JP2013136716A - 潤滑グリース組成物及び転動装置 - Google Patents

潤滑グリース組成物及び転動装置 Download PDF

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加奈子 森
Atsushi Yokouchi
敦 横内
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【課題】転がり軸受等の機械部品の潤滑に使用可能であり、食べても害のない潤滑グリース組成物及び転動装置を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受10は、外周面に軌道面1aを有する内輪1と、軌道面1aに対向する軌道面2aを内周面に有し内輪1の径方向外方に配された外輪2と、両軌道面1a,2a間に転動自在に配された複数の転動体3と、を備えている。そして、内輪1及び外輪2の間に形成され転動体3が内設された空隙部(軸受空間)内には、軌道面1a,2aと転動体3とを潤滑する潤滑グリース組成物Gが配されている。この潤滑グリース組成物Gは、基油及び増ちょう剤を含有するものであり、基油は飽和脂肪酸トリグリセライドを含有しており、増ちょう剤はステアリン酸カルシウムを含有している。
【選択図】図1

Description

本発明は潤滑グリース組成物に関する。また、本発明は、転がり軸受,ボールねじ,直動案内装置,直動ベアリング等の転動装置に関する。
従来、多くの潤滑グリース組成物が知られている。例えば、特許文献1,2には、転がり軸受等の機械部品の潤滑に使用される潤滑グリース組成物が開示されている。
特許第4730714号公報 特開2003−301188号公報
しかしながら、従来知られている潤滑グリース組成物は、食べることができないものがほとんどであり、転がり軸受等の機械部品の潤滑に使用可能な潤滑グリース組成物の中で、食べても害のないものはほとんど知られていない。
そこで、本発明は上記のような従来技術が有する問題点を解決し、転がり軸受等の機械部品の潤滑に使用可能であり、食べても害のない潤滑グリース組成物及び転動装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の態様は、次のような構成からなる。すなわち、本発明の一態様に係る潤滑グリース組成物は、基油と増ちょう剤とを含有する潤滑グリース組成物であって、前記基油が飽和脂肪酸トリグリセライドを含有し、前記増ちょう剤がステアリン酸カルシウムを含有することを特徴とする。
また、本発明の他の態様に係る転動装置は、外面に軌道面を有する内方部材と、該内方部材の軌道面に対向する軌道面を有し前記内方部材の外方に配された外方部材と、前記両軌道面間に転動自在に配された複数の転動体と、前記両軌道面及び前記転動体を潤滑する潤滑剤と、を備える転動装置であって、前記潤滑剤を上記潤滑グリース組成物としたことを特徴とする。
なお、本発明は種々の転動装置に適用することができる。例えば、転がり軸受,ボールねじ,直動案内装置,直動ベアリング等である。また、本発明における内方部材とは、転動装置が転がり軸受の場合には内輪、同じくボールねじの場合にはねじ軸、同じく直動案内装置の場合には案内レール、同じく直動ベアリングの場合には軸をそれぞれ意味する。また、外方部材とは、転動装置が転がり軸受の場合には外輪、同じくボールねじの場合にはナット、同じく直動案内装置の場合にはスライダ、同じく直動ベアリングの場合には外筒をそれぞれ意味する。
本発明の潤滑グリース組成物は、基油が飽和脂肪酸トリグリセライドを含有し、増ちょう剤がステアリン酸カルシウムを含有するため、転がり軸受等の機械部品の潤滑に使用可能であり、且つ、食べても無害である。
また、本発明の転動装置は、基油が飽和脂肪酸トリグリセライドを含有し、増ちょう剤がステアリン酸カルシウムを含有する潤滑グリース組成物を備えているので、低トルクである。
本発明に係る転動装置の一実施形態である深溝玉軸受の構造を示す部分縦断面図である。 転がり軸受の回転トルク試験の結果を示すグラフである。
本発明に係る潤滑グリース組成物及び転動装置の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に係る転動装置の一実施形態である深溝玉軸受の構造を示す部分縦断面図である。
図1に示す深溝玉軸受10は、外周面に軌道面1aを有する内輪1と、軌道面1aに対向する軌道面2aを内周面に有し内輪1の径方向外方に配された外輪2と、両軌道面1a,2a間に転動自在に配された複数の転動体(玉)3と、内輪1及び外輪2の間に複数の転動体3を保持する保持器4と、内輪1及び外輪2の間の隙間の開口を覆う密封装置5,5(例えばシールやシールド)と、を備えている。なお、保持器4や密封装置5は備えていなくてもよい。
そして、内輪1及び外輪2の間に形成され転動体3が内設された空隙部(軸受空間)内には、軌道面1a,2aと転動体3とを潤滑する潤滑グリース組成物Gが配されている。この潤滑グリース組成物Gは、基油及び増ちょう剤を含有するものであり、基油は飽和脂肪酸トリグリセライドを含有しており、増ちょう剤はステアリン酸カルシウムを含有している。
飽和脂肪酸トリグリセライド及びステアリン酸カルシウムは、天然由来又は植物由来の原料から得られるため、生分解性に優れるとともに食べても無害である。また、飽和脂肪酸トリグリセライド及びステアリン酸カルシウムは、大気中の二酸化炭素を吸収して成長した植物を原料としているので(すなわちバイオマス原料)、潤滑グリース組成物Gの燃焼や分解により二酸化炭素が発生しても、発生量から吸収量を差し引くとゼロ(カーボンニュートラル)となる。よって、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を増加させないので、地球環境に優しい潤滑剤である。
さらに、この潤滑グリース組成物Gは、耐熱性に優れているので、転がり軸受,ボールねじ,直動案内装置,直動ベアリング等の転動装置をはじめとする機械部品の潤滑に使用可能である。
さらに、深溝玉軸受10は、基油が飽和脂肪酸トリグリセライドを含有し、増ちょう剤がステアリン酸カルシウムを含有する潤滑グリース組成物Gを備えているので、低トルクである。
以下に、潤滑グリース組成物Gを構成する各成分について、さらに詳細に説明する。
〔基油について〕
潤滑グリース組成物Gの基油は、飽和脂肪酸とグリセリンとのエステルである飽和脂肪酸トリグリセライドが主成分であり、生分解性を有する。飽和脂肪酸の種類は特に限定されるものではないが、直鎖脂肪酸であることが好ましく、また、炭素数が6以上12以下の飽和脂肪酸が好ましい。炭素数が5以下であると、基油の耐熱性が不十分となるおそれがあり、炭素数が12を超えると、基油の粘度が高くなりすぎるおそれがある。
このような不都合がより生じにくくするためには、炭素数が8以上12以下の飽和脂肪酸がより好ましく、炭素数が8以上10以下の飽和脂肪酸がさらに好ましい。このような飽和脂肪酸を用いれば、潤滑グリース組成物Gの性能がより優れるとともに、このような飽和脂肪酸(例えばヤシ油)は比較的安価に入手することができる。
なお、飽和脂肪酸トリグリセライドは、1種を単独で用いてもよいし、複数種を混合して用いてもよい。また、飽和脂肪酸トリグリセライドは、単一種の飽和脂肪酸3分子とグリセリン1分子とが反応して得られる飽和脂肪酸トリグリセライドであってもよいし、2種又は3種の飽和脂肪酸合計3分子とグリセリン1分子とが反応して得られる飽和脂肪酸トリグリセライドであってもよい。
複数種の飽和脂肪酸トリグリセライドを混合して用いる場合は、炭素数8の飽和脂肪酸とグリセリンとのエステルである飽和脂肪酸トリグリセライド(飽和脂肪酸トリグリセライドAとする)と、炭素数10の飽和脂肪酸とグリセリンとのエステルである飽和脂肪酸トリグリセライド(飽和脂肪酸トリグリセライドBとする)との混合物が好ましい。このとき、飽和脂肪酸トリグリセライドAと飽和脂肪酸トリグリセライドBとのモル比(A:B)は、60:40〜90:10の範囲であることが好ましく、70:30〜80:20の範囲であることがより好ましい。このような範囲とすれば、潤滑グリース組成物Gの低トルク性がより優れることは勿論のこと、耐熱性、耐久性等の化学的性能、機械的性能もより優れる。
また、2種又は3種の飽和脂肪酸合計3分子とグリセリン1分子とが反応して得られる飽和脂肪酸トリグリセライドを用いる場合は、炭素数8の飽和脂肪酸及び炭素数10の飽和脂肪酸合計3分子とグリセリン1分子とが反応して得られる飽和脂肪酸トリグリセライドが好ましい。このとき、炭素数8の飽和脂肪酸成分(C)と炭素数10の飽和脂肪酸成分(D)とのモル比(C:D)は、60:40〜90:10の範囲であることが好ましく、70:30〜80:20の範囲であることがより好ましい。このような範囲とすれば、潤滑グリース組成物Gの低トルク性がより優れることは勿論のこと、耐熱性、耐久性等の化学的性能、機械的性能もより優れる。
このモル比(C:D)は、例えば、炭素数8の飽和脂肪酸1分子と炭素数10の飽和脂肪酸2分子とグリセリン1分子とが反応して得られる飽和脂肪酸トリグリセライドと、炭素数8の飽和脂肪酸2分子と炭素数10の飽和脂肪酸1分子とグリセリン1分子とが反応して得られる飽和脂肪酸トリグリセライドと、を適当な比率で混合することにより調整することができる。
さらに、飽和脂肪酸トリグリセライドの40℃における動粘度は、8mm2 /s以上120mm2 /s以下であることが好ましい。40℃における動粘度が8mm2 /s未満であると、耐熱性が不十分となるおそれがあり、120mm2 /s超過であると、基油の剪断抵抗が増加して、例えば転がり軸受に使用した場合は起動トルクや回転トルクが高くなってしまうおそれがある。このような不都合がより生じにくくするためには、飽和脂肪酸トリグリセライドの40℃における動粘度は、8mm2 /s以上50mm2 /s以下であることがより好ましく、10mm2 /s以上35mm2 /s以下であることがさらに好ましく、10mm2 /s以上20mm2 /s以下であることが最も好ましい。
なお、潤滑グリース組成物Gの基油は、飽和脂肪酸トリグリセライドのみ又は飽和脂肪酸トリグリセライドを主成分とすることが好ましいが、本発明の目的が達成される範囲の量であれば、一般的な潤滑剤において基油として使用される他種の油を混合しても差し支えない。
飽和脂肪酸トリグリセライドに混合して用いる油としては、動植物油等の天然油系潤滑油が好ましい。具体例としては、牛脂,豚脂,大豆油,菜種油,米ぬか油,ヤシ油,パーム油,パーム核油又はその水素化物などがあげられる。
〔増ちょう剤について〕
潤滑グリース組成物Gの増ちょう剤は、ステアリン酸カルシウムが主成分である。ステアリン酸カルシウムとしては、食品添加物公定書や日本薬局方収載品などの規格に該当する食品添加物や医薬品添加物を用いることが好ましい。
また、潤滑グリース組成物Gにおける増ちょう剤の含有量は、特に限定されるものではないが、12質量%以上35質量%以下であることが好ましい。このような範囲であれば、転がり軸受等の転動装置に適用した場合に、摺動部分又は転動部分からの潤滑グリース組成物Gの漏洩を抑制することができる。その結果、長期間にわたって転動装置を潤滑することができる。
増ちょう剤の含有量が12質量%未満であると、潤滑グリース組成物Gの剪断安定性が低下するため、転がり軸受等の転動装置に適用した場合に、摺動部分又は転動部分において剪断作用により潤滑グリース組成物Gが軟化して、摺動部分又は転動部分からの潤滑グリース組成物Gの漏洩が助長されるおそれがある。その結果、長期間にわたって転動装置を潤滑することができないおそれがある。一方、増ちょう剤の含有量が35質量%超過であると、潤滑グリース組成物Gにおける基油の割合が低くなるので、潤滑グリース組成物Gの潤滑性が不十分となるおそれがある。
このような不都合がより生じにくくするためには、潤滑グリース組成物Gにおける増ちょう剤の含有量は、12質量%以上28質量%以下であることがより好ましく、12質量%以上25質量%以下であることがさらに好ましく、15質量%以上25質量%以下であることが最も好ましい。
〔添加剤について〕
潤滑グリース組成物Gには、その各種性能をさらに向上させるために、潤滑剤に一般的に使用される添加剤をさらに添加しても差し支えない。例えば、酸化防止剤,防錆剤,極圧剤,摩擦調整剤,pH調整剤,耐摩耗剤,油性向上剤,金属不活性化剤等があげられる。これらの添加剤は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。潤滑グリース組成物Gにおける添加剤の合計の含有量は、本発明の目的を損なわない程度であれば特に限定されるものではない。
なお、本実施形態は本発明の一例を示したものであって、本発明は本実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態においては転がり軸受の例として深溝玉軸受をあげて説明したが、本発明は、他の種類の様々な転がり軸受に対して適用することができる。例えば、アンギュラ玉軸受,自動調心玉軸受,円筒ころ軸受,円すいころ軸受,針状ころ軸受,自動調心ころ軸受等のラジアル形の転がり軸受や、スラスト玉軸受,スラストころ軸受等のスラスト形の転がり軸受である。さらに、本発明は、転がり軸受に限らず、他の種類の様々な転動装置に対して適用することができる。例えば、ボールねじ,直動案内装置,直動ベアリングである。
以下に、実施例を示して、本発明をさらに具体的に説明する。実施例1及び比較例1,2の潤滑グリース組成物を、以下のようにして作製した。そして、これら3種の潤滑グリース組成物について、混和ちょう度、滴点、離油度、水洗耐水度、及び生分解度の測定、並びに、銅板腐食試験及び耐さび試験を行った。結果を表1に示す。
Figure 2013136716
なお、混和ちょう度の測定方法は、ASTM D217に規定の方法であり、測定温度は25℃である。また、滴点の測定方法は、ASTM D566−76に規定の方法である。さらに、離油度の測定方法は、ASTM D566−76に規定の方法である。さらに、水洗耐水度の測定方法は、ASTM D1264に規定の方法であり、測定条件は38℃、1時間である。さらに、生分解度の測定方法は、OECD301Cに規定の方法であり、測定期間は28日間である。
さらに、銅板腐食試験の方法は、ASTM D130に規定の方法であり、測定条件は100℃、24時間である。さらに、耐さび試験の方法は、ASTM D1743に規定の方法であり、測定条件は52℃、48時間である。さらに、基油の40℃における動粘度の測定方法は、ASTM D445に規定の方法である。
〔実施例1〕
40℃における動粘度が14.8mm2 /sの飽和中鎖脂肪酸トリグリセライド(日油株式会社製のパナセート875)85gとステアリン酸カルシウム15gとを混合し、ステアリン酸カルシウムが溶解する温度まで撹拌しながら昇温した。ステアリン酸カルシウムが完全に溶解したら、予め冷却されたアルミニウム製バットに流し込み、流水により冷却した。グリース状となった混合物を3本ロールミルで混練して、実施例1の潤滑グリース組成物を得た。この潤滑グリース組成物の混和ちょう度は230であった。
〔比較例1〕
40℃における動粘度が14.8mm2 /sの飽和中鎖脂肪酸トリグリセライド(日油株式会社製のパナセート875)88gと12−ヒドロキシステアリン酸リチウム12gとを混合し、12−ヒドロキシステアリン酸リチウムが溶解する温度まで撹拌しながら昇温した。12−ヒドロキシステアリン酸リチウムが完全に溶解したら、予め冷却されたアルミニウム製バットに流し込み、流水により冷却した。ゲル状となった混合物を3本ロールミルで混練して、比較例1の潤滑グリース組成物を得た。この潤滑グリース組成物の混和ちょう度は231であった。
〔比較例2〕
40℃における動粘度が26.0mm2 /sのポリオールエステル油88gと12−ヒドロキシステアリン酸リチウム12gとを混合し、12−ヒドロキシステアリン酸リチウムが溶解する温度まで撹拌しながら昇温した。12−ヒドロキシステアリン酸リチウムが完全に溶解したら、予め冷却されたアルミニウム製バットに流し込み、流水により冷却した。グリース状となった混合物を3本ロールミルで混練して、比較例2の潤滑グリース組成物を得た。この潤滑グリース組成物の混和ちょう度は250であった。
〔転がり軸受の回転トルク試験について〕
このようにして作製した潤滑グリース組成物1.0gを呼び番号6203VVの深溝玉軸受(内径17mm、外径40mm)の軸受空間にそれぞれ封入して3種の試験軸受を得て、これらの試験軸受について種々の回転速度(1800〜7500min-1)で回転試験を行い、それらの回転トルクを測定した。なお、アキシアル荷重は196Nとし、試験温度は室温とした。
そして、回転開始550秒後から600秒後までの間の回転トルクを測定し、その平均値をその試験軸受の回転トルクとした。結果を図2のグラフに示す。なお、図2のグラフの横軸は、試験時の回転速度から求めたdmN値である。
図2のグラフから分かるように、実施例1の潤滑グリース組成物を備える試験軸受は、比較例1,2の潤滑グリース組成物を備える試験軸受と比べて、いずれの回転速度においても優れた低トルク性を示した。
1 内輪
1a 軌道面
2 外輪
2a 軌道面
3 転動体
10 深溝玉軸受
G 潤滑グリース組成物

Claims (2)

  1. 基油と増ちょう剤とを含有する潤滑グリース組成物であって、前記基油が飽和脂肪酸トリグリセライドを含有し、前記増ちょう剤がステアリン酸カルシウムを含有することを特徴とする潤滑グリース組成物。
  2. 外面に軌道面を有する内方部材と、該内方部材の軌道面に対向する軌道面を有し前記内方部材の外方に配された外方部材と、前記両軌道面間に転動自在に配された複数の転動体と、前記両軌道面及び前記転動体を潤滑する潤滑剤と、を備える転動装置であって、前記潤滑剤を請求項1に記載の潤滑グリース組成物としたことを特徴とする転動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7456328B2 (ja) 2020-08-20 2024-03-27 住友電気工業株式会社 光ファイバの製造方法

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