JP2013133715A - スクロール流体機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定スクロール及び揺動スクロールの圧縮室に潤滑油を均等に必要最小限に供給することにより、潤滑油の過剰な給油によるコストアップを抑制しながら、固定スクロール及び揺動スクロールなどの摩耗を抑制することを可能とするスクロール流体機械を提供することを目的としている。
【解決手段】フレームの内側面、固定スクロール10及び揺動スクロール11によって吸入室54が形成され、フレーム15の下部及び揺動スクロール11の下部11jによって油流入室55が形成され、スラストプレート16の周縁側には、揺動スクロール11が所定範囲に位置するときに、油流入室55と吸入室54とを連通させるための、第1凹部11fに連通する第1油穴16a及び第2凹部11gに連通する第2油穴16bが形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、スクロール圧縮機及びスクロールポンプなどのスクロール流体機械に関するものである。
従来から固定スクロール及び当該固定スクロールに対向配置される揺動スクロールを有し、冷媒などを圧縮する圧縮室を有するスクロール流体機械が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術は、固定スクロールに形成された固定渦巻体と、揺動スクロールに形成された揺動渦巻体とによって第1圧縮室及び第2圧縮室を構成している。すなわち、揺動スクロールが回転することで、固定渦巻体の内側面及び揺動渦巻体の外側面により構成される第1圧縮室で冷媒が圧縮され、また、固定渦巻体の外側面及び揺動渦巻体の内側面により構成される第2圧縮室で冷媒が圧縮される。
また、特許文献1に記載の技術は、揺動スクロールがフレーム内に摺動自在に設けられており、このフレームの一部によって上記圧縮室と連通する吸入室が構成されている。すなわち、吸入室に送り込まれた冷媒は、圧縮室に供給されて圧縮される。
ここで、たとえば圧縮機などの場合には、その底部に潤滑油が貯留される油溜が設けられている。特許文献1に記載の技術は、主軸の回転によって発生する差圧によって引き上げられた潤滑油を、吸入室に供給するための間欠給油穴(凹部)を介して固定スクロール、揺動スクロール、及びフレームなどに供給することで、これら摺動部の摩耗を抑制可能としている。
特許第3949840号公報(たとえば、段落[0018]、[0019]、図1及び図2参照)
特許文献1に記載の技術は、揺動スクロールの渦巻体の巻終わりに対して、固定スクロールの渦巻体の巻終わりが、180度位相が進んだ位置となるように両スクロールが設けられている。また、特許文献1に記載の技術は、フレームのうち、固定スクロールの渦巻体の巻終わりに対応する位置に、間欠給油穴が形成されている。
これにより、間欠給油穴からから供給される潤滑油は、固定渦巻体の外側面と、揺動渦巻体の内側面によって構成される圧縮室側(第2圧縮室側)から大部分が供給される。そして、残りの潤滑油は、固定渦巻体の内側面と揺動渦巻体の外側面によって構成される圧縮室側(第1圧縮室側)から供給される。
このように、特許文献1に記載の技術では、間欠給油穴からの距離が、第1圧縮室と第2圧縮室とで異なるため各圧縮室への給油が不均一となり、圧縮室の渦巻体側面、渦巻体の先端、及び渦巻体の歯底などが均一に潤滑されず、充分な潤滑がされない第1圧縮室が摩耗しやすいという課題があった。
また、当該摩耗を抑制するために、供給する潤滑油量の絶対量を多くする対策をすると動作流体と一緒に圧縮され圧縮機外に吐出される、いわゆる圧縮機の油上り量が多くなり、封入潤滑油量が増える分、コストアップしてしまうという課題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、固定スクロール及び揺動スクロールで形成される2つの圧縮室に均等に供給することを可能とするスクロール流体機械を提供することを目的としている。
本発明に係るスクロール流体機械は、第1渦巻体が形成された固定スクロールと、上面側に第1渦巻体に対応する第2渦巻体が形成され、下面側に潤滑油を導く第1凹部及び第2凹部が形成された揺動スクロールと、揺動スクロールの下面側に設けられ、揺動スクロールを揺動自在に支持するスラストプレートと、スラストプレート及び揺動スクロールが収容されるとともに上部に固定スクロールが設けられたフレームと、を備え、フレームの内側面、固定スクロール及び揺動スクロールによって吸入室が形成され、フレームの下部及び揺動スクロールの下部によって油流入室が形成され、スラストプレートの周縁側には、揺動スクロールが所定範囲に位置するときに、油流入室と吸入室とを連通させるための、第1凹部に連通する第1油穴及び第2凹部に連通する第2油穴が形成されたものである。
本発明に係るスクロール流体機械によれば、揺動スクロールが所定範囲に位置するときに、油流入室と吸入室とを連通させ、第1凹部に連通する第1油穴に加えて、第2凹部に連通する第2油穴が形成されたため、固定スクロール及揺動スクロールで形成される2つの圧縮室に均等に供給することができ、固定スクロール及び揺動スクロールなどの摩耗を抑制することができる。また、これにより、供給する潤滑油量を低減することができ、コストアップを抑制することができる。
スクロール流体機械の全体図である。 図1に示すスクロール流体機械の要部の構成例を拡大して示す縦断面図である。 図1に示すスクロール流体機械の構成例を示す水平断面図である。 固定スクロール及び揺動スクロールの水平断面の模式図である。 吸入室と油流入室との連通状態について、揺動スクロールの位置ごとに説明する模式図である。 図5に示すクランク角に対する吸入室と油流入室との連通面積の説明図である。 本発明の実施の形態2に係るスクロール流体機械の構成例を示す水平断面図である。 図7に示すクランク角に対する吸入室と油流入室との連通面積の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るスクロール流体機械100の全体図である。図2は、図1に示すスクロール流体機械100の要部の構成例を拡大して示す縦断面図である。図1及び図2に基づいて、スクロール流体機械100の構成、動作について説明する。なお、図2(a)は揺動スクロール11を回転させる主軸12の所定の回転角度が0度の状態の縦断面図であり、図2(b)が回転角度90度の状態の縦断面図であり、図2(c)が回転角度270度の状態の縦断面図である。また、以下の説明における流体とは、たとえば冷媒であり、潤滑油とは異なるものとする。
本実施の形態1に係るスクロール流体機械100は、潤滑油の供給方法に改良が加えられたものである。
[スクロール流体機械100の構成]
スクロール流体機械100は、外郭を構成する密閉容器102と、密閉容器102に流体を導く吸入配管103と、圧縮された流体を吐出する吐出配管104と、密閉容器102内の空間を区画するサブフレーム110と、潤滑油が貯留される底部油溜131と、流体を圧縮するための固定渦巻体10bが形成された固定スクロール10と、流体を圧縮するための揺動渦巻体11bが形成された揺動スクロール11と、揺動スクロール11と摺動するスラストプレート16と、揺動スクロール11を収容するフレーム15と、揺動スクロール11を回転させる主軸12と、潤滑油を引き上げるオイルポンプ91と、主軸12を回転させるモーター139と、揺動スクロール11を揺動運動させるオルダム継手20とを有している。
また、スクロール流体機械100内には、固定スクロール10の固定渦巻体10b及び揺動スクロール11の揺動渦巻体11bによって形成される圧縮室53と、フレーム15の内側面、固定スクロール10及び揺動スクロール11によって形成され、圧縮室53に連通する吸入室54と、フレーム15の下部及び揺動スクロール11の下部によって形成される油流入室55とを有している。
(密閉容器102)
密閉容器102は、スクロール流体機械100の外郭を構成するものである。密閉容器102内には、固定スクロール10、揺動スクロール11、スラストプレート16、フレーム15、主軸12、モーター139、及びオルダム継手20などが少なくとも設けられている。
また、密閉容器102の側面には密閉容器102内と連通する吸入配管103が接続され、密閉容器102の上部には圧縮室53と連通する吐出配管104が接続されている。
(吸入配管103)
吸入配管103は、スクロール流体機械100に流入する流体を、密閉容器102内に導くための配管である。吸入配管103は、密閉容器102内と連通するように、密閉容器102の側面に設けられている。
(吐出配管104)
吐出配管104は、スクロール流体機械100で圧縮された流体を吐出させるための配管である。吐出配管104は、圧縮室53と連通するように、密閉容器の上部に設けられている。
(サブフレーム110)
サブフレーム110は、ベアリング90を介して主軸12を保持するものである。なお、サブフレーム110の中央部には、主軸12が貫通して設けられている。
(底部油溜131)
底部油溜131は、潤滑油を貯留するものである。この底部油溜131は、サブフレーム110の下側に設けられており、潤滑油はたとえばサブフレーム110の高さを超えて封入されている。
なお、底部油溜131には、主軸12の下側端部が設けられており、主軸12に形成された後述の潤滑油通路12bから貯留された潤滑油が引き上げられるようになっている。
(固定スクロール10)
固定スクロール10は、揺動スクロール11とともに流体を圧縮するものである。固定スクロール10は、揺動スクロール11に対して対向配置されている。固定スクロール10は、水平面に対して略平行な台板10aと、台板10aの下面から下側に突出して形成された固定渦巻体10bとを有している。
台板10aは、固定渦巻体10b、揺動スクロール11及びフレーム15とともに、圧縮室53及び吸入室54を構成するものである。台板10aは、平板形状の部材であり、その略中央部に、圧縮室53で圧縮された流体を吐出するための開口部10cが形成されたものである。また、台板10aは、水平面に対して略平行であって、台板10aの下面の外縁がフレーム15上部に固定されて設けられている。さらに、台板10aの下面外周は、フレーム15の上面外周に固定されている。
固定渦巻体10bは、揺動スクロール11の揺動渦巻体11bとともに、揺動スクロール11の揺動により容積が変化する圧縮室53を形成するものである。また、固定渦巻体10bは、フレーム15及び揺動スクロール11とともに吸入室54を構成するものである。この固定渦巻体10bは、水平断面が渦巻形状をしている(図3及び図4参照)。
(揺動スクロール11)
揺動スクロール11は、固定スクロール10とともに流体を圧縮するものである。揺動スクロール11は、固定スクロール10に対して対向配置されている。揺動スクロール11は、水平面に対して略平行な台板11aと、台板11aの上面から上側に突出して形成された揺動渦巻体11bと、台板11aの下側に形成されたボス部11jと、主軸12の上側端部が接続される軸受11cとを有している。
台板11aは、揺動渦巻体11b、固定スクロール10及びフレーム15とともに、圧縮室53及び吸入室54を構成するものである。台板11aは、円板形状の部材であり、主軸12の回転によってフレーム15内で揺動運動するものである。
台板11aは、水平面に対して略平行であって、スラストプレート16上で、揺動自在に設けられている。すなわち、台板11aは、主軸12の回転によってフレーム15内で揺動運動可能となっている。
台板11aの下面には、上側に向かって凹んで形成された第1凹部11f及び第2凹部11gが形成されている。第1凹部11fと第2凹部11gとは、略同一直線上(直線上又は当該直線の近傍)に形成されたものであって、台板11aの中心側から周縁側に向かって延びるように形成されたものである。
なお、台板11aの下面であって、スラストプレート16の上面と接触する面をスラスト面11dと称する。
揺動渦巻体11bは、固定スクロール10の固定渦巻体10bとともに流体を圧縮するものである。また、揺動渦巻体11bは、台板11a及び固定スクロール10とともに圧縮室53を構成し、フレーム15及び固定スクロール10とともに吸入室54を構成するものである。この揺動渦巻体11bは、水平断面が渦巻形状をしており、固定渦巻体11aの水平断面形状と対応している(図3及び図4参照)。
ボス部11jは、台板11aの下側に形成された中空円筒形状の部材である。ボス部11jには、主軸12が接続される軸受11cが設けられている。
軸受11cは、ボス部11jに設けられ、主軸12の上側端部に接続されるものである。すなわち、軸受11cは、主軸12に接続され、主軸12の回転を揺動スクロール11に伝達可能となっている。
(フレーム15)
フレーム15は、フレーム15内に設けられたスラストプレート16上で、揺動スクロール11が摺動可能なように、揺動スクロール11を収容するものである。このフレーム15は、上部及び下部が開放された形状をしている。そして、フレーム15は、フレーム15の上部は固定スクロール10の台板10aが設けられて閉塞されているとともに、フレーム15の下部に主軸12が挿入されて設けられている。
フレーム15には、流体を吸入室54に導くための流体通路15aと、スラストプレート16を支持するスラスト支持面15bと、主軸12の潤滑油通路12bの潤滑油が導かれる油流入室55と、油流入室55に供給された潤滑油の一部を排出するための排油穴15hとが形成されている。
流体通路15aは、スクロール流体機械100内であってフレーム15の外側と、フレーム15内の吸入室54とを連通するように形成されたものである。すなわち、スクロール流体機械100内に流入した流体は、この流体通路15aを介して吸入室54に流入するようになっている。
スラスト支持面15bは、スラストプレート16を支持するものである。このスラスト支持面15bは、フレーム15内であって、フレーム15の鉛直方向の中段に形成された平坦部分である。
油流入室55は、フレーム15の下側に形成、すなわち、揺動スクロール11のボス部11jの外側面と、フレーム15の下側部分とによって形成されたものであり、主軸12の潤滑油通路12bの潤滑油が導かれるものである。
排油穴15hは、フレーム15内の油流入室55と、スクロール流体機械100内であってフレーム15の外側とを連通するように形成されたものである。すなわち、油流入室55に流入した潤滑油は、この排油穴15hを介してスクロール流体機械100内であってフレーム15の外側に排出されるようになっている。
(スラストプレート16)
スラストプレート16は、揺動スクロール11を摺動自在に支持するものである。すなわち、スラストプレート16の上面には揺動スクロール11の台板11aが設けられており、当該上面の上で台板11aが摺動可能となっている。また、スラストプレート16は、揺動スクロール11の台板11aの下面と、フレーム15のスラスト支持面15bとの間に挟まれて設けられている。
(主軸12)
主軸12は、揺動スクロール11に接続される軸である。この主軸12は、主軸12の上側端部に揺動スクロール11の軸受11cと接続する偏芯部12aが形成され、主軸12の内部に潤滑油を導く潤滑油通路12bが形成されている。
偏芯部12aは、主軸12の軸に対して水平方向に所定量ずれて形成される部分である。
潤滑油通路12bは、潤滑油をスクロール流体機械100の各所に導くためのものである。また、潤滑油通路12bは、軸受11cの内部に、鉛直方向に形成されている。潤滑油通路12bは、スクロール流体機械100内の下部に設けられる底部油溜131に接続されており、底部油溜131に貯留された潤滑油を導くことが可能となっている。なお、図示を省略しているが、潤滑油通路12bは、水平方向に分岐しているため、潤滑油通路12bの潤滑油はフレーム15内の下側に形成された油流入室55にも供給されるようになっている。
(オイルポンプ91)
オイルポンプ91は、底部油溜131から潤滑油を引き上げるものである。オイルポンプ91は、主軸12の下側端部に設けられている。このオイルポンプ91は、たとえば遠心ポンプあるいは容積型ポンプなどのように、主軸12の回転によってポンプ作用(差圧の利用)が生じるものを採用するとよい。
(モーター139)
モーター139は、主軸12を回転させるものである。このモーター139は、密閉容器102に固着支持されたステーター109と、ステーター109と組み合わされることでトルクを発生するローター129とから構成されている。
モーター139は、揺動スクロール11、及び固定スクロール10などが設けられる上部空間と、底部油溜131が設けられる下部空間とを区画するものである。
ステーター109は、たとえば、積層鉄心に複数相の巻線を装着して構成されている。
ローター129は、たとえば、内部に図示省略の永久磁石を有し、ステーター109の内壁面と所定の空隙をもって保持されており、ステーター109への通電が開始することにより回転駆動し、主軸12を回転させるものである。
(オルダム継手20)
オルダム継手20は、揺動スクロール11のスラスト面11dに配設され、揺動スクロール11の揺動運動中における自転運動を阻止するために機能するものである。すなわち、オルダム継手20は、揺動スクロール11の自転運動を阻止するとともに、揺動運動を可能とする機能を果たすものである。
(圧縮室53)
圧縮室53は、台板10aの下面及び固定渦巻体10bと、台板11aの上面及び揺動渦巻体11bとによって形成されている。圧縮室53は、吸入室54と連通している。
また、圧縮室53は、図4に示すように、第1圧縮室53a及び第2圧縮室53bから構成されている。より詳細には、第1圧縮室53aは、固定渦巻体内側面10A、揺動渦巻体外側面11A、台板10aの下面及び台板11aの上面によって形成されている。また、第2圧縮室53bは、固定渦巻体外側面10B、揺動渦巻体内側面11B、台板10aの下面及び台板11aの上面によって形成されている。なお、第1圧縮室53aの流体流入口は、固定渦巻体10bの巻終り10hの近傍であり、第2圧縮室53bの流体流入口は、揺動渦巻体11bの巻終り11hの近傍である。
この圧縮室53は、固定スクロール10及び揺動スクロール11の揺動運動の作用によって、流入した流体を、圧縮室53の中心に移動するに従って圧縮することが可能となっている。
(吸入室54)
吸入室54は、フレーム15の内側面、台板11aの外周部、スラストプレート16の上面、固定渦巻体外側面10B、及び揺動渦巻体外側面11Aによって形成されている。 吸入室54は、圧縮室53及び流体通路15aと連通している。すなわち、吸入室54は、流体通路15aを介して流入した流体を、圧縮室53に供給可能となっている。
また、吸入室54は、第1油穴16a及び第1凹部11fを介して油流入室55と連通するとともに、第2油穴16b及び第2凹部11gを介して油流入室55と連通している。すなわち、吸入室54には、第1油穴16a及び第2油穴16bを介して流入した潤滑油が供給され、各所の摺動部分が潤滑されるようになっている。
なお、吸入室54に供給される潤滑油の流量Qは、油流入室55の油圧と吸入室54の圧力P2の差圧によって決定される。
(油流入室55)
油流入室55は、ボス部11jの外側面、及びフレーム15の下部によって形成されている。
油流入室55は、主軸12の潤滑油通路12bに連通している。すなわち、油流入室55は、潤滑油通路12bを介して流入した潤滑油が供給されるようになっている。
また、油流入室55は、第1凹部11f及び第1油穴16aを介して吸入室54と連通するとともに、第2凹部11g及び第2油穴16bを介して吸入室54と連通している。すなわち、油流入室55には潤滑油通路12bを介して流入した潤滑油が供給され、当該供給された潤滑油は、第1凹部11f及び第1油穴16aの経路と、第2凹部11g及び第2油穴16bの経路とによって吸入室54に供給される。
[流体及び潤滑油の流れ]
(流体)
スクロール流体機械100内に流入した流体は、流体通路15aを介して吸入室54に流入する(図3の破線矢印C参照)。吸入室54に流入した流体は、第1油穴16a及び第2油穴16bより流入した潤滑油と混合する。潤滑油と混合した流体は、第1圧縮室53a及び第2圧縮室53bに流入する。第1圧縮室53a及び第2圧縮室53bに流入した流体は、固定スクロール10及び揺動スクロール11の揺動運動の作用によって、圧縮されながら、徐々に固定渦巻体10b及び揺動渦巻体11bの中心に移動する。そして、固定渦巻体10b及び第2渦巻体11bの中心に移動した流体は、台板10aに形成された開口部10cから吐出される。
(潤滑油)
底部油溜131に貯留されている潤滑油は、オイルポンプ91のポンプ作用(差圧の利用)によって、潤滑油通路12bを上昇する。潤滑油通路12b内で上昇した潤滑油の一部は、軸受11cに供給されて軸受11c及びその周辺部材に付着し、部材同士の摩耗を抑制する。潤滑油通路12b内で上昇した潤滑油の残りは、油流入室55に流入する。
油流入室55に流入した潤滑油の一部は、揺動スクロール11が「所定の範囲」の場合に、第1凹部11f及び第1油穴16aを介して吸入室54に流入する(図3の破線矢印A参照)。同様に、油流入室55に流入した潤滑油の一部は、揺動スクロール11が「所定の範囲」の場合に、第2凹部11g及び第2油穴16bを介して吸入室54流入する(図3の破線矢印B参照)。なお、第1凹部11f及び第1油穴16aと、第2凹部11g及び第2油穴16bとを通過する際に、潤滑油はスラスト面11dとスラストプレート16とに付着し、これらの摩耗を抑制している。
また、油流入室55に流入した潤滑油の残りは、排油穴15hを介してスクロール流体機械100内であってフレーム15の外側に排出される。
吸入室54に流入した潤滑油は、吸入室54の流体と混合する。そして、吸入室54で流体と混合した潤滑油は、第1圧縮室53a及び第2圧縮室53bに流入する。第1圧縮室53a及び第2圧縮室53bに流入した潤滑油は、固定渦巻体内側面10A、固定渦巻体外側面10B、揺動渦巻体外側面11A、揺動渦巻体内側面11B、台板10a、及び台板11aに付着して、圧縮室53の気密性を向上させるとともに、これらの摩耗を抑制する。
[スクロール圧縮機100の動作説明]
ここで、スクロール圧縮機100の動作について簡単に説明する。
ローター129は、ステーター109が発生する回転磁界からの回転力を受けて回転する。それに伴って、ローター129に固定された主軸12が回転駆動する。揺動スクロール11は、主軸12の回転がオルダム継手20によって揺動運動に変換される。この主軸12の回転駆動によって、密閉容器102内の流体が固定渦巻体10bと揺動渦巻体11bとにより形成される圧縮室53内へ流れ、吸入過程が開始する。
圧縮室53内に流体が吸入されると、揺動スクロール11の揺動運動により、圧縮室53内で圧縮される。そして、圧縮室53で圧縮された流体は、吐出過程に移行する。すなわち、流体は、固定スクロール10の開口部10c及び吐出配管104を介してスクロール流体機械100から吐出される。
[固定、揺動スクロール10、11等の詳細構成]
図3は、図1に示すスクロール流体機械100の構成例を示す水平断面図である。図4は、固定スクロール10及び揺動スクロール11の水平断面の模式図である。また、図3の固定渦巻体10bは、図4に示す点Lの地点から固定渦巻体10bの中心までの図示を省略している。図3及び図4に基づいて、スクロール流体機械100の固定スクロール10、揺動スクロール11、及びスラストプレート16について詳しく説明する。
固定渦巻体10bは、図4に示すように、固定渦巻体10bの渦巻きの中心側の面である固定渦巻体内側面10Aと、固定渦巻体内側面10Aの反対側の面である固定渦巻体外側面10Bとを有している。なお、固定渦巻体内側面10Aは、後述する揺動スクロール11の揺動渦巻体外側面11Aと対向して設けられるものであり、固定渦巻体外側面10Bは揺動スクロール11の揺動渦巻体内側面11Bと対向して設けられるものである。
なお、台板10aがフレーム15の上部に固定されて設けられているため、その台板10aに固定されている固定渦巻体10bも動かないように設けられている。
揺動渦巻体11bは、図4に示すように、揺動渦巻体11bの渦巻きの中心側の面である揺動渦巻体内側面11Bと、この揺動渦巻体内側面11Bの反対側の面である揺動渦巻体外側面11Aとを有している。なお、揺動渦巻体外側面11Aは、固定スクロール10の固定渦巻体内側面10Aと対向して設けられるものであり、揺動渦巻体内側面11Bは固定スクロール10の固定渦巻体外側面10Bと対向して設けられるものである。
また、台板11aがスラストプレート16の上面に揺動自在に設けられているため、その台板11aに固定されている揺動渦巻体11bも揺動可能となっている。これにより、揺動渦巻体外側面11Aが、固定渦巻体内側面10Aに対して揺動運動するとともに、揺動渦巻体内側面11Bが、固定渦巻体外側面10Bに対して揺動運動し、流体を圧縮可能となっている。
なお、台板11aの下面に形成された第1凹部11f及び第2凹部11gの形状は、図3に示すような直線状に限定されるものではなく、たとえば曲線的であってもよい。
スラストプレート16は、揺動スクロール11が「所定の範囲」の場合に、第1凹部11fと吸入室54とを連通させる第1油穴16a、及び、第2凹部11gと吸入室54とを連通させる第2油穴16bが形成されている。すなわち、揺動スクロール11が「所定の範囲」の場合には、油流入室55、第1凹部11f、第1油穴16a及び吸入室54の順番で連通するとともに、油流入室55、第2凹部11g、第2油穴16b及び吸入室54の順番で連通する。なお、「所定の範囲」については、後述の[スクロールの動作]で詳しく説明する。
ここで、第1油穴16aは、第1凹部11f及び第2凹部11gに対して、紙面左側よりとなるように形成されたものである。第2油穴16bは、第1凹部11f及び第2凹部11gに対して、紙面右側よりとなるように形成されたものである。また、排油穴15hは、第1凹部11f及び第2凹部11gに対して紙面右側に形成されている。そして、排油穴15hと同じように右側に形成されたものが第2油穴16bであり、排油穴15hと異なり左側に形成されたものが第1油穴16aである。
第1油穴16a及び第2油穴16bは、スラストプレート16の周縁側に形成されたものである。ここで、スラストプレート16の中心と第1油穴16aとを結ぶ線上をx軸と定義する。このとき、スラストプレート16の中心と第1油穴16aを結ぶ線とx軸とのなす角度は0度である。そして、第2油穴16bは、x軸とのなす角度が約180度の位置に形成されている。
言い方を変えれば、第1油穴16a及び第2油穴16bは、スラストプレート16の周縁側であって、第1油穴16a、スラストプレート16の中心及び第2油穴16bが略直線上に配置されるように形成されているということである。
[固定、揺動スクロール10、11等の動作]
図5は、吸入室54と油流入室55との連通状態について、揺動スクロール11の位置ごとに説明する模式図である。図6は、図5に示すクランク角に対する吸入室54と油流入室55との連通面積の説明図である。
ここで、クランク角を次のように定義する。すなわち、揺動スクロール11の中心を図5に示すようにPとしたとき、フレーム15の中心Oに対する位置関係に基づいて、クランク角を定義する。具体的には、図5(1)に示すように中心Oに対して”P”が紙面左側に位置するときをクランク角0度とし、図5(2)に示すように中心Oに対して”P”が紙面下側に位置するときをクランク角90度とし、図5(3)に示すように中心Oに対して”P”が紙面右側に位置するときをクランク角180度とし、図5(4)に示すように中心Oに対して”P”が紙面上側に位置するときをクランク角270度とする。
クランク角0度においては、第1凹部11fが第1油穴16aに連通しておらず、また、第2凹部11gが第2油穴16bに連通していない。すなわち、クランク角0度では、吸入室54と油流入室55とは連通していないため、吸入室54には潤滑油が供給されない。
クランク角90度においては、第1凹部11fは第1油穴16aに連通していないが第2凹部11gが第2油穴16bと連通する。すなわち、クランク角90度では、吸入室54と油流入室55とが連通し、吸入室54には潤滑油が供給される。
クランク角180度においては、第1凹部11fが第1油穴16aに連通しておらず、また、第2凹部11gが第2油穴16bに連通していない。すなわち、クランク角180度では、吸入室54と油流入室55とは連通していないため、吸入室54には潤滑油が供給されない。
クランク角270度においては、第2凹部11gは第2油穴16bに連通していないが第1凹部11fが第1油穴16aと連通する。すなわち、クランク角270度では、吸入室54と油流入室55とが連通し、吸入室54には潤滑油が供給される。
より詳細には、図6に示すように、クランク角90度あたりからクランク角180度あたりの間に第2凹部11gが第2油穴16bと連通する。これが揺動スクロール11の第1の「所定の範囲」に対応するものであり、このとき油流入室55の潤滑油が第1油穴16aを介して吸入室54に供給される。
また、クランク角270度あたりからクランク角360度(0度)あたりの間に第1凹部11fが第1油穴16aと連通する。これが揺動スクロール11の第2の「所定の範囲」に対応するものであり、このとき油流入室55の潤滑油が第2油穴16bを介して吸入室54に供給される。
[実施の形態1に係るスクロール流体機械の有する効果]
本実施の形態1に係るスクロール流体機械100は、第1油穴16a及び第2油穴16bを有しており、第1圧縮室53a及び第2圧縮室53bに対して均一に潤滑油を供給することが可能となっている。
これにより、第1油穴16a及び第2油穴16bの両方から圧縮室53に潤滑油が供給されるため、第1圧縮室53aと第2圧縮室53bともに均一に潤滑油が供給され、固定スクロール10及び揺動スクロール11などの摩耗が抑制される。また、吸入室54へ供給する潤滑油を過剰に供給しないで済むため、封入潤滑油量の増加によりコストアップしてしまうことを抑制することができる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2に係るスクロール流体機械の構成例を示す水平断面図である。図8は、図7に示すクランク角に対する吸入室54と油流入室55との連通面積の説明図である。なお、本実施の形態2では、実施の形態1と同一部分には同一符号とし、実施の形態1との相違点を中心に説明するものとする。
実施の形態2に係るスクロール流体機械の第2油穴16cは、実施の形態1の第2油穴16bの位置と比較すると、排油穴15hに対する位置が遠くなるように形成したものである。すなわち、第2油穴16cも、第1油穴16aと同様に、第1凹部11f及び第2凹部11gに対して、紙面左側よりとなるように形成されている。
なお、実施の形態2に係るスクロール流体機械の固定スクロール10及び揺動スクロール11の動作は、図8に示すように、実施の形態1に係るスクロール流体機械100と同様である。
なお、図8に示すように、実施の形態2に係るスクロール流体機械は、第2油穴16cが、排油穴15hに対する位置が遠くなるように形成してある分、クランク角90度あたりからクランク角180度あたりの間における潤滑油の供給量を低減することができる。
油流入室55のうち排油穴15hの近傍(オルダム空間)は、フレーム15の外側と連通するために油圧が低減してしまいやすい。しかし、第2油穴16cは、排油穴15hに対する位置が遠くなるように形成されている分だけ油圧が低減の影響を受けにくく、より確実に油流入室55から吸入室54に潤滑油を供給することが可能となっている。
なお、第2油穴16cを図7の紙面左側よりに形成することで、揺動スクロール11が揺動運動しても第2油穴16cと第2凹部11gとが連通しなくなる場合が想定される。この場合には、第2凹部11gも、第2油穴16cに対応するように紙面左側よりに形成すればよい。
[実施の形態2に係るスクロール流体機械の有する効果]
本実施の形態2に係るスクロール流体機械は、実施の形態1に係るスクロール流体機械の奏する効果に加えて以下の効果を奏する。
すなわち、本実施の形態2に係るスクロール流体機械の第2油穴16cは、排油穴15hに対する位置が遠くなるように形成されているため、確実に油流入室55から吸入室54に潤滑油を供給することができる。
10 固定スクロール 10a 台板、10b 固定渦巻体(第1渦巻体)、10c 開口部、10A 固定渦巻体内側面、10B 固定渦巻体外側面、10h 巻終り、11 揺動スクロール、11a 台板、11b 揺動渦巻体(第2渦巻体)、11c 軸受、11d スラスト面、11f 第1凹部、11g 第2凹部、11h 巻終り、11j ボス部(揺動スクロールの下部)、11A 揺動渦巻体外側面、11B 揺動渦巻体内側面、12 主軸、12a 偏芯部、12b 潤滑油通路、15 フレーム、15a 流体通路、15b スラスト支持面、15h 排油穴、16 スラストプレート、16a 第1油穴、16b 第2油穴、16c 第2油穴、20 オルダム継手、53 圧縮室、53a 第1圧縮室、53b 第2圧縮室、54 吸入室、55 油流入室、90 ベアリング、91 オイルポンプ、100 スクロール流体機械、102 密閉容器、103 吸入配管、104 吐出配管、109 ステーター、110 サブフレーム、129 ローター、131 底部油溜、139 モーター。

Claims (6)

  1. 第1渦巻体が形成された固定スクロールと、
    上面側に前記第1渦巻体に対応する第2渦巻体が形成され、下面側に潤滑油を導く第1凹部及び第2凹部が形成された揺動スクロールと、
    前記揺動スクロールの下面側に設けられ、前記揺動スクロールを揺動自在に支持するスラストプレートと、
    前記スラストプレート及び前記揺動スクロールが収容されるとともに上部に前記固定スクロールが設けられたフレームと、
    を備え、
    前記フレームの内側面、前記固定スクロール及び前記揺動スクロールによって吸入室が形成され、前記フレームの下部及び前記揺動スクロールの下部によって油流入室が形成され、
    前記スラストプレートの周縁側には、
    前記揺動スクロールが所定範囲に位置するときに、
    前記油流入室と前記吸入室とを連通させるための、前記第1凹部に連通する第1油穴及び前記第2凹部に連通する第2油穴が形成された
    ことを特徴とするスクロール流体機械。
  2. 前記第1油穴及び前記第2油穴のうちの一方は、
    他方の油穴と前記スラストプレートの中心とを通る直線上又は当該直線の近傍に形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載のスクロール流体機械。
  3. 前記油流入室には、
    前記フレームの外側と連通する排油穴が形成され、
    前記第1油穴は、
    前記第1凹部を境にして前記排油穴が形成された側の反対側に形成され、
    前記第2油穴は、
    前記第2凹部を境にして前記排油穴が形成された側の反対側に形成された
    ことを特徴とする請求項2に記載のスクロール流体機械。
  4. 前記油流入室には、
    前記フレームの外側と連通する排油穴が形成され、
    前記第1油穴は、
    前記第1凹部を境にして前記排油穴が形成された側に形成され、
    前記第2油穴は、
    前記第2凹部を境にして前記排油穴が形成された側の反対側に形成された
    ことを特徴とする請求項2に記載のスクロール流体機械。
  5. 前記揺動スクロールが第1の所定範囲に位置するときに、
    前記第1凹部及び前記第1油穴を介して前記油流入室と前記吸入室とが連通し、
    前記揺動スクロールが第2の所定範囲に位置するときに、
    前記第2凹部及び前記第2油穴を介して前記油流入室と前記吸入室とが連通する
    ことを特徴とする請求項4に記載のスクロール流体機械。
  6. 前記フレームの中心位置に対して前記揺動スクロールの中心位置が水平方向右側にあるときを前記揺動スクロールのクランク角が0度であると定義するとき、
    前記揺動スクロールの前記第1の所定範囲は、
    反時計回りを正方向とした前記クランク角の略90度から略180度であり、
    前記揺動スクロールの前記第2の所定範囲は、
    反時計回りを正方向とした前記クランク角の略270度から略360度である
    ことを特徴とする請求項5に記載のスクロール流体機械。
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