JP2013127691A - 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びposシステム - Google Patents
印刷装置、印刷装置の制御方法、及びposシステム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】電子決済でレシートがない場合や、レジ袋に購入した商品が入っていない場合であっても、確かに購入したものとわかるようにする。
【解決手段】レシートを発行しない電子決済をする場合、プリンター4は、受信した決済情報から携帯型情報媒体9のID606または買い物カゴ持参の情報を抽出できた場合、少なくとも決済情報の一部をラベルに印刷する。このラベルを顧客がレジ袋や持参したカゴ、購入した商品に貼っておけば、確かに購入したものであることが見てすぐわかる。
【選択図】図2
【解決手段】レシートを発行しない電子決済をする場合、プリンター4は、受信した決済情報から携帯型情報媒体9のID606または買い物カゴ持参の情報を抽出できた場合、少なくとも決済情報の一部をラベルに印刷する。このラベルを顧客がレジ袋や持参したカゴ、購入した商品に貼っておけば、確かに購入したものであることが見てすぐわかる。
【選択図】図2
Description
本発明は、印刷装置、印刷装置の制御方法、及びPOSシステムに関する。
従来、POS(point of sales)端末やセルフレジ等の制御装置は、備えられているバーコードを読むスキャナー(リーダー)により商品に貼付されているバーコードを読み取り、商品マスターを参照してバーコードに対応する商品名や価格等を読み出し、合計や預り金、お釣り等を含む決済情報を生成し、印刷装置に送信する。印刷装置は、決済情報を受信して印刷部でレシートを印刷する。顧客はレシートを受け取って支払いの証拠とし、また返品の際の証明としている。
近年、レシートを発行しない販売形態が出現している。例えば、レシートを発行しない形態として、電子決済や一品だけ購入する場合がある。決済機能付きの携帯電話や決済機能付きのカードなどの携帯型情報媒体でいわゆる電子決済をする場合、制御装置とそれら決済機能付きの携帯型情報媒体との間で、決済情報の送受信と金銭授受情報の送受信が行われる。このとき、これらの情報は携帯型情報媒体に記憶され画面で確認できるので、レシートの発行はされないことがある。レシートが発行されない場合は、店舗側では、顧客が本当に支払いをしたのか客観的にわかり難く、店舗内で不正が行われても防止し難い。
特に、買い物カゴを持参し、レジ袋を不要とする顧客に対しては、持参した買い物カゴの中の商品が購入済みなのか、客観的にわかり難い。また、レジ袋に入らない商品は、購入の際、店舗のロゴが入ったテープを貼っているが、本当に購入されたものか、客観的にわかり難い。
そのため、不正を防止するため、リーダーを用い、購入証明を印刷したラベル状のレシートシールを発行し、購入商品に貼付する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
そのため、不正を防止するため、リーダーを用い、購入証明を印刷したラベル状のレシートシールを発行し、購入商品に貼付する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この方法では、オペレーターが状況を判断してリーダーのボタンを操作してラベルを発行することになり、オペレーターのミス等が発生し易く、不正を防止するのに完全ではない。特にセルフチェックレジでは、オペレーターが介在していなく、このような特殊な作業を顧客が正しく行うことは期待できない。また、全品に一つ一つレシートシールを発行して貼ることは、作業効率の低下を招く。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(適用例1)決済情報を生成する制御装置に接続可能な印刷装置であって、第1印刷媒体に印刷可能な第1印刷部と、第2印刷媒体に印刷可能な第2印刷部と、前記第1印刷部と前記第2印刷部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記制御装置から受信した前記決済情報に特定情報が含まれているか、または、前記制御装置から前記決済情報を受信した後に前記特定情報を受信したかを判断し、前記決済情報に前記特定情報が含まれていなかったか、または、前記特定情報を受信しなかったと判断した場合、前記第1印刷部により前記第1印刷媒体に前記決済情報を印刷し、前記決済情報に前記特定情報が含まれていたか、または、前記特定情報を受信したと判断した場合、前記第2印刷部により前記第2印刷媒体に少なくとも前記決済情報の一部または前記特定情報を印刷することを特徴とする印刷装置。
POS端末やセルフレジ等の制御装置は、備えられているスキャナーにより商品に貼付されているバーコードを読み取り、商品マスターを参照してバーコードに対応する商品名や価格等を取得し、支払い合計や預り金、お釣り等を含む決済情報を生成し、印刷装置に送信する。制御装置に接続された印刷装置は、決済情報を受信して印刷部でレシートを印刷する。顧客はレシートを受け取って支払いの証拠とし、また返品の際の証明とする。
決済機能付きの携帯電話や決済機能付きのカードなどの携帯型情報媒体でいわゆる電子決済をする場合、制御装置とそれら決済機能付きの携帯型情報媒体との間で、決済情報の送受信と金銭授受情報の送受信が行われる。このとき、決済情報等は携帯型情報媒体に記憶されるので、レシートの発行は必ずしも必要ではなく発行されないことがある。この場合、店舗側では、顧客がレシートを所持していないので、正しく購入されたものか、客観的にわかり難い。特に、オペレーターがいないセルフレジで顧客が決済処理をした場合、本当に支払いをしたのか客観的にわかり難い。さらに、顧客は支払いの証明を求められた場合、携帯型情報媒体から該当する情報を探し出して表示しなくてはならない。また、オペレーターがいるPOS端末でも、レシートがないと、買った商品の返品の際、顧客の携帯型情報媒体から該当する情報を探し出して処理しなければならず、手間が掛かる。
上述の構成によれば、印刷装置は、携帯電話やカードによる認証や支払いに関する情報など、制御装置から電子決済をした旨の情報を含む特定情報を、決済情報と共にまたは決済情報の後に受信すると電子決済したものと判断できる。電子決済だと判断した場合、決済情報に含まれる決済番号や決済日時等、電子決済に関する特定情報を、第2印刷部によりラベルなどの第2印刷媒体に印刷をすることができる。このラベルを商品やレジ袋に貼っておけば、支払い済みであることが客観的にすぐにわかる。また、オペレーターやセルフレジの顧客は、ラベルを発行するものか、判断する必要がなく、ミスが起きない。
また返品の際も、このラベルに印刷された決済番号等の決済情報や特定情報から容易にPOS端末等に記憶した決済情報を特定でき、早く確実な処理ができる。この場合、ラベルに決済番号等をバーコードや2次元コードで印刷しておけば、POS端末のスキャナーで読み込むことができるので、さらに処理が容易となる。一方、印刷装置は、制御装置から特定情報を受信しなかった場合は現金決済だと判断でき、ロール紙などの第1印刷媒体に対し第1印刷部によりレシートを発行する。レシートにより、購入や返品の証明が可能である。また、制御装置は、レシートを作成するための決済情報や特定情報を印刷装置へ送信するだけで済む。
(適用例2)前記特定情報を記憶する記憶部を備え、前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記特定情報が、前記制御装置から受信した前記決済情報の中に含まれているか、または、前記制御装置から前記決済情報を受信した後に前記特定情報を受信したかを判断し、前記特定情報が前記決済情報の中に含まれていなかったか、または、前記特定情報を受信しなかったと判断した場合、前記第1印刷部により前記第1印刷媒体に前記決済情報を印刷し、前記特定情報が前記決済情報の中に含まれていたか、または、前記特定情報を受信したと判断した場合、前記第2印刷部により前記第2印刷媒体に少なくとも前記決済情報の一部または前記特定情報を印刷することを特徴とする上述の印刷装置。
上述の構成によれば、特定情報は、例えばレジ袋の入らない大きさの商品や、別の袋に入れられるチケット等のレジ袋を使用しない商品などを特定する情報、例えば商品名や商品コードとすることができる。これらの情報を記憶部に記憶しておき、該当する商品が購入されてその商品を特定する情報が制御装置から受信した決済情報の中に含まれているか、または受信したか判断し、含まれている場合や受信した場合、決済番号や決済日時等の決済情報の少なくとも一部や特定情報を、ラベルなどの第2印刷媒体に印刷をすることができる。
このラベルを支払い済みの商品に貼っておけば、支払い済みであることが客観的にすぐにわかる。従来は、例えば店舗のロゴの入ったテープなどを商品に貼っていたが、これでは確実に購入したものなのかわからない。この構成によれば、支払済みであることを示す決済情報や特定情報が印刷されたラベルにより確実に購入したものとわかる。
また、制御装置側は、レシートを作成するための決済情報や特定情報を印刷装置へ送信するだけで済む。
また、制御装置側は、レシートを作成するための決済情報や特定情報を印刷装置へ送信するだけで済む。
(適用例3)決済情報を生成する制御装置に接続可能な印刷装置であって、第1印刷媒体に印刷可能な第1印刷部と、第2印刷媒体に印刷可能な第2印刷部と、前記第1印刷部と前記第2印刷部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記制御装置から受信した前記決済情報を前記第1印刷部により前記第1印刷媒体に印刷し、前記制御装置から受信した前記決済情報に特定情報が含まれているか、または、前記制御装置から前記決済情報を受信した後に前記特定情報を受信したかを判断し、前記決済情報に前記特定情報が含まれていたか、または、前記特定情報を受信したと判断した場合、前記第2印刷部により前記第2印刷媒体に少なくとも前記決済情報の一部または前記特定情報を印刷することを特徴とする印刷装置。
上述の構成によれば、制御装置からレジ袋を持参またはレジ袋を不要とする旨の情報を含む特定情報を受信すると、第1印刷媒体にレシートを発行すると共に、決済情報に含まれる決済番号や決済日時等の決済情報の少なくとも一部または特定情報を、ラベルなどの第2印刷媒体に印刷をする。このラベルを支払い済みの商品や持参した買い物カゴや買い物袋、商品に貼っておけば、支払い済みであることが客観的にすぐにわかる。この特定情報は、レジ袋を不要とする情報のほか、レジ袋不要とした顧客へポイント等の加算や割引等のインセンティブな情報を含むものであってもよい。これらの加算や割引などに伴う数字や記号等で特定ができる。
また、制御装置側は、通常の現金決済の場合と同じくレシートを作成するための決済情報を生成し、特定情報を付加して印刷装置へ送信するだけで済む。
また、制御装置側は、通常の現金決済の場合と同じくレシートを作成するための決済情報を生成し、特定情報を付加して印刷装置へ送信するだけで済む。
(適用例4)決済情報を生成する制御装置と金銭収納装置に接続可能な印刷装置であって、第1印刷媒体に印刷可能な第1印刷部と、第2印刷媒体に印刷可能な第2印刷部と、前記第1印刷部と前記第2印刷部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記決済情報を受信した後、前記制御装置からの前記金銭収納装置に対するコマンドの受信の有無を判断し、前記コマンドを受信したと判断した場合、前記第1印刷部により前記第1印刷媒体に前記決済情報を印刷し、前記コマンドに基づき前記金銭収納装置に前記金銭収納装置の駆動部を駆動する信号を送信し、前記コマンドを受信しなかったと判断した場合、前記第2印刷部により前記第2印刷媒体に少なくとも前記決済情報の一部の印刷をすることを特徴とする印刷装置。
上述の構成によれば、電子決済でなく現金決済をした場合に金銭の受け渡しを伴うので、制御装置からドロワーなどの金銭収納装置の開閉部を駆動するためコマンドを印刷装置に送信することを利用することができる。印刷装置がこのコマンドを受信した場合、現金決済するものと判断でき、ドロワーの開閉部を開くようにドロワーの駆動部を駆動する信号を送ると共に第1印刷媒体にレシートを印刷する。コマンドを受信しなかった場合は電子決済だと判断でき、第1印刷媒体にレシートを発行せず、少なくとも決済情報に含まれる決済番号や決済日時等を、ラベルなどの第2印刷媒体に印刷をし、証明用とすることができる。
また、印刷装置側の対応のみで実現できるので、制御装置側は変更なしで済む。
また、印刷装置側の対応のみで実現できるので、制御装置側は変更なしで済む。
(適用例5)第1印刷媒体に印刷可能な第1印刷部と、第2印刷媒体に印刷可能な第2印刷部と、を備え、決済情報を生成する制御装置に接続可能な印刷装置の制御方法であって、前記制御装置から受信した前記決済情報に特定情報が含まれているか、または、前記制御装置から前記決済情報を受信した後に前記特定情報を受信したかを判断し、前記決済情報に前記特定情報が含まれていなかったか、または、前記特定情報を受信しなかったと判断した場合、前記第1印刷部により前記第1印刷媒体に前記決済情報を印刷し、前記決済情報に前記特定情報が含まれていたか、前記特定情報を受信したと判断した場合、前記第2印刷部により前記第2印刷媒体に少なくとも前記決済情報の一部または前記特定情報を印刷することを特徴とする印刷装置の制御方法。
(適用例6)前記印刷装置は、前記特定情報を記憶する記憶部、を備え、前記記憶部に記憶された前記特定情報が、前記制御装置から受信した前記決済情報の中に含まれているか、または、前記制御装置から前記決済情報を受信した後に前記特定情報を受信したかを判断し、前記特定情報が前記決済情報の中に含まれていなかった、または、前記特定情報を受信しなかったと判断した場合、前記第1印刷部により前記第1印刷媒体に前記決済情報を印刷し、前記特定情報が前記決済情報の中に含まれていたか、または、前記特定情報を受信したと判断した場合、前記第2印刷部により前記第2印刷媒体に少なくとも前記決済情報の一部または前記特定情報を印刷することを特徴とする上述の印刷装置の制御方法。
(適用例7)第1印刷媒体に印刷可能な第1印刷部と、第2印刷媒体に印刷可能な第2印刷部と、を備え、決済情報を生成する制御装置に接続可能な印刷装置の制御方法であって、前記制御装置から受信した前記決済情報を前記第1印刷部により前記第1印刷媒体に印刷し、前記制御装置から受信した前記決済情報に特定情報が含まれているか、または、前記制御装置から前記決済情報を受信した後に前記特定情報を受信したかを判断し、前記決済情報に前記特定情報が含まれていたか、または、前記特定情報を受信したと判断した場合、前記第2印刷部により前記第2印刷媒体に少なくとも前記決済情報の一部または前記特定情報を印刷することを特徴とする印刷装置の制御方法。
(適用例8)第1印刷媒体に印刷可能な第1印刷部と、第2印刷媒体に印刷可能な第2印刷部と、を備え、決済情報を生成する制御装置と金銭収納装置に接続可能な印刷装置の制御方法であって、前記決済情報を受信した後、前記制御装置からの前記金銭収納装置に対するコマンドの受信の有無を判断し、前記コマンドを受信したと判断した場合、前記第1印刷部により前記第1印刷媒体に前記決済情報を印刷し、前記コマンドに基づき前記金銭収納装置に前記金銭収納装置の駆動部を駆動する信号を送信し、前記コマンドを受信しなかったと判断した場合、前記第2印刷部により前記第2印刷媒体に少なくとも前記決済情報の一部の印刷をすることを特徴とする印刷装置の制御方法。
(適用例9)商品情報入力部と、携帯型情報媒体の読み込み可能な読取部を有する制御装置と、第1印刷媒体に印刷可能な第1印刷部と第2印刷媒体に印刷可能な第2印刷部を有する印刷装置と、を備えたPOSシステムであって、前記制御装置は、前記商品情報入力部から商品情報を取得して決済情報を生成し、前記読取部により前記携帯型情報媒体が読み取り可能だった場合は特定情報を生成し、前記特定情報を生成しなかった場合は、前記決済情報を前記印刷装置へ送信し、前記特定情報を生成した場合は、前記決済情報に前記特定情報を含めて前記印刷装置へ送信するか、または、前記決済情報を前記印刷装置へ送信した後、前記特定情報を送信し、前記印刷装置は、前記制御装置から受信した前記決済情報に前記特定情報が含まれているか、または、前記制御装置から前記決済情報を受信した後に前記特定情報を受信したかを判断し、前記決済情報に前記特定情報が含まれていなかったか、または、前記特定情報を受信しなかったと判断した場合、前記第1印刷部により前記第1印刷媒体に前記決済情報を印刷し、前記決済情報に前記特定情報が含まれていたか、または、前記特定情報を受信したと判断した場合、前記第2印刷部により前記第2印刷媒体に少なくとも前記決済情報の一部または前記特定情報を印刷することを特徴とするPOSシステム。
上述の発明のPOSシステムを構成する制御装置はPOS端末やセルフレジの制御装置であり、決済機能付きの携帯電話や決済機能付きのカード、或いは読取可能なICやバーコード、磁気ストライプなどにより情報を担持するカード等の携帯型情報媒体を電磁的手段や光学的手段で読み込み可能な読取部を備えている。
制御装置は、備えられているバーコードスキャナー等の商品情報入力部により商品に貼付されているバーコードを入力し、記憶している商品マスターまたはネットワークで接続されているサーバーの商品マスターを参照して入力したバーコードに対応する商品名や価格等を読出し、支払い合計や預り金、お釣り等を含む決済情報を生成する。この際、制御装置は、読取部により携帯型情報媒体が読み取り可能だった場合は電子決済を行い、電子決済に関わる特定情報を生成する。
制御装置は、備えられているバーコードスキャナー等の商品情報入力部により商品に貼付されているバーコードを入力し、記憶している商品マスターまたはネットワークで接続されているサーバーの商品マスターを参照して入力したバーコードに対応する商品名や価格等を読出し、支払い合計や預り金、お釣り等を含む決済情報を生成する。この際、制御装置は、読取部により携帯型情報媒体が読み取り可能だった場合は電子決済を行い、電子決済に関わる特定情報を生成する。
上述の発明のPOSシステムを構成する印刷装置は、携帯電話やカードによる認証や支払いに関する情報など、制御装置から電子決済をした旨の情報を含む特定情報を決済情報と共にまたは決済情報の後に受信すると電子決済したと判断できる。電子決済の場合、ロール紙などの第1印刷媒体に対し第1印刷部によりレシートを必ずしも発行しなくてよい。この場合、決済情報に含まれる決済番号または決済日時等や特定情報を、ラベルなどの第2印刷媒体に第2印刷部により印刷をする。このラベルを商品やレジ袋に貼っておけば、支払い済みであることが客観的にすぐにわかる。また返品の際、このラベルに印刷された決済番号等から容易に制御装置に記憶した決済情報が特定でき、処理ができる。この場合、ラベルに決済番号等をバーコードや2次元コードで印刷しておけば、POS端末のスキャナーで読み込むことができるので、さらに処理が容易となる。
一方、印刷装置は、制御装置から特定情報を受信しなかった場合、または決済情報に特定情報が含まれていなかった場合は、現金決済だと判断でき、ロール紙などの第1印刷媒体に対し第1印刷部によりレシートを発行する。顧客は、レシートで証明が可能である。
制御装置側は、決済情報を生成し、決済情報または特定情報を印刷装置へ送信するだけで済む。
制御装置側は、決済情報を生成し、決済情報または特定情報を印刷装置へ送信するだけで済む。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明で参照する図面では、説明および図示の便宜上、省略している部分があり、実際のものとは異なるように表す場合がある。
以下、第1実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明で参照する図面では、説明および図示の便宜上、省略している部分があり、実際のものとは異なるように表す場合がある。
(POSシステム8の全体構成について)
まず、POSシステム8の全体構成について、図1を参照して説明する。図1はPOSシステムの概要図である。なお、図1では、POS端末1やセルフレジ2がネットワーク5で接続されているが、それぞれスタンドアローンで設置されていてもよい。
まず、POSシステム8の全体構成について、図1を参照して説明する。図1はPOSシステムの概要図である。なお、図1では、POS端末1やセルフレジ2がネットワーク5で接続されているが、それぞれスタンドアローンで設置されていてもよい。
図1に示すように、POSシステム8は店舗等に設置されるものであり、POS端末1と、セルフレジ2、サーバー3がネットワーク5で接続されて構成されている。
POS端末1について説明する。POS端末1は、コンピューター101(制御装置)により統括制御されている。コンピューター101では、商品に貼付されているバーコードをスキャナー103で読み取って、その情報をサーバー3に送り、サーバー3は備えられているデータベースである商品マスターを参照し、バーコードの情報に対応した商品名、価格などの商品情報を返す。そして、コンピューター101は内部のメモリーに、商品情報を記憶する。スタンドアローンで設置されている場合は、コンピューター101内のハードディスクなどのメモリーに商品マスターを備えている。
POS端末1について説明する。POS端末1は、コンピューター101(制御装置)により統括制御されている。コンピューター101では、商品に貼付されているバーコードをスキャナー103で読み取って、その情報をサーバー3に送り、サーバー3は備えられているデータベースである商品マスターを参照し、バーコードの情報に対応した商品名、価格などの商品情報を返す。そして、コンピューター101は内部のメモリーに、商品情報を記憶する。スタンドアローンで設置されている場合は、コンピューター101内のハードディスクなどのメモリーに商品マスターを備えている。
このようにして、オペレーターは顧客が購入する全ての商品のバーコードの読み取りを行う。読み取りが終了すると、オペレーターはコンピューター101のキーボードの合計の計算を示すキーを押す。コンピューター101はメモリーから全ての商品情報を読み出して合計の金額を計算し、請求額としてディスプレイ等で顧客に提示する。
顧客が提示された請求額に対し現金で支払った場合、オペレーターはコンピューター101のキーボードから預り金を入力する。コンピューター101は、お釣りを計算し、商品名と価格、合計、預り金、お釣りを含む決済情報を生成し、店舗のロゴ情報と共にプリンター4に送信する。プリンター4(印刷装置)は決済情報やロゴ情報を受信してレシート印刷部410からレシートとして発行する。
また、オペレーターがキーボードのドロワー用のキーを押すと、コンピューター101はドロワー用のコマンドを生成し、プリンター4に送信する。プリンター4はドロワー102(金銭収納装置)に接続されていて、ドロワー102を駆動する信号を発生する回路を備えている。ドロワー用のコマンドを受信すると、ドロワー102を駆動する信号を発生し、接続されているドロワー102に送信する。ドロワー102は信号に基づきプランジャーを駆動して金銭が入っている箱を押し出して開く。オペレーターは、ドロワー102により金銭の授受を行い、箱を閉め、レシートとお釣りを顧客へ渡す。
顧客がいわゆるお財布携帯電話や電子決済用カードなどの携帯型情報媒体9で支払う場合、コンピューター101に接続されている読取装置104に携帯型情報媒体9を置く。コンピューター101は、読取装置104を介して携帯型情報媒体9と無線などにより通信を行ってID等を取得し、サーバー3が備える信用照会情報のデータベースに問い合わせて当該携帯型情報媒体9の認証を行い、認証できた場合は携帯型情報媒体9に決済情報を送信し、携帯型情報媒体9から支払い了承の旨の情報を受信する。スタンドアローンで設置されている場合は、インターネットなどで外部の信用照会情報のデータベースに問い合わせて当該携帯型情報媒体9の認証を行う。
電子決済された場合、決済情報は携帯型情報媒体9に記憶されるので、POS端末1ではレシートの発行は行わず、また金銭の授受もないのでドロワー102を開くためのコマンドも送らない。
次に、顧客がセルフレジ2を使用する場合について説明する。セルフレジ2は、オペレーターが介在せず、顧客が自分で商品情報を入力し、提示する請求額を支払って決済するレジスターである。
セルフレジ2は、コンピューター201(制御装置)により統括制御されている。顧客は、買い物カゴから商品を取り出し、商品に貼付されているバーコードをスキャナー203にかざして読み取らせ、その後レジ袋などへ入れる。コンピューター201は、スキャナー203が読み取ったバーコードの情報をサーバー3に送り、サーバー3は備えられているデータベースである商品マスターを参照し、バーコードの情報に対応した商品名、価格などの商品情報をコンピューター201に返す。コンピューター201は、受信した商品情報をメモリーに記憶する。スタンドアローンで設置されている場合は、コンピューター201内のハードディスクなどのメモリーに商品マスターを備えている。
このようにして、顧客が購入しようとする全ての商品のバーコードの読み取りが終了すると、顧客はコンピューター201のキーボードの合計の計算または入力終了を示すキーを押す。コンピューター201はメモリーから全ての商品情報を読み出して合計の金額を計算し、ディスプレイ等で顧客に提示する。
顧客が現金で支払う場合、顧客はドロワー202(金銭収納装置)に支払い金を入れる。ドロワー(金銭授受部)202は支払い金を数えて、預り金情報をコンピューター201に送り、コンピューター201はお釣りを計算し、商品名と価格、合計、預り金、お釣りを含む決済情報を生成し、店舗のロゴ情報と共にプリンター4に送信する。プリンター4は決済情報やロゴ情報を受信してレシート印刷部410からレシートとして発行する。コンピューター201はドロワー202にお釣り情報を送り、ドロワー202は金銭を数えてお釣りを出す。
顧客がいわゆるお財布携帯電話や電子決済用カードなど決済機能が付いた携帯型情報媒体9で支払う場合、コンピューター201に接続されている読取装置204に携帯型情報媒体9を置く。コンピューター201は、読取装置204を介して携帯型情報媒体9と通信を行ってID等を取得し、サーバー3が備える信用照会情報のデータベースに問い合わせて当該携帯型情報媒体9の認証を行い、認証できた場合は携帯型情報媒体9に決済情報を送信し、携帯型情報媒体9から支払い了承の旨の情報を受信する。スタンドアローンで設置されている場合は、インターネットなどで外部の信用照会情報のデータベースに問い合わせて当該携帯型情報媒体9の認証を行う。
電子決済をした場合、決済情報は携帯型情報媒体9に記憶されるので、セルフレジ2側ではレシートの発行は行わず、また金銭の授受もないのでドロワー202を使用することもしない。
電子決済をした場合、決済情報は携帯型情報媒体9に記憶されるので、セルフレジ2側ではレシートの発行は行わず、また金銭の授受もないのでドロワー202を使用することもしない。
(プリンター4の構成について)
ここで、POS端末1とセルフレジ2で使用されるプリンター4について図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る印刷装置(プリンター4)を示す図である。なお、プリンター4がPOS端末1に接続された場合を例とする。
ここで、POS端末1とセルフレジ2で使用されるプリンター4について図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る印刷装置(プリンター4)を示す図である。なお、プリンター4がPOS端末1に接続された場合を例とする。
プリンター4は、レシートを発行するレシート印刷部410(第1印刷部)と、ラベルを発行するラベル印刷部420(第2印刷部)を備えている。
プリンター4は、インターフェイス432を経由してコンピューター101に接続されている。CPU430(制御部)は、コンピューター101からロゴ情報や決済情報をインターフェイス432を介して受信する。レシート印刷部410では、プラテン412を駆動してロール紙414から感熱紙415(第1印刷媒体)を搬送し、決済情報やロゴ情報をヘッド411により印刷し、排出口413から排出し、レシートとして発行する。また、ロゴ情報はメモリー431に記憶しておき、決済情報と共に印刷してもよい。
プリンター4は、インターフェイス432を経由してコンピューター101に接続されている。CPU430(制御部)は、コンピューター101からロゴ情報や決済情報をインターフェイス432を介して受信する。レシート印刷部410では、プラテン412を駆動してロール紙414から感熱紙415(第1印刷媒体)を搬送し、決済情報やロゴ情報をヘッド411により印刷し、排出口413から排出し、レシートとして発行する。また、ロゴ情報はメモリー431に記憶しておき、決済情報と共に印刷してもよい。
ラベル印刷部420では、プラテン422を駆動してロール紙424から台紙425に貼付されている感熱ラベル426(第2印刷媒体)を搬送し、ヘッド421により決済情報の少なくとも一部または特定情報を印刷し、排出口423から排出し、ラベルとして発行する。
ドロワー駆動部433は、ケーブルを介してドロワー102に接続されている。現金決済の場合、コンピューター101からドロワー用のコマンドが送られ、CPU430は、インターフェイス432を介してこのコマンドを受信すると、ドロワー駆動部433でドロワー駆動信号を発生させ、ドロワー102に送信する。ドロワー102は、ドロワー駆動信号により内部のプランジャーを駆動して金銭の入っている箱をロックしているフックを外し、ロックにより圧縮されていたばねが伸張して箱を押して開く。
(発行するレシートとラベルについて)
ここで、POS端末1とセルフレジ2において、プリンター4で発行するレシートとラベル(感熱ラベル426)について、図3〜図5を参照して説明する。図3は、電子決済時に発行するレシート情報とラベルの例を示す図であり、図4は、買い物カゴ持参時に発行するレシートとラベルの例を示す図である。図5は、特定商品購入時に発行するレシートとラベルの例を示す図である。なお、POS端末1およびセルフレジ2においてどちらも同じ構成となるので、POS端末1で使用されるプリンター4を例として説明する。
ここで、POS端末1とセルフレジ2において、プリンター4で発行するレシートとラベル(感熱ラベル426)について、図3〜図5を参照して説明する。図3は、電子決済時に発行するレシート情報とラベルの例を示す図であり、図4は、買い物カゴ持参時に発行するレシートとラベルの例を示す図である。図5は、特定商品購入時に発行するレシートとラベルの例を示す図である。なお、POS端末1およびセルフレジ2においてどちらも同じ構成となるので、POS端末1で使用されるプリンター4を例として説明する。
(電子決済時に発行するラベルについて)
顧客が携帯型情報媒体9で決済する場合、すなわち電子決済時において、読取装置104を介して携帯型情報媒体9と通信を行ってID等を取得し、サーバー3が備える信用照会情報のデータベースに問い合わせて当該携帯型情報媒体9の認証を行い、認証できた場合、携帯型情報媒体9に決済情報を送って決済を行う。決済情報は携帯型情報媒体9に記憶されるので、POS端末1ではレシートの発行は行わない。
顧客が携帯型情報媒体9で決済する場合、すなわち電子決済時において、読取装置104を介して携帯型情報媒体9と通信を行ってID等を取得し、サーバー3が備える信用照会情報のデータベースに問い合わせて当該携帯型情報媒体9の認証を行い、認証できた場合、携帯型情報媒体9に決済情報を送って決済を行う。決済情報は携帯型情報媒体9に記憶されるので、POS端末1ではレシートの発行は行わない。
この場合、顧客はレシートを所持していないので、店舗側からは本当に決済をしたかどうか、すぐにはわからない。店舗側が、顧客から携帯型情報媒体9に記憶された決済情報の提示を要求することは、不正を疑っているようで難しい。そこで、決済情報の少なくとも一部をプリンター4でラベルとして発行し、顧客がレジ袋や購入した商品に貼っておけば、確かに購入したものであることがすぐわかる。
図3に示すように、ラベル600は、携帯型情報媒体9のID606を追加した決済情報(レシート情報)を発行したものである。ラベル600では、店舗のロゴ601、日付602、発行番号603、商品名604とその価格、購入した金額の合計605、携帯型情報媒体9のID606(特定情報)が受信され印刷されている。これらは、コンピューター101で生成してプリンター4に送信され、ラベル印刷部420で発行される。ラベル600だと詳細の情報が印刷されているので、確かに購入したことがすぐにわかる。しかし、レジ袋が小さい場合などでは、ラベル700のようにしてもよい。
プリンター4は、受信した決済情報から携帯型情報媒体9のID606を抽出してラベル700として発行する。または、コンピューター101が決済情報の後にID606を送った場合、プリンター4は決済情報とは別に受信したID606または決済情報の少なくとも一部をラベル700に印刷して発行してもよい。少なくとも、ラベル700のID706が印刷されていれば、電子決済されたことがわかる。ID706のみ印刷するので、他の人に知られたくない購入情報を隠すこともできる。
このように、ラベル700に少なくともID706を印刷してレジ袋や商品に貼ると、電子決済されてものとすぐにわかる。プリンター4では、受信した決済情報からID606を示す情報である「**」を抽出したら、ラベル600またはラベル700を発行するものと判断する。また、プリンター4では、決済情報に続き、所定の時間内にドロワー用のコマンドを受信しなかった場合は、電子決済であると判断することもできる。ラベル600とラベル700のいずれかを発行するかは、プリンター4のディップスイッチやコンピューター101からのコマンドで設定することもできる。
(買い物カゴ持参時に発行するレシートとラベルについて)
次いで、顧客が買い物カゴを持参した場合、すなわち、レジ袋を不要とした顧客に対し発行するラベル610、710について図4を参照して説明する。
次いで、顧客が買い物カゴを持参した場合、すなわち、レジ袋を不要とした顧客に対し発行するラベル610、710について図4を参照して説明する。
レジ袋が不要の場合、買い物ポイントの付加や請求金額の割引を行う。これらは、オペレーターがコンピューター101のキーボードを操作するか、或いは、レジ袋不要のカードに記載されているバーコードをスキャナー103で読み取ることにより、決済情報に含めて生成し、プリンター4へ送信する。
図4に示すように、ラベル610では、店舗のロゴ601、日付602、発行番号613、商品名614とその価格、購入した金額の小計616、買い物カゴによる割引617、小計616から割引617を引いた合計615、加算したポイント618が受信され印刷されている。これらは、コンピューター101で生成してプリンター4に送信され、ラベル印刷部420で発行される。ラベル610だと詳細の情報が印刷されているので、確かに購入したことがすぐにわかる。しかし、レジ袋が小さい場合などでは、ラベル710のようにしてもよい。また、ラベル610の情報をレシート情報としてレシート印刷部410で印刷し、レシートとして発行することもできる。
プリンター4は、受信した決済情報から日付712を抽出してラベル710として発行する。少なくとも、日付712が印刷されていれば、その年月日に決済されたことがわかる。日付712のみの印刷なので、他の人に知られたくない購入情報を隠すこともできる。このように、ラベル710に少なくとも日付712を印刷して持参した袋や買い物カゴ、商品に貼ると、その年月日に決済されたことがわかる。プリンター4では、受信した決済情報から買い物カゴによる割引617を示す文字や「−」などの情報(特定情報)や、加算したポイント618を示す文字や「+」などの情報(特定情報)を抽出したら、ラベル610またはラベル710を発行するものと判断する。決済した時刻を加えてもよい。
または、コンピューター101が決済情報の後に、買い物カゴによる割引617、小計616から割引617を引いた合計615、加算したポイント618を送った場合、プリンター4は決済情報とは別に受信したこれらの情報の少なくとも一部をラベル710に印刷して発行してもよい。ラベル610とラベル710のいずれかを発行するかは、プリンター4のディップスイッチやコンピューター101からのコマンドで設定することもできる。
(特定商品購入時に発行するレシートとラベルについて)
次いで、顧客がレジ袋に入らない商品を購入した場合、すなわち、特定商品を購入した顧客に対し発行するラベル620、720について図5を参照して説明する。
次いで、顧客がレジ袋に入らない商品を購入した場合、すなわち、特定商品を購入した顧客に対し発行するラベル620、720について図5を参照して説明する。
レジ袋に入らない大きな商品は特定できるので、予めコンピューター101のメモリーやサーバー3の商品マスターに登録しておくことができる。コンピューター101では、商品に貼付されているバーコードをスキャナー103で読み取って、その情報をサーバー3に送り、サーバー3は備えられているデータベースである商品マスターを参照し、バーコードの情報に対応した商品名、価格、レジ袋に入らない等のサイズ情報などの商品情報を取得し、決済情報に含めて生成し、プリンター4へ送信する。
図5に示すように、ラベル620では、店舗のロゴ601、日付602、発行番号623、商品名624とそのサイズ「01」と価格、合計625が受信され印刷されている。これらは、コンピューター101で生成してプリンター4に送信され、ラベル印刷部420で発行される。ラベル620だと詳細の情報が印刷されているので、確かに購入したことがすぐにわかる。サイズ「01」は、レジ袋に入らないサイズを示している。しかし、他の人に知られたくない購入情報を隠したい場合などでは、ラベル720のようにしてもよい。また、ラベル620の情報をレシート情報としてレシート印刷部410で印刷し、レシートとして発行することもできる。
プリンター4は、受信した決済情報から発行番号623を抽出してラベル720として発行する。少なくとも、発行番号623が印刷されていれば、その発行番号で決済されたことがわかる。ラベル620、720に、発行番号のバーコードや2次元コードを印刷しておけば、返品の際、POS端末1のスキャナー103で読むことにより、コンピューター101のメモリーに記憶されている決済情報を容易に参照することができ、返品処理を簡単にすることができる。
このように、ラベル720に少なくとも発行番号723を印刷してレジ袋に入らない商品に貼ると、決済されたことがわかる。プリンター4では、受信した決済情報からレジ袋に入らないサイズを示す文字「01」(特定情報)を抽出したら、ラベル620またはラベル720を発行するものと判断する。プリンター4のメモリー431に、商品名や商品コードとそのサイズ情報を関連付けて記憶しておき、決済情報に含まれる商品名からレジ袋に入らないサイズであることを検出して、ラベル620またはラベル720を発行するものと判断してもよい。
または、コンピューター101が決済情報の後に、レジ袋に入らないサイズを示す文字「01」を送った場合、プリンター4は決済情報とは別に受信したこの情報や決済情報の少なくとも一部をラベル720に印刷して発行してもよい。ラベル620とラベル720のいずれかを発行するかは、プリンター4のディップスイッチやコンピューター101からのコマンドで設定することもできる。
上述の説明では、POS端末1の例で説明したが、セルフレジ2においても同様のことが可能である。この場合、オペレーターが介在しないので、発行した各ラベルは顧客が貼ることになる。ラベル印刷部420の排出口423にラベル検出器を設置して、発行した感熱ラベル426が取り出されたか否かを検出し、発行後、所定時間内に感熱ラベル426が取り出されないとき、プリンター4は顧客が貼り付けをしなかったと判断し、備えているブザーやディスプレイ等により警告をするようにしてもよい。
(制御装置の処理手順について)
ここで、制御装置であるPOS端末1のコンピューター101、またはセルフレジ2のコンピューター201の処理手順について、図6を参照して説明する。図6は、制御装置の処理手順を表すフローチャートである。なお、コンピューター101およびコンピューター201は、いずれも同様な処理となるので、ここでは、POS端末1のコンピューター101を代表例として説明をする。
ここで、制御装置であるPOS端末1のコンピューター101、またはセルフレジ2のコンピューター201の処理手順について、図6を参照して説明する。図6は、制御装置の処理手順を表すフローチャートである。なお、コンピューター101およびコンピューター201は、いずれも同様な処理となるので、ここでは、POS端末1のコンピューター101を代表例として説明をする。
図6に示すように、処理をスタートすると(S100)、オペレーターは顧客の買い物カゴに入っている商品を取り出し、貼付されているバーコードをスキャナー103で読み取って入力する(S101)。コンピューター101は、バーコードの情報をサーバー3に送り、サーバー3は備えられているデータベースである商品マスターを参照し、バーコードの情報に対応した商品名、価格(値段)などの商品情報を返す(S102)。コンピューター101はメモリーにこれらの情報を記憶する。
このようにして、全ての商品のバーコードのスキャンが終了したか判断し(S103)、終了するまで繰り返す(S103:NO)。全ての商品のバーコードのスキャンが終了したかは、オペレーターがコンピューター101のキーボードの合計の計算指示を示すキーや入力終了を示すキーを押すことにより判断することができる。
全ての商品のバーコードのスキャンが終了した場合(S103:YES)、コンピューター101はメモリーから全ての商品情報を読み出して合計の金額等を計算し決済情報を生成する(S104)。合計の金額により請求額を提示された顧客は、携帯型情報媒体9をコンピューター101に接続されている読取装置104に置く。読取装置104は、携帯型情報媒体9のID等を取得できると読み取り可能と判断でき、電子決済処理の認証へ処理を進める。
コンピューター101は、サーバー3が備える信用照会情報のデータベースに問い合わせを行う。携帯型情報媒体9の認証を行うことができた場合、電子決済可能と判断できる(S105:電子決済)。認証できた場合、コンピューター101は携帯型情報媒体9に決済情報を送信し、携帯型情報媒体9から支払い了承の旨の情報を受信し、電子決済が終了する。その後、プリンター4へ送信するため、認証情報を生成し(S111)、決済情報に追加する(S112)。
バーコードのスキャンが終了した後、所定時間内、読取装置104が携帯型情報媒体9のIDを取得できなかった場合、現金決済だと判断する(S105:現金決済)。顧客が現金で支払った場合、オペレーターはコンピューター101のキーボードから預り金を入力する。コンピューター101は、お釣りを計算し、預り金、お釣りを決済情報に追加する。金銭の授受をするため、オペレーターはキーボードのドロワー用のキーを押し、コンピューター101はドロワー用のコマンドを生成する(S106)。
これらの情報を加えた決済情報を店舗のロゴ情報と共にプリンター4に送信する(S107)。プリンター4は決済情報やロゴ情報を受信してレシート印刷部410からレシートとして発行する。また、現金決済であった場合は(S108:現金決済)、コンピューター101はドロワー用のコマンドをプリンター4に送信する(S109)。プリンター4は、ドロワー用のコマンドを受信すると、ドロワー102を駆動する信号を発生し、接続されているドロワー102は金銭が入っている箱を押し出して開く。オペレーターは、ドロワー102により金銭の授受を行い、箱を閉め、レシートとお釣りを顧客へ渡して、処理が終了となる(S110)。
上述の説明では、POS端末1の例で説明したが、セルフレジ2においても同様のことが可能である。また、決済情報の送信の後、認証情報を別途送信してもよい。
(ラベル発行時の印刷装置の動作について)
ここで、ラベルを発行するときの印刷装置の動作について、図7〜図9を参照して説明する。図7は、電子決済時の印刷装置のフローチャートであり、図8は、買い物カゴ持参時の印刷装置のフローチャートである。図9は、特定商品購入時の印刷装置のフローチャートである。
ここで、ラベルを発行するときの印刷装置の動作について、図7〜図9を参照して説明する。図7は、電子決済時の印刷装置のフローチャートであり、図8は、買い物カゴ持参時の印刷装置のフローチャートである。図9は、特定商品購入時の印刷装置のフローチャートである。
(電子決済時のラベル発行について)
図7に示すように、図3に示す電子決済時のラベルを発行する場合は、コンピューター101からプリンター4に図6に示す決済情報が送信された状態からスタートする(S300)。
図7に示すように、図3に示す電子決済時のラベルを発行する場合は、コンピューター101からプリンター4に図6に示す決済情報が送信された状態からスタートする(S300)。
プリンター4は、決済情報を受信し(S301)、電子決済の場合は、決済情報に含まれている認証情報も受信されることになる(S302)。プリンター4のCPU430は、決済情報に認証情報も含まれているか判断する(S303)。決済情報に携帯型情報媒体9のID606を示す情報である「**」等の認証情報が含まれていると判断した場合(S303:YES)、図3のようなラベル600またはラベル700を印刷する(S307)。
電子決済の場合は、携帯型情報媒体9に決済情報が送信されるので、レシートは印刷しない。決済情報と認証情報が別々で送信される場合も想定し、決済情報に認証情報が含まれていなかった場合でも(S303:NO)、さらに認証情報を受信したかを判断し(S304)、認証情報が含まれていると判断した場合(S304:YES)、ラベル600またはラベル700を印刷する(S307)。また、決済情報の送信の後、認証情報を別途受信した場合、認証情報を抽出する必要がない。ラベル700に印刷すればよい。
認証情報が受信されなかった場合(S304:NO)、現金決済と判断し、決済情報をレシート印刷部410で印刷しレシートとして発行する(S305)。ラベル600、700または、レシートを印刷して処理を終了する(S306)。
決済情報に認証情報も含まれているかの判断(S303)や認証情報を受信したかの判断(S304)の代わりに、コンピューター101からドロワー用のコマンドを受信したかで判断してもよい。ドロワー用のコマンドを受信した場合は、現金決済だと判断できるのでレシートを印刷し、ドロワー用のコマンドを受信しなかった場合は、電子決済だと判断できるのでラベル600、700を印刷するとすることもできる。
(買い物カゴ持参時のラベル発行について)
図8に示すように、図4に示す買い物カゴ持参時のラベルを発行する場合は、コンピューター101からプリンター4に図6に示す決済情報が送信された状態からスタートする(S400)。
図8に示すように、図4に示す買い物カゴ持参時のラベルを発行する場合は、コンピューター101からプリンター4に図6に示す決済情報が送信された状態からスタートする(S400)。
プリンター4は、決済情報を受信し(S401)、CPU430は、受信した決済情報に、買い物カゴによる割引617を示す文字や「−(マイナス)」などの引き算を示す情報や、加算したポイント618を示す文字や「+(プラス)」などの加算を示す情報など、レジ袋を不要とした場合に付加される情報であるレジ袋不要情報が含まれているかを判断する(S403)。レジ袋不要情報が含まれていると判断した場合(S403:YES)、ラベル610またはラベル710を発行する(S407)。
決済情報にレジ袋不要情報が含まれていない場合(S403:NO)、レジ袋を使用すると判断できるので、ラベル印刷をしない。また、決済情報の送信の後、レジ袋不要情報を別途受信した場合、抽出する必要がない。その後、決済情報をレシート印刷部410で印刷しレシートとして発行し(S405)、終了する(S406)。
(特定商品購入時の印刷装置のラベル発行について)
図9に示すように、図5に示すレジ袋に入らない商品用、すなわち特定商品のラベルを発行する場合は、コンピューター101からプリンター4に図6に示す決済情報が送信された状態からスタートする(S500)。
図9に示すように、図5に示すレジ袋に入らない商品用、すなわち特定商品のラベルを発行する場合は、コンピューター101からプリンター4に図6に示す決済情報が送信された状態からスタートする(S500)。
プリンター4は、決済情報を受信し(S501)、CPU430は、受信した決済情報に、レジ袋に入らないサイズを示す文字などの特定商品情報が含まれているかを判断する(S503)。特定商品情報が含まれていると判断した場合(S503:YES)、ラベル620またはラベル720を発行する(S507)。
決済情報に特定商品情報が含まれていない場合(S503:NO)、レジ袋に商品が入りレジ袋を使用すると判断できるので、ラベル印刷をしない。また、決済情報の送信の後、特定商品情報を別途受信した場合、抽出する必要がない。その後、決済情報をレシート印刷部410で印刷しレシートとして発行し(S505)、終了する(S506)。また、チケットなど、レジ袋でなく封筒を使用する場合も、特定商品情報として登録しておけば、同様のことができる。
図7、図8、図9のフローチャートは、POS端末1の例で説明したが、セルフレジ2の場合も同様である。
図7、図8、図9のフローチャートは、POS端末1の例で説明したが、セルフレジ2の場合も同様である。
以下、本実施形態の効果を記載する。
レシートを発行しない電子決済をする場合、プリンター4は、受信した決済情報から携帯型情報媒体9のID606を抽出して、図3のようなラベル600、700を発行する。これらのラベルを顧客がレジ袋や購入した商品に貼っておけば、レシートを所持しなくても確かに購入したものであることが見てすぐわかる。
レシートを発行しない電子決済をする場合、プリンター4は、受信した決済情報から携帯型情報媒体9のID606を抽出して、図3のようなラベル600、700を発行する。これらのラベルを顧客がレジ袋や購入した商品に貼っておけば、レシートを所持しなくても確かに購入したものであることが見てすぐわかる。
プリンター4は、受信した決済情報から買い物カゴ持参に関する情報であり、すなわちレジ袋不要であることを示す情報を決済情報から抽出して、図4のようなラベル610、710を発行する。これらのラベルを顧客が持参した買い物カゴや購入した商品に貼っておけば、レジ袋に入っていない商品であっても確かに購入したものであることが見てすぐわかる。
プリンター4は、受信した決済情報から商品がレジ袋に入らないサイズを示す文字等の情報を決済情報から抽出して、図5のようなラベル620、720を発行する。これらのラベルを顧客が購入したレジ袋に入らない商品に貼っておけば、レジ袋に入っていない商品であっても確かに購入したものであることが見てすぐわかる。
また、オペレーターや顧客は特別な処理をする必要がないので、ミスが発生せず、また手間も掛からず、発行されたラベルを貼るだけでよい。
また、オペレーターや顧客は特別な処理をする必要がないので、ミスが発生せず、また手間も掛からず、発行されたラベルを貼るだけでよい。
1…POS端末(制御装置)、2…セルフレジ(制御装置)、3…サーバー、4…プリンター(印刷装置)、9…携帯型情報媒体、410…レシート印刷部(第1印刷部)、420…ラベル印刷部(第2印刷部)、CPU430(制御部)。
Claims (9)
- 決済情報を生成する制御装置に接続可能な印刷装置であって、
第1印刷媒体に印刷可能な第1印刷部と、
第2印刷媒体に印刷可能な第2印刷部と、
前記第1印刷部と前記第2印刷部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記制御装置から受信した前記決済情報に特定情報が含まれているか、または、前記制御装置から前記決済情報を受信した後に前記特定情報を受信したかを判断し、
前記決済情報に前記特定情報が含まれていなかったか、または、前記特定情報を受信しなかったと判断した場合、前記第1印刷部により前記第1印刷媒体に前記決済情報を印刷し、
前記決済情報に前記特定情報が含まれていたか、または、前記特定情報を受信したと判断した場合、前記第2印刷部により前記第2印刷媒体に少なくとも前記決済情報の一部または前記特定情報を印刷することを特徴とする印刷装置。 - 前記特定情報を記憶する記憶部を備え、
前記制御部は、
前記記憶部に記憶された前記特定情報が、前記制御装置から受信した前記決済情報の中に含まれているか、または、前記制御装置から前記決済情報を受信した後に前記特定情報を受信したかを判断し、
前記特定情報が前記決済情報の中に含まれていなかったか、または、前記特定情報を受信しなかったと判断した場合、前記第1印刷部により前記第1印刷媒体に前記決済情報を印刷し、
前記特定情報が前記決済情報の中に含まれていたか、または、前記特定情報を受信したと判断した場合、前記第2印刷部により前記第2印刷媒体に少なくとも前記決済情報の一部または前記特定情報を印刷することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 決済情報を生成する制御装置に接続可能な印刷装置であって、
第1印刷媒体に印刷可能な第1印刷部と、
第2印刷媒体に印刷可能な第2印刷部と、
前記第1印刷部と前記第2印刷部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記制御装置から受信した前記決済情報を前記第1印刷部により前記第1印刷媒体に印刷し、
前記制御装置から受信した前記決済情報に特定情報が含まれているか、または、前記制御装置から前記決済情報を受信した後に前記特定情報を受信したかを判断し、
前記決済情報に前記特定情報が含まれていたか、または、前記特定情報を受信したと判断した場合、前記第2印刷部により前記第2印刷媒体に少なくとも前記決済情報の一部または前記特定情報を印刷することを特徴とする印刷装置。 - 決済情報を生成する制御装置と金銭収納装置に接続可能な印刷装置であって、
第1印刷媒体に印刷可能な第1印刷部と、
第2印刷媒体に印刷可能な第2印刷部と、
前記第1印刷部と前記第2印刷部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記決済情報を受信した後、前記制御装置からの前記金銭収納装置に対するコマンドの受信の有無を判断し、
前記コマンドを受信したと判断した場合、前記第1印刷部により前記第1印刷媒体に前記決済情報を印刷し、前記コマンドに基づき前記金銭収納装置に前記金銭収納装置の駆動部を駆動する信号を送信し、
前記コマンドを受信しなかったと判断した場合、前記第2印刷部により前記第2印刷媒体に少なくとも前記決済情報の一部の印刷をすることを特徴とする印刷装置。 - 第1印刷媒体に印刷可能な第1印刷部と、
第2印刷媒体に印刷可能な第2印刷部と、を備え、
決済情報を生成する制御装置に接続可能な印刷装置の制御方法であって、
前記制御装置から受信した前記決済情報に特定情報が含まれているか、または、前記制御装置から前記決済情報を受信した後に前記特定情報を受信したかを判断し、
前記決済情報に前記特定情報が含まれていなかったか、または、前記特定情報を受信しなかったと判断した場合、前記第1印刷部により前記第1印刷媒体に前記決済情報を印刷し、
前記決済情報に前記特定情報が含まれていたか、前記特定情報を受信したと判断した場合、前記第2印刷部により前記第2印刷媒体に少なくとも前記決済情報の一部または前記特定情報を印刷することを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 前記印刷装置は、前記特定情報を記憶する記憶部、を備え、
前記記憶部に記憶された前記特定情報が、前記制御装置から受信した前記決済情報の中に含まれているか、または、前記制御装置から前記決済情報を受信した後に前記特定情報を受信したかを判断し、
前記特定情報が前記決済情報の中に含まれていなかった、または、前記特定情報を受信しなかったと判断した場合、前記第1印刷部により前記第1印刷媒体に前記決済情報を印刷し、
前記特定情報が前記決済情報の中に含まれていたか、または、前記特定情報を受信したと判断した場合、前記第2印刷部により前記第2印刷媒体に少なくとも前記決済情報の一部または前記特定情報を印刷することを特徴とする請求項5に記載の印刷装置の制御方法。 - 第1印刷媒体に印刷可能な第1印刷部と、
第2印刷媒体に印刷可能な第2印刷部と、を備え、
決済情報を生成する制御装置に接続可能な印刷装置の制御方法であって、
前記制御装置から受信した前記決済情報を前記第1印刷部により前記第1印刷媒体に印刷し、
前記制御装置から受信した前記決済情報に特定情報が含まれているか、または、前記制御装置から前記決済情報を受信した後に前記特定情報を受信したかを判断し、
前記決済情報に前記特定情報が含まれていたか、または、前記特定情報を受信したと判断した場合、前記第2印刷部により前記第2印刷媒体に少なくとも前記決済情報の一部または前記特定情報を印刷することを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 第1印刷媒体に印刷可能な第1印刷部と、
第2印刷媒体に印刷可能な第2印刷部と、を備え、
決済情報を生成する制御装置と金銭収納装置に接続可能な印刷装置の制御方法であって、
前記決済情報を受信した後、前記制御装置からの前記金銭収納装置に対するコマンドの受信の有無を判断し、
前記コマンドを受信したと判断した場合、前記第1印刷部により前記第1印刷媒体に前記決済情報を印刷し、前記コマンドに基づき前記金銭収納装置に前記金銭収納装置の駆動部を駆動する信号を送信し、
前記コマンドを受信しなかったと判断した場合、前記第2印刷部により前記第2印刷媒体に少なくとも前記決済情報の一部の印刷をすることを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 商品情報入力部と、
携帯型情報媒体の読み込み可能な読取部を有する制御装置と、
第1印刷媒体に印刷可能な第1印刷部と第2印刷媒体に印刷可能な第2印刷部を有する印刷装置と、を備えたPOSシステムであって、
前記制御装置は、
前記商品情報入力部から商品情報を取得して決済情報を生成し、
前記読取部により前記携帯型情報媒体が読み取り可能だった場合は特定情報を生成し、
前記特定情報を生成しなかった場合は、前記決済情報を前記印刷装置へ送信し、
前記特定情報を生成した場合は、前記決済情報に前記特定情報を含めて前記印刷装置へ送信するか、または、前記決済情報を前記印刷装置へ送信した後、前記特定情報を送信し、
前記印刷装置は、
前記制御装置から受信した前記決済情報に前記特定情報が含まれているか、または、前記制御装置から前記決済情報を受信した後に前記特定情報を受信したかを判断し、
前記決済情報に前記特定情報が含まれていなかったか、または、前記特定情報を受信しなかったと判断した場合、前記第1印刷部により前記第1印刷媒体に前記決済情報を印刷し、
前記決済情報に前記特定情報が含まれていたか、または、前記特定情報を受信したと判断した場合、前記第2印刷部により前記第2印刷媒体に少なくとも前記決済情報の一部または前記特定情報を印刷することを特徴とするPOSシステム。
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JP2011276766A JP2013127691A (ja) | 2011-12-19 | 2011-12-19 | 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びposシステム |
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JP2016099696A (ja) * | 2014-11-19 | 2016-05-30 | 富士通フロンテック株式会社 | セルフチェックアウト端末装置及びチェックアウト方法 |
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