム(給湯装置1およびリモコン2)と、給湯器システムをネットワークNに接続する通信中継装置5と、通信中継装置5をネットワークNを介して通信端末3に接続するネットワーク通信装置6とを主要部として構成される。
図2は、このような遠隔操作システムにおける給湯器システムと通信中継装置5の通信関係の回路構成を示している。この図に示すように、本発明の遠隔操作システムによって遠隔操作を受ける給湯装置(機器本体)1は、給湯装置1の各部を制御する制御部11と、リモコン2および通信中継装置5との間で2芯の通信ケーブル4を介して通信を行う二芯通信部12と、第1の認証コードを記憶するためのメモリ(記憶手段)13とを備えている。
制御部11は、CPU,ROM,RAMなどからなるマイコンを制御中枢として備えており、リモコン2から与えられる制御信号および給湯装置1に備えられた各種センサ類(たとえば、給湯装置1への入水流量を検出する入水流量センサやバーナの炎を検知するフレームロッドなど)から与えられる各種検出信号に基づいて給湯装置1の各部を制御するように構成されている。また、本実施形態では、後述するように、通信中継装置5を介して通信端末3から与えられる制御信号によっても給湯装置1の各部を制御するように構成されている。なお、制御部11が行う制御には、リモコン2や通信端末3からの求めに応じて給湯装置1の動作状態などの情報を二芯通信部12を介してリモコン2や通信中継装置5との間で送受信する制御も含まれる。
二芯通信部12は、上記2芯の通信ケーブル4を介してリモコン2の二芯通信部22や通信中継装置5の二芯通信部52と制御信号をやり取りするための通信手段であって、この二芯通信部12は給湯器システム独自の通信プロトコルにしたがって通信を行うように構成されている。なお、二芯通信部12への通信ケーブル4の接続は、給湯装置1に備えらえる図示しない端子台を介して行われるようになっており、この端子台に台所リモコン2aおよび風呂リモコン2bからの各通信ケーブル4,4と通信中継装置5からの通信ケーブル4とがそれぞれ接続されることによって、給湯装置1と台所リモコン2aと風呂リモコン2bと通信中継装置5とが同一通信ライン上に配設されるようになっている。したがって、たとえば、台所リモコン2aから給湯装置1に対して給湯設定温度の変更を内容とする制御信号が送信された場合には、この制御信号は風呂リモコン2bおよび通信中継装置5にも与えられ、風呂リモコン2bの表示部25bには変更後の給湯設定温度が表示されるようになっている。すなわち、2芯の通信ケーブル4で接続された各装置(給湯装置1、台所リモコン2a、風呂リモコン2b、通信中継装置5)間では、一の装置から送信される制御信号は各装置において共有できるように構成されている。
また、上記メモリ13は、後述するように、リモコン2で設定される第1の認証コードを記憶するための記憶手段であって、このメモリ13にはデータの書き換え可能な不揮発性のメモリが好適に使用されている。
リモコン2は、図1に示したように、台所リモコン2aと風呂リモコン2bとで構成されている。これら台所リモコン2aおよび風呂リモコン2bにおける通信関係の回路構成は共通するので図2では図示の便宜上リモコン2を一つだけ示している。なお、リモコン2の構成の説明において台所リモコン2aと風呂リモコン2bとを区別する必要がある場合は符号の末尾に「a」、「b」を付して両者を区別するが、説明が共通する場合は「a」、「b」は省略する。
リモコン2は、図2に示すように、制御部21、二芯通信部22、メモリ23、操作部24および表示部25を備えて構成される。
制御部21は、CPU,ROM,RAMなどからなるマイコンを制御中枢として備えており、操作部24の操作に応じてリモコン2各部を制御するとともに、操作部24の操作に応じて制御信号を生成して二芯通信部22を介して生成した制御信号を給湯装置1および通信中継装置5に送信するように構成されている。なお、この制御部21は、リモコン各部の制御として、表示部25の表示制御や、操作部24における操作スイッチ(図4の24a参照)の機能切替などの制御を行うようになっており、操作スイッチの機能切替によって上記操作スイッチを第1の認証コードの入力スイッチ(第1の認証コードの設定手段)として機能させるとともに、当該入力スイッチで入力される第1の認証コードを表示部25に表示させる制御を行うように構成されている。
二芯通信部22は、上述した給湯装置1の二芯通信部12と同様の構成よりなる通信手段であって、上記2芯の通信ケーブル4を介して給湯装置1の二芯通信部12や通信中継装置5の二芯通信部52と制御信号をやり取りできるように構成されている。また、メモリ23も上述した給湯装置1のメモリ13と同様の構成を有しており、リモコン2で設定される第1の認証コードを記憶するための記憶手段として機能するようになっている。
操作部24は、リモコン2に各種コマンドを入力するための複数の操作スイッチ(図4の符号24a参照)を備えて構成されており、上述したように、制御部21の制御によって各操作スイッチに割り当てられる機能が切り替えられるようになっており、この操作部24の所定操作によって操作部24が第1の認証コードの設定手段として機能するようになっている。
表示部25は、操作部24の操作内容や給湯装置1の動作状態などを表示するための表示装置であって、この表示部25には、たとえば、液晶表示器や蛍光管表示器などの表示装置が用いられている。なお、この表示部25は、上記操作部24が第1の認証コードの設定手段として機能する場合、図4に示すように、給湯装置1の機種名やパスワードの入力過程を表示するとともに、操作部24において上記メモリ23などに記憶された第1の認証コードの表示要求操作があればメモリ23などに記憶されている第1の認証コードを表示する表示部としても機能するようになっている。
通信中継装置5は、上述したように、給湯器システムをネットワークNに接続するためインタフェースとして機能するものであって、制御部51と、二芯通信部52と、メモリ53と、LAN通信部54とを備えて構成されている。
制御部51は、CPU,ROM,RAMなどからなるマイコンを制御中枢として備えており、二芯通信部52を介して給湯器システムから与えられる制御信号をネットワークNで通信可能な信号に変換するとともに、LAN通信部54を介してネットワークNから与えられる制御信号を給湯器システムで通信可能な信号に変換する機能を備えるとともに、後述する第2の認証コードと第1の認証コードの照合などの処理を行うように構成されている。
二芯通信部52は、上述した給湯装置1の二芯通信部12およびリモコン2の二芯通信部22と同様の構成よりなる通信手段であって、上記2芯の通信ケーブル4を介して給湯装置1の二芯通信部12やリモコン2の二芯通信部22と制御信号をやり取りできるように構成されている。また、メモリ53も上述した給湯装置1のメモリ13およびリモコン2のメモリ23と同様の構成を有しており、リモコン2で設定される第1の認証コードを記憶する記憶手段として機能するようになっている。
LAN通信部54は、ネットワークN上で通信を行うための通信手段であって、本実施形態では、上述したようにローカルエリアネットワークのLAN規格としてイーサネット(「イーサネット」は登録商標)が使用されることから、このLAN通信部54はイーサネットに対応した通信装置で構成されている。ここで、図示例では、この通信中継装置5とネットワーク通信装置6とがネットワーク通信ケーブル7によって有線接続された場合を示しているが、通信中継装置5とネットワーク通信装置6は無線LANによって通信接続されていてもよく、その場合、このLAN通信部54には無線に対応した通信装置が用いられる。
なお、図2ではネットワーク通信ケーブル7を介して通信中継装置5と接続されるネットワーク通信装置6は図示していないが、このネットワーク通信装置6には、上述したように、無線または有線のネットワークNを介して通信端末3と接続される通信装置が用いられており、このネットワーク通信装置6としては、ネットワークNとの常時接続機能、DHCPサーバ機能、HUB機能を備えたブロードバンドルータ・ハブが用いられる。
次に、このように構成された給湯器システム、通信中継装置5およびネットワーク通信装置6を用いて行う通信端末3からの給湯器システムの遠隔操作手順について図3を参照しながら説明する。
図3は、本発明に係る遠隔操作システムにおける通信手順の一例を示している。
本発明に係る遠隔操作システムは、通信端末3が給湯装置1およびそのリモコン2とネットワークNを介して通信できるようにするものであることから、通信端末3と通信中継装置5はネットワーク通信において互いを認識するために互いの機器判別コード(たとえば、IPアドレス)を知っておく必要があるが、本発明の遠隔操作システムでは、通信中継装置5が有する機器判別コードを通信端末3に送信する前に、通信中継装置5が、当該通信中継装置5が有する第1の認証コードと通信端末3から与えられる第2の認証コードが一致しているか否かを照合し、一致している場合にのみ機器判別コードを送信するようになっている。
すなわち、本発明の遠隔操作システムは、通信端末3を用いて給湯装置1およびそのリモコン2の遠隔操作を行おうとする者は通信中継装置5が有する第1の認証コードを知っていることを前提として構築されており、そのため本発明の遠隔操作システムでは、通信端末3を使用・操作する者が第1の認証コードを知っているか否か(換言すれば、通信端末3に第1の認証コードと合致する第2の認証コードが備えられているか否か)を通信中継装置5が確認したうえで、通信端末3が通信中継装置5とネットワーク通信を行う際に必要となる通信中継装置5の機器判別コードを通信端末3に送信するようにしている。
そこで、まず、通信中継装置5に対する第1の認証コードの設定と、通信端末3に対する第2の認証コードの設定について説明する。
本発明の遠隔操作システムでは、通信中継装置5に対する第1の認証コードの設定は、給湯器システムの台所リモコン2aまたは風呂リモコン2bを用いて行われる。具体的には、たとえば、台所リモコン2aの操作部24aに対して所定操作を行って台所リモコン2aの制御部21aを第1の認証コードの設定モードに移行させた後、操作部24aを操作して第1の認証コードの入力を行う(図3ステップS1参照)。
ここで第1の認証コードとしては、ユーザが任意に設定する複数桁のパスワードが用いられるが、本実施形態では、この第1の認証コードには、パスワードに加えて遠隔操作システムで遠隔操作を行う対象の機種(具体的には、給湯装置1の機種)を特定する機種名を用いている。
図4は、台所リモコン2aを用いた第1の認証コードの設定方法の一例を示している。台所リモコン2aが第1の認証コードの設定モードに移行すると、図4(a)に示すように、台所リモコン2aの表示部25aには機種名の入力を促す入力要求表示26が表示され、ユーザは入力要求に応じて給湯装置1の機種名を入力する(図4(a)において符号27はユーザによって入力された機種名を示している)。
そして、機種名の入力が完了すると、続いて、図4(b)に示すように、表示部25aにはパスワードの入力要求表示28が表示され、ユーザはこの入力要求に応じて任意のパスワードを入力する(図4(b)において符号29はユーザによって入力されたパスワードを示している)。
なお、本実施形態では、第1認証コードとして「機種名」と「パスワード」を用いたが、機種名に代えて、または、これに加えて、ユーザに個別に付与される認識番号などその他の事項を第1認証コードに含めることも可能である。
このように、台所リモコン2aにおいて第1の認証コードの設定が完了すると、設定された第1の認証コードは、台所リモコン2aと同一通信ライン上にある給湯装置1および通信中継装置5(図示ないが風呂リモコン2bも含む)に送信される(図3ステップS2,S3,S4参照)。また、設定された第1の認証コードは台所リモコン2aのメモリ23aの他、各装置のメモリ13、23b、53に記憶される。
このように、本発明の遠隔操作システムでは、台所リモコン2aで設定された第1の認証コードは、風呂リモコン2b、給湯装置1および通信中継装置5の各装置に送信され、各装置が第1認証コードを共有するようになっている。なお、各装置に記憶された第1の認証コードは、これらと同一通信ライン上にある装置から読み出し可能な状態とされ、たとえば、ユーザが第1認証コードを失念した場合には、台所リモコン2aの所定操作によってメモリ13,23,53に記憶された第1認証コードを台所リモコン2aの表示部25aに表示させるなどして確認することができる。
これに対して、通信端末3に対する第2の認証コードの設定は、この第1の認証コードを設定した後に、第1の認証コードと同じ内容の認証コードを第2の認証コードとして通信端末3に設定するようになっている。具体的には、この第2の認証コードの設定は、通信端末3に備えられた給湯装置1を遠隔操作するための専用のアプリケーションソフトウェアを起動させて行う。なお、ここでは、第1の認証コードを設定した後に第2の認証コードを設定する手順を示したが、これら認証コードの設定はいずれを先に行ってもよい。
図5は、通信端末3として携帯情報端末3bを用いた場合における第2の認証コードの設定方法の一例を示しており、この図に示すように、第2の認証コードの設定は、専用のアプリケーションソフトウエアにおいて設定される第2の認証コードの入力要求画面31に従って、機種名の入力欄32、パスワードの入力欄33にそれぞれ機種名、パスワードを入力することによって行われる。なお、本実施形態では、通信端末3に入力された第2の認証コードは通信端末3に備えられた所定の記憶領域に記憶し、次回にアプリケーションソフトウェアを起動したときはその入力を省略できるようにしているが、アプリケーションソフトウェアを起動するたびに入力を要求するように構成してもよい。
次に、通信中継装置5および通信端末3に対するネットワーク通信用の機器判別コードの割り当てについて説明する。
通信中継装置5および通信端末3に対する機器判別コードの割り当ては、ネットワーク通信装置6に備えられたDHCPサーバ機能によって行われる。すなわち、ネットワークN(ネットワーク通信ケーブル7)を介してネットワーク通信装置6に通信中継装置5が接続されると、ネットワーク通信装置6は通信中継装置5に対して固有の機器判別コードを割り当てて(図3ステップS6参照)、通信中継装置5に当該機器判別コードを送信する(図3ステップS7参照)。また、ネットワークN(図示例では無線LAN)を介してネットワーク通信装置6に通信端末3が接続されると、ネットワーク通信装置6は通信端末3に対して固有の機器判別コードを割り当てて(図3ステップS8参照)、通信端末3に当該機器識別コードを送信する(図3ステップS9参照)。
なお、本実施形態では、通信中継装置5および通信端末3の機器判別コードは、ネットワーク通信装置6のDHCPサーバ機能を用いて自動的に割り当てる方法を採用したが、もちろん機器判別コードをユーザが固定で設定するようにしてもよい。
次に、ユーザが通信端末3を用いて給湯器システムを遠隔操作する具体的手順について説明する。
通信端末3を用いて給湯装置1およびそのリモコン2を遠隔操作する場合、まず、通信端末3に搭載された専用のアプリケーションソフトウェアを起動させる(図3ステップS10参照)。このアプリケーションソフトウェアが起動すると、当該アプリケーションソフトウェアは、通信端末3にあらかじめ記憶された上記第2の認証コードを含んだ制御データをUDP(User Datagram Protocol)などのプロトコルにしたがってブロードキャスト送信を行う(図3ステップS11参照)。
なお、このブロードキャスト送信にあたっては、たとえば、第2の認証コードに含まれるパスワードをハッシュ関数などの一方向関数で暗号化するなどして秘匿した状態で送信するように構成してもよい。
これに対して、通信中継装置5は、通信端末3からブロードキャストで送信された第2の認証コードを受信すると(図3ステップS12参照)、受信した第2の認証コードが通信中継装置5が有する第1の認証コードと一致(合致)するかを判断し(図3ステップS13参照)、第1の認証コードと第2の認証コードとが一致することを条件に、通信中継装置5に割り当てられた機器判別コードを通信端末3に対してUDPプロトコルで送信する(図3ステップS14参照)。これにより、通信端末3は通信中継装置5の機器判別コードを取得する(図3ステップS15参照)。
すなわち、本発明の遠隔操作システムでは、第1の認証コードと第2の認証コードが一致することを条件に通信中継装置5が通信端末3に対して自身の機器判別コードを送信するようになっており、通信端末3は通信中継装置5の機器判別コードを取得することによってはじめて通信中継装置5との間で信頼性の高いTCP(Transmission Control Protocol)などのプロトコルによる通信を行うことができるようになる。なお、図3には特に図示していないが、第1の認証コードと第2の認証コードが一致しない状態が所定時間継続すると通信中継装置5はタイムアウトとして通信端末3との通信を終了する。
このようにして、通信中継装置5と通信端末3とが互いの機器判別コードを取得した後は、TCPプロトコルにしたがって、通信端末3と給湯装置1およびそのリモコン2とが通信中継装置5を介して制御信号のやり取りを行う。
すなわち、通信端末3において上記専用のアプリケーションソフトウェアが終了されていない状態で(図3ステップS16でNo)、通信端末3に操作があれば(図3ステップS17参照)、その操作に応じて通信端末3のアプリケーションソフトウェアが給湯装置1およびリモコン2に対する遠隔操作用の制御信号のやり取り(給湯データ通信)を通信中継装置5との間で行う(図3ステップS18,S19参照)。また、通信中継装置5は、通信端末3から受信した制御信号に基づいて給湯装置1およびリモコン2との間でこれらの遠隔操作に関する制御信号のやり取り(給湯操作通信)を行う(図3ステップS20〜S22参照)。そして、給湯操作通信により給湯装置1およびリモコン2の状態に変化がある場合には、その結果が、給湯データ通信によって通信中継装置5から通信端末3に送信され(図3ステップS24,S25参照)、通信端末3において給湯装置1およびリモコン2の状態が確認できるようになる。
なお、通信端末3では、一定時間(図示例ではn秒)経過毎に通信中継装置5と通信端末3との間で給湯データの通信が行われ、その通信内容が、通信端末3の表示部の表示内容として反映される(図3ステップS23参照)。また、通信端末3において、アプリケーションソフトウェア終了の所定操作があると(図3ステップS16でYes)、アプリケーションソフトウェアが停止・終了される。
このように、本発明の遠隔操作システムでは、通信中継装置5に割り当てられる機器判別コードは、通信中継装置5において、該通信中継装置5が有する第1の認証コードと通信端末3から与えられる第2の認証コードが一致しなければ通信端末3に与えられないように構成されるとともに、上記第1の認証コードは給湯器システムのリモコン2で設定可能とされていることから、第1の認証コードをユーザが設定・管理できる。しかも、設定された第1の認証コードは、通信中継装置5だけでなく給湯装置1やリモコン2においても共有されるので、ユーザが認証コードを失念しても容易に確認することができる。
実施形態2
次に、本発明の第2の実施形態を図6および図7に基づいて説明する。
この第2の実施形態に示す遠隔操作システムは、通信端末3において第1の認証コードと一致しない(不一致の)第2の認証コードが設定された場合における通信中継装置5の対応を改変したものであって、その他の点は上述した実施形態1に示す遠隔操作システムと同じである。したがって、構成が共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
この第2の実施形態に示す遠隔操作システムでは、通信端末3から送信される第2の認証コードと通信中継装置5が有する第1の認証コードの不一致が所定回数繰り返されたときには、通信中継装置5は当該第2の認証コードを送信した通信端末3からの遠隔操作を受け付けない遠隔操作受付禁止状態に移行するように構成されている。
すなわち、この実施形態に示す遠隔操作システムでは、通信中継装置5の制御部51には、通信端末3から送信される第2の認証コードと通信中継装置5が有する第1の認証コードとが不一致であるとき(つまり、第1の認証コードと一致しない第2の認証コードによるアクセス)の回数をカウントする計数手段(図示せず)が備えられている。そして、この計数手段でカウントされる回数があらかじめ設定された所定回数に達すると、通信中継装置5の制御部51は第1の認証コードと一致しない第2の認証コードを送信した通信端末3からのアクセスを一切受け付けないように構成されている。なお、この所定回数は通信中継装置5に適当な初期値が設定されるが、たとえば、給湯装置1のリモコン2によってユーザが適宜変更できるようにされる。
ここで、この計数手段によるカウントは、第2の認証コードと第1の認証コードとが一致することを条件にクリアする(カウント値を0にする)ように設定される。すなわち、本実施形態では、第2の認証コードと第1の認証コードの不一致が所定回数連続したことを条件に通信中継装置5が遠隔操作受付禁止状態になるように構成されている。なお、この計数手段のカウント値は、第2の認証コードと第1の認証コードとが一致してもクリアせずに保持するように構成することも可能である。
次に、本実施形態の遠隔操作システムの動作について図6に基づいて説明する。図6は、本実施形態に係る遠隔操作システムの通信手順の一例を示している。この図6に示すように、本実施形態に係る遠隔操作システムにおいても第1の認証コードの設定(図6ステップS1〜S4参照)、第2の認証コードの設定(図6ステップS5参照)、通信中継装置5および通信端末3への機器判別コードの割り当て(図6ステップS6〜S9参照)、および、通信端末3から給湯装置1およびリモコン2への遠隔操作(図6ステップS10〜S25参照)は、それぞれ上述した第1の実施形態と同じ手順で行われる。
ただし、本実施形態の遠隔操作システムでは、通信中継装置5が通信端末3から受信した第2の認証コードが通信中継装置5が有する第1の認証コードと一致するか否かを判断し(図6ステップS13参照)、その結果、両者が不一致である場合には(図6ステップS13でNo)、通信中継装置5の制御部51は上記計数手段でのカウント値を1加算するとともに、加算後のカウント値が所定回数(図示例ではN回)に達したか否かを判断し(図6ステップS26参照)、所定回数に達していれば、当該第2の認証コードを送信した通信端末3からの遠隔操作を受け付けない遠隔操作受付禁止状態に移行する(図6ステップS27参照)。なお、上記計数手段15は上述したようなアップカウンタのほか、所定回数でカウント値が0になるダウンカウンタを使用することも可能である。
これに対して、加算後のカウント値が所定回数に達していない場合には、図6ステップS12に復帰する。つまり、通信端末3から改めて第2の認証コードを含む制御データがブロードキャストで送信されると、当該制御データを受信して再び第2の認証コードと第1の認証コードとが一致するか否かを判断するようになる。
そして、本実施形態では、通信中継装置5の制御部51は、通信中継装置5を遠隔操作受付禁止状態に移行させると遠隔操作受付禁止状態に移行した旨の情報を給湯装置1およびリモコン2に送信するように構成されており、リモコン2の制御部21は、この通信中継装置5から送信された情報に基づいて通信中継装置5が遠隔操作受付禁止状態にあることをリモコン2の表示部25に表示させるなどして報知するように構成されている(図6ステップS28参照)。図7(a)は、このときのリモコン2の表示例を示しており、この図に示すように、リモコン2には「不正アクセスがありました」のような表示が行われるようになっている。
これにより、ユーザは第1の認証コードと一致しない(不一致の)第2の認証コードが設定された通信端末3によって給湯装置1の遠隔操作が試みられたこと、および、それに伴って通信中継装置5が遠隔操作受付禁止状態に移行していることを知ることができ、必要であれば、第1の認証コード(具体的には、パスワード)の設定を変更するなどの措置を採ることができる。
また、本実施形態では、この通信中継装置5の遠隔操作受付禁止状態は、給湯装置1またはリモコン2から与えられる所定の制御信号によって解除できるように構成されている。具体的には、リモコン2は操作部24の所定操作によって通信中継装置5に対して遠隔操作受付禁止状態の解除を指示する制御信号を送信するように構成されており(図6ステップS29参照)、通信中継装置5はこの制御信号の受信を条件に遠隔操作受付禁止状態を解除する(図6ステップS30参照)ように構成されている。
本実施形態では、このような構成に関連して、リモコン2には、操作部24の所定操作によって、表示部25に図7(b)に示すような画面、すなわち、ネットワーク(通信端末3)からのアクセスを許可するか禁止するかを選択する画面が表示されるようになっており、ユーザはこの画面にしたがってリモコン2の操作部24を操作してネットワークからのアクセスを許可または禁止することができるようになっている。そして、遠隔操作受付禁止状態を解除する場合、この画面にしたがってネットワークからのアクセスを許可することで通信中継装置5に対して遠隔操作受付禁止状態の解除を指示する制御信号が送信されるようになっている。
このように、通信中継装置5の遠隔操作受付禁止状態をリモコン2の操作によって解除できるようにすることで、ユーザは第1の認証コードと一致しない(不一致の)第2の認証コードが設定された通信端末3からのアクセスによって通信中継装置5が遠隔操作受付禁止状態に移行しても、それを解除して通信端末3からの遠隔操作ができる状態に戻すことができる。なお、その場合、必要であれば、第1の認証コード(具体的には、パスワード)の設定を変更するなどの措置を併せて採ることができる。
実施形態3
次に、本発明の第3の実施形態を図8および図9に基づいて説明する。
この第3の実施形態に示す遠隔操作システムは、通信中継装置5に割り当てられる機器判別コードを給湯装置1のリモコン2で設定できるようにしたものであって、その他の点は上述した実施形態1または実施形態2に示す遠隔操作システムと同じである。したがって、構成が共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
この第3の実施形態に示す遠隔操作システムは、ネットワーク通信装置6が通信中継装置5に対して上記機器判別コードを自動付与する機能を備えていない場合でも本発明を適用できるようにしたものであって、そのための構成として、通信中継装置5が機器判別コードを自動で取得するか、それとも手動で設定された機器判別コードを用いるかの選択をリモコン2で設定できるようにしている。
具体的には、本実施形態では、リモコン2は、操作部24の所定操作により図8(a)に示すような画面、すなわち、通信中継装置5が機器判別コードを自動で取得するか、それとも手動で設定された機器判別コードを用いるかを選択する画面が表示されるようになっている。そして、この画面の表示にしたがって、ユーザが手動設定を選択した場合には、機器判別コードを含むネットワーク通信に必要な各種設定の入力を求める画面がリモコン2の表示部25に順次表示され、ユーザは画面表示にしたがって各設定を入力するように構成されている。図8(b)〜図8(d)はその表示例を示しており、手動設定が選択された場合には、これらの図に示すようにIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ等の入力画面が順次表示されるようになっている。
しかして、このように構成された遠隔操作システムにおける動作について図9に基づいて説明する。
この第3の実施形態に示す遠隔操作システムでは、通信中継装置5に電源が供給されると通信中継装置5の制御部51がメモリ53に記憶されたネットワークの設定(IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ等)の読み込みを行ってネットワークを起動する(図9ステップS1、S2参照)。そして、ネットワークが起動すると、制御部51は二芯通信部52を介して読み込んだネットワークの設定を給湯装置1およびリモコン2に送信し、給湯装置1およびリモコン2においてこれらの設定が共有されることにより(図9ステップS3〜S5参照)、通信中継装置5、給湯装置1およびリモコン2が通常動作、すなわち、通信中継装置5を介しての給湯装置1の遠隔操作が可能な状態になる(図9ステップS6〜S8参照)。ここまでは、上述した実施形態1および実施形態2と同様である。
そして、本実施形態では、上述したように、リモコン2において通信中継装置5が機器判別コードを自動で取得するか、手動で設定された機器判別コードを用いるかの選択を行えるようにしているので、手動設定によって機器判別コードの設定の変更が行われると(図9ステップS9でYes)、リモコン2の制御部21がその設定内容を二芯通信部22を介して給湯装置1および通信中継装置5に送信するように構成されている(図9ステップS10〜S12参照)。
そして、通信中継装置5は、リモコン2で手動設定された内容を受信すると、受信した内容をメモリ53に書き込んでメモリ53の内容を更新し(図9ステップS13参照)、ネットワークの再起動を行う。つまり、更新後のネットワークの設定に基づいて、図9ステップS1〜S5までの動作を行って、通信中継装置5、給湯装置1およびリモコン2を通常動作させる(図9ステップS6〜S8参照)。
このように、本実施形態では、通信中継装置5の機器判別コードを手動で設定できるように構成していることから、ネットワーク通信装置6が通信中継装置5に対して機器判別コードを自動付与する機能を備えていない場合でも本発明を適用することができる。
なお、上述した実施形態は本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれらに限定されることなく発明の範囲内で種々の設計変更が可能である。
たとえば、上述した実施形態では、給湯装置1、台所リモコン2a、風呂リモコン2bおよび通信中継装置5のそれぞれに第1の認証コードを記憶するためのメモリ13,23,53を備え、これらすべてに第1認証コードを記憶させる構成を示したが、これらの一部(たとえば、給湯装置1のメモリ13)にのみ記憶させるように構成し、通信中継装置5で第2の認証コードと照合する際には、第1認証コードを記憶するメモリから通信中継装置5が第1認証コードを読み出して照合するように構成することもできる。
また、第1の認証コードを記憶するメモリは、これら給湯装置1、台所リモコン2a、風呂リモコン2bおよび通信中継装置5の一部(1または複数)の装置にだけ設けるように構成されていてもよく、この場合も、通信中継装置5で第2の認証コードと照合する際には、第1認証コードを記憶するメモリから通信中継装置5が第1認証コードを読み出して照合するように構成される。
また、上述した実施形態では、台所リモコン2aおよび風呂リモコン2bの双方が第1の認証コードの設定手段として機能するように構成した場合を示したが、第1の認証コードの設定手段はこれら台所リモコン2aおよび風呂リモコン2bのうちの少なくともいずれか一方(たとえば、台所リモコン2a)に設けられていればよい。
また、上述した実施形態では、本発明の遠隔操作システムによる遠隔操作の対象として給湯器システムを示したが、本発明の遠隔操作システムでは空調装置など他の住宅設備機器の遠隔操作に適用することも可能である。また、住宅設備機器であれば、たとえば、屋外に設置される自家発電設備(たとえば、太陽光発電システムや、燃料電池発電システムなど)も遠隔操作の対象とすることができる。
また、上述した実施形態では、上記第1の認証コードの設定手段が給湯器システムのリモコン2に設けられた場合を示したが、たとえば、給湯装置1の制御部11に備えられる操作部および表示部(給湯装置1自体に備えられる操作部および表示部)を上記第1の認証コードの設定手段として用いることももちろん可能である。また、同様に実施形態2および実施形態3に示した各種操作(たとえば、ネットワーク(通信端末3)からのアクセスを許可するか禁止するかの操作や、通信中継装置5が機器判別コードを自動取得するか手動設定するかの選択操作並びに手動設定選択時におけるネットワーク設定の入力操作など)も給湯装置1の制御部11が備える操作部および表示部を用いて行わせることも可能である。
また、上述した実施形態では、通信端末3はネットワーク通信手段6と無線LANで接続可能な範囲での利用を前提としたシステムを示したが、たとえば、ネットワーク通信手段6が外部のネットワーク(たとえば、インターネット)と接続可能とされることにより、外部のネットワークを通じてより広い範囲(たとえば、外出先)からの給湯器システムの遠隔操作にも対応することも可能である。
また、上述した第2の実施形態では、通信端末3から送信される第2の認証コードと通信中継装置5が有する第1の認証コードの不一致が所定回数繰り返されたことを条件として、通信中継装置5は当該第2の認証コードを送信した通信端末3からの遠隔操作を受け付けない遠隔操作受付禁止状態に移行する場合を示したが、通信中継装置5による遠隔操作受付禁止状態としては、第1の認証コードと不一致の第2の認証コードを送信した通信端末3だけでなくすべての通信端末3からの遠隔操作を受け付けないように構成することも可能である。
1 給湯装置(機器本体)
2 リモコン
2a 台所リモコン
2b 風呂リモコン
3 通信端末
4 2芯の通信ケーブル
5 通信中継装置
6 ネットワーク通信装置
7 ネットワーク通信ケーブル
N ネットワーク

Claims (9)

  1. 住宅設備機器が通信中継装置を介してネットワークに接続され、このネットワークを通じて前記住宅設備機器が通信端末から遠隔操作できるように構成された遠隔操作システムにおいて、
    前記通信中継装置は、当該通信中継装置が有する第1の認証コードと前記ネットワークを介して通信端末から与えられる第2の認証コードが一致することを条件に、通信端末に対してネットワーク通信用に当該通信中継装置に割り当てられた機器判別コードを送信するように構成されるとともに、
    前記住宅設備機器に前記第1の認証コードの設定手段が備えられていることを特徴とする遠隔操作システム。
  2. 前記住宅設備機器は、機器本体とこの機器本体を操作するためのリモコンとを有するとともに、前記リモコンに前記設定手段が備えられており、
    これら機器本体およびそのリモコンと前記通信中継装置とが同一通信ライン上に配置され、前記設定手段で設定された前記第1の認証コードを共有するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作システム。
  3. 前記機器本体およびそのリモコンと、前記通信中継装置の一部または全部に記憶手段が備えられており、この記憶手段に前記第1の認証コードを記憶するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の遠隔操作システム。
  4. 前記第1の認証コードには、前記設定手段で設定されるパスワードと、前記住宅設備機器の機種を特定する機種コードとが含まれていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の遠隔操作システム。
  5. 前記通信中継装置は、当該通信中継装置が有する第1の認証コードと前記ネットワークを介して通信端末から与えられる第2の認証コードの不一致が所定回数繰り返されることを条件に、前記通信端末からの遠隔操作を受け付けない遠隔操作受付禁止状態に移行することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の遠隔操作システム。
  6. 前記通信中継装置は、前記遠隔操作受付禁止状態への移行を前記住宅設備機器に送信するように構成され、前記住宅設備機器は、前記通信中継装置から送信される情報に基づいて前記通信中継装置が遠隔操作受付禁止状態にあることを報知するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の遠隔操作システム。
  7. 前記通信中継装置の遠隔操作受付禁止状態は、前記住宅設備機器から与えれる所定の制御信号によって解除可能とされていることを特徴とする請求項5または6に記載の遠隔操作システム。
  8. 前記通信中継装置に割り当てられる前記機器判別コードは、前記住宅設備機器において設定可能とされていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の遠隔操作システム。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の遠隔操作システムに適用される住宅設備機器であって、前記第1の認証コードの設定手段を備えていることを特徴とする住宅設備機器。
JP2012027994A 2011-11-30 2012-02-13 遠隔操作システムおよび住宅設備機器 Active JP5870729B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012027994A JP5870729B2 (ja) 2011-11-30 2012-02-13 遠隔操作システムおよび住宅設備機器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011261345 2011-11-30
JP2011261345 2011-11-30
JP2012027994A JP5870729B2 (ja) 2011-11-30 2012-02-13 遠隔操作システムおよび住宅設備機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013138397A true JP2013138397A (ja) 2013-07-11
JP5870729B2 JP5870729B2 (ja) 2016-03-01

Family

ID=48913761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012027994A Active JP5870729B2 (ja) 2011-11-30 2012-02-13 遠隔操作システムおよび住宅設備機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5870729B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104132463A (zh) * 2014-07-24 2014-11-05 珠海格力电器股份有限公司 空气能热水器故障检测方法、装置、系统及空气能热水器
JP2016008723A (ja) * 2014-06-20 2016-01-18 リンナイ株式会社 熱源装置
JP2016220015A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 文化シヤッター株式会社 開閉制御システム及び開閉制御方法
KR101744703B1 (ko) 2016-02-19 2017-06-08 오흥일 아날로그 장치를 위한 무선통신 허브 장치 및 이를 포함하는 원격 제어 시스템
JP2017116226A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 株式会社ガスター 風呂制御装置及び風呂制御方法
JP2017180910A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 三菱電機株式会社 給湯システム
WO2018198958A1 (ja) * 2017-04-27 2018-11-01 株式会社ノーリツ 通信アダプタ、温水供給装置の遠隔操作システムおよび遠隔操作方法、ならびに、プログラム
JP2018186479A (ja) * 2017-07-20 2018-11-22 株式会社ノーリツ 通信アダプタ
JP2019008685A (ja) * 2017-06-28 2019-01-17 リンナイ株式会社 住宅設備機器のメンテナンスシステム及びメンテナンス方法
JP2019009677A (ja) * 2017-06-27 2019-01-17 リンナイ株式会社 住宅設備機器の通信接続設定方法
JP2019023560A (ja) * 2018-11-08 2019-02-14 三菱電機株式会社 給湯システム
JP2020095650A (ja) * 2018-12-14 2020-06-18 株式会社ノーリツ 給湯システムおよびプログラム
JP2021057739A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005303466A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 機器制御システムおよび機器制御方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005303466A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 機器制御システムおよび機器制御方法

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016008723A (ja) * 2014-06-20 2016-01-18 リンナイ株式会社 熱源装置
CN104132463A (zh) * 2014-07-24 2014-11-05 珠海格力电器股份有限公司 空气能热水器故障检测方法、装置、系统及空气能热水器
JP2016220015A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 文化シヤッター株式会社 開閉制御システム及び開閉制御方法
JP2017116226A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 株式会社ガスター 風呂制御装置及び風呂制御方法
KR101744703B1 (ko) 2016-02-19 2017-06-08 오흥일 아날로그 장치를 위한 무선통신 허브 장치 및 이를 포함하는 원격 제어 시스템
JP2017180910A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 三菱電機株式会社 給湯システム
JPWO2018198958A1 (ja) * 2017-04-27 2020-05-14 株式会社ノーリツ 温水供給装置の遠隔操作システムおよび遠隔操作方法、ならびに、プログラム
WO2018198958A1 (ja) * 2017-04-27 2018-11-01 株式会社ノーリツ 通信アダプタ、温水供給装置の遠隔操作システムおよび遠隔操作方法、ならびに、プログラム
JP7020482B2 (ja) 2017-04-27 2022-02-16 株式会社ノーリツ 温水供給装置の遠隔操作システムおよび遠隔操作方法、ならびに、プログラム
US10742439B2 (en) 2017-04-27 2020-08-11 Noritz Corporation Communication adapter
JP2019009677A (ja) * 2017-06-27 2019-01-17 リンナイ株式会社 住宅設備機器の通信接続設定方法
JP2019008685A (ja) * 2017-06-28 2019-01-17 リンナイ株式会社 住宅設備機器のメンテナンスシステム及びメンテナンス方法
JP2018186479A (ja) * 2017-07-20 2018-11-22 株式会社ノーリツ 通信アダプタ
JP2019023560A (ja) * 2018-11-08 2019-02-14 三菱電機株式会社 給湯システム
JP2020095650A (ja) * 2018-12-14 2020-06-18 株式会社ノーリツ 給湯システムおよびプログラム
JP7243169B2 (ja) 2018-12-14 2023-03-22 株式会社ノーリツ 給湯システム
JP2021057739A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP7404742B2 (ja) 2019-09-30 2023-12-26 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5870729B2 (ja) 2016-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5870729B2 (ja) 遠隔操作システムおよび住宅設備機器
JP6110288B2 (ja) 空気調和システムおよび空調管理プログラム
JP2006287639A (ja) 電気機器遠隔操作システムおよび電気機器
JP2012501146A (ja) ネットワークシステムを試運転
KR101795025B1 (ko) 네트워크 시스템 및 그 제어방법
JP6119792B2 (ja) 空気調和システムおよび空調管理プログラム
RU2628929C2 (ru) Водонагреватель
JP6844407B2 (ja) 熱源システムの遠隔操作システム
WO2020044906A1 (ja) 給湯システムおよびプログラム
WO2018186199A1 (ja) 温水利用設備の遠隔管理用ペアリングシステム、並びに、このシステムに用いられる通信アダプタ
US11528158B2 (en) Method for configuring, monitoring or supervising a home automation equipment
JP2018186452A (ja) 温水利用設備の遠隔管理用ペアリングシステム、並びに、このシステムに用いられる通信アダプタ
JP2019097027A (ja) 通信システム、通信システムの制御方法、及び、中継装置
JP2020053899A (ja) 給湯システム、サーバおよびプログラム
KR20050018206A (ko) 무선통신을 이용한 홈 네트워크 시스템 및 그 동작방법
KR20120083993A (ko) 네트워크 시스템 및 그 제어방법
JP2020095650A (ja) 給湯システムおよびプログラム
EP4319122A1 (en) Device control system
JP7052288B2 (ja) 中継装置
JP2020034200A (ja) 給湯システムおよびサーバ
JP2019129395A (ja) 中継装置、ルータ、通信装置および通信システム
WO2020085465A1 (ja) 給湯装置および給湯システム
JP2020053833A (ja) 給湯システムおよびサーバ
JP2007041905A (ja) サーバーおよびそのプログラム
JP7103120B2 (ja) 給湯システムおよび管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5870729

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250