JP2013121616A - 抵抗溶接機及び抵抗溶接方法 - Google Patents

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貴幸 池住
Reiji Kitabori
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Abstract

【課題】溶接品質を損なうことなく被溶接物に対する抵抗溶接の作業時間を短縮させる。
【解決手段】重ねられた複数の被溶接物(30)を被溶接物(30)の重なり方向から一対の可動側電極チップ(14A)と固定側電極チップ(14B)で加圧して溶接電流を流すことによって複数の被溶接物30を溶接する抵抗溶接機(100)において、重ねられた複数の被溶接物30に隙間が有あるか否かを検出する隙間有無検出部(40、50、60、70)と、隙間有無検出部(40、50、60、70)によって隙間が有ることが検出されたときには、溶接開始時の加圧力と溶接電流を増加させて隙間を解消し、再度、溶接電流を供給する一方、隙間が無いことが検出されたときには、溶接開始時の加圧力と溶接電流で被溶接物(30)を溶接する溶接制御部(80)と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、重ねられた被溶接物間に隙間があったときには、その隙間をなくし良好な溶接が実現できる抵抗溶接機及び抵抗溶接方法に関する。
従来、高品質の抵抗溶接を実現するために、下記特許文献1に開示されているように、まず被溶接物に本通電をして一定の大きさのナゲットを形成させ、次に少しの時間通電を停止させた後に短時間の後通電をするものがある。
また、高品質の抵抗溶接を実現するために、下記特許文献2に開示されているように、3段階に分けて高電流の通電を繰り返すものがある。
特許文献1、2のように、1打点の溶接を完了させる間に複数回通電(多段通電)させると、被溶接物間に隙間が生じていたとしても、被溶接物同士が良く馴染んで隙間を解消でき、ナゲット径が増加するので、溶接品質が向上する。
特開2010−149187号公報 特開2010−240740号公報
「抵抗溶接」産報出版株式会社 中村孝著 1979年4月5日発行P27−28「通電回数」
しかし、従来のように、溶接品質を向上させるために、すべての打点について多段通電を行った場合、通電の合間には必ず休止時間を設けなければならないことから、1打点あたりに要する溶接時間が長くなる。このため、たとえば、車体のスポット溶接作業のように、溶接打点数が非常に多いワークに対しては、1車体あたりに要するスポット溶接の作業時間が長くなり、生産効率の低下を来す。
また、ティーチングプレイバック型のロボット生産ラインで多段溶接を採用する場合、各打点の溶接条件を、製品ばらつきを考慮して、被溶接物同士の馴染みが最も悪い場合、または、被溶接物同士の馴染みがかなり悪い場合を想定して設定する。このため、設定した溶接条件を必要とする打点、必要としない打点にかかわらず、同一の溶接条件でスポット溶接をすることになるので、スポット溶接の作業時間を短くすることが難しく、生産効率を向上させることができない。
本発明は、以上のような従来の技術の不具合を解消するために成されたものであり、溶接品質を損なうことなく、被溶接物に対する抵抗溶接の作業時間を短縮できる抵抗溶接機及び抵抗溶接方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る抵抗溶接機は、重ねられた複数の被溶接物を被溶接物の重なり方向から一対の溶接電極で加圧して溶接電極に溶接電流を供給することによって複数の被溶接物を溶接する抵抗溶接機において、重ねられた複数の被溶接物に隙間が有あるか否かを検出する隙間有無検出部と、隙間有無検出部によって隙間が有ることが検出されたときには、溶接開始時の溶接電極の加圧力と溶接電極に供給する溶接電流を増加させて隙間を解消し、再度、溶接電極に溶接電流を供給する一方、隙間が無いことが検出されたときには、溶接開始時の溶接電極の加圧力と溶接電極に供給する溶接電流で被溶接物を溶接する溶接制御部と、を有する。
また、上記目的を達成するための本発明に係る抵抗溶接方法は、複数の被溶接物を準備する準備段階と、複数の被溶接物を重ねて配置する配置段階と、被溶接物の重なり方向から一対の溶接電極で加圧する加圧段階と、重ねられた複数の被溶接物に隙間が有あるか否かを検出する検出段階と、重ねられた複数の被溶接物に隙間が有るときには、溶接開始時の溶接電極の加圧力と溶接電極に供給する溶接電流を増加させて隙間を解消し、再度、溶接電極に溶接電流を供給する一方、隙間が無いときには、溶接開始時の溶接電極の加圧力と溶接電極に供給する溶接電流で被溶接物を溶接する溶接電流供給段階と、を含む。
以上のような構成を有する本発明では、重ねられた複数の被溶接物に隙間が有るときには隙間を解消させ、隙間が有るときのみ多段通電を行うので、溶接品質を損なうことなく被溶接物に対する抵抗溶接の作業時間を短縮させることができる。
実施形態1に係る抵抗溶接機の制御系のブロック図である。 図1の制御系の動作フローチャートである。 図2の動作フローチャートの隙間解消処理のサブルーチンフローチャートである。 隙間がある場合とない場合の電極間抵抗の挙動を示す図である。 実施形態2に係る抵抗溶接機の制御系のブロック図である。 図5の制御系の動作フローチャートである。 図6の動作フローチャートの隙間解消処理のサブルーチンフローチャートである。 実施形態3に係る抵抗溶接方法の手順を示す図である。
以下に、本発明に係る抵抗溶接機及び抵抗溶接方法を、実施形態1−3に分けて説明する。実施形態1は、隙間の有無を被溶接物の抵抗値で検出する抵抗溶接機を例示する。実施形態2は、隙間の有無を被溶接物の厚みで検出する抵抗溶接機を例示する。実施形態3は、隙間が有るときのみ多段通電を行う抵抗溶接方法の手順を例示する。
[実施形態1]
(抵抗溶接機の構成)
図1は、実施形態1に係る抵抗溶接機の制御系のブロック図である。本実施形態に係る抵抗溶接機100は、溶接ガン10、サーボモータ15、溶接トランス20を備える。
溶接ガン10は、一対の溶接電極として可動電極12Aと固定電極12Bとを備える。可動電極12Aには可動側電極チップ14Aが取り付けられ、固定電極12Bには固定側電極チップ14Bが取り付けられる。固定電極12Bは固定されたままであるが、可動電極12Aはサーボモータ15によって図示上下方向に移動自在になっている。可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bは、重ねられた複数の被溶接物30を被溶接物30の重なり方向から加圧して溶接電流を流し、複数の被溶接物30を溶接する。本実施形態では、複数の被溶接物30として重ねた2枚の平板を例示する。なお、被溶接物30は2枚の板材に限らず、3枚以上の板材であっても良い。
サーボモータ15は回転位置を検出するエンコーダ(図示せず)を内蔵する。したがって、エンコーダが出力する信号を用いて可動側電極チップ14Aの位置を演算できる。固定側電極チップ14Bの位置は既知であるので、可動側電極チップ14Aの位置がわかれば、可動側電極チップ14Aの先端と固定側電極チップ14Bの先端との間隔を認識できる。サーボモータ15は可動側電極チップ14Aの位置を変えることで複数の被溶接物30の加圧力を調整する。可動側電極チップ14Aを固定側電極チップ14Bに近づけると複数の被溶接物30にかかる加圧力が増加し、可動側電極チップ14Aを固定側電極チップ14Bから遠ざけると複数の被溶接物30にかかる加圧力が減少する。
溶接トランス20は、可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bとの間に大電流の溶接電流を供給する。溶接トランス20の一次側と二次側の巻線の巻数比はNとなっている。
また、抵抗溶接機100は、制御系として電極間電圧検出部40、一次電流検出部50、電極間抵抗値演算部60、判定部70、溶接制御部80を備える。
電極間電圧検出部40は、複数の被溶接物30に溶接電流が供給され始めてから、可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bとの間の電圧を検出する。
一次電流検出部50は、複数の被溶接物30に溶接電流が供給され始めてから、溶接トランス20の一次側の巻線に流れる電流を検出する。
電極間抵抗値演算部60は、電極間電圧検出部40が検出した可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bとの間の電圧Veと、一次電流検出部50が検出した溶接トランス20の一次側の巻線に流れる電流I1とから、可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bとの間の抵抗値を演算する。可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bとの間の抵抗値は、換言すれば、複数の被溶接物30の重なり方向の電極間抵抗値である。
複数の被溶接物30の重なり方向の抵抗値Rdは、可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bとの間の電圧Veを溶接トランス20の一次側の巻線に流れる電流I1に巻数比Nを掛けた値で割ることによって求めることができる。
すなわち、Rd=Ve/I1・Nによって求めることができる。
判定部70は、複数の被溶接物30に隙間(板隙ともいう)が有るか否かを判定する。
具体的には、複数の被溶接物30を可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bとで加圧しているが、可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bとを加圧方向に結ぶ線上にある2枚の平板間に、板隙と称される隙間が生じているか否かを判定する。
複数の被溶接物30に隙間が有れば、隙間が無いときよりも抵抗値は大きくなる。したがって、可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bとの間の電極間抵抗値Rdを隙間が無いときの基準値Rt1と比較することによって、隙間の有無を判定することができる。すなわち、判定部70は、電極間抵抗値Rd>基準値Rt1であれば隙間が有ると判定し、電極間抵抗値Rd≦基準値Rt1であれば隙間がないと判定する。
なお、電極間電圧検出部40、一次電流検出部50、電極間抵抗値演算部60及び判定部70は、重ねられた複数の被溶接物30に隙間が有あるか否かを検出する隙間有無検出部として機能する。
溶接制御部80は、判定部70によって、複数の被溶接物30に隙間が有ることが検出されたときには、溶接を開始した時の溶接電極の加圧力と溶接電極に供給する溶接電流から加圧力と溶接電流を一定の割合増加させて隙間を解消させる。そして、再度、溶接電極に溶接電流を供給する。一方、隙間が無いことが検出されたときには、溶接開始時の溶接電極の加圧力と溶接電極に供給する溶接電流で被溶接物を溶接する。その結果、複数の被溶接物30に隙間が有るときには、可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bには第1通電と第2通電の2回に分けて溶接電流が供給される。一方、隙間が無いときには、可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bには第1通電の1回だけ溶接電流が供給される。
溶接制御部80が溶接電流をどのような割合で大きくするのか、また、加圧力をどのような割合で大きくするのかは、溶接制御部80内の記憶部に記憶させておく。たとえば溶接開始時点で供給する溶接電流をIとしたときには、増加させる溶接電流は1.1・Iとし、溶接開始時点の加圧力をPとしたときには、増加させる加圧力は1.1・P(たとえば可動側電極チップ14Aを固定側電極チップ14B側に0.1mm近づける)とする、ということを記憶部に記憶させておく。溶接電流と加圧力の増加割合は、一定の時間経過するごとに、段階的に増加させても良いし、上記のように一定の増加割合で固定しても良い。
溶接制御部80は、複数回溶接電流を供給するときには、溶接電流を供給した後に休止時間をおいてから次の溶接電流を供給する。たとえば、最初に溶接電流を供給した後、次に溶接電流を供給するまでには、溶接電流を供給しない休止時間Tを設ける。休止時間を設けるのは、被溶接部材30を十分に冷やすためである。休止時間Tの長さは、十分な冷却時間を確保するために、溶接電流を流した時間、または、溶接電流を流したときに供給した電力量に基づいて設定する。
(抵抗溶接機の動作)
次に、抵抗溶接機100の動作について説明する。図2は、図1の制御系の動作フローチャートである。図3は、図2の動作フローチャートの隙間解消処理のサブルーチンフローチャートである。
溶接制御部80は、溶接開始信号を受けると、サーボモータ15を駆動させて可動電極12Aを図示下方向に移動させる。被溶接物30を固定電極12Bの固定側電極チップ14Bと可動電極12Aの可動側電極チップ14Aとで挟持し、被溶接物30を一定の圧力で加圧する。
溶接制御部80は、被溶接物30を加圧した状態で、溶接トランス20の一次側の巻線に電流を供給する。溶接トランス20は、一次側の巻線に供給された電流を巻数比であるN倍し、可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bに挟持されている被溶接物30に溶接電流を供給する。つまり第1通電を開始する(S1)。
次に、被溶接物30に溶接電流が供給されると、電極間電圧検出部40は可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bとの間の電圧Veを検出する。
また、一次電流検出部50は溶接トランス20の一次側の巻線に流れる一次電流I1を検出する。一次電流I1は、被溶接物30に供給されている電流の1/Nの大きさである。
電極間抵抗値演算部80は、電極間電圧検出部40で検出された電圧Veと一次電流検出部50で検出された一次電流I1とから電極間抵抗値、すなわち、被溶接物30の重なり方向の抵抗値Rdを演算する。この抵抗値Rdは、被溶接物30の重なり方向で隙間が生じているときには大きくなり、隙間が生じていないときには隙間が生じているときよりも小さくなる(S2)。
判定部70は、電極間抵抗値演算部80で演算した抵抗値Rdの値と、隙間有無を判定するために判定部70にあらかじめ設定してある基準値Rt1の値とを比較する(S3)。
抵抗値Rdの値が基準値Rt1の値以下であるときには(S3:NO)、判定部70が溶接制御部80にその旨を報知し、溶接制御部80は第1通電が完了したか否かを判断する。第1通電が完了したか否かは第1通電が開始されてから所定の時間を経過したか否かで判断する(S4)。溶接制御部80は第1通電が完了したら(S4:YES)、溶接を終了する。
一方、抵抗値Rdの値が基準値Rt1の値よりも大きいときには(S3:YES)、判定部70が溶接制御部80にその旨を報知し、溶接制御部80は隙間解消処理を実行する(S5)。
隙間解消処理の詳細は図3に示すフローチャートの手順で行われる。
判定部70から、被溶接物30に隙間が有ることが報知されたときには、溶接制御部80は、第1通電中に、被溶接物30に供給する溶接電流の大きさと被溶接物30を挟持する可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bの加圧力の大きさを変更する。
溶接制御部80は、被溶接物30に隙間が有ることが検出されたときには、可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bに供給する溶接電流の大きさを、たとえば、第1通電中に、第1通電開始時の溶接電流の大きさよりも10%増加させる。溶接制御部80の記憶部には、溶接電流の補正値として10%を記憶させておく。
また、溶接制御部80は、被溶接物30に隙間が有ることが検出されたときには、可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bが被溶接物30を加圧する加圧力の大きさを、たとえば、第1通電中に、第1通電開始時の加圧力の大きさよりも10%増加させる。溶接制御部80は、記憶部に加圧力の補正値として10%を記憶する。
溶接制御部80は、記憶部に記憶されている溶接電流の補正値(上記の例では10%)及び加圧力の補正値(上記の例では10%)を演算する(S51)。
溶接制御部80は、演算した溶接電流及び加圧力の設定をするために、溶接トランス20に供給する一次電流を10%増加させ、サーボモータ15を駆動させて加圧力が10%増加するように可動側電極チップ14Aの位置を調整する。加圧力は溶接電流を流しながら増加させるため、被溶接部物30が柔らかい状態で加圧されることになり、被溶接部物30に隙間が生じていたとしても、隙間を解消させることができる(S52)。
次に、溶接制御部80は、図2のS2、S3と同一の手順を踏んで、隙間が解消されたか否かを判断する(S53)。抵抗値Rdの値が基準値Rt1の値以下であるときには、隙間が解消されているので(S53:YES)、第1通電を終了し、第2通電を開始するまでの休止時間Tを演算する。休止時間Tは、溶接時間(第1通電が開始されてから終了するまでの時間)、または、溶接電流を流したときに供給した電力量(第1通電が開始されてから終了するまでに供給した電力量)に基づいて設定する。電力量は、可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bとの間の電圧Veに溶接電流I1・Nと溶接時間を掛けることで求めることができる(S54)。
一方、抵抗値Rdの値が基準値Rt1の値よりも大きいときには、隙間が解消されていないので(S53:NO)、所定時間経過するまで(S55)、溶接電流及び加圧力を補正しながら第1通電を継続させる。このときの溶接電流及び加圧力の大きさは、前回設定した溶接電流及び加圧力の大きさと同じでもよいし、増加させても良い。所定時間が経過したらS54の処理に進む。
溶接制御部80は、演算された休止時間の経過を待って(S56)、被溶接部30が十分冷却された後に、第2通電を開始する。第2通電は図2のS1の処理と同一である。なお、第1通電と第2通電における溶接電流と加圧力は同一である。溶接制御部80は第2通電が完了したら(S58:YES)、溶接を終了する。
本実施形態に係る抵抗溶接機100は、被溶接物30に板隙と言われる隙間が無ければ、図4Aに示すように、第1通電のみによって、被溶接物30の溶接を終了する。一方、被溶接物30に板隙と言われる隙間が有れば、図4Bに示すように、板隙が有ることが判った時点(板隙判定点)から溶接電流及び加圧力を増加させてナゲットを生成させ、板隙が解消された時点(板隙解消点)で第1通電を終了する。そして、休止時間Tをおいて第2通電を開始し、被溶接物30を溶接する。
このように、本実施形態では、隙間の有無を被溶接物30の抵抗値に基づいて判定し、隙間が有れば、隙間を解消するために溶接電流と加圧力とを増加し、隙間を解消させた後に再度、ナゲットを生成させて被溶接物30を溶接している。
したがって、隙間が有るときにだけ複数回溶接電流が供給され、隙間が無ければ1回の溶接電流を供給するのみで溶接が終了する。また、隙間が有るときには溶接電流と加圧力とを増加させているので、被溶接物30が馴染み易くなり、迅速に隙間を解消できる。
[実施形態2]
(抵抗溶接機の構成)
図5は、実施形態2に係る抵抗溶接機の制御系のブロック図である。本実施形態に係る抵抗溶接機200は、溶接ガン10、サーボモータ15、歪ゲージ18、溶接トランス20を備える。
溶接ガン10、サーボモータ15、溶接トランス20は実施形態1の抵抗溶接機100と同一である。歪ゲージ18は、被溶接部30を加圧したときに、可動電極12Aの歪量を検出するセンサである。歪ゲージ18は、歪量に比例した電圧を出力する。
また、抵抗溶接機200は、制御系としてエンコーダ信号入力部120、電極位置演算部130、歪ゲージ信号入力部140、電極変位量演算部150、一次電流検出部50、判定部160、溶接制御部80を備える。一次電流検出部50と溶接制御部80は実施形態1と同一である。
エンコーダ信号入力部120は、サーボモータ15に内蔵されているエンコーダが出力する信号を入力する。
電極位置演算部130は、エンコーダ信号入力部120が入力した信号を用いて可動側電極チップ14Aの位置を演算する。
歪ゲージ信号入力部140は、歪ゲージ18が出力する歪ゲージ信号(電圧)を入力する。
電極変位量演算部150は、歪ゲージ信号入力部140が入力した歪ゲージ信号を用いて可動側電極チップ14Aの変位量を演算する。
判定部160は、複数の被溶接物30に隙間が有るか否かを判定する。具体的には、複数の被溶接物30に隙間が有れば、隙間が無いときよりも被溶接物30の重なり方向の厚みは大きくなる。したがって、可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bとの間の距離である電極間変位量Ddを隙間が無いときの基準値Dt1と比較することによって、隙間の有無を判定することができる。すなわち、判定部160は、電極間変位量Dd>基準値Dt1であれば隙間が有ると判定し、電極間変位量Dd≦基準値Dt1であれば隙間がないと判定する。
なお、エンコーダ信号入力部120、電極位置演算部130、歪ゲージ18、歪ゲージ信号入力部140、電極変位量演算部150及び判定部160は、重ねられた複数の被溶接物30に隙間が有あるか否かを検出する隙間有無検出部として機能する。
また、エンコーダ信号入力部120、電極位置演算部130、歪ゲージ18、歪ゲージ信号入力部140、電極変位量演算部150は厚み演算部として機能する。
(抵抗溶接機の動作)
次に、抵抗溶接機200の動作について説明する。図6は、図5の制御系の動作フローチャートである。図7は、図6の動作フローチャートの隙間解消処理のサブルーチンフローチャートである。
溶接制御部80は、溶接開始信号を受けると、サーボモータ15を駆動させて可動電極12Aを図示下方向に移動させる。被溶接物30を固定電極12Bの固定側電極チップ14Bと可動電極12Aの可動側電極チップ14Aとで挟持し、被溶接物30を一定の圧力で加圧する。
溶接制御部80は、被溶接物30を加圧した状態で、溶接トランス20の一次側の巻線に電流を供給する。溶接トランス20は、一次側の巻線に供給された電流を巻数比であるN倍し、可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bに挟持されている被溶接物30に溶接電流を供給する。つまり第1通電を開始する(S11)。
次に、被溶接物30に溶接電流が供給されると、電極位置演算部130は可動側電極チップ14Aの位置を、電極変位量演算部140は可動側電極チップ14Aの変位量をそれぞれ演算する。また、一次電流検出部50は溶接トランス20の一次側の巻線に流れる一次電流I1を検出する。
判定部160は、電極位置演算部130で演算された可動側電極チップ14Aの位置と、電極変位量演算部140で演算された可動側電極チップ14Aの変位量とから、被溶接物30の重なり方向の厚みを演算する。被溶接物30の重なり方向の厚みは、被溶接物30の重なり方向で隙間が生じているときには大きくなり、隙間が生じていないときには隙間が生じているときよりも小さくなる(S12)。
判定部160は、演算した被溶接物30の重なり方向の厚み、すなわち電極間変位量Ddと、隙間有無を判定するために判定部70にあらかじめ設定してある基準値Dt1の値とを比較する(S13)。
電極間変位量Ddの値が基準値Dt1の値以下であるときには(S13:NO)、判定部160が溶接制御部80にその旨を報知し、溶接制御部80は第1通電が完了したか否かを判断する。第1通電が完了したか否かは第1通電が開始されてから所定の時間を経過したか否かで判断する(S14)。溶接制御部80は第1通電が完了したら(S14:YES)、溶接を終了する。
一方、電極間変位量Ddの値が基準値Dt1の値よりも大きいときには(S13:YES)、判定部160が溶接制御部80にその旨を報知し、溶接制御部80は隙間解消処理を実行する(S15)。
隙間解消処理の詳細は図7に示すフローチャートの手順で行われる。
判定部160から、被溶接物30に隙間が有ることが報知されたときには、溶接制御部80は、第1通電中に、被溶接物30に供給する溶接電流の大きさと被溶接物30を挟持する可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bの加圧力の大きさを変更する。
溶接制御部80は、被溶接物30に隙間が有ることが検出されたときには、可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bに供給する溶接電流の大きさを、たとえば、第1通電中に、第1通電開始時の溶接電流の大きさよりも10%増加させる。溶接制御部80の記憶部には、溶接電流の補正値として10%を記憶させておく。
また、溶接制御部80は、被溶接物30に隙間が有ることが検出されたときには、可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bが被溶接物30を加圧する加圧力の大きさを、たとえば、第1通電中に、第1通電開始時の加圧力の大きさよりも10%増加させる。溶接制御部80は、記憶部に加圧力の補正値として10%を記憶する。
溶接制御部80は、記憶部に記憶されている溶接電流の補正値(上記の例では10%)及び加圧力の補正値(上記の例では10%)を演算する(S151)。
溶接制御部80は、演算した溶接電流及び加圧力に設定するために、溶接トランス20に供給する一次電流を10%増加させ、サーボモータ15を駆動させて加圧力が10%増加するように可動側電極チップ14Aの位置を調整する。溶接電流と加圧力を増加させることによって、被溶接部物30に隙間が生じていたとしても、隙間を解消させることができる(S152)。
次に、溶接制御部80は、図6のS12、S13と同一の手順を踏んで、隙間が解消されたか否かを判断する(S153)。電極間変位量Ddの値が基準値Dt1の値以下であるときには、隙間が解消されているので(S153:YES)、第1通電を終了し、第2通電を開始するまでの休止時間Tを演算する。休止時間Tは、溶接時間(第1通電が開始されてから終了するまでの時間)、または、溶接電流を流したときに供給した電力量(第1通電が開始されてから終了するまでに供給した電力量)に基づいて設定する。電力量は、可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14Bとの間の電圧に溶接電流と溶接時間を掛けることで求めることができる(S154)。
一方、電極間変位量Ddの値が基準値Dt1の値よりも大きいときには、隙間が解消されていないので(S153:NO)、所定時間経過するまで(S155)、溶接電流及び加圧力を補正しながら第1通電を継続させる。このときの溶接電流及び加圧力の大きさは、前回設定した溶接電流及び加圧力の大きさと同じでもよいし、増加させても良い。所定時間が経過したらS154の処理に進む。
溶接制御部80は、演算された休止時間が経過するまで待って(S156)、第2通電を開始する。第2通電は図6のS11の処理と同一である。なお、第1通電と第2通電における溶接電流と加圧力は同一である。溶接制御部80は第2通電が完了したら(S158:YES)、溶接を終了する。
本実施形態に係る抵抗溶接機200は、実施形態1と同様に、被溶接物30に板隙と言われる隙間が無ければ、図4Aに示すように、第1通電のみによって、被溶接物30の溶接が終了する。一方、被溶接物30に板隙と言われる隙間が有れば、図4Bに示すように、板隙が有ることが判った時点(板隙判定点)から溶接電流及び加圧力を増加させてナゲットを生成し、板隙が解消された時点(板隙解消点)で第1通電を終了する。そして、休止時間Tをおいて第2通電を開始し、被溶接物30を溶接する。
このように、本実施形態では、隙間の有無を被溶接物30の厚みに基づいて判定し、隙間が有れば、隙間を解消するために溶接電流と加圧力とを増加し、隙間を解消させた後に再度、被溶接物30を溶接している。
したがって、隙間が有るときにだけ複数回溶接電流が供給され、隙間が無ければ1回の溶接電流を供給するのみで溶接が終了する。また、隙間が有るときには溶接電流と加圧力とを増加させているので、被溶接物30が馴染み易くなり、迅速に隙間を解消できる。
[実施形態3]
図8は、実施形態3に係る抵抗溶接方法の手順を示す図である。
まず、複数の被溶接物30を準備する(ST1)。次に、複数の被溶接物30を重ねて配置する(ST2)。そして、被溶接物30の重なり方向から一対の溶接電極(可動側電極チップ14Aと固定側電極チップ14B)で加圧する(ST3)。重ねられた複数の被溶接物30に隙間が有るか否かを検出する(ST4)。そして、重ねられた複数の被溶接物30に隙間が有るときには、溶接開始時の溶接電極の加圧力と溶接電極に供給する溶接電流を増加させて隙間を解消し、再度、溶接電極に溶接電流を供給する一方、隙間が無いことが検出されたときには、溶接開始時の前記溶接電極の加圧力と前記溶接電極に供給する溶接電流で被溶接物を溶接する(ST5)。
以上のように、実施形態1−3に係る抵抗溶接機及び抵抗溶接方法によれば、被溶接物30に隙間が有るときにのみ、第1通電と第2通電の2回の通電が行われる。したがって、被溶接物30に隙間が無いときには1回の通電で済むので、サイクルタイムを効果的に短縮できる。
また、被溶接物30に隙間が有るときには、第1通電を継続しながら電流値と加圧力を増加させている。このため、加熱状態で被溶接物30に圧力が加えられることから、被溶接物30が高張力の板材であっても馴染み易くなり、迅速に隙間を解消させることができる。
さらに、被溶接物30に隙間が有るときには、被溶接物30の隙間が解消されてから、完全に冷却されるのを待って、再度の通電が行われるので、要求される溶接強度を確保でき、信頼性の高い溶接が可能である。
次の溶接をするまでの休止時間は加熱時間や加熱投入エネルギーに基づいて算出されるので、休止時間が過少になり、被溶接物30が十分に冷却できなくなるのを防止できる。十分に冷却された状態で次の溶接をすることができるので、溶接時の散りの発生を抑えることができる。
10 溶接ガン、
12A 可動電極、
12B 固定電極、
14A 可動側電極チップ、
14B 固定側電極チップ
20 溶接トランス、
30 被溶接物、
70、160 判定部、
80 溶接制御部、
100、200 抵抗溶接機。

Claims (9)

  1. 重ねられた複数の被溶接物を前記被溶接物の重なり方向から一対の溶接電極で加圧して前記溶接電極に溶接電流を流すことによって前記複数の被溶接物を溶接する抵抗溶接機において、
    前記重ねられた複数の被溶接物に隙間が有るか否かを検出する隙間有無検出部と、
    前記隙間有無検出部によって隙間が有ることが検出されたときには、溶接開始時の前記溶接電極の加圧力と前記溶接電極に供給する溶接電流を増加させて隙間を解消し、再度、前記溶接電極に溶接電流を供給する一方、隙間が無いことが検出されたときには、前記溶接開始時の前記溶接電極の加圧力と前記溶接電極に供給する溶接電流で前記被溶接物を溶接する溶接制御部と、
    を有することを特徴とする抵抗溶接機。
  2. 前記隙間有無検出部は、
    前記複数の被溶接物の重なり方向の電極間抵抗値を演算する電極間抵抗値演算部と、
    演算された電極間抵抗値を基準値と比較して前記隙間の有無を判定する判定部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の抵抗溶接機。
  3. 前記隙間有無検出部は、
    前記複数の被溶接物の重なり方向の厚みを演算する厚み演算部と、
    演算された前記被溶接物の重なり方向の厚みを基準値と比較して前記隙間の有無を判定する判定部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の抵抗溶接機。
  4. 前記厚み演算部は、
    前記一対の溶接電極の間隔を演算する電極位置演算部と、
    前記一対の溶接電極を支持するアームの歪量から前記一対の溶接電極の変位量を演算する電極変位量演算部と、を有し、
    前記厚みは、演算された前記一対の溶接電極の間隔と演算された前記一対の溶接電極の変位量から求めることを特徴とする請求項3に記載の抵抗溶接機。
  5. 前記溶接制御部は、複数回溶接電流を供給するときには、溶接電流を供給した後に休止時間をおいてから次の溶接電流を供給することを特徴とする請求項4に記載の抵抗溶接機。
  6. 前記溶接制御部は、前記休止時間を、溶接電流を流した時間、または、溶接電流を流したときに供給した電力量に基づいて設定することを特徴とする請求項5に記載の抵抗溶接機。
  7. 複数の被溶接物を準備する準備段階と、
    前記複数の被溶接物を重ねて配置する配置段階と、
    前記被溶接物の重なり方向から一対の溶接電極で加圧する加圧段階と、
    重ねられた複数の被溶接物に隙間が有るか否かを検出する検出段階と、
    前記重ねられた複数の被溶接物に隙間が有るときには、溶接開始時の前記溶接電極の加圧力と前記溶接電極に供給する溶接電流を増加させて隙間を解消し、再度、前記溶接電極に溶接電流を供給する一方、隙間が無いことが検出されたときには、溶接開始時の前記溶接電極の加圧力と前記溶接電極に供給する溶接電流で前記被溶接物を溶接する溶接電流供給段階と、
    を含むことを特徴とする抵抗溶接方法。
  8. 前記検出段階は、
    重ねられた複数の被溶接物に隙間が有あるか否かを、前記複数の被溶接物の重なり方向の電極間抵抗値で検出するか、前記複数の被溶接物の重なり方向の厚みで検出することを特徴とする請求項7に記載の抵抗溶接方法。
  9. 前記溶接電流供給段階は、
    複数回溶接電流を供給するときには、溶接電流を供給した後に休止時間をおいてから次の溶接電流を供給する段階を含むことを特徴とする請求項8または9に記載の抵抗溶接方法。
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