JP6367720B2 - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、タッチパッドを備えた情報処理装置および当該情報処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムに関する。
近接または接触する物体を検出するデバイス(例えば、タッチパッド、タッチパネルなど)においてユーザの操作を受け付け、当該操作に応じた位置にポインタを表示する技術が開示されている。
例えば、特許文献1には、タッチパッドまたはタッチパネルを有するリモコンから接触入力に伴う座標値を無線で受信し、受信した座標値に基づいて移動するポインタを表示部に表示する表示装置が開示されている。
特開2012−221008号公報(2012年11月12日公開)
しかしながら、上述のような従来技術では、表示されている画像のうち、ユーザからの操作を受け付けるオブジェクトが含まれない領域にポインタが表示される場合がある。このことは、ユーザに対して、所望の位置までポインタを素早く移動させることを困難にしており、操作性が悪いという問題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、タッチパッドを用いた位置入力の操作性を向上させる技術を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、表示部と、近接または接触する物体を検出する平面状の検出領域を上記表示部の表示領域とは異なる位置に有する物体検出部が上記物体を検出した位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部とを備える情報処理装置であって、上記位置情報に対応する上記表示部の表示領域におけるポインタの表示位置を決定するポインタ位置決定部と、上記ポインタの表示位置に上記ポインタを上記表示部に表示させる表示制御部とを備え、上記ポインタ位置決定部は、上記表示部の表示領域において決定するポインタの表示位置の対象範囲を、上記表示領域の全範囲と、上記表示領域から所定の特定表示領域を除いた範囲とで切り替え可能である。
本発明の一態様によれば、タッチパッドを用いた位置入力の操作性を向上させることができる。
本発明の実施形態1に係る携帯電話機の外観を示す図である。 本発明の実施形態1に係る携帯電話機の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る携帯電話機の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1におけるタッチパッドに対するタッチ位置と、当該タッチ位置に対応して表示部に表示されるポインタを示す図である。 本発明の実施形態2に係る表示システムを模式的に示す図である。 本発明の実施形態2に係る表示システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2におけるタッチパッド装置の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2における表示装置の処理を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4を用いて詳細に説明する。
(携帯電話機1の概要)
本実施形態に係る携帯電話機1について、図1に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る携帯電話機1の外観を示す図である。
図1に示すように、携帯電話機1は、いわゆる折り畳み式の携帯電話機である。第1筐体6および第2筐体7がヒンジ8を介して接続されており、ヒンジ8の軸を中心に回動可能である。第1筐体6および第2筐体7は、例えば、略平板状である。第1筐体6の一方の面に表示部10が配置されている。第2筐体7の一方の面にハードキー9が配置され、ハードキー9の下方(第2筐体7の内部)に、ハードキー9に重畳してタッチパッド20のためのセンサが配置されている。
携帯電話機1は、第1筐体6および第2筐体7を開いている開状態(図1の形態)と、第1筐体6の表示部10が配置されている面(表示面)と、第2筐体7のハードキー9が配置されている面(操作面)とが対向している閉状態(不図示)とに変形可能である。
表示部10は、画像を表示するものである。表示部10は、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)、有機ELディスプレイなどを適用することが可能である。表示部10は、横方向(以下、「X軸方向」とも称する)に長さX2、縦方向(以下、「Y軸方向」とも称する)に長さY2の表示領域を備えている。また、表示部10では、下端から上端に向かって長さY10の領域、および上端から下端に向かって長さY11の領域が、それぞれポインタが表示されない領域である非表示領域(所定の特定表示領域)12および非表示領域14として設定されている。なお、表示部10が画像を表示する表示領域の全範囲のうち、上述した非表示領域を除いた範囲を、ポインタ表示領域と称する。
ハードキー9は、ユーザが携帯電話機1を操作するためのものである。ハードキー9は、ユーザが押下したキーに対応する信号を出力する物理的なキーである。例えば、ハードキー9は、メニューキー、テンキー、十字キー、センターキー、オンフックキー、オフフックキー等である。
タッチパッド20は、携帯電話機1を操作するためのものである。タッチパッド20は、前記センサを備えており、タッチパッド20に近接または接触する物体(ユーザの指、スタイラス等)を検出し、検出した位置(例えば、タッチパッド20上の2次元座標)を示す位置情報を出力する。タッチパッド20が物体を検出する検出領域は、第2筐体7のハードキー9が配置されている面(操作面)の全体である。すなわち、第2筐体7の操作面がタッチパッド20の検出面である。そのため、ハードキー9のキートップ面は前記検出面の一部であり、検出領域に含まれる。タッチパッド20が備えるセンサは、静電容量センサ等である。また、タッチパッド20は、X軸方向に長さX1、Y軸方向に長さY1の平面状の検出領域を備えている。
本実施形態では、タッチパッド20は、第2筐体7の操作面上にユーザの指が接触しているか否かを検出する。図1に示すように、第2筐体7の操作面(タッチパッド20の検出領域)は、表示部10の表示面(表示領域)と異なる位置にある。
なお、図1には折り畳み式の携帯電話機1が示されているが、これに限るものではなく、ストレート式、スライド式、2軸ヒンジ式等の携帯電話機であってもよい。また、本実施形態では、携帯電話機を例示しているが、これに限るものではない。本発明は、表示部と、近接または接触する物体を検出する物体検出部であって、表示部の表示領域(表示面)と異なる位置に検出領域を有する物体検出部と、を備える任意の情報処理装置に適用可能である。本発明は、例えば、ノートPC、携帯ゲーム機、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯音楽プレイヤー等に適用可能である。
(携帯電話機の操作体系)
上述のように携帯電話機1は、ハードキー9およびタッチパッド20の2つの操作部(入力部)を有する。ユーザのタッチパッド20による操作を容易にするため(誤操作を防止するため)、携帯電話機1は、「キー操作モード」、「ポインタモード」、「スクロールモード」の3つのモードを有する。
キー操作モードは、ハードキー9のみで操作可能なモードである。すなわち、キー操作モードでは、タッチパッド20による操作が無効である。キー操作モードでは、例えば、十字キーを操作してフォーカスを移動(リストの項目を選択)したり、センターキーを押下して決定したり、テンキーを操作して数字または文字を入力したり、オフフックキーを押下して通話を開始したり、オンフックキーを押下して通話またはアプリケーションを終了したりすることができる。
キー操作モードにおいて、オフフックキーを長押しすることにより、ポインタモードへ移行し、また、キー操作モードにおいて、特定のアプリケーションを起動することにより、ポインタモードへ移行する。なお、携帯電話機1の起動時は、キー操作モードとなる。
ポインタモードは、画面上に矢印マークのカーソル(ポインタ)を表示し、タッチパッド20によるカーソル移動操作および決定操作を可能にするモードである。ポインタモードには、カーソル非表示状態(ポインタの非表示状態)とカーソル表示状態(ポインタの表示状態)とがある。カーソル非表示状態では、ユーザがタッチパッド20(第2筐体7の操作面)にタッチして少しスワイプすることにより、カーソルが表示される。すなわち、カーソル表示状態に遷移する。また、キー操作モードと同様にハードキー9による操作が可能である。カーソル表示状態では、ユーザは、タッチパッド20をスワイプまたはフリックすることにより、カーソルを移動させたり、カーソルが移動してから所定時間(例えば1.5秒)以内にタッチパッド20をシングルタップすることにより、カーソルがある位置で決定を入力したり、タッチパッド20をダブルタップすることにより、カーソルがある位置で決定を入力したりすることができる。また、カーソル表示状態において、ハードキー9を押下すると、カーソルが消去される。すなわち、カーソル非表示状態に遷移する。また、カーソル表示状態において、タッチパッド20を操作することなく所定時間経過した場合も、カーソル非表示状態に遷移する。
また、ポインタモードには、カーソルの移動方式に関し、「絶対座標モード」および「相対座標モード」の二つのサブモードがある。絶対座標モードは、タッチパッド20上におけるタッチ位置の絶対座標に対応するように、カーソルの位置が決定されるモードである。相対座標モードは、タッチパッド20上におけるタッチ位置の移動量(相対座標)に対応するように、カーソルの位置(の移動量)が決定されるモードである。
本実施形態において、携帯電話機1は、カーソル非表示状態では絶対座標モードで動作し、カーソル表示状態では相対座標モードで動作するが、これに限定されない。例えば、カーソル表示状態において、部分的にまたは全体的に絶対座標モードで動作してもよいし、カーソル非表示状態において、部分的にまたは全体的に相対座標モードで動作してもよい。ただし、本実施形態のように、ポインタモードにおいて、絶対座標モードと相対座標モードとを切り替えるようにすることで、ユーザの操作性を向上させることができる。
また、ポインタモードにおいて、オフフックキーを長押しすることにより、キー操作モードに移行する。また、前記特定のアプリケーションを終了することにより、キー操作モードへ移行する。ポインタモードにおいて、タッチパッド20をロングタップすることにより、スクロールモードへ移行する。なお、ポインタモードに移行した場合、カーソル表示状態となる。
スクロールモードは、タッチパッド20による画面のスクロールを可能にするモードである。スクロールモードでは、タッチパッド20をスワイプまたはフリックすることにより、画面をスクロールしたり、タッチパッド20をロングタップすることにより、起動中のアプリケーションに応じた所定の処理を実行したりすることができる。スクロールモードにおいて、タッチパッド20をシングルタップすることにより、ポインタモードへ移行する。また、スクロールモードにおいて、タッチパッド20を操作することなく所定時間経過した場合も、ポインタモードに移行する。また、スクロールモードにおいて、前記特定のアプリケーションが終了した場合、キー操作モードに移行する。
(携帯電話機1の構成)
図2は、本発明の実施形態1に係る携帯電話機1の要部構成を示すブロック図である。図2に示すように、携帯電話機1は、表示部10、タッチパッド20、ROM30、RAM31、および制御部40を備えている。
ROM30は、各種の情報を格納するためのデバイスである。本明細書では、ROM30には、表示部10の表示領域を示す表示部サイズ情報、タッチパッド20の検出領域を示すタッチパッドサイズ情報、および表示部10に設けられた非表示領域12と非表示領域14とを示す非表示領域情報が格納されている。また、ROM30として利用可能なデバイスとしては、例えば、ROM(Read Only Memory)を挙げることができる。RAM31は、各種の情報を格納するためのデバイスである。本明細書では、RAM31には、表示部10にポインタが表示されているか否かを示すポインタ表示情報が格納されている。また、RAM31として利用可能なデバイスとしては、例えば、RAM(Random Access Memory)を挙げることができる。制御部40は、携帯電話機1の各構成を統括的に制御するものであり、制御部40として利用可能なデバイスとしては、CPU(Central Processing Unit)を挙げることができる。制御部40の詳細について、以下に説明する。
制御部40は、図2に示すように、タッチパッド情報取得部(位置情報取得部)42、ポインタ表示位置計算部(ポインタ位置決定部)44、および表示制御部46としても機能する。タッチパッド情報取得部42は、タッチパッド20上においてタッチされたタッチ位置を示す位置情報(検出領域におけるタッチ位置の座標)を取得する。ポインタ表示位置計算部44は、表示部10の表示領域におけるポインタの表示位置を計算する。また、ポインタ表示位置計算部44は、ポインタの表示位置の対象範囲を、表示領域の全範囲と、表示領域から非表示領域12および非表示領域14を除いた範囲(ポインタ表示領域)とで切り替え可能である。ポインタ表示位置計算部44の処理の詳細については、参照する図面を替えて説明する。表示制御部46は、ポインタ表示位置計算部44が計算したポインタの表示位置にポインタを表示部10に表示させる。
(携帯電話機1の処理)
図3は、本発明の実施形態1に係る携帯電話機1の処理の流れを示すフローチャートである。また、図4は、本発明の実施形態1におけるタッチパッド20に対するタッチ位置と、当該タッチ位置に対応して表示部10に表示されるポインタを示す図である。携帯電話機1が実行する処理について、図3および図4を用いて説明する。
まず、タッチパッド情報取得部42は、タッチパッド20上においてタッチされたタッチ位置の座標を取得する(ステップS1、以下、「ステップ」を省略し、単にS1などと記載する)。タッチパッド情報取得部42は、取得した座標をポインタ表示位置計算部44に出力する。ポインタ表示位置計算部44は、RAM31に格納されているポインタ表示情報を参照し、表示部10にポインタが表示されているか否かを判定する(S3)。
S3において、「ポインタは表示されていない」と判定された場合(カーソル非表示状態、S3:No)、ポインタ表示位置計算部44は、ポインタの表示位置の対象範囲を、ポインタ表示領域に切り替えるとともに、ポインタの表示位置を以下のように絶対座標モードにより決定する。まず、ポインタ表示位置計算部44は、表示するポインタの表示位置のX座標(以下、「Xd」とも称する)を計算する(S5)。ここで、ポインタ表示位置計算部44は、タッチパッドサイズ情報が示す検出領域に対するタッチ位置のX座標が、表示部10におけるポインタ表示領域に対する位置のX座標に対応するように、ポインタの表示位置を計算する。例えば、タッチパッド情報取得部42が出力した座標のX座標を「X」とすると、ポインタ表示位置計算部44は、以下の式によって、Xdを計算する。
Xd=X2×X/X1
続いて、ポインタ表示位置計算部44は、タッチ位置のY軸方向の座標(以下、「Y座標」とも称する)を参照し、表示するポインタのY座標(以下、「Yd」とも称する)を計算する(S7)。ここで、ポインタ表示位置計算部44は、ポインタの表示位置の対象範囲を、ポインタ表示領域に切り替える。そして、ポインタ表示位置計算部44は、タッチパッドサイズ情報が示す検出領域に対するタッチ位置のY座標が、表示部10におけるポインタ表示領域に対する位置のY座標に対応するように、ポインタの表示位置を計算する。例えば、タッチパッド情報取得部42が出力した座標のY座標を「Y」とすると、ポインタ表示位置計算部44は、以下の式によって、Ydを計算する。
Yd={(Y2−Y10−Y11)×Y/Y1}+Y11
そして、ポインタ表示位置計算部44は、計算した表示位置の座標を、表示制御部46に出力するとともに、ポインタの表示位置の対象範囲を、表示領域の全範囲に切り替える。表示制御部46は、ポインタ表示位置計算部44が計算した座標の位置にポインタを表示させる(S9)。これにより、カーソル非表示状態からカーソル表示状態に遷移する。また、表示制御部46は、RAM31に格納されているポインタ表示情報を更新し、携帯電話機1は、図3に示す処理を終了する。
例えば、タッチ位置が、図4の(a)に示すタッチ位置90(Xa、Ya)であった場合、図4の(b)に示すように、タッチパッド20の検出領域に対するタッチ位置がポインタ表示領域に対する位置に対応する位置(Xda、Yda)にポインタ92が表示される。また、例えば、タッチ位置が、図4の(c)に示すタッチ位置94(Xb、Yb)であった場合、図4の(d)に示すように、タッチパッド20の検出領域に対するタッチ位置がポインタ表示領域に対する位置に対応する位置(Xdb、Ydb)にポインタ96が表示される。
一方、S3において、「ポインタは表示されている」と判定された場合(カーソル表示状態、S3:YES)、ポインタ表示位置計算部44は、ポインタの表示位置を以下のように相対座標モードにより決定する。まず、ポインタ表示位置計算部44は、前回タッチパッド情報取得部42が出力した座標と今回タッチパッド情報取得部42が出力した座標との差分から、タッチ位置の移動量(ΔX、ΔY)を計算する。そして、ポインタ表示位置計算部44は、現在のポインタの表示位置(Xc、Yc)と、タッチ位置の移動量(ΔX、ΔY)とから、例えば、以下のような式によって移動後のポインタの表示位置を計算する。
Xd=Xc+X2×ΔX/X1
Yd=Yc+Y2×ΔY/Y1
そして、ポインタ表示位置計算部44は、計算した表示位置の座標を、表示制御部46に出力する。表示制御部46は、ポインタ表示位置計算部44が計算した座標の位置にポインタを移動させる。
また、本実施形態において、カーソル表示状態におけるポインタの表示位置の対象範囲は、表示領域の全範囲であり、携帯電話機1は、S11におけるポインタを移動させる操作によってポインタが非表示領域に入った場合は、非表示領域にポインタを表示する構成である。
そして、携帯電話機1は、図3に示す処理を終了する。なお、S11において、制御部40は、表示されているポインタの位置に対するタップイベントを発生させてもよい。
このように、本実施形態に係る携帯電話機1は、ポインタの表示位置の対象範囲を、表示領域の全範囲と、表示領域から非表示領域12および非表示領域14を除いた範囲であるポインタ表示領域とで切り替える。そして、携帯電話機1は、ポインタの表示位置の対象範囲をポインタ表示領域に切り替えた場合、上述した簡易な演算式に従って、タッチパッド20が検出したタッチ位置の座標に対応する表示部10の表示領域におけるポインタの表示位置を決定し、決定した表示位置にポインタを表示する。例えば、携帯電話機1では、ポインタを表示する必要性の低い領域(例えば、携帯電話機におけるバッテリ残量、無線強度、時刻等のインジケータが表示されている領域など、ユーザの操作を受け付けないか、またはユーザが操作する頻度の低いオブジェクトが表示されている領域)を非表示領域として設定することができる。そのため、携帯電話機1は、ポインタを表示させる必要性の低い領域を特定表示領域とすることにより、所望の位置にポインタを表示させることが容易となり、タッチパッド20を用いた位置入力の操作性を向上させることができる。
特に、ポインタ表示位置計算部44が、ポインタの表示位置の対象範囲を、ポインタ表示領域から表示領域の全範囲に切り替えたときに、表示制御部46が、カーソル非表示状態からカーソル表示状態に切り替えることにより、携帯電話機1は、カーソル非表示状態のときは、ポインタの表示位置の対象範囲を、ポインタ表示領域とし、カーソル表示状態のときは、ポインタの表示位置の対象範囲を、表示領域の全範囲とすることができる。これにより、ポインタが非表示状態であり、ポインタの表示位置をユーザが明確に指定できないときには、ポインタを表示させる必要性の低い非表示領域12および非表示領域14にはポインタの表示位置を設定せず、ポインタが表示状態であり、ポインタの表示位置をユーザが明確に指定できるときには、全領域にポインタの表示位置を移動させ得るようにすることができる。これにより、所望の位置にポインタを表示させることが容易となり、ユーザの操作性をより向上させることができる。
また、携帯電話機1は、上述したS3を実行せず、S1の処理を実行した後、S5の処理を実行する構成であってもよい。換言すると、携帯電話機1は、ポインタの表示有無、すなわち、カーソル表示状態であるかカーソル非表示状態であるかに関わらず、非表示領域12または非表示領域14にポインタが表示されないように、検出領域とタッチパッド20が検出したタッチ位置の座標とに応じてポインタの表示位置を決定する構成であってもよい。
なお、上述したように、携帯電話機1は、図1に示すような折り畳み式の携帯電話機1に限定されず、2軸ヒンジ式によって表示部10を回転させることにより、表示部10が縦長の場合と、表示部10が横長の場合との両方の構成を備える携帯電話機にも適用可能である。例えば、携帯電話機1を2軸ヒンジ式の携帯電話機に適用した場合、携帯電話機1は、表示部10が縦長の場合の非表示領域情報と、表示部10が横長の場合の非表示領域情報とを、ROM30に格納する。そして、携帯電話機1は、表示部10が縦長の場合は、表示部10が縦長の場合の非表示領域情報を参照し、表示部10が横長の場合は、表示部10が横長の場合の非表示領域情報を参照し、表示するポインタの表示位置を決定する。この構成により、携帯電話機1が縦長の表示部10および横長の表示部10の両方を備える場合であっても、非表示領域にポインタが表示されない構成が実現できる。
〔変形例1〕
ポインタ表示位置計算部44が、ポインタの表示位置のX座標およびY座標を計算する方法は、上述したS5およびS7において説明した方法に限定されない。
S5およびS7において、ポインタ表示位置計算部44は、ポインタの表示位置を、例えば、以下のような式を用いて、タッチパッド20の検出領域に対するタッチ位置が表示領域に対する位置に対応する位置になるように計算する。
Xd=X2×X/X1
Yd=Y2×Y/Y1
そして、計算されたX座標およびY座標によって特定される位置が、非表示領域12または非表示領域14に含まれる場合、非表示領域12および非表示領域14に含まれない位置であって、計算された表示位置に最も近い位置のX座標およびY座標を、表示するポインタの表示位置のX座標およびY座標とする。
例えば、タッチ位置が、図4の(c)に示すタッチ位置(Xb、Yb)であった場合、ポインタ表示位置計算部44は、タッチパッド20の検出領域に対するタッチ位置が表示領域に対する位置に対応する位置(図4の(d)に示すポインタ98の位置)を計算する。そして、ポインタ表示位置計算部44は、計算された位置が非表示領域12に含まれるため、表示するポインタの位置を、計算された表示位置に最も近い位置(図4の(d)に示すポインタ96の位置)に変更する。
このように、本変形例に係る携帯電話機1では、非表示領域にポインタを表示しない構成が可能である。そのため、携帯電話機1は、所望の位置にポインタを表示させることが容易となり、ユーザの操作性を向上させることができる。
〔変形例2〕
例えば、図1に示す携帯電話機1において、非表示領域12のうち、表示部10の右端からX軸方向に任意の長さX10の領域は、ポインタを表示可能な領域とする構成であってもよい。この場合、上述した変形例1において説明した方法によって、携帯電話機1は、ポインタの表示位置が非表示領域に含まれないように、ポインタを表示することができる。また、同様の構成によって、非表示領域として、表示部の上端、下端、右端、および左端の何れにも接しない領域や、円形、楕円形、多角形など任意の形状の領域を設定することも可能となる。
このように、本変形例に係る携帯電話機1は、非表示領域の位置および形を所望の位置および形に設定することができる。
〔実施形態2〕
上述した実施形態では、表示部10とタッチパッド20とを備える携帯電話機1について説明したが、本実施形態では、表示部10とタッチパッド20とを異なる装置(別体)が備える構成について、図5〜図8に基づいて説明する。
(表示システム2)
図5は、本発明の実施形態2に係る表示システム2を模式的に示す図である。図5に示すように、表示システム2は、表示装置(情報処理装置)3およびタッチパッド装置4によって構成されている。
表示システム2では、表示装置3は、X軸方向に長さがX4、Y軸方向に長さがY4の表示領域を備えている。また、表示装置3では、下端から上端に向かってY軸方向に長さY40の領域、および上端から下端に向かってY軸方向に長さY41の領域が、それぞれ非表示領域12aおよび非表示領域14aとして設定されている。また、タッチパッド装置4は、X軸方向に長さX3、Y軸方向に長さY3の検出領域を備えている。表示システム2では、表示装置3およびタッチパッド装置4は、無線を介して通信可能である。
(表示装置3)
図6は、本発明の実施形態2に係る表示システム2の要部構成を示すブロック図である。表示装置3の構成について、図6を用いて説明する。
表示装置3は、図6に示すように、実施形態1における携帯電話機1の表示部10、タッチパッド20、および制御部40に替えて、表示部10a、表示装置制御部40a、および表示装置通信部50を備えている。
表示部10aは、上述した表示領域を備え、非表示領域12aおよび非表示領域14aが設けられているが、機能は実施形態1における表示部10と同じである。表示装置通信部50は、外部と無線通信を行うための通信デバイスである。表示装置通信部50の例として、無線LAN(Local Area Network)モジュール、Bluetooth(登録商標)モジュールを挙げることができる。表示装置制御部40aは、上述した制御部40のタッチパッド情報取得部42に替えて、タッチパッド情報取得部42aとしても機能する。
タッチパッド情報取得部42aは、表示装置通信部50を介して、タッチパッド装置4が備えるタッチパッド20aに関連する情報を取得する。タッチパッド20aに関連する情報とは、具体的には、タッチパッド20a上においてタッチされたタッチ位置の座標およびタッチパッド20aの検出領域を示すタッチパッドサイズ情報である。
(タッチパッド装置4)
タッチパッド装置4の構成について、図6を用いて説明する。タッチパッド装置4は、図6に示すように、タッチパッド20a、タッチパッド装置通信部60、ROM70、およびタッチパッド装置制御部80を備えている。
タッチパッド20aは上述した検出領域を備え、機能は実施形態1におけるタッチパッド20と同じである。タッチパッド装置通信部60は、外部と無線通信を行うための通信デバイスである。タッチパッド装置通信部60の例として、無線LANモジュール、Bluetooth(登録商標)モジュールを挙げることができる。ROM70は、各種の情報を格納するためのデバイスである。本実施形態では、ROM70には、タッチパッド20aのタッチパッドサイズ情報が格納されている。また、ROM70として利用可能なデバイスとしては、例えばROMを挙げることができる。タッチパッド装置制御部80は、タッチパッド装置4の各構成を統括的に制御するものであり、タッチパッド装置制御部80として利用可能なデバイスとしては、CPUを挙げることができる。タッチパッド装置制御部80の詳細について、以下に説明する。
タッチパッド装置制御部80は、図6に示すように、操作情報取得部82、操作情報出力部84、およびタッチパッドサイズ情報出力部86としても機能する。操作情報取得部82は、タッチパッド20a上においてタッチされたタッチ位置の座標を取得する。操作情報出力部84は、操作情報取得部82が取得したタッチ位置の座標を、タッチパッド装置通信部60を介して表示装置3に送信する。タッチパッドサイズ情報出力部86は、ROM70に格納されているタッチパッドサイズ情報を、タッチパッド装置通信部60を介して表示装置3に送信する。
(タッチパッド装置4の処理)
図7は、本発明の実施形態2におけるタッチパッド装置4の処理の流れを示すフローチャートである。タッチパッド装置4が実行する処理について、図7を用いて説明する。
まず、操作情報取得部82は、タッチパッド20a上においてタッチされたタッチ位置の座標を取得する(S21)。操作情報取得部82は、取得した座標を、操作情報出力部84に出力する。操作情報出力部84は、取得したタッチ位置の座標を、タッチパッド装置通信部60を介して表示装置3に送信する。また、タッチパッドサイズ情報出力部86は、ROM70に格納されているタッチパッドサイズ情報を、タッチパッド装置通信部60を介して表示装置3に送信する(S23)。なお、タッチパッドサイズ情報出力部86は、操作情報出力部84が出力するタッチ位置の座標と共に領域情報を出力する構成に限定されない。例えば、タッチパッドサイズ情報出力部86は、タッチパッドサイズ情報を1度だけ出力する構成であってもよい。
(表示装置3の処理)
図8は、本発明の実施形態2における表示装置3の処理の流れを示すフローチャートである。表示装置3が実行する処理について、図8を用いて説明する。
表示装置3のタッチパッド情報取得部42aは、タッチパッド装置4から送信されたタッチ位置の座標およびタッチパッドサイズ情報を、表示装置通信部50を介して受信する(S31)。タッチパッド情報取得部42aは、受信したタッチ位置の座標をポインタ表示位置計算部44に出力し、タッチパッドサイズ情報をROM30に格納する。そして、ポインタ表示位置計算部44は、RAM31に格納されているポインタ表示情報を参照し、表示部10にポインタが表示されているか否かを判定する処理以降の処理は、上述したS3〜S11の処理と同じであり、X1、Y1、X2、Y2、Y10、Y11をそれぞれX3、Y3、X4、Y4、X40、X41に読み替えればよい。
このように、本実施形態に係る表示システム2では、表示装置3からタッチパッド20aが分離されていても、非表示領域にポインタを表示しない構成が可能である。そのため、表示システム2は、所望の位置にポインタを表示させることが容易となり、ユーザの操作性を向上させることができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
携帯電話機1の制御ブロック(特に制御部40)および表示装置3の表示装置制御部40aは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、携帯電話機1および表示装置3は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROMまたは記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAMなどを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報処理装置(携帯電話機1、表示装置3)は、表示部(10、10a)と、近接または接触する物体を検出する平面状の検出領域を上記表示部の表示領域とは異なる位置に有する物体検出部(タッチパッド20、20a)が上記物体を検出した位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部(タッチパッド情報取得部42)とを備える情報処理装置であって、上記位置情報に対応する上記表示部の表示領域におけるポインタの表示位置を決定するポインタ位置決定部(ポインタ表示位置計算部44)と、上記ポインタの表示位置に上記ポインタを上記表示部に表示させる表示制御部(46)とを備え、上記ポインタ位置決定部は、上記表示部の表示領域において決定するポインタの表示位置の対象範囲を、上記表示領域の全範囲と、上記表示領域から所定の特定表示領域(非表示領域12、非表示領域14)を除いた範囲とで切り替え可能である。上記の構成によれば、情報処理装置は、ポインタの表示位置の対象範囲を、特定表示領域を除いた範囲に切り替えた場合、特定表示領域にポインタを表示しない。そのため、情報処理装置は、ポインタを表示させる必要性の低い領域を特定表示領域とすることにより、所望の位置にポインタを表示させることが容易となり、タッチパッドを用いた位置入力の操作性を向上させることができる。
本発明の態様2に係る情報処理装置のポインタ位置決定部は、上記態様1において、上記ポインタ位置決定部が、上記ポインタの表示位置の対象範囲を、上記表示領域から上記特定表示領域を除いた範囲から、上記表示領域の全範囲に切り替えたときに、上記表示制御部が、上記ポインタを、非表示状態から表示状態に切り替えてもよい。上記の構成によれば、情報処理装置は、ポインタが非表示状態のときは、ポインタの表示位置の対象範囲を、表示領域のうち特定表示領域を除いた範囲とし、ポインタが表示状態のときは、ポインタの表示位置の対象範囲を、表示領域の全範囲とすることができる。これにより、ポインタが非表示状態であり、ポインタの表示位置をユーザが明確に指定できないときには、ポインタを表示させる必要性の低い特定表示領域にはポインタの表示位置を設定せず、ポインタが表示状態であり、ポインタの表示位置をユーザが明確に指定できるときには、全領域にポインタの表示位置を移動させ得るようにすることができる。これにより、所望の位置にポインタを表示させることが容易となり、ユーザの操作性を向上させることができる。
本発明の態様3に係る情報処理装置のポインタ位置決定部は、上記態様1または2において、上記検出領域に対して上記位置情報が示す位置が、上記表示部における上記表示領域から上記特定表示領域を除いた範囲に対応するように、上記ポインタの表示位置を決定してもよい。上記の構成によれば、簡易な演算によって、特定表示領域を除いた範囲にポインタの表示位置を決定することができる。
本発明の態様4に係る情報処理装置のポインタ位置決定部は、上記態様1または2において、上記検出領域に対して上記位置情報が示す位置が、上記表示部における表示領域の全範囲に対応するように、上記ポインタの表示位置を決定し、上記ポインタの表示位置が上記特定表示領域に含まれる場合、当該ポインタの表示位置から最も近い位置であって、上記表示領域から上記特定表示領域を除いた範囲に含まれる位置に、上記ポインタの表示位置を変更してもよい。上記の構成によれば、簡易な演算によって、特定表示領域を除いた範囲にポインタの表示位置を決定することができる。
本発明の態様5に係る情報処理装置(表示装置3)の物体検出部(タッチパッド20a)は、上記態様1〜4の何れかにおいて、当該情報処理装置から分離されていてもよい。上記の構成によれば、情報処理装置を、表示部を備えた装置と、物体検出部を備えた装置とに分離して、別体として構成することが可能となる。
本発明の各態様に係る情報処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記情報処理装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記情報処理装置をコンピュータにて実現させる情報処理装置のプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、携帯電話機、表示装置とタッチパッド装置とを備える表示システムなどに利用することができる。
1 携帯電話機 2 表示システム 3 表示装置 4 タッチパッド装置 10、10a 表示部 20、20a タッチパッド 30 ROM 31 RAM 40 制御部 40a 表示装置制御部 42、42a タッチパッド情報取得部 44 ポインタ表示位置計算部 46 表示制御部 50 表示装置通信部 60 タッチパッド装置通信部 70 ROM 80 タッチパッド装置制御部 82 操作情報取得部 84 操作情報出力部 86 タッチパッドサイズ情報出力部

Claims (5)

  1. 表示部と、近接または接触する物体を検出する平面状の検出領域を上記表示部の表示領域とは異なる位置に有する物体検出部が上記物体を検出した位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部とを備える情報処理装置であって、
    上記位置情報に対応する上記表示部の表示領域におけるポインタの表示位置を決定するポインタ位置決定部と、
    上記ポインタの表示位置に上記ポインタを上記表示部に表示させる表示制御部とを備え、
    上記ポインタ位置決定部は、上記表示部の表示領域において決定するポインタの表示位置の対象範囲を、上記表示領域の全範囲と、上記表示領域から所定の特定表示領域を除いた範囲とで切り替え可能であり、
    上記ポインタ位置決定部が、上記ポインタの表示位置の対象範囲を、上記表示領域から上記特定表示領域を除いた範囲から、上記表示領域の全範囲に切り替えたときに、上記表示制御部が、上記ポインタを、非表示状態から表示状態に切り替える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記ポインタ位置決定部は、上記検出領域に対して上記位置情報が示す位置が、上記表示部における上記表示領域から上記特定表示領域を除いた範囲に対応するように、上記ポインタの表示位置を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 表示部と、近接または接触する物体を検出する平面状の検出領域を上記表示部の表示領域とは異なる位置に有する物体検出部が上記物体を検出した位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部とを備える情報処理装置であって、
    上記位置情報に対応する上記表示部の表示領域におけるポインタの表示位置を決定するポインタ位置決定部と、
    上記ポインタの表示位置に上記ポインタを上記表示部に表示させる表示制御部とを備え、
    上記ポインタ位置決定部は、上記表示部の表示領域において決定するポインタの表示位置の対象範囲を、上記表示領域の全範囲と、上記表示領域から所定の特定表示領域を除いた範囲とで切り替え可能であり、
    上記ポインタ位置決定部は、
    上記検出領域に対して上記位置情報が示す位置が、上記表示部における表示領域の全範囲に対応するように、上記ポインタの表示位置を決定し、
    上記ポインタの表示位置が上記特定表示領域に含まれる場合、当該ポインタの表示位置から最も近い位置であって、上記表示領域から上記特定表示領域を除いた範囲に含まれる位置に、上記ポインタの表示位置を変更する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 上記物体検出部が、当該情報処理装置から分離されていることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 請求項1〜の何れか1項に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、上記位置情報取得部、上記ポインタ位置決定部および上記表示制御部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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