JP2013136121A - ステープラ - Google Patents

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Abstract

【課題】ステープルを紙葉類の所望の位置に打ち込む操作を確実に行うことができるステープラを提供する。
【解決手段】綴じるべき紙葉類を上面12aに配するための部材である用紙テーブル12、及び前記紙葉類を貫通したステープルの貫通端部を当接面により折り曲げるための部材であるアンビル14を備えたステープル受けユニットと、このステープル受けユニットに対向配置されステープルを保持可能なマガジン21、及びこのマガジン21に保持されたステープルを用紙テーブル12方向に押し出す押刃を備えたステープル打ち出しユニット2とを備えているステープラにおいて、前記ステープル受けユニット2に、前記用紙テーブル12の上面12aに配した紙葉類を衝き当てることが可能な奥行きゲージ5と、前記用紙テーブル12の上面12aに配した紙葉類を用紙テーブルに向けて押圧することが可能な紙押さえ6とを設ける。
【選択図】図7

Description

本発明は、紙葉類を綴じて冊子等を形成すべく用いられるステープラに関する。
従来より、予め設定した折り曲げ稜線に沿って折り曲げた紙葉類を綴じることにより冊子等を形成する要望が広く存在する。この要望に対応すべく、種々の態様のステープラが考えられてきている。このようなステープラの例として、紙葉類の隅部でなく紙葉類の端縁から所定距離離間した折り曲げ稜線状にステープルを打ち込んで綴じるようにすべく、綴じるべき紙葉類を上面に配するための部材である用紙テーブルを備えたステープル受け部に、前記用紙テーブルの上面に配した紙葉類の位置決めを行うためのゲージを設けたものが挙げられる(例えば、特許文献1を参照)。
しかして、特許文献1記載のもののような従来のこの種のステープラにおいて、特にステープラを把持して使用する態様のものにおいては、ステープルを打ち込む動作中に紙葉類とステープラ(の用紙テーブル)とが相対移動してステープルを打ち込む位置がずれる不具合が発生しうる。
特開平11−262875号公報
本発明は以上の点に着目し、ステープラを把持し、ステープルにより紙葉類を綴じて冊子等を形成する際に、紙葉類上の打針位置を打針前に正確に確認し、ステープルを紙葉類の所望の位置に打ち込む操作を確実に行うことができるようにすることを目的とする。
すなわち本発明に係るステープラは、綴じるべき紙葉類を上面に配するための部材である用紙テーブル、及び前記紙葉類を貫通したステープルの貫通端部を当接面により折り曲げるための部材であるアンビルを備えたステープル受けユニットと、このステープル受けユニットに対向配置されステープルを保持可能なマガジン、及びこのマガジンに保持されたステープルを用紙テーブル方向に押し出す押刃を備えたステープル打ち出しユニットとを備えているステープラであって、前記ステープル受けユニットに、前記用紙テーブルの上面に配した紙葉類を衝き当てることが可能な奥行きゲージと、前記用紙テーブルの上面に配した紙葉類を用紙テーブルに向けて押圧することが可能な紙押さえとを、一体的に設けていることを特徴とする。
このようなものであれば、紙押さえと用紙テーブルとの間の空間に紙葉類を配し、その紙葉類を奥行きゲージに衝き当てる一連の動作により、紙葉類を紙押さえにより用紙テーブルに向けて押圧させた状態で紙葉類とアンビルとの間の位置決めを容易に行うことができ、しかも紙葉類を紙押さえにより用紙テーブルに向けて押圧させた状態でステープルを打ち込む動作を行うことによりこのステープラを把持して前記動作を行った場合であってもステープルを所望の位置に打ち込む動作を確実に行うことができる。
ステープルを紙葉類上における所望の位置に打針できるようにするための構成として、一体的に設けられた前記奥行きゲージと前記紙押さえとの取付位置を変更可能にしているものが挙げられる。
予め折り曲げ稜線を形成した紙葉類を綴じて冊子を形成する場合により有効な構成として、前記用紙テーブルの上面が、予め設定した折り曲げ稜線に沿って折り曲げられた前記紙葉類の折り曲げ稜線が対向する稜線を備えているとともに、前記紙押さえが前記用紙テーブルに添接させた前記紙葉類の折り曲げ稜線を挟んでその両側を押圧可能であるものが挙げられる。
前記奥行きゲージの前記ステープル受けユニットに対する位置決めを容易に行うことができるようにするための構成の一例として、前記ステープル受けユニットと前記奥行きゲージとの間に、前記奥行きゲージを複数箇所の取付位置のいずれかに選択的に係止させるための節度機構を設けているものが挙げられる。
また、前記奥行きゲージの前記ステープル受けユニットに対する位置決めを容易に行うことができるようにするための構成の他の一例として、前記ステープル受けユニットに、前記奥行きゲージの前後方向位置を決定するための目盛を設けているものが挙げられる。
このようなステープラを、冊子を形成するためだけでなく紙葉類の主に隅部にステープラを打ち込むことにより紙葉類を綴じる通常のステープラとしても好適に利用できるように知るための構成として、前記ステープル打ち出しユニット及びアンビルが、前記用紙テーブルの長手方向に直交する方向でステープルを打ち出してかしめる第1の姿勢と、前記用紙テーブルの長手方向に平行な方向でステープルを打ち出してかしめる第2の姿勢とを選択的にとることができるものが挙げられる。
そして、このようなステープラを利用して多数の紙葉類を綴じて冊子を形成する際に有効な構成として、前記紙押さえが、弾性変形することにより用紙テーブルから離間する方向に退避可能であるものが挙げられる。
本発明によれば、ステープラを把持し、ステープルにより紙葉類を綴じて冊子等を形成する際に、紙葉類上のステープルの打針位置を正確に確認できるようにすることができる。
本発明の一実施形態に係るステープラを示す全体斜視図。 同実施形態に係るステープラを示す側面図。 同実施形態に係るステープラを示す正面図。 図2におけるx−x断面図。 同実施形態に係るステープラを示す分解斜視図。 同実施形態に係るステープラのステープル打ち出し態様を示す作用説明図。 同実施形態に係るステープラのステープル打ち出しユニット及びアンビルを第2の姿勢とした状態を示す全体斜視図。 同実施形態に係るステープラのステープル打ち出しユニット及びアンビルを第2の姿勢とした状態を示す側面図。 同実施形態に係るステープラのステープル打ち出しユニット及びアンビルを第2の姿勢とした状態を示す正面図。 同実施形態に係るステープラのステープル打ち出しユニット及びアンビルを第2の姿勢とした状態でのステープル打ち出し態様を示す作用説明図。
本発明の一実施形態を、図1〜図10を参照しつつ以下に述べる。
本実施形態に係るステープラSは、図1〜図5及び図7〜図9に示すように、綴じるべき紙葉類Pを上面12aに配するための部材であり幅方向中央に稜線12bを有する用紙テーブル12、及び前記紙葉類Pを貫通したステープルの貫通端部を当接面により折り曲げるための部材であるアンビル14を備えたステープル受けユニット1と、このステープル受けユニット1に対向配置され前記用紙テーブル12の稜線12bに沿うようにステープルを保持可能なマガジン21、及びこのマガジン21に保持されたステープルを用紙テーブル12方向に押し出す押刃22を備えたステープル打ち出しユニット2と、操作力を受け付けてこのステープル打ち出しユニット2に伝達するハンドル3とを備えている。また、本実施形態では、前記ステープル受けユニット1に、前記用紙テーブル12の上面12aに配した紙葉類Pを衝き当てることが可能な奥行きゲージ5と、前記用紙テーブル12の上面12aに配した紙葉類Pを用紙テーブル12に向けて押圧することが可能な紙押さえ6とを、取付位置を一体的に変更可能に設けている。
前記ステープル受けユニット1は、図1〜図5及び図7〜図9に示すように、ベース11と、このベース11の上面12aに配してなる前記用紙テーブル12と、前記ベース11にアンビル台13を介して取り付けられたアンビル14と、前記ステープル打ち出しユニット2を軸支するための軸16が取り付けられる軸受部材15とを備えている。
前記ベース11は、図1、図2、図4、図5、図7及び図8に示すように、上方に向けて、換言すれば前記ステープル打ち出しユニット2に向けて開口する形状を有する樹脂製の部材であり、基端側の下面にステープルを取り除くための部材であるリムーバ111が設けられている。また、押刃22に対向する部位には、その外壁が上方に開口する円筒状をなし前記アンビル14を上下方向に伸びる軸周りに90°回転可能に取り付けるための部位であるアンビル台挿入部11aを設けている。このベース11の側面には、前記奥行きゲージ5に設けた節度突起53と係合可能な節度凹部11xを互いに前後方向に離間させて複数設けている。さらに、アンビル台挿入部11aより基端側の上面12aの開口は、前記用紙テーブル12により被覆されている。
前記用紙テーブル12は、図1〜図5及び図7〜図9に示すように、幅方向中央に最も上方すなわち前記ステープル打ち出しユニット2に向かう側に突出した稜線12bを有し正断面視逆V字状をなす部材である。また、この用紙テーブル12は、予め折り曲げ稜線Paを形成した紙葉類Pを綴じて冊子を形成する際に、この用紙テーブル12の稜線12bに紙葉類Pの折り曲げ稜線12bを対向させた状態で上面12aに紙葉類Pを添接させてなるものである。さらに、この用紙テーブル12には、前記奥行きゲージ5を前後方向に移動させる際に該奥行きゲージ5の移動方向を案内するための案内レール溝12cを設けている。
前記アンビル台13は、前記ベース11のアンビル台挿入部11aに挿入される略円筒状の部材で、前記ベース11に対して上下方向に伸びる軸周りに90°回転可能である。すなわち、このアンビル台13は、前記アンビル14の折曲用当接面14aの長手方向に伸びる中心線がステープル受けユニット1の長手方向に直交する姿勢となるようにアンビル14を保持する図1〜図6に示すような第1の姿勢と、前記アンビル14の折曲用当接面14aの長手方向に伸びる中心線がステープル受けユニット1の長手方向に沿う姿勢となるようにアンビル14を保持する図7〜図10に示すような第2の姿勢とを選択的にとることができる。また、このアンビル台13は、その上面13aにアンビル14を取り付けるためのアンビル取付孔13xを有する。
前記アンビル14は、従来この種のステープラSに用いられるものとして周知のものと同様の構成を有する。すなわち、その上面に折曲用当接面14aを形成してなる。また、このアンビル14は、上述したように前記アンビル台13のアンビル取付孔13x内に取り付けられ、前記アンビル台13と一体的に回転移動することにより、折曲用当接面14aの長手方向に伸びる中心線がステープル受けユニット1の長手方向に直交する姿勢である図1〜図6に示すような第1の姿勢と、折曲用当接面14aの長手方向に伸びる中心線がステープル受けユニット1の長手方向に沿う姿勢である図7〜図10に示すような第2の姿勢とを選択的にとることができる。
前記軸受部材15は、ベース11に取り付けられ、前記ステープル打ち出しユニット2及びハンドル3を軸支するための軸16を保持するためのU字状の部材である。
前記ステープル打ち出しユニット2は、従来この種のステープラSに用いられるものとして周知のものと同様の構成を有する。すなわち、図1〜図5及び図7〜図9に示すように、内部にステープルを格納可能なマガジン21と、このマガジン21内に格納されたステープルをアンビル14に向けて押し出すための押刃22と、この押刃22を保持する押刃ベース23とを備え、これらが一体的に前記ステープル受けユニット1及びハンドル3に対して90°回転可能にハンドル3に取り付けられている。すなわち、このステープル打ち出しユニット2は、前記マガジン21に格納されたステープルが前記ステープル受けユニット1の長手方向に直交する方向に沿って伸びる姿勢に保持される第1の姿勢と、前記マガジン21に格納されたステープルが前記ステープル受けユニット1の長手方向に沿う方向に沿って伸びる姿勢に保持される第2の姿勢とを選択的にとり得る。
前記ハンドル3も、従来この種のステープラSに用いられるものとして周知のものと同様の構成を有する。すなわち、図1〜図5及び図7〜図9に示すように、基端部を前記ステープル受けユニット1に軸支させてなるとともに、先端部において前記ステープル打ち出しユニット2を前記第1の姿勢と前記第2の姿勢との間で90°回転可能に保持している。さらに詳述すると、この操作ハンドル3の先端部の下面には、前記ステープル打ち出しユニット2の押刃ベース23の上面23aから上方に突出させて設けた軸部24と係合可能な軸受穴3xが設けられている。そして、このハンドル3と前記ステープル受けユニット1との間には、前記第1の姿勢と前記第2の姿勢とのいずれかに選択的に係止させるための図示しない節度機構が設けられている。
前記奥行きゲージ5及び前記紙押さえ6は、本実施形態では一体に設けられている。より具体的には、図1、図2、図4〜図8及び図10に示すように、これら奥行きゲージ5と紙押さえ6とは、樹脂製の同一の部材である用紙位置決め部材4の基端側及び先端側にそれぞれ形成されている。
前記奥行きゲージ5は、図1、図2、図4〜図8及び図10に示すように、前記用紙テーブル12の上面12aから起立するように配しており紙葉類Pの端縁を衝き当てて紙葉類Pの位置決めを行うための位置決め部51と、この位置決め部51の左右両端にそれぞれ設けられ該位置決め部51を前後移動させる際の操作力を受け付けるつまみ部52と、このつまみ部52の下端に設けられ前記ベース11に設けた節度凹部11xと弾性係合することにより前記位置決め部51の前後方向の位置決めを行うための節度突起53と、前記位置決め部51の下面から垂下し前記ベース11に設けた案内レール溝12c内を移動可能な案内突起54とを備えている。より具体的には、前記位置決め部51のアンビル14側を向く面である紙葉類当接面51aが紙葉類Pに優先的に衝き当たるように構成していて、この紙葉類当接面51aに紙葉類Pを衝き当てることにより紙葉類Pの位置決めを行うようにしている。また、前記節度突起53と前記節度凹部11xとは、互いに係合することによりこの奥行きゲージ5を複数箇所の取付位置のいずれかに選択的に係止させるための節度機構Kを形成する。
前記紙押さえ6は、図1〜図3、図5〜図8及び図10に示すように、前記奥行きゲージ5から前方に突出して棒状部62が設けられており、その上面6aが前記ベース11の下面と平行であるとともに、先端部からは、前記用紙テーブル12の上面12aに紙葉類を挟んで当接する下面6bを備えた用紙押さえ突起61を垂下させて設けている。また、この紙押さえ6は上述したように樹脂製の部材である用紙位置決め部材4の一部であり、弾性変形することにより上方すなわち前記用紙テーブル12から離間する方向に退避可能である。そして、紙葉類Pを用紙テーブル12に添接させた状態では、この用紙押さえ突起61により、該紙葉類Pの折り曲げ稜線Paを挟んで両側がそれぞれ押圧される。
本実施形態に係るステープラSを用いて予め折り曲げ稜線12bに沿って折り曲げた紙葉類Pを綴じ冊子を形成する場合の手順を以下に示す。まず、図9に示すように、アンビル14及びステープル打ち出しユニット2を第2の姿勢とする。次いで、同図に示すように、冊子にすべき紙葉類Pの折り曲げ稜線Paを用紙テーブル12の稜線12bに一致するように対向させた状態で、該紙葉類Pを紙押さえ6と用紙テーブル12との間の空間に挿入する。なお、紙葉類Pの枚数が多い場合は、紙押さえ6を弾性変形させて用紙テーブル12との間の空間を拡開させてから該空間に紙葉類Pを挿入する。それから、紙葉類Pの一端縁を奥行きゲージ5の位置決め部51の紙葉類当接面51aに衝き当てる。そして、図10に示すように、ハンドル3に操作力を加えてステープル打ち出しユニット2とステープル受けユニット1とを接近させてステープルを紙葉類Pに打ち込む。このような操作を行うことにより、紙葉類Pの折り曲げ稜線Pa上にステープルが配され、このステープルにより紙葉類Pが綴じられて冊子が形成される。
一方、本実施形態に係るステープラSを通常のステープラとして使用する場合は、アンビル14及びステープル打ち出しユニット2を図1〜図4に示すような第1の姿勢とし、紙押さえ6の上面6aに綴じるべき紙葉類Pを配した後、図6に示すように、ハンドル3に操作力を加えてステープル打ち出しユニット2とステープル受けユニット1とを接近させてステープルを紙葉類Pに打ち込む操作を行う。このとき、紙押さえ6の上面6aが通常のステープラの用紙テーブルとして機能する。
以上に述べたように、本実施形態の構成によれば、奥行きゲージ5と紙押さえ6とを一体的に移動させ、紙押さえ6と用紙テーブル12との間の空間に紙葉類Pを配し、その紙葉類Pを奥行きゲージ5に衝き当てる一連の動作により、紙葉類Pを紙押さえ6により用紙テーブル12に向けて押圧させた状態で紙葉類Pとアンビル14との間の位置決めを容易に行うことができる。しかも紙葉類Pを紙押さえ6により用紙テーブル12に向けて押圧させた状態でステープルを打ち込む動作を行うことにより、このステープラSを把持して前記動作を行った場合であってもステープルを所望の位置に打ち込む動作を確実に行うことができる。
また、前記用紙テーブル12の上面12aが、予め設定した折り曲げ稜線Paに沿って折り曲げられた前記紙葉類Pの折り曲げ稜線Paが対向する稜線12bを備えているとともに、前記紙押さえ6が前記用紙テーブル12に添接させた前記紙葉類Pの折り曲げ稜線Paを挟んでその両側を押圧可能であるので、予め折り曲げ稜線Paを形成した紙葉類Pを綴じて冊子を形成する場合に、より確実に用紙の折り曲げ稜線Paの位置決めを行うことができる。
さらに、前記ステープル受けユニット1と前記奥行きゲージ5との間に、前記奥行きゲージ5を複数箇所の取付位置のいずれかに選択的に係止させるための節度機構Kを設けているので、前記奥行きゲージ5の前記ステープル受けユニット1に対する位置決めを容易に行うことができる。
加えて、前記ステープル打ち出しユニット2及びアンビル14が、前記用紙テーブル12の長手方向に直交する方向でステープルを打ち出してかしめる第1の姿勢と、前記用紙テーブル12の長手方向に平行な方向でステープルを打ち出してかしめる第2の姿勢とを選択的にとることができるので、このようなステープラSを、冊子を形成するためだけでなく紙葉類Pの主に隅部にステープルを打ち込むことにより紙葉類Pを綴じる通常のステープラSとしても好適に利用できる。
そして、前記紙押さえ6が、弾性変形することにより用紙テーブル12から離間する方向に退避可能であるので、このようなステープラSを利用して多数の紙葉類Pを綴じて冊子を形成することができる。
なお、本発明は以上に述べたような実施形態に限らない。
例えば、奥行きゲージとステープル受けユニットとの間の節度機構は省略してよい。この場合、ステープルを打ち込むべき箇所の調整を容易に行えるようにするには、ステープル受けユニットにアンビルと奥行きゲージとの間の距離を示す目盛を設けるとよい。このような態様を採用した場合、奥行きゲージ(及びこの奥行きゲージと一体的に設けた紙押さえ)とステープル受けユニットとの間の相対位置の位置決めを行う手段の一例として、奥行きゲージに設けた雌ねじ部に雄ねじ部材を螺着し、その先端をステープル受けユニットに圧着する構成のもの等が考えられる。
また、奥行きゲージと紙押さえとを一体に構成する代わりに、奥行きゲージと別体に形成した紙押さえを、該奥行きゲージと一体的に移動可能な状態で取り付ける態様を採用してもよい。この場合、紙押さえは奥行きゲージに対して着脱可能なものであってもよい。
さらに、紙押さえが、紙葉類の折り曲げ稜線を挟んで一方側のみを押圧可能なものであってもよく、折り曲げ稜線上のみを押圧可能なものであってもよい。
加えて、予め折り曲げ稜線を形成した紙葉類を綴じて冊子を形成する用途のみに本発明のステープラを使用する場合は、ステープル打ち出しユニット及びアンビルを、用紙テーブルの長手方向に平行な方向でステープルを打ち出してかしめる姿勢に固定するようにしてもよい。この場合、紙押さえの上面は必ずしもステープル打ち出しユニットと平行である必要はない。
そして、上述した実施形態では、一体的に設けられた前記奥行きゲージと前記紙押さえとの取付位置を変更可能にしているが、これら奥行きゲージと紙押さえとをステープル受けユニットに相対位置を変更不能に設けるものであってもよい。この場合、紙葉類上において奥行きゲージを衝き当てるべき端縁とステープルの打針位置との間の距離を常に一定にできる。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変形してよい。
S…ステープラ
1…ステープル受けユニット
12…用紙テーブル
12a…用紙テーブルの上面
14…アンビル
2…ステープル打ち出しユニット
21…マガジン
22…押刃
5…奥行きゲージ
6…紙押さえ

Claims (7)

  1. 綴じるべき紙葉類を上面に配するための部材である用紙テーブル、及び前記紙葉類を貫通したステープルの貫通端部を当接面により折り曲げるための部材であるアンビルを備えたステープル受けユニットと、このステープル受けユニットに対向配置されステープルを保持可能なマガジン、及びこのマガジンに保持されたステープルを用紙テーブル方向に押し出す押刃を備えたステープル打ち出しユニットとを備えているステープラであって、前記ステープル受けユニットに、前記用紙テーブルの上面に配した紙葉類を衝き当てることが可能な奥行きゲージと、前記用紙テーブルの上面に配した紙葉類を用紙テーブルに向けて押圧することが可能な紙押さえとを、一体的に設けていることを特徴とするステープラ。
  2. 一体的に設けられた前記奥行きゲージと前記紙押さえとの取付位置を変更可能にしている請求項1記載のステープラ。
  3. 前記用紙テーブルの上面が、予め設定した折り曲げ稜線に沿って折り曲げられた前記紙葉類の折り曲げ稜線が対向する稜線を備えているとともに、前記紙押さえが前記用紙テーブルに添接させた前記紙葉類の折り曲げ稜線を挟んでその両側を押圧可能である請求項1又は2記載のステープラ。
  4. 前記ステープル受けユニットと前記奥行きゲージとの間に、前記奥行きゲージを複数箇所の取付位置のいずれかに選択的に係止させるための節度機構を設けている請求項1、2又は3記載のステープラ。
  5. 前記ステープル受けユニットに、前記奥行きゲージの前後方向位置を決定するための目盛を設けている請求項1、2又は3記載のステープラ。
  6. 前記ステープル打ち出しユニット及びアンビルが、前記用紙テーブルの長手方向に直交する方向でステープルを打ち出してかしめる第1の姿勢と、前記用紙テーブルの長手方向に平行な方向でステープルを打ち出してかしめる第2の姿勢とを選択的にとることができる請求項1、2、3、4又は5記載のステープラ。
  7. 前記紙押さえが、弾性変形することにより用紙テーブルから離間する方向に退避可能である請求項1、2、3、4又は5記載のステープラ。
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