JP2013125361A - 携帯端末、および近接検出制御方法 - Google Patents

携帯端末、および近接検出制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末と、携帯端末の近接検出制御方法とは、タッチセンサパネルの誤動作を抑えるようにする。
【解決手段】携帯端末は、タッチ選択可能なアイコンが表示されるタッチセンサパネルと、上記タッチセンサパネルの辺に沿って配置された近接センサ窓を介して移動体の接近を検出する近接センサと、周囲環境の照度を検出する照度センサと、上記近接センサ窓に対向して配置されると共に上記タッチセンサパネルの上記辺に沿って配置された上記アイコンが選択された状態(S14がYes)で上記近接センサが上記移動体の接近を検出したとき(S13がYes)の上記照度センサの出力結果(S15)に応じて、少なくとも上記タッチセンサパネルを非アクティブ状態に遷移(S16)させる処理部と、を備える。
【選択図】図4

Description

本明細書で論じられる実施形態は、携帯端末と近接検出を制御する制御方法とに関する。
従来、携帯端末装置への顔の近接を検出することにより、タッチパネルからの入力信号、および、表示デバイスへの出力信号を無効とする携帯端末装置が知られている。
電子機器に配置され、操作状況を示す情報を検出するのに用いられるものではあるが、ユーザとの距離を検出する近接センサ、周囲環境の照度を検出する照度センサ、傾き角度を検出する加速度センサなどが知られている。
図11Aおよび図11Bは、参考技術に係る携帯端末200の使用状態を示す説明図である。
図12は、参考技術に係る携帯端末200の処理を表すフローチャートである。
図11Aおよび図11Bに示す携帯端末200は、フレーム201と、タッチセンサパネル202と、音声信号を出力するレシーバ203と、移動体の一例である物体の近接を検出する近接センサ204と、タッチセンサパネル202の内側に配置された表示デバイス206と、を備える。フレーム201には、近接センサ204に光を透過するセンサ窓201aが形成されている。
図12に示すように、通話が開始すると、近接センサ204は、スキャンを開始する(S41)。このスキャンは、通話が終了すると終了する(S42がNo)。
通話が継続中の場合(S42がYes)、近接センサ204が物体の近接を検出すると(S43がYes)、タッチセンサパネル202、および表示デバイス206がオフとなる(S44)。一方、近接センサ34が物体の近接を検出しない場合(S43がNo)は、タッチセンサパネル202、および表示デバイス206がオンのままとなる(S45)。その後、近接センサ204のスキャンが再び行われる(S41)。
このような制御は、例えば、ユーザの顔が通話中にタッチセンサパネル202に触れることによる誤動作の防止、並びに、タッチセンサパネル202、および表示デバイス206を非アクティブ(オフ)にすることによる低消費電力化を実現するために行われる。
特開2010−268336号公報 国際公開第2010/073329号パンフレット
上述の参考技術に係る携帯端末200などの昨今の携帯端末では、タッチセンサパネル202が大型化しているため、レシーバ203近傍に配置されている近接センサ204とタッチセンサパネル202との間に十分なクリアランスを確保することが困難である。
そのため、図11Aに示すように、ユーザの指101がタッチセンサパネル202のうち近接センサ204近傍のターゲット位置202aをタッチする場合、近接センサ204が指101の近接を検出する。これにより、タッチセンサパネル202の表示およびタッチセンサがオフとなり、ユーザは意図した操作を実行できなくなる。
本明細書で開示する携帯端末と、携帯端末の近接検出制御方法とは、タッチセンサパネルの誤動作を抑えることができるようにする。
本明細書で開示する携帯端末は、タッチセンサパネルと、近接センサと、照度センサと、処理部と、を備える。上記タッチセンサパネルは、タッチ選択可能なアイコンが表示される。上記近接センサは、上記タッチセンサパネルの辺に沿って配置された近接センサ窓を介して移動体の接近を検出する。照度センサは、周囲環境の照度を検出する。上記処理部は、上記近接センサ窓に対向して配置されると共に上記タッチセンサパネルの上記辺に沿って配置された上記アイコンが選択された状態で上記近接センサが上記移動体の接近を検出したときの上記照度センサの出力結果に応じて、少なくとも上記タッチセンサパネルを非アクティブ状態に遷移させる。
本明細書で開示する他の携帯端末は、タッチセンサパネルと、近接センサと、加速度センサと、処理部と、を備える。上記タッチセンサパネルは、タッチ選択可能なアイコンが表示される。上記近接センサは、上記タッチセンサパネルの辺に沿って配置された近接センサ窓を介して移動体の接近を検出する。上記加速度センサは、携帯端末の状態を検出する。上記処理部は、上記近接センサ窓に対向して配置されると共に上記タッチセンサパネルの上記辺に沿って配置された上記アイコンが選択された状態で上記近接センサが上記移動体の接近を検出したときの上記加速度センサの出力結果に応じて、少なくとも上記タッチセンサパネルを非アクティブ状態に遷移させる。
本明細書で開示する近接検出制御方法は、タッチ選択可能なアイコンが表示されるタッチセンサパネルの辺に沿って配置された近接センサ窓を介して移動体の接近を検出し、周囲環境の照度を検出し、上記近接センサ窓に対向して配置されると共に上記タッチセンサパネルの上記辺に沿って配置された上記アイコンが選択された状態で上記移動体の接近を検出したときの上記検出された照度に応じて、少なくとも上記タッチセンサパネルを非アクティブ状態に遷移させる。
本明細書で開示する他の近接検出制御方法は、タッチ選択可能なアイコンが表示されるタッチセンサパネルの辺に沿って配置された近接センサ窓を介して移動体の接近を検出し、携帯端末の加速度を検出し、上記近接センサ窓に対向して配置されると共に上記タッチセンサパネルの上記辺に沿って配置された上記アイコンが選択された状態で上記移動体の接近を検出したときの上記検出された加速度に応じて、少なくとも上記タッチセンサパネルを非アクティブ状態に遷移させる。
本明細書で開示する携帯端末と、携帯端末の近接検出制御方法とによれば、タッチセンサパネルの誤動作を抑えることができる。
第1実施形態に係る携帯端末を示す平面図である。 第1実施形態に係る携帯端末の使用状態を示す説明図(その1)である。 第1実施形態に係る携帯端末の使用状態を示す説明図(その2)である。 第1実施形態に係る携帯端末を示すブロック図である。 第1実施形態に係る携帯端末の処理を表すフローチャートである。 第1実施形態に係る携帯端末の近接センサおよび照度センサを示す断面図である。 第1実施形態の第1変形例における近接センサおよび照度センサを示す断面図である。 第1実施形態の第2変形例における近接センサおよび照度センサを示す断面図である。 第2実施形態に係る携帯端末の使用状態を示す説明図(その1)である。 第2実施形態に係る携帯端末の使用状態を示す説明図(その2)である。 第2実施形態に係る携帯端末の処理を表すフローチャート(その1)である。 第2実施形態に係る携帯端末の処理を表すフローチャート(その2)である。 第3実施形態に係る携帯端末の処理を表すフローチャートである。 参考技術に係る携帯端末の使用状態を示す説明図(その1)である。 参考技術に係る携帯端末の使用状態を示す説明図(その2)である。 参考技術に係る携帯端末の処理を表すフローチャートである。
以下、実施形態に係る、携帯端末と、携帯端末の近接検出制御方法とについて、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る携帯端末10を示す平面図である。
図2Aおよび図2Bは、第1実施形態に係る携帯端末10の使用状態を示す説明図である。
図3は、第1実施形態に係る携帯端末を示すブロック図である。
図4は、第1実施形態に係る携帯端末10の処理を表すフローチャートである。
携帯端末10は、図1に示すように、フレーム11と、タッチセンサパネル12と、レシーバ13と、近接センサ14と、照度センサ15と、表示デバイス16とを備える。
携帯端末10は、図3に示すように、さらに、処理部の一例であるCPU17と、タッチセンサコントローラ18と、メモリ19と、DRAM20と、スピーカ21と、無線回路22と、アンテナ23と、電源(Power Key)24と、マイク25と、加速度センサ26と、を備える。携帯端末10は、CPU17によって、USIMカード27から識別情報を取得する。
フレーム11には、タッチセンサパネル12の周囲に配置され、透光性部材からなる近接センサ窓11aおよび照度センサ窓11bが形成されている。近接センサ窓11aは、近接センサ14に光を透過し、照度センサ窓11bは、照度センサ15に光を透過する。
タッチセンサパネル12、および表示デバイス16は、近接センサ窓11aに対向して配置されると共にタッチセンサパネル12の辺に沿って配置された図2Bに示す対象アイコン12aが選択された状態、例えば、タッチセンサコントローラ18が対象アイコン12aをタッチされたことを例えば所定時間前以降に検出した状態で、近接センサ14および照度センサ15の両方の検出結果が移動体の一例である顔(例えば、耳付近)102の近接条件を満たすことで非アクティブ状態(オフ状態)に遷移する。この制御は、携帯端末10のCPU17が行う。タッチセンサパネル12は、表示デバイス16上に配置されている。
レシーバ13は、例えば音声信号を出力する。レシーバ13は、例えば矩形状のタッチセンサパネル12の1辺に隣接して配置されている。
近接センサ14は、例えば、赤外線を発してその反射光を受光することで、物体の近接を検出する。近接センサ14は、例えば、一定の距離よりも物体が近づくことで、物体の近接を検出する。近接センサ14の検出結果が顔102の近接条件を満たすことで、図2Aに示すユーザの顔102の近接を判定することができる。
照度センサ15は、照度を検出する。照度センサ15の検出結果が閾値未満という顔102の近接条件を満たすことで、顔102の近接を判定することができる。
近接センサ14および照度センサ15は、図5に示すように、入射光Lを受光するセンサ本体部14a,15aを有する。
近接センサ14および照度センサ15(近接センサ窓11aおよび照度センサ窓11b)は、タッチセンサパネル12の4辺のうちレシーバ13に隣接する辺に沿って配列されている。レシーバ13は、近接センサ14および照度センサ15(近接センサ窓11aおよび照度センサ窓11b)の間において近接センサ14および照度センサ15の近傍に配置されている。
図6Aに示す第1変形例における近接センサ14−1および照度センサ15−1では、センサ窓11a,11bから入射する光Lをセンサ本体14−1a,15−1aに導く導光路14−1b,15−1bが設けられている。そのため、近接センサ14−1および照度センサ15−1の本体14−1a,15−1aがレシーバ13を挟んで反対側に配置されていなくとも、センサ窓11a,11bを、レシーバ13を挟んで反対側に配置することが可能となる。
導光路14−1b,15−1bは、センサ窓11a,11bから入射する光Lをセンサ本体14−1a,15−1aに導く導光部の一例であり、例えば、アクリルからなる。
図6Bに示す第2変形例における近接センサ14−2および照度センサ15−2では、センサ窓11a,11bから入射する光Lをセンサ本体14−2a,15−2aに導く反射部材14−2b,15−2bが設けられている。この構成においても、近接センサ14−2および照度センサ15−2の本体14−2a,15−2aがレシーバ13を挟んで反対側に配置されていなくとも、センサ窓11a,11bを、レシーバ13を挟んで反対側に配置することが可能となる。
反射部材14−2b,15−2bも、センサ窓11a,11bから入射する光Lをセンサ本体14−2a,15−2aに導く導光部の一例であり、例えば、ミラーからなる。
CPU17は、近接センサ14および照度センサ15の出力結果に応じて、少なくともタッチセンサパネル12(本実施の形態では、タッチセンサパネル12および表示デバイス16の両方)を非アクティブ状態(オフ状態)に遷移させる処理を行う。
CPU17は、例えば、メモリ19、DRAM20、スピーカ21、無線回路22、アンテナ23、電源(Power Key)24、マイク25、加速度センサ26、USIM(Universal Subscriber Identity Module)カード27等の制御も行う。
以下、タッチセンサパネル12の制御方法について説明する。
図4に示すように、通話が開始すると、近接センサ14は、CPU17の制御に基づき、スキャンを開始する(S11)。このスキャンは、通話が終了すると終了する(S12がNo)。
通話が継続中の場合(S12がYes)、図2Aに示すように、ユーザの顔102が通話中にレシーバ13に近づくと、近接センサ14が物体の近接を検出する(S13がYes)。この場合、タッチセンサパネル12の辺に沿って配置された図2Bに示すアイコン12aが選択された状態(すなわち、タッチセンサコントローラ18が対象アイコン12aの選択を検出した検出した状態)(S14がYes)で、照度センサ15の検出レベルが閾値未満となると(S15がNo)、タッチセンサパネル12、および表示デバイス16は、CPU17の制御によりオフとなる(S16)。
タッチセンサパネル12の辺に沿って配置された図2Bに示すアイコン12aが選択されていない状態(S14がNo)では、照度センサ15(S15)の検出レベルによらず、近接センサ14が物体の近接を検出すると(S13がYes)、タッチセンサパネル12、および表示デバイス16がCPU17の制御によりオフとなる(S16)。
近接センサ14が物体の近接を検出しない場合(S13がNo)と、対象アイコン12aが選択され(S14がYes)且つ照度センサ15の検出レベルが閾値以上である場合(S15がYes)とのうちのいずれかのときには、タッチセンサパネル12、および表示デバイスは、オンのままとなる(S17)。
その後、近接センサ14のスキャンが再び行われる(S11)。
以上説明した第1実施形態では、携帯端末10は、近接センサ14および照度センサ15と、対象アイコン12aが選択された状態で、センサ14,15による検出結果が顔102の近接条件を満たすことで非アクティブ状態(オフ状態)に遷移するタッチセンサパネル12と、を備える。そのため、移動体の一例であるユーザの指101が近接センサ14に検出されても、照度センサ15が照度を検出することで、顔102が近接していないことを判定することができる。よって、本実施形態によれば、タッチセンサパネル12の誤動作を抑えることができる。
タッチセンサパネル12の誤動作を抑えることによって、更に、ユーザが快適にタッチセンサパネル12を操作することができると共に、タッチセンサパネル12、および表示デバイス16を的確に非アクティブ状態(オフ状態)にすることによる低消費電力化を実現することができる。
タッチセンサパネル12の誤動作を抑えることによって、更に、近接センサ14および照度センサ15(センサ窓11a,11b)とタッチセンサパネル12との間のクリアランスを確保しなくともよくなる。そのため、近接センサ14および照度センサ15(センサ窓11a,11b)の実装位置自由度が高まると共に、タッチセンサパネル12、および表示デバイス16の大型化に寄与することができる。
本実施形態では、レシーバ13は、近接センサ窓11aと照度センサ窓11bの間に配置されている。そのため、より確実に顔102の近接を判定することで、タッチセンサパネル12の誤動作をより一層抑えることができる。
本実施形態では、近接センサ窓11aおよび照度センサ窓11bは、タッチセンサパネル12のうちレシーバ13に隣接する辺に沿って配列されている。そのため、より確実に顔102の近接を判定することで、タッチセンサパネル12の誤動作をより一層抑えることができる。
本実施形態では、また、近接センサ14−1,14−2および照度センサ15−1,15−2は、センサ窓から入射する光Lをセンサ本体14−1a,14−2a,15−1a,15−2aに導く導光部14−1b,14−2b,15−1b,15−2bを有する。そのため、センサ本体14−1a,14−2a,15−1a,15−2aに関する設計の自由度を高めることができる。
本実施形態では、物体の近接を検出する近接センサ14が配置されている。そのため、指101などの近接が顔102の近接と誤検出されうるが、近接センサ14を用いても、照度センサ15によって確実に顔102の近接を判定することで、タッチセンサパネル12の誤動作をより一層抑えることができる。
本実施形態において、近接センサ14および照度センサ15(センサ窓11a,11b)の位置は、レシーバ13を挟んで互いに反対側であることが望ましいが、例えば、通話時に顔が近づくマイク部25を挟んで互いに反対側であるようにしてもよく、或いはその他の位置としてもよい。
本実施形態において、近接センサ14および照度センサ15以外の他のセンサを更に用いて顔102の近接状態を判定するようにしてもよい。なお、本実施形態では、加速度センサ26が検出する携帯端末10の状態(加速度)は、タッチセンサパネル12等を非アクティブ状態に遷移させる処理を行う条件とはならないため、省略可能である。
<第2実施形態>
図7Aおよび図7Bは、第2実施形態に係る携帯端末20の使用状態を示す説明図である。
携帯端末100は、タッチセンサパネル12等を非アクティブ状態に遷移させる処理を行う条件として、照度センサ15の出力結果に代えて加速度センサ26の出力結果を用いる点において、上述の第1実施形態と相違する。共通点についての説明は省略する。
加速度センサ26は、携帯端末100の加速度を検出する。加速度センサ26の位置は、携帯端末20の構造に応じて適宜決定されればよく、本実施形態では、レシーバ13から離れた位置に配置されている。
以下、近接検出の制御方法について説明する。
図8に示すように、照度センサ15が閾値以上の環境照度を検出したとき(S20がYes)には、上述の第1実施形態の照度センサ15を用いた制御(図4)を行うことができる。一方、照度センサ15が閾値以下の環境照度を検出したとき(S20がNo)には、照度センサ15の検出結果に基づいて顔102の近接を判定することが困難であるため、図9に示す加速度センサ26を用いた制御が行われる。
照度センサ15は、ある一定間隔で環境照度をポーリングして、その状況を記憶しておく。これにより、例えば、ある閾値以下の明るさが一定期間以上続くか否かで、環境の明るさを判定することができる。
図9に示す加速度センサ26を用いた制御では、通話が開始すると、近接センサ14は、CPUの制御に基づきスキャンを開始する(S21)。このスキャンは、通話が終了すると終了する(S22がNo)。
通話が継続中の場合(S22がYes)、図7Bに示すようにユーザが携帯端末100を顔102に近づけると、近接センサ14が物体の近接を検出する(S23がYes)。この場合、タッチセンサパネル12の辺に沿って配置された図7Aに示すアイコン12aが選択された状態(すなわち、タッチセンサコントローラ18が対象アイコン12aの選択を検出した検出した状態)(S24がYes)で、加速度センサ26により検出された携帯端末100の加速度が閾値以上となると(S25がYes)、タッチセンサパネル12、および表示デバイス16は、CPU17の制御によりオフとなる(S26)。
タッチセンサパネル12の辺に沿って配置された図7Aに示すアイコン12aが選択されていない状態(S24がNo)では、加速度センサ26(S25)の検出レベルによらず、近接センサ14が物体の近接を検出すると(S23がYes)、タッチセンサパネル12、および表示デバイス16がCPU17の制御によりオフとなる(S26)。
近接センサ14が物体の近接を検出しない場合(S23がNo)と、対象アイコン12aが選択され(S24がYes)且つ加速度センサ26の検出レベルが閾値未満である場合(S25がNo)とのうちのいずれかのときには、タッチセンサパネル12、および表示デバイス16は、オンのままとなる(S27)。その後、近接センサ14のスキャンが再び行われる(S21)。
以上説明した第2実施形態によれば、上述の第1実施形態の効果、即ち、タッチセンサパネル12の誤動作を抑えることができるなどの効果を得ることができる。
本実施形態では、照度センサ15が閾値以下の環境照度を検出したときには、対象アイコン12aが選択された状態で(S24がYes)、近接センサ14と、加速度センサ26とにより顔の近接が検出される(S23及びS25がYes)。そのため、環境照度が暗くとも確実に顔102の近接を判定することができる。
本実施形態において、照度センサ15を省略し、環境照度によらずに近接センサ14および加速度センサ26を用いて顔の近接を判定するようにしてもよい。
<第3実施形態>
図10は、第3実施形態に係る携帯端末の処理を表すフローチャートである。
本実施形態では、第2実施形態における環境照度が明るい場合(図8)に、図4に示す第1実施形態の近接センサ14および照度センサ15のみを用いた制御ではなく、更に加速度センサ26を用いた制御を行う点において第2実施形態と相違する。
図10に示すように、通話が開始すると、近接センサ14は、CPUの制御に基づきスキャンを開始する(S31)。このスキャンは、通話が終了すると終了する(S32がNo)。
通話が継続中の場合(S32がYes)、ユーザが携帯端末100を顔102に近づけると、近接センサ14が物体の近接を検出する(S33がYes)。この場合、タッチセンサパネル12の辺に沿って配置された図7Aに示すアイコン12aが選択された状態(すなわち、タッチセンサコントローラ18が対象アイコン12aの選択を検出した検出した状態)(S34がYes)で、照度センサ15の検出レベルが閾値未満となり(S35がNo)、且つ、加速度センサ26により検出された携帯端末20の加速度が閾値以上となると(S36がYes)、タッチセンサパネル12、および表示デバイス16は、CPU17の制御によりオフとなる(S37)。
タッチセンサパネル12の辺に沿って配置された図7Aに示すアイコン12aが選択されていない状態(S24がNo)では、照度センサ15(S35)および加速度センサ26(S36)の検出レベルによらず、近接センサ14が物体の近接を検出すると(S33がYes)、タッチセンサパネル12、および表示デバイス16がCPU17の制御によりオフとなる(S36)。
近接センサ14が物体の近接を検出しない場合(S33がNo)、タッチセンサパネル12、および表示デバイス16は、オンのままとなる(S36)。対象アイコン12aが選択されている場合には、照度センサ15の検出レベルが閾値以上であるとき(S35がYes)および携帯端末20の加速度が閾値未満であるとき(S36がNo)の少なく一方のときには、タッチセンサパネル12、および表示デバイス16は、オンのままとなる(S36)。
その後、近接センサ14のスキャンが再び行われる(S31)。
以上説明した第3実施形態によれば、上述の第1実施形態及び第2実施形態の効果、即ち、タッチセンサパネル12の誤動作を抑えることができるなどの効果を得ることができる。
本実施形態では、照度センサ15が閾値以上の環境照度を検出したときには、対象アイコン12aが選択されていれば、近接センサ14と、照度センサ15と、加速度センサ26とにより顔の近接が検出される(S33,S34,S35)。そのため、より確実に顔102の近接を判定することができる。
以上説明した実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
タッチ選択可能なアイコンが表示されるタッチセンサパネルと、
前記タッチセンサパネルの辺に沿って配置された近接センサ窓を介して移動体の接近を検出する近接センサと、
周囲環境の照度を検出する照度センサと、
前記近接センサ窓に対向して配置されると共に前記タッチセンサパネルの前記辺に沿って配置された前記アイコンが選択された状態で前記近接センサが前記移動体の接近を検出したときの前記照度センサの出力結果に応じて、少なくとも前記タッチセンサパネルを非アクティブ状態に遷移させる処理部と、
を備えることを特徴とする携帯端末。
(付記2)
レシーバを更に備え、
前記照度センサは、照度センサ窓を介して照度を検出し、
前記レシーバは、前記近接センサ窓と前記照度センサ窓との間に配置されている、
ことを特徴とする付記1記載の携帯端末。
(付記3)
前記レシーバおよび前記照度センサ窓は、前記タッチセンサパネルの前記近接センサ窓が沿って配置されているのと同一の前記辺に沿って配置されていることを特徴とする付記2記載の携帯端末。
(付記4)
前記近接センサは、センサ本体と、前記近接センサ窓から入射する光を前記センサ本体に導く導光部とを有することを特徴とする付記1記載の携帯端末。
(付記5)
前記照度センサは、センサ本体と、前記照度センサ窓から入射する光を前記センサ本体に導く導光部とを有することを特徴とする付記2記載の携帯端末。
(付記6)
表示デバイスを更に備え、
前記処理部は、少なくとも前記タッチセンサパネル及び前記表示デバイスを非アクティブ状態に遷移させる、
ことを特徴とする付記1記載の携帯端末。
(付記7)
前記携帯端末の状態を検出する加速度センサを更に備え、
前記処理部は、前記アイコンが選択された状態で前記近接センサが前記移動体の接近を検出したときの前記照度センサの出力結果および前記加速度センサの出力結果に応じて、少なくとも前記タッチセンサパネルを非アクティブ状態に遷移させる、
ことを特徴とする付記1記載の携帯端末。
(付記8)
タッチ選択可能なアイコンが表示されるタッチセンサパネルと、
前記タッチセンサパネルの辺に沿って配置された近接センサ窓を介して移動体の接近を検出する近接センサと、
携帯端末の状態を検出する加速度センサと、
前記近接センサ窓に対向して配置されると共に前記タッチセンサパネルの前記辺に沿って配置された前記アイコンが選択された状態で前記近接センサが前記移動体の接近を検出したときの前記加速度センサの出力結果に応じて、少なくとも前記タッチセンサパネルを非アクティブ状態に遷移させる処理部と、
を備えることを特徴とする携帯端末。
(付記9)
前記近接センサは、センサ本体と、前記近接センサ窓から入射する光を前記センサ本体に導く導光部とを有することを特徴とする付記8記載の携帯端末。
(付記10)
表示デバイスを更に備え、
前記処理部は、少なくとも前記タッチセンサパネル及び前記表示デバイスを非アクティブ状態に遷移させる、
ことを特徴とする付記8記載の携帯端末。
(付記11)
タッチ選択可能なアイコンが表示されるタッチセンサパネルの辺に沿って配置された近接センサ窓を介して移動体の接近を検出し、
周囲環境の照度を検出し、
前記近接センサ窓に対向して配置されると共に前記タッチセンサパネルの前記辺に沿って配置された前記アイコンが選択された状態で前記移動体の接近を検出したときの前記検出された照度に応じて、少なくとも前記タッチセンサパネルを非アクティブ状態に遷移させる、
ことを特徴とする近接検出制御方法。
(付記12)
タッチ選択可能なアイコンが表示されるタッチセンサパネルの辺に沿って配置された近接センサ窓を介して移動体の接近を検出し、
携帯端末の加速度を検出し、
前記近接センサ窓に対向して配置されると共に前記タッチセンサパネルの前記辺に沿って配置された前記アイコンが選択された状態で前記移動体の接近を検出したときの前記検出された加速度に応じて、少なくとも前記タッチセンサパネルを非アクティブ状態に遷移させる、
ことを特徴とする近接検出制御方法。
10 携帯端末
11 フレーム
11a 近接センサ窓
11b 照度センサ窓
12 タッチセンサパネル
13 レシーバ
14 近接センサ
14a センサ本体部
14−1b 導光路
14−2b 反射部材
15 照度センサ
15a センサ本体部
15−1b 導光路
15−2b 反射部材
16 表示デバイス
17 CPU
18 タッチセンサコントローラ
19 メモリ
20 DRAM
21 スピーカ
22 無線回路
23 アンテナ
24 電源
25 マイク
26 加速度センサ
27 USIMカード
100 携帯端末
101 指
102 顔

Claims (7)

  1. タッチ選択可能なアイコンが表示されるタッチセンサパネルと、
    前記タッチセンサパネルの辺に沿って配置された近接センサ窓を介して移動体の接近を検出する近接センサと、
    周囲環境の照度を検出する照度センサと、
    前記近接センサ窓に対向して配置されると共に前記タッチセンサパネルの前記辺に沿って配置された前記アイコンが選択された状態で前記近接センサが前記移動体の接近を検出したときの前記照度センサの出力結果に応じて、少なくとも前記タッチセンサパネルを非アクティブ状態に遷移させる処理部と、
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. レシーバを更に備え、
    前記照度センサは、照度センサ窓を介して照度を検出し、
    前記レシーバは、前記近接センサ窓と前記照度センサ窓との間に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記レシーバおよび前記照度センサ窓は、前記タッチセンサパネルの前記近接センサ窓が沿って配置されているのと同一の前記辺に沿って配置されていることを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
  4. 前記携帯端末の状態を検出する加速度センサを更に備え、
    前記処理部は、前記アイコンが選択された状態で前記近接センサが前記移動体の接近を検出したときの前記照度センサの出力結果および前記加速度センサの出力結果に応じて、少なくとも前記タッチセンサパネルを非アクティブ状態に遷移させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  5. タッチ選択可能なアイコンが表示されるタッチセンサパネルと、
    前記タッチセンサパネルの辺に沿って配置された近接センサ窓を介して移動体の接近を検出する近接センサと、
    携帯端末の状態を検出する加速度センサと、
    前記近接センサ窓に対向して配置されると共に前記タッチセンサパネルの前記辺に沿って配置された前記アイコンが選択された状態で前記近接センサが前記移動体の接近を検出したときの前記加速度センサの出力結果に応じて、少なくとも前記タッチセンサパネルを非アクティブ状態に遷移させる処理部と、
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  6. タッチ選択可能なアイコンが表示されるタッチセンサパネルの辺に沿って配置された近接センサ窓を介して移動体の接近を検出し、
    周囲環境の照度を検出し、
    前記近接センサ窓に対向して配置されると共に前記タッチセンサパネルの前記辺に沿って配置された前記アイコンが選択された状態で前記移動体の接近を検出したときの前記検出された照度に応じて、少なくとも前記タッチセンサパネルを非アクティブ状態に遷移させる、
    ことを特徴とする近接検出制御方法。
  7. タッチ選択可能なアイコンが表示されるタッチセンサパネルの辺に沿って配置された近接センサ窓を介して移動体の接近を検出し、
    携帯端末の加速度を検出し、
    前記近接センサ窓に対向して配置されると共に前記タッチセンサパネルの前記辺に沿って配置された前記アイコンが選択された状態で前記移動体の接近を検出したときの前記検出された加速度に応じて、少なくとも前記タッチセンサパネルを非アクティブ状態に遷移させる、
    ことを特徴とする近接検出制御方法。
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