JP2013137081A - 乾式ベルト式無段変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転軸を支持する軸受に潤滑油を供給し、その潤滑油がベルトやプーリに対して漏洩することを防止もしくは抑制でき、同時に、潤滑油の漏洩の防止に伴う摩擦損失を小さくすることのできる乾式ベルト式無段変速機を提供する。
【解決手段】プーリ7に潤滑油を介さずにトルクを伝達するベルト8が巻き掛けられるとともに、そのプーリ7が設けられた回転軸9が、潤滑油によって潤滑される転がり軸受18を介してハウジング12に支持されている乾式ベルト式無段変速機1において、回転軸9の外周面のうち転がり軸受18とプーリ7との間に、転がり軸受18の外径より小さい内径のシールリング22が嵌合されるとともに、そのシールリング22を内周面に嵌合させた、転がり軸受18の外径より小さい内径の中空支持部23が、ハウジング12と一体化させて設けられている。
【選択図】図1

Description

この発明は、少なくとも一対のプーリと、それらのプーリに巻き掛けられたベルトとで構成されたベルト式無段変速機に関し、特に乾式のベルト式無段変速機に関するものである。
ベルト式無段変速機は、駆動側のプーリと従動側のプーリとに対するベルトの巻き掛け半径に応じて変速比が設定される巻き掛け伝動機構であり、各プーリに対する巻き掛け半径を連続的に変化させることにより、変速比を連続的に、あるいは無段階に変化させることができ、最近では車両用変速機として多用されている。その一例が特許文献1に記載されており、この特許文献1に記載されたベルト式無段変速機では、固定シーブが一体化されている回転軸の一端部が、軸受を介してトランスアクスルリヤカバーによって支持されており、その回転軸には固定シーブに対して接近・離隔する可動シーブが回転軸と一体となって回転するように取り付けられている。これらのシーブの互いに対向する面は、テーパ状に形成されていて、ベルトが巻き掛けられるいわゆるベルト溝を形成している。さらに、可動シーブの背面側には、油圧室が形成されており、回転軸の内部に形成された油路を介して油圧を供給し、あるいは排出することにより、可動シーブを固定シーブ側に適宜押圧するように構成されている。この油圧室は、回転軸の端部に前記軸受の内輪に沿わせて設けたドラム状の部材と、そのドラム状の部材の外周側に液密状態に嵌合させられかつ前記可動シーブに一体化させた円筒部とによって形成されている。また、その軸受の外輪は、トランスアクスルリヤカバーの内面にボルトによって固定されたストッパープレートによりトランスアクスルリヤカバーに対して固定されている。
特開2009−275826号公報
上記の特許文献1に記載されたベルト式無段変速機は、いわゆる湿式であって軸受に供給された潤滑油もしくはこれと同等の潤滑油がベルトとプーリとの間に供給される。これは、ベルトやプーリの摩耗を抑制するとともにこれらを冷却するためであるが、ベルトとプーリとの間に油膜が介在するので、両者の間の摩擦係数が小さくならざるを得ない。これに対して従来、乾式のベルト式無段変速機が知られており、この形式の無段変速機はベルトとプーリとを直接接触させ、あるいは潤滑油とは異なる流体を両者の間に介在させてトルクを伝達するように構成されている。この種のベルト式無段変速機においても、プーリを取り付けてある軸は軸受によって回転可能に支持し、またその回転軸との間でトルクを授受するために歯車を用いることもあるから、潤滑を必要とする箇所が多々あるのが通常である。乾式のベルト式無段変速機におけるベルトとプーリとの間では、そのような潤滑を行わないから、上記の特許文献1に記載されているよう構成では、プーリが取り付けられている回転軸の軸受に供給して潤滑油がベルトやプーリに付着してしまい、乾式のベルト式無段変速機としての本来の機能を発揮しなくなる可能性がある。
なお、変速機などの各種の伝動機構において、潤滑箇所と非潤滑箇所とを隔絶するためにオイルシールあるいはシールリングが通常使用される。しかしながら、これらのシール材は、可動部分に設けられて摺動するから、その大きさや形状などによっては摩擦損失を増大させる要因になる。また、シール材を取り付ける位置に応じてその組付順序が制約を受け、それに伴って寸法や形状の制約を受ける。これら摩擦損失の低減や組み付け性の向上などを両立させて、上記の乾式のベルト式無段変速機における回転軸の軸受とプーリとを密封状態に隔絶する構造は従来知られておらず、開発の余地があった。
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであり、回転軸を支持する軸受に潤滑油を供給し、その潤滑油がベルトやプーリに対して漏洩することを防止もしくは抑制でき、同時に、潤滑油の漏洩の防止に伴う摩擦損失を小さくすることのできる乾式ベルト式無段変速機を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、プーリに潤滑油を介さずにトルクを伝達するベルトが巻き掛けられるとともに、そのプーリが設けられた回転軸が、潤滑油によって潤滑される転がり軸受を介してハウジングに支持されている乾式ベルト式無段変速機において、前記回転軸の外周面のうち前記転がり軸受と前記プーリとの間に、前記転がり軸受の外径より小さい内径のシールリングが嵌合されるとともに、そのシールリングを内周面に嵌合させた、前記転がり軸受の外径より小さい内径の中空支持部が、前記ハウジングと一体化させて設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記転がり軸受は、前記回転軸に嵌合された内輪と、その内輪の外周面との間に転動体を介在させて内輪に対して相対回転する外輪とを有し、前記ハウジングの内側面には、前記外輪をハウジングに対して軸線方向に押圧して固定するストッパーが設けられ、前記中空支持部は、前記ストッパーに一体に形成されていることを特徴とする乾式ベルト式無段変速機である。
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記転がり軸受と前記シールリングとの間の潤滑油を前記ベルトおよびプーリに付着させない箇所に排出する排出孔が前記外輪をその軸線方向に貫通して形成され、その排出孔よりも外周側で前記外輪の両側面側に前記ストッパーおよびハウジングとの間を密封状態に封止するシール材が設けられていることを特徴とする乾式ベルト式無段変速機である。
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記転がり軸受は、前記回転軸に嵌合された内輪と、その内輪の外周面との間に転動体を介在させて内輪に対して相対回転する外輪とを有し、前記中空支持部は、前記外輪に一体に形成されていることを特徴とする乾式ベルト式無段変速機である。
また、請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記転がり軸受と前記シールリングとの間の潤滑油を前記ベルトおよびプーリに付着させない箇所に排出する排出孔が前記外輪をその軸線方向に貫通して形成され、その排出孔よりも外周側で前記外輪の一方の側面側に前記ハウジングとの間を密封状態に封止するシール材が設けられていることを特徴とする乾式ベルト式無段変速機である。
また、請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかの発明において、前記転がり軸受と前記シールリングとの間の潤滑油を前記ベルトおよびプーリに付着させない箇所に排出する排出路が更に設けられていることを特徴とする乾式ベルト式無段変速機である。
さらに、請求項7の発明は、請求項6の発明のおいて、前記排出路は、前記転がり軸受をその軸線方向に貫通して形成された排出孔と、前記ハウジングにおいて前記転がり軸受が密着しかつ前記排出口が開口している箇所に前記転がり軸受と同一軸線上に形成された環状溝と、その環状溝を前記潤滑油が前記ベルトおよびプーリに付着しない前記箇所に連通させる排油路とを含むことを特徴とする乾式ベルト式無段変速機である。
この発明によれば、潤滑油が供給される転がり軸受とプーリとの間にシールリングが配置され、転がり軸受をプーリに対して密封状態に隔絶しているので、潤滑油がプーリ側に漏洩することを防止でき、したがってベルトとプーリとの間の摩擦係数が低下することを防止できる。言い換えれば、乾式でのトルク伝達を確立し、かつ維持することができる。そのシールリングは、内径が転がり軸受の外径より小さいが、転がり軸受よりも先に回転軸に嵌合させることにより容易に組み付けることができ、その状態で回転軸をハウジングに組み付ければよいので、組み付けに支障が生じることはなく、また回転軸やベルトの芯ズレ量を所期どおりに設定することができる。さらに、シールリングの内径が転がり軸受の外径より小さいから、回転軸が回転することに伴う相対的な周速が小さくなり、シールリングが摩擦摺動することによる動力損失を低減することができる。しかも、シールリングの径が小さいことにより、シールリングを装着もしくは嵌合させる箇所の径も小さくなるので、当該箇所の加工面積が小さくなって製造性あるいは製造コストを改善することができる。
また、請求項2の発明によれば、転がり軸受の外輪をハウジングに対して軸線方向に押圧して固定するストッパーが設けられ、中空支持部は、ストッパーに一体に形成されている。したがって、ストッパーは、転がり軸受とハウジングとの位置決めを行うことで、ベルトの回転方向の芯ズレ量を調整することができ、さらにトルクの伝達効率を向上させることができる。また、ストッパーを転がり軸受の固定のための手段だけでなく、潤滑油の漏洩を防止するための封止手段として機能させることができる。
これに加えて請求項3あるいは5の発明では、転がり軸受に供給された潤滑油を、プーリやベルトに付着しない箇所に排出できるので、転がり軸受に潤滑油が長期に亘って滞留したり、それに伴って潤滑油が劣化するなどの事態を防止もしくは抑制することができる。
さらに、請求項4の発明によれば、転がり軸受の外輪に潤滑油の漏洩を防止するための機能を付与することができる。
また一方、請求項6あるいは7の発明によれば、転がり軸受に供給された潤滑油は、転がり軸受とシールリングとの間に流入しても、排出路から排出されるため、潤滑油を循環させることができ、その結果、転がり軸受に潤滑油が長期に亘って滞留したり、それに伴って潤滑油が劣化するなどの事態を防止もしくは抑制することができる。
この発明に係る乾式ベルト式無段変速機の実施例を示す断面図である。 車両にこの発明に係る乾式ベルト式無段変速機を搭載したときの動力伝達経路を説明するための概略図である。 この発明に係る乾式ベルト式無段変速機の他の実施例を示す断面図である。
つぎに、この発明に係る乾式ベルト式無段変速機の実施例について説明する。まず、構成について説明する。図2は、この発明に係る乾式ベルト式無段変速機を車両に搭載した場合の動力伝達経路を示しており、乾式ベルト式無段変速機1には、エンジンや電動機などの動力源2から動力が伝達され、伝達されたトルクや回転数を変化させてカウンタギヤユニット3およびデファレンシャルギヤ4を介して車輪5に出力するように構成されている。この乾式ベルト式無段変速機1の構成は従来知られたものと同様であって、動力源2から動力が伝達されて回転するプライマリプーリ6と、そのプライマリプーリ6と平行に配置されてプライマリプーリ6から動力が伝達されることによって回転するセカンダリプーリ7と、それらのプーリ6,7に巻き掛けられて動力を伝達するベルト8とで構成されている。
プライマリプーリ6とセカンダリプーリ7との構成は略同一であるので、図1に示すように、セカンダリプーリ7の一部の断面のみを示している。セカンダリプーリ7は、カウンタギヤユニット3に連結された出力軸9(回転軸)と一体に形成された固定シーブ10と、その固定シーブ10と対向して配置されかつ出力軸9の軸線方向に移動可能に配置された固定シーブ11とによって構成されている。また、ハウジング12内のベルト8と各プーリ6,7とが設けられたベルト・プーリ室12aには、潤滑油が漏れないように構成されている。
動力を伝達するベルト8は、例えばゴムや樹脂などを主体として構成された非金属製ベルト(乾式ベルトと称されることもある)と、非金属製ベルトに金属製の小片を取り付けることにより非金属製ベルトよりも伝達トルク容量を増大させた非金属製複合ベルト(乾式複合ベルトと称されることもある)とのいずれであってもよい。このベルト8は、プーリに直接接触させ、あるいは潤滑油とは異なる流体を両者の間に介在させてトルクが伝達されるように構成されている。
また、ベルト8が巻き掛けられるプーリ7を構成する固定シーブ10と固定シーブ11とは、互いに対向した面(以下、プーリ面10a,11aと記す。)が円錐状(テーパ状)に形成されており、それら対向したプーリ面10a,11a同士の間に形成されたベルト巻き掛け溝に前述したベルト8が巻き掛けられて、各プーリ面10a,11aとベルト8の側面とが潤滑油を介在させずに摩擦接触することによって動力を伝達するように構成されている。
固定シーブ10が出力軸9の軸線方向に移動できるように、固定シーブ10の内周部は、中空状に形成されており、その中空状に形成された部分に出力軸9が挿入されている。さらに、固定シーブ10が出力軸9の軸線方向に移動しやすいように、可動シーブの内周部にはブッシュ13が設けられている。また、固定シーブ10を出力軸と一体に形成された固定シーブ10に向けて押圧する油圧室(図示せず)が、固定シーブ10を挟んで固定シーブ10とは反対側に設けられている。この油圧室は、固定シーブ10を固定シーブ10の軸線方向に移動させるために、例えば油圧アクチュエータ(図示せず)によって構成され、固定シーブ10を固定シーブ10側に押圧するように構成されている。
固定シーブ10が一体に形成された出力軸9は、その内周部が中空状14に形成されている。その中空部14は、ハウジング12の内面から出力軸9の軸線方向に突出した中空の突出部15に嵌合しており、その突出部15に形成された制御油給排油路16と連通し、制御油を給排するようになっている。また、出力軸9は、固定シーブ10を挟んで固定シーブ10とは反対側の端部において、後述するシールリングが嵌合するボス部17と、ボス部17の径よりも小さく転がり軸受18が嵌合する軸受嵌合部19とが形成されている。この出力軸9の端部は、転がり軸受18によって回転自在に保持されている。
転がり軸受18は、出力軸9の端部とハウジング12とに嵌合されており、出力軸9を回転自在に保持している。具体的には、転がり軸受18は、出力軸9の軸受嵌合部19に嵌合された内輪18aと、その内輪18aの外周面との間に転動体18bを介在させて内輪18aに対して相対回転する外輪18cとを有している。転がり軸受18の内輪18aは、出力軸9のボス部17の壁面17aに対して軸線方向にロックナット20によって押圧されて固定されている。また、転がり軸受18の外輪18cは、リヤカバー12に対して後述するストッパープレート24によって軸線方向に押圧されて固定されている。なお、転がり軸受は、セカンダリプーリの出力軸はもとより、プライマリプーリの入力軸に設けてもよい。
ハウジング12には、転がり軸受18に潤滑油を供給する潤滑油供給油路21が設けられている。潤滑油供給油路21は、出力軸9の端部が嵌合している箇所のリヤカバー12の内面に形成されている。この潤滑油供給油路21から供給された潤滑油は、出力軸9の端部が嵌合しているリヤカバー12の内面と出力軸9の端部の外周面とロックナット20との間の空間を介して、転がり軸受18に供給される。
また、出力軸9の外周面のうち転がり軸受18とプーリ7との間に、転がり軸受18の外径より小さい内径のシールリング22が嵌合されるとともに、そのシールリング22を内周面に嵌合させた、転がり軸受18の外径より小さい内径の中空支持部23が、ハウジング12と一体化させて設けられている。
具体的には、中空支持部23は、転がり軸受18とハウジング12との位置決めを行うストッパープレート24に一体に形成されている。このストッパープレート24は、その中空支持部23の内径が転がり軸受18の外径よりも小さく構成されており、その内周部で転がり軸受18の外輪18cに嵌合している。そして、このストッパープレート24は、出力軸9の軸線方向のハウジング側に転がり軸受18を押しつけて、プーリ7の位置決めを行う。ストッパープレート24の形状は、例えば略三角形状であり、各角がボルト25で固定されている。ストッパープレート24に形成された中空支持部23は、シールリング22とともに、転がり軸受18を潤滑状態に保ち、プーリ7やベルト8等に潤滑油が漏洩することを防止している。つまり、中空支持部23とシールリング22とは、液体である潤滑油がプーリ7やベルト8等に漏洩しないように、潤滑油を封止する液密状態を保つ。なお、ストッパープレートの形状は、転がり軸受を押しつけてプーリの位置決めを行えるものであればよく、例えば略六角形状でもよい。
また、このストッパープレート24に形成された中空支持部23の内周側には、出力軸9の軸線方向において出力軸9のボス部17の外周面のうち転がり軸受18と固定シーブ10との間に、転がり軸受18の外径より小さい内径のシールリング22が圧入されている。このシールリング22は、ベルト8やプーリ7が設けられているベルト・プーリ室12aに潤滑油が漏洩することを防止するものであって、転がり軸受18を潤滑状態に保っている。
また、転がり軸受18とシールリング22との間から潤滑油を排出する排出路が設けられている。具体的には、転がり軸受18の外輪18cには、その軸線方向に貫く排出孔26が少なくとも1つ設けられている。この排出孔26は、転がり軸受18とシールリング22との間の空間に連通しており、その空間に溜まる潤滑油をベルト8およびプーリ7に付着しない箇所に排出する。また、転がり軸受18の外輪18cの側面が接しているリヤカバー12の内面には、転がり軸受18の軸線を中心とする環状溝27が設けられており、この転がり軸受18の側面が接しているリヤカバー12に形成された環状溝27と前述の排出孔26とは連通している。また、リヤカバー12には、潤滑油を排出する潤滑油排出油路28が設けられている。この潤滑油排出油路28は、環状溝27と連通しているため、転がり軸受18とシールリング22との間の空間に溜まる潤滑油をベルト8およびプーリ7に付着しない箇所に排出することができる。
また、転がり軸受18とハウジング12およびストッパープレート24とが嵌合している部分には、軸線方向に挟み込まれて転がり軸受18を密封状態に封止するシール部材29a,30aが設けられている。具体的には、転がり軸受18の外輪18cの両側面に環状溝29,30が形成されており、各環状溝29,30にOリング(シール部材)29a,30aが設けられている。これらOリング29a,30aは、出力軸9の軸線方向においてハウジング12と転がり軸受18の外輪18cとの接触面と、出力軸9の軸線方向において転がり軸受18の外輪18cとストッパープレート24との接触面とに設けられており、潤滑油がその接触面からプーリ6,7やベルト8に漏洩することを防止することができる。言い換えると、Oリング29a,30aは、液体である潤滑油がプーリ7やベルト8等に漏洩しないように、潤滑油を封止する液密状態を保っている。
つぎに、この発明に係る乾式ベルト式無段変速機の組み付け工程の一例について説明する。まず、ストッパープレート24に形成された中空支持部23の内周側にシールリング22を圧入する。このシールリング22の内径は、転がり軸受18の外径よりも小さく構成されている。次に、シールリング22が内周部に圧入されたストッパープレート24は、固定シーブ10が一体に設けられた出力軸9のボス部17のその軸線方向に挿入される。言い換えると、ストッパープレート24の中空支持部23に圧入されたシールリング22は、出力軸9のボス部17のその軸線方向に挿入されている。シールリング22とともにストッパープレート24が出力軸9のボス部17に挿入された後、転がり軸受18の内輪18aは、出力軸9の軸受嵌合部19のその軸線方向に圧入されるとともに、出力軸9のボス部17の壁面17aに対して軸線方向にロックナット20によって押圧される。そして、ロックナット20を締め付けた出力軸9の端部をリヤカバー側に取り付ける。具体的には、出力軸9の端部の中空部17にリヤカバーの突出部15を嵌合させるとともに、転がり軸受18の外輪18cをリヤカバー12に嵌合させる。最後に、出力軸9の出力軸9方向において転がり軸受18と固定シーブ10との間に配置されているストッパープレート24を、出力軸9の軸線方向のハウジング側にボルト25で締め付けることにより、転がり軸受18の外輪18cは、ストッパープレート24および中空支持部23に出力軸9のハウジング側に押しつけられる。
次に、この発明に係る乾式無段変速機の作用について説明する。この発明に係る中空支持部は、ストッパープレート24に形成されており、その内径は転がり軸受18の外径より小さく形成されている。そして、この中空支持部23には、その内径に転がり軸受18の外径より小さい外径のシールリング22が設けられており、そのシールリング22とともに転がり軸受18を潤滑状態に保っている。潤滑油供給油路21から供給された潤滑油は、リヤカバー12の内面と出力軸9の端部の外周面とロックナット20との間の空間を介して、転がり軸受18部に供給される。この転がり軸受18部に供給された潤滑油は、転がり軸受18を潤滑し、転がり軸受18の外輪18cと内輪18aとの間から出力軸9の軸線方向において出力軸9のボス部17の外周面のうち転がり軸受18と固定シーブ10との間に進入する。この出力軸9の軸線方向において出力軸9のボス部17の外周面のうち転がり軸受18と固定シーブ10との間には、ストッパープレート24に形成された中空支持部23と中空支持部23の内径に圧入されたシールリング22と出力軸9のボス部17の外周面との間の空間が形成されている。この空間は、ストッパープレート24に形成された中空支持部23と中空支持部23の内径に圧入されたシールリング22とによって、密封状態に保持されている。つまり、潤滑油が供給される転がり軸受18とプーリ7との間にシールリング22が配置され、転がり軸受18をプーリ7に対して密封状態に隔絶しているので、潤滑油がプーリ側に漏洩することを防止でき、したがってベルトとプーリとの間の摩擦係数が低下することを防止できる。言い換えれば、乾式でのトルク伝達を確立し、かつ維持することができる。
また、シールリング22の内径が転がり軸受18の外径より小さいから、回転軸が回転することに伴う相対的な周速が小さくなり、シールリングが摩擦摺動することによる動力損失を低減することができる。
また、シールリング22の径が小さくなることにより、シールリング22を装着もしくは嵌合させる箇所の径も小さくなるので、当該箇所の加工面積が小さくなって製造性あるいは製造コストを改善することができる。
また、そのシールリング22は、内径が転がり軸受18の外径より小さいが、転がり軸受よりも先に回転軸に嵌合させることにより容易に組み付けることができ、その状態で回転軸をハウジングに組み付ければよいので、組み付けに支障が生じることはなく、また回転軸やベルトの芯ズレ量を所期どおりに設定することができる。
また、ストッパープレート24は、転がり軸受18とハウジング12との位置決めを行うことで、ベルトの回転方向の芯ズレ量を調整することができ、さらにトルクの伝達効率を向上させることができる。また、ストッパープレートを転がり軸受の固定のための手段だけでなく、潤滑油の漏洩を防止するための封止手段として機能させることができる。
また、ストッパープレート24に形成された中空支持部23と中空支持部23の内周側に圧入されたシールリング22と出力軸9のボス部17の外周面との間の空間に進入した潤滑油は、転がり軸受18の外輪18cの軸線方向に貫く排出孔26とリヤカバー12の内面に形成された環状溝27とリヤカバー12に形成された潤滑油を排出する排出油路29とを介して、その空間からベルトおよびプーリに付着しない箇所に排出される。つまり、転がり軸受18に供給された潤滑油は、転がり軸受18とシールリング22との間に流入しても、プーリ6,7やベルト8に付着しない箇所に排出路から排出されるため、潤滑油を循環させることができ、その結果、転がり軸受に潤滑油が長期に亘って滞留したり、それに伴って潤滑油が劣化するなどの事態を防止もしくは抑制することができる。
つぎに、この発明に係る乾式ベルト式無段変速機の他の実施例を、図3に基づいて説明する。この他の実施例における乾式ベルト式無段変速機は前述の実施例とほぼ同様の構成であって、この発明に係る転がり軸受は、出力軸に嵌合された内輪と、その内輪の外周面との間に転動体を介在させて内輪に対して相対回転する外輪とを有し、中空支持部は、外輪に一体に形成されている。
転がり軸受31は、具体的には、出力軸9の端部とハウジング12とに嵌合されており、出力軸9を回転自在に保持している。転がり軸受31は、出力軸9の軸受嵌合部19に嵌合された内輪31aと、その内輪31aの外周面との間に転動体31bを介在させて内輪31aに対して相対回転する外輪31cとを有している。転がり軸受31の内輪31aは、出力軸9のボス部17の壁面17aに対して軸線方向にロックナット20によって押圧されている。また、転がり軸受31の外輪31cは、リヤカバー12に対して後述するストッパープレートによって軸線方向に押圧されている。
中空支持部32は、円筒形状であって、転がり軸受31の外輪31cに形成されており、その中空支持部32の内径は転がり軸受31の外径より小さく形成されている。そして、この中空支持部32は、その内径に転がり軸受31の外径より小さい内径のシールリング33が設けられており、そのシールリング33と共に転がり軸受31を潤滑状態に保っている。つまり、中空支持部32とシールリング33とは、液体である潤滑油がプーリ7やベルト8等に漏洩しないように、潤滑油を封止する液密状態を保っている。
また、ストッパープレート34は、その内周部が転がり軸受31の外輪31cおよび中空支持部32に嵌合しており、出力軸9の軸線方向のハウジング側に転がり軸受31の外輪31cを押しつけて、プーリ7と転がり軸受31との位置決めを行う。
また、この発明に係る乾式無段変速機には、転がり軸受31とシールリング33との間から潤滑油を排出する排出路が設けられている。具体的には、転がり軸受31の外輪31cには、その軸線方向に貫く排出孔35が少なくとも1つ設けられている。この排出孔35は、外輪31cの一方の側面において中空支持部32よりも内径側に形成されて、転がり軸受31とシールリング33との間の空間に連通し、その空間に溜まる潤滑油をプーリ6,7やベルト8に付着しない箇所に排出する。また、転がり軸受31の側面が嵌合しているリヤカバー12の内面には転がり軸受31の軸線を中心とする環状溝27が設けられており、この環状溝27は、外輪31cの他方の側面に形成された排出孔35と連通している。また、リヤカバー12には、潤滑油を排出する潤滑油排出油路28が設けられている。この潤滑油排出油路28は、環状溝27と連通しているため、転がり軸受31とシールリング33との間の空間に溜まる潤滑油を排出することができる。
転がり軸受31とハウジング12とが嵌合している部分には、軸線方向に挟み込まれて転がり軸受31を密封状態に封止するシール部材36aが設けられている。具体的には、転がり軸受31の外輪31cに環状溝36が形成されており、その環状溝36にOリング36aが設けられている。このOリング36aは、出力軸9の軸線方向においてハウジング12と転がり軸受31の外輪31cとの接触面に設けられており、潤滑油がその接触面からプーリ7やベルト8に漏洩することを防止している。言い換えると、Oリング36aは、液体である潤滑油がプーリ7やベルト8等に漏洩しないように、潤滑油を封止する液密状態を保っている。
また、この他の実施例における組み付け工程の一例は、前述した実施例の取り付け工程の一例とほぼ同様のものである。
つぎに、この他の実施例における作用について説明する。潤滑油供給油路22から供給された潤滑油は、リヤカバー12の内面と出力軸9の端部の外周面とロックナット20との間の空間を介して、転がり軸受31に供給される。この転がり軸受31に供給された潤滑油は、転がり軸受31を潤滑し、転がり軸受31の外輪31cと内輪31aとの間から出力軸9の軸線方向において出力軸9のボス部17の外周面のうち転がり軸受31と固定シーブ10との間に進入する。この出力軸9の軸線方向において出力軸9のボス部17の外周面のうち転がり軸受31と固定シーブ10との間には、転がり軸受31の外輪31cに一体に形成された中空支持部32の内周部と中空支持部32の内径に圧入されたシールリング33と出力軸9のボス部17の外周面との間の空間が形成されている。この空間は、転がり軸受31の外輪31cに一体に形成された中空支持部32と中空支持部32の内径に圧入されたシールリング33とによって、密封状態に保持されている。つまり、潤滑油が供給される転がり軸受31とプーリ7との間にシールリング22が配置され、転がり軸受31をプーリ7に対して密封状態に隔絶しているので、潤滑油がプーリ側に漏洩することを防止でき、したがってベルトとプーリとの間の摩擦係数が低下することを防止できる。言い換えれば、乾式でのトルク伝達を確立し、かつ維持することができる。
また、シールリング33の内径が転がり軸受31の外径より小さいから、回転軸が回転することに伴う相対的な周速が小さくなり、シールリングが摩擦摺動することによる動力損失を低減することができる。
また、シールリング33の径が小さくなることにより、シールリング33を装着もしくは嵌合させる箇所の径も小さくなるので、当該箇所の加工面積が小さくなって製造性あるいは製造コストを改善することができる。
また、そのシールリング33は、内径が転がり軸受31の外径より小さいが、転がり軸受よりも先に回転軸に嵌合させることにより容易に組み付けることができ、その状態で回転軸をハウジングに組み付ければよいので、組み付けに支障が生じることはなく、また回転軸やベルトの芯ズレ量を所期どおりに設定することができる。
また、ストッパープレート34は、転がり軸受31とハウジング12との位置決めを行うことで、ベルトの回転方向の芯ズレ量を調整することができ、さらにトルクの伝達効率を向上させることができる。
また、中空支持部32の内周側に圧入されたシールリング33と出力軸9のボス部17の外周面との間の空間に進入した潤滑油は、転がり軸受31の外輪31cの軸線方向に貫く排出孔35とリヤカバー12の内面に形成された環状溝27とリヤカバー12に形成された潤滑油を排出する潤滑油排出油路28とを介して、その空間からベルト8およびプーリ7に付着しない箇所に排出される。つまり、転がり軸受31に供給された潤滑油は、転がり軸受31とシールリング33との間に流入しても、プーリ6,7やベルト8に付着しない箇所に排出路から排出されるため、潤滑油を循環させることができ、その結果、転がり軸受に潤滑油が長期に亘って滞留したり、それに伴って潤滑油が劣化するなどの事態を防止もしくは抑制することができる。
なお、上述した構成はセカンダリプーリを例に挙げて説明したが、プライマリプーリを対象とした構成であってもよい。また、この発明に係る乾式ベルト式無段変速機は、要は、潤滑油が供給される軸受と、潤滑油の付着を避けるべき回転部と、軸受を潤滑状態に保つシールリングとを有しており、軸受から回転部に潤滑油が漏洩することを防止し、シールリングの引き摺り損失を低減させるものであればよい。また、この発明に係る乾式ベルト式無段変速機は、車両に搭載されたものに限定されない。
1…乾式ベルト式無段変速機、 7…プーリ、 8…ベルト、 9…出力軸(回転軸)、 12…ハウジング、 18…転がり軸受、 22…シールリング、 23…中空支持部、 24…ストッパープレート(ストッパー)、 26…貫通孔、 27…環状溝、 28…潤滑油排出路、 30a…Oリング(シール部材)。

Claims (7)

  1. プーリに潤滑油を介さずにトルクを伝達するベルトが巻き掛けられるとともに、そのプーリが設けられた回転軸が、潤滑油によって潤滑される転がり軸受を介してハウジングに支持されている乾式ベルト式無段変速機において、
    前記回転軸の外周面のうち前記転がり軸受と前記プーリとの間に、前記転がり軸受の外径より小さい内径のシールリングが嵌合されるとともに、そのシールリングを内周面に嵌合させた、前記転がり軸受の外径より小さい内径の中空支持部が、前記ハウジングと一体化させて設けられていることを特徴とする乾式ベルト式無段変速機。
  2. 前記転がり軸受は、前記回転軸に嵌合された内輪と、その内輪の外周面との間に転動体を介在させて内輪に対して相対回転する外輪とを有し、
    前記ハウジングの内側面には、前記外輪をハウジングに対して軸線方向に押圧して固定するストッパーが設けられ、
    前記中空支持部は、前記ストッパーに一体に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の乾式ベルト式無段変速機。
  3. 前記転がり軸受と前記シールリングとの間の潤滑油を前記ベルトおよびプーリに付着させない箇所に排出する排出孔が前記外輪をその軸線方向に貫通して形成され、
    その排出孔よりも外周側で前記外輪の両側面側に前記ストッパーおよびハウジングとの間を密封状態に封止するシール材が設けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載の乾式ベルト式無段変速機。
  4. 前記転がり軸受は、前記回転軸に嵌合された内輪と、その内輪の外周面との間に転動体を介在させて内輪に対して相対回転する外輪とを有し、
    前記中空支持部は、前記外輪に一体に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の乾式ベルト式無段変速機。
  5. 前記転がり軸受と前記シールリングとの間の潤滑油を前記ベルトおよびプーリに付着させない箇所に排出する排出孔が前記外輪をその軸線方向に貫通して形成され、
    その排出孔よりも外周側で前記外輪のハウジング側の側面に前記ハウジングとの間を密封状態に封止するシール材が設けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載の乾式ベルト式無段変速機。
  6. 前記転がり軸受と前記シールリングとの間の潤滑油を前記ベルトおよびプーリに付着させない箇所に排出する排出路が更に設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の乾式ベルト式無段変速機。
  7. 前記排出路は、前記転がり軸受をその軸線方向に貫通して形成された排出孔と、前記ハウジングにおいて前記転がり軸受が密着しかつ前記排出口が開口している箇所に前記転がり軸受と同一軸線上に形成された環状溝と、その環状溝を前記潤滑油が前記ベルトおよびプーリに付着しない前記箇所に連通させる排油路とを含むことを特徴とする請求項6に記載の乾式ベルト式無段変速機。
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