JP2013126090A - 携帯電子機器、表示制御方法、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザーが移動または静止のいずれの状態で入力操作を行う場合も、操作性の向上を図ること。
【解決手段】本発明の携帯電子機器は、前記携帯電子機器の移動状態を検出する検出部と、入力用画像を表示する表示部と、前記移動状態に応じて、前記表示部における前記入力用画像の表示領域を決定し、決定した表示領域に前記入力用画像を表示するよう前記表示部に指示する制御部と、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の携帯電子機器は、前記携帯電子機器の移動状態を検出する検出部と、入力用画像を表示する表示部と、前記移動状態に応じて、前記表示部における前記入力用画像の表示領域を決定し、決定した表示領域に前記入力用画像を表示するよう前記表示部に指示する制御部と、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯電子機器、表示制御方法、プログラムに関する。
近年では、携帯電話機、スマートフォン、多機能携帯端末など、タッチパネルディスプレイを搭載した携帯電子機器が広く普及してきている。
また、最近は、タッチパネルディスプレイに対する入力操作を容易にする技術も提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、タッチパネルディスプレイにおける入力キーの表示領域に対する連続する移動入力を検知すると、入力キーの表示領域を移動したり、入力キーの表示領域を拡大または縮小したりする技術が記載されている。
特許文献1に記載の技術は、携帯電子機器を片手で保持し、その片手で入力操作を行うことを想定していると考えられる。
そのため、ユーザーが歩行または走行して移動している状態で、片手で入力操作を行う場合、特許文献1に記載の技術を利用すれば、操作性は向上すると考えられる。
ところが、最近、タッチパネルディスプレイは、大型化が進む傾向があり、大画面(5〜10インチなど)の製品も多数登場してきている。
大画面のタッチパネルディスプレイを搭載した携帯電子機器においては、ユーザーは、携帯電子機器を机等に置いて静止している状態で入力操作を行う場合もある。この場合、入力キーの表示領域を広くすることで、ユーザーは両手での入力操作が可能となるため、操作性が向上すると考えられる。
しかし、特許文献1に記載の技術は、ユーザーが移動している状態での操作性を向上させることはできるものの、上述したように、片手で入力操作を行うことを想定しているため、ユーザーが静止した状態での操作性が向上しないことがあるという問題点がある。
そこで、本発明の目的は、上述した課題を解決することができる携帯電子機器、表示制御方法、プログラムを提供することにある。
本発明の携帯電子機器は、
前記携帯電子機器の移動状態を検出する検出部と、
入力用画像を表示する表示部と、
前記移動状態に応じて、前記表示部における前記入力用画像の表示領域を決定し、決定した表示領域に前記入力用画像を表示するよう前記表示部に指示する制御部と、を有する。
前記携帯電子機器の移動状態を検出する検出部と、
入力用画像を表示する表示部と、
前記移動状態に応じて、前記表示部における前記入力用画像の表示領域を決定し、決定した表示領域に前記入力用画像を表示するよう前記表示部に指示する制御部と、を有する。
本発明の表示制御方法は、
表示部を有する携帯電子機器が行う表示制御方法であって、
前記携帯電子機器の移動状態を検出し、
前記移動状態に応じて、前記表示部における前記入力用画像の表示領域を決定し、
前記決定した表示領域に前記入力用画像を表示する。
表示部を有する携帯電子機器が行う表示制御方法であって、
前記携帯電子機器の移動状態を検出し、
前記移動状態に応じて、前記表示部における前記入力用画像の表示領域を決定し、
前記決定した表示領域に前記入力用画像を表示する。
本発明のプログラムは、
表示部を有する携帯電子機器に、
前記携帯電子機器の移動状態を検出する手順と、
前記移動状態に応じて、前記表示部における前記入力用画像の表示領域を決定する手順と、
前記決定した表示領域に前記入力用画像を表示する手順と、を実行させる。
表示部を有する携帯電子機器に、
前記携帯電子機器の移動状態を検出する手順と、
前記移動状態に応じて、前記表示部における前記入力用画像の表示領域を決定する手順と、
前記決定した表示領域に前記入力用画像を表示する手順と、を実行させる。
本発明によれば、ユーザーが移動または静止のいずれの状態で入力操作を行う場合も、操作性の向上を図れるという効果が得られる。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
(1)第1の実施形態
図1に示すように、本実施形態の携帯電子機器1は、検出部11と、表示部12と、制御部13と、を有している。
(1)第1の実施形態
図1に示すように、本実施形態の携帯電子機器1は、検出部11と、表示部12と、制御部13と、を有している。
検出部11は、携帯電子機器1の移動状態を検出する。
例えば、検出部11は、携帯電子機器1を携帯しているユーザー(以下、単にユーザーと称す。以下の本実施形態の説明において同じ)が歩行している状態と、ユーザーが走行している状態と、ユーザーが静止している状態と、のいずれであるかを検出する。
表示部12は、入力用画像を表示する。
例えば、入力用画像は、入力キーの画像である。
制御部13は、検出部11が検出した携帯電子機器1の移動状態に応じて、表示部12における入力用画像の表示領域を決定し、決定した表示領域に入力用画像を表示するよう表示部12に指示する。
例えば、制御部13は、ユーザーが歩行または走行している状態にある場合、入力用画像の表示領域をユーザーが片手で操作し易い表示領域(例えば、ユーザーが片手で携帯電子機器1を保持している状態で、表示部12の右下隅または左下隅に位置する表示領域)に決定する。一方、制御部13は、ユーザーが静止している状態にある場合、入力用画像の表示領域をユーザーが両手で操作し易い表示領域(例えば、ユーザーが両手で携帯電子機器1を保持している状態またはユーザーが携帯電子機器1を机等に置いている状態で、表示部12の左端近傍から右端近傍にわたる表示領域)に決定する。
上述したように本実施形態においては、携帯電子機器1の移動状態を検出し、携帯電子機器1の移動状態に応じて、表示部12における入力用画像の表示領域を決定し、決定した表示領域に入力用画像を表示する。
そのため、例えば、ユーザーが歩行または走行している状態にあれば、ユーザーが片手で操作し易い表示領域に入力用画像を表示し、ユーザーが携帯電子機器を机等に置いて静止している状態にあれば、ユーザーが両手で操作し易い表示領域に入力用画像を表示する、といったことも可能である。
したがって、ユーザーが移動または静止のいずれの状態で入力操作を行う場合も、操作性の向上を図れるという効果が得られる。
(2)第2の実施形態
本実施形態は、本発明の携帯電子機器をタブレット型PC(Personal Computer)に適用し、第1の実施形態の構成および動作を具体化した例である。
(2)第2の実施形態
本実施形態は、本発明の携帯電子機器をタブレット型PC(Personal Computer)に適用し、第1の実施形態の構成および動作を具体化した例である。
図2に示すように、本実施形態の携帯電子機器2は、加速度センサ21を含む検出部22と、タッチパネルディスプレイ23と、記憶部24と、制御部25と、を有している。
なお、図2において、検出部22が図1の検出部11に対応し、タッチパネルディスプレイ23が図1の表示部12に対応し、制御部25が図1の制御部13に対応する。
加速度センサ21は、携帯電子機器1の加速度を検出する。
検出部22は、加速度センサ21の検出結果を基に携帯電子機器2の姿勢を検出し、携帯電子機器2の姿勢の検出結果を基に携帯電子機器2の移動状態を検出する。
例えば、検出部22は、携帯電子機器2を携帯しているユーザー(以下、単にユーザーと称す。以下の本実施形態の説明において同じ)が歩行している状態と、ユーザーが走行している状態と、ユーザーが静止している状態と、のいずれであるかを検出する。
タッチパネルディスプレイ23は、入力用画像等を表示する機能と、ユーザーの指などの接触物のタッチパネルディスプレイ23への接触(タッチ)とその接触位置を検知する機能と、を備える。
なお、以下の本実施形態の説明では、入力用画像が入力キーの画像であるものとする。
記憶部24は、ユーザーが歩行または走行している場合における、タッチパネルディスプレイ23における入力キーの画像の表示領域である特定表示領域等を記憶する。特定表示領域は、ユーザーが歩行または走行している場合に、ユーザーが片手で入力キーを操作し易いと考えられる表示領域であり、ユーザーが登録することも可能である。
そのため、記憶部24は、特定表示領域として、デフォルトの特定表示領域と共に、ユーザーが登録した特定表示領域も記憶する。
制御部25は、検出部22が検出した携帯電子機器2の移動状態に応じて、タッチパネルディスプレイ23における入力キーの画像の表示領域を決定し、決定した表示領域に入力キーの画像を表示するようタッチパネルディスプレイ23に指示する。
例えば、制御部25は、ユーザーが静止している状態にある場合、図3に示すように、入力キーの画像の表示領域をユーザーが両手で操作し易い表示領域(図3では、ユーザーが両手で携帯電子機器1を保持している状態で、タッチパネルディスプレイ23の左端近傍から右端近傍にわたる表示領域)に決定する。
一方、制御部25は、ユーザーが歩行または走行している状態にある場合、図4に示すように、入力キーの画像の表示領域をユーザーが片手で操作し易い特定表示領域(図4では、ユーザーが右手で携帯電子機器1を保持している状態で、タッチパネルディスプレイ23の右下隅に位置する表示領域)に決定する。
このとき、制御部25は、ユーザーが登録した特定表示領域が記憶部24に記憶されていれば、ユーザーが登録した特定表示領域を入力キーの画像の表示領域と決定する。また、制御部25は、ユーザーが登録した特定表示領域が記憶部24に記憶されていなければ、デフォルトの特定表示領域を入力キーの画像の表示領域と決定する。
なお、以下の本実施形態の説明では、入力キーの画像のデフォルトの表示領域が図3に示した表示領域と予め決められており、タッチパネルディスプレイ23は、入力キーの画像を表示する場合は、まず、図3に示したデフォルトの表示領域に入力キーの画像を表示するものとする。
そのため、制御部25は、ユーザーが歩行または走行している状態にあり、図4に示した特定表示領域に入力キーの画像を表示する場合に限り、タッチパネルディスプレイ23に対して、表示領域(特定表示領域)の指示を行うものとする。
以下、本実施形態の携帯電子機器2の動作について説明する。
最初に、全体動作について、図5のフローチャートに沿って説明する。
図5に示すように、まず、制御部25は、検出部22が検出した携帯電子機器2の移動状態が、ユーザーが歩行または走行している状態にあることを示しているか否かを判定する(ステップA1)。
ステップA1において、ユーザーが歩行または走行している状態にある場合(ステップA1のYes)、制御部25は、タッチパネルディスプレイ23が入力キーの画像を表示中であるか否かを判定する(ステップA2)。ここでは、入力キーの画像が表示中である場合、図3に示したデフォルトの表示領域に入力キーの画像が表示されていることになる。
ステップA2において、入力キーの画像が表示中である場合(ステップA2のYes)、制御部25は、ユーザーが登録した特定表示領域が記憶部24に記憶されているか否かを判定する(ステップA3)。
ステップA3において、ユーザーが登録した特定表示領域が記憶されている場合(ステップA3のYes)、制御部25は、ユーザーが登録した特定表示領域を記憶部24から読み出し(ステップA4)、読み出した特定表示領域に入力キーの画像を表示するようタッチパネルディスプレイ23に指示する。これを受けて、タッチパネルディスプレイ23は、ユーザーが登録した特定表示領域に入力キーの画像を表示する(ステップA5)。
一方、ステップA3において、ユーザーが登録した特定表示領域が記憶されていない場合(ステップA3のNo)、制御部25は、ユーザーに対し、特定表示領域の登録を希望するか否かを問い合わせる(ステップA6)。この問い合わせは、例えば、所定のメッセージの画像をタッチパネルディスプレイ23に表示することで行う。
ステップA6において、ユーザーが特定表示領域の登録を希望する場合(ステップA6のYes)、制御部25は、携帯電子機器2の動作モードを、通常モードから、特定表示領域を登録する登録モードに移行させ、ユーザーに特定表示領域を登録させ、ユーザーが登録した特定表示領域を記憶部24に記憶させる(ステップA7)。この場合、以降、ステップA3〜A5の処理が行われ、タッチパネルディスプレイ23において、ステップA7でユーザーが登録した特定表示領域に入力キーの画像が表示されることになる。なお、ステップA7の詳細については後述する。
一方、ステップA6において、ユーザーが特定表示領域の登録を希望しない場合(ステップA6のNo)、制御部25は、デフォルトの特定表示領域を記憶部24から読み出し(ステップA8)、読み出した特定表示領域に入力キーの画像を表示するようタッチパネルディスプレイ23に指示する。これを受けて、タッチパネルディスプレイ23は、デフォルトの特定表示領域に入力キーの画像を表示する(ステップA5)。
続いて、図5のステップA7において、ユーザーが特定表示領域を登録する場合の動作について、図6のフローチャートに沿って説明する。
図6に示すように、まず、制御部25は、図7の上部に示すように、タッチパネルディスプレイ23をタッチすることをユーザーに促すメッセージの画像を表示するようタッチパネルディスプレイ23に指示する。これを受けて、タッチパネルディスプレイ23は、制御部25から指示された画像を表示する。
次に、制御部25は、タッチパネルディスプレイ23がユーザーのタッチを検知したか否かを判定する(ステップB1)。
ステップB1において、タッチパネルディスプレイ23がユーザーのタッチを検出した場合(ステップB1のYes)、制御部25は、タッチを検出した位置の座標(X1,Y1)に基づき、特定表示領域を決定する(ステップB2)。
例えば、図7の上部に示すように、ユーザーがタッチパネルディスプレイ23をタッチした場合、制御部25は、図7の下部に示すように、横方向の長さがX1、縦方向の長さがY1となる矩形で右下隅に位置する表示領域を、特定表示領域として決定する。
次に、制御部25は、図7の下部に示すように、ステップB2で決定した特定表示領域に配置した入力キーの画像と、この特定表示領域の登録の可否をユーザーに問い合わせるメッセージの画像と、を表示するようタッチパネルディスプレイ23に指示する。これを受けて、タッチパネルディスプレイ23は、制御部25から指示された画像を表示する。
ここで、ユーザーが特定表示領域を登録することを選択すると、制御部25は、ステップB2で決定した特定表示領域を、ユーザーが登録した特定表示領域として記憶部25に記憶させる(ステップB3)。
なお、複数のユーザーが携帯電子機器2を使用する場合、ユーザーごとに、特定表示領域を登録しても良い。この場合、各ユーザーが登録した表示領域に入力キーの画像を表示することが可能になる。
上述したように本実施形態においては、携帯電子機器2の移動状態を検出し、携帯電子機器2の移動状態に応じて、タッチパネルディスプレイ23における入力キーの画像の表示領域を決定し、決定した表示領域に入力用画像を表示する。
そのため、例えば、ユーザーが静止している状態であれば、図3に示すように、ユーザーが両手で操作し易い表示領域に入力キーの画像を表示し、また、ユーザーが歩行または走行している状態であれば、図4に示すように、ユーザーが片手で操作し易い表示領域に入力キーの画像を表示する、といったことも可能である。
したがって、ユーザーが移動または静止のいずれの状態で入力操作を行う場合も、操作性の向上を図れるという効果が得られる。
また、本実施形態においては、ユーザーが歩行または走行している状態における、入力キーの画像の表示領域である特定表示領域を、ユーザーが登録することができる。
したがって、ユーザーは、歩行または走行している状態では、自身が登録した表示領域に入力キーの画像を表示することができるという効果が得られる。
(3)他の実施形態
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
(3−1)例えば、第2の実施形態においては、ユーザーに特定表示領域を登録させる場合、制御部25は、ユーザーがタッチした1点の位置に基づき、特定表示領域を決定したが、ユーザーがタッチした複数点の位置に基づき、特定表示領域を決定しても良い。
(3)他の実施形態
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
(3−1)例えば、第2の実施形態においては、ユーザーに特定表示領域を登録させる場合、制御部25は、ユーザーがタッチした1点の位置に基づき、特定表示領域を決定したが、ユーザーがタッチした複数点の位置に基づき、特定表示領域を決定しても良い。
具体的には、制御部25は、ユーザーが最初にタッチした位置に応じて右手または左手のどちらの操作であるか否かを判別し、その判別結果と、次にタッチした位置と、に基づき、特定表示領域を決定しても良い。
例えば、図8Aおよび図8Bに示すように、制御部25は、ユーザーが最初にタッチした位置の座標を(X0,Y0)とする。
次に、制御部25は、X0を、タッチパネルディスプレイ23のX方向の中央点であるXcと比較する。
図8Aに示すように、制御部25は、X0<Xcであれば、右手の操作であると判別する。続いて、制御部25は、ユーザーが次にタッチした位置の座標を(X1,Y1)とする。そして、制御部25は、座標(X1,Y1)に応じた、横方向の長さがX1、縦方向の長さがY1となる矩形で、右手に対応する右下隅に位置する表示領域を、特定表示領域として決定する。
一方、図8Bに示すように、X0>Xcであれば、左手の操作であると判別する。続いて、制御部25は、ユーザーが次にタッチした位置の座標を(X1,Y1)とする。そして、制御部25は、座標(X1,Y1)に応じた、横方向の長さがX1、縦方向の長さがY1となる矩形で、左手に対応する左下隅に位置する表示領域を、特定表示領域として決定する。
(3−2)また、第2の実施形態においては、ユーザーが歩行または走行している場合に、入力キーの画像を右下隅の特定表示領域に表示する例について説明した。この例では、ユーザーが右手で携帯電子機器2を保持している場合は、右手近くに入力キーの画像が表示されるため、操作性は向上するが、ユーザーが携帯電子機器2を左手で保持している場合は、左手から遠い位置に入力キーの画像が表示されるため、操作性が悪くなる。
(3−2)また、第2の実施形態においては、ユーザーが歩行または走行している場合に、入力キーの画像を右下隅の特定表示領域に表示する例について説明した。この例では、ユーザーが右手で携帯電子機器2を保持している場合は、右手近くに入力キーの画像が表示されるため、操作性は向上するが、ユーザーが携帯電子機器2を左手で保持している場合は、左手から遠い位置に入力キーの画像が表示されるため、操作性が悪くなる。
そこで、制御部25は、特定表示領域に入力キーの画像を表示した後、図9に示すように、携帯電子機器2が傾けられると、傾けられた方向に入力キーの画像の表示領域を移動するようタッチパネルディスプレイ23に指示しても良い。これにより、ユーザーが右手または左手のどちらで操作する場合にも、操作性を向上させることができる。
(3−3)また、第2の実施形態においては、ユーザーが歩行または走行している場合に、入力キーの画像を縮小して特定表示領域に表示する例について説明した。しかし、特に、ユーザーが走行している場合には、入力キーが小さく表示されると、入力操作が困難になることが予想される。
(3−3)また、第2の実施形態においては、ユーザーが歩行または走行している場合に、入力キーの画像を縮小して特定表示領域に表示する例について説明した。しかし、特に、ユーザーが走行している場合には、入力キーが小さく表示されると、入力操作が困難になることが予想される。
そこで、制御部25は、ユーザーが走行している場合、図10に示すように、入力キーの画像の縮尺を維持したまま入力キーの画像の一部を特定表示領域に表示するようタッチパネルディスプレイ23に指示しても良い。これにより、ユーザーが走行している状態では、入力キーが大きく表示されるため、操作性を向上させることができる。
(3−4)また、第2の実施形態においては、入力キーをフルキーで表示したが、本発明はこれに限定されず、携帯電話機の発信画面のように、入力キーをテンキーで表示しても良い。
(3−5)また、第2の実施形態においては、入力用画像の一例として入力キーの画像を例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、入力用画像は、画面全体(例えば、携帯電話機の待受画面、PCのデスクトップ画面等)でも良い。この場合、画面全体が縮小されるため、ユーザーは通常の操作を片手で行うことができる。
(3−6)また、第2の実施形態においては、検出部22は、加速度センサ21を用いて携帯電子機器2の移動状態を検出したが、本発明はこれに限定されない。例えば、検出部22は、GPS(Global Positioning System)を用いて携帯電子機器2の位置を算出し、算出した位置に基づき、携帯電子機器2の移動状態を検出しても良い。
(3−7)また、第2の実施形態においては、携帯電子機器の一例としてタブレット型PCを例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、携帯電子機器は、携帯電話機、スマートフォン、ゲーム機、ノート型PCなどでも良い。
(3−8)また、本発明の携帯電子機器1,2にて行われる方法は、コンピュータに実行させるためのプログラムに適用しても良い。また、そのプログラムを記憶媒体に格納することも可能であり、ネットワークを介して外部に提供することも可能である。
(3−4)また、第2の実施形態においては、入力キーをフルキーで表示したが、本発明はこれに限定されず、携帯電話機の発信画面のように、入力キーをテンキーで表示しても良い。
(3−5)また、第2の実施形態においては、入力用画像の一例として入力キーの画像を例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、入力用画像は、画面全体(例えば、携帯電話機の待受画面、PCのデスクトップ画面等)でも良い。この場合、画面全体が縮小されるため、ユーザーは通常の操作を片手で行うことができる。
(3−6)また、第2の実施形態においては、検出部22は、加速度センサ21を用いて携帯電子機器2の移動状態を検出したが、本発明はこれに限定されない。例えば、検出部22は、GPS(Global Positioning System)を用いて携帯電子機器2の位置を算出し、算出した位置に基づき、携帯電子機器2の移動状態を検出しても良い。
(3−7)また、第2の実施形態においては、携帯電子機器の一例としてタブレット型PCを例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、携帯電子機器は、携帯電話機、スマートフォン、ゲーム機、ノート型PCなどでも良い。
(3−8)また、本発明の携帯電子機器1,2にて行われる方法は、コンピュータに実行させるためのプログラムに適用しても良い。また、そのプログラムを記憶媒体に格納することも可能であり、ネットワークを介して外部に提供することも可能である。
1 携帯電子機器
11 検出部
12 表示部
13 制御部
2 携帯電子機器
21 加速度センサ
22 検出部
23 タッチパネルディスプレイ
24 記憶部
25 制御部
11 検出部
12 表示部
13 制御部
2 携帯電子機器
21 加速度センサ
22 検出部
23 タッチパネルディスプレイ
24 記憶部
25 制御部
Claims (8)
- 携帯電子機器であって、
前記携帯電子機器の移動状態を検出する検出部と、
入力用画像を表示する表示部と、
前記移動状態に応じて、前記表示部における前記入力用画像の表示領域を決定し、決定した表示領域に前記入力用画像を表示するよう前記表示部に指示する制御部と、を有する携帯電子機器。 - ユーザーが歩行または走行している場合における前記入力用画像の表示領域である特定表示領域を記憶する記憶部をさらに有し、
前記制御部は、前記移動状態が、前記携帯電子機器を携帯しているユーザーが歩行または走行していることを示す場合、前記入力用画像の表示領域を、前記記憶部に記憶された前記特定表示領域に決定する、請求項1に記載の携帯電子機器。 - 前記表示部は、前記表示部への接触物の接触を検知する機能を備え、
前記制御部は、前記表示部に前記接触物が接触した位置に応じて前記特定表示領域を決定し、決定した前記特定表示領域を前記記憶部に記憶させる、請求項2に記載の携帯電子機器。 - 前記制御部は、前記表示部に前記接触物が接触した複数の位置に応じて前記特定表示領域を決定する、請求項3に記載の携帯電子機器。
- 前記制御部は、前記移動状態が、前記ユーザーが走行していることを示す場合、前記入力用画像の縮尺を維持したまま前記入力用画像の一部を前記特定表示領域に表示するよう前記表示部に指示する、請求項2から4のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記検出部は、前記携帯電子機器の姿勢を検出することで前記移動状態を検出し、
前記制御部は、前記特定表示領域に前記入力用画像が表示された後に、前記携帯電子機器が傾けられると、傾けられた方向に前記入力用画像の表示領域を移動するよう前記表示部に指示する、請求項2から5のいずれか1項に記載の携帯電子機器。 - 表示部を有する携帯電子機器が行う表示制御方法であって、
前記携帯電子機器の移動状態を検出し、
前記移動状態に応じて、前記表示部における前記入力用画像の表示領域を決定し、
前記決定した表示領域に前記入力用画像を表示する、表示制御方法。 - 表示部を有する携帯電子機器に、
前記携帯電子機器の移動状態を検出する手順と、
前記移動状態に応じて、前記表示部における前記入力用画像の表示領域を決定する手順と、
前記決定した表示領域に前記入力用画像を表示する手順と、を実行させるためのプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (1)
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JP2019153143A (ja) * | 2018-03-05 | 2019-09-12 | オムロン株式会社 | 文字入力装置、文字入力方法、及び、文字入力プログラム |
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