JP2013123617A - 炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被加熱物を収納する内鍋5と、内鍋5を着脱自在に収納可能な本体1と、本体1の上面開口部を開閉自在に覆う外蓋9と、内鍋5を加熱する加熱コイル3と、内鍋5内の被加熱物の沸騰を検知する沸騰検知手段としての振動センサー16及び制御部20と、加熱動作に関する設定操作を受け付ける操作部30と、外蓋9が閉じられた状態を保持させる蓋ロック部15と、沸騰検知手段により被加熱物の沸騰が検知されると、蓋ロック部15を作動させて外蓋9が閉じられた状態を保持させるとともに、操作部30からの入力を無効化する制御部20とを備えた。
【選択図】図4
Description
図1は、実施の形態1に係る炊飯器の構成を概略的に示す断面模式図である。以下、図1に基づいて、炊飯器100の構成を説明する。なお、以降の説明において、方向を示す言葉として便宜上、図1の紙面右側を「前」、紙面左側を「後」と称する場合がある。
炊飯器100には、加熱動作を含め炊飯器100を構成する各部の駆動制御を行う制御部20と、電源22と、電源22に接続されたインバータ部21とを備える。制御部20は、制御基板に実装されたマイクロコンピューターを含む制御回路等で構成されており、インバータ部21を介して加熱コイル3による加熱動作を制御する。インバータ部21は、制御部20からの信号によって加熱コイル3に高周波電流を供給する。
まず、炊飯器100は、外蓋9が閉じられ、係止部14に対して係合部18が係止されている状態であるものとする。炊飯開始前において、使用者は、蓋開ボタン13を押し込むことによって係止部14と係合部18との係合状態を解除し、外蓋9を開ける。この炊飯開始前の状態においては、制御部20は、外蓋9の開放ロックを解除するように蓋ロック部15を制御している。
制御部20は、炊飯工程スタートとともにタイマカウントを開始し、その経過時間と、温度センサー4や振動センサー16から出力された検知情報から、炊飯量や指定された炊飯条件に応じた加熱制御を行う。
内鍋5が加熱され、内鍋5内に入れられた水などの液体が沸騰すると、蒸気は内鍋5と連通したカートリッジ12を介して外部へ放出される。また、気泡により内鍋5が振動し、これに伴い本体1も微小に振動する。振動センサー16は、沸騰に伴って内鍋5内で発生する気泡による本体1の微小振動を検知する。
図5に示すように、沸騰時の気泡発生による振動は、加熱コイル3に電流が入力されて内鍋5を加熱しているときに主に発生するため、加熱コイル3への入力パターンと気泡発生による微小振動は同期する。そのため、制御部20は、内鍋5内の被加熱物を沸騰させる工程(沸騰前工程)において加熱コイル3による間欠的な加熱を行い、図5に示すように、加熱コイル3への入力タイミング(図5(a))と、振動センサー16による振動検知のタイミング(図5(b))とが同期しているか否かを判断し、これらが略同期したときに、内鍋5内の被加熱物が沸騰していると判断する。本実施の形態1では、振動センサー16及び制御部20が、本発明の沸騰検知手段に相当する。
例えば、内鍋5内の沸騰と地震とでは、振動センサー16で検知される圧力変化の周期が異なることを利用し、制御部20は、振動センサー16で検知される圧力変化の周期に基づいて、地震を検知する。具体的には、例えば、制御部20は、振動センサー16によって圧力変化が検知されると、その圧力変化の周期と加熱コイル3への入力パターンとを対比して内鍋5内が沸騰しているか否かを判断し、沸騰していない場合であって振動センサー16により検出される圧力変化が所定位置以上であれば、地震が発生していると判断する。
また、地震を検知した場合、制御部20は、操作部30に対する操作を無効化する前に、加熱コイル3による加熱を停止することができる。このようにすることで、漏電などを回避することができる。
上記説明では、内鍋5内の沸騰の検知を、振動センサー16 の検出値と加熱コイル3への入力に基づいて行うようにしたが、沸騰の検知をするための構成はこれに限定されない。
例えば、内蓋7に、内鍋5内の被加熱物の温度(特に沸騰温度に達したか否か)を検知するためのサーミスタ等からなる被加熱物温度センサーを設け、この被加熱物温度センサーの検出値に基づいて内鍋5の沸騰を検知することもできる。
また、例えば、内鍋5の温度を検出する温度センサー4の検出値に基づいて、内鍋5内の沸騰を検出することもできる。温度センサー4の検出値は、内鍋5内が沸騰状態であるか否かを直接的に示すものではないが、予め、温度センサー4により検出される内鍋5の温度及び加熱時間と、内鍋5内の沸騰の有無とを対応付けたデータを制御部20にて保持しておくことで、温度センサー4の検出値から内鍋5内の沸騰を検知することが可能となる。また、温度センサー4の検出値は内鍋5の温度を直接的に示すものであるため、温度センサー4により検出される内鍋5の温度が、使用者が内鍋5に触れた場合にやけどしうる温度(例えば80℃以上)となったときに、蓋開ボタン13及び操作部30に対する操作を無効化するようにしてもよい。このようにすることで、外蓋9が開放されることにより高温の内鍋5が露出するのを防ぐことができる。
本実施の形態2は、前述の実施の形態1における蓋開ボタン13がなく、操作部30に設けた操作ボタンによって使用者が外蓋9の開放操作を行うようにしたものである。本実施の形態2では、実施の形態1と異なる点を中心に説明し、実施の形態1と同様の構成には同一の符号を付す。
この操作部30には、外蓋9の開放を指示するための外蓋開放ボタン37が設けられている(図7参照)。制御部20は、外蓋開放ボタン37からの入力を受けると、蓋ロック部15Aに対してロック解除の信号を送出する。これにより、蓋ロック部15Aが係合部18Aと係止部14との係合状態を解除させ、外蓋9は、ヒンジ10Aに設けられたバネの作用により開く。本実施の形態2では、外蓋開放ボタン37、及び、外蓋開放ボタン37からの入力により蓋ロック部15Aにロック状態を解除させる制御部20が、本発明のロック解除手段に相当する。
前述の実施の形態1、2では、沸騰が検知されると外蓋を開放できないようにするとともに、操作部に対する操作を無効化するようにしたが、本実施の形態3は、実施の形態1、2における上記のような動作を、「チャイルドロックモード」が設定されている場合にのみ実行する。本実施の形態3は、前述の実施の形態1、2のいずれとも組み合わせ可能であるが、ここでは、実施の形態1との組み合わせを例に実施の形態1との相違点を中心に説明する。
操作部30により炊飯条件が選択されると、制御部20は、表示部40に確認メッセージを表示して使用者に対して設定の確認を促し、確認された場合には設定された炊飯条件を記憶する(S10)。次に、制御部20は、炊飯ボタン34に対するオン操作(炊飯開始指示)を受ける(S11)。
Claims (9)
- 被加熱物を収納する内鍋と、
前記内鍋を着脱自在に収納可能な本体と、
前記本体の上面開口部を開閉自在に覆う外蓋と、
前記内鍋を加熱する内鍋加熱手段と、
前記内鍋内の前記被加熱物の沸騰を検知する沸騰検知手段と、
加熱動作に関する設定操作を受け付ける操作手段と、
前記外蓋が閉じられた状態を保持させる閉鎖保持手段と、
前記沸騰検知手段により前記被加熱物の沸騰が検知されると、前記閉鎖保持手段を作動させて前記外蓋が閉じられた状態を保持させるとともに、前記操作手段からの入力を無効化する制御手段とを備えた
ことを特徴とする炊飯器。 - 前記閉鎖保持手段は、
前記外蓋が閉じられた状態で前記外蓋と前記本体とを固定するロック機構を有し、
前記制御手段は、前記ロック機構に対して固定動作を維持させることにより、前記外蓋が閉じられた状態を保持させる
ことを特徴とする請求項1記載の炊飯器。 - 前記閉鎖保持手段は、
前記外蓋が閉じられた状態で前記外蓋と前記本体とを固定するロック機構と、
前記ロック機構を解除作動させるロック解除手段とを有し、
前記制御手段は、前記ロック解除手段からの入力を無効化することにより、前記外蓋が閉じられた状態を保持させる
ことを特徴とする請求項1記載の炊飯器。 - 前記ロック解除手段は、前記操作手段の一部を構成している
ことを特徴とする請求項3記載の炊飯器。 - 前記沸騰検知手段は、前記内鍋の振動を検出する振動センサーを備えた
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の炊飯器。 - 前記沸騰検知手段は、前記内鍋加熱手段により前記内鍋を間欠的に加熱したタイミングと、前記振動センサーにより振動が検出されたタイミングとが略同期した場合に、前記被加熱物が沸騰したことを検知する
ことを特徴とする請求項5記載の炊飯器。 - 前記内鍋加熱手段による加熱中において、前記制御手段は、
前記振動センサーにより振動が検出され、かつ、前記沸騰検知手段により前記被加熱物が沸騰したことが検知されない場合には、
前記振動センサーにより所定値以上の大きさの振動が検出されると、前記閉鎖保持手段を作動させて前記外蓋が閉じられた状態を保持させるとともに、前記操作手段からの入力を無効化する
ことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の炊飯器。 - 前記沸騰検知手段は、前記内鍋内の前記被加熱物の温度又は前記内鍋の温度を検出する温度センサーを備えた
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の炊飯器。 - 前記沸騰検知手段により前記被加熱物の沸騰が検知されると、前記閉鎖保持手段を作動させて前記外蓋が閉じられた状態を保持させるとともに、前記操作手段からの入力を無効化する処理を行うか否かを設定する設定手段を備えた
ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の炊飯器。
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