JP2014107153A - 電子機器及び電子機器の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】輝度調整を適切に行なうことのできる電子機器を提供することである。
【解決手段】本発明に係る電子機器は、情報を表示可能な表示部12と、該表示部に重畳して配設され、ユーザの入力を受け付けるタッチパネル14と、照度を検知可能な照度センサ22と、物体が近接したことを検知可能な近接センサ25と、前記照度センサ及び近接センサからの入力に基づいて、前記表示部の輝度を調整する輝度調整部44であって、前記近接センサが物体の近接を検知すると、前記照度センサに基づく前記表示部の輝度の調整を無効とする輝度調整部と、を具える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、輝度調整を適切に行なうことのできる電子機器及び該電子機器の制御方法に関するものである。
タッチパネルと表示部とを重畳し、表示部に表示された画像やソフトウェアキーボード等の各種情報に対応する領域を指先やスタイラスペンなどで触れることで、文字入力などを行なう電子機器が知られている。
電子機器は、表示部を縦向き、横向きで使用することができ、その向きを内蔵された傾き検知センサにより検出して、表示部への情報の表示向きも縦、横に合わせるようにしている。
また、表示部の近傍に照度センサと近接センサからなるセンサモジュールを具えた電子機器も提案されている(例えば特許文献1参照)。
上記電子機器では、照度センサによって外部環境の照度を検知し、表示部の輝度を、使用される環境の照度に応じて制御する。また、近接センサによって通話時に顔がタッチパネルに接近したことを検知し、タッチパネルへの入力を無効として誤操作を防止すると共に、表示部をオフにして、消費電力を低減している。
特開2011−7622号公報
照度センサ及び近接センサ、またはこれらを一体化したセンサモジュールは、通常の使用時において使用したときにユーザの指等に最も覆われにくい位置、即ち、表示部を縦方向で使用したときに、表示部の上部位置(本発明の一実施形態における図1の符号22,25参照)に配置されることが一般的である。
しかしながら、電子機器を横向きで使用したときには、電子機器を掴んだり操作するユーザの指によって、照度センサが覆われることがある。この結果、照度センサは、使用環境の照度に拘わらず、指に覆われたことによる照度の低下を検知し、表示部の輝度が下げられることとなる。つまり、明るい外部環境下で使用している場合でも、表示部の輝度が下がってしまう。
また、例えば、表示部上に表示されるキーボードエリアに文字等の入力を行なっているときには、タッチパネルを操作する指の動きによって、照度センサや近接センサが絶えず覆われたり露出することが想定される。この場合には、照度センサの出力に応じて頻繁に表示部の輝度が変更されることとなる。
このように、表示部の輝度が、使用環境の照度に関わりなく下がったり、頻繁に変更されると、表示部が見づらくなってしまい、また、消費電力も増大する虞がある。
本発明の目的は、輝度調整を適切に行なうことのできる電子機器を提供することである。
本発明に係る電子機器は、
情報を表示可能な表示部と、
該表示部に重畳して配設され、ユーザの入力を受け付けるタッチパネルと、
照度を検知可能な照度センサと、
物体が近接したことを検知可能な近接センサと、
前記照度センサ及び近接センサからの入力に基づいて、前記表示部の輝度を調整する輝度調整部であって、
前記近接センサが物体の近接を検知すると、前記照度センサに基づく前記表示部の輝度の調整を無効とする輝度調整部と、
を具える。
また、本発明に係る電子機器の制御方法は、
情報を表示可能な表示部と、
該表示部に重畳して配設され、ユーザの入力を受け付けるタッチパネルと、
照度を検知可能な照度センサと、
物体が近接したことを検知可能な近接センサと、
を具え、
前記照度センサ及び近接センサからの入力に基づいて、前記表示部の輝度を調整する電子機器の制御方法であって、
前記近接センサが物体の近接を検知すると、前記照度センサに基づく前記表示部の輝度の調整を無効とする。
本発明の電子機器及び電子機器の制御方法によれば、輝度調整を適切に行なうことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器を示す図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る電子機器に搭載される照度センサと近接センサの一体型センサモジュールを示す図である。 図3は、図2に示した一体型センサモジュールの一実施形態を示す機能ブロック図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る電子機器の要部機能ブロック図である。 図5は、メールソフトのメール作成機能を起動中に、ユーザの指が照度センサ及び近接センサを覆っていない状態を示す説明図である。 図6は、メールソフトのメール作成機能を起動中に、ユーザの指が照度センサ及び近接センサを覆った状態を示す説明図である。 図7は、本発明の一実施形態に係る電子機器の表示部の輝度の調整動作を示すフローチャート図である。 図8は、ユーザの指が照度センサ及び近接センサを連続して覆った状態における両センサの出力の変化を示すダイアグラムである。 図9は、ユーザの指が照度センサ及び近接センサを不規則に覆った状態における両センサの出力の変化を示すダイアグラムである。
以下、本発明の一実施形態について説明を行なう。
本発明の一実施形態に係る電子機器10は、携帯電話機、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯型の電子機器とすることができる。さらに、本発明の一実施形態に係る電子機器は、携帯型の電子機器や、サイズが7〜10インチ程度のタブレット端末の如き電子機器であっても良い。
電子機器10は、図1に示すように、表示部12と、該表示部12に重畳して配設されるタッチパネル14を具える。表示部12は、バックライト等により輝度調整が可能なものを採用できる。また、タッチパネル14は、静電容量方式や抵抗膜方式を例示でき、ユーザが直接指先で接触したり、スタイラスペン等を接触させることで操作することができる。本実施例では、静電容量方式を用いる。なお、以下では、タッチパネル14の操作をユーザの指先とする。もちろん、本発明の電子機器の一実施形態の操作方法において、指による操作は一例であり、その他スタイラスベンなど適宜な方法により操作をすることができる。
表示部12とタッチパネル14は、図1に示すように、周縁及び裏面がケーシング15により包囲される。表示部12の周囲には、照度センサ22、近接センサ25、レシーバ16、フロントカメラ17、タッチキー18等が配置される。また、ケーシング15の内部の適所には、傾き検知センサ30が配置される。なお、表示部12、タッチパネル14、照度センサ22、近接センサ25及び傾き検知センサ30以外の部材については、本発明において必須の構成ではなく、また、これら以外の部材を配置することもできる。
以下では、説明の便宜上、図1に示すように矩形の表示部12の長手方向が上下となる使用状態を縦向き、表示部12の長手方向が左右となる使用状態を横向き(後述する図5及び図6参照)とする。また、参照する図面に基づいて、説明中における上下、左右等の向きを規定する。
図1の電子機器10では、上下方向は、表示部12の長手方向に一致している。表示部12の上部には、左側に照度センサ22と近接センサ25が配置され、中央に通話や音響用のレシーバ16が配置されている。照度センサ22及び近接センサ25と対向するケーシング15は、外部の光を入射可能となるように透光性の材料で形成される。
このように、照度センサ22と近接センサ25をレシーバ16の近傍に配置しているのは、電子機器10を通話に使用する際に、レシーバ16を耳や頬に近接させることで、近接センサ25により顔がタッチパネル14に接近したことを検知し、タッチパネル14への入力を無効として誤操作を防止すると共に、表示部12をオフにして、消費電力を低減するためである。もちろん、照度センサ22及び近接センサ25の位置はこれに限定されるものではないし、レシーバ16は前述のとおり本発明の必須構成要素ではない。
また、図示の実施形態では、レシーバ16の右側に撮像用のフロントカメラ17が配置されているが、上述したとおり、これも本発明の必須構成要素ではないし、配置もこれに限定されるものではない。
押下式のタッチキー18は、表示部12の下側に配置されている。図示では、タッチキー18は横長の1つのキーであるが、形状はこれに限定されず、また、タッチキー18を配置しない構成、複数のキーを配置する構成とすることもできる。
前述した照度センサ22は、外部環境の照度を検知するセンサである。図2及び図3に示すように、照度センサ22は、フォトダイオード等の受光素子に入射した可視光を電流に変換し、アナログ信号又はデジタル信号として出力するものを例示することができる。
また、近接センサ25は、物体の接近を検知するセンサである。図2及び図3に示すように、近接センサ25は、赤外線発光素子26から照射された赤外線が、物体に反射した赤外線反射光をフォトダイオード等の受光素子で電流に変換し、アナログ信号又はデジタル信号として出力するものを例示することができる。
照度センサ22及び近接センサ25は、図2に示すように、これらセンサ22,25が接近して配置された一体型のセンサモジュール20とすることができる。図2に示すセンサモジュール20は、照度センサ22と近接センサ25を並べて配置し、遮蔽板21を挟んで赤外線発光素子26を配置したものである。もちろん、照度センサ22と近接センサ25を別々のユニットとして構成することもできるが、本発明においては、これらセンサ22,25を接近して配置した構成について特に有用である。
図3は、一体型のセンサモジュール20の一実施形態を示す機能ブロック図である。
図3に示すように、センサモジュール20は、可視光に応答するフォトダイオードCh0(照度センサ22)と赤外線に応答するフォトダイオードCh1(近接センサ25)を具えている。これらフォトダイオードのアナログ電流値は、積分型ADC部23,27に送信され、16ビットのデジタル値に変換される。変換されたデジタル値は、データレジスタ部23a,27aに送られる。センサモジュール20は、ICインターフェイス28を具えており、データレジスタ部23a,27aに格納された値は、ICシリアルバスを介して後述する制御部40に送られる。
また、データレジスタ部27aからのデジタル値は、割り込み信号発生部27bに送られて、予め設定された閾値と比較され、該閾値よりも大きい場合には、制御部40に割り込み信号(INT)を送信する。
赤外線発光素子26は、定電流シンク26aにより制御された駆動電流を受けて発光する。赤外線発光素子26には、所定の周期でパルス状に電流が流される。赤外線発光素子26から照射された赤外線が、ユーザの指90等によって反射されて、フォトダイオードCh1(近接センサ25)の電流が増加する。
制御ロジック部29は、積分型ADC部23,27、定電流シンク26aやICインターフェイス28の各種制御を行なう。
上記機能ブロックは、後述する制御部40の機能とすることもできるし、独立した機能としてセンサモジュール20に搭載することもできる。
また、傾き検知センサ30は、電子機器の傾きを検知するセンサである。傾き検知センサ30として、電子機器の適所に配置されたジャイロセンサ、加速度センサを例示できる。本実施形態では、傾き検知センサ30として、一例として加速度センサを採用することができる。
図4は、本発明の一実施形態に係る電子機器10の要部機能ブロック図である。図4に示すように、表示部12及びタッチパネル14は、図4に示すように、制御部40と電気的に接続され、制御部40の制御に基づいて、表示部12に種々の情報が表示されると共に、タッチパネル14にユーザが接触することで、制御部40により対応する操作が実行される。なお、実際には制御部40は、CPU、記憶部(メモリ)、記憶部に記憶された各種プログラム等によって実現されるが、図4では、これらの連繋によって実現される代表的な機能に関する機能ブロックを描いている。これら機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウエアのみ又はこれらの組合せによって実現可能であることは当然理解されるべきである。
図4を参照して、制御部40の一実施形態について説明する。
制御部40は、メイン制御部41、タッチパネル判定部42、表示制御部43、輝度調整部44、記憶部45などを有する。また、制御部40には、前述した照度センサ22、近接センサ25、赤外線発光素子26からなるセンサモジュール20、傾き検知センサ30、レシーバ16、フロントカメラ17等が接続される。
メイン制御部41は、電子機器の各機能ブロックの制御や管理の他、電子機器に関する全ての制御、管理を実行する。例えば、メイン制御部41は、オペレーティングシステムの作動、メールソフト、動画再生、ブラウザなどのアプリケーションの実行、その他、通信や通話に関連する各種機能を実行する。
タッチパネル判定部42は、タッチパネル14へのユーザの入力を、その座標情報から検出して、メイン制御部41に送信する。メイン制御部41は、タッチパネル判定部53から受信した座標情報から、その接触位置、変位量、変位方向、接触時間などを判定し、対応する操作を実行する。
表示制御部43は、表示部12を制御する。表示制御部43は、起動しているアプリケーションに対応した情報を表示部12に表示する。例えば、アプリケーションとしてメールソフトが起動している場合に、表示制御部43は、メール作成画面においては、後述する図5及び図6に示すように、文字入力エリア50、キーボードエリア51等を表示部12に表示する。
輝度調整部44は、表示部12のバックライト等への供給電圧を制御することで、表示部12の輝度を調整する。より詳細には、輝度調整部44は、照度センサ22、近接センサ25及び傾き検知センサ30からの出力に基づいて、後述するフローチャート図7に基づいて、表示部12の輝度を調整する。なお、輝度調整部44は、上記した表示制御部43の一機能とすることもできる。
記憶部45は、ROM、RAM、フラッシュメモリ等から構成することができ、各種プログラムやオペレーティングシステム、アプリケーションなどの情報、これらに関連して表示される情報等を記憶する。また、記憶部45は、タッチパネル14から入力されたユーザの操作に関する情報、例えば、タッチパネル判定部42からメイン制御部41に送信される変位量、変位方向、接触時間などの閾値を記憶しており、これら閾値に基づいて、メイン制御部41ではタッチパネル14に入力された操作を判定する。
さらに、記憶部45には、輝度調整部44において行なわれる照度センサ22、近接センサ25、傾き検知センサ30の各種設定値や閾値が記憶されており、これらセンサ22,25,30の出力に基づいて調整されるべき表示部12の最適な輝度等が記憶されている。
上記構成の電子機器10において、図1に示すように、縦向きで使用される場合には、縦向きであることが傾き検知センサ30により検知される。また、このとき、通常、ユーザは、電子機器10を片手で背面側から掴むこととなるので、ユーザの指90によって、照度センサ22及び近接センサ25は隠れることはない。従って、傾き検知センサ30により電子機器10が縦向きであることが検知されると、輝度調整部44は、照度センサ22の出力に基づいて、表示部12の輝度を調整する。
通話等のために、ユーザが耳又は頬にレシーバ16を接近させると、近接センサ25は物体の近接を検知する。この検知状態が所定時間続くと、輝度調整部44は、表示部12をオフにして、消費電力を低減する。なお、このとき、タッチパネル14への入力を無効として誤操作を防止するようにしてもよい。
一方、図5及び図6に示すように、電子機器10を横向きで使用している場合、ユーザは、一般的に親指90が表示部12側、その他の四指は電子機器10の背面側となるように電子機器10を両手で掴んで使用する。
このとき、照度センサ22と近接センサ25は、図5及び図6に示すように、横向きとなった電子機器10の左下に位置することとなる。このような場合において、例えばメールソフトなどのキーボードエリア51を表示するアプリケーションを使用していると、文字入力のためにユーザの親指90は、照度センサ22及び近接センサ25を露出させた状態(図5)、覆う状態(図6)を繰り返すことが想定される。また、動画再生等のアプリケーションを起動している場合には、親指90が照度センサ22及び近接センサ25を覆ったままの状態(図6)が連続することが想定される。
斯かる状況下において、照度センサ22の出力に応じて、表示部12の輝度を調整すれば、表示部12の輝度が外部環境の照度に関わりなく下がったり、頻繁な輝度の変化により、ユーザが見づらくなることがある。
そこで、本発明では、電子機器10の表示部12が所定の向き(本実施形態では横向き)となったことが、傾き検知センサ30により検知されると、輝度調整部44は、近接センサ25の出力に基づいて、照度センサ22の出力に基づく表示部12の輝度調整を無効とするようにした。なお、輝度調整を無効にした場合には、表示部12の輝度は、前回調整された輝度を維持することで、輝度が変化しないようにすることができる。
より詳細な制御の流れをフローチャート図7に示す。
例えば、メールソフトのメール作成機能や動画再生のアプリケーション等を起動した状態で、輝度調整制御が開始される(ステップS1)。
なお、フローチャート図7及び以下の説明において、変数及び配列について、次のように定義する。
変数n:配列shoudo_buf[]のアドレスインクリメント用の変数である。
変数m:配列shoudo_buf[]に規定回、値が格納されたかを判定する変数である。本フローチャート図ではmの最大を例えば5とし、mが5となると、毎回平均化処理を行なう。
変数INT_flag:前回の近接センサ25の読み取り時の近接検知結果(割り込み)の有無を示すフラグである。
配列shoudo_buf[]:照度の読み値のバッファである。本フローチャート図においては、例えば5回の平均値を算出するために使用する。
変数shoudo:照度の読み取り値(例えば5回)の移動平均である。
輝度調整部44による輝度調整制御が開始されると(ステップS1)、まず、上記した変数n、mを0、変数INT_flagをオフに初期化する(ステップS2)。
この状態で、表示部12(LCD)がオンであればステップS4に進む(ステップS3のYes)。今回のケースでは、アプリケーションを起動しているので、表示部12はオン状態であり、ステップS3はYesとなる。なお、表示部12がオフであれば本フローチャートは終了する(ステップS3のNo、ステップS18)。
次に、輝度調整部44は、電子機器10の向きを傾き検知センサ30により検知する(ステップS4)。今回のケースは横向きでの使用を想定したものであるため、ステップS4はYesとなり、続くステップS5へ進む。なお、縦向きでの使用の場合は、指90によってセンサ22,25が覆われることは想定されがたいので、近接センサ25をオフ、赤外線発光素子26(IR LED)の発光を停止して、消費電力の低減を図り、照度センサ22による表示部12の輝度調整を行なうために、ステップS8へ進む(ステップS4のNo、ステップS16)。
図5及び図6に示すように、電子機器10の向きが横向きであった場合には(ステップS4のYes)、近接センサ25をオンにし、赤外線発光素子26を周期的に発光させる(ステップS5)。
この状態で、ユーザの指90が近接センサ25を覆っていない、即ち、近接センサ25が物体の接近を検知してない場合には、近接センサ25からの割り込み(INT)はないので(ステップS6のYes)、ステップS7に移行し、後述するとおり、照度センサ22の立ち上がりを考慮するために、前回の近接センサ25の割り込みフラグ(INT_flag)の状態を参照する。
一方、ユーザの指90が近接センサ25を覆っている場合には、近接センサ25からの割り込み(INT)が入るので(ステップS6のNo)、近接センサの割り込みフラグ(INT_flag)をオンにして(ステップS17)、後述するステップS15へ移行する。すなわち、輝度調整部44は、照度センサ22の出力を参照するステップをスキップする(無効とする)ので、表示部12の輝度は維持されたままとなる。
ステップS7では、近接センサ25の前回の読み取り時における割り込みフラグ(INT_flag)の状態を参照し、割り込みフラグ(INT_flag)がオフであれば(ステップS7のYes)、ステップS8以降において説明する表示部12の輝度の調整を行なう。
一方、近接センサ25の前回の読み取り時における割り込みフラグ(INT_flag)がオンであった場合には(ステップS7のNo)、輝度調整部44は、今回のフローと次回のフローでは照度センサ22の出力を参照することなくスキップして、表示部12の輝度を維持したまま、ステップS14へ移行し、割り込みフラグ(INT_flag)をオフに書き換える。これにより、立ち上がり直後の照度センサ22の値は参照されず、また、頻繁な表示部12の輝度の調整を防ぐことができる。
表示部12の輝度の調整は、ステップS8からステップS13において実行される。すなわち、ステップS8において、まず、照度センサ22の出力を配列shoudo_buf[n]に格納し、変数n、mを夫々1インクリメントする(ステップS8)。変数mが5になるまでステップS8を繰り返し(ステップS9のNo)、照度センサ22の出力の5回分が格納されると(ステップS9のYes)、得られた配列shoudo_buf[n]平均値(sum(shoudo_buf[0-4])/5、即ち、(shoudo_buf[0]+shoudo_buf[1]+shoudo_buf[2]+shoudo_buf[3]+shoudo_buf[4])/5)を算出して、変数shoudoに代入する(ステップS10)。また、変数mを1デクリメントして、次回の読み取り以降、毎回平均処理を行なう。
次に、変数nが5であれば(すなわち、配列shoudo_buf[]に5個の値が格納されている場合)、変数nを0として(ステップS11のYes、ステップS12)、続くステップS13に進む。
変数nが5以外であれば(ステップS11のNo)、そのままステップS13に進む。
上記により、再度ステップS8に戻ったときに、最も古い配列shoudo_buf[]が新たに読み込まれた配列shoudo_buf[]に書き換えられて、ステップS10において移動平均値の変数shoudoが算出されることとなる。
上記により、得られた照度センサ22の出力の移動平均となる変数shoudoが算出されるから、輝度調整部44は、最新の移動平均である変数shoudoの値に基づいて、バックライトへの供給電圧を変える等により、表示部12の輝度を調整、変更する(ステップS13)。すなわち、輝度調整部44は、例えば、表示部の輝度を、使用される環境の照度が高ければ(周囲環境が明るければ)輝度を高くし、使用される環境の照度が低ければ(周囲環境が暗ければ)輝度を低くするように制御する。
続くステップS14では、前述のステップS6で近接センサ25の割り込み(INT)がない状態であるので、割り込みフラグ(INT_flag)をオフに設定し、予め設定された所定のセンサ読み取り周期(例えば300msec)のウェイトをかけて(ステップS15)、ステップS3に戻る。
上記のように、本発明では、輝度調整部44は、傾き検知センサ30及び近接センサ25の出力によって、照度センサ22の出力を参照するか否かによる表示部12の輝度調整の有効、無効を切り替えている。すなわち、近接センサ25が指90で連続して覆われた場合や、絶えず指90が動いて近接センサ25が不規則に覆われる場合等には表示部12の輝度は変更されないから、頻繁な輝度の変更を防ぐことができる。
図8は、ユーザの指90が近接センサ25を連続して覆った状態を示す照度センサ22と近接センサ25の出力の変化を示すダイアグラムである。このようなケースは、電子機器10を横向きにして動画再生などのアプリケーションを起動している状態に発生する。図において、近接センサ25の割り込み(INT)が生じていない状態(Low)から、近接センサ25に指90が接近して、割り込み(INT)が生じる(High)と、フローチャート図7のステップS6がNoとなるから、照度センサ22の読み取りは無効とされる(図8中×で示す)。この状態から、近接センサ25を覆っていた指90が移動して、近接センサ25が露出し、その割り込み(INT)が無くなったときでも(Low)、ステップS7において1回目は照度センサ22の値を参照しない。すなわち、立ち上がり直後の照度を十分に検知できていない照度センサ22の出力は参照されないから、正確な照度検知を行なうことができる。
図9は、ユーザの指90が不規則に近接センサ25を覆った状態を示す照度センサ22と近接センサ25の出力の変化を示すダイアグラムである。このようなケースは、メールソフトをアプリケーションとして起動し、メール作成機能を使用している状態に発生する。図において、近接センサ25の割り込み(INT)がHigh、Lowを頻繁に繰り返すこととなる。このような場合であっても、近接センサ25を覆っていた指90が移動して、近接センサ25が露出し、その割り込み(INT)が無くなった場合には、ステップS7において1回目は照度センサ22の値を参照しない。すなわち、立ち上がり直後の照度を十分に検知できていない照度センサ22の出力は参照されないから、正確な照度検知を行なうことができ、頻繁な表示部12の輝度変更を防ぐことができる。
なお、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、フローチャート図7及びその説明において、具体的に数値を例示しているが、これらは一実施形態であり、適宜数値を変更できることは理解されるべきである。また、上記では、照度センサ22の出力の移動平均に基づいて表示部12の輝度を決定しているが、他の演算手法により輝度を決定することもできる。
さらには、起動しているアプリケーションは、上記に限定されず、ブラウザ、ゲーム、画像や動画編集ソフトなどにも適用できることは勿論である。
加えて、起動しているアプリケーションに応じて、フローチャート図7及びその説明における数値や決定手法等を適宜設定できるようにしてもよい。
本実施形態は、使用状態に応じて表示部の輝度を調整することのできる電子機器として有用である。
10 電子機器
12 表示部
14 タッチパネル
20 センサモジュール
22 照度センサ
25 近接センサ
40 制御部
44 輝度調整部

Claims (4)

  1. 情報を表示可能な表示部と、
    該表示部に重畳して配設され、ユーザの入力を受け付けるタッチパネルと、
    照度を検知可能な照度センサと、
    物体が近接したことを検知可能な近接センサと、
    前記照度センサ及び近接センサからの入力に基づいて、前記表示部の輝度を調整する輝度調整部であって、
    前記近接センサが物体の近接を検知すると、前記照度センサに基づく前記表示部の輝度の調整を無効とする輝度調整部と、
    を具える電子機器。
  2. 前記表示部の傾きを検知可能な傾き検知センサを具え、
    前記輝度調整部は、
    前記傾き検知センサにより、前記表示部が所定の向きとなったことが検知されている状態で前記近接センサが物体の近接を検知すると、前記照度センサに基づく前記表示部の輝度の調整を無効とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記照度センサ及び近接センサは、一体型のモジュールで構成される、請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
  4. 情報を表示可能な表示部と、
    該表示部に重畳して配設され、ユーザの入力を受け付けるタッチパネルと、
    照度を検知可能な照度センサと、
    物体が近接したことを検知可能な近接センサと、
    を具え、
    前記照度センサ及び近接センサからの入力に基づいて、前記表示部の輝度を調整する電子機器の制御方法であって、
    前記近接センサが物体の近接を検知すると、前記照度センサに基づく前記表示部の輝度の調整を無効とする、
    電子機器の制御方法。
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