JP2013126116A - オーディオ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】オーディオ装置は、各チャネルの信号を合成するダウンミックス処理を行って左右1組の中間オーディオ信号を生成するディスク読取装置10と、これら1組の中間オーディオ信号のそれぞれに対して、所定のステップサイズパラメータの適応アルゴリズムを用いた無相関化処理を行うことによって低相関な左右1組のサラウンド信号と高相関なセンター信号とを生成する無相関化処理部20と、中間オーディオ信号とサラウンド信号あるいはセンター信号に対して重み付けを行った後に合成して合成サラウンド信号、左信号、右信号を生成する処理を左右別々に行うミックス処理部30と、複数のオーディオフォーマットのそれぞれに対応してステップサイズパラメータの値とミックス処理部30による重み付けに用いる係数の値を設定する制御部50とを備えている。
【選択図】図1
Description
=0.707×((L+0.707×C)
+(0.707×(a×Ls+b×Lb))) ・・・(1)
R0 =0.707×((R+0.707×C)+(0.707×Rs’))
=0.707×((R+0.707×C)
+(0.707×(a×Rs+b×Rb))) ・・・(2)
ところで、乗算器161〜164の乗数a、bは、5.1chと7.1chとでは異なる値が用いられる。具体的には、5.1chの場合は、a=1.0、b=0である。また、7.1chの場合には、a=0.5、b=0.5である。なお、7.1chについては、信号Ls、Rsと信号Lb、Rbとを均等に合成する場合を仮定してa=0.5、b=0.5としたが、ダウンミックスの方式によってはその比率を異ならせる場合もあり、その場合にはaとbの値を変更するようにしてもよい。
5,1chの場合には、以下のようになる。
R0 =0.707×(R+0.707×C+0.707×Rs) ・・・(4)
7.1chの場合には、以下のようになる。
・・・(5)
R0 =0.707×(R+0.707×C+0.707×(Rs+Rb)/2)
・・・(6)
なお、2chの場合は、デコード処理部14から入力される信号Lと信号Rのみが出力され、それ以外の成分が加算されずに、これらの信号L、Rのそれぞれが乗算器168あるいは乗算器169で0.707(−3dB)倍されて信号L0あるいは信号R0として出力される。
ここで、μはステップサイズパラメータであり、この値を大きく設定することによりフィルタ係数Wの収束が速くなり、反対にこの値を小さく設定することによりフィルタ係数Wの収束が遅くなる。
ここで、μはステップサイズパラメータであり、この値を大きく設定することによりフィルタ係数Wの収束が速くなり、反対にこの値を小さく設定することによりフィルタ係数Wの収束が遅くなる。
(1)無相関化処理後のミックス処理において、信号SL、RSをミックスするレベル(重み付け係数g2)を、5.1フォーマットに比べて7.1chフォーマットの場合に大きくする。
(2)2chのステレオ音源に比べて、信号C0をミックスするレベル(重み付け係数g4)を大きくする。
(3)無相関化処理の適応スピードを速くするために、ステップサイズパラメータμの値を、5.1フォーマットに比べて7.1chフォーマットの場合に大きくする。
g1=0.5(−6dB)
g2=0.5(−6dB)
g3=0.707(−3dB)
g4=0.5〜0.707
一方、7.1chフォーマットの場合には、各値が以下のように設定される。
g1=0.5(−6dB)
g2=0.707(−3dB)
g3=0.707(−3dB)
g4=0.707(−3dB)
なお、比較のために、2chフォーマットの各値を示すと、以下のようになる。
g1=0.5(−6dB)
g2=0.5(−6dB)
g3=1.0(0dB)
g4=0.0
上述した各値は一例であって、g1〜g4については0以上1以下の範囲で値の変更が可能である。また、μについては1以下の非常に小さな値であって変更が可能である。
20 無相関化処理部
30 ミックス処理部
40 EQ処理部
50 制御部
12 ディスク読取部
14 デコード処理部
16 ダウンミックス処理部
210 サラウンドL生成部
220 サラウンドR生成部
230 C生成部
211、221 FIRフィルタ
212、222 適応フィルタ(ADF)
Claims (8)
- チャネル数よりも少ない数のスピーカを用いてオーディオ再生を行うオーディオ装置であって、
所定のオーディオフォーマットに対応するオーディオ信号に対して各チャネルの信号を合成するダウンミックス処理を行って左右1組の中間オーディオ信号を生成するダウンミックス処理手段と、
前記1組の中間オーディオ信号のそれぞれに対して、所定のステップサイズパラメータの適応アルゴリズムを用いた無相関化処理を行うことによって低相関な左右1組のサラウンド信号と高相関なセンター信号とを生成するサラウンド信号生成手段と、
前記中間オーディオ信号と前記サラウンド信号に対して重み付けを行った後に合成して合成サラウンド信号を生成する処理を左右別々に行うとともに、前記中間オーディオ信号と前記センター信号に対して重み付けを行った後に合成して左信号および右信号を生成する処理を左右別々に行う合成手段と、
複数のオーディオフォーマットのそれぞれに対応して、前記ステップサイズパラメータの値と、前記合成手段による重み付けに用いる係数の値を設定する制御手段と、
を備え、前記合成手段によって合成された左右1組の合成サラウンド信号と左信号および右信号とを別々のスピーカから出力することを特徴とするオーディオ装置。 - 請求項1において、
前記サラウンド信号生成手段は、左右1組の前記中間オーディオ信号を用いて、一方の信号の中の他方の信号と相関の高い成分を抽出して他方の信号から差し引く処理を、左右の前記中間オーディオ信号を入れ替えて行うことにより、左右1組の前記サラウンド信号を生成するとともに、
前記サラウンド信号生成手段は、前記適応アルゴリズムを用いて適応フィルタのフィルタ係数を更新することにより、前記相関の高い成分を抽出して前記センター信号を生成し、
前記制御手段は、前記フィルタ係数の更新を行う際に用いられる前記ステップサイズパラメータの値を設定することを特徴とするオーディオ装置。 - 請求項1または2において、
前記複数のオーディオフォーマットは、互いにチャネル数が異なっていることを特徴とするオーディオ装置。 - 請求項3において、
前記複数のオーディオフォーマットには、5.1チャネルおよび7.1チャネルの各オーディオフォーマットが含まれることを特徴とするオーディオ装置。 - 請求項4において、
前記ステップサイズパラ−メータは、5.1チャネルのオーディオデータに対応する値よりも7.1チャネルのオーディオデータに対応する値の方が大きいことを特徴とするオーディオ装置。 - 請求項4または5において、
前記合成サラウンド信号を生成するために行われる前記サラウンド信号に対応する重み付けは、5.1チャネルのオーディオデータに対応する値よりも7.1チャネルのオーディオデータに対応する値の方が大きいことを特徴とするオーディオ装置。 - 請求項4〜6のいずれか、
前記センター信号を生成するために行われる前記センター信号に対応する重み付けの値を0.5以上に設定することを特徴とするオーディオ装置。 - 請求項4〜7のいずれかにおいて、
前記センター信号を生成するために行われる前記センター信号に対応する重み付けは、5.1チャネルのオーディオデータに対応する値よりも7.1チャネルのオーディオデータに対応する値の方が大きいことを特徴とするオーディオ装置。
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---|---|---|---|---|
JP2003032800A (ja) * | 2001-07-17 | 2003-01-31 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | スピーカ接続回路装置 |
JP2008219246A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-18 | Alpine Electronics Inc | オーディオ装置 |
JP2008227788A (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-25 | Alpine Electronics Inc | オーディオ装置 |
JP2011023961A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Alpine Electronics Inc | オーディオ装置 |
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