JP2013130196A - 内燃機関用燃料噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】低圧ポンプ10より上流側に電動ポンプ40を配置する。内燃機関の機関停止後に調量弁20を開弁させると共に電動ポンプ40を所定量の燃料を圧送する間駆動させる。これにより、所定量の燃料が、内燃機関の機関停止後に駆動される電動ポンプ40によって高圧ポンプ30に圧送される。その結果、電動ポンプ40駆動後の機関停止中は高圧ポンプ30に燃料が充填された状態となる。よって、次回の内燃機関の機関始動時には、高圧ポンプ30では充填された燃料を直ぐに圧送でき、空圧送を抑制できる。
【選択図】図6
Description
燃料タンクの燃料を内燃機関の駆動によって圧送する低圧ポンプと、
前記低圧ポンプによって送られる燃料の量を調整する調量弁と、
前記調量弁によって量が調整された燃料を前記内燃機関の駆動によって高圧化して圧送する高圧ポンプと、
前記高圧ポンプによって高圧化された燃料を蓄えるコモンレールと、
前記コモンレールの燃料を前記内燃機関に噴射するインジェクタと、
前記コモンレールの燃料を流出させることによって前記コモンレールの燃料の圧力を減圧可能な減圧弁と、
前記内燃機関の機関停止指令後に機関停止に至るまで、前記調量弁及び前記減圧弁を開弁させる第1制御手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関用燃料噴射装置である。
燃料タンクの燃料を内燃機関の駆動によって圧送する低圧ポンプと、
前記低圧ポンプによって送られる燃料の量を調整する調量弁と、
前記調量弁によって量が調整された燃料を前記内燃機関の駆動によって高圧化して圧送する高圧ポンプと、
前記高圧ポンプによって高圧化された燃料を蓄えるコモンレールと、
前記コモンレールの燃料を前記内燃機関に噴射するインジェクタと、
前記低圧ポンプよりも上流側に配置される電動ポンプと、
前記内燃機関の機関停止後に、前記調量弁を開弁させると共に前記電動ポンプを所定量
の燃料を圧送する間駆動させる第2制御手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関用燃料噴射装置である。
燃料タンクの燃料を内燃機関の駆動によって圧送する低圧ポンプと、
前記低圧ポンプによって送られる燃料の量を調整する調量弁と、
前記調量弁によって量が調整された燃料を前記内燃機関の駆動によって高圧化して圧送する高圧ポンプと、
前記高圧ポンプによって高圧化された燃料を蓄えるコモンレールと、
前記コモンレールの燃料を前記内燃機関に噴射するインジェクタと、
前記高圧ポンプから燃料を排出可能な排出路と、
前記排出路に配置され前記排出路を開閉する排出路開閉弁と、
前記内燃機関の機関停止指令後に機関停止に至るまで、前記調量弁及び前記排出路開閉弁を開弁させ、前記内燃機関の機関停止時に、前記排出路開閉弁を閉弁させる第3制御手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関用燃料噴射装置である。
燃料タンクの燃料を内燃機関の駆動によって圧送する低圧ポンプと、
前記低圧ポンプによって送られる燃料の量を調整する調量弁と、
前記調量弁によって量が調整された燃料を前記内燃機関の駆動によって高圧化して圧送する高圧ポンプと、
前記高圧ポンプによって高圧化された燃料を蓄えるコモンレールと、
前記コモンレールの燃料を前記内燃機関に噴射するインジェクタと、
前記高圧ポンプによって高圧化された燃料を蓄圧する蓄圧容器と、
前記高圧ポンプから前記蓄圧容器に至る経路に配置され当該経路を開閉する蓄圧容器開閉弁と、
前記高圧ポンプから前記コモンレールに至る経路の前記コモンレールの直上流に配置され当該経路を開閉するコモンレール開閉弁と、
前記内燃機関の機関停止指令後に機関停止に至るまで、前記調量弁及び前記蓄圧容器開閉弁を開弁させると共に前記コモンレール開閉弁を閉弁し、前記コモンレールの燃料の圧力が減圧した場合に、前記コモンレール開閉弁を開弁させる第4制御手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関用燃料噴射装置である。
燃料タンクの燃料を内燃機関の駆動によって圧送する低圧ポンプと、
前記低圧ポンプによって送られる燃料の量を調整する調量弁と、
前記調量弁によって量が調整された燃料を前記内燃機関の駆動によって高圧化して圧送する高圧ポンプと、
前記高圧ポンプによって高圧化された燃料を蓄えるコモンレールと、
前記コモンレールの燃料を前記内燃機関に噴射するインジェクタと、
前記高圧ポンプから前記コモンレールに至る経路に配置され当該経路を開閉する電磁弁と、
前記内燃機関の機関停止指令後に機関停止に至るまで、前記調量弁を開弁させ、前記内燃機関の機関停止指令後に機関停止に至る間に、機関停止後に前記高圧ポンプの燃料の圧力が所定圧力を超えないように前記電磁弁を閉弁させる第5制御手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関用燃料噴射装置である。
保持される。その結果、機関停止中は高圧ポンプに燃料が充填された状態となる。
本発明に係る内燃機関用燃料噴射装置が設置される内燃機関は、多気筒ディーゼルエンジンであり、エコラン(エコノミーランニング)車両やハイブリッド車両に搭載される。これらの車両では、信号待ち等の一時停止時に内燃機関を機関停止させ、車両の再発進時に内燃機関を再始動(機関始動)させる、いわゆるアイドリングストップ制御を行うことができる。また、ハイブリッド車両では、内燃機関の他に駆動原(例えば電気モータ)を備えるため、車両の走行中においても内燃機関を運転条件等に応じて内燃機関の機関停止や自動再始動(機関始動)の制御を行うことができる。このため、これらの車両では、内燃機関の機関停止及びその後の機関始動が頻繁に行われる。
圧送するポンプ部11と、ポンプ部11から吐出される燃料の圧力が所定圧を超えないように調整するリリーフ弁12とからなる。
次に実施例2について説明する。本実施例では、内燃機関の機関停止指令後の内燃機関の機関回転数が自立復帰可能回転数よりも低下する場合に、調量弁20及び減圧弁4を開弁させるものである。その他の構成は上記実施例と同一であるので、説明を省略する。
次に実施例3について説明する。本実施例では、内燃機関の機関停止後に、調量弁20を開弁させると共に電動ポンプ40を所定量の燃料を圧送する間駆動させるものである。その他の構成は上記実施例と同一であるので、説明を省略する。
次に実施例4について説明する。本実施例では、内燃機関の機関停止指令後に機関停止に至るまで、調量弁20及び排出路開閉弁36を開弁させ、内燃機関の機関停止時に、排出路開閉弁36を閉弁させるものである。その他の構成は上記実施例と同一であるので、説明を省略する。
次に実施例5について説明する。本実施例では、内燃機関の機関停止指令後に機関停止に至るまで、調量弁20及び蓄圧容器開閉弁51を開弁させると共にコモンレール開閉弁52を閉弁させるものである。その他の構成は上記実施例と同一であるので、説明を省略する。
次に実施例6について説明する。本実施例では、内燃機関の機関停止指令後に機関停止に至るまで、調量弁20を開弁させ、内燃機関の機関停止指令後に機関停止に至る間に、機関停止後に高圧ポンプ30の燃料の圧力が所定圧力を超えないように電磁弁37を閉弁させるものである。その他の構成は上記実施例と同一であるので、説明を省略する。
料をコモンレール1に圧送するときに開弁し、コモンレール1側からポンプ室に逆流することを防止するため閉弁する。
2 インジェクタ
3 ECU
4 減圧弁
6 燃料タンク
8 燃料圧センサ
10 低圧ポンプ
20 調量弁
30 高圧ポンプ
35 排出路
36 排出路開閉弁
37 電磁弁
40 電動ポンプ
50 蓄圧容器
51 蓄圧容器開閉弁
52 コモンレール開閉弁
Claims (6)
- 燃料タンクの燃料を内燃機関の駆動によって圧送する低圧ポンプと、
前記低圧ポンプによって送られる燃料の量を調整する調量弁と、
前記調量弁によって量が調整された燃料を前記内燃機関の駆動によって高圧化して圧送する高圧ポンプと、
前記高圧ポンプによって高圧化された燃料を蓄えるコモンレールと、
前記コモンレールの燃料を前記内燃機関に噴射するインジェクタと、
前記低圧ポンプよりも上流側に配置される電動ポンプと、
前記内燃機関の機関停止後に、前記調量弁を開弁させると共に前記電動ポンプを所定量の燃料を圧送する間駆動させる第2制御手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関用燃料噴射装置。 - 燃料タンクの燃料を内燃機関の駆動によって圧送する低圧ポンプと、
前記低圧ポンプによって送られる燃料の量を調整する調量弁と、
前記調量弁によって量が調整された燃料を前記内燃機関の駆動によって高圧化して圧送する高圧ポンプと、
前記高圧ポンプによって高圧化された燃料を蓄えるコモンレールと、
前記コモンレールの燃料を前記内燃機関に噴射するインジェクタと、
前記高圧ポンプから燃料を排出可能な排出路と、
前記排出路に配置され前記排出路を開閉する排出路開閉弁と、
前記内燃機関の機関停止指令後に機関停止に至るまで、前記調量弁及び前記排出路開閉弁を開弁させ、前記内燃機関の機関停止時に、前記排出路開閉弁を閉弁させる第3制御手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関用燃料噴射装置。 - 燃料タンクの燃料を内燃機関の駆動によって圧送する低圧ポンプと、
前記低圧ポンプによって送られる燃料の量を調整する調量弁と、
前記調量弁によって量が調整された燃料を前記内燃機関の駆動によって高圧化して圧送する高圧ポンプと、
前記高圧ポンプによって高圧化された燃料を蓄えるコモンレールと、
前記コモンレールの燃料を前記内燃機関に噴射するインジェクタと、
前記高圧ポンプによって高圧化された燃料を蓄圧する蓄圧容器と、
前記高圧ポンプから前記蓄圧容器に至る経路に配置され当該経路を開閉する蓄圧容器開閉弁と、
前記高圧ポンプから前記コモンレールに至る経路の前記コモンレールの直上流に配置され当該経路を開閉するコモンレール開閉弁と、
前記内燃機関の機関停止指令後に機関停止に至るまで、前記調量弁及び前記蓄圧容器開閉弁を開弁させると共に前記コモンレール開閉弁を閉弁し、前記コモンレールの燃料の圧力が減圧した場合に、前記コモンレール開閉弁を開弁させる第4制御手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関用燃料噴射装置。 - 燃料タンクの燃料を内燃機関の駆動によって圧送する低圧ポンプと、
前記低圧ポンプによって送られる燃料の量を調整する調量弁と、
前記調量弁によって量が調整された燃料を前記内燃機関の駆動によって高圧化して圧送する高圧ポンプと、
前記高圧ポンプによって高圧化された燃料を蓄えるコモンレールと、
前記コモンレールの燃料を前記内燃機関に噴射するインジェクタと、
前記高圧ポンプから前記コモンレールに至る経路に配置され当該経路を開閉する電磁弁と、
前記内燃機関の機関停止指令後に機関停止に至るまで、前記調量弁を開弁させ、前記内燃機関の機関停止指令後に機関停止に至る間に、機関停止後に前記高圧ポンプの燃料の圧力が所定圧力を超えないように前記電磁弁を閉弁させる第5制御手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関用燃料噴射装置。 - 前記インジェクタは、前記コモンレールの燃料を前記内燃機関に噴射する経路とは別経路で燃料漏れが許容されており、当該燃料漏れにより前記コモンレールの燃料の圧力を減圧することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の内燃機関用燃料噴射装置。
- 前記内燃機関は、ハイブリッド車両又はエコラン車両に搭載されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の内燃機関用燃料噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013072358A JP2013130196A (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | 内燃機関用燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013072358A JP2013130196A (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | 内燃機関用燃料噴射装置 |
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JP2009061358A Division JP5310139B2 (ja) | 2009-03-13 | 2009-03-13 | 内燃機関用燃料噴射装置 |
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JP2013072358A Pending JP2013130196A (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | 内燃機関用燃料噴射装置 |
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- 2013-03-29 JP JP2013072358A patent/JP2013130196A/ja active Pending
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