JP2013127396A - スキャンフリップフロップおよび半導体集積回路装置 - Google Patents

スキャンフリップフロップおよび半導体集積回路装置 Download PDF

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Abstract

【課題】クロック信号のポジティブエッジおよびネガティブエッジのいずれにおいても正常にスキャンシフト動作を行うスキャンフリップフロップを提供する。
【解決手段】スキャンイネーブル信号に応じて受信したデータ信号またはスキャンテスト信号をクロック信号に同期して保持または非保持とするとともに出力するマスターラッチと、マスターラッチから受信した信号を、スキャンイネーブル信号およびクロック信号に同期して保持または非保持とするとともに出力するスレーブラッチとを備え、スキャンイネーブル信号は、クロック信号に含まれるパルス波の立ち上がりの前に第1のレベルから第2のレベルへ変化するとともに該立ち上がりの後に第2のレベルから第1のレベルへ変化し、該パルス波の立下りの前に第1のレベルから第2のレベルへ変化するとともに該立下りの後に第2のレベルから第1のレベルへ変化する。
【選択図】図1

Description

本発明はスキャンフリップフロップおよび半導体集積回路装置に関し、特に、テスト容易化設計(DFT:Design For Testability)におけるスキャンテストに用いられるスキャンフリップフロップと、かかるスキャンフリップフロップを備えた半導体集積回路装置に関する。
半導体集積回路装置(以下、「LSI」という。)は、ロジック、メモリ、IPコア(Intellectual Property Core)等が搭載された大規模回路であることから、LSIの機能テストで十分な故障検出を確保することが必要であり、スキャンテストにより故障検出を行う手法が主流となっている。
スキャンテストにおいて、スキャンフリップフロップをスキャンシフト(scan shift)動作させる際、スキャンフリップフロップ間のホールド(hold)タイムが不十分な状態では、スキャンシフトが誤動作してしまう。誤動作を防止する対策として、ホールドタイムを保証するために遅延素子が挿入される。しかし、遅延素子を挿入すると、素子数および総配線長が増加し、LSIのチップ(chip)サイズが増加する。
近年、LSIのチップサイズの縮小が求められており、素子数および総配線長の増加によるチップサイズの増加は大きな問題となる。そこで、素子数や総配線長を増加させることなく、スキャンシフトの誤動作を防止する技術が求められている。
特許文献1に記載されたスキャン記憶装置DFF1は、回路面積およびコスト増加の抑制、消費電力の低減ができ、スキャンシフト動作時の誤シフトを防止することを目的としている。図6は、特許文献1に記載されたスキャン記憶装置DFF1の構成を示す回路図である。
図6において、データ信号入力端子D1はスキャン記憶装置DFF1のデータ信号入力端子、SI1はスキャンテスト信号入力端子、SE1はスキャンイネーブル信号入力端子、SEはスキャンイネーブル信号、XSEはスキャンイネーブル信号SEの反転信号、CLK1はクロック信号CLKの入力端子、CKはクロック信号CLKの同相信号、XCKはクロック信号CLKの反転信号、Q1はスキャン記憶装置DFF1のデータ信号出力端子、SO1はスキャンテスト信号出力端子、TG1〜TG7は転送ゲート、INV1〜INV8はインバータ、ND1〜ND5はノードをそれぞれ示している。
転送ゲートTG1、TG2およびインバータINV1によって、選択回路SELが構成され、転送ゲートTG3〜TG6とインバータINV2〜INV5によって、フリップフロップFF(記憶素子)が構成され、転送ゲートTG7とインバータINV8によって、ラッチ回路LAT(スキャンテスト信号保持回路)が構成される。
図7は、特許文献1に記載されたスキャンパス回路の構成を示すブロック図である。図8は、特許文献1に記載されたスキャンパス回路のタイミングチャートである
スキャンイネーブル信号SEとクロック信号CLKが同期して、相互にハイレベルおよびロウレベルの信号をとることによって、図6に示すスキャンパス回路においてスキャンモード動作が行われる。スキャンイネーブル信号SEとクロック信号CLKが同期して、相互にハイレベルとロウレベルをとることによって、スキャンパス回路のスキャンパス入力端子SI0に入力されたスキャンテスト信号がスキャン記憶装置DFF1〜DFFnによって順次転送され、最後にスキャンパス回路のスキャンパス出力端子SOに出力される。また、スキャンテスト信号出力端子SOiの出力タイミングがスキャンイネーブル信号SEによって制御されているので、クロック信号CLKにスキューが生じても、スキャンモード動作における誤シフトが回避される。
特開平9−203767号公報(図1〜図3)
以下の分析は、本発明者によってなされたものである。
特許文献1に記載されたスキャン記憶装置を、クロック信号のネガティブエッジ(Negエッジ)で動作させた場合には、クロック信号が立ち下がる際にスキャンイネーブルが0となるため、スキャンテスト信号の入力端子側ではなく、データ信号の入力端子側の値を取り込んでしまい、スキャンシフト論理が破壊される。すなわち、かかるスキャン記憶装置をクロック信号のNegエッジで動作するスキャンフリップフロップとして用いた場合には、スキャンシフト動作ができず、誤シフトが生じる。したがって、ポジティブエッジ(Posエッジ)で動作するスキャンフリップフロップと、Negエッジで動作するスキャンフリップフロップが混在するLSIにおいて、特許文献1に記載されたスキャン記憶装置をスキャンフリップフロップとして採用した場合には、スキャンテストを実施することができない。
そこで、半導体集積回路装置のスキャンテストにおいて、クロック信号のポジティブエッジおよびネガティブエッジのいずれにおいても正常にスキャンシフト動作を行うスキャンフリップフロップを提供することが課題となる。
本発明の一視点に係るスキャンフリップフロップは、
クロック信号を受信するとともに、スキャンイネーブル信号に応じてデータ信号またはスキャンテスト信号のいずれかを受信し、該データ信号または該スキャンテスト信号を該クロック信号に同期して保持または非保持とするとともに出力するマスターラッチと、
前記マスターラッチから受信した信号を、前記スキャンイネーブル信号および前記クロック信号に同期して保持または非保持とするとともに出力するスレーブラッチと、を備え、
前記スキャンイネーブル信号は、前記クロック信号に含まれるパルス波の立ち上がりエッジの前に第1のレベルから第2のレベルへ変化するとともに該立ち上がりエッジの後に第2のレベルから第1のレベルへ変化し、該パルス波の立ち下がりエッジの前に第1のレベルから第2のレベルへ変化するとともに該立ち下がりエッジの後に第2のレベルから第1のレベルへ変化する。
本発明に係るスキャンフリップフロップによると、半導体集積回路装置のスキャンテストにおいて、クロック信号のポジティブエッジおよびネガティブエッジのいずれにおいても、正常にスキャンシフト動作を行うことが可能となる。
実施形態に係るスキャンフリップフロップの構成を一例として示す回路図である。 実施形態に係るマスターラッチの構成を一例として示す回路図である。 実施形態に係るスレーブラッチの構成を一例として示す回路図である。 実施形態に係るスキャンフリップフロップの動作を一例として示すタイミングチャートである。 実施形態に係るスキャンフリップフロップの真理値表である。 特許文献1に記載されたスキャン記憶装置の構成を示す回路図である。 特許文献1に記載されたスキャンパス回路の構成を示す回路図である。 特許文献1に記載されたスキャンパス回路のタイミングチャートである。
はじめに、本発明の概要について説明する。なお、この概要に付記する図面参照符号は、専ら理解を助けるための例示であり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。
図1および図4を参照すると、本発明のスキャンフリップフロップは、クロック信号を受信するとともに、スキャンイネーブル信号に応じてデータ信号またはスキャンテスト信号のいずれかを受信し、データ信号またはスキャンテスト信号をクロック信号に同期して保持または非保持とするとともに出力するマスターラッチ(L1)と、マスターラッチ(L1)から受信した信号を、スキャンイネーブル信号およびクロック信号に同期して保持または非保持とするとともに出力するスレーブラッチ(L2)と、を備え、スキャンイネーブル信号(SMC)は、クロック信号(C)に含まれるパルス波の立ち上がりエッジの前に第1のレベル(例えば、図4においてはロウレベル)から第2のレベル(ハイレベル)へ変化するとともに該立ち上がりエッジの後に第2のレベル(ハイレベル)から第1のレベル(ロウレベル)へ変化し、該パルス波の立ち下がりエッジの前に第1のレベル(ロウレベル)から第2のレベル(ハイレベル)へ変化するとともに該立ち下がりエッジの後に第2のレベル(ハイレベル)から第1のレベル(ロウレベル)へ変化する。
本発明に係るスキャンフリップフロップを用いた場合には、半導体集積回路装置のスキャンテストにおいて、ホールドタイムを保証するために遅延素子が不要になると同時に、クロック信号のポジティブエッジおよびネガティブエッジのいずれにおいても、正常にスキャンシフト動作を行うことが可能となる。
また、本発明のスキャンフリップフロップによると、スキャンチェーンのリチェーン(すなわち、スキャンチェーンの接続構成の好適化)を行う際のホールドタイムの考慮(遅延素子の挿入)も不要となり、リチェーンが容易となる。さらに、本発明のスキャンフリップフロップの回路構成およびスキャンイネーブル信号の波形によると、スキャンフリップフロップはクロック信号のNegエッジでも正しくスキャンシフト動作を行う。したがって、本発明のスキャンフリップフロップによると、クロック信号のNegエッジで動作するスキャンフリップフロップ(以下「Neg用スキャンフリップフロップ」という。)とPosエッジで動作するスキャンフリップフロップ(以下「Pos用スキャンフリップフロップ」という。)が混在する半導体集積回路のスキャンチェーンにおいても、正常にスキャンシフト動作を行うことが可能となる。
図2(a)を参照すると、Pos用スキャンフリップフロップにおいて、マスターラッチ(L1p)は、クロック信号(C)が第3のレベル(ロウレベル)である場合には、信号を受信するとともに、受信した信号を保持することなく、スレーブラッチ(図3(a)のスレーブラッチL2p)に出力し、クロック信号(C)が第4のレベル(ハイレベル)である場合には、クロック信号が第3のレベルである期間に受信した信号を保持するとともに、保持した信号をスレーブラッチ(L2p)に出力するようにしてもよい。一方、図2(b)を参照すると、Neg用スキャンフリップフロップにおいて、マスターラッチ(L1n)は、クロック信号(C)が第3のレベル(ハイレベル)である場合には、信号を受信するとともに、受信した信号を保持することなく、スレーブラッチ(図3(b)のスレーブラッチL2n)に出力し、クロック信号(C)が第4のレベル(ロウレベル)である場合には、クロック信号が第3のレベルである期間に受信した信号を保持するとともに、保持した信号をスレーブラッチ(L2n)に出力するようにしてもよい。
図3(a)を参照すると、Pos用スキャンフリップフロップにおいて、スレーブラッチ(L2p)は、スキャンイネーブル信号(SMC)が第1のレベル(ロウレベル)であり、かつ、クロック信号(C)が第4のレベル(ハイレベル)である場合には、マスターラッチ(図2(a)のマスターラッチL1p)が保持する信号を受信するとともに、受信した信号を保持することなく出力端子(OT2p、OT3p)から出力し、それ以外の場合には、スキャンイネーブル信号(SMC)が第1のレベルであり、かつ、クロック信号(C)が第4のレベルである期間にマスターラッチ(L1p)から受信した信号を保持するとともに、保持した信号を該出力端子から出力するようにしてもよい。一方、図3(b)を参照すると、Neg用スキャンフリップフロップにおいて、スレーブラッチ(L2n)は、スキャンイネーブル信号(SMC)が第1のレベル(ロウレベル)であり、かつ、クロック信号(C)が第4のレベル(ロウレベル)である場合には、マスターラッチ(図2(b)のマスターラッチL1n)が保持する信号を受信するとともに、受信した信号を保持することなく出力端子(OT2n、OT3n)から出力し、それ以外の場合には、スキャンイネーブル信号(SMC)が第1のレベルであり、かつ、クロック信号(C)が第4のレベルである期間にマスターラッチ(L1n)から受信した信号を保持するとともに、保持した信号を該出力端子から出力するようにしてもよい。
図2(a)を参照すると、Pos用スキャンフリップフロップにおいて、マスターラッチ(L1p)は、データ信号またはスキャンテスト信号を受信する入力端子(IN1p)と、入力端子と第1のノード(N1p)との間に接続され、クロック信号(C)が第3のレベル(ロウレベル)である場合に導通状態となる第1のトランスファゲート(T1p)と、第1のノードから受信した信号を反転して、マスターラッチの出力端子へ出力する第1のインバータ(IV1p)と、第1のインバータから出力された信号を受信し、反転して出力する第2のインバータ(IV2p)と、第2のインバータの出力端子と第1のノードとの間に接続され、クロック信号(C)が第4のレベル(ハイレベル)である場合に導通状態となる第2のトランスファゲート(T2p)と、を備えていてもよい。一方、図2(b)を参照すると、Neg用スキャンフリップフロップにおいて、マスターラッチ(L1n)は、データ信号またはスキャンテスト信号を受信する入力端子(IN1n)と、入力端子と第1のノード(N1n)との間に接続され、クロック信号(C)が第3のレベル(ハイレベル)である場合に導通状態となる第1のトランスファゲート(T1n)と、第1のノードから受信した信号を反転して、マスターラッチの出力端子へ出力する第1のインバータ(IV1n)と、第1のインバータから出力された信号を受信し、反転して出力する第2のインバータ(IV2n)と、第2のインバータの出力端子と第1のノードとの間に接続され、クロック信号(C)が第4のレベル(ロウレベル)である場合に導通状態となる第2のトランスファゲート(T2n)と、を備えていてもよい。
図3(a)を参照すると、Pos用スキャンフリップフロップにおいて、スレーブラッチ(L2p)は、マスターラッチ(L1p)から出力された信号を受信する入力端子(IN2p)と、入力端子と第2のノード(N2p)との間に接続された第3のトランスファゲート(T3p)と、第2のノードと第3のノード(N3p)との間に接続された第4のトランスファゲート(T4p)と、第3のノードから受信した信号を反転して、スレーブラッチの第1の出力端子(OT2p)へ出力する第3のインバータ(IV3p)と、第3のインバータから出力された信号を受信し、反転して第4のノード(N4p)へ出力する第4のインバータ(IV4p)と、第4のノードと第3のノードとの間に接続された第5のトランスファゲート(T5p)と、第4のノードから受信した信号を反転して、スレーブラッチの第2の出力端子(OT3p)へ出力する第5のインバータ(IV5p)と、第4のノードと第2のノードとの間に接続された第6のトランスファゲート(T6p)と、を備えていてもよい。一方、図3(b)を参照すると、Neg用スキャンフリップフロップにおいて、スレーブラッチ(L2n)は、マスターラッチ(L1n)から出力された信号を受信する入力端子(IN2n)と、入力端子と第2のノード(N2n)との間に接続された第3のトランスファゲート(T3n)と、第2のノードと第3のノード(N3n)との間に接続された第4のトランスファゲート(T4n)と、第3のノードから受信した信号を反転して、スレーブラッチの第1の出力端子(OT2n)へ出力する第3のインバータ(IV3n)と、第3のインバータから出力された信号を受信し、反転して第4のノード(N4n)へ出力する第4のインバータ(IV4n)と、第4のノードと第3のノードとの間に接続された第5のトランスファゲート(T5n)と、第4のノードから受信した信号を反転して、スレーブラッチの第2の出力端子(OT3n)へ出力する第5のインバータ(IV5n)と、第4のノードと第2のノードとの間に接続された第6のトランスファゲート(T6n)と、を備えていてもよい。
図3(a)を参照すると、Pos用スキャンフリップフロップのスレーブラッチ(L2p)において、第3のトランスファゲート(T3p)は、クロック信号(C)が第4のレベル(ハイレベル)である場合に導通状態となり、第4のトランスファゲート(T4p)は、スキャンイネーブル信号(SMC)が第1のレベル(ロウレベル)である場合に導通状態となり、第5のトランスファゲート(T5p)は、スキャンイネーブル信号(SMC)が第2のレベル(ハイレベル)である場合に導通状態となり、第6のトランスファゲート(T6p)は、クロック信号(C)が第3のレベル(ロウレベル)である場合に導通状態となるようにしてもよい。
図3(b)を参照すると、Neg用スキャンフリップフロップのスレーブラッチ(L2n)において第3のトランスファゲート(T3n)は、スキャンイネーブル信号(SMC)が第1のレベル(ロウレベル)である場合に導通状態となり、第4のトランスファゲート(T4n)は、クロック信号(C)が第4のレベル(ロウレベル)である場合に導通状態となり、第5のトランスファゲート(T5n)は、クロック信号(C)が第3のレベル(ハイレベル)である場合に導通状態となり、第6のトランスファゲート(T6n)は、スキャンイネーブル信号(SMC)が第2のレベル(ハイレベル)である場合に導通状態となるようにしてもよい。
また、スキャンイネーブル信号(SMC)は、さらに、クロック信号(C)が一定のレベルである期間に、少なくとも1回、第1のレベル(ロウレベル)から第2のレベル(ハイレベル)へ変化するとともに、第2のレベル(ハイレベル)から第1のレベル(ロウレベル)へと変化するようにしてもよい。
さらに、半導体集積回路装置は、Pos用スキャンフリップフロップ(図2(a)、図3(a))と、Neg用スキャンフリップフロップ(図2(b)、図3(b))とを備え、これらの両フリップフロップに対して、共通のクロック信号(C)および共通のスキャンイネーブル信号(SMC)が供給されるようにしてもよい。
図1ないし図3を参照すると、本発明に係るスキャンフリップフロップは、テスト容易化技術のスキャンテスト用のスキャンフリップフロップであって、スキャンイネーブル信号と、マスターラッチと、2重ループのスレーブラッチとを有していてもよい。ここで、スキャンシフト動作時にスキャンイネーブル信号を用いて、Pos用スキャンフリップフロップとNeg用スキャンフリップフロップのそれぞれのマスターラッチ(L1p、L1n)と2重ループ構造を有するスレーブラッチ(L2p、L2n)とを個別に制御する。
(実施形態)
実施形態に係るスキャンフリップフロップについて、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態のスキャンフリップフロップの構成を一例として示す回路図である。
図1を参照すると本実施形態のスキャンフリップフロップは、データ信号入力端子D、データ信号出力端子Q、スキャンテスト信号入力端子SIN、スキャンテスト信号出力端子SOT、クロック信号端子C、スキャンイネーブル信号端子SMC、マスターラッチL1、スレーブラッチL2、トランスファゲートT1、T2、および、インバータIV1〜IV4を備える。
クロック信号端子Cは、インバータIV1の入力に接続され、インバータIV1の出力は、インバータIV2の入力に接続される。
インバータIV1の出力は、クロック信号端子Cの反転信号CLBとする。
インバータIV2の出力は、クロック信号端子Cの同相信号CLとする。
スキャンイネーブル信号端子SMCは、インバータIV3の入力に接続され、インバータIV3の出力は、インバータIV4の入力に接続される。
インバータIV3の出力は、スキャンイネーブル信号端子SMCの反転信号SLBとする。
インバータIV4の出力は、スキャンイネーブル信号端子SMCの同相信号SLとする。
トランスファゲートT1は、スキャンイネーブル信号端子SMCがLow(スキャンイネーブル信号端子SMCの反転信号SLBがHigh)で導通状態となる。
トランスファゲートT2は、スキャンイネーブル信号端子SMCがHigh(スキャンイネーブル信号端子SMCの同相信号SLがHigh)で導通状態となる。
データ信号入力端子Dは、トランスファゲートT1の入力に接続され、トランスファゲートT1の出力はノードN1を介して、マスターラッチL1の入力端子IN1に接続される。
スキャンテスト信号入力端子SINは、トランスファゲートT2の入力に接続され、トランスファゲートT2の出力はノードN1を介して、マスターラッチL1の入力端子IN1に接続される。
マスターラッチL1の出力端子OT1は、スレーブラッチL2の入力端子IN2に接続される。
スレーブラッチL2の出力端子OT2は、データ信号出力端子Qに接続される。
スレーブラッチL2の出力端子OT3は、スキャンテスト信号出力端子SOTに接続される。
図2は、本実施形態に係るマスターラッチの構成を示す回路図である。
図2(a)は、Pos用のマスターラッチの構成を示す回路図である。
Pos用のマスターラッチL1pは、マスターラッチL1pの入力端子IN1p、トランスファゲートT1p、ノードN1p、インバータIV1p、インバータIV2p、トランスファゲートT2p、および、マスターラッチL1pの出力端子OT1pを備える。
トランスファゲートT1pは、クロック信号端子CがLow(クロック信号端子Cの反転信号CLBがHigh)で導通状態となる。
トランスファゲートT2pは、クロック信号端子CがHigh(クロック信号端子Cの同相信号CLがHigh)で導通状態となる。
マスターラッチの入力端子IN1pは、トランスファゲートT1pの入力に接続され、トランスファゲートT1pの出力は、ノードN1pを介してインバータIV1pの入力に接続される。
インバータIV1pの出力は、マスターラッチの出力端子OT1pと、インバータIV2pの入力に接続される。
インバータIV2pの出力は、トランスファゲートT2pの入力に接続され、トランスファゲートT2pの出力は、ノードN1pに接続される。
図2(b)は、Neg用のマスターラッチの構成を示す回路図である。
Neg用のマスターラッチL1nは、マスターラッチL1nの入力端子IN1n、トランスファゲートT2n、ノードN1n、インバータIV1n、インバータIV2n、トランスファゲートT1n、および、マスターラッチL1nの出力端子OT1nを備える。
トランスファゲートT1nは、クロック信号端子CがHigh(クロック信号端子Cの同相信号CLがHigh)で導通状態となる。
トランスファゲートT2nは、クロック信号端子CがLow(クロック信号端子Cの反転信号CLBがHigh)で導通状態となる。
マスターラッチの入力端子IN1nは、トランスファゲートT1nの入力に接続され、トランスファゲートT1nの出力は、ノードN1nを介してインバータIV1nの入力に接続される。
インバータIV1nの出力は、マスターラッチの出力端子OT1nと、インバータIV2nの入力に接続される。
インバータIV2nの出力は、トランスファゲートT2nの入力に接続され、トランスファゲートT2nの出力は、ノードN1nに接続される。
図3は、本実施形態に係るスレーブラッチの構成を示す回路図である。
図3(a)は、Pos用のスレーブラッチの構成を示す回路図である。
Pos用のスレーブラッチL2pは、スレーブラッチL2pの入力端子IN2p、トランスファゲートT3p、ノードN2p、トランスファゲートT4p、ノードN3p、インバータIV3p、インバータIV4p、トランスファゲートT5p、インバータIV5p、トランスファゲートT6p、スレーブラッチL2pの出力端子OT2p、および、スレーブラッチL2pの出力端子OT3pを備える。
トランスファゲートT3pは、クロック信号端子CがHigh(クロック信号端子Cの同相信号CLがHigh)で導通状態となる。
トランスファゲートT4pは、スキャンイネーブル信号端子SMCがLow(スキャンイネーブル信号端子SMCの反転信号SLBがHigh)で導通状態となる。
トランスファゲートT5pは、スキャンイネーブル信号端子SMCがHigh(スキャンイネーブル信号端子SMCの同相信号SLがHigh)で導通状態となる。
トランスファゲートT6pは、クロック信号端子CがLow(クロック信号端子Cの反転信号CLBがHigh)で導通状態となる。
スレーブラッチの入力端子IN2pは、トランスファゲートT3pの入力に接続され、トランスファゲートT3pの出力は、ノードN2pを介して、トランスファゲートT4pの入力に接続される。
トランスファゲートT4pの出力は、ノードN3pを介して、インバータIV3pの入力に接続され、インバータIV3pの出力は、スレーブラッチの出力端子OT2pとインバータIV4pの入力に接続される。
インバータIV4pの出力は、トランスファゲートT5pの入力と、トランスファゲートT6pの入力と、インバータIV5pの入力に接続される。
トランスファゲートT6pの出力は、ノードN2pに接続される。
トランスファゲートT5pの出力は、ノードN3pに接続される。
インバータIV5pの出力は、スレーブラッチの出力端子OT3pに接続される。
図3(b)は、Neg用のスレーブラッチの構成を示す回路図である。
Neg用のスレーブラッチL2nは、スレーブラッチL2nの入力端子IN2n、トランスファゲートT5n、ノードN2n、トランスファゲートT3n、ノードN3n、インバータIV3n、インバータIV4n、トランスファゲートT6n、インバータIV5n、トランスファゲートT4n、スレーブラッチL2nの出力端子OT2n、および、スレーブラッチL2nの出力端子OT3nを備える。
トランスファゲートT3nは、スキャンイネーブル信号端子SMCがLow(スキャンイネーブル信号端子SMCの反転信号SLBがHigh)で導通状態となる。
トランスファゲートT4nは、クロック信号端子CがLow(クロック信号端子Cの反転信号CLBがHigh)で導通状態となる。
トランスファゲートT5nは、クロック信号端子CがHigh(クロック信号端子Cの同相信号CLがHigh)で導通状態となる。
トランスファゲートT6nは、スキャンイネーブル信号端子SMCがHigh(スキャンイネーブル信号端子SMCの同相信号SLがHigh)で導通状態となる。
スレーブラッチの入力端子IN2nは、トランスファゲートT3nの入力に接続され、トランスファゲートT3nの出力は、ノードN2nを介して、トランスファゲートT4nの入力に接続される。
トランスファゲートT4nの出力は、ノードN3nを介して、インバータIV3nの入力に接続され、インバータIV3nの出力は、スレーブラッチの出力端子OT2nとインバータIV4nの入力に接続される。
インバータIV4nの出力は、トランスファゲートT5nの入力と、トランスファゲートT6nの入力と、インバータIV5nの入力に接続される。
トランスファゲートT6nの出力は、ノードN2nに接続される。
トランスファゲートT5nの出力は、ノードN3nに接続される。
インバータIV5nの出力は、スレーブラッチの出力端子OT3nに接続される。
図4は、本実施形態に係るスキャンフリップフロップのタイミングチャートである。
図4(a)は、Pos用スキャンフリップフロップのタイミングチャートである。
動作タイミングt1は、スキャンシフト動作の開始を示し、動作タイミングt1から動作タイミングt9までが、1シフト分のスキャンシフト動作であることを示している。
動作タイミングt1では、スキャンイネーブル信号端子SMCがLowとなり、クロック信号端子CがLowとなる。トランスファゲートT1と、トランスファゲートT1pが、導通状態となり、データ信号入力端子Dの値「X」が、マスターラッチL1pに伝播する。しかし、トランスファゲートT2pは非導通状態のため、データ信号入力端子Dの値「X」は、マスターラッチL1pに保持されない。また、トランスファゲートT3pは非導通状態となるため、データ信号入力端子Dからの値「X」の反転値は、スレーブラッチL2pに伝播しない。このとき、Pos用スキャンフリップフロップは、スレーブラッチL2pで保持している値「X」を、データ信号出力端子Qとスキャンテスト信号出力端子SOTより出力する。
動作タイミングt2では、スキャンイネーブル信号端子SMCが立ち上がり(High)となり、クロック信号端子CがLowとなる。トランスファゲートT2が導通状態となり、スキャンテスト信号入力端子SINの値「0」が、マスターラッチL1pに伝播するが、トランスファゲートT2pは非導通状態のため、スキャンテスト信号入力端子SINの値「0」は、マスターラッチL1pに保持されない。また、トランスファゲートT3pは非導通状態となるため、スキャンテスト信号入力端子SINからの値「0」の反転値「1」は、スレーブラッチL2pに伝播しない。したがって、Pos用スキャンフリップフロップは、スレーブラッチL2pで保持している値「X」を、データ信号出力端子Qとスキャンテスト信号出力端子SOTから出力する。
動作タイミングt3では、スキャンイネーブル信号端子SMCがHighとなり、クロック信号端子Cが、立ち上がり(High)となる。トランスファゲートT2pが導通状態となるため、マスターラッチL1pは、スキャンテスト信号入力端子SINから伝播した値「0」を保持する。また、トランスファゲートT3pが導通状態となるため、スキャンテスト信号入力端子SINの値「0」の反転値「1」が、スレーブラッチL2pのトランスファゲートT4pまで伝播するが、トランスファゲートT4pは非導通状態のため、スキャンテスト信号入力端子SINの値「0」は、データ信号出力端子Qとスキャンテスト信号出力端子SOTに伝播しない。したがって、Pos用スキャンフリップフロップは、データ信号出力端子Qとスキャンテスト信号出力端子SOTから、スレーブラッチL2pが保持している値「X」を出力する。
動作タイミングt4では、スキャンイネーブル信号端子SMCが立下り(Low)となり、クロック信号端子CがHighとなる。トランスファゲートT1が導通状態となり、データ信号入力端子Dの値「X」が、マスターラッチL1pの入力端子IN1pまで伝播するが、トランスファゲートT1pが非導通状態のため、データ信号入力端子Dの値「X」は、マスターラッチL1pで保持をせず、マスターラッチL1pの出力端子OT1pからは、動作タイミングt3において保持したスキャンテスト信号入力端子SINの値「0」の反転値「1」を出力する。スレーブラッチL2pでは、トランスファゲートT4pが導通状態となるため、マスターラッチL1pの出力端子OT1pから出力された値「1」がスレーブラッチL2pに伝播する。スレーブラッチL2pは、マスターラッチL1pから伝播した値「1」を保持することなく、その反転値「0」をデータ信号出力端子Qとスキャンテスト信号出力端子SOTに出力する。
Pos用スキャンフリップフロップは、動作タイミングt5以降、値の保持と、保持した値をデータ信号出力端子Qとスキャンテスト信号出力端子SOTから出力する動作のみを行う。
動作タイミングt5では、スキャンイネーブル信号端子SMCがLowとなり、クロック信号端子CがHighとなる。トランスファゲートT1が導通状態となり、データ信号入力端子Dの値「X」がマスターラッチL1pの入力端子IN1pに伝播するが、トランスファゲートT1pが非導通状態のため、データ信号入力端子Dの値「X」はマスターラッチL1pには伝播せず、マスターラッチL1pは動作タイミングt3で保持した値「0」の反転値「1」を出力する。マスターラッチL1pが出力した値「1」は、スレーブラッチL2pに伝播し、スレーブラッチL2pは伝播してきた値「1」を保持することなく、当該値の反転値「0」を、データ信号出力端子Qとスキャンテスト信号出力端子SOTから出力する。
動作タイミングt6では、スキャンイネーブル信号端子SMCが立ち上がり(High)となり、クロック信号端子CがHighとなる。トランスファゲートT2が導通状態となり、スキャンテスト信号入力端子SINの値「1」が、マスターラッチL1pの入力端子IN1pに伝播するが、トランスファゲートT1pが非導通状態のため、スキャンテスト信号入力端子SINの値「1」はマスターラッチL1pには伝播せず、マスターラッチL1pは動作タイミングt3で保持した値「0」の反転値「1」を出力する。スレーブラッチL2pのトランスファゲートT4pは非導通状態であることから、スレーブラッチL2pは、マスターラッチL1pが出力した値「1」を保持しない。一方、トランスファゲートT5pが導通状態となることから、スレーブラッチL2pは動作タイミングt5においてマスターラッチL1pから出力された値「1」を保持するとともに、保持した値の反転値「0」をデータ信号出力端子Q、スキャンテスト信号出力端子SOTから出力する。
動作タイミングt7では、スキャンイネーブル信号端子SMCがHighとなり、クロック信号端子Cが立下り(Low)となる。トランスファゲートT2と、トランスファゲートT1pが導通状態となり、スキャンテスト信号入力端子SINの値「1」がマスターラッチL1pに伝播するが、スレーブラッチL2pのトランスファゲートT3pは非導通状態であり、スキャンテスト信号入力端子SINの値「1」の反転値「0」はスレーブラッチL2pには伝播しない。このとき、スレーブラッチL2pは、保持している値「1」の反転値「0」をデータ信号出力端子Qとスキャンテスト信号出力端子SOTから出力する。
動作タイミングt8では、スキャンイネーブル信号端子SMCが立下り(Low)となり、クロック信号端子CがLowとなる。トランスファゲートT1とトランスファゲートT1pが導通状態となり、データ信号入力端子Dの値「X」が、マスターラッチL1pに伝播するが、スレーブラッチL2pのトランスファゲートT3pが非導通状態のため、スレーブラッチL2pにはデータ信号入力端子Dの値「X」は伝播しない。スレーブラッチL2pは、保持している値「1」の反転値「0」をデータ信号出力端子Q、スキャンテスト信号出力端子SOTから出力する。
動作タイミングt9では、スキャンイネーブル信号端子SMCがLowとなり、クロック信号端子CがLowとなるため、動作タイミングt9は、動作タイミングt1と同じ状態となり、スキャンシフトの1シフト分の動作が終了となる。引き続きスキャンシフト動作を行う場合は、動作タイミングt1からの動作を繰り返す。スキャンシフトが完了した場合は、キャプチャ(capture)動作に移行する。
図4(b)は、Neg用スキャンフリップフロップのタイミングチャートである。
動作タイミングt1は、スキャンシフト動作の開始を示し、動作タイミングt1から動作タイミングt9までが、1シフト分のスキャンシフト動作であることを示している。
動作タイミングt1から動作タイミングt5まで、Neg用スキャンフリップフロップは、値の保持と、保持した値をデータ信号出力端子Qとスキャンテスト信号出力端子SOTに出力する動作のみを行う。
動作タイミングt1では、スキャンイネーブル信号端子SMCはLowとなり、クロック信号端子CがLowとなる。トランスファゲートT1が導通状態となり、データ信号入力端子Dの値「X」が、マスターラッチL1nの入力端子IN1nまで伝播するが、トランスファゲートT1nは非導通状態であり、マスターラッチL1nの内部には伝播しないため、マスターラッチL1nは保持している値の反転値をスレーブラッチL2nに伝播する。スレーブラッチL2nでは、トランスファゲートT3nと、トランスファゲートT4nが導通状態となるため、マスターラッチL1nから伝播した値「X」の反転値を、データ信号出力端子Q、スキャンテスト信号出力端子SOTから出力する。
動作タイミングt2では、スキャンイネーブル信号端子SMCが立ち上がり(High)となり、クロック信号端子CはLowとなる。トランスファゲートT2が導通状態となり、スキャンテスト信号入力端子SINの値「0」が、マスターラッチL1nの入力端子IN1nまで伝播するが、トランスファゲートT1nは非導通状態であり、マスターラッチL1nの内部には伝播しないため、マスターラッチL1nは保持している値の反転値をスレーブラッチL2nの入力端子IN2nに伝播する。スレーブラッチL2nでは、トランスファゲートT3nが非導通状態となるため、マスターラッチL1nからの値はスレーブラッチL2nの内部には伝播しない。スレーブラッチL2nは、トランスファゲートT6nが導通状態となるため、動作タイミングt1で伝播した値「X」を保持し、保持した値の反転値をデータ信号出力端子Q、スキャンテスト信号出力端子SOTに出力する。
動作タイミングt3では、スキャンイネーブル信号端子SMCはHighとなり、クロック信号端子Cが立ち上がり(High)となる。トランスファゲートT2、トランスファゲートT1nが導通状態となり、スキャンテスト信号入力端子SINの値「0」が、マスターラッチL1nの内部に伝播する。マスターラッチL1nに伝播した値「0」の反転値「1」は、マスターラッチL1nの出力端子OT1nから出力され、スレーブラッチL2nの入力端子IN2nに伝播するが、トランスファゲートT3nが非導通状態のため、スレーブラッチL2nの内部には伝播しない。スレーブラッチL2nでは、トランスファゲートT5nが導通状態となり、動作タイミングt2で保持した値「X」を保持し、保持した値の反転値をデータ信号出力端子Q、スキャンテスト信号出力端子SOTから出力する。
動作タイミングt4では、スキャンイネーブル信号端子SMCは立下り(Low)となり、クロック信号端子CはHighとなる。トランスファゲートT1、トランスファゲートT1nが導通状態となるため、データ信号入力端子Dの値「X」がマスターラッチL1nの内部に伝播する。マスターラッチL1nに伝播した値「X」の反転値は、マスターラッチL1nの出力端子OT1nから出力され、スレーブラッチL2nに伝播するが、トランスファゲートT4nが非導通状態のため、マスターラッチL1nから伝播した値は、スレーブラッチL2nの出力まで伝播しない。スレーブラッチL2nは、動作タイミングt3で保持した値「X」を保持し、保持した値の反転値をデータ信号出力端子Q、スキャンテスト信号出力端子SOTから出力する。
動作タイミングt5では、スキャンイネーブル信号端子SMCはLowとなり、クロック信号端子CはHighとなる。トランスファゲートT1、トランスファゲートT1nが導通状態となるため、データ信号入力端子Dの値「X」がマスターラッチL1nの内部に伝播する。マスターラッチL1nに伝播した値「X」の反転値は、マスターラッチL1nの出力端子OT1nから出力され、スレーブラッチL2nに伝播するが、トランスファゲートT4nが非導通状態のため、マスターラッチL1nから伝播した値は、スレーブラッチL2nの出力まで伝播しない。スレーブラッチL2nは、動作タイミングt4で保持した値「X」を保持し、保持した値の反転値をデータ信号出力端子Q、スキャンテスト信号出力端子SOTから出力する。
動作タイミングt6では、スキャンイネーブル信号端子SMCは立ち上がり(High)となり、クロック信号端子CはHighとなる。トランスファゲートT2、トランスファゲートT1nが導通状態となり、スキャンテスト信号入力端子SIN「0」の値が、マスターラッチL1nの内部に伝播する。マスターラッチL1nに伝播した値「0」の反転値「1」は、マスターラッチL1nの出力端子OT1nから出力され、スレーブラッチL2nの入力端子IN2nまで伝播するが、トランスファゲートT3nが非導通状態のため、スレーブラッチL2nの内部には伝播しない。スレーブラッチL2nは、動作タイミングt5で保持した値「X」を保持し、保持した値の反転値をデータ信号出力端子Q、スキャンテスト信号出力端子SOTに出力する。
動作タイミングt7では、スキャンイネーブル信号端子SMCはHighとなり、クロック信号端子Cは立下り(Low)となる。トランスファゲートT2が導通状態のため、スキャンテスト信号入力端子SINの値「0」がマスターラッチL1nの入力端子IN1nに伝播する。トランスファゲートT1nが非導通状態のため、スキャンテスト信号入力端子SINの値「0」は、マスターラッチL1nの内部まで伝播しないが、トランスファゲートT2nが導通状態となるため、マスターラッチL1nは、動作タイミングt6でマスターラッチL1nに伝播した値「0」を保持し、マスターラッチL1nの出力端子OT1nから、反転値「1」を出力する。トランスファゲートT3nが非導通状態のため、マスターラッチL1nが出力した値「1」は、スレーブラッチL2nの内部には伝播せず、スレーブラッチL2nは、動作タイミングt6で保持した値「X」を保持し、保持した値の反転値をデータ信号出力端子Q、スキャンテスト信号出力端子SOTから出力する。
動作タイミングt8では、スキャンイネーブル信号端子SMCは立下り(Low)となり、クロック信号端子CはLowとなる。トランスファゲートT1が導通状態となり、データ信号入力端子Dの値「X」がマスターラッチL1nの入力端子IN1nに伝播するが、トランスファゲートT1nが非導通状態のため、データ信号入力端子Dの値「X」は、マスターラッチL1nの内部まで伝播しない。マスターラッチL1nは、動作タイミングt7で保持した値「0」を保持し、マスターラッチL1nの出力端子OT1nから、保持した値の反転値「1」を出力する。トランスファゲートT3nと、トランスファゲートT4nが導通状態となるため、マスターラッチL1nが出力した値「1」は、スレーブラッチL2nの内部に伝播し、スレーブラッチL2nは、マスターラッチL1nから出力された値「1」の反転値「0」をデータ信号出力端子Q、スキャンテスト信号出力端子SOTから出力する。このとき、トランスファゲートT5n、T6nのいずれも非導通状態であるから、スレーブラッチL2nに伝播した値「1」は、スレーブラッチL2nでは保持されない。
動作タイミングt9では、スキャンイネーブル信号端子SMCはLowとなり、クロック信号端子CはLowとなるため、動作タイミングt1と同じ状態となり、スキャンシフトの1シフト分の動作が終了となる。引き続きスキャンシフト動作を行う場合は、動作タイミングt1からの動作を繰り返す。スキャンシフトが完了した場合は、キャプチャ動作に移行する。
図5は、本実施形態に係るスキャンフリップフロップの真理値表である。図5(a)は、Pos用スキャンフリップフロップの真理値表である。一方、図5(b)は、Neg用スキャンフリップフロップの真理値表である。
図5(a)を参照すると、Normalモードにおいて、Pos用スキャンフリップフロップのデータ信号出力端子Qとスキャンテスト信号出力端子SOTは、クロック信号端子Cの立ち上がりによって、データ信号入力端子Dの値を出力する。一方、クロック信号端子CがLow(0)では、データ信号出力端子Qとスキャンテスト信号出力端子SOTは、値を保持(hold)する。
図5(a)を参照すると、スキャンシフトモードにおいて、Pos用スキャンフリップフロップのデータ信号出力端子Qとスキャンテスト信号出力端子SOTは、クロック信号端子Cの立ち上がりとスキャンイネーブル信号端子SMCの立下りによって、スキャンテスト信号入力端子SINの値を出力する。一方、スキャンイネーブル信号端子SMCがHigh(1)のとき、データ信号出力端子Qとスキャンテスト信号出力端子SOTは、値を保持(hold)する。
図5(b)を参照すると、Normalモードにおいて、Neg用スキャンフリップフロップのデータ信号出力端子Qとスキャンテスト信号出力端子SOTは、クロック信号端子Cの立下りによって、データ信号入力端子Dの値を出力する。一方、クロック信号端子CがLow(0)のとき、データ信号出力端子Qとスキャンテスト信号出力端子SOTは、値を保持(hold)する。
図5(b)を参照すると、スキャンシフトモードにおいて、Neg用スキャンフリップフロップデータ信号出力端子Qとスキャンテスト信号出力端子SOTは、クロック信号端子Cの立下りとスキャンイネーブル信号端子SMCの立下りによって、スキャンテスト信号入力端子SINの値を出力する。一方、スキャンイネーブル信号SMCがHigh(1)のとき、データ信号出力端子Qとスキャンテスト信号出力端子SOTは、値を保持(hold)する。
本実施形態に係るPos用スキャンフリップフロップは、クロック信号端子Cの立ち上がりで値を取り込み、スキャンイネーブル信号端子SMCの立下りで値を出力するように構成される。したがって、クロック信号端子Cとスキャンイネーブル信号端子SMCを制御して、クロック信号端子Cの立ち上がりからスキャンイネーブル信号端子SMCの立下りまでの時間を十分確保することによって、制御端子を増やすことなく、誤シフトを防止することが可能となる。また、本実施形態に係るPos用スキャンフリップフロップでは、誤シフトを防止するための遅延素子が不要となるため、チップサイズの増加を防止することが可能になる。
本実施形態に係るNeg用スキャンフリップフロップは、クロック信号端子Cの立ち下がりで値を取り込み、スキャンイネーブル信号端子SMCの立下りで値を出力するように構成される。したがって、クロック信号端子Cとスキャンイネーブル信号端子SMCを制御して、クロック信号端子Cの立ち下がりからスキャンイネーブル信号端子SMCの立下りまでの時間を十分確保することによって、制御端子を増やすことなく、誤シフトを防止することが可能となる。また、本実施形態に係るNeg用スキャンフリップフロップでは、誤シフトを防止するための遅延素子が不要となるため、チップサイズの増加を防止することが可能になる。
本発明では、Pos用スキャンフリップフロップが値を取り込む際は、Neg用スキャンフリップフロップは値を保持する動作をし、Neg用スキャンフリップフロップが値を取り込む際は、Pos用スキャンフリップフロップは値を保持する動作をするため、Pos用スキャンフリップフロップとNeg用スキャンフリップフロップが混在したスキャンテストに対応することが可能となる。
なお、Pos用スキャンフリップフロップとNeg用スキャンフリップフロップとの間にクロックスキューを調整するためのロックアップセルを挿入することで、Pos用スキャンフリップフロップとNeg用スキャンフリップフロップとが同一のスキャンチェーン上に混在する場合にも、正常にスキャンシフト動作させることが可能となる。
なお、上記の特許文献等の先行技術文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
C クロック信号端子
CK クロック信号の同相信号
CL クロック信号端子Cの同相信号
CLB クロック信号端子Cの反転信号
CLK1 クロック信号端子
D データ信号入力端子
D1〜Dn データ信号入力端子
DFF1〜DFFn スキャン記憶装置
FF フリップフロップ
IN1、IN2 入力端子
INV1〜INV8 インバータ
IV1〜IV4、IV1p〜IV5p、IV1n〜IV5n インバータ
LAT ラッチ回路
L1、L1p、L1n マスターラッチ
L2、L2p、L2n スレーブラッチ
N1、N1p〜N4p、N1n〜N4n ノード
ND1〜ND5 ノード
OT1〜OT3 出力端子
Q データ信号出力端子
Q1〜Qn 出力端子
SE スキャンイネーブル信号
SE1 スキャンイネーブル信号入力端子
SEL 選択回路
SI1〜SIn スキャンテスト信号入力端子
SIN スキャンテスト信号入力端子
SL スキャンイネーブル信号端子SMCの同相信号
SLB スキャンイネーブル信号端子SMCの反転信号
SMC スキャンイネーブル信号端子
SO スキャンパス出力端子
SO1〜SOn スキャンテスト信号出力端子
SOT スキャンテスト信号出力端子
t1〜t9 動作タイミング
T1、T2、T1p〜T6p、T1n〜T6n トランスファゲート
TG1〜TG7 転送ゲート
XCK クロック信号CLKの反転信号
XSE スキャンイネーブル信号SEの反転信号

Claims (9)

  1. クロック信号を受信するとともに、スキャンイネーブル信号に応じてデータ信号またはスキャンテスト信号のいずれかを受信し、該データ信号または該スキャンテスト信号を該クロック信号に同期して保持または非保持とするとともに出力するマスターラッチと、
    前記マスターラッチから受信した信号を、前記スキャンイネーブル信号および前記クロック信号に同期して保持または非保持とするとともに出力するスレーブラッチと、を備え、
    前記スキャンイネーブル信号は、前記クロック信号に含まれるパルス波の立ち上がりエッジの前に第1のレベルから第2のレベルへ変化するとともに該立ち上がりエッジの後に第2のレベルから第1のレベルへ変化し、該パルス波の立ち下がりエッジの前に第1のレベルから第2のレベルへ変化するとともに該立ち下がりエッジの後に第2のレベルから第1のレベルへ変化することを特徴とするスキャンフリップフロップ。
  2. 前記マスターラッチは、前記クロック信号が第3のレベルである場合には、信号を受信するとともに、受信した信号を保持することなく、前記スレーブラッチに出力し、前記クロック信号が第4のレベルである場合には、前記クロック信号が第3のレベルである期間に受信した信号を保持するとともに、保持した信号を前記スレーブラッチに出力することを特徴とする、請求項1に記載のスキャンフリップフロップ。
  3. 前記スレーブラッチは、前記スキャンイネーブル信号が第1のレベルであり、かつ、前記クロック信号が第4のレベルである場合には、前記マスターラッチが保持する信号を受信するとともに、受信した信号を保持することなく出力端子から出力し、それ以外の場合には、前記スキャンイネーブル信号が第1のレベルであり、かつ、前記クロック信号が第4のレベルである期間に前記マスターラッチから受信した信号を保持するとともに、保持した信号を該出力端子から出力することを特徴とする、請求項2に記載のスキャンフリップフロップ。
  4. 前記マスターラッチは、前記データ信号または前記スキャンテスト信号を受信する入力端子と、
    前記入力端子と第1のノードとの間に接続され、前記クロック信号が第3のレベルである場合に導通状態となる第1のトランスファゲートと、
    前記第1のノードから受信した信号を反転して、前記マスターラッチの出力端子へ出力する第1のインバータと、
    前記第1のインバータから出力された信号を受信し、反転して出力する第2のインバータと、
    前記第2のインバータの出力端子と前記第1のノードとの間に接続され、前記クロック信号が第4のレベルである場合に導通状態となる第2のトランスファゲートと、を備えることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のスキャンフリップフロップ。
  5. 前記スレーブラッチは、前記マスターラッチから出力された信号を受信する入力端子と、
    前記入力端子と第2のノードとの間に接続された第3のトランスファゲートと、
    前記第2のノードと第3のノードとの間に接続された第4のトランスファゲートと、
    前記第3のノードから受信した信号を反転して、前記スレーブラッチの第1の出力端子へ出力する第3のインバータと、
    前記第3のインバータから出力された信号を受信し、反転して第4のノードへ出力する第4のインバータと、
    前記第4のノードと前記第3のノードとの間に接続された第5のトランスファゲートと、
    前記第4のノードから受信した信号を反転して、前記スレーブラッチの第2の出力端子へ出力する第5のインバータと、
    前記第4のノードと前記第2のノードとの間に接続された第6のトランスファゲートと、を備えることを特徴とする、請求項4に記載のスキャンフリップフロップ。
  6. 前記第3のトランスファゲートは、前記クロック信号が第4のレベルである場合に導通状態となり、
    前記第4のトランスファゲートは、前記スキャンイネーブル信号が第1のレベルである場合に導通状態となり、
    前記第5のトランスファゲートは、前記スキャンイネーブル信号が第2のレベルである場合に導通状態となり、
    前記第6のトランスファゲートは、前記クロック信号が第3のレベルである場合に導通状態となることを特徴とする、請求項5に記載のスキャンフリップフロップ。
  7. 前記第3のトランスファゲートは、前記スキャンイネーブル信号が第1のレベルである場合に導通状態となり、
    前記第4のトランスファゲートは、前記クロック信号が第4のレベルである場合に導通状態となり、
    前記第5のトランスファゲートは、前記クロック信号が第3のレベルである場合に導通状態となり、
    前記第6のトランスファゲートは、前記スキャンイネーブル信号が第2のレベルである場合に導通状態となることを特徴とする、請求項5に記載のスキャンフリップフロップ。
  8. 前記スキャンイネーブル信号は、さらに、前記クロック信号が一定のレベルである期間に、少なくとも1回、第1のレベルから第2のレベルへ変化するとともに、第2のレベルから第1のレベルへと変化することを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のスキャンフリップフロップ。
  9. 請求項6に記載のスキャンフリップフロップと、
    請求項7に記載のスキャンフリップフロップと、を備え、
    前記両フリップフロップに対して、共通のクロック信号および共通のスキャンイネーブル信号が供給されることを特徴とする半導体集積回路装置。
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