JP2013132759A - プリフォーム搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プリフォーム搬送装置は、プリフォーム1のネックリングをスライド自在に支持するネックガイドレール5と、ネックガイドレール5に隣接し、該ネックガイドレール5に沿って配列された複数の気体吹き出し口14とを備える。気体吹き出し口14は、ネックガイドレール5の長手方向に対して所定の角度で配置されており、ネックガイドレール5に支持されているプリフォーム1のネックリングに気体を吹き付けて該プリフォーム1に推進力を与える。
【選択図】図3
Description
(1)プリフォームがネックガイドレールを滑り落ちる間にプリフォームの間隔がばらつき、入口スターホイールに安定的にプリフォームを供給することができない。
(2)市販のエアーブローノズルでは、十分な推進力をプリフォームに与えることができず、ネックガイドレールの傾斜部の角度をある程度大きくする必要がある。
(3)エアーブローノズルの調整に時間がかかり、さらに作業員によってエアーブローノズルの調整にばらつきがある。
(4)空気を吹きつけられたプリフォームがふらつき、入口スターホイールがプリフォームを噛み込んでしまうことがある。
(5)ネックガイドレールとプリフォームとの摩擦によりネックガイドレールが高温となる。
本発明の好ましい態様は、前記気体吹き出し口は、前記ネックガイドレールに支持されている前記プリフォームの両側に配置されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記気体吹き出し口は、前記傾斜部のほぼ全長に亘って配列されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ネックガイドレールに沿って配置され、前記プリフォームの両側から該プリフォームの胴部を支持する胴部ガイドレールをさらに備えたことを特徴とする。
(1)ネックガイドレールに沿って並ぶ複数の吹き出し口からプリフォームに順次気体が吹き付けられるので、ネックガイドレール上をスライドするプリフォームの進行を安定させることができる。したがって、プリフォームの間隔を一定に保つことができる。
(2)複数の吹き出し口から吹きつけられる気体により、プリフォームには十分な推進力が与えられる。したがって、ネックガイドレールの傾斜部の角度を小さくしても、プリフォームを安定して移送することができる。近年では、プリフォームが軽量化され、その高さ寸法は従来のタイプよりも短くなっている。本発明によれば、複数の気体吹き出し口がネックガイドレールに隣接しているので、このような小さいサイズのプリフォームにも気体を確実に吹き付けることができ、プリフォームに十分な推進力を与えることができる。
(3)本発明の気体吹き出し口は、ネックガイドレールに隣接して予め設置されており、所定の角度でプリフォームに気体を吹き付けるようになっている。したがって、別に用意される汎用のエアーブローノズルとは異なり、気体の噴射方向などの調整が不要となり、作業員による調整のばらつきがない。
(4)気体は、ネックガイドレールに支持されているプリフォームの部分、すなわちネックリングに吹き付けられるので、プリフォームの姿勢を維持しつつ、プリフォームを前進させることができる。
(5)気体吹き出し口はネックガイドレールに隣接しているので、気体の一部はネックガイドレールに当たり、ネックガイドレールを冷却することができる。
5 ネックガイドレール
8 脚部
10 ブロック材
11 気体室
12 供給通路
13 気体流路
14 気体吹き出し口
17 カバープレート
18,19 ボルト
21 天面ガイドレール
22 保持部材
25 胴部ガイドレール
26 ブラケット
101 入口スターホイール
102 メインロータ
103 出口スターホイール
105 自転用タイミングベルト
106 照明
108 カメラ
110 不良品排出シュート
112 入口シュート
113 出口シュート
120 ネックガイドレール
121 エアーブローノズル
Claims (7)
- プリフォームを搬送するプリフォーム搬送装置であって、
前記プリフォームのネックリングをスライド自在に支持するネックガイドレールと、
前記ネックガイドレールに隣接し、該ネックガイドレールに沿って配列された複数の気体吹き出し口とを備え、
前記気体吹き出し口は、前記ネックガイドレールの長手方向に対して所定の角度で配置されており、前記気体吹き出し口は、前記ネックガイドレールに支持されている前記プリフォームのネックリングに気体を吹き付けて該プリフォームに推進力を与えることを特徴とするプリフォーム搬送装置。 - 前記気体吹き出し口は、前記ネックガイドレールに沿って等間隔に配列されていることを特徴とする請求項1に記載のプリフォーム搬送装置。
- 前記気体吹き出し口は、前記ネックガイドレールに支持されている前記プリフォームの両側に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のプリフォーム搬送装置。
- 前記ネックガイドレールは、傾斜部と、該傾斜部に接続された水平部とを有しており、前記気体吹き出し口は、前記傾斜部に沿って配列されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプリフォーム搬送装置。
- 前記気体吹き出し口は、前記傾斜部のほぼ全長に亘って配列されていることを特徴とする請求項4に記載のプリフォーム搬送装置。
- 前記ネックガイドレールに沿って配置され、前記プリフォームの上方に位置する天面ガイドレールをさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のプリフォーム搬送装置。
- 前記ネックガイドレールに沿って配置され、前記プリフォームの両側から該プリフォームの胴部を支持する胴部ガイドレールをさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のプリフォーム搬送装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016193575A (ja) * | 2015-04-01 | 2016-11-17 | 大日本印刷株式会社 | 複合プリフォームの製造方法および製造システム |
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JP2010516587A (ja) * | 2007-01-22 | 2010-05-20 | シデル・パーティシペーションズ | 空気の吹き付けによって物体、特にプリフォーム、ボトルなどを搬送する装置 |
-
2011
- 2011-12-26 JP JP2011282680A patent/JP5540271B2/ja not_active Expired - Fee Related
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