JP2013127741A - 業務管理サーバ、業務管理方法及び業務管理プログラム - Google Patents

業務管理サーバ、業務管理方法及び業務管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】代行しやすい業務フローを作成すること。
【解決手段】業務管理サーバは、特定部が、第一のオペレータが実行する業務に含まれる複数の取引の実行順序と、第二のオペレータが実行する業務に含まれる複数の取引の実行順序とを記憶する記憶部から、第一のオペレータが実行する複数の取引のうち第一のオペレータ以外のオペレータが実行しても良い第一の取引を特定する。更新部が、特定部により特定された第一の取引と同じ種類の第二の取引が第二のオペレータが実行する複数の取引に含まれる場合に、第二のオペレータの実行順序において、第一のオペレータの実行順序において第一の取引が実行されるタイミングに基づいて、第二の取引の実行順序を変更し、変更した第二の取引の直前又は直後に第一の取引を追加して、記憶部に記憶された第二のオペレータの実行順序を更新する。出力部が、更新部により更新された第二のオペレータの実行順序を出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、業務管理サーバ、業務管理方法及び業務管理プログラムに関する。
従来、金融機関や郵便局などの窓口が混雑した場合に、その窓口のオペレータが本来行う業務の一部を他のオペレータに代行させることが行われている。例えば、業務は、普通預金の新規口座開設、現金振り込みなどに対応する。また、普通預金の新規口座開設であれば、この業務には、名寄せ、現金セット、口座開設、印鑑登録・・・というように、複数の取引が所定の順序で含まれる。つまり、混雑した窓口のオペレータが行う取引を他のオペレータに代行してもらうことにより、混雑を緩和する。なお、この取引の順序は、業務フローとも呼ばれる。
特開2010−218324号公報
ところで、あるオペレータの取引を他のオペレータに代行してもらう場合には、他のオペレータにとって負荷を抑えた形で代行してもらう方が望ましいと考えられる。例えば、他のオペレータが本来行う業務に元々含まれない取引を代行することにより、他のオペレータが本来行う業務の実行に支障をきたす恐れがあるからである。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、代行しやすい業務フローを作成することができる業務管理サーバ、業務管理方法及び業務管理プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示する業務管理サーバは、一つの態様において、特定部と、更新部と、出力部とを備える。特定部は、記憶部から、第一のオペレータが実行する複数の取引のうち第一のオペレータ以外のオペレータが実行しても良い第一の取引を特定する。ここで、記憶部は、第一のオペレータが実行する業務に含まれる複数の取引の実行順序と、第二のオペレータが実行する業務に含まれる複数の取引の実行順序とを記憶する。更新部は、特定部により特定された第一の取引と同じ種類の第二の取引が第二のオペレータが実行する複数の取引に含まれる場合に、第二のオペレータの実行順序において、次の処理を実行する。つまり、更新部は、第一のオペレータの実行順序において第一の取引が実行されるタイミングに基づいて、第二の取引の実行順序を変更し、変更した第二の取引の直前又は直後に第一の取引を追加して、記憶部に記憶された第二のオペレータの実行順序を更新する。出力部は、更新部により更新された第二のオペレータの実行順序を出力する。
本願の開示する技術の一つの態様によれば、代行しやすい業務フローを作成することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係るシステムの構成を示す図である。 図2は、実施例1に係る業務管理サーバの構成を示す機能ブロック図である。 図3は、ビジー率テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図4は、取引テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図5は、業務テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図6は、履歴テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図7Aは、更新部における処理を説明するための図である。 図7Bは、更新部における処理を説明するための図である。 図8Aは、出力部によりオペレータ端末に表示される表示画面の一例を説明するための図である。 図8Bは、出力部によりオペレータ端末に表示される表示画面の一例を説明するための図である。 図8Cは、出力部によりオペレータ端末に表示される表示画面の一例を説明するための図である。 図8Dは、出力部によりオペレータ端末に表示される表示画面の一例を説明するための図である。 図9は、実施例1に係る業務管理サーバの処理手順を示すフローチャートである。 図10は、取引を代行させる処理の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、業務管理プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、本願の開示する業務管理サーバ、業務管理方法及び業務管理プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施例では、金融機関において、各種業務を実行する場合を例とする。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、郵便局など、窓口において複数のオペレータがそれぞれ業務を行う場合に適用できる。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
実施例1に係るシステムの構成について説明する。図1は、実施例1に係るシステムの構成を示す図である。図1に示すように、このシステムは、業務管理サーバ100と、オペレータ端末10a,10b,10c,10dと、受付端末20とを有する。業務管理サーバ100と、オペレータ端末10a〜10dと、受付端末20とは、ネットワーク5を介して接続される。なお、ネットワーク5としては、有線又は無線を問わず、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の種類の通信網を採用しても良い。また、図1に示した例では、業務管理サーバ100に4つのオペレータ端末10a〜10dが接続される場合を示したが、図示の構成に限定されない。すなわち、業務管理サーバ100には任意数のオペレータ端末10a〜10dが接続されて良い。また、以下では、オペレータ端末10a,10b,10c,10dの各装置を区別無く総称する場合には、オペレータ端末10と記載する。
オペレータ端末10は、業務に関する各種の情報を表示する端末である。例えば、業務は、普通預金の新規口座開設、現金振り込みなどの業務に対応する。また、業務が普通預金の新規口座開設であれば、この業務に含まれる一連の取引には、名寄せ、現金セット、口座開設、印鑑登録などが含まれる。
オペレータ端末10は、オペレータから業務の種別を受け付けた場合には、受け付けた種別の業務に含まれる取引に関する情報を業務管理サーバ100に問い合わせ、取得した取引に関する情報を順次表示する。オペレータは、表示された取引に関する情報の内容を参照し、取引に対応するデータ項目を入力する。オペレータ端末10は、取引に対応するデータ項目を、業務管理サーバ100に送信する。
受付端末20は、顧客にオペレータを割り当てる端末である。受付端末20は、例えば、顧客に受付番号カードを順次自動発行し、受付番号カードの発行順に、顧客にオペレータを割り当てる。
業務管理サーバ100は、オペレータ端末10において行われるオペレータの業務の実行を支援する。例えば、業務管理サーバ100は、顧客から伝票を受け取ったオペレータによりオペレータ端末10に入力された業務の種別を、オペレータ端末10から受け付ける。業務管理サーバ100は、受け付けた種別の業務にかかる一連の取引をオペレータ端末10に表示させる。
次に、実施例1に係る業務管理サーバ100の構成について説明する。図2は、実施例1に係る業務管理サーバの構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、業務管理サーバ100は、通信部110、入力部120、表示部130、記憶部140、制御部150を有する。
通信部110は、ネットワーク5を介して、オペレータ端末10とデータ通信を実行する。例えば、通信部110は、オペレータにより選択された業務のデータや取引のデータ項目に入力されたデータをオペレータ端末10から受信し、受信した情報を制御部150に出力する。また、通信部110は、オペレータ端末10宛のデータを制御部150から受け付けた場合には、かかるデータをオペレータ端末10に送信する。後述する制御部150は、通信部110を介して、オペレータ端末10とデータをやり取りする。通信部110は、通信モジュールなどの通信装置に対応する。
入力部120は、各種の情報を入力する入力装置である。例えば、入力部120は、キーボードやマウス、タッチパネルに対応する。例えば、入力部120は、入力された各種の情報を制御部150に出力する。表示部130は、各種の情報を表示する表示装置である。例えば、表示部130は、ディスプレイやタッチパネル付きディスプレイに対応する。例えば、表示部130は、制御部150により出力された各種の情報を表示する。
記憶部140は、ビジー率テーブル141、取引テーブル142、業務テーブル143、履歴テーブル144を記憶する。記憶部140は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、またはハードディスク装置、光ディスク装置などの記憶装置に対応する。
ビジー率テーブル141は、例えば、オペレータの属性状況と、仕掛かり中取引とを対応づけて記憶する。図3は、ビジー率テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、ビジー率テーブル141は、オペレータの属性状況として、ID、氏名、店番、店名、ビジー率を対応づけ、仕掛かり中取引として、業務、取引を対応づけて記憶する。このうち、IDは、オペレータを識別するID(Identification)を示す。氏名は、オペレータの氏名を示す。店番は、オペレータが在籍する店舗を識別する番号を示す。店名は、オペレータが在籍する店舗を識別する店舗の名称を示す。ビジー率は、オペレータの忙しさに対応する値であり、後述する実行部151により算出される。業務は、オペレータが現在仕掛かり中の業務を示す。取引は、オペレータが現在仕掛かり中の取引を示す。
図3に示すように、ビジー率テーブル141は、例えば、ID「10011」、氏名「富士 美奈」、店番「101」、店名「本店」、ビジー率「100%」、業務「普通預金新規作成」、取引「名寄せ」を対応づけて記憶する。つまり、ビジー率テーブル141は、ID「10011」のオペレータ「富士 美奈」が、店番「101」の本店に在籍し、現在、普通預金新規作成の名寄せを行っており、ビジー率が100%である旨を記憶する。なお、ビジー率テーブル141は、他のオペレータについても同様にビジー率などを記憶する。
取引テーブル142は、例えば、業務と、業務に含まれる取引とを対応付けて記憶する。図4は、取引テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図4に示すように、取引テーブル142は、業務と取引とを対応づけて記憶する。また、取引テーブル142は、取引に(1)、(2)、(3)・・・と番号を対応づけて記憶する。この番号は、業務において各取引が実行される順序に対応する。また、取引テーブル142は、各取引に3つのフラグを対応づけて記憶する。この3つのフラグは、図中左側から巡に、引継データ区分、変動区分、代行区分に対応する。引継データ区分は、直前の取引から引き継ぐべきデータが有るか否かを示す。例えば、引継データ区分には、直前の取引から引き継ぐべきデータが有る場合には「1」が格納され、無い場合には「0」が格納される。変動区分は、該当する取引の順序を変更可能であるか否かを示す。例えば、変動区分には、順序を変更可能である場合には「1」が格納され、変更不可能である場合には「0」が格納される。代行区分は、該当する取引を本来行うオペレータ以外のオペレータが代行可能であるか否かを示す。例えば、代行区分には、代行可能である場合には「1」が格納され、代行不可能である場合には「0」が格納される。なお、業務に含まれる複数の取引の実行順序を、業務フローとも称する。
図4に示すように、取引テーブル142は、業務「普通預金新規作成」、取引(1)「名寄せ」、取引(2)「通帳セット」、取引(3)「印鑑照合」、取引(4)「役席承認」を対応づけて記憶する。つまり、取引テーブル142は、業務「普通預金新規作成」では、(1)名寄せ、(2)通帳セット、(3)印鑑照合、(4)役席承認という順序で各取引が実行されることを記録する。また、取引テーブル142は、(3)印鑑照合と、引継データ区分「0」と、変動区分「1」と、代行区分「1」とを対応づけて記憶する。つまり、取引テーブル142は、印鑑照合が、直前の取引から引き継ぐべきデータが無く、順序を変更可能であり、この印鑑照合を本来行うオペレータ以外のオペレータが代行可能である旨を記憶する。なお、取引「名寄せ」は、業務フローの最初の取引であるので引き継ぐべきデータを有しないが、顧客から伝票を受け取ることで行われる取引であるので、名寄せの引継データ区分には「1」が格納される。なお、取引テーブル142は、他の業務についても同様に業務に含まれる各取引を記憶する。
業務テーブル143は、例えば、オペレータと、オペレータにより実行される業務と、業務に含まれる取引とを対応付けて記憶する。図5は、業務テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図5に示すように、業務テーブル143は、IDと、業務と、取引とを対応づけて記憶する。また、業務テーブル143は、各取引に、開始時刻及び終了時刻をそれぞれ対応づけて記憶する。この開始時刻及び終了時刻には、例えば、該当する取引が未処理の場合には推定時刻が格納され、取引が実際に開始又は終了するごとに実際の時刻が格納される。なお、各取引の推定時刻は、例えば、過去に処理された各取引の所要時間の平均から算出される。
図5に示すように、業務テーブル143は、ID「10011」、業務「普通預金新規作成」、取引(1)「名寄せ」、取引(2)「通帳セット」、取引(3)「印鑑照合」、取引(4)「役席承認」を対応づけて記憶する。つまり、業務テーブル143は、ID「10011」のオペレータが、現在、業務「普通預金新規作成」を、(1)名寄せ、(2)通帳セット、(3)印鑑照合、(4)役席承認という順序で実行中であることを記録する。なお、業務テーブル143は、他のIDについても同様に、業務と、業務に含まれる各取引とを対応づけて記憶する。
履歴テーブル144は、例えば、オペレータと、オペレータが処理した業務とを対応づけて記憶する。図6は、履歴テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図6に示すように、履歴テーブル144は、オペレータの属性状況と、履歴レコードとを対応づけて記憶する。オペレータの属性状況には、ID、氏名、店番、店名、その他情報などが含まれる。このうち、その他情報には、オペレータのスキルなどの情報が格納される。また、履歴レコードには、完了区分、業務、取引が含まれる。このうち、完了区分は、該当するレコードが完了しているか否かを示すフラグである。例えば、完了区分「1」は、該当するレコードが完了していることを示し、「0」は、完了していない、つまり、実行予定のレコードであることを示す。
図6に示すように、履歴テーブル144は、オペレータの属性状況として、ID「10011」、氏名「富士 美奈」、店番「101」、店名「本店」、その他情報「スキルなど」を対応づけて記憶する。また、履歴テーブル144は、1つ目の履歴レコードとして、完了区分「1」、業務「普通預金新規作成」、取引(1)「名寄せ」、取引(2)「通帳セット」、取引(3)「印鑑照合」、取引(4)「役席承認」を対応づけて記憶する。つまり、履歴テーブル144は、ID「10011」のオペレータ「富士 美奈」が、店番「101」の本店に在籍し、スキルなどを有することを記憶する。また、履歴テーブル144は、ID「10011」のオペレータ「富士 美奈」が、業務「普通預金新規作成」を、(1)名寄せ、(2)通帳セット、(3)印鑑照合、(4)役席承認という順序で実行したことを記憶する。また、履歴テーブル144は、例えば、1つ目の履歴レコードの(3)印鑑照合に、「1327/1330」を対応づけて記憶する。つまり、履歴テーブル144は、1つ目の履歴レコードの(3)印鑑照合が、13時27分に開始され、13時30分に終了したことを記憶する。なお、履歴テーブル144は、他の履歴レコードについても同様に記憶する。また、ここでは、履歴テーブル144がID「10011」のオペレータの履歴レコードを記憶する場合を例示したが、履歴テーブル144は、他のIDのオペレータについても同様に、履歴レコードを記憶する。
制御部150は、実行部151、特定部152、更新部153、出力部154を有する。制御部150の機能は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現することができる。また、制御部150の機能は、例えば、CPU(Central Processing Unit)が所定のプログラムを実行することで実現することができる。
実行部151は、オペレータ端末10からオペレータが実行する業務の種別を受信する。実行部151は、受信した種別の業務に含まれる取引に関する情報を、取引テーブル142から取得する。実行部151は、取得した取引に関する情報を業務テーブル143に展開する。
例えば、実行部151は、ID「10011」のオペレータが操作するオペレータ端末10から業務「普通預金新規作成」を受信する。実行部151は、業務「普通預金新規作成」に含まれる取引として、図4の取引テーブル142から(1)名寄せ、(2)通帳セット、(3)印鑑照合、(4)役席承認を取得する。実行部151は、オペレータのIDと、業務と、取引とを対応づけて、図5の業務テーブル143に展開する。
また、実行部151は、オペレータ端末10にて取引が実行されるごとに、実行された取引の開始時刻と終了時刻とを業務テーブル143に格納するとともに、図3のビジー率テーブル141の仕掛かり中取引を更新する。なお、オペレータ端末10にて実行された取引が業務フローにおける最終の取引であった場合には、実行部151は、業務テーブル143に展開された取引を、履歴テーブル144に書き出す。
また、実行部151は、ビジー率を算出し、算出したビジー率をビジー率テーブル141に格納する。例えば、実行部151は、仕掛かり中の取引をビジー率テーブル141から取得する。実行部151は、取得した仕掛かり中の取引に基づいて、現在時刻の30分前までに実行した取引に要した時間と、現在時刻の30分後までに終了が予定されている取引に要する時間とを、履歴テーブル144から取得する。実行部151は、30分前までに実行した取引に要した時間と、30分後までに予定されている取引に要する時間とを加算し、加算した値が60分に占める割合を、ビジー率として算出する。なお、ここで算出されるビジー率は、オペレータごとの繁忙度合いに対応する。また、ここで説明したビジー率の算出方法は一例であり、他の算出方法によって求めても良い。例えば、実行部151は、履歴テーブル144を参照し、取得した仕掛かり中の取引の取引終了時刻と取引開始時刻との時間差を算出する。実行部151は、時間差が60分以上である場合には、ビジー率100%とし、60分未満である場合には、時間差を60分で除したものに100を乗じた数値をビジー率としてもよい。
特定部152は、あるオペレータが実行する業務のうち、そのオペレータ以外の他のオペレータが実行しても良い取引を特定する。例えば、特定部152は、業務テーブル143を参照し、ビジー率が閾値以上のオペレータ甲を検出する。特定部152は、検出したオペレータ甲の業務フローに、代行可能、かつ、変更可能な取引があるか否かを判定する。なお、オペレータ甲は、「第一のオペレータ」の一例である。また、代行可能、かつ、変更可能な取引を、「代行取引」とも称する。代行取引は、「第一の取引」の一例である。
例えば、特定部152は、図3のビジー率テーブル141を参照し、ビジー率が閾値「100%」以上のオペレータとして、ID「10011」のオペレータを検出する。特定部152は、ビジー率テーブル141を参照し、ID「10011」のオペレータが仕掛かり中の業務が「普通預金新規作成」であることを特定する。特定部152は、図4の取引テーブル142を参照し、「普通預金新規作成」の業務フローから、代行区分「1」及び変動区分「1」に対応する取引「印鑑照合」を特定する。特定部152は、特定した取引にかかる情報を更新部153に出力する。なお、閾値は、繁忙度合いが高いオペレータを検出するための値であり、業務管理サーバ100を管理する者が任意の値に設定して良い。
更新部153は、例えば、ビジー率が閾値未満、かつ、特定部152により特定された代行取引と同種の取引を実行予定のオペレータ乙がいるか否かを判定する。ここで、代行取引と同種の取引を、「同一取引」とも称する。更新部153は、同一取引を実行予定のオペレータ乙がいる場合には、オペレータ乙の業務フローにおいて、代行取引を実行開始するタイミングで同一取引の実行開始が可能か否かを判定する。代行取引を実行開始するタイミングで同一取引の実行開始が可能である場合には、更新部153は、オペレータ乙の業務フローを、代行取引を実行開始するタイミングで代行取引と同一取引とを連続して行うように変更する。更新部153は、オペレータ甲の業務フローから代行取引を削除する。なお、オペレータ乙は、「第二のオペレータ」の一例である。また、同一取引は、「第二の取引」の一例である。
図7A及び図7Bを用いて、更新部における処理を説明する。図7A及び図7Bは、更新部における処理を説明するための図である。図7Aは、更新部153により更新される前の業務テーブル143の一例を示し、図7Bは、更新部153により更新された後の業務テーブル143の一例を示す。図7A及び図7Bに示す例では、ID「10011」のオペレータの取引(3)「印鑑照合7a」が代行取引として特定された場合を説明する。なお、図7A及び図7Bでは、更新部153が14時00分に処理を実行しているものとする。
例えば、更新部153は、図3のビジー率テーブル141を参照し、ビジー率が閾値「70%」未満のオペレータとして、ID「10021」のオペレータを検出する。更新部153は、図7Aに示すように、業務テーブル143を参照し、ID「10021」のオペレータの業務フローに同一取引「印鑑照合7b」を特定する。更新部153は、ID「10021」のオペレータの業務フローにおいて、印鑑照合7bの実行開始を印鑑照合7aの実行開始のタイミングに変更可能か否かを判定する。例えば、更新部153は、ID「10021」のオペレータの業務フローから、印鑑照合7aの開始時刻「14時5分」以前に開始される取引「現金セット7c」「データ入力7d」を特定する。更新部153は、図4の取引テーブル142を参照し、特定した取引のうち引継データ区分が「0」である取引「現金セット7c」の直前に、印鑑照合7bの実行開始のタイミングを変更可能であると判定する。更新部153は、ID「10021」のオペレータの業務フローを、印鑑照合7aのタイミングで印鑑照合7aと印鑑照合7bとを連続して行うように変更する。例えば、更新部153は、印鑑照合7bを現金セット7cの直前に変更し、さらにその直前に印鑑照合7aを追加する。つまり、図7Bに示すように、更新部153は、ID「10021」のオペレータの業務フローを、(1)名寄せ、(2)帳票読取、(3)印鑑照合7a、(4)印鑑照合7b、(5)現金セット7c、(6)データ入力7dの順序に変更する。更新部153は、ID「10011」のオペレータの業務フローから印鑑照合7aを削除する。このように、更新部153は、ID「10011」のオペレータとID「10021」のオペレータの業務フローをそれぞれ変更し、業務テーブル143を更新する。なお、ここでは、同一取引を代行取引のタイミングに変更する際に、代行取引の開始時刻を用いたが、本発明はこの方法に限定されるものではない。例えば、更新部153は、代行取引の終了時刻を用いても良い。また、ここでは、印鑑照合7bの直前に印鑑照合7aを追加したが、更新部153は、印鑑照合7bの直後に印鑑照合7aを追加しても良い。
出力部154は、業務テーブル143に展開された取引をオペレータ端末10に出力し、表示させる。例えば、出力部154は、実行部151により業務テーブル143に展開された業務フローをオペレータ端末10に出力し、オペレータ端末10のプログレスバーに表示させる。
図8Aから図8Dを用いて、出力部154によりオペレータ端末10に表示される表示画面の一例を説明する。図8Aから図8Dは、出力部によりオペレータ端末に表示される表示画面の一例を説明するための図である。ここでは、ID「10011」のオペレータはオペレータ端末10aを操作し、ID「10021」のオペレータはオペレータ端末10bを操作するものとする。図8Aは、図7Aに示したID「10011」のオペレータの業務フローに基づいて、オペレータ端末10aに表示される表示画面に対応する。図8Bは、図7Aに示したID「10021」のオペレータの業務フローに基づいて、オペレータ端末10bに表示される表示画面に対応する。図8Cは、図7Bに示したID「10011」のオペレータの業務フローに基づいて、オペレータ端末10aに表示される表示画面に対応する。図8Dは、図7Bに示したID「10021」のオペレータの業務フローに基づいて、オペレータ端末10bに表示される表示画面に対応する。
図8A及び図8Cに示すように、更新部153により業務テーブル143が更新されると、出力部154は、印鑑照合7aが削除されたプログレスバー8aを、オペレータ端末10aの表示画面に表示させる。また、図8B及び図8Dに示すように、業務テーブル143が更新されると、出力部154は、印鑑照合7aのタイミングで印鑑照合7aと印鑑照合7bとが連続で実行されるように変更されたプログレスバー8bを、オペレータ端末10bの表示画面に表示させる。なお、プログレスバー8a及び8bには、現在仕掛かり中の取引を示すインジケータが表示される。
次に、実施例1に係る業務管理サーバ100の処理手順について説明する。図9は、実施例1に係る業務管理サーバの処理手順を示すフローチャートである。図9に示す処理は、例えば、受付端末20により受付番号カードが発行されるごとに実行される。
図9に示すように、例えば、業務管理サーバ100は、受付端末20に受付番号カードを発行させ(ステップS101)、受付番号カードの発行順に顧客にオペレータを割り当てさせる(ステップS102)。
業務管理サーバ100は、オペレータによりオペレータ端末10に入力された種別の業務に含まれる取引に関する情報を取引テーブル142から取得する(ステップS103)。業務管理サーバ100は、取得した取引に関する情報を業務テーブル143に展開する(ステップS104)。業務管理サーバ100は、業務テーブル143に展開した取引に関する情報をオペレータ端末10に出力し、オペレータ端末10のプログレスバーに表示させる(ステップS105)。
業務管理サーバ100は、オペレータ端末10にて取引が実行されると(ステップS106)、実行された取引の開始時刻と終了時刻を業務テーブル143に格納する(ステップS107)。業務管理サーバ100は、ビジー率テーブル141の仕掛かり中取引を更新する(ステップS108)。
業務管理サーバ100は、最終取引でない場合には(ステップS109,No)、ステップS106の処理に移行する。一方、業務管理サーバ100は、最終取引である場合には(ステップS109,Yes)、業務テーブル143に展開された取引を、履歴テーブル144に書き出し(ステップS110)、処理を終了する。
次に、取引を代行させる処理の処理手順について説明する。図10は、取引を代行させる処理の処理手順を示すフローチャートである。図10に示す処理は、例えば、所定の周期で実行される。
業務管理サーバ100は、ビジー率テーブル141を参照し、ビジー率が閾値以上のオペレータ甲を検出すると(ステップS201,Yes)、オペレータ甲の業務フローに、代行可能、かつ、変更可能な代行取引があるか否かを判定する(ステップS202)。なお、業務管理サーバ100は、ビジー率が閾値以上のオペレータ甲を検出しなかった場合には(ステップS201,No)、処理を終了する。
業務管理サーバ100は、代行取引がある場合には(ステップS202,Yes)、業務テーブル143を参照し、ビジー率が閾値未満、かつ、代行取引と同種の同一取引を実行予定のオペレータ乙がいるか否かを判定する(ステップS203)。なお、業務管理サーバ100は、代行取引がない場合には(ステップS202,No)、処理を終了する。
業務管理サーバ100は、同一取引を実行予定のオペレータ乙がいる場合には(ステップS203,Yes)、オペレータ乙の業務フローにおいて、同一取引を代行取引のタイミングに変更可能か否かを判定する(ステップS204)。なお、業務管理サーバ100は、同一取引を実行予定のオペレータ乙がいない場合には(ステップS203,No)、処理を終了する。
業務管理サーバ100は、同一取引を代行取引のタイミングに変更可能である場合には(ステップS204,Yes)、オペレータ乙の業務フローを、代行取引のタイミングで代行取引と同一取引とを連続して行うように変更する(ステップS205)。業務管理サーバ100は、オペレータ甲の業務フローから代行取引を削除する(ステップS206)。なお、業務管理サーバ100は、同一取引を代行取引のタイミングに変更可能でない場合には(ステップS204,No)、処理を終了する。
なお、上述した処理手順のうち、同一取引を代行取引のタイミングに変更可能か否かを判定する処理であるステップS204の処理は、必ずしも実行されなくても良い。つまり、ステップS203の処理が実行された後に、ステップS205の処理が実行されても良い。
また、上述した処理手順は、必ずしも上記の順序で実行されなくても良い。例えば、ステップS204の処理が実行された後に、ステップS206の処理が実行され、最後にステップS205の処理が実行されても良い。
次に、実施例1に係る業務管理サーバ100の処理手順について説明する。業務管理サーバ100は、記憶部から、第一のオペレータが実行する複数の取引のうち第一のオペレータ以外のオペレータが実行しても良い第一の取引を特定する。ここで、記憶部は、第一のオペレータが実行する業務に含まれる複数の取引の実行順序と、第二のオペレータが実行する業務に含まれる複数の取引の実行順序とを記憶する。業務管理サーバ100は、特定した第一の取引と同じ種類の第二の取引が第二のオペレータが実行する複数の取引に含まれる場合に、第二のオペレータの実行順序において、次の処理を実行する。業務管理サーバ100は、第一のオペレータの実行順序において第一の取引が実行されるタイミングに基づいて、第二の取引の実行順序を変更し、第二の取引の直前又は直後に第一の取引を追加して、記憶部に記憶された第二のオペレータの実行順序を更新する。業務管理サーバ100は、更新した第二のオペレータの実行順序を出力する。このため、業務管理サーバ100は、代行しやすい業務フローを作成することができる。例えば、業務管理サーバ100は、第二のオペレータの業務フローにおいて、第一の取引と第二の取引とを連続で実行するように変更するので、第二のオペレータにとって代行しやすい業務フローを作成することができる。
また、例えば、業務管理サーバ100は、第一のオペレータの実行順序において第一の取引が実行されるタイミングに基づいて、第一の取引及び第二の取引の実行順序を変更するので、第一のオペレータの業務が遅延しない業務フローを作成することができる。
また、業務管理サーバ100は、第二の取引の実行順序を、第二のオペレータの複数の取引のうち、各取引の直前の取引からデータを引き継ぐことを要しない取引の直前に変更する。このため、業務管理サーバ100は、第二の取引を、各取引の直前の取引からデータを引き継ぐことを要する取引の直前には変更しないので、第二のオペレータにとって代行しやすい業務フローを作成することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、その他の実施例にて実施されても良い。そこで、以下では、その他の実施例について説明する。
例えば、実施例1では、業務管理サーバ100が、代行可能、かつ、変更可能な取引を代行取引として代行させる場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、業務管理サーバ100は、代行可能、つまり代行区分が「1」である取引を代行取引として代行させても良い。
また、例えば、本発明において、オペレータ端末10a〜10dが同一の営業店に配置されることを要しない。つまり、業務管理サーバ100は、例えば、オペレータ甲の取引を、他の営業店にいるオペレータ乙に割り当てても良い。
また、例えば、実施例1において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上述文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、ビジー率テーブル141は、必ずしも、氏名、店番、店名などを記憶しなくても良い。
また、図2に示した業務管理サーバ100の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、業務管理サーバ100の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図2に示した特定部152及び更新部153の各機能を集約して統合して構成することができる。
また、業務管理サーバ100は、業務管理サーバ100の各機能を既知の情報処理装置に搭載することによって実現することもできる。既知の情報処理装置は、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの装置に対応する。
図11は、業務管理プログラムを実行するコンピュータを示す図である。図11に示すように、コンピュータ300は、各種演算処理を実行するCPU301と、ユーザからデータの入力を受け付ける入力装置302と、モニタ303とを有する。また、コンピュータ300は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読み取り装置304と、他の装置と接続するためのインターフェース装置305と、他の装置と無線により接続するための無線通信装置306とを有する。また、コンピュータ300は、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)307と、ハードディスク装置308とを有する。また、各装置301〜308は、バス309に接続される。
ハードディスク装置308には、図2に示した特定部152、更新部153及び出力部154の各処理部と同様の機能を有する業務管理プログラムが記憶される。また、ハードディスク装置308には、業務管理プログラムを実現するための各種データが記憶される。
CPU301は、ハードディスク装置308に記憶された各プログラムを読み出して、RAM307に展開して実行することで、各種の処理を行う。また、これらのプログラムは、コンピュータを図2に示した特定部152、更新部153及び出力部154として機能させることができる。
なお、上記の業務管理プログラムは、必ずしもハードディスク装置308に記憶されている必要はない。例えば、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ300が読み出して実行するようにしても良い。コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等に接続された装置にこのプログラムを記憶させておき、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしても良い。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)第一のオペレータが実行する業務に含まれる複数の取引の実行順序と、第二のオペレータが実行する業務に含まれる複数の取引の実行順序とを記憶する記憶部から、該第一のオペレータが実行する複数の取引のうち該第一のオペレータ以外のオペレータが実行しても良い第一の取引を特定する特定部と、
前記特定部により特定された第一の取引と同じ種類の第二の取引が前記第二のオペレータが実行する複数の取引に含まれる場合に、該第二のオペレータの実行順序において、前記第一のオペレータの実行順序において該第一の取引が実行されるタイミングに基づいて、該第二の取引の実行順序を変更するとともに、変更した該第二の取引の直前又は直後に該第一の取引を追加して、前記記憶部に記憶された前記第二のオペレータの実行順序を更新する更新部と、
前記更新部により更新された前記第二のオペレータの実行順序を出力する出力部と
を備えたことを特徴とする業務管理サーバ。
(付記2)前記更新部は、前記第二の取引の実行順序を、前記第二のオペレータの複数の取引のうち、該取引の直前の取引からデータを引き継ぐことを要しない取引の直前に変更することを特徴とする付記1に記載の業務管理サーバ。
(付記3)コンピュータによって実行される業務管理方法であって、
第一のオペレータが実行する業務に含まれる複数の取引の実行順序と、第二のオペレータが実行する業務に含まれる複数の取引の実行順序とを記憶する記憶部から、該第一のオペレータが実行する複数の取引のうち該第一のオペレータ以外のオペレータが実行しても良い第一の取引を特定し、
前記特定する処理により特定された第一の取引と同じ種類の第二の取引が前記第二のオペレータが実行する複数の取引に含まれる場合に、該第二のオペレータの実行順序において、前記第一のオペレータの実行順序において該第一の取引が実行されるタイミングに基づいて、該第二の取引の実行順序を変更するとともに、変更した該第二の取引の直前又は直後に該第一の取引を追加して、前記記憶部に記憶された前記第二のオペレータの実行順序を更新し、
前記更新する処理により更新された前記第二のオペレータの実行順序を出力する
ことを特徴とする業務管理方法。
(付記4)前記更新する処理は、前記第二の取引の実行順序を、前記第二のオペレータの複数の取引のうち、該取引の直前の取引からデータを引き継ぐことを要しない取引の直前に変更することを特徴とする付記3に記載の業務管理方法。
(付記5)コンピュータに、
第一のオペレータが実行する業務に含まれる複数の取引の実行順序と、第二のオペレータが実行する業務に含まれる複数の取引の実行順序とを記憶する記憶部から、該第一のオペレータが実行する複数の取引のうち該第一のオペレータ以外のオペレータが実行しても良い第一の取引を特定し、
前記特定する処理により特定された第一の取引と同じ種類の第二の取引が前記第二のオペレータが実行する複数の取引に含まれる場合に、該第二のオペレータの実行順序において、前記第一のオペレータの実行順序において該第一の取引が実行されるタイミングに基づいて、該第二の取引の実行順序を変更するとともに、変更した該第二の取引の直前又は直後に該第一の取引を追加して、前記記憶部に記憶された前記第二のオペレータの実行順序を更新し、
前記更新する処理により更新された前記第二のオペレータの実行順序を出力する
各処理を実行させることを特徴とする業務管理プログラム。
(付記6)前記更新する処理は、前記第二の取引の実行順序を、前記第二のオペレータの複数の取引のうち、該取引の直前の取引からデータを引き継ぐことを要しない取引の直前に変更することを特徴とする付記5に記載の業務管理プログラム。
5 ネットワーク
10,10a,10b,10c,10d オペレータ端末
20 受付端末
100 業務管理サーバ
110 通信部
120 入力部
130 表示部
140 記憶部
141 ビジー率テーブル
142 取引テーブル
143 業務テーブル
144 履歴テーブル
150 制御部
151 実行部
152 特定部
153 更新部
154 出力部
300 コンピュータ
301 CPU
302 入力装置
303 モニタ
304 媒体読み取り装置
305 インターフェース装置
306 無線通信装置
307 RAM
308 ハードディスク装置
309 バス

Claims (4)

  1. 第一のオペレータが実行する業務に含まれる複数の取引の実行順序と、第二のオペレータが実行する業務に含まれる複数の取引の実行順序とを記憶する記憶部から、該第一のオペレータが実行する複数の取引のうち該第一のオペレータ以外のオペレータが実行しても良い第一の取引を特定する特定部と、
    前記特定部により特定された第一の取引と同じ種類の第二の取引が前記第二のオペレータが実行する複数の取引に含まれる場合に、該第二のオペレータの実行順序において、前記第一のオペレータの実行順序において該第一の取引が実行されるタイミングに基づいて、該第二の取引の実行順序を変更するとともに、変更した該第二の取引の直前又は直後に該第一の取引を追加して、前記記憶部に記憶された前記第二のオペレータの実行順序を更新する更新部と、
    前記更新部により更新された前記第二のオペレータの実行順序を出力する出力部と
    を備えたことを特徴とする業務管理サーバ。
  2. 前記更新部は、前記第二の取引の実行順序を、前記第二のオペレータの複数の取引のうち、該取引の直前の取引からデータを引き継ぐことを要しない取引の直前に変更することを特徴とする請求項1に記載の業務管理サーバ。
  3. コンピュータによって実行される業務管理方法であって、
    第一のオペレータが実行する業務に含まれる複数の取引の実行順序と、第二のオペレータが実行する業務に含まれる複数の取引の実行順序とを記憶する記憶部から、該第一のオペレータが実行する複数の取引のうち該第一のオペレータ以外のオペレータが実行しても良い第一の取引を特定し、
    前記特定する処理により特定された第一の取引と同じ種類の第二の取引が前記第二のオペレータが実行する複数の取引に含まれる場合に、該第二のオペレータの実行順序において、前記第一のオペレータの実行順序において該第一の取引が実行されるタイミングに基づいて、該第二の取引の実行順序を変更するとともに、変更した該第二の取引の直前又は直後に該第一の取引を追加して、前記記憶部に記憶された前記第二のオペレータの実行順序を更新し、
    前記更新する処理により更新された前記第二のオペレータの実行順序を出力する
    ことを特徴とする業務管理方法。
  4. コンピュータに、
    第一のオペレータが実行する業務に含まれる複数の取引の実行順序と、第二のオペレータが実行する業務に含まれる複数の取引の実行順序とを記憶する記憶部から、該第一のオペレータが実行する複数の取引のうち該第一のオペレータ以外のオペレータが実行しても良い第一の取引を特定し、
    前記特定する処理により特定された第一の取引と同じ種類の第二の取引が前記第二のオペレータが実行する複数の取引に含まれる場合に、該第二のオペレータの実行順序において、前記第一のオペレータの実行順序において該第一の取引が実行されるタイミングに基づいて、該第二の取引の実行順序を変更するとともに、変更した該第二の取引の直前又は直後に該第一の取引を追加して、前記記憶部に記憶された前記第二のオペレータの実行順序を更新し、
    前記更新する処理により更新された前記第二のオペレータの実行順序を出力する
    各処理を実行させることを特徴とする業務管理プログラム。
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