JP3143977U - 酸素カプセル本体の伸縮構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】酸素カプセル本体を小さくコンパクトにして保管・運搬・搬入することができ、酸素カプセル本体の中に既存のベッド等を格納し当該酸素カプセル本体を伸長させて使用することを可能にする酸素カプセルを提供する。
【解決手段】酸素カプセル本体10は、接続環状伸縮部32を有する本体部分と、開閉環状伸縮部42を有する本体部分の2つに分割されており、各本体部分には同心状に配置された径の小さい台座固定部30、40を備え、環状伸縮部31,32,41,42は台座固定部30、40から離間するにつれて拡径し環状伸縮部31,32,41,42を伸長方向にスライドさせたときに当該環状伸縮部が気密に接合する構造になっており、接続環状伸縮部32に開閉環状伸縮部42を嵌め合わせて回転させて密閉する構造を採用する。
【選択図】図1

Description

本考案は、高気圧状態で空気及び高濃度酸素含有空気を人体に供給する酸素カプセルに関し、特に酸素カプセル本体の伸縮構造に関するものである。
従来から、高気圧状態で酸素を含有した酸素含有空気を人体に対して供給して、高気圧酸素処方を好適に実施するように構成した酸素供給システムが知られている。
近年においては、人が一人程度入れる内部空間を有するカプセルと当該カプセル内に空気及び高濃度酸素含有空気を供給する酸素供給装置とを具備した酸素供給システムが開発されており、心身のリラクゼーション効果,疲労回復,ダイエット効果,美容等の数々の効果を得る目的で一般家庭及びリラクゼーションやエステ等の店舗に導入されている。
ここで、上記酸素供給システムに用いられる酸素カプセル本体については、大気圧よりも気圧が高い高気圧状態に維持された密閉空間を内部に構成し得るように、以下に示すような先行技術が提案されている。
特開2007−202995号公報には、高気圧で快適な気密空間を実現可能な優れた高気圧酸素カプセルを提供することを目的とし、開成状態または閉塞状態をとり閉塞状態では内部に高気圧で人体或いは動物を収容し得る気密空間を形成可能な剛体のカプセル本体及び蓋体と、前記カプセル本体の縁部と前記蓋体の縁部との間に配される弾性変形可能なシール部材と、前記蓋体を、前記各縁部に設けた凹凸形状を利用しながら前記シール部材を押圧する閉塞位置又は押圧解除する開成位置に位置付けるための開閉操作部とを具備して成るようにした「高気圧酸素カプセル及び高気圧酸素カプセル用シール構造」が開示されている(特許文献1)。
実用新案登録第3121656号公報には、高気圧・高濃度酸素カプセルの開閉部における空気漏れを確実に防止することができる、高気圧・高濃度酸素カプセル用空気漏れ防止具及びその嵌合構造を得ることを目的とし、空気漏れ防止具においては、空気を注入して膨張させることができるチューブ体を長円形又は楕円形の環状に形成して構成する。また、その嵌合構造においては、高気圧・高濃度酸素カプセルの上側のカバーの開口部と下側の本体の開口部の凹凸構造の嵌合部における凹部内の溝に空気漏れ防止具を挿着し、凸部により空気漏れ防止具を押圧することにより凹凸構造の嵌合部の間隙を封止する構造とする「高気圧・高濃度酸素カプセル用空気漏れ防止具及びその嵌合構造」が開示されている(特許文献2)。
しかしながら、上記の酸素カプセル本体については気密性を確保するために一般的に剛体の本体及び蓋体とから構成(FRP等でカプセル状に形成)され、人が入れる程度の大きさの円筒形状に形成されていることから、酸素カプセル本体の寸法については一定程度の大きさを確保する必要があり、そのまま家庭等に搬入して設置することが容易でないという問題を有しており、酸素カプセル本体の設置場所が店舗等に限定されているのが現状である。一方、家庭等にある既存のベッドを格納することができる伸縮可能な酸素カプセル本体を開発すれば、新たに酸素カプセル本体を設置するスペースを必要とすることがなく、快適な居住空間の中で酸素カプセルを利用することができるようになるため、需要者の利便性が高くなる。
特開2007−202995号公報 実用新案登録第3121656号公報
そこで、本考案は、酸素カプセル本体の構造に従来にはみられない改良を施し、小さくコンパクトにして保管・運搬・搬入することができ、酸素カプセル本体の中に既存のベッド等を格納し当該酸素カプセル本体を伸長させて使用することを可能にした酸素カプセル本体の伸縮構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の考案は、使用者を収容可能であり大気圧よりも気圧が高い高気圧状態に維持された密閉空間を構成し空気及び高濃度酸素含有空気を人体に供給する酸素供給システムに用いられる酸素カプセル本体において、前記酸素カプセル本体は水平方向又は垂直方向のいずれか一方に伸縮可能な複数の伸縮部から構成され、前記伸縮部を伸長方向にスライドさせたときに当該伸縮部が気密に接合する構造になっていることを特徴とする。これにより、酸素カプセル本体を小さくコンパクトにして保管・運搬・搬入することができ、酸素カプセル本体の中に家庭等にある既存のベッド等を格納できる寸法に調整することにより酸素カプセル本体を設置するスペースを別途確保する必要がなくなる。
また、請求項2に記載の考案について、請求項1に記載の前記酸素カプセル本体は、接続部を備えた環状伸縮部を有する本体部分Aと、回転式開閉部を備えた環状伸縮部を有する本体部分Bの2つに分割されており、前記各本体部分には同心状に配置された径の小さい台座固定部を備え、前記環状伸縮部は前記台座固定部から離間するにつれて拡径し前記環状伸縮部を伸長方向にスライドさせたときに当該環状伸縮部が気密に接合する構造になっており、本体部分Aの前記接続部にガイドを設けると共に本体部分Bの前記回転式開閉部にガイドレールを設け、前記接続部を備えた環状伸縮部に前記回転式開閉部を備えた環状伸縮部を嵌め合わせて回転させることにより前記ガイドを前記ガイドレールに摺動させて固定し前記接続部と前記回転式開閉部とを気密に接合する構造になっていることを特徴とする。これにより、酸素カプセル本体の中に格納したベッドに腰掛けて横になることが可能になり、環状伸縮部を伸長方向にスライドさせる及び接続部を備えた環状伸縮部に回転式開閉部を備えた環状伸縮部を嵌め合わせて回転させることにより内部に気密空間を形成することができる。
また、請求項3に記載の考案について、請求項2に記載の前記回転式開閉部を備えた環状伸縮部の外周面に回転用外部ハンドルを設けると共に当該回転式開閉部を備えた環状伸縮部の内周面に回転用内部ハンドルを設けたことを特徴とする。これにより、回転式開閉部を備えた環状伸縮部を外側又は内側の両方から簡単に回転操作することができる。
また、請求項4に記載の考案について、請求項1に記載の前記酸素カプセル本体の気密性と操作性を確保する手段として、前記酸素カプセル本体の外側に設置する外側レバーと前記酸素カプセル本体の内側に設置する内側レバーとを空気漏れ防止機構を介在させて連動可能になるように一体的に取り付け、前記各レバーからの空気漏れを防止することを特徴とする。
以上のように、本考案にかかる酸素カプセル本体は、伸縮可能な複数の伸縮部から構成され、伸縮部を伸長方向にスライドさせたときに当該伸縮部が気密に接合する構造になっているため、酸素カプセル本体を小さくコンパクトにして保管・運搬・搬入することができ、酸素カプセル本体の中に家庭等にある既存のベッド等を格納できる寸法に調整することにより酸素カプセル本体を設置するスペースを別途確保する必要がなくなる。また、酸素カプセル本体の外側に設置する外側レバーと前記酸素カプセル本体の内側に設置する内側レバーとを空気漏れ防止機構を介在させて連動可能になるように一体的に取り付け各レバーからの空気漏れを防止するようにしたため、酸素カプセル本体の気密性と操作性を確保することができる。
また、本考案にかかる酸素カプセル本体は、接続部を備えた環状伸縮部を有する本体部分Aと、回転式開閉部を備えた環状伸縮部を有する本体部分Bの2つに分割されており、本体部分Aと本体部分Bを嵌め合わせて回転させて密閉状態にする構造になっているため、酸素カプセル本体の中に格納したベッドに腰掛けて横になることが可能になり、回転操作により内部に気密空間を形成することができる。さらに、回転式開閉部を備えた環状伸縮部の外周面に回転用外部ハンドルを設けると共に当該回転式開閉部を備えた環状伸縮部の内周面に回転用内部ハンドルを設けたので、回転式開閉部を備えた環状伸縮部を外側又は内側の両方から簡単に回転操作することができる。
以下、本考案の実施の一形態について、図面を参酌しながら説明する。なお、本考案にかかる酸素カプセル本体は、以下の実施例に限定されるものではなく、使用状況によって適宜変更することができる。
先ず、酸素供給システム(図示省略)の概要について説明する。酸素供給システムは、酸素カプセル本体と酸素供給装置とから構成され、酸素カプセル本体は大気圧よりも気圧が高い高気圧状態に維持された密閉空間を構成し得るものである。酸素カプセル本体の中には、使用者が快適にカプセル内で横になることができるようにマット等を収納しておく。酸素カプセル本体の壁面に設けられた供給/排出口には連結パイプが外側から接続され、吹出ノズルを通じてカプセル内に酸素供給装置からの空気及び高濃度酸素含有空気を導入し得る状態としている。酸素供給装置は、例えば酸素発生部とポンプ部とモニタ部とを有している。酸素発生部は、空気中から酸素を抽出して当該酸素をポンプ部へ送出するものである。ポンプ部は通常の空気と酸素発生部からの酸素とを混合させ高濃度酸素含有空気とした状態でカプセル側へ所定の流速で送出すものである。
そして、本考案にかかる酸素カプセル本体は、上述した酸素カプセル本体を小さくコンパクトにして保管・運搬・搬入することができ、酸素カプセル本体の中に既存のベッド等を格納し該酸素カプセル本体を伸長させて使用できるように構成している。
(第1実施例)
図1は本考案にかかる酸素カプセル本体の第1実施例を示す正面図、図2は 図1に示す酸素カプセル本体の平面図、図3は図1に示す酸素カプセル本体の本体部分Aを示す説明図、図4は図1に示す酸素カプセル本体の本体部分Bを示す説明図、図5は図1に示す酸素カプセル本体の側面図である。
図1乃至図5に示すように、酸素カプセル本体10は、水平方向に伸縮可能な複数の環状伸縮部31、32、41、42と、台座固定部30、40とから構成され、この台座固定部30、40は一対のカプセル台座20によって強固に固定されている。ここで、カプセル台座20の形状及び構造は、組み立てと分解が簡単な方法であり且つ酸素カプセル本体10を安定的にバランスよく支持できるものを採用する。
酸素カプセル本体10は、台座固定部30と中間環状伸縮部31と接続部33を備えた接続環状伸縮部32とを有する本体部分Aと、台座固定部40と中間環状伸縮部41と回転式開閉部43を備えた開閉環状伸縮部42を有する本体部分Bの2つに分割されている。
図3及び図4に示すように、各台座固定部30、40については各環状伸縮部31、32、41、42と同心状に配置され且つ最も径の小さい形状に形成され、各環状伸縮部31、32、41、42については各台座固定部30、40から離間するにつれて拡径するように形成されている。
ここで、酸素カプセル本体10の材質について、各台座固定部30、40と各環状伸縮部31、32、41、42の全てを硬質性部材で成型してもよいが、各環状伸縮部31、32、41、42については軟質性部材を用いて蛇腹状に伸縮する構造を採用してもよい。
最も径の大きい各環状伸縮部32、42の内側には、各台座固定部30、40及びその他の環状伸縮部31、41が収納できるよう形成することにより、酸素カプセル本体10を小さくコンパクトにして保管・運搬・搬入することができる。また、各環状伸縮部31、32、41、42の数は、希望のカプセルの長さ、幅に応じて適宜増減することにより、各スペースに合わせて酸素カプセル本体を設置することができる。
また、図1及び図4に示すように、開閉環状伸縮部42と中間環状伸縮部41の接合部分には、回転用ガイド45と回転用ガイドレール46が形成され、開閉環状伸縮部42が回動自在に取り付けられている。
各台座固定部30、40及び各環状伸縮部31、32、41、42の側面には、伸縮方向のスライドをスムーズに行うためのサイドガイドレール35、47が形成されている。また、サイドガイドレール35、47の材質は、滑りやすい材質を採用するのが好ましい。なお、この構造については酸素カプセル本体に一体的に形成するものに限定されるものではなく、酸素カプセル本体の伸縮を円滑に行うことができるガイドローラー等を別個に設けてもよい。
酸素カプセル本体10の中には、使用者がカプセル内で快適に横になることができるようにベッド台座55の上に載置されたベッド54及びマット53が格納されている。酸素カプセル本体10は、本体部分Aと本体部分Bの2つに分割されており、後述するように本体部分Aと本体部分Bを嵌め合わせて回転させて密閉状態にする構造になっているため、使用者は酸素カプセル本体10の中に格納したマット53に腰掛けて横になることができる。
図6は、図1に示す酸素カプセル本体を縮長した状態を示す正面図、図7は図1に示す酸素カプセル本体を伸長した状態を示す正面図、図8は図1に示す酸素カプセル本体の伸縮部気密機構の一例を示す説明図である。
各環状伸縮部31、32、41、42は、伸長方向にスライドさせたときに当該各環状伸縮部31、32、41、42が気密に接合するように、各接合部分にシール部材36、48が設けられている。
シール部材36、48については、ゴムパッキン等の気密性を保持することができ且つ滑りが良い素材を選択して配設し、酸素カプセル本体の開放状態から密閉状態へとスムーズに移行できるようにする。例えば、図8に示すJ型気密部(a)、テーパー型気密部(b)等を採用することができる。
図9は図1に示す酸素カプセル本体の回転式気密機構の一例を示す説明図である。
本体部分Aの接続環状伸縮部32の接続部33にはガイド34が形成され、開閉環状伸縮部42の回転式開閉部43にはガイドレール44が形成されている。使用する際には、開放状態から接続部33に回転式開閉部43を嵌め合わせて回転させることにより、ガイド34をガイドレール44に摺動し密閉状態に移行させて、接続部33と回転式開閉部43とが気密に接合できる構造を採用している。また、各接合部分にシール部材36、48が設けられている。このように、本体部分Aと本体部分Bを嵌め合わせて回転させて密閉状態にする構造になっているため、酸素カプセル本体の中に格納したベッドに腰掛けて横になることが可能になり、回転操作により内部に気密空間を形成することができる。
図1及び図4に示すように、回転式開閉部43を備えた開閉環状伸縮部42の外周面には複数の回転用の外部ハンドル49が設けられている。また、開閉環状伸縮部42の内周面には水平位置で対向する一対の回転用の内部ハンドル50が形成されている。このため、使用者は回転式開閉部43を備えた開閉環状伸縮部42を外側又は内側の両方から簡単に開閉することができる。
(第2実施例)
図12は、本考案にかかる酸素カプセル本体の第2実施例を示す概略図である。酸素カプセル本体の水平方向に伸縮可能な変形例として、底面を平面形状とし全体を蒲鉾形状に形成した構成を採用し、酸素カプセル本体の中に既存のベッド等を格納し該酸素カプセル本体を伸長させて使用できるように構成している。酸素カプセル本体の伸縮部の大きさ及び数は、希望のカプセルの長さ、幅に応じて適宜増減することにより、酸素カプセル本体の中に家庭等にある既存のベッド等を格納できる寸法に調整することができ酸素カプセル本体を設置するスペースを別途確保する必要がなくなる。
このような蒲鉾形状の酸素カプセル本体100の場合、複数の伸縮部を伸長方向にスライドさせたときに当該伸縮部が気密に接合する機構に加え、開閉部には以下に示す気密機構を採用することにより気密性と操作性を確保することができる。
図10は本考案にかかる酸素カプセル本体のレバー式気密機構の一例を示す説明図((a)外側レバーの外観図、(b)各レバーの分解図)、図11は図10に示す酸素カプセル本体のレバー式気密機構の仕組みを示す説明図((a)密閉前の状態、(b)密閉後の状態)である。
酸素カプセル本体100の外側に設置する外側レバー60と、酸素カプセル本体100の内側に設置する内側レバー70が、空気漏れ防止用ネジ部62及び空気漏れ防止部71を介在させて連動可能になるように一体的に取り付けられる。各レバー60,70を約90度回転させることで、酸素カプセル本体100に固定されたガイド80を引き寄せて気密性を高める。また、空気漏れ防止用ネジ部62及び空気漏れ防止部71を介在させることにより各レバー60、70からの空気漏れを防止することができる。
また、各レバー60、70に連動機構用穴82を有するレバー連動アーム81を備え、連動機構用穴82をワイヤー等で連動させることにより、1箇所のレバーを操作するだけで数箇所のレバーを同時に回転させることができる。
(第3実施例)
図13は、本考案にかかる酸素カプセル本体の第3実施例を示す概略図((a)開放状態、(b)密閉状態)である。酸素カプセル本体の垂直方向に伸縮可能な例として、全体を円柱形状に形成した構成を採用し、酸素カプセル本体の中に既存のベッド等を格納し該酸素カプセル本体を伸長させて使用できるように構成している。酸素カプセル本体の伸縮部の大きさ及び数は、希望のカプセルの長さ、幅に応じて適宜増減することにより、酸素カプセル本体の中に家庭等にある既存のベッド等を格納できる寸法に調整することができ酸素カプセル本体を設置するスペースを別途確保する必要がなくなる。
酸素カプセル本体110は、各伸縮部を支える複数の柱を備え、昇降手段により各伸縮部を上下方向へ移動させて開閉する。昇降手段の一例としては、ワイヤーによる巻上げや柱内部にネジ状のシャフトを入れ、伸縮部にガイドピンをつけて当該シャフトのネジ溝に噛ませ、シャフトを回転、逆回転させることによりネジの螺旋形状で上下させる。
(第4実施例)
図14は、本考案にかかる酸素カプセル本体の第4実施例を示す概略図((a)開放状態、(b)密閉状態)である。酸素カプセル本体の垂直方向に伸縮可能な変形例として、全体を四角柱形状に形成した構成を採用し、酸素カプセル本体の中に既存のベッド等を格納し該酸素カプセル本体を伸長させて使用できるように構成している。酸素カプセル本体の伸縮部の大きさ及び数は、希望のカプセルの長さ、幅に応じて適宜増減することにより、酸素カプセル本体の中に家庭等にある既存のベッド等を格納できる寸法に調整することができ酸素カプセル本体を設置するスペースを別途確保する必要がなくなる。
酸素カプセル本体120は、第3実施例と同様に各伸縮部を支える複数の柱を備え、昇降手段により各伸縮部を上下方向へ移動させて開閉する。
本考案にかかる酸素カプセル本体の第1実施例を示す正面図である。 図1に示す酸素カプセル本体の平面図である。 図1に示す酸素カプセル本体の本体部分Aを示す説明図である。 図1に示す酸素カプセル本体の本体部分Bを示す説明図である。 図1に示す酸素カプセル本体の側面図である。 図1に示す酸素カプセル本体を縮長した状態を示す正面図である。 図1に示す酸素カプセル本体を伸長した状態を示す正面図である。 図1に示す酸素カプセル本体の伸縮部気密機構の一例を示す説明図である。 図1に示す酸素カプセル本体の回転式気密機構の一例を示す説明図である。 本考案にかかる酸素カプセル本体のレバー式気密機構の一例を示す説明図である。 図10に示す酸素カプセル本体のレバー式気密機構の仕組みを示す説明図である。 本考案にかかる酸素カプセル本体の第2実施例を示す概略図である。 本考案にかかる酸素カプセル本体の第3実施例を示す概略図である。 本考案にかかる酸素カプセル本体の第4実施例を示す概略図である。
符号の説明
酸素カプセル本体 10
(本体部分A、本体部分B)
カプセル台座 20
台座固定部 30
中間環状伸縮部 31
接続環状伸縮部 32
接続部 33
ガイド 34
サイドガイドレール 35
シール部材 36
台座固定部 40
中間環状伸縮部 41
開閉環状伸縮部 42
回転式開閉部 43
ガイドレール 44
回転用ガイド 45
回転用ガイドレール 46
サイドガイドレール 47
シール部材 48
外部ハンドル 49
内部ハンドル 50
下部ガイドレール 51
下部ガイドアーム 52
マット 53
ベッド 54
ベッド台座 55
外側レバー 60
ガイドフック 61
空気漏れ防止用ネジ部 62
内側レバー固定軸 63
固定ピン穴 64
ワッシャー 65
パッキン 66
固定ピン 67
内側レバー 70
空気漏れ防止部 71
パッキン 72
ワッシャー 73
ガイド 80
レバー連動アーム 81
連動機構用穴 82
酸素カプセル本体 100
酸素カプセル本体 110
酸素カプセル本体 120

Claims (4)

  1. 使用者を収容可能であり大気圧よりも気圧が高い高気圧状態に維持された密閉空間を構成し空気及び高濃度酸素含有空気を人体に供給する酸素供給システムに用いられる酸素カプセル本体において、前記酸素カプセル本体は水平方向又は垂直方向のいずれか一方に伸縮可能な複数の伸縮部から構成され、前記伸縮部を伸長方向にスライドさせたときに当該伸縮部が気密に接合する構造になっていることを特徴とする酸素カプセル本体の伸縮構造。
  2. 前記酸素カプセル本体は、接続部を備えた環状伸縮部を有する本体部分Aと、回転式開閉部を備えた環状伸縮部を有する本体部分Bの2つに分割されており、前記各本体部分には同心状に配置された径の小さい台座固定部を備え、前記環状伸縮部は前記台座固定部から離間するにつれて拡径し前記環状伸縮部を伸長方向にスライドさせたときに当該環状伸縮部が気密に接合する構造になっており、本体部分Aの前記接続部にガイドを設けると共に本体部分Bの前記回転式開閉部にガイドレールを設け、前記接続部を備えた環状伸縮部に前記回転式開閉部を備えた環状伸縮部を嵌め合わせて回転させることにより前記ガイドを前記ガイドレールに摺動させて固定し前記接続部と前記回転式開閉部とを気密に接合する構造になっていることを特徴とする請求項1に記載の酸素カプセル本体の伸縮構造。
  3. 前記回転式開閉部を備えた環状伸縮部の外周面に回転用外部ハンドルを設けると共に当該回転式開閉部を備えた環状伸縮部の内周面に回転用内部ハンドルを設けたことを特徴とする請求項2に記載の酸素カプセル本体の伸縮構造。
  4. 前記酸素カプセル本体の気密性と操作性を確保する手段として、前記酸素カプセル本体の外側に設置する外側レバーと前記酸素カプセル本体の内側に設置する内側レバーとを空気漏れ防止機構を介在させて連動可能になるように一体的に取り付け、前記各レバーからの空気漏れを防止することを特徴とする請求項1に記載の酸素カプセル本体の伸縮構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113081592A (zh) * 2019-12-23 2021-07-09 西藏氧沐高新技术有限责任公司 车载便携式软体氧舱

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