JP2013136330A - 自動二輪車 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動二輪車は、車体フレーム3と、車体フレーム3に対して揺動可能に支持され、後輪29を支持するスイングアーム27と、車体フレーム3とスイングアーム27との間に設けられるリンク機構41と、リンク機構41に支持され、スイングアーム27の揺動に応じて伸縮する緩衝器35と、リンク機構41の回転角を検出するロータリーポテンショメータ51と、を備えている。ロータリーポテンショメータ51は比較的小型である。よって、自動二輪車を外部から見たときにロータリーポテンショメータ51は目立ちにくい。また、リンク機構41は比較的に剛性が高い。よって、ロータリーポテンショメータ51は、緩衝器35の伸縮または/およびスイングアーム27の揺動を精度よく検出することができる。
【選択図】図2
Description
特許文献1は、スイングアームの揺動に応じて伸縮する緩衝器と、緩衝器と並ぶように設けられるストロークセンサとを備えている自動二輪車を開示している。ストロークセンサは、シリンダ部と、シリンダ部の内部を摺動するピストン部とを備えている。シリンダ部およびピストン部はそれぞれ、緩衝器の両端部に取り付けられている。緩衝器の伸縮に伴って、ピストン部はシリンダ部に対してスライド移動する。ストロークセンサは、シリンダ部に対するピストン部の位置に応じた信号を出力する。ストロークセンサの検出結果によれば、緩衝器の伸縮、または、スイングアームの揺動を好適に検出することできる。
すなわち、ストロークセンサの配置は、緩衝器に隣接した位置とする必要がある。また、ストロークセンサは緩衝器と略同等の長さを有している。このように、ストロークセンサの大きさ(サイズ)は、緩衝器と比べても小さくない。したがって、自動二輪車を外部から見たとき、ストロークセンサが目立ってしまい、自動二輪車の外観が損なわれるという不都合がある。
すなわち、本発明は、自動二輪車であって、車体フレームと、前記車体フレームに対して揺動可能に支持され、車輪を支持するスイングアームと、前記車体フレームと前記スイングアームとの間に設けられるリンク機構と、前記リンク機構に支持され、前記スイングアームの揺動に応じて伸縮する緩衝器と、前記リンク機構の回転角を検出する回転角検出部と、を備えている自動二輪車である。
図1は、実施例1に係る自動二輪車の左側面図である。各図において、x方向は車体の前後方向であり、y方向は車体の車幅方向であり、z方向は車体の上下方向である。車体の前後方向x、車幅方向y、及び、上下方向zは互いに直交している。水平な路面Gに車体が直立している状態では車体の前後方向x、及び、車幅方向yはそれぞれ水平となり、車体の上下方向zは鉛直となる。なお、前後、左右、上下とは、自動二輪車1に乗車したライダーにとっての「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」を意味する。
車体フレーム3には、さらに、スイングアーム27が支持されている。スイングアーム27は後輪29を回転可能に支持する。
図2を参照する。自動二輪車1は、さらに、緩衝器35とリンク機構41とを備えている。緩衝器35は、スイングアーム27の揺動に応じて伸縮し、衝撃を吸収、減衰する。スイングアーム27と緩衝器35とはリンク機構41を介して接続されている。リンク機構41は、スイングアーム27と緩衝器35の間に設けられ、スイングアーム27の揺動と緩衝器35の伸縮を連動させる。
自動二輪車1は、さらに、ロータリーポテンショメータ51を備えている。ロータリーポテンショメータ51は、リンク機構41の回転角を検出する。
図8は、後輪29の懸架機構30の動きを示す図であり、(a)は通常の状態を示し、(b)はスイングアーム27が上向きに揺動した状態を示す。
なお、図9は、実施例2に係る後輪の懸架機構の左側面図である。車体フレーム3には、スイングアーム61が支持されている。具体的には、スイングアーム61は、ピボット軸部4に保持されている。スイングアーム61は、ピボット軸部4周りに回転可能である。スイングアーム61は、ピボット軸部4から後方に向かって延びている。
図9を参照する。自動二輪車1は、さらに、緩衝器35とリンク機構71とを備えている。緩衝器35は、スイングアーム61の揺動に応じて伸縮し、衝撃を吸収、減衰する。スイングアーム61と緩衝器35とはリンク機構71を介して接続されている。リンク機構71は、スイングアーム61と緩衝器35の間に設けられ、スイングアーム61の揺動と緩衝器35の伸縮を連動させる。
ロータリーポテンショメータ51は保持部材57に保持されている。これにより、ロータリーポテンショメータ51は、ロッド73の左側方に配置されている。ロータリーポテンショメータ51の裏面中央は、ロッド73の前端部に形成される貫通孔A(不図示)の一端側と向かい合う。
図11は、後輪29の懸架機構60の動きを示す図であり、(a)は通常の状態を示し、(b)はスイングアーム61が上向きに揺動した状態を示す。
3:車体フレーム
4:ピボット軸部
6:支持軸部
27、61:スイングアーム
29:後輪
30、60:懸架機構
33:車軸
35:緩衝器
41、71:リンク機構
43:アーム(第1リンク)
45:ロッド(第2リンク)
45R:右ロッド
45L:左ロッド
73:ロッド(第1リンク)
75:アーム(第2リンク)
51:ロータリーポテンショメータ
53:ケース
55:入力軸部
55a:凹部
57:保持部材
A:貫通孔
B:後輪の回転中心軸線(車軸の軸心)
C:車体中心線
L:仮想線
P:ピボット軸の軸心
W1:ロータリーポテンショメータの車幅方向における位置
W2:車幅方向において後輪が位置する範囲
W3:スイングアームの車幅方向における幅
x:車体の前後方向
y:車体の車幅方向
z:車体の上下方向
Claims (11)
- 自動二輪車であって、
車体フレームと、
前記車体フレームに対して揺動可能に支持され、車輪を支持するスイングアームと、
前記車体フレームと前記スイングアームとの間に設けられるリンク機構と、
前記リンク機構に支持され、前記スイングアームの揺動に応じて伸縮する緩衝器と、
前記リンク機構の回転角を検出する回転角検出部と、
を備えている自動二輪車。 - 請求項1に記載の自動二輪車において、
前記回転角検出部は、前記スイングアームの車幅方向内方に配置されている自動二輪車。 - 請求項1または2に記載の自動二輪車において、
車幅方向における前記回転角検出部の位置は、車幅方向において前記車輪が位置する範囲内である自動二輪車。 - 請求項1から3のいずれかに記載の自動二輪車において、
前記リンク機構および前記回転角検出部は、側面視で前記スイングアームのピボット軸部の軸心と前記車輪の回転中心軸線とを結ぶ仮想線の下方に配置されている自動二輪車。 - 請求項1から4のいずれかに記載の自動二輪車において、
前記リンク機構は、
前記車体フレームに回転可能に接続される第1リンクと、
前記第1リンクに回転可能に接続され、かつ、前記スイングアームに回転可能に接続される第2リンクと、
を備え、
前記回転角検出部は、前記車体フレームに対する前記第1リンクの回転角を検出する自動二輪車。 - 請求項5に記載の自動二輪車において、
前記回転角検出部は、
ケースと、
前記ケースに対して回転可能な入力軸部と、
を備え、
前記ケースは第1リンクに固定され、
前記入力軸部は前記車体フレームに接続されている自動二輪車。 - 請求項6に記載の自動二輪車において、
前記第1リンクは、車幅方向に平行な貫通孔を有し、
前記車体フレームは、前記貫通孔に挿入され、前記第1リンクを回転可能に支持する支持軸部を有し、
前記回転角検出部は、前記第1リンクの一側方であって前記貫通孔の一端側に面する位置に配置され、
前記入力軸部は前記支持軸部の一端部に接続される自動二輪車。 - 請求項6または7に記載の自動二輪車において、
前記第1リンクに支持され、前記ケースを固定する保持部材を備えている自動二輪車。 - 請求項5から8のいずれかに記載の自動二輪車において、
前記第1リンクは、さらに前記緩衝器に回転可能に接続される自動二輪車。 - 請求項5から8のいずれかに記載の自動二輪車において、
前記第2リンクは、さらに前記緩衝器に回転可能に接続される自動二輪車。 - 請求項1から10のいずれかに記載の自動二輪車において、
前記緩衝器はさらに、前記車体フレームまたは前記スイングアームのいずれかに回転可能に接続される自動二輪車。
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2011
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