JP2013124151A - エレベーターの群管理制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ビルの電力を有効に活用することができ、エレベーターの運転台数を確保することができるエレベーターの群管理制御装置の提供。
【解決手段】共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nを有するビルと、ビルに設けられた複数のエレベーターと、各設備5a〜5n,6a〜6n及び各エレベーターに電力を供給する電力供給手段と、各エレベーターの運転を群管理制御する群管理制御手段3と、複数のエレベーターのうち運転させるエレベーターの電力量を算出する電力量算出手段と、電力供給手段で供給される電力量及び電力量算出手段で算出された電力量に基づいて、電力供給手段による各設備5a〜5n,6a〜6nへの電力の供給を遮断する電力遮断手段とを備え、群管理制御手段3は、電力量算出手段で算出された電力量に相当する台数のエレベーターを運転させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のエレベーターの運転を群管理制御するエレベーターの群管理制御装置に関する。
従来より、大型施設や高層ビルには複数のエレベーターが設けられており、これらのエレベーターの運転を群管理制御し、エレベーターを利用する乗客の呼びに応じて各エレベーターのかごを効率良く運行させることにより、乗客の待ち時間を削減したり、省エネルギー化を実現するようにしている。
例えば、この種の従来技術の1つとして、複数階をサービスする複数の乗りかごと、各階に設けられ、各乗りかごを利用するためのホール呼び装置と、各乗りかごを昇降駆動するために各乗りかご毎に設けられた電動機とを備えた複数のエレベーターに設けられ、これらのエレベーターの運転を群管理制御するエレベーター制御システムが知られている(特許文献1参照)。
具体的には、この従来技術のエレベーター制御システムは、複数のエレベーターに共通に設けられ、選択された1つのエレベーターの電動機を駆動する制御装置を備え、この制御装置は、最も早く登録されたホール呼びをもつエレベーターを運転エレベーターに選択する手段を有している。この制御装置の手段は、エレベーター1台の所要電力以上で、全エレベーターの合計所要電力より小さく設定した1組の電力変換装置を含んでおり、選択したエレベーターの駆動電動機のみに給電し、エレベーターを順次運転するようにしている。これにより、エレベーターの台数分の制御装置が不要となり、装置を簡易化している。
また、他の従来技術の1つとして、複数のエレベーターの運転に要する消費電力を予測演算する消費電力予測演算装置と、予測された消費電力の予測値と予め設定された許容値とを比較して予測値が許容値を超えたとき、複数のエレベーターのうち少なくとも1台を、予測したときの運転状態とは異なる運転状態に制御する指令を出す制御指令発生装置とを備えたエレベーターの群管理制御装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
一般的に、エレベーターの乗りかごが走行開始して停止するまでの消費電力は、加速時に急峻なピークが生じ、定常走行時の消費電力は加速時に比べて小さくなる。そのため、従来技術のエレベーターの群管理制御装置は、制御指令発生装置によってエレベーターの起動時期を制御することにより、複数のエレベーターが同時に加速することを回避したり、あるいは乗りかごの運行速度を減少させることにより、消費電力のピークが生じないようにしている。
ここで、複数のエレベーターが設置されるビルには、エレベーターの他に空調設備や照明設備と、エレベーターを含むこれらの設備に電力を供給する電力供給手段とが設けられ、この電力供給手段によってビルの電力が分配されている。また、出勤時間帯や昼食時間帯のようにビル内で業務を行う人が少ない時間帯では、ビルの人の出入りが激しくなり、エレベーターの利用率が増加する。そのため、この時間帯において空調設備や照明設備にビルの電力を分配するよりも各エレベーターに電力を分配して同時に複数の乗りかごを運行させた方が、ビルを出入りする人の快適さが増し、ビル全体の省エネルギー化にも繋がり易い。
特許3488852号 特開昭57−90368号公報
特許文献1に開示された従来技術のエレベーター制御システムは、複数の乗りかごに対応した複数の電動機を駆動制御する1台の制御装置によって、最も早く登録されたホール呼びをもつエレベーターの電動機のみに給電してエレベーターを順次運転させるので、複数のホール呼びが登録されても複数のエレベーターを同時に運転させることができない。例えば、ビルの電力量に余裕があり、複数のエレベーターに電力を十分に供給できる場合でも、従来技術のエレベーター制御システムはエレベーターを1台ずつしか運転させることができず、使用されていない余分な電力を有効に活用できないことが問題となっている。
特許文献2に開示された従来技術のエレベーターの群管理制御装置では、制御指令発生装置は、消費電力予測演算装置によって予測演算された消費電力が予め設定された許容値を超えないようにエレベーターの運転を制御することにより、複数のエレベーターを同時に運転させることができるが、例えば真夏のときのようにビルの室内温度が比較的高い場合には、ビルの空調設備の電力消費量が増大し、エレベーターに分配できる電力が減少するので、エレベーターの運転台数や乗りかごの走行速度が減少し、乗りかごの運行効率が悪化することが懸念されている。
また、従来技術のエレベーターの群管理制御装置は、出勤時間帯や昼食時間帯のようにエレベーターの利用率が高くなる時間帯には、上述した許容値の上限を採用することにより、エレベーターに分配できる電力を増加させることができる。しかしながら、エレベーターや各設備に供給できるビルの電力量自体が増大する訳ではないので、真夏のときのようにビルの空調設備の電力消費量が増大した場合には、エレベーターに分配する電力の増加量も限られることになる。従って、エレベーターの利用率が高い時間帯であっても、エレベーターの運転台数を確保することができず、乗客に対するエレベーターの利便性及びサービス性が低下することが懸念されている。
本発明は、このような従来技術の実情からなされたもので、その目的は、ビルの電力を有効に活用することができ、エレベーターの運転台数を確保することができるエレベーターの群管理制御装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明のエレベーターの群管理制御装置は、空調設備及び照明設備を有するビルと、このビルに設けられた複数のエレベーターと、前記空調設備、前記照明設備、及び前記複数のエレベーターに電力を供給する電力供給手段と、前記複数のエレベーターの運転を群管理制御する群管理制御手段とを備えたエレベーターの群管理制御装置において、前記複数のエレベーターのうち運転させるエレベーターの電力量を算出する電力量算出手段と、前記電力供給手段によって供給される電力量及び前記電力量算出手段によって算出された電力量に基づいて、前記電力供給手段による前記空調設備及び前記照明設備の少なくとも一方への電力の供給を遮断する電力遮断手段とを備え、前記群管理制御手段は、前記電力量算出手段によって算出された電力量に相当する台数のエレベーターを運転させることを特徴としている。
このように構成した本発明は、出勤時間帯や昼食時間帯のようにビルの人の出入りが激しくなる時間帯では、空調設備や照明設備にビルの電力を分配するよりもエレベーターの運転に電力を分配して同時に複数の乗りかごを運行させた方が良いので、電力量算出手段によって複数のエレベーターのうち運転させるエレベーターの電力量を算出してから、群管理制御手段がこの電力量に相当する台数のエレベーターを運転させるようにしている。これにより、エレベーターの利用率が高い時間帯であっても、乗りかごの運行を効率良く行うことができるので、乗客の待ち時間を削減することができる。
一方、出勤時間帯や昼食時間帯のようにビル内で業務を行う人が少ない時間帯では、電力遮断手段は、電力供給手段によって供給される電力量及び電力量算出手段によって算出された電力量に基づいて、空調設備及び照明設備の少なくとも一方への電力の供給を遮断することにより、上述したようにエレベーターに供給する電力を確保した上で、残りの電力を空調設備及び照明設備へ適切に分配することができる。特に、ビルの電力量に余裕がある場合には、エレベーターに供給できる電力が増えるので、エレベーターを運転させる台数を増加させることができる。このように、ビルの電力を有効に活用することができ、エレベーターの運転台数を確保することができる。
本発明に係るエレベーターの群管理制御装置は、前記発明において、前記電力供給手段は、電源と、この電源と前記空調設備及び前記照明設備とをそれぞれ接続し、前記電源から前記空調設備及び前記照明設備へ電力をそれぞれ送電する電力供給回路とを有し、前記電力遮断手段は、前記電力供給回路に設けられ、開閉することによって前記電力供給回路を電気的に遮断あるいは接続する開閉手段と、前記空調設備及び前記照明設備に使用されている電力量を計測する計測手段と、前記電力供給手段によって供給される電力量と前記電力量算出手段によって算出された電力量との差を演算する演算手段と、前記計測手段によって計測された電力量が前記演算手段によって演算された電力量を超えた場合に前記開閉手段を開き、前記計測手段によって計測された電力量が前記演算手段によって演算された電力量を超えなかった場合に前記開閉手段を閉じるように制御する電源制御手段とを有することを特徴としている。
このように構成した本発明は、電力遮断手段の電源制御手段は、計測手段によって計測された電力量が演算手段によって演算された電力量を超えた場合に開閉器を開かせることにより、電源から空調設備及び照明設備への電力の送電を迅速に遮断できるので、複数のエレベーターを同時に運転させてもビルの消費電力を供給能力以下に十分抑えることができる。一方、電力遮断手段の電源制御手段は、計測手段によって計測された電力量が演算手段によって演算された電力量を超えなかった場合に開閉器を閉じさせることにより、電源から空調設備及び照明設備への電力の送電が継続されるので、ビル内の空間の快適さを維持することができる。
本発明に係るエレベーターの群管理制御装置は、前記発明において、前記開閉手段は、前記電力供給回路のうち前記空調設備側及び前記照明設備側にそれぞれ設けられた複数の開閉器から成り、前記電源制御手段は、前記空調設備及び前記照明設備のうち電力の供給を優先的に遮断する設備の順位を設定する優先順位設定手段を含み、この優先順位設定手段によって設定された順位で前記各開閉器を開くことを特徴としている。
このように構成した本発明は、優先順位設定手段によって空調設備及び照明設備のうち電力の供給を優先的に遮断する設備の順位を設定し、設定された順位で各開閉器を開くようにしているので、空調設備や照明設備が不用意に遮断されるのを防止することができる。また、ビルの室内の利用状況や室内温度を確認してから遮断する設備を選択できるので、出勤時間帯や昼食時間帯であってもビルの室内の環境を柔軟に調整することができる。
本発明のエレベーターの群管理制御装置は、複数のエレベーターのうち運転させるエレベーターの電力量を算出する電力量算出手段と、電力供給手段によって供給される電力量及び電力量算出手段によって算出された電力量に基づいて、電力供給手段による空調設備及び照明設備の少なくとも一方への電力の供給を遮断する電力遮断手段とを備えている。そして、群管理制御手段は、電力量算出手段によって算出された電力量に相当する台数のエレベーターを運転させることにより、出勤時間帯や昼食時間帯のようにエレベーターの利用率が高い時間帯であっても、乗りかごの運行を効率良く行うことができるので、乗客の待ち時間を削減することができる。さらに、電力遮断手段によって空調設備及び照明設備の少なくとも一方への電力の供給が遮断されるので、残りの電力を空調設備及び照明設備へ適切に分配することができる。このように、ビルの電力を有効に活用することができ、エレベーターの運転台数を確保することができるので、従来よりも乗りかごの運行効率を向上させることができ、乗客に対するエレベーターの利便性及びサービス性を高めることができる。
本発明に係るエレベーターの群管理制御装置の一実施形態の構成を示す図である。 本実施形態の動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明に係るエレベーターの群管理制御装置を実施するための形態を図に基づいて説明する。
本発明に係るエレベーターの群管理制御装置の一実施形態は、空調設備及び照明設備を有するビルと、このビルに設けられた複数のエレベーターとを備えている。これらの各エレベーターは、例えば図1に示すようにビルの昇降路内に設けられた乗りかご4a〜4nと、図示されないが、昇降路壁に設けられて乗りかご4a〜4nの運転を制御する制御盤と、昇降路内に設けられ、主ロープを介して各乗りかご4a〜4nと相対的に昇降する釣合い錘と、昇降路の上部に形成された機械室に設置され、主ロープが巻き掛けられて乗りかご4a〜4nに駆動力を伝動する巻上機とを備えている。
また、ビルの各階の乗場には、各乗りかご4a〜4nを呼び寄せ走行させる乗場呼びの釦が設けられており、乗りかご4a〜4n内には、乗りかご4a〜4nを目的階へ走行させる乗りかご呼びの釦が設けられている。本実施形態では、上述した空調設備は、例えば図1に示すようにビル内の共用部分に設置され、この共用部分の室内を予め設定された温度に保つ共用部空調設備5aと、ビル内の各フロアA〜Nに設置され、この各フロアA〜Nの室内を予め設定された温度に保つ複数のフロア空調設備5b〜5nとから成っている。
同様に、上述した照明設備は、例えばビル内の共用部分に設置され、この共用部分の室内を照らす共用部照明設備6aと、ビル内の各フロアA〜Nに設置され、この各フロアA〜Nの室内を照らす複数のフロア照明設備6b〜6nとから成っている。そして、本実施形態は、共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、フロア照明設備6b〜6n、及び複数のエレベーターに電力を供給する電力供給手段を備えている。
この電力供給手段は、例えば電源1と、この電源1と共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nとをそれぞれ接続し、電源1から共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nへ電力をそれぞれ送電する電力供給回路7とを有している。なお、電源1が共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6n、及び各エレベーターへ供給できる電力量、すなわち最大供給電力量は予め設定されている。
本実施形態は、複数のエレベーターの運転を群管理制御する群管理制御手段3を有し、この群管理制御手段3は、例えば昇降路壁に設けられた制御盤に格納され、各エレベーターの乗りかご4a〜4nにそれぞれ接続されている。そして、群管理制御手段3は、ビルの各階の乗場で待機する乗客が乗場呼びの釦を押した場合には、最も早く登録された乗場呼びに応じて各乗りかご4a〜4nのうち当該乗場に最も近く、乗りかご呼びが登録されていない乗りかごを当該乗場へ到着させるようにしている。また、群管理制御手段3は、各乗りかご4a〜4nに乗車した乗客が乗りかご呼びの釦を押すと、登録された乗りかご呼びに応じて各乗りかご4a〜4nをビルの各階の乗場のうち登録された乗場へ順に到着させるようにしている。
本実施形態は、図示されないが、複数のエレベーターのうち運転させるエレベーターの電力量を算出する電力量算出手段を備えており、この電力量算出手段は例えば群管理制御手段3の内部に格納されている。そして、群管理制御手段3は、電力量算出手段によって算出された電力量に相当する台数のエレベーターを運転させるようにしている。なお、群管理制御手段3は、時間を計測する図示しないタイマーを有しており、現在時刻が出勤時間帯や昼食時間帯であるかどうかを判断するようにしている。
ここで、群管理制御手段3は、例えばエレベーターを1台運転させるのに必要な消費電力量(以下、エレベーター消費電力量と呼ぶ)を登録しており、電力量算出手段は、運転させるエレベーターの台数とエレベーター消費電力量との乗法を計算することにより、運転させるエレベーターの電力量を算出するようにしている。
例えば、出勤時間帯や昼食時間帯のようにビルの人の出入りが激しくなる時間帯では、出来る限り多くの乗りかご4a〜4nを運行させた方が良いので、電力量算出手段は、電源1の最大供給電力量を考慮して運転させることができるエレベーターの最大の電力量を算出し、群管理制御手段3は、この電力量に相当する台数、すなわち電源1の供給能力の範囲において運転させることができる最大の台数のエレベーターを運転するようにしている。
また、本実施形態は、電源1によって供給される電力量及び電力量算出手段によって算出された電力量に基づいて、電源1による空調設備5a〜5n及び照明設備6a〜6nの少なくとも一方への電力の供給を遮断する電力遮断手段を備えている。具体的には、この電力遮断手段は、電力供給回路7に設けられ、開閉することによって電力供給回路7を電気的に遮断あるいは接続する開閉手段と、共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nに使用されている電力量を計測する計測手段と、電源1によって供給される電力量と電力量算出手段によって算出された電力量との差を演算する演算手段とを有している。
上述した開閉手段は、例えば電力供給回路7のうち共用部空調設備5a側及びフロア空調設備5b〜5n側にそれぞれ設けられた複数の開閉器7a1〜7n1と、電力供給回路7のうち共用部照明設備6a側及びフロア照明設備6b〜6n側にそれぞれ設けられた複数の開閉器7a2〜7n2とから成り、これらの各開閉器7a1〜7n1,7a2〜7n2は例えば電力供給回路7に直列に挿入されている。
また、電力遮断手段は、計測手段によって計測された電力量が演算手段によって演算された電力量を超えた場合に開閉器7a1〜7n1、7a2〜7n2を開き、計測手段によって計測された電力量が演算手段によって演算された電力量を超えなかった場合に開閉器7a1〜7n1,7a2〜7n2を閉じるように制御する電源制御手段2を有している。
本実施形態では、計測手段は群管理制御手段3の内部に格納され、演算手段は電源制御手段2の内部に格納されており、群管理制御手段3と電源制御手段2は互いに接続されている。従って、上述した電力量算出手段によって算出された電力量及び計測手段によって計測された電力量の情報は、群管理制御手段3から電源制御手段2へ送信されるようになっている。
なお、本実施形態では、群管理制御手段3は、電源1によって供給される電力量と計測手段によって計測された電力量との差を演算して各エレベーターに供給できる電力量(以下、余力電力量と呼ぶ)を求める余力電力量演算手段を含んでいる。また、群管理制御手段3は、余力電力量演算手段によって求められた余力電力量とエレベーター消費電力量との除法を計算することにより、余力電力量を使用して運転させることができるエレベーターの台数を算出する運転台数算出手段を有している。
本実施形態は、電源制御手段2は、共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nのうち電力の供給を優先的に遮断する設備の順位を設定する優先順位設定手段を含み、この優先順位設定手段によって設定された順位で各開閉器7a1〜7n1、7a2〜7n2を開くようになっている。なお、電源制御手段2は、各設備5a〜5n,6a〜6nに必要な消費電力量を登録している。
また、本実施形態では、電源制御手段2は、計測手段によって計測された電力量が演算手段によって演算された電力量を超えた場合に、計測手段によって計測された電力量と演算手段によって演算された電力量との差、すなわち電力量算出手段によって算出された電力量に相当する台数のエレベーターを運転させたときに電源1の最大供給電力量を超える電力量(以下、超過電力量と呼ぶ)を算出する超過電力量算出手段を有している。そして、電源制御手段2は、消費電力量の合計が超過電力量算出手段によって算出された超過電力量に相当するまで優先順位設定手段によって設定された順位で各開閉器7a1〜7n1,7a2〜7n2を開くようになっている。
従って、優先順位設定手段における順位を例えばフロア照明設備6b、フロア照明設備6c、・・・、フロア照明設備6nの順に設定した場合には、電源制御手段2は、計測手段によって計測された電力量が演算手段によって演算された電力量を超えた場合に、各開閉器7b2〜7c2の消費電力量の合計が超過電力量に相当するまで開閉器7b2、開閉器7c2、・・・、開閉器7n2の順に各開閉器7b2〜7c2を開くようにしている。なお、本実施形態は、優先順位設定手段における順位をビルの共用部分及び各フロアA〜Nのうち利用頻度が少ない室内の順に共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nの電力の供給を遮断するように設定している。
次に、本実施形態の動作を図2のフローチャートに基づいて説明する。
図2は本実施形態の動作を説明するフローチャートである。
本実施形態では、まず図2に示すように群管理制御手段3は、タイマーによって現在時刻が出勤時間帯や昼食時間帯であるかどうかを判断する(ステップ(以下、Sと記す)1)。このとき、群管理制御手段3は、出勤時間帯又は昼食時間帯でないと判断した場合、すなわちビル内で業務が行われている時間帯の場合には、計測手段は、共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nに使用されている電力量を計測し、電源制御手段2の余力電力量演算手段は、各エレベーターに供給できる余力電力量を演算して求める(S2)。
次に、群管理制御手段3の運転台数算出手段は、手順S2において余力電力量演算手段によって求められた余力電力量を使用して運転させることができるエレベーターの台数を算出する(S3)。そして、群管理制御手段3は、手順S3において運転台数算出手段によって算出された台数のエレベーターの運転を行い(S4)、本実施形態の動作を終了する。
一方、手順S1において群管理制御手段3は、出勤時間帯又は昼食時間帯であると判断した場合には、群管理制御手段3の電力量算出手段は、電源1の最大供給電力量を考慮して運転させることができるエレベーターの最大の電力量を算出する(S5)。次に、計測手段は、共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nに使用されている電力量を計測し、演算手段は電源1によって供給される電力量と電力量算出手段によって算出された電力量との差を演算する(S6)。
そして、電源制御手段2は、計測手段によって計測された電力量が演算手段によって演算された電力量を超えているかどうかを判断する(S7)。このとき、電源制御手段2は、計測手段によって計測された電力量が演算手段によって演算された電力量を超えていないと判断した場合、電源制御手段2は、開閉器7a1〜7n1、7a2〜7n2を閉じた状態に維持し(S8)、群管理制御手段3は、手順S5において電力量算出手段によって算出された電力量に相当する台数のエレベーターの運転を行い(S9)、本実施形態の動作を終了する。
一方、手順S7において電源制御手段2は、計測手段によって計測された電力量が演算手段によって演算された電力量を超えたと判断した場合、電源制御手段2の超過電力量算出手段は、手順S5において電力量算出手段によって算出された電力量に相当する台数のエレベーターを運転させたときに電源1の最大供給電力量を超える超過電力量を算出する(S10)。
その後、電源制御手段2は、各開閉器7a1〜7n1,7a2〜7n2の消費電力量の合計が手順S10において超過電力量算出手段によって算出された超過電力量に相当するまで開閉器7a1〜7n1、7a2〜7n2を優先順位設定手段で設定された順位で開く(S11)。そして、群管理制御手段3は、手順S5において電力量算出手段によって算出された電力量に相当する台数のエレベーターの運転を行い(S9)、本実施形態の動作を終了する。
このように構成した本実施形態によれば、手順S1においてタイマーによって計測された現在時刻が出勤時間帯や昼食時間帯になると、ビルの人の出入りが激しくなるので、共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nに電源1の電力を分配するよりも各エレベーターに電力を分配して出来る限り多くの台数の乗りかご4a〜4nを運行させた方が良い。
そのため、手順S5において電力量算出手段が電源1の最大供給電力量を考慮して運転させることができるエレベーターの最大の電力量を算出してから、手順S9において群管理制御手段3がこの電力量に相当する台数のエレベーターを運転させることにより、出勤時間や昼食時間のようにエレベーターの利用率が高い時間帯に、乗りかご4a〜4nの運行を効率良く行うことができるので、エレベーターを利用する乗客の待ち時間を削減することができる。
一方、手順S1においてタイマーによって計測された現在時刻が出勤時間帯や昼食時間帯以外の時間帯、例えばビル内で業務を行う人が多くなる時間帯では、共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nに電源1の電力をより分配して室内の環境を快適に保つ方が良い。
そのため、手順S8において電源制御手段2は、電源1から供給される電力量及び電力量算出手段によって算出された電力量に基づいて、開閉器7a1〜7n1,7a2〜7n2を閉じて共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nの電力の供給を適宜遮断することにより、エレベーターに供給する電力を確保した上で、残りの電力を共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nへ適切に分配することができる。特に、電源1の電力量に余裕がある場合には、エレベーターに供給できる電力が増えるので、エレベーターを運転させる台数を増加させることができる。このように、ビルの電力を有効に活用することができ、エレベーターの運転台数を確保することができるので、乗りかご4a〜4nの運行効率を向上させることができ、乗客に対するエレベーターの利便性及びサービス性を高めることができる。
また、本実施形態は、電源制御手段2は、計測手段によって計測された電力量が演算手段によって演算された電力量を超えた場合に、手順S10において超過電力量算出手段によって算出された超過電力量に相当するまで、手順S11において開閉器7a1〜7n1、7a2〜7n2を開くことにより、電源1から共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nへの電力の送電を迅速に遮断できるので、手順S9において電源1の供給能力の範囲において運転させることができる最大の台数のエレベーターを同時に運転させても使用される電力量を電源1の供給能力以下に十分抑えることができる。
一方、電源制御手段2は、計測手段によって計測された電力量が演算手段によって演算された電力量を超えなかった場合に、手順S8において開閉器7a1〜7n1、7a2〜7n2を閉じることにより、電源1から共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nへの電力の送電が継続されるので、ビル内の空間の快適さを維持することができる。このように、ビル内の活動状況に応じた快適な居住環境を提供することができる。
また、本実施形態は、優先順位設定手段によって共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nのうち電力の供給を優先的に遮断する設備の順位を設定し、手順S11において優先順位設定手段によって設定された順位で各開閉器7a1〜7n1、7a2〜7n2を開くようにしているので、これらの共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nが不用意に遮断されるのを防止することができる。
また、本実施形態は、優先順位設定手段における順位をビルの共用部分及び各フロアA〜Nのうち利用頻度が少ない室内の順に共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nの電力の供給を遮断するように設定しているので、電源1の電力を共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nへ効率良く送電することができ、出勤時間帯や昼食時間帯における環境の変化を抑えることができる。
なお、上述した本実施形態は、優先順位設定手段における順位をビルの共用部分及び各フロアA〜Nのうち利用頻度が少ない室内の順に共用部空調設備5a、フロア空調設備5b〜5n、共用部照明設備6a、及びフロア照明設備6b〜6nの電力の供給を遮断するように設定した場合について説明したが、この場合に限らず、例えば共用部空調設備5a及びフロア空調設備5b〜5nよりも共用部照明設備6a及びフロア照明設備6b〜6nの電力の供給を確保したい場合には、優先順位設定手段における順位を共用部空調設備5a及びフロア空調設備5b〜5nから設定し、共用部空調設備5a及びフロア空調設備5b〜5nを優先的に遮断することができる。
1 電源
2 電源制御手段
3 群管理制御手段
4a〜n 乗りかご
5a 共用部空調設備
5b〜5n フロア空調設備
6a 共用部照明設備
6b〜6n フロア照明設備
7 電力供給回路
7a1〜7n1,7a2〜7n2 開閉器

Claims (3)

  1. 空調設備及び照明設備を有するビルと、このビルに設けられた複数のエレベーターと、前記空調設備、前記照明設備、及び前記複数のエレベーターに電力を供給する電力供給手段と、前記複数のエレベーターの運転を群管理制御する群管理制御手段とを備えたエレベーターの群管理制御装置において、
    前記複数のエレベーターのうち運転させるエレベーターの電力量を算出する電力量算出手段と、
    前記電力供給手段によって供給される電力量及び前記電力量算出手段によって算出された電力量に基づいて、前記電力供給手段による前記空調設備及び前記照明設備の少なくとも一方への電力の供給を遮断する電力遮断手段とを備え、
    前記群管理制御手段は、前記電力量算出手段によって算出された電力量に相当する台数のエレベーターを運転させることを特徴とするエレベーターの群管理制御装置。
  2. 請求項1に記載のエレベーターの群管理制御装置において、
    前記電力供給手段は、
    電源と、
    この電源と前記空調設備及び前記照明設備とをそれぞれ接続し、前記電源から前記空調設備及び前記照明設備へ電力をそれぞれ送電する電力供給回路とを有し、
    前記電力遮断手段は、
    前記電力供給回路に設けられ、開閉することによって前記電力供給回路を電気的に遮断あるいは接続する開閉手段と、
    前記空調設備及び前記照明設備に使用されている電力量を計測する計測手段と、
    前記電力供給手段によって供給される電力量と前記電力量算出手段によって算出された電力量との差を演算する演算手段と、
    前記計測手段によって計測された電力量が前記演算手段によって演算された電力量を超えた場合に前記開閉手段を開き、前記計測手段によって計測された電力量が前記演算手段によって演算された電力量を超えなかった場合に前記開閉手段を閉じるように制御する電源制御手段とを有することを特徴とするエレベーターの群管理制御装置。
  3. 請求項2に記載のエレベーターの群管理制御装置において、
    前記開閉手段は、
    前記電力供給回路のうち前記空調設備側及び前記照明設備側にそれぞれ設けられた複数の開閉器から成り、
    前記電源制御手段は、
    前記空調設備及び前記照明設備のうち電力の供給を優先的に遮断する設備の順位を設定する優先順位設定手段を含み、
    この優先順位設定手段によって設定された順位で前記各開閉器を開くことを特徴とするエレベーターの群管理制御装置。
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