JP2013132743A - ネジ棒切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】切断時のかえりバリによる不具合の発生を可及的に低減し、切断後のバリ取り作業を不要とする画期的なネジ棒切断装置を提供することを目的とする。
【解決手段】一対の切断部3の一方を、すれ違い面4を係合部2の雌ネジのリード角に沿った傾斜状態に設けてこれを剪断面5とし、この剪断面5のすれ違い側端縁6が係合部2の雌ネジのネジ山に位置するように構成し、他方を、すれ違い面4を一方の切断部3のすれ違い面4と略平行となる傾斜状態に設け、このすれ違い面4にこれと逆方向に傾斜しこの他方の切断部3の係合部2に形成した雌ネジのリード角に沿った逆傾斜面を有する凹設部7を設けて、この逆傾斜面を剪断面5とし、この剪断面5のすれ違い側端縁6が係合部2に形成した雌ネジのネジ山に位置するように構成したネジ棒切断装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、全ネジボルト等のネジ棒を雄ネジの部分で切断する際に用いるネジ棒切断装置に関するものである。
従来、全ネジボルトを用いて照明器具や空調設備等を天井から吊り下げる際は、取り付け現場で全ネジの長さを使用する長さに合わせて切断して使用するケースが多く、この全ネジを切断する際には、ネジ棒切断装置(ネジ棒切断装置)が用いられることが多い。
この全ネジボルトを切断するネジ棒切断装置としては、様々なものが提案されており、例えば、特公平7−108481や特開平8−174331などが挙げられる。
これら従来のネジ棒切断装置(以下、従来例と称する)は、切断するネジ棒の雄ネジと係合する係合面に、この雄ネジと係合する雌ネジを刻設した固定刃と可動刃とから成る一対の切断刃を向い合せに配設して固定刃に対して可動刃をすれ違い移動させて固定刃で支持した全ネジを切断するものである。
この夫々の切断刃の係合面に雌ネジを刻設することで、雄ネジのネジ山を潰さず、また、全ネジの雄ネジと切断刃の雌ネジとがかみ合って係合するので、切断時に全ネジが軸方向に移動せず強固に固定されるため、切断部が綺麗に仕上がる。
また更に、上記に挙げた従来例は、一方の切断刃の剪断面を、切断する全ネジのリード角と同等の傾斜状態に設け、更に剪断面の端縁が切断する全ネジのネジ溝に位置するように構成して、この一方の切断刃が全ネジのネジ溝に沿って切断するように構成して、ネジ山部分での切断によって形成されるかえりバリの発生を抑えたものとなっている。
特公平7−108481号公報 特開平8−174331号公報
しかしながら、ネジ溝(ネジ山)は全ネジの軸線に対して螺旋状に形成されているので、一方側(表側)がネジ溝であれば、反対側(裏側)はネジ山が位置することとなり、よって、上記の従来例は、確かに、一方の切断刃の剪断面は、切断する全ネジのネジ溝に位置して、ネジ溝に沿って切断することができるが、もう一方の切断刃の剪断面は、ネジ山に位置することとなり、このネジ山から切断し始めることとなる。
従って、ネジ山から切断し始めた切断部は、このネジ山を軸線に対して略直交方向に切断することとなるので、図11に示すような、かえりバリ20がどうしてもネジ山切断面の端縁に発生してしまう。
このネジ山切断面の端縁にかえりバリが発生することによって、様々な不具合、例えば、かえりバリがナット(雌ネジ)の通りを阻害したり、手や指先を傷つけたりする不具合が生じてしまうため、切断後に、一々、このかえりバリを取るためのバリ取り作業をしなければならなかった。
本発明は、上記のような問題を解決し、切断時のかえりバリによる不具合の発生を可及的に低減し、切断後のバリ取り作業を不要とする実用性に優れた画期的なネジ棒切断装置を提供することを目的とする。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
切断するネジ棒1が係合する係合部2の内面にこのネジ棒1の雄ネジと係合する雌ネジを形成した一対の切断部3のいずれか一方の切断部3を固設し、他方の切断部3を前記固設した一方の切断部3に対してすれ違い移動自在に設け、固設した前記切断部3の前記係合部2に前記ネジ棒1を係合し支持させ、この切断部3に対してすれ違い移動自在に設けた切断部3をすれ違い移動させて、各切断部3の夫々のすれ違い面4に設けた剪断面5同士がすれ違うことで前記ネジ棒1を切断するネジ棒切断装置において、前記一対の切断部3のいずれか一方の切断部3は、すれ違い面4を前記係合部2に形成した雌ネジのリード角に沿った傾斜状態に設け、この傾斜状態に設けたすれ違い面4を前記剪断面5とし、この剪断面5のすれ違い側端縁6が前記係合部2の内面に形成した雌ネジのネジ山に位置するように構成し、いずれか他方の切断部3は、すれ違い面4を前記一方の切断部3のすれ違い面4と略平行となる傾斜状態に設け、このすれ違い面4にこのすれ違い面4と逆方向に傾斜しこの他方の切断部3の係合部2の内面に形成した雌ネジのリード角に沿った逆傾斜面を有する凹設部7を設けて、この凹設部7の前記逆傾斜面をこの他方の切断部3の剪断面5とし、この剪断面5のすれ違い側端縁6が前記係合部2の内面に形成した雌ネジのネジ山に位置するように構成して、前記ネジ棒1を切断する際に、前記一対の切断部3の夫々の剪断面5のすれ違い側端縁6に位置する前記係合部2の内面に形成した雌ネジのネジ山のいずれか一方が、前記ネジ棒1の雄ネジの一側ネジ溝に係合し、いずれか他方が前記一側ネジ溝の反対側に位置する他側ネジ溝に係合して、このネジ棒1を両側のネジ溝から切断してゆき、切断した前記ネジ棒1の切断面の外周縁が略ネジ溝谷底部に位置するように構成したことを特徴とするネジ棒切断装置に係るものである。
また、前記一対の切断部3の夫々の前記係合部2を半円状溝に構成して、前記一対の切断部3のいずれか一方の切断部3の係合部2の内面に形成した雌ネジが前記ネジ棒1の一側半面の雄ネジと係合し、いずれか他方の切断部3の係合部2の内面に形成した雌ネジが前記ネジ棒1の他側半面の雄ネジと係合するように構成すると共に、夫々の剪断面5のすれ違い端縁6が半円状に形成されるように構成したことを特徴とする請求項1記載のネジ棒切断装置に係るものである。
また、前記凹設部7は、前記すれ違い面4をV字状に切り欠いてこのすれ違い面4と逆方向に傾斜した前記剪断面5とこの剪断面5に連設するネジ山剪断面8とから成るV字状凹設部7に構成し、前記ネジ山剪断面8の端縁9が、前記すれ違い面4と逆方向に傾斜した前記剪断面5が切断するネジ溝に隣接するネジ山のネジ山頂部と交差するように係合して、この隣接するネジ山を前記剪断面5の切断方向と交差する方向に切断するように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のネジ棒切断装置に係るものである。
また、前記すれ違い面4と逆方向に傾斜した剪断面5は、この剪断面5を設けた切断部3の係合部2の内面に形成した雌ネジのリード角と同方向に傾斜し、且つ前記雌ネジの軸線と直交する平面に対する傾斜角度を前記リード角θ°に対して0.5θ°〜1.5θ°の範囲に設定したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のネジ棒切断装置に係るものである。
また、前記ネジ山剪断面8は、このネジ山剪断面8とこのネジ山剪断面8を設けた切断部3の係合部2の内面に形成した雌ネジの軸線との成す角度が、前記ネジ棒1の雄ネジのネジ山角度以下となるように構成したことを特徴とする請求項3,4のいずれか1項に記載のネジ棒切断装置に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、ネジ棒のネジ山にかえりバリが発生しなくなり、よって、一々、バリ取り作業をしなくても、切断後、直ぐにネジ棒(例えば、全ネジボルト)に雌ネジ(例えば、ナット)を螺合することができるので、効率よく作業を行うことができる実用性に優れた画期的なネジ棒切断装置となる。
しかも、ネジ棒を切断する際、ネジ山を殆ど切断しないので、このネジ棒の切断面積が従来例で切断した場合に比べて小さくなるので、切断に要する時間を短縮でき、よって、切断部の剪断面の摩耗の低減や駆動部への負荷の低減を図ることができ、メンテナンス頻度を低減でき、且つ装置も故障しにくくなる実用性に優れたネジ棒切断装置となる。
また、請求項2〜4記載の発明においては、一層容易に本発明を実現でき、一層実用性に優れたネジ棒切断装置となるもので、特に請求項4記載の発明においては、一対の切断部の切断刃に相当する双方の剪断面のすれ違い端縁がいずれもネジ棒を切断する際に、ネジ棒のネジ山頂部を殆ど通過することなく切断するので、一層、ネジ山頂部でのかえりバリの発生を抑制することができる画期的なネジ棒切断装置となる。
また、請求項5記載の発明においては、ネジ棒のネジ山頂部と交差する切断距離が略最短となり、この切断するネジ棒のネジ山の肉厚を薄くすることなくネジ棒を切断するので、一層かえりバリの発生を抑制することができる実用性に優れたネジ棒切断装置となる。
本実施例を示す斜視図である。 本実施例の固設切断部及び可動切断部を示す説明図である。 本実施例の固設切断部及び可動切断部を示す説明斜視図である。 本実施例の固設切断部及び可動切断部を示す説明斜視図である。 本実施例の固設切断部及び可動切断部のネジ棒との係合状態を示す説明図である。 本実施例の固設切断部及び可動切断部のネジ棒との係合状態を示す説明平面図である。 本実施例の可動切断部を示す説明斜視図である。 本実施例の可動切断部を示す説明正面図である。 本実施例の可動切断部がネジ棒のネジ山を切断する様子を示す説明図である。 本実施例で切断したネジ棒の切断状態を示す説明図である。 従来例で切断したネジ棒の切断状態を示す説明図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明は、一対の切断部3の夫々の係合部2の内面に、切断するネジ棒1の雄ネジと係合する雌メジを形成したから、ネジ棒1を切断するために、このネジ棒1を固設した一方の切断部3に支持させると、このネジ棒1の雄ネジと固設した一方の切断部3の係合部2の内面に形成した雌ネジとが係合する、即ち、ネジ棒1の雄ネジのネジ山が係合部2の雌ネジのネジ溝と係合し、また、ネジ棒1の雄ネジのネジ溝が係合部2の雌ネジのネジ山と係合するので、すれ違い移動してくる他方の切断部3にネジ棒1が押圧されてもこの支持したネジ棒1のネジ山が潰れることがなく、しかも、凹凸係合により、このネジ棒1の軸線方向に対しての移動が阻止されるので、切断時にズレが生じず、切断面を綺麗に仕上げることができ、これにより、かえりバリの発生を低減することができる。
また、本発明は、一対の切断部3の夫々の剪断面5を、夫々の切断部3の係合部2の内面に形成した雌ネジのリード角に沿った傾斜状態に設け、このリード角に沿った傾斜状態に設けた夫々の剪断面5のすれ違い端縁6が夫々の切断部3の係合部2の内面に形成した雌ネジのネジ山に位置するように構成したから、切断刃に相当する夫々の切断部3の剪断面5のすれ違い側端縁6が、切断するネジ棒1のネジ溝に、係合部2の内面に形成した雌ネジのネジ山と同様にネジ溝のリード角に沿って係合して、ネジ棒1を切断する際、夫々の切断部3は、ネジ棒1のネジ溝からネジ溝のリード角に沿って切り進むこととなるので、切断刃に相当する夫々の切断部3の剪断面5のすれ違い側端縁6は、このネジ棒1のネジ山頂部近傍を殆ど通過せず、ネジ山の麓部近傍、即ち、ネジ溝の谷底近傍を通過するように切断してゆくこととなる。
従って、切断するネジ棒1のネジ山頂部近傍は殆ど切断されることがなくなるので、ネジ山頂部近傍は切断面とならず、ネジ棒1の切断面は、外周縁が略ネジ溝の谷底に沿った形状となり、故に、ネジ山でのかえりバリの発生もなくなり、バリ取りをしなくても切断後、直ぐにネジ棒1にナット(雌ネジ)を螺合することができる実用性に優れた画期的なネジ棒切断装置となる。
尚、本発明において、切断するネジ棒1が係合する切断部3の係合部2の内面に形成した雌ネジのリード角に沿った傾斜状態に設けたすれ違い面4及び剪断面5とは、完全にリード角と同角度の傾斜状態だけでなく、略平行となる傾斜状態も含むものとする。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、切断するネジ棒1が係合する係合部2の内面にこのネジ棒1の雄ネジと係合する雌ネジを形成した固設切断部3Aと可動切断部3Bとから成る一対の切断部3の固設切断部3Aを固設し、可動切断部3Bを固定切断部3に対してすれ違い移動自在に設け、固設切断部3Aの係合部2に切断するネジ棒1を係合し支持させ、このネジ棒1を支持した固設切断部3Aに対して可動切断部3Bをすれ違い移動させて、各切断部3A,3Bの夫々のすれ違い面4に設けた剪断面5同士がすれ違うことで、前記ネジ棒1を剪断して切断するネジ棒切断装置である。
具体的には、駆動部を収容した本体部10と、固設切断部3Aと可動切断部3Bとを配設し、固設切断部3Aに対して可動切断部3Bをすれ違い移動させて固設切断部3Aに支持させたネジ棒1の切断処理を行うネジ棒切断処理部11と、この切断処理部11に設けた可動切断部3Bを移動させる油圧シリンダ機構12とから成り、本体部10は、ハンドリング用の取手部13が突設され、この取手部13に可動切断部3Bを移動させるための操作スイッチ14を設けた構成としている。
また、ネジ棒切断処理部11は、固設切断部3Aと可動切断部3Bとを交換自在に配設し得る構成としている。
このネジ棒切断処理部11に固設状態に配設する固設切断部3Aは、可動切断部3Bとのすれ違い面4を固設側すれ違い面4Aとし、この固設側すれ違い面4Aを係合部2の内面に形成した切断するネジ棒1の雄ネジと係合する雌ネジのリード角に沿った傾斜状態に設け、この傾斜状態に設けた固設側すれ違い面4Aを固設側剪断面5Aとし、この固設側剪断面5Aのすれ違い端縁6が、この固設切断部3Aの係合部2の内面に形成した雌ネジのネジ山に位置するように構成している。
より具体的には、この固設切断部3Aの係合部2は、半円状溝、具体的には、半円の直径が切断するネジ棒1の内径と同径の半円状溝に形成した構成とし、切断するネジ棒1の雄ネジの一側半面と係合する構成としている。
また、係合部2を半円状溝形状に構成したことにより、固設側剪断面5Aのすれ違い端縁6も半円状に構成されることとなり、この半円状のすれ違い端縁6は、この固設切断部3Aの係合部2の内面に形成した雌ネジのネジ山(具体的には、最も固設側すれ違い面4A側に位置するネジ山)に位置するので、よって、切断刃に相当するすれ違い端縁6は、ネジ棒1の1/2リード長分のネジ溝と係合する構成としている。
また、上述した固設切断部3Aに対してすれ違い移動自在にネジ棒切断処理部11に設けられる可動切断部3Bは、固設切断部3Aとのすれ違い面4を可動側すれ違い面4Bとし、この可動側すれ違い面4Bを固設切断部3Aの固設側すれ違い面4Aと略平行となる傾斜状態に設け、この可動側すれ違い面4Bに、この可動側すれ違い面4Bと逆方向に傾斜した逆傾斜面を有する凹設部7を設けて、この凹設部7の逆傾斜面をこの可動切断部3Bの可動側剪断面5Bとし、この可動側剪断面5Bのすれ違い側端縁6が、この可動切断部3Bの係合部2の内面に形成した雌ネジのネジ山に位置するように構成している。
より具体的には、この可動切断部3Bの係合部2は、固設切断部3Aと同様に、半円状溝、具体的には、半円の直径が切断するネジ棒1の内径と同径の半円状溝に形成した構成とし、切断するネジ棒1の雄ネジの他側半面と係合する構成としている。
また、係合部2を半円状溝形状に構成したことにより、可動側剪断面5Bのすれ違い端縁6も半円状に構成されることとなり、この半円状のすれ違い端縁6は、係合部2の内面に形成した雌ネジのネジ山(具体的には、最も固設側すれ違い面4A側に位置するネジ山)に位置するので、よって、切断刃に相当するすれ違い端縁6は、ネジ棒1の1/2リード長分のネジ溝と係合する構成としている。
また、この可動切断部3Bの可動側すれ違い面4Bに設けた凹設部7は、この可動側すれ違い面4BをV字状に切り欠いてこの可動側すれ違い面4Bと逆方向に傾斜した逆傾斜面である可動側剪断面5Bとこの可動側剪断面5Bに連設するネジ山剪断面8とから成るV字状凹設部7(具体的には、ネジ山剪断面8の長さに対して可動側剪断面5Bの長さを長くしたへの字状凹設部7)に構成し、この可動側剪断面5Bと連設するネジ山剪断面8は、このネジ山剪断面8の端縁9が切断するネジ棒1の可動側剪断面5Bが切断するネジ溝に隣接するネジ山のネジ山頂部と交差するように係合して、この隣接するネジ山を可動側剪断面5Bの切断方向と交差する方向に切断するように構成している。
図8は、本実施例の可動切断部を示す説明正面図である。この図8について、具体的に説明すると、図中aは、ネジ山剪断面8とこの可動切断部3Bの係合部2の内面に形成した雌ネジの軸線との成す角度、即ち、ネジ山剪断面8の傾斜角度を示しており、本実施例では、このネジ山剪断面8の傾斜角度aは、可動切断部3Bの係合部2の内面に形成した雌ネジのネジ山角度α°以下となるように設定しており、具体的には、ネジ山角度α=55°に対して、ネジ山剪断面8の傾斜角度a=44°に設定している。
また、図中bは、可動側剪断面5Bの雌ネジの軸線と直交する平面に対する傾斜角度を示しており、本実施例では、この可動側剪断面5Bの傾斜角度を、この可動側剪断面5Bが可動切断部3Bの係合部2の内面に形成した雌ネジの谷底に位置しない傾斜角度に設定しており、具体的には、この雌ネジのリード角θ°に対して0.5θ°〜1.5θ°の範囲の傾斜角度に設定しており、より具体的には、雌ネジのリード角θ=5°に対して、可動側剪断面5Bの傾斜角度b=約2.6°に設定している。
また、図中cは、V字状凹設部7の深さを示しており、本実施例では、このV字状凹設部7を設けた可動側すれ違い面4Bの、可動切断部3Bの係合部2の内面に形成した雌ネジの軸線と交差する面(仮想面)を基準面とし、この基準面から可動側剪断面5Bとネジ山剪断面8との境界部までの距離をこのV字状凹設部7の深さとし、具体的には、可動切断部3Bの係合部2の内面に形成した雌ネジのピッチPに対して、0.2P〜0.6Pの深さに設定しており、より具体的には、雌ネジのピッチP=2.1167mmに対して、V字状凹設部7の深さc=0.62mmに設定している。
また、図中eは、上述したV字状凹設部7を設けた可動側すれ違い面4Bの、可動切断部3Bの係合部2の内面に形成した雌ネジの軸線と交差する面(仮想面)を基準面として、この基準面から可動切断部3Bの係合部2の内面に形成した雌ネジのネジ溝の一つ目の谷底までの距離を示しており、本実施例では、この基準面から一つ目の谷底までの距離が、可動切断部3Bの係合部2の内面に形成した雌ネジのピッチPに対して、0.5P〜1.0Pとなるように構成しており、具遺体的には、雌ネジのピッチP=2.1167mmに対して、基準面から可動切断部3Bの係合部2の内面に形成した雌ネジのネジ溝の一つ目の谷底までの距離e=1.825mmに設定している。
また、図中fは、ネジ山剪断面8を形成し始める位置を示すものであり、具体的には、ネジ山剪断面8と可動側すれ違い面4Bとの境界部を通る仮想水平面から可動切断部3Bの係合部2の内面に形成した雌ネジの軸線を通る仮想水平面までの距離を示しており、本実施例では、この距離が0.5d(d:可動切断部3Bの係合部2の内面に形成した雌ネジの内径)〜0.5D(D:可動切断部3Bの係合部2の内面に形成した雌ネジの外径)となるようにネジ山剪断面8を形成した構成としており、より具体的には、雌ネジの内径d=10mm、雌ネジの外径D=12.6mmに対して、5.75mmに設定している。
即ち、本実施例の可動切断部3Bは、可動側剪断面5Bとネジ山剪断面8とを上記に示した条件内で設定することで、この可動切断部3Bの切断刃となる可動側剪断面5Bのすれ違い端縁6が、切断するネジ棒1のネジ溝にほぼ沿った状態でこのネジ棒1を切断し、ネジ山剪断面8が切断するネジ棒1のネジ山と交差する切断面の長さをできるだけ短い距離で切断するように構成している。
即ち、本実施例は、ネジ棒切断処理部11に配設した一対の切断部3A,3B、具体的には、固設切断部3Aの切断刃に相当する固設側すれ違い面4Aのすれ違い端縁6と、可動切断部3Bの切断刃に相当する可動側すれ違い面4Bのすれ違い端縁6との双方が、切断するネジ棒1のネジ溝のリード角に沿って係合して、ネジ棒1のネジ溝からネジ溝のリード角に沿って切り進み、この切断刃に相当する夫々の切断部3A,3Bの夫々の剪断面5A,5Bのすれ違い側端縁6が、このネジ棒1のネジ山のネジ山頂部近傍を殆ど通過せず、ネジ山の麓部近傍、即ち、ネジ溝の略谷底を通過して切断するように構成している。
また、ネジ棒1を切断する際は、必ず、ネジ棒1のネジ山頂部を交差して切断することとなるが、本実施例は、上述のように構成したネジ山剪断面8の端縁9によって、このネジ山頂部を切断する際、ネジ山の肉厚を薄くする方向、即ち、ネジ山をリード角に沿った方向で切断するのではなく、ネジ山と交差し、更に、このネジ山を交差する距離が略最短距離となる方向で当接して切断するように構成している。
即ち、本実施例のネジ山剪断面8の端縁9は、ネジ棒1の切断箇所のネジ山、具体的には、切断箇所のネジ溝一リード長分のネジ溝端部同士に挟まれるネジ山に当接し、固設切断部3Aと係合する側のネジ棒1と逆方向に押圧力が加わることで、このネジ山剪断面8の端縁9と当接したネジ山の当接箇所を基端にして、このネジ山を最短距離で破断するように構成している。
尚、上述した固設切断部3Aのように構成した切断部3をすれ違い移動自在に構成し、可動切断部3Bのように構成した切断部3を固設する構成としても良い。
本実施例は、ネジ棒1を切断する一対の切断部3A,3Bを上述のように構成したので、以下のような作用効果を発揮する。
本実施例は、一対の切断部3A,3Bの夫々の係合部2の内面に、切断するネジ棒1の雄ネジと係合する雌メジを形成したから、ネジ棒1を切断するために、このネジ棒1を固設した固設切断部3Aに支持させると、このネジ棒1の雄ネジと固設切断部3Aの係合部2の内面に形成した雌ネジとが係合する、即ち、ネジ棒1の雄ネジのネジ山が係合部2の雌ネジのネジ溝と係合し、また、ネジ棒1の雄ネジのネジ溝が係合部2の雌ネジのネジ山と係合するので、すれ違い移動する可動切断部3Bによってネジ棒1が押圧され、係合面に押圧力が加わってもこの支持したネジ棒1のネジ山が潰れることがなく、しかも、凹凸係合により、このネジ棒1の軸線方向に対しての移動が阻止されるので、切断時にズレが生じず、切断面を綺麗に仕上げることができ、これにより、かえりバリの発生を抑制すると共にネジ山も潰れないので、切断後、直ぐにナットを容易に通すことができる。
また、本実施例、一対の切断部3A,3Bの夫々の剪断面5A,5Bを、夫々の切断部3A,3Bの係合部2の内面に形成した雌ネジのリード角に沿った傾斜状態に設け、このリード角に沿った傾斜状態に設けた夫々の剪断面5A,5Bのすれ違い端縁6が夫々の切断部3A,3Bの係合部2の内面に形成した雌ネジのネジ山に位置するように構成したから、切断刃に相当する夫々の切断部3A,3Bの剪断面5A,5Bのすれ違い側端縁6が、切断するネジ棒1のネジ溝に、係合部2の内面に形成した雌ネジのネジ山と同様にネジ溝のリード角に沿って係合して、ネジ棒1を切断する際、夫々の切断部3A,3Bは、ネジ棒1のネジ溝からネジ溝のリード角に沿って切り進むこととなるので、切断刃に相当する夫々の剪断面5A,5Bのすれ違い側端縁6は、このネジ棒1のネジ山のネジ山頂部近傍を殆ど通過せず、ネジ山の麓部近傍、即ち、ネジ溝の谷底部近傍を通過するように切断してゆくこととなる。
従って、切断するネジ棒1のネジ山のネジ山頂部近傍は殆ど切断されることがなくなるので、切断するネジ棒1のネジ山頂部近傍は切断面とならず、ネジ棒1の切断面は、図10に示すように、外周縁が略ネジ溝の谷底に沿った形状、具体的には、略円状の切断面の外周縁全周(360°)に対して、約330°の範囲がネジ溝の谷底に沿った形状となる。
また、残りの約30°の範囲においても、ネジ山頂部を最短で交差する方向に切断するので、ネジ山頂部の肉厚が薄くなる方向への切断とならないので、このネジ山頂部切断面においても、かえりバリは発生しないこととなる。
このように、本実施例は、ネジ棒1を切断した際、切断したネジ棒1のネジ山にかえりバリが発生しないので、バリ取りをしなくても、切断後直ぐにネジ棒1にナット(雌ネジ)を螺合することができることとなり、厄介なバリ取り作業をしなくても良い作業性に優れた画期的なネジ棒切断装置となる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 ネジ棒
2 係合部
3 切断部
4 すれ違い面
5 剪断面
6 すれ違い端縁
7 凹設部
8 ネジ山剪断面
9 端縁

Claims (5)

  1. 切断するネジ棒が係合する係合部の内面にこのネジ棒の雄ネジと係合する雌ネジを形成した一対の切断部のいずれか一方の切断部を固設し、他方の切断部を前記固設した一方の切断部に対してすれ違い移動自在に設け、固設した前記切断部の前記係合部に前記ネジ棒を係合し支持させ、この切断部に対してすれ違い移動自在に設けた切断部をすれ違い移動させて、各切断部の夫々のすれ違い面に設けた剪断面同士がすれ違うことで前記ネジ棒を切断するネジ棒切断装置において、前記一対の切断部のいずれか一方の切断部は、すれ違い面を前記係合部に形成した雌ネジのリード角に沿った傾斜状態に設け、この傾斜状態に設けたすれ違い面を前記剪断面とし、この剪断面のすれ違い側端縁が前記係合部の内面に形成した雌ネジのネジ山に位置するように構成し、いずれか他方の切断部は、すれ違い面を前記一方の切断部のすれ違い面と略平行となる傾斜状態に設け、このすれ違い面に、このすれ違い面と逆方向に傾斜しこの他方の切断部の係合部の内面に形成した雌ネジのリード角に沿った逆傾斜面を有する凹設部を設けて、この凹設部の前記逆傾斜面をこの他方の切断部の剪断面とし、この剪断面のすれ違い側端縁が前記係合部の内面に形成した雌ネジのネジ山に位置するように構成して、前記ネジ棒を切断する際に、前記一対の切断部の夫々の剪断面のすれ違い側端縁に位置する前記係合部の内面に形成した雌ネジのネジ山のいずれか一方が、前記ネジ棒の雄ネジの一側ネジ溝に係合し、いずれか他方が前記一側ネジ溝の反対側に位置する他側ネジ溝に係合して、このネジ棒を両側のネジ溝から切断してゆき、切断した前記ネジ棒の切断面の外周縁が略ネジ溝谷底部に位置するように構成したことを特徴とするネジ棒切断装置。
  2. 前記一対の切断部の夫々の前記係合部を半円状溝に構成して、前記一対の切断部のいずれか一方の切断部の係合部の内面に形成した雌ネジが前記ネジ棒の一側半面の雄ネジと係合し、いずれか他方の切断部の係合部の内面に形成した雌ネジが前記ネジ棒の他側半面の雄ネジと係合するように構成すると共に、夫々の剪断面のすれ違い端縁が半円状に形成されるように構成したことを特徴とする請求項1記載のネジ棒切断装置。
  3. 前記凹設部は、前記すれ違い面をV字状に切り欠いてこのすれ違い面と逆方向に傾斜した前記剪断面とこの剪断面に連設するネジ山剪断面とから成るV字状凹設部に構成し、前記ネジ山剪断面の端縁が、前記すれ違い面と逆方向に傾斜した前記剪断面が切断するネジ溝に隣接するネジ山のネジ山頂部と交差するように係合して、この隣接するネジ山を前記剪断面の切断方向と交差する方向に切断するように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のネジ棒切断装置。
  4. 前記すれ違い面と逆方向に傾斜した剪断面は、この剪断面を設けた切断部の係合部の内面に形成した雌ネジのリード角と同方向に傾斜し、且つ前記雌ネジの軸線と直交する平面に対する傾斜角度を前記リード角θ°に対して0.5θ°〜1.5θ°の範囲に設定したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のネジ棒切断装置。
  5. 前記ネジ山剪断面は、このネジ山剪断面とこのネジ山剪断面を設けた切断部の係合部の内面に形成した雌ネジの軸線との成す角度が、前記ネジ棒1の雄ネジのネジ山角度以下となるように構成したことを特徴とする請求項3,4のいずれか1項に記載のネジ棒切断装置。
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