JP2013121396A - エアチャンバ装置のドア機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアチャンバに使用する高圧容器への出入りが極めて簡単で、使用にあたっては第三者による扉開閉作業を必要とすることなく使用者単独でも扉の開閉ができ、扉を閉じたときの密閉性を十分に確保することができる安価で高性能のエアチャンバ装置のドア機構を提供する。
【解決手段】使用者が入る高圧容器のチャンバ上部29の前方上面に略矩形形状の開口部2が設けられている。この開口部2の内側に、チャンバの周面と略同じ形状の湾曲面を持つ矩形形状のドアが配置されている。ドアの大きさは開口部2より少し大きくその周縁部がチャンバ内壁面に重なり、チャンバ上部29の内壁面との間で密閉状態を形成することができる。ドアの縁部および開口部2の縁部の内側にレールを設けてあり、ドアはチャンバ上部29の後方にチェンバ上部29の壁面に対し並行に移動し、その開閉が可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は高気圧状態の空気及び高濃度酸素を含有する空気を高気圧エアチャンバに供給し、大気圧よりは高気圧状態で使用するエアチャンバ装置、さらに詳しくいえばエアチャンバ装置に具備されるドア部の機構に関する。
従来から高気圧空気及び高濃度酸素を含有する空気を高気圧エアチャンバに供給して使用する装置が知られている。
高気圧エアチャンバ内に使用者が一定時間滞在することにより、心身のリラクゼーション効果、疲労回復、ダイエット効果、美容等数々の効果を得る目的で鍼灸接骨院店舗、形成外科病院、リハビリゼーション施設や一般家庭などに導入されてきている。
高気圧エアチャンバは空気圧として1.1乃至1.3気圧程度に加圧できるチャンバ内に人が入れる程度の内部空間を具備している。高気圧空気は、コンプレッサで加圧した空気をチャンバ内に導入することにより得られる。
ところでエアチャンバにはソフトタイプと称するものがある。
ソフトタイプはチャンバを構成する材料として一般には高気圧に耐えるように内側にシーリング等で工夫した布材が使用されたもので、人がチャンバ内で横たわることが出来る程度の空間を形成できる大きさのものであり、普及している。この布製チャンバへの出入りはチャンバの上面に具備された長尺ファスナの開閉によって行い、ファスナ部は加圧に耐えるような構造になっている。またチャンバの端面には空気供給/排出口を設けた構成となっている(特許文献1)。
このソフトタイプのエアチャンバは耐久性に課題があり、耐久性を損なう主な箇所は開口部に具備されたファスナ部にある。ファスナ部は構造的には高気圧空気がチャンバ部から漏れないようになっている。しかし、単独での密封性を維持することが困難な場合があり、かかる場合には嵌合部にグリス等を塗布することによりリークをおさえるようにしている。このような構成のため、ソフトタイプのチャンバが長期にわたって安定的に使用することが出来にくくなる場合があり、ソフトタイプのチャンバに代わって長期的にも安定的に使用できる金属製のエアチャンバが近年開発されてきている。
エアチャンバのもう一つのタイプである金属製チャンバはハードタイプと呼称されている。ハードタイプのチャンバは材料として金属材、一般的にはアルミニューム材または鉄材が使用される。また、FRPのようなプラスチック材が使用される場合もある。
ハードタイプのチャンバにおいて、大気圧よりも高い気圧状態に維持された密封空間を形成する場合、特にアルミニュームや鉄などを用いる場合、チャンバの形状として円筒状の筒を製作したのち、その両端に円盤状の蓋を溶接して作る構造が知られている。
このような円筒形状のチャンバへの出入りには開口部を遮蔽出来るドアを具備させる必要がある。かかる場合、加圧時においてはドア部とチャンバ部とは密に連結し加圧空気が漏れないようにする必要があった。一方、ドアを開く場合、ドア部とチャンバ部とがスムースに移動できる構成が要求されていた。
このハードタイプの高気圧エアチャンバとして、蓋の開成状態または閉塞状態をとり、閉塞状態では内部に高気圧で人体(使用者)を収容しうる気密空間を形成可能な剛体の本体及び蓋体と、高気圧エアチャンバ本体の縁部と蓋体の縁部との間に配された弾性変形可能なシール部材と、蓋体をチャンバ本体の縁部と蓋体の縁部に設けた凹凸形状を利用しながらこのシール部材を押圧する閉塞位置または押圧解除する開成位置に位置づけするための開閉操作部とを具備した高気圧酸素カプセルおよび高気圧酸素カプセル用シール構造が開示されている(特許文献2)。
一方、ハードタイプの高気圧エアチャンバに具備された扉の気密性を確保するため、以下のような構成も開示されている。すなわち、高気圧・高濃度酸素カプセル用空気漏れ防止具において、空気を注入して膨張させることができるチューブを長円形又は楕円形の環状に形成して構成する。その嵌合構造においては、高気圧・高濃度酸素カプセルの上側のカバーの開口部と下側の本体の開口部の凹凸構造において、凹部内の溝に前記空気漏れ防止具を装着し、凸部により当該空気漏れ防止具を押圧することによって凹凸構造の嵌合部の間隙による空気漏れを防止している(特許文献3)。
さらに、使用者を収容可能であり大気圧よりも高い気圧状態に維持された密封空間を構成し空気及び高濃度酸素含有空気を供給する、いわゆる酸素供給システムに用いられる酸素カプセル本体において、酸素カプセル本体は水平方向または垂直方向のいずれか一方に伸縮可能な複数の伸縮部から構成され、伸縮部を伸張方向にスライドさせたときに当該伸縮部が気密に接合する構成の酸素カプセル本体の伸縮構造も開示されている(特許文献4)。
他方、従来のドア部の機構とは異なる技術も開示されている(特許文献5)。この機構は人体(使用者)を高気圧環境に曝すために高圧容器に形成された出入用の開口と、この開口の内側に開閉自在に配置され、且つこの開口よりも大きい寸法を有する扉とを備えたものである。扉は自身が伸縮してこの開口と扉の隙間を変動させるスライド機構を備えている。また、扉が揺動して開口と扉との隙間を変動させる揺動機構を備えている。このような構成によって、高圧容器への出入りが極めて簡潔に行えるとともに、内部空間の気圧制御を簡便に行うことができるとしている。
特開2007−68768号公報 特開2007−202995号公報 実用新案登録第3121656号公報 実用新案登録第3143977号公報 特開2009−101176号公報
さて、ソフトタイプの高気圧エアチャンバにおいては、チャックの開閉に手間がかかると共に、高気圧状態におけるチャックからの空気漏れが発生することが多々あった。このため、安定したチャンバ内の気圧を一定に保持することが困難になることもしばしば生じていた。同時に使用者のチャンバ内への出入りが極めて面倒であるという問題もあった。
つぎに、ハードタイプの高気圧エアチャンバにおいては、第三者による高気圧エアチャンバ上部に具備された扉の開閉作業を使用者自身が行うことが困難であるため、第三者がこの作業を行う必要が生じていた。また、高気圧エアチャンバを使用しているときに、何らかのトラブルが生じると、扉の開閉に時間がかかったり、使用者自身によって扉を開けることが困難になったりすることがあり、使用者に不安を与えてしまうような問題があった。
また、別の高気圧エアチャンバのハードタイプにおいては、開口部より大きい形状をした扉をチャンバ開口部の裏側に設け、扉のスライド機構により、扉の移動と密閉を行うものもよく知られている。かかる場合、扉自体が重いため移動がスムースにいかないことがある。また、加圧時においては扉がチャンバ開口に沿って具備されたパッキン材との密着性を一様に確保することが困難で、扉へ加わる高圧空気力だけではこの密着性が確保できないため加圧と同時に扉自体を別の力、例えばコンプレッサによって得られた駆動力を使用して扉自体を押し上げる。これにより、チャンバ開口部裏面に具備されたパッキン材により強く押しつけて扉とチャンバ本体との密着性をあげ、密閉空間を確保しようとする場合がある。この構造は扉自体を押し上げる方法のため、扉全体をチャンバ開口部の内側に一様に密着させることが大変面倒になる。また、高気圧エアチャンバへの加圧と、扉を押し上げるために必要な力を同じコンプレッサから得ているため、使用するコンプレッサの出力が大きくなるという欠点を有していた。
そこで、上記問題を解決するためチャンバ開口部の両端部にスライド機構を設け、これと直交する扉全体を一様に押しつける構造が考えられるが、そのためにはスライド機構を介して扉全体を、例えば、使用するコンプレッサからの押し出し機構によってチャンバ開口部の内側に押しつけるような手段が必要になる。
また、この扉押しつけ機構は高気圧エアチャンバの内部空間に多数具備させなければならず、そのような構成を採用するのは困難である。1つの方法として、スライド機構に結合している側の扉端部とこれと直交する扉の端部が、扉が閉のときに扉の一端がエアチャンバの開口部の裏面にわずかに離れている程度の位置にくるように構成し、扉の他端が、扉の反対側の一端をコンプレッサからの押し出し機構を接続・離反させる構成が考えられる。かかる構成では、扉全体を一様に押しつけ、チャンバ内部が密閉した空間を作ることが困難になることがある。すなわち、チャンバ内部の扉が十分な密封性を確保することできないため、使用しているパッキン材にグリス等を使用してより高い気密性を得る必要がある。
カプセル本体に蓋体を被せることにより人が入る収容室を形成し、該収容室内に高気圧酸素を供給する高気圧酸素カプセル(特許文献2)において、カプセル本体に蓋体を被せたとき、カプセル本体の縁部に形成された嵌合凹部に、蓋体の縁部に形成された嵌合凸部をOリングを挟んで結合する構造は、その気密性を十分確保できる。しかしながら、このような構造では使用者が簡単にエアチャンバに出入りすることが困難であり、上記構成のエアチャンバを作成するためには全体的に高度な加工技術が必要になるという問題点を有している。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的はエアチャンバに使用する高圧容器への出入りが極めて簡単で、使用にあたっては第三者による扉開閉作業を必要とすることなく使用者単独でも扉の開閉ができ、扉を閉じたときの密閉性を十分に確保することができる安価で高性能のエアチャンバ装置のドア機構を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明の請求項1は、使用者が高気圧空気環境下に一定時間過ごすための高圧容器であるエアチャンバ部の一部に出入り用の開口部を有し、前記エアチャンバ部の開口部の内側に配置され、前記エアチャンバ部を構成する壁面に対し並行にスライドさせることにより前記開口部を開閉し、前記開口部より大きい寸法の扉を備えたエアチャンバ装置のドア機構であって、
前記扉の対向する縁部に、該縁部に連結する移動側直動レールを設けるとともに前記エアチャンバ部の開口部の縁部に沿った内壁に前記移動側直動レールと嵌合する固定直動レールを設け、
前記移動側直動レールに対し前記扉を内壁方向に移動させ、かつ前記扉を壁面に並行にスライドさせるとき前記移動側直動レールとともに移動させる手段を有し、
前記エアチャンバ部の開口部の縁部に沿った部分に弾性パット部材を配置し、前記扉が閉じた位置でエアチャンバ部の内壁方向に移動し、前記弾性パット部材に接触させることにより、エアチャンバ部内の密閉状態を形成可能とし、
前記扉の縁部が前記エアチャンバ部の開口部の縁部から離れ前記エアチャンバ部内の空気圧が大気圧状態である場合、前記固定直動レールの長手方向に向けて前記扉に力が加わることにより、前記移動側直動レールが移動し扉の開閉を行うことを特徴とする。
本発明の請求項2は請求項1記載の発明において、前記移動させる手段は、前記移動側直動レールに複数の突出部を有し、該複数の突出部を前記扉に固定されているフレーム部に嵌合して前記扉を前記エアチャンバ部の内壁方向に移動するように案内する扉昇降手段を備え、前記フレーム部に、ロッドが前記移動側直動レールに向かって前後動するシリンダ手段を複数個設け、前記扉が閉じた位置で、前記シリンダ手段を駆動し、前記ロッドを繰り出し前記移動側直動レールを押し付けることにより前記扉昇降手段の案内で前記扉を前記エアチャンバ部の内壁方向に移動し、前記扉がエアチャンバ部の内壁にシール材またはパッキングゴムを挟んで圧接し、前記エアチャンバ部が加圧された場合、前記扉がエアチャンバ部内部の高気圧空気の漏洩がないように気密性を維持することを特徴とする。
本発明の請求項3は請求項1または2記載の発明において、前記扉昇降手段は、前記扉を前記エアチャンバ部の内壁方向に移動するように案内し、前記扉を前記エアチャンバ部を構成する壁面に対し並行にスライド移動することを制限することを特徴とする。
本発明の請求項4は請求項1乃至請求項3いずれか記載の発明において、前記シリンダ手段は、駆動用コンプレッサから加圧空気を供給されるエアシリンダであり、前記加圧空気を可変できるスピードコントローラを具備し、前記扉の前記エアチャンバ部の内壁方向への移動速度を可変できることを特徴とする。
本発明の請求項5は請求項4記載の発明において、前記扉に引っ張りバネ手段の一端を固定し、該引っ張りバネ手段の他端をエアチャンバ部側に固定し、前記エアチャンバ部への加圧と前記駆動用コンプレッサの加圧が解除され、前記エアチャンバ部内の空気圧が大気圧状態になった場合、前記扉が自動的に開状態に移動することを特徴とする。
本発明によれば、扉の開閉の利便性を兼ね備えると同時に高圧容器の気密性を簡便な構成で高め、使用者が安心して高気圧容器であるエアチャンバ装置の利用が可能になる。
すなわちチャンバ装置の形状を略円筒状に維持したままエアチャンバの上面に具備させた扉を自在に開閉でき、エアチャンバ内に具備された扉が閉の時の気密性が高圧容器としての性能を失うことがない程度に維持できる。そして扉が開のときには加圧条件を解除した後に、自在に扉が移動でき、かつ、使用者がエアチャンバから出ようとした場合、ほぼ自動で扉が開状態に戻るものである。このような構成によりハードタイプのエアチャンバが抱えていた扉部分の気密性が解決したことによって安価で高性能のハードタイプのエアチャンバ装置を実現することができる。
本発明の実施形態に係わるエアチャンバ装置の全体構成を示す図で、(a)は正面図,(b)は側面図である。 本発明に係るエアチャンバ装置の扉部の断面図である。 本発明に係るエアチャンバ装置の扉部のみを示す部分図で、扉部を水平状態にして示した図である。 本発明に係るエアチャンバ装置の扉部に具備されるドア機構を説明するための図で、扉部に設けられたエアシリンダ,直動レール機構などの詳細を示す図である。 本発明に係るエアチャンバ装置の扉部が上下してエアチャンバ部内面と接触して気密性を確保することを説明するための図で、エアシリンダ部分を切断した断面図である。 本発明に係るエアチャンバ装置の扉部が上下してエアチャンバ部内面と接触して気密性を確保することを説明するための図で、扉昇降直動柱部分を切断した断面図である。 本発明に係るエアチャンバ装置の扉部が上下してエアチャンバ部内面と接触して気密性を確保することを説明するための図で、ドアがエアチャンバ部の内壁方向に上昇しパッキングゴムを押し付けた状態を示している。 本発明に係るエアチャンバ装置の扉部をスライドさせる動きを説明するための図で、ドアが開いた状態を示している。 本発明に係るエアチャンバ装置の扉部をスライドさせる動きを説明するための図で、ドアが閉じた状態を示している。
以下図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明によるエアチャンバ装置の実施の形態を示す図で、ハードタイプ高気圧エアチャンバ部の全体構成を示している。
エアチャンバ部1の前部上面に扉(ドア)を具備させるための開口部2が形成されている。開口部2は略矩形形状であり、開口部2の内側に、チャンバの周面と略同じ形状の湾曲面を持つ矩形形状のドアが配置されている。ドアの大きさは開口部2より少し大きくその周縁部がチャンバ内壁面に重なり、チャンバ上部29の内壁面との間で密閉状態を形成することができる。
エアチャンバ装置全体はエアチャンバ部1,操作パネル3,電源・メインコントローラ6,装置移動用の複数キャスタ9,エアチャンバ部1を加圧させる加圧用コンプレッサ4,扉とエアチャンバ部1が密着できるように扉を開口部2近傍の内側に押しつけるための駆動用コンプレッサ5,使用時にエアチャンバ部1内部を冷却・清浄化した空気を流入するためのクーラ8,室外機7,エアチャンバ部1の上部と下部を仕切る仕切板10を備えている。チャンバ上部29には使用者が横たわって使用できる空間が形成される。チャンバ下部30にはチャンバ上部29後端からの空気をチャンバ上部29前方に戻す循環空気経路が形成され、循環空気経路で空気を冷却清浄化し高気圧空気に加圧するための加圧用コンプレッサ4,駆動用コンプレッサ5,電源・メインコントローラ6,室外機7,クーラ8などの機器が収納されている。
図2は本発明に係るエアチャンバ装置の扉部の構造を説明するための断面図である。
図2においてチャンバ上部29の開口部2の近傍に直動レール機構11が具備されている。直動レール機構11は、チャンバ上部29の内壁に取り付けられた固定直動レール112と、ドア31に取り付けられた移動側直動レール111とから構成され、移動側直動レール111が固定直動レール112に嵌合し、ドア31が図2紙面に直交する方向にスライドするようになっている。ドア31は着色されるか、または透明なドア窓板14を有し、このドア窓板14はRドアフレーム132に固定されている。Rドアフレーム132はドア窓板14を保持するとともに左右のSドアフレーム131(図4参照)を連結する役目を果たす。ドアフレーム13はSドアフレーム131およびRドアフレーム132により構成されている。
ドア31の両端部のSドアフレーム131に固定されているエアシリンダ固定板121(図4参照)に、ドア31を上下(チャンバ上部29の内壁方向)に移動させてエアチャンバ内壁に押しつけるためのエアシリンダ12が複数個取り付けられている。
図3はドアを水平に置いた状態を示すものである。
直動レール機構11は上述したように固定直動レール112と、ドア31に取り付けられた移動側直動レール111より構成され、固定直動レール112はチャンバ上部29の長手方向に沿って内壁に固定される。
Sドアフレーム131はフレームC21(図5A参照)を介して直動レール機構11と連結する。エアシリンダ12に加圧空気を送って駆動させると、ドア31は矢印32の方向に移動し、ドア31の縁部がチャンバ上部29の開口部2の縁部の内壁に押し付けられる。
図4は図3の中心位置から左右の扉を見たときの構成図を示すものである。
図1に記載した駆動用コンプレッサ5に連結しているエアパイプ16はドア31の両端に具備しているSドアフレーム131内に引き回され、Sドアフレーム131の複数の位置においてそれぞれ継手34を介してそれぞれのエアシリンダ12に接続され、加圧空気を供給することができるようになっている。それぞれのエアシリンダ12はエアシリンダ固定板121で固定されている。
チャンバ上部29の開口部2近傍の内壁面に固定されている固定直動レール112上を移動できる移動側直動レール111と、Sドアフレーム131は複数の扉昇降部15を介してルーズに結合している。各扉昇降部15の底部は移動側直動レール111に固定され、扉昇降部15の一部を形成する扉昇降直動柱151は扉昇降直動柱151の直径よりわずかに大きい穴部に挿入されている。このためドア31が矢印35の方向に移動する場合、レール金具18にルーズに結合している扉昇降直動柱151がレール金具18の穴部に接触してそのまま移動できることになる。
一方、ドア31が閉の位置において、ドア31を上方に動かすためにはエアパイプ16に駆動用コンプレッサ5からの空気圧が加圧され、複数具備している各々のエアシリンダ12からのロッド20(図5A参照)が伸び、扉昇降部15の扉昇降直動柱151がレール金具18の穴部に案内されSドアフレーム131全体が上方(矢印33方向)に移動する。すなわち駆動用コンプレッサ5からの高圧空気が運ばれると、各々のエアシリンダ12からは押しクッション19を具備したロッド20が突出し、Sドアフレーム131に複数配置されている押しクッション19の先端が移動側直動レール111を押しつけ、Sドアフレーム131全体を上方に動かすことが可能になる。この場合、エアシリンダ12の可動速度を可変するためのスピードコントローラ17によってエアシリンダ12に供給される空気圧が可変できるので、ドア31の上昇速度を制御することが可能である。
図5A,図5Bはドアを構成するドア窓板14をチャンバ上部29内部に具備されたパッキング材24,25,26に接触させる構造を説明するための詳細図で、図5Aはエアシリンダ部分を切断した断面図,図5Bは、扉昇降直動柱部分を切断した断面図である。
図5Aにおいて直動レール機構11の固定直動レール112はチャンバ上部29の開口部2近傍にネジ113によって固定されている。また、移動側直動レール111にはレール金具18が固定用ネジ181で固定されている。ドア窓板14にはSドアフレーム131が固定用ネジ23により固定され、さらにSドアフレーム131にはエアシリンダ12を固定するフレームC21の一端がネジ22によって固定されている。フレームC21内にはエアシリンダ12がエアシリンダ固定板121上に固定されている。
ここでエアシリンダの動作に基づきドア窓板14がチャンバ上部29内部に具備されたパッキングゴム24,パッキングゴム25および扉縁トリムゴム26に移動して接触する動作を説明する。実際には各々のエアシリンダが一斉に作動することにより、ドア31が移動することになるが、簡略化のために1つのエアシリンダの動作について説明する。
ドア31が閉の位置になってチャンバ上部29内を加圧しようとした場合、最初にドア窓板14が上昇移動してパッキングゴム24とパッキングゴム25に接触できるように、ドア窓板14に連結しているフレームC21が上昇する必要がある。
この上昇は図5Bに示す扉昇降部15の案内にしたがって行われる。
移動側直動レール111に固定されたレール金具18にネジ153によって底部155が取り付けられている。底部155には扉昇降直動柱151が植設されている。フレームC21には中央に円柱形の貫通穴401を有する直動柱ガイド40がネジ402により固定されている。扉昇降直動柱151は貫通穴401に緩く嵌合しており、貫通穴401を安定して上下に移動させることができる。底部155の上にクッション152がネジによって固定されている。図5Bは、フレームC21すなわちドア31が最も上昇してドア窓板14が扉トリムゴム26,パッキングゴム25,パッキングゴム24に押圧されている状態を示している。
エアシリンダ12内に加圧空気が供給されずドア31が上昇していない状態で、ドア31がエアチャンバ部1の壁面に並行(紙面に直角方向)に移動する場合、直動柱ガイド40の貫通穴401の内壁が扉昇降直動柱151の周面に接し、押すため、固定直動レール112に対し移動側直動レール111が移動し、ドア31をスライドさせることができる。
このようにドア窓板14が上昇移動して扉縁トリムゴム26,パッキングゴム24,25に接触し強く押しつけられる結果、チャンバ上部29内の高気圧空気は、その接触部によって気密性が保持できるようになる。パッキングゴム24,25はそれぞれ材質、形状によって気密性を維持できるような最適な部品が選定される。扉縁トリムゴム26はドア窓板14上のゴミ、埃などによってパッキングゴム24,25の接触面における損傷をさけるために主として使用される。
図5Cにドア31がエアチャンバ部の内壁方向に上昇しパッキングゴムを押し付けた状態を示している。エアシリンダ12に加圧空気が供給されロッド20が突出しレール金具18を押し付けるためドア31は矢印36に示すようにエアチャンバ部の内壁方向に向かって上昇しドア窓板14が扉縁トリムゴム26,パッキングゴム24,25に押し付けられ、密閉状態が形成される。
次に実際にエアチャンバ部に使用者が入って操作を始めるにあたり、加圧開始時におけるコントローラの設定及び操作、加圧時の機器の運転状況とドア31の密封をもたらす駆動用コンプレッサ5の作動条件について説明を行う。加圧開始時においての主な設定因子は設定圧力値、設定圧力保持時間、設定圧力値まで上昇するときの圧力上昇条件、設定圧力値からの圧力下降条件、及びエアチャンバ部内の温度設定値などである。操作パネル3の設定が完了した場合には操作パネル3にはSTBYランプが表示される。このSTBYランプ点灯と同時に加圧用コンプレッサ4はONになり、ドアを閉めるとリミットスイッチ37(図6A,図6B参照)が入り、駆動用コンプレッサ5が起動し、同時にエアチャンバ部への加圧が開始される。加圧開始から一定時間経過したのちに、駆動用コンプレッサ5は自動的に停止する。駆動用コンプレッサ5の停止と同時にエアシリンダ12のロッド20がエアシリンダ12内に後退し、押しクッション19はレール金具18から離脱するようになる。このような状態になると、チャンバ内が加圧されている場合にはドア31は人為的に移動はできないが、チャンバ内が大気圧になった場合には、ドア31は人為的に移動できる。このように駆動用コンプレッサ5はエアチャンバ部の加圧が開始できる条件になっていれば、チャンバ部内の加圧空気によってドア31がパッキングゴム24,25に押しつけられているために必要でなくなる。
高気圧空気を加圧したチャンバ上部29内で使用者が操作パネル3で設定した加圧時間を経過したときにはチャンバ上部29への加圧用コンプレッサ4による加圧が停止する。その後は、設定した圧力下降時間に基づいて、所定の時間をかけてチャンバ上部29の空気圧が低下し、最終的に大気圧に等しい空気圧まで低下する。
本発明の実施の形態では図4に示すように一端がSドアフレーム131に固定され、他端がチャンバ上部29に固定されているスプリング27を設けているために、押しクッション19がレール金具18から離脱した後、スプリング27の力によって、ドア31が自動的に開くようになる。なお、ドア31が全部移動して全開状態になるか、途中の位置まで開くかはスプリング27の引っ張り強度に依存する。引っ張り強度は過度に強くすると、ドア31を閉めるときに大きな力が必要になるので、どのような条件でドア31の開閉を行うかは試行のうえ選択することになる。
図6A,図6Bは本発明に係るエアチャンバ装置の扉部をスライドさせる動きを説明するための図で、図6Aはドアが開いた状態を、図6Bは閉じた状態をそれぞれ示している。エアチャンバ部1の開口部2の前方にリミットスイッチ37が設けられており、リミットスイッチ37はオフ状態でSドアフレーム131により押されるとオン状態となる。
図6Aは引っ張りバネ27の付勢力によりドア31が右方向に移動した状態であり、エアシリンダ12に加圧空気を供給するエアパイプ16の161部分は螺旋形状であり、縮んだ状態となっている。
エアチャンバ部1内に入った使用者または外部の者が把手38を把持し図6Bの矢印39に示す方向(左方向)にドア31を押すと、引っ張りバネ27に抗して移動側直動レール111が固定直動レール112内を移動し、ドア31はエアチャンバ部1の内側を内壁に並行にスライドする。使用者または外部の者が把手38に作用させる力は、張力が小さい引っ張りバネ27を用いることにより、わずかな力でドア31をスライドさせることができる。
図6Bに示すようにドア31が最も左位置に達すると、それに伴いエアパイプ16の161部分および引っ張りバネ27は伸長し、ドア31の先端部はリミットスイッチ37を押す。
リミットスイッチ37がオンすると、電源・メインコントローラ6の制御回路の制御の下、駆動用コンプレッサ5が駆動を開始しエアパイプ16から加圧空気が供給され、エアシリンダ12に送られ、ロッド20が伸長することにより、ドア31は上昇を開始し、ドア窓板14はエアチャンバ部1のパッキングゴム25,24などに接し、密閉状態が形成される。
ドア31の上昇動作が終了すると、つぎに制御回路の制御の下、エアチャンバ部1内に加圧用コンプレッサ4から加圧空気が供給され、エアチャンバ部1内の圧力は所定値まで上昇し、予め設定された圧力環境が形成される。
チャンバ装置の使用終了に伴い、エアチャンバ部1内の加圧空気が徐々に抜かれ、大気圧になり、駆動用コンプレッサ5からの加圧空気も抜かれるため、ドア31は扉昇降直動柱151に案内されて下降する。
この状態になると、引っ張りバネ27の張力により移動側直動レール111は固定直動レール112に対し移動し、図6Aの扉が開いた状態に戻る。使用者はエアチャンバ部1内から外に出ることが可能になる。
なお、本発明に係るエアチャンバ装置のドア機構は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形を施すことができる。
実施の形態では開口部の形状は上から見た場合、略矩形形状になる例を示したが、他の形状であっても良い。また、移動側直動レールおよび固定直動レールの間にボールベアリングを用い滑動する直動レール機構の例を示したが、他の形式によって滑動する機構を用いても良い。さらにフレームCをレール金具に押しつける手段としてエアシリンダを用いたが、他の媒体を用いたシリンダを用いても良く、さらには電磁駆動などによりレール金具を押しつける機構を用いても良い。
高圧空間を形成し、高圧空間内に扉を具備させるような各種分野で幅広く利用することができるエアチャンバ装置である。
1 エアチャンバ部
2 扉開口部
3 操作パネル
4 加圧用コンプレッサ
5 駆動用コンプレッサ
6 電源・メインコントローラ
7 室外機
8 クーラ
9 キャスタ
10 エアチャンバ上部下部仕切板
11 直動レール機構
111 移動側直動レール
112 固定直動レール
12 エアシリンダ
121 エアシリンダ固定板
13 ドアフレーム
131 Sドアフレーム
132 Rドアフレーム
14 ドア窓板
15 扉昇降部
151 扉昇降直動柱
16 エアパイプ
17 スピードコントローラ
18 レール金具
181 固定用ネジ
19 押しクッション
20 ロッド
21 フレームC
22 ネジ
23 固定用ネジ
24 パッキングゴム
25 パッキングゴム
26 扉縁トリムゴム
27 スプリング(引っ張りバネ)
28 カバー
29 チャンバ上部
30 チャンバ下部
31 ドア
32,33,35,36,39 矢印
34 継手
37 リミットスイッチ
38 把手

Claims (5)

  1. 使用者が高気圧空気環境下に一定時間過ごすための高圧容器であるエアチャンバ部の一部に出入り用の開口部を有し、前記エアチャンバ部の開口部の内側に配置され、前記エアチャンバ部を構成する壁面に対し並行にスライドさせることにより前記開口部を開閉し、前記開口部より大きい寸法の扉を備えたエアチャンバ装置のドア機構であって、
    前記扉の対向する縁部に、該縁部に連結する移動側直動レールを設けるとともに前記エアチャンバ部の開口部の縁部に沿った内壁に前記移動側直動レールと嵌合する固定直動レールを設け、
    前記移動側直動レールに対し前記扉を内壁方向に移動させ、かつ前記扉を壁面に並行にスライドさせるとき前記移動側直動レールとともに移動させる手段を有し、
    前記エアチャンバ部の開口部の縁部に沿った部分に弾性パット部材を配置し、前記扉が閉じた位置でエアチャンバ部の内壁方向に移動し、前記弾性パット部材に接触させることにより、エアチャンバ部内の密閉状態を形成可能とし、
    前記扉の縁部が前記エアチャンバ部の開口部の縁部から離れ前記エアチャンバ部内の空気圧が大気圧状態である場合、前記固定直動レールの長手方向に向けて前記扉に力が加わることにより、前記移動側直動レールが移動し扉の開閉を行うことを特徴とするエアチャンバ装置のドア機構。
  2. 前記移動させる手段は、
    前記移動側直動レールに複数の突出部を有し、該複数の突出部を前記扉に固定されているフレーム部に嵌合して前記扉を前記エアチャンバ部の内壁方向に移動するように案内する扉昇降手段を備え、
    前記フレーム部に、ロッドが前記移動側直動レールに向かって前後動するシリンダ手段を複数個設け、
    前記扉が閉じた位置で、前記シリンダ手段を駆動し、前記ロッドを繰り出し前記移動側直動レールを押し付けることにより前記扉昇降手段の案内で前記扉を前記エアチャンバ部の内壁方向に移動し、前記扉がエアチャンバ部の内壁にシール材またはパッキングゴムを挟んで圧接し、
    前記エアチャンバ部が加圧された場合、前記扉がエアチャンバ部内部の高気圧空気の漏洩がないように気密性を維持することを特徴とする請求項1記載のエアチャンバ装置のドア機構。
  3. 前記扉昇降手段は、
    前記扉を前記エアチャンバ部の内壁方向に移動するように案内し、前記扉を前記エアチャンバ部を構成する壁面に対し並行にスライド移動することを制限することを特徴とする請求項1または2記載のエアチャンバ装置のドア機構。
  4. 前記シリンダ手段は、
    駆動用コンプレッサから加圧空気を供給されるエアシリンダであり、前記加圧空気を可変できるスピードコントローラを具備し、
    前記扉の前記エアチャンバ部の内壁方向への移動速度を可変できることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか記載のエアチャンバ装置のドア機構。
  5. 前記扉に引っ張りバネ手段の一端を固定し、該引っ張りバネ手段の他端をエアチャンバ部側に固定し、
    前記エアチャンバ部への加圧と前記駆動用コンプレッサの加圧が解除され、前記エアチャンバ部内の空気圧が大気圧状態になった場合、前記扉が自動的に開状態に移動することを特徴とする請求項4記載のエアチャンバ装置のドア機構。
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