JP2013132678A - 揺動鍛造方法および揺動鍛造装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】偏心リング16,18をそれぞれNCサーボモータ80,82により駆動して各回転速度,回転方向を任意に設定し、揺動軸14が保持した上型12に任意の時期に任意のパターンの揺動運動を付与する。NCサーボモータ124が駆動する油圧ポンプ122が作動させる油圧シリンダ120により下型26を昇降させ、下型26の上型12に対する接近運動の途中の予め設定した位置において上型12の揺動運動を停止させることなく揺動運動のパターンを変更し、被加工物172の成形性,成形精度を向上させる。第1型の第2型に対する相対傾斜角度の増大過程と減少過程とにおいて互に異なるパターンの揺動運動を第1型に付与することもできる。
【選択図】図1
Description
本発明に係る揺動鍛造装置によれば、本発明にかかる揺動鍛造方法を好適に実施し得る。
前記第1偏心リングと前記第2偏心リングとをそれぞれNCサーボモータに駆動させ、それら2台のNCサーボモータを制御プログラムに基づいて関連制御することにより前記第1型に所望の揺動運動を付与するとともに、その第1型と前記第2型とを互いに接近させることにより、それら第1型と第2型との間で被加工物を揺動鍛造することを特徴とする揺動鍛造方法。
回転軸線は、鉛直軸線でもよく、水平軸線でもよく、鉛直方向および水平方向に対して傾斜した軸線でもよい。
(11)前記第1型と前記第2型との1ストロークの接近運動の途中に、前記第1型の揺動運動を停止させることなく、少なくとも1回、前記揺動運動のパターンを変更することを特徴とする(1)項に記載の揺動鍛造方法。
第1,第2NCサーボモータの関連制御による揺動運動のパターンの任意の時期における変更の一例が本項の態様である。
(12)前記第1型と前記第2型との前記1ストロークの接近運動の初期にはそれら両型の相対傾斜角度の変化を伴うパターンの揺動運動を付与し、末期にはその相対傾斜角度の変化を伴わない円パターンの揺動運動を付与する(11)項に記載の揺動鍛造方法。
第1,第2型の相対傾斜角度の変化を伴うパターンの揺動運動の例がデージパターン,シーソパターンおよびスパイラルパターンの揺動運動である。
円パターンの揺動運動によれば、加工時の圧力変動が小さく、成形むらが少ないのに対し、被加工物の加工により得られる成形品の形状によっては、被加工物と第2型との密着性が悪く、成形性が悪い場合がある。それに対し、デージパターンの揺動運動によれば、成形性はよいのに対し、加工時の圧力変動が大きく、成形むらが大きくなる場合がある。したがって、本項の方法によれば、2種類の揺動運動パターンの各長所が得られる加工を行うことが可能となり、成形性および成形精度良く被加工物を加工することが可能となる。
(13)前記第1型と前記第2型とに、それら両型の相対傾斜角度の増大過程と減少過程とにおいて互いに異なるパターンの揺動運動を付与する(1)項,(11)項,(12)項のいずれかに記載の揺動鍛造方法。
第1,第2NCサーボモータの関連制御による揺動運動のパターンの任意の時期における変更の別の例が本項の態様である。
(14)両型の相対傾斜角度の増大過程と減少過程との一方の少なくとも一部においてデージパターンの揺動運動を付与し、その他の過程においてシーソパターンの揺動運動を付与する(13)項に記載の揺動鍛造方法。
両型の相対傾斜角度の増大過程と減少過程との一方の全部においてデージパターンの揺動運動を付与してもよく、増大過程と減少過程との一方の一部においてデージパターンの揺動運動を付与してもよい。後者の場合、増大過程と減少過程との一方の残りにおいてはシーソパターンの揺動運動が付与される。
なお、ここにおいて、例えば、「両型の相対傾斜角度の増大過程の全部においてデージパターンの揺動運動を付与し、相対傾斜角度の減少過程の全部においてシーソパターンの揺動運動を付与する」とは、図7に示すような揺動運動を付与することであり、「両型の相対傾斜角度の増大過程の全部においてシーソパターンの揺動運動を付与し、相対傾斜角度の減少過程の一部においてデージパターンの揺動運動を付与する」とは、図12(a)に例示する揺動運動を付与することである。すなわち、通常、「デージパターンの揺動運動」と称される揺動運動は、図3(a)に示すように、両型の相対傾斜角度の増大過程の全部と減少過程の全部とにおいて傾斜角度の変化と位相の変化とを共に含む揺動運動を行い、一半径に対して互いに対称な曲線を描くパターンの揺動運動であるが、本明細書においては、このデージパターンの揺動運動を、両型の相対傾斜角度の増大過程と減少過程とに分けて、それぞれの曲線を描く部分をデージパターンの揺動運動と称することとし、「増大過程あるいは減少過程の一部」についてもこの考え方の延長上で考えることとするのである。そして、両型の相対傾斜角度の増大過程と減少過程との一方のみにおいて付与されるデージパターンの揺動運動を片側デージパターンと称し、それとの対比において、増大過程と減少過程との両方の全部において付与されるデージパターンの揺動運動を通常デージパターンと称することとする。
(15)一体に軸部を含む被加工物を、軸部の回転を阻止した状態で固定し、その軸部の一端に揺動鍛造を施す(1)項,(11)項ないし(14)項のいずれかに記載の揺動鍛造方法。
本項の方法に適した製品としては、例えば、軸付きのかさ歯車,軸付きのハイポイドギヤ等がある。
一体に軸部を含む被加工物は、第1,第2型の相対傾斜角度の変化を伴うパターンの揺動運動によって加工すれば、軸部のねじれが軽減できる。
(16)前記被加工物をかさ状歯車に加工する(1)項,(11)項ないし(15)項のいずれかに記載の揺動鍛造方法。
本明細書において「かさ状歯車」なる用語は、交差軸歯車および食違い軸歯車のうち慨形がかさ状を成す歯車の総称として使用する。前者にはすぐばかさ歯車やまがりばかさ歯車が含まれ、後者にはハイポイドギヤが含まれる。ただし、「かさ状歯車」といっても、揺動鍛造後、さらに熱処理や切削,研削,研磨等の機械加工が施されることが多く、その意味では、かさ状歯車中間製品と称すべきものである。
かさ状歯車は形状が複雑であるが、複数種類の揺動パターンを組み合わせることにより成形性良く、精度良く加工することができる。
(17)前記被加工物をハイポイドギヤに加工する(16)項に記載の揺動鍛造方法。
(21)前記第1型と前記第2型とを接近,離間させる運動である接近,離間運動を液圧アクチュエータに対する作動液の供給,排出により行う(1)項,(11)項ないし(17)項のいずれかに記載の揺動鍛造方法。
接近,離間運動は、電動モータの回転をねじ部材およびナットを含む送りねじ機構により直線運動に変換することによっても得ることができるが、速度より力の大きさが重要である揺動鍛造には、液圧アクチュエータの方が優れている。
液圧アクチュエータには、例えば、往復直線移動式のアクチュエータである液圧シリンダや回転式のアクチュエータである液圧モータがある。後者の場合、アクチュエータの回転を直線運動に変換する運動変換機構と組み合わせて使用される。運動変換機構は、例えば、送りねじ機構とされる。
(22)前記第1型と前記第2型との揺動運動と、それら両型の前記接近,離間運動とを同期させて制御する(21)項に記載の揺動鍛造方法。
被加工物の加工の進行状況に応じて揺動運動の制御を行うことができる。
本項に記載の特徴は、(1)項,(11)項ないし(17)項の各々に記載の特徴とは別に採用することも可能である。
(23)前記液圧アクチュエータへの前記作動液の供給,排出のうち少なくとも供給をNCサーボモータを駆動源とする液圧ポンプによって行う(21)項または(22)項に記載の揺動鍛造方法。
第1,第2型の接近運動の速度および位置を任意に制御することができる。本項が(22)項に従属する態様では、第1型と第2型との揺動運動と、第1,第2型の接近運動とを同期させることが容易である。
作動液の排出は、液圧ポンプによって行ってもよく、あるいは電磁弁の切換えによって行ってもよい。
(24)前記液圧アクチュエータへの前記作動液の供給および排出を、正逆両方向の回転が可能な液圧ポンプと、その液圧ポンプを駆動するNCサーボモータとによって行う(21)項または(22)項に記載の揺動鍛造方法。
第1,第2型の接近運動および離間運動の両方について速度および位置を任意にかつ精度良く制御することができる。
(25)前記第1型と前記第2型とのうち前記接近,離間運動を行う側の型である接近,離間型の位置を検出し、その位置検出の結果に基づいて前記第1型と前記第2型との1ストロークの接近,離間運動の途中において少なくとも1回、前記揺動運動のパターンの変更を行う(21)項ないし(24)項のいずれかに記載の揺動鍛造方法。
揺動運動のパターンの変更を加工の進行状況に応じた位置において行うことができ、複数種類の揺動運動のパターンによる成形を良好に行うことができる。特に、液圧アクチュエータがNCサーボモータを駆動源とする液圧ポンプによって作動させられる場合、1ストロークの接近運動と離間運動との少なくとも一方において、運動途中の任意の位置における揺動運動パターンの変更を正確に行うことができ、複数種類の揺動運動パターンをそれぞれ、1ストロークの接近運動と離間運動との少なくとも一方の任意の範囲において正確に実行することができる。
揺動運動のパターンの変更は、第1,第2型の接近運動の途中に行われてもよく、離間運動の途中に行われてもよい。
(26)前記少なくとも1回の前記揺動運動のパターンの変更を前記第1型と前記第2型との1ストロークの接近運動の途中において行う(25)項に記載の揺動鍛造方法。
(31)前記第1型と前記第2型とを接近,離間させる運動である接近,離間運動において、接近運動の終了後、予め設定された距離離間させて、前記揺動鍛造を行う揺動鍛造装置と前記被加工物との弾性変形の一部を解放し、その状態で設定時間の揺動鍛造を継続した上で、前記第1型と前記第2型とを十分離間させる(1)項,(11)項ないし(17)項,(21)項ないし(26)項のいずれかに記載の揺動鍛造方法。
弾性変形が多くが残った状態で第1型と第2型とを離間させて加工を終了すれば、被加工物に形状の急変部が残り、精度の良い製品が得られない。接近運動の終了後も第1型と第2型とを離間させず、弾性変形量が十分小さくなるまで第1型に揺動運動を付与し続ければ、上記不具合の発生を回避し得るが、加工終了までに長時間を要する。それに対し、第1,第2型の離間により弾性変形の一部を解放し、その状態で設定時間の揺動鍛造を継続した上で第1型と第2型とを十分離間させれば、被加工物に形状の急変部が残ることを回避しつつ加工時間の短縮を図ることができる。ただし、弾性変形の一部を解放する分、被加工物の成形が不足することを避け得ないため、弾性変形の一部を解放する前に、成形が不足することとなる分だけ第1型と第2型とを余分に接近させて置くことが必要である。この余分な第1型と第2型との接近に要する時間は、弾性変形量が十分小さくなるまで第1型に揺動運動を付与し続ける時間に比較して短くて済むため、全体として加工時間の短縮を図ることができるのである。
本項に記載の特徴は(1)項に記載の特徴とは別に採用することも可能である。
(32)前記第1型と前記第2型とのうち前記接近,離間運動を行う側の型である接近,離間型の位置を検出し、その位置検出の結果に基づいて前記接近運動の終了後における予め設定された距離の離間を行わせる(31)項に記載の揺動鍛造方法。
本項の特徴によれば弾性変形の解放量を正確に制御し得る。
(41)互いに続いて実行される2つの被加工物の揺動鍛造の間に前記2台のNCサーボモータを停止させる(1)項,(11)項ないし(17)項,(21)項ないし(26)項,(31)項,(32)項のいずれかに記載の揺動鍛造方法。
相続く2つの被加工物の揺動鍛造の間にNCサーボモータを停止させれば、消費エネルギを節減することができる。
(51)回転軸線まわりに回転可能であり、その回転軸線に対して偏心した第1内周面を有する第1偏心リングと、
その第1内周面の中心線である第1偏心軸まわりに回転可能であり、その第1偏心軸に対して偏心した第2内周面を有する第2偏心リングと、
それら第1偏心リングおよび第2偏心リングを回転駆動する回転駆動装置と、
前記第2偏心リングの前記第2内周面に嵌合された自動調心軸受と、
1点のまわりに揺動可能であり、かつ、前記自動調心軸受により揺動および回転可能に保持された揺動軸と、
その揺動軸に設けられ、第1型が取り付け可能な第1型取付部と、
その第1型取付部に対向した状態に第2型を取り付け可能な第2型取付部と、
その第2型取付部を前記第1型取付部に対して接近,離間させる接近,離間装置と
を含む揺動鍛造装置であって、前記回転駆動装置が、
前記第1偏心リングを回転駆動する第1NCサーボモータと、
前記第2偏心リングを回転駆動する第2NCサーボモータと、
揺動運動制御プログラムの実行により前記第1NCサーボモータと前記第2NCサーボモータとを関連制御することによって、前記第1型取付部に取り付けられた第1型に所定の揺動運動を行わせる揺動運動用NCコントローラと
を含むことを特徴とする揺動鍛造装置。
上記揺動運動制御プログラムを、前記(11)項ないし(17)項のいずれかに記載の特徴を実現するためのプログラムを含むものとすることができ、その場合は、揺動鍛造装置の、それらプログラムを実行する部分が(11)項ないし(17)項のいずれかに記載の特徴を実現する構成要素となる。
接近,離間装置は第1型取付部と第2型取付部との一方を他方に対して接近,離間させる装置としてもよく、第1型取付部と第2型取付部との両方を互いに接近,離間させる装置としてもよい。しかし、揺動運動させられる第1型取付部より、揺動運動させられない第2型取付部を接近,離間させる方が接近,離間装置を簡易に構成することができる。
(52)前記接近,離間装置が、
液圧シリンダと、
その液圧シリンダに作動液を圧送する液圧ポンプと、
その液圧ポンプを駆動する第3NCサーボモータと、
接近,離間運動制御プログラムの実行により前記第3NCサーボモータを制御し、前記液圧ポンプの回転を制御して、少なくとも、前記第2型取付部に取り付けられた第2型の第1型に対する接近運動を制御する接近,離間運動用NCコントローラと
を含む(51)項に記載の揺動鍛造装置。
本項に記載の特徴は(51)項に記載の特徴とは別に採用することも可能である。
上記接近,離間運動制御プログラムを、(22)項ないし(24)項のいずれかに記載の特徴を実現するためのプログラムを含むものとすることができ、その場合は、揺動鍛造装置の、それらプログラムを実行する部分が(22)項ないし(24)項のいずれかに記載の特徴を実現する構成要素となる。
(53)前記液圧ポンプが正逆両方向に回転可能なものであり、正方向の回転により前記第1型を前記第2型に接近させ、逆方向の回転により前記第1型を前記第2型から離間させる(52)項に記載の揺動鍛造装置。
本項の特徴によれば、第1型と第2型との接近のみならず、離間も精度良く制御することが可能となる。
(54)さらに、前記揺動運動制御プログラムと前記接近,離間運動制御プログラムとを関連付けて実行する総合制御部を含む(52)項または(53)項に記載の揺動鍛造装置。
上記揺動運動制御プログラム,接近,離間運動制御プログラムおよび総合制御を、(25)項,(26)項,(31)項,(32)項,(41)項のいずれかに記載の特徴を実現するためのプログラム等を含むものとすることができ、その場合は、揺動鍛造装置の、それらプログラムを実行する部分が(25)項,(26)項,(31)項,(32)項,(41)項のいずれかに記載の特徴を実現する構成要素となる。
Claims (14)
- 回転軸線まわりに回転可能であり、その回転軸線に対して偏心した第1内周面を有する第1偏心リングと、その第1内周面の中心線である第1偏心軸まわりに回転可能であり、その第1偏心軸に対して偏心した第2内周面を有する第2偏心リングとの回転を関連制御することにより、第1型に揺動運動を付与するとともに、その第1型に第2型を対向させて配置し、それら第1型と第2型との間で被加工物を揺動鍛造する方法であって、
前記第1偏心リングと前記第2偏心リングとをそれぞれNCサーボモータに駆動させ、それら2台のNCサーボモータを制御プログラムに基づいて関連制御することにより前記第1型に所望の揺動運動を付与するとともに、その第1型と前記第2型とを互いに接近させることにより、それら第1型と第2型との間で被加工物を揺動鍛造することを特徴とする揺動鍛造方法。 - 前記第1型と前記第2型との1ストロークの接近運動の途中に、前記第1型の揺動運動を停止させることなく、少なくとも1回、前記揺動運動のパターンを変更することを特徴とする請求項1に記載の揺動鍛造方法。
- 前記第1型と前記第2型との前記1ストロークの接近運動の初期にはそれら両型の相対傾斜角度の変化を伴うパターンの揺動運動を付与し、末期にはその相対傾斜角度の変化を伴わない円パターンの揺動運動を付与する請求項2に記載の揺動鍛造方法。
- 前記第1型と前記第2型とに、それら両型の相対傾斜角度の増大過程と減少過程とにおいて互いに異なるパターンの揺動運動を付与する請求項1ないし3のいずれかに記載の揺動鍛造方法。
- 一体に軸部を含む被加工物を、軸部の回転を阻止した状態で固定し、その軸部の一端に揺動鍛造を施す請求項1ないし4のいずれかに記載の揺動鍛造方法。
- 前記被加工物をかさ状歯車に加工する請求項1ないし5のいずれかに記載の揺動鍛造方法。
- 前記第1型と前記第2型とを接近,離間させる運動である接近,離間運動を液圧アクチュエータに対する作動液の供給,排出により行うとともに、その液圧アクチュエータへの前記作動液の供給,排出のうち少なくとも供給をNCサーボモータを駆動源とする液圧ポンプによって行う請求項1ないし6のいずれかに記載の揺動鍛造方法。
- 前記第1型と前記第2型とを接近,離間させる運動である接近,離間運動を液圧アクチュエータに対する作動液の供給,排出により行うとともに、その液圧アクチュエータへの前記作動液の供給および排出を、正逆両方向の回転が可能な液圧ポンプと、その液圧ポンプを駆動するNCサーボモータとによって行う請求項1ないし6のいずれかに記載の揺動鍛造方法。
- 前記第1型と前記第2型とのうち前記接近,離間運動を行う側の型である接近,離間型の位置を検出し、その位置検出の結果に基づいて前記第1型と前記第2型との1ストロークの接近,離間運動の途中において少なくとも1回、前記揺動運動のパターンの変更を行う請求項7または8に記載の揺動鍛造方法。
- 前記第1型と前記第2型とを接近,離間させる運動である接近,離間運動において、接近運動の終了後、予め設定された距離離間させて、前記揺動鍛造を行う揺動鍛造装置と前記被加工物との弾性変形の一部を解放し、その状態で設定時間の揺動鍛造を継続した上で、前記第1型と前記第2型とを十分離間させる請求項1ないし9のいずれかに記載の揺動鍛造方法。
- 回転軸線まわりに回転可能であり、その回転軸線に対して偏心した第1内周面を有する第1偏心リングと、
その第1内周面の中心線である第1偏心軸まわりに回転可能であり、その第1偏心軸に対して偏心した第2内周面を有する第2偏心リングと、
それら第1偏心リングおよび第2偏心リングを回転駆動する回転駆動装置と、
前記第2偏心リングの前記第2内周面に嵌合された自動調心軸受と、
1点のまわりに揺動可能であり、かつ、前記自動調心軸受により揺動および回転可能に保持された揺動軸と、
その揺動軸に設けられ、第1型が取り付け可能な第1型取付部と、
その第1型取付部に対向した状態に第2型を取り付け可能な第2型取付部と、
その第2型取付部を前記第1型取付部に対して接近,離間させる接近,離間装置と
を含む揺動鍛造装置であって、前記回転駆動装置が、
前記第1偏心リングを回転駆動する第1NCサーボモータと、
前記第2偏心リングを回転駆動する第2NCサーボモータと、
揺動運動制御プログラムの実行により前記第1NCサーボモータと前記第2NCサーボモータとを関連制御することによって、前記第1型取付部に取り付けられた第1型に所定の揺動運動を行わせる揺動運動用NCコントローラと
を含むことを特徴とする揺動鍛造装置。 - 前記接近,離間装置が、
液圧シリンダと、
その液圧シリンダに作動液を圧送する液圧ポンプと、
その液圧ポンプを駆動する第3NCサーボモータと、
接近,離間運動制御プログラムの実行により前記第3NCサーボモータを制御し、前記液圧ポンプの回転を制御して、少なくとも、前記第2型取付部に取り付けられた第2型の第1型に対する接近運動を制御する接近,離間運動用NCコントローラと
を含む請求項11に記載の揺動鍛造装置。 - 前記液圧ポンプが正逆両方向に回転可能なものであり、正方向の回転により前記第1型を前記第2型に接近させ、逆方向の回転により前記第1型を前記第2型から離間させる請求項12に記載の揺動鍛造装置。
- さらに、前記揺動運動制御プログラムと前記接近,離間運動制御プログラムとを関連付けて実行する総合制御部を含む請求項12または13に記載の揺動鍛造装置。
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