JP2013121254A - モータ駆動回路、および、モータ駆動システム - Google Patents

モータ駆動回路、および、モータ駆動システム Download PDF

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Abstract

【課題】モータの回転数の制御性を向上することが可能なモータ駆動回路を提供する。
【解決手段】モータ駆動回路は、モータの回転数を規定する回転指令信号が入力される第1のポートを備える。モータ駆動回路は、前記回転指令信号を測定する第1の測定回路を備える。モータ駆動回路は、第1の設定信号が入力される第2のポートを備える。モータ駆動回路は、前記第1の設定信号を測定する第2の測定回路を備える。モータ駆動回路は、回転指令信号と前記PWM信号のデューティとの関係を規定する特性に基づいて、測定された回転指令信号に対応するデューティを計算し、計算したデューティに応じたデューティ情報信号を出力するデューティ計算回路を備える。モータ駆動回路は、前記デューティ情報信号に基づいて、計算された前記デューティを有する前記PWM信号を生成して出力するモータ駆動波形制御回路を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、モータ駆動回路、および、モータ駆動システムに関する。
従来、モータ駆動回路と、モータと、回転負荷と、から構成されるモータ駆動システムがある。
モータ駆動システムでは、回転数制御信号がモータ駆動回路に入力され、モータの回転数が制御される。回転数制御信号としてはパルスデューティ、パルス周波数、アナログ電圧のいずれかとして入力されるが、ここではアナログ電圧とした場合について説明する。
モータ駆動回路は、回路指令信号の電圧を測定し、その測定値に応じてPWM出力のオンデューティを計算し、モータ駆動波形を出力する。モータ駆動回路は、測定された電圧に比例してデューティを線形に増加させる。
特開2005−94857
モータの回転数の制御性を向上することが可能なモータ駆動回路を提供する。
実施例に従ったモータ駆動回路は、回転指令信号で規定された回転数で回転するようにモータの駆動をPWM信号により制御するモータ駆動回路である。
モータ駆動回路は、モータの回転数を規定する回転指令信号が入力される第1のポートを備える。モータ駆動回路は、前記回転指令信号を測定する第1の測定回路を備える。モータ駆動回路は、第1の設定信号が入力される第2のポートを備える。モータ駆動回路は、前記第1の設定信号を測定する第2の測定回路を備える。モータ駆動回路は、回転指令信号と前記PWM信号のデューティとの関係を規定する特性に基づいて、測定された回転指令信号に対応するデューティを計算し、計算したデューティに応じたデューティ情報信号を出力するデューティ計算回路を備える。モータ駆動回路は、前記デューティ情報信号に基づいて、計算された前記デューティを有する前記PWM信号を生成して出力するモータ駆動波形制御回路を備える。
前記特性は、前記PWM信号のデューティが最小値に対応し且つ回転指令信号が最低回転指令信号に対応する最低点と、前記PWM信号のデューティが最大値に対応し且つ回転指令信号が最高回転指令信号に対応する最高点とを結ぶ特性線で規定される。
前記デューティ計算回路は、前記特性において、前記特性線が、前記PWM信号のデューティが前記第1の設定信号に基づいて設定される値に対応し且つ回転指令信号が前記最低回転指令信号と前記最高回転指令信号との間の第1の回転指令信号に対応する第1の制御点を、通るように、前記特性を更新する。
図1は、モータの回転負荷トルクと回転数との関係を示す図である。 図2は、比較例のモータの回転数と回転指令電圧との関係を示す図である。 図3は、回転指令電圧に対して2次関数的にPWMオンデューティを増加させた場合における、回転指令電圧とPWMオンデューティとの関係を示す図である。 図4は、図3に示すPWM出力オンデューティと回転指令電圧との関係を適用した場合における、モータの回転数と回転指令電圧との関係を示す図である。 図5は、実施例1に係るモータ駆動システム1000の構成の一例を示す図である。 図6は、回転指令電圧とデューティとの関係を示す特性線で規定された実施例1に係る特性を示す図である。 図7は、第1、第2の設定信号の測定された電圧Vd1(Vd2)とデューティの値D1(D2)との関係の一例を示す図である。 図8は、変形例に係るモータ駆動システム1000Aの構成の一例を示す図である。 図9は、電圧Vd1、Vd2の大小関係と、デューティ計算回路の動作モードと、の関係の一例を示す図である。 図10は、プリセットモードにおける、回転指令電圧とデューティとの関係を示す特性線で規定された実施例2に係る特性の一例を示す図である。 図11は、プリセットモードにおける、回転指令電圧とデューティとの関係を示す特性線で規定された実施例2に係る特性の他の例を示す図である。 図12は、電圧Vd1、Vd2の大小関係と、デューティ計算回路の動作モードと、の関係の他の例を示す図である。 図13は、実施例4に係るモータ駆動システム4000の構成の一例を示す図である。 図14は、回転指令電圧とデューティとの関係を示す特性線で規定された実施例4に係る特性を示す図である。 図15は、回転指令電圧とデューティとの関係を示す特性線で規定された実施例5に係る特性を示す図である。
既述のように、回転数指令信号としてはパルスデューティ、パルス周波数、アナログ電圧のいずれかとして入力されるが、以下ではアナログ電圧(回転数指令電圧)とした場合について説明する。
ここで、図1は、モータの回転負荷トルクと回転数との関係を示す図である。また、図2は、比較例のモータの回転数と回転指令電圧との関係を示す図である。
例えば、羽のような回転負荷がモータの回転軸に取り付けられている場合、図1に示すように、回転負荷トルクと回転数との関係は線形とならず、例えば、2次関数的に増加する。
その結果、図2に示すように、アナログ値である回転指令電圧とモータの回転数との関係も線形とならない。これにより、最大回転数付近では回転指令電圧に対してほとんど回転数変化せず、回転指令電圧で回転数を制御しにくくなるという問題がある。
一方、図3は、回転指令電圧に対して2次関数的にPWMオンデューティを増加させた場合における、回転指令電圧とPWMオンデューティとの関係を示す図である。また、図4は、図3に示すPWM出力オンデューティと回転指令電圧との関係を適用した場合における、モータの回転数と回転指令電圧との関係を示す図である。
例えば、図3に示すように、所定の範囲(オンデューティが0%〜100%)で、回転指令電圧の2次関数的にPWMオンデューティを増加させるようにすると、図4に示すように、アナログ値である回転指令電圧とモータの回転数との関係が線形的になる。
これにより、最大回転数付近でも回転指令電圧に対して回転数が変化するようになり、回転数の制御が容易になると考えられる。
そこで、以下の実施例では、上記図3、図4に示す関係を適用することにより、モータの回転数の制御性を向上することが可能なモータ駆動回路、および、モータ駆動システムについて提案する。
以下、各実施例について図面に基づいて説明する。なお、以下の実施例では、3相の駆動電圧により回転数が制御される3相モータの制御に適用した場合について説明する。
しかし、駆動電圧により回転数が制御される他の種類のモータについても同様に適用することができる。
図5は、実施例1に係るモータ駆動システム1000の構成の一例を示す図である。また、図6は、回転指令電圧(回転指令信号)とデューティとの関係を示す特性線で規定された実施例1に係る特性を示す図である。
図5に示すように、モータ駆動システム1000は、モータ駆動回路100と、モータMと、を備える。
このモータ駆動システム1000は、例えば、パソコンの冷却ファンの駆動用に適用される。
モータMは、本実施例では、3相モータである。モータMは、3相の駆動電圧により、3相のコイルに電流が流れて、駆動するようになっている。既述のように、モータMは、駆動電圧により回転数が制御される他の種類のモータであってもよい。
なお、このモータMには、モータ駆動回路100が出力するPWM信号に応じて、モータMに対して電源電圧を3相の駆動電圧で供給するモータ駆動ドライバ(図示せず)が含まれる。
モータ駆動回路100は、図示しない外部のMCU(Micro Control Unit)から入力された回転指令電圧で規定された回転数で回転するように、PWM信号により該モータ駆動ドライバを制御(モータMに対する3相の駆動電圧(または駆動電流)を制御)して、モータMの駆動を制御するようになっている。
このモータ駆動回路100は、図5に示すように、第1のポートX1と、第2のポートX2と、第3のポートX3と、第1の測定回路C1と、第2の測定回路C2と、第3の測定回路C3と、デューティ計算回路Aと、モータ駆動波形制御回路CONと、を備える。
第1のポートX1は、モータMの回転数を規定する回転指令電圧がMCUもしくは抵抗分圧回路などから入力されるようになっている。
第2のポートX2は、第1の設定信号がMCUもしくは抵抗分圧回路などから入力されるようになっている。
第3のポートX3は、第2の設定信号がMCUもしくは抵抗分圧回路などから入力されるようになっている。
第1の測定回路C1は、第1のポートX1に入力された回転指令電圧を測定するようになっている。この第1の測定回路C1は、測定した回転指令電圧の情報を含む信号をデューティ計算回路Aに出力する。
第2の測定回路C2は、第2のポートX2に入力された第1の設定信号を測定するようになっている。なお、ここでは、第1の設定信号は、ここでは、アナログ電圧(電圧Vd1)である。
この第2の測定回路C2は、測定した電圧Vd1の情報を含む信号をデューティ計算回路Aに出力する。
第3の測定回路C3は、第3のポートX3に入力された第2の設定信号を測定するようになっている。なお、ここでは、第2の設定信号は、ここでは、アナログ電圧(電圧Vd2)である。
この第3の測定回路C3は、測定した電圧Vd2の情報を含む信号をデューティ計算回路Aに出力する。
デューティ計算回路Aは、回転指令電圧とPWM信号のデューティ(PWMオンデューティ)との関係を規定する特性に基づいて、第1の測定回路C1により測定された回転指令電圧に対応するデューティを計算するようになっている。そして、デューティ計算回路Aは、計算したデューティ(PWMオンデューティ)に応じたデューティ情報信号を出力するようになっている。
ここで、図6に示すように、該特性は、PWM信号のデューティが最小値(ここでは、例えば、0%)に対応し且つ回転指令電圧が最低回転指令電圧(最低回転指令信号)VSPLに対応する最低点PLと、PWM信号のデューティが最大値(ここでは、例えば、100%)に対応し且つ回転指令電圧が最高回転指令電圧(最高回転指令信号)VSPUに対応する最高点PUとを結ぶ特性線Lで規定される。
図6に示すように、特性線Lは、例えば、回転指令電圧とPWM信号のデューティとの関係を規定する単調増加関数である。
また、図6に示すように、特性線Lを制御するための第1の制御点P1は、PWM信号のデューティが第1の設定信号に基づいて設定される値D1に対応し且つ回転指令電圧が最低回転指令電圧VSPLと最高回転指令電圧VSPUとの間の第1の回転指令電圧(第1の回転指令信号)V1に対応する。
また、図6に示すように、特性線Lを制御するための第2の制御点P2は、PWM信号のデューティが第2の設定信号に基づいて設定される値D2に対応し且つ回転指令電圧が最低回転指令電圧VSPLと最高回転指令電圧VSPUとの間の第2の回転指令電圧(第2の回転指令信号)V2に対応する。
なお、図6の例では、デューティの値D2は、デューティの値D1よりも大きい。
また、図6の例では、第2の回転指令電圧V2は、第1の回転指令電圧V1よりも高い。
そして、デューティ計算回路Aは、該特性において、特性線Lが、第1の制御点P1、および、第2の制御点P2を通るように、該特性を更新するようになっている。
例えば、デューティ計算回路Aは、特性線Lが、最低点PL、第1の制御点P1、第2の制御点P2、および前記最高点PUを通るように、線形補間、もしくは、ラグランジュ補間、スプライン補間、または、ベジエ補間を含む曲線補間を実行する。
モータ駆動波形制御回路CONは、デューティ計算回路Aが出力したデューティ情報信号に基づいて、デューティ計算回路Aにより計算されたデューティを有するPWM信号を生成して出力するようになっている。このPWM信号により、既述のように、モータMに対する3相の駆動電圧(または駆動電流)が制御されて、モータMの駆動が制御される。
次に、以上のような構成・機能を有するモータ駆動回路100の動作の一例について説明する。
先ず、第2、第3の測定回路C2、C3は、第2、第3のポートX2、X3に入力された第1、第2の設定信号を測定する。
そして、第2、第3の測定回路C2、C3によって測定された電圧Vd1、Vd2の情報が、デューティ計算回路Aに転送される。
デューティ計算回路Aは、電圧Vd1に応じて回転指令電圧がV1の時のデューティD1を計算し(制御点P1を決定する)、同様に電圧Vd2に応じて回転指令電圧がV2の時のデューティD2を計算する(制御点P2を決定する)。
例えば、以下の関係式(1)、(2)により、制御点指令電圧Vd1、 Vd2からデューティの値D1、D2を計算する。なお、式(1)、(2)において、αは比例係数であり、βはオフセットである。

D1 = α * Vd1 + β (1)

D2 = α * Vd2 + β (2)
ここで、図7は、第1、第2の設定信号の測定された電圧Vd1(Vd2)とデューティの値D1(D2)との関係の一例を示す図である。
図7に示すように、電圧Vd1、Vd2が上限値Vdmaxにて値D1、D2が100%、下限値Vdminにて0%となるようにする。
なお、電圧Vd1、 Vd2 が上限値Vdmax以上の場合は、値D1、 D2を100%にし、一方、電圧Vd1、Vd2が下限値Vdmin以下の場合は、値D1、D2を0%する。
なお、第1、第2の回転指令電圧V1、V2 は予め決められた値であり、例えば、VSPL とVSPU の間を等しく分割する電圧とする。
そして、デューティ計算回路Aは、最低点PL、第1の制御点P1、第2の制御点P2、および最高点PUを補間する。例えば、デューティ計算回路Aは、特性線Lが、最低点PL、第1の制御点P1、第2の制御点P2、および最高点PUを通るように、線形補間、もしくは、ラグランジュ補間、スプライン補間、または、ベジエ補間を含む曲線補間を実行する。
このように、デューティ計算回路Aは、該特性において、特性線Lが、第1の制御点P1、および、第2の制御点P2を通るように、該特性を更新する。
以上により、ユーザは、既述の図4にあるような回転数指令電圧と回転数が線形的な関係になるように、第1、第2の設定信号により、第1、第2の制御点P1、P2を調整して、回転指令電圧とPWM信号のデューティ(PWMオンデューティ)との関係を規定する特性を更新することができる。
したがって、図4に示すように、アナログ値である回転指令電圧とモータの回転数との関係が線形的になり、モータの回転数の制御性が向上される。
以上のように、本実施例1に係るモータ駆動回路100によれば、モータの回転数の制御性を向上することができる。
なお、本実施例においては、制御点が2つである場合について説明した。
しかし、この制御点は、1つであっても、特性線を修正して、特性を更新することができる。
また、制御3つ以上に増やすことにより、さらに細かく特性線を修正して、特性をユーザのニーズ合わせて更新することができる。
(変形例)
図8は、変形例に係るモータ駆動システム1000Aの構成の一例を示す図である。なお、図8において、図1に示す符号と同じ符号は、実施例1と同様の構成を示す。
第1、第2の設定信号に関しては、図8に示すように、パルスを用いたパルス通信信号を用いることにより、少ないポートで複数の指令を割り当てることが可能である。
第2の測定回路C2Aは、第2のポートX2Aを介して入力された設定信号を測定し、デューティの値D1、D2を設定するための情報をデューティ計算回路Aに出力する。デューティ計算回路Aは、この情報に基づいて、第1、第2の制御点P1、P2を設定する。すなわち、デューティ計算回路Aは、実施例1と同様に、該特性において、特性線Lが、第1の制御点P1、および、第2の制御点P2を通るように、該特性を更新する。
なお、パルスを用いた通信としてはI2C、UART、SPI、3線シリアル通信、パルスデューティなどがある。
なお、この変形例は、後述の実施例についても適用可能である。
回転負荷特性は、一般的に単調増加するため、デューティと回転指令電圧の関係も単調増加でよい。一方、デューティと回転指令電圧の関係が既知であり、制御点指令の調整が必要ない場合がある。
そこで、本実施例2では、電圧Vd1、Vd2の大小関係によって、実施例1のように制御点を調整する調整モードと、予め記憶していた特性に設定するプリセットモードと、を切り替える場合について説明する。
なお、この実施例2が適用されるモータ駆動システムは、実施例1のモータ駆動システム1000と同様である。このため、構成については、実施例1の図5の構成を用いて説明する。また、ここでは、第1の設定信号および第2の設定信号は、アナログ電圧であるものとする。
ここで、図9は、電圧Vd1、Vd2の大小関係と、デューティ計算回路の動作モードと、の関係の一例を示す図である。また、図10は、プリセットモードにおける、回転指令電圧とデューティとの関係を示す特性線で規定された実施例2に係る特性の一例を示す図である。また、図11は、プリセットモードにおける、回転指令電圧とデューティとの関係を示す特性線で規定された実施例2に係る特性の他の例を示す図である。
例えば、図9に示すように、デューティ計算回路Aは、第2の設定信号の電圧Vd2が第1の設定信号の電圧Vd1よりも大きい(Vd2>Vd1)場合は、実施例1と同ように、該特性において、特性線Lが、第1の制御点P1、および、第2の制御点P2を通るように、前記特性を更新する(調整モード)。
一方、デューティ計算回路Aは、第2の設定信号の電圧が第1の設定信号の電圧以下(Vd2≦Vd1)の場合は、該特性を予め記憶していた特性に設定する(プリセットモード)。
例えば、デューティ計算回路Aは、値D1、D2を、予め記憶していたプリセット値Dpreset1、Dpreset2に設定する。
プリセット値の例としては、例えば、図10に示すように、回転指令電圧とデューティが線形な関係になるようにDpreset1、Dpreset2を選ぶ。
このようなプリセット値は、回転指令とデューティ特性を調整する前準備として、既述の図4に示す回転指令電圧と回転数の関係を取得する際に利用される。
なお、例えばVd1=Vd2と設定した場合、ノイズの影響でVd1もしくはVd2が変動すると調整モードとプリセットモードを交互に繰り返す可能性がある。これを避けるために、例えばγをモード切り替えのマージンとし、Vd2+γ>Vd1ならば調整モード、Vd2―γ<Vd1ならばプリセットモード、Vd1−γ<Vd2<Vd+γならば特性保持(更新停止)モードとすることも可能である。
また、その他のプリセット値の例としては、図11に示すように、回転負荷補償特性に近似するように、プリセット値Dpreset1、Dpreset2を選ぶ。
なお、値Dpreset1、Dpreset2は、モータ駆動回100に蓄えられている制御点のプリセット値とし、電圧Vd1、Vd2電圧に依存しないものとする。
これにより、例えば、第2のポートX2を“High”レベルに、第3のポートX3を“Low”レベルに設定することにより、プリセット値が設定することができる。
したがって、例えば、試作段階にて回転負荷補償特性を調べておき、量産時にこのプリセットモードを利用することで分圧抵抗を省略でき、コスト削減が可能となる。
また、例えば、制御点が3つ以上ある場合は単調増加設定(Vdn > … > Vd2 > Vd1 )を除いた回転指令電圧の組み合わせから複数のプリセットを対応させることが可能である。
例えば、Vd2<Vd1<Vd3である場合、値D1=プリセット値Dpreset11、値D2=プリセット値Dpreset12、値D3=プリセット値Dpreset13に設定する。
また、Vd2<Vd3<Vd1である場合、値D1=プリセット値Dpreset21、値D2=プリセット値Dpreset22、値D3=プリセット値Dpreset23に設定する。
また、Vd1<Vd3<Vd2である場合、値D1=プリセット値Dpreset31、値D2=プリセット値Dpreset32、値D3=プリセット値Dpreset33に設定する。
このように、単調増加設定(Vdn >・・・>Vd2>Vd1)を除いた回転指令電圧の組み合わせから複数のプリセット値を対応させることが可能である。
ここで、図12は、電圧Vd1、Vd2の大小関係と、デューティ計算回路の動作モードと、の関係の他の例を示す図である。
この図12の例のように、制御点が2つの場合でもVd2<Vd1の領域をさらに分割し、複数のプリセット値を設定できるようにしてもよい。
例えば、図12に示すように、デューティ計算回路Aは、Vd2<Vd1、且つVd1+Vd2>Vdmaxである場合、値D1=プリセット値Dpreset11、値D2=プリセット値Dpreset12に設定する(第1のプリセットモード)。
すなわち、第2の設定信号の電圧Vd2が第1の設定信号の電圧Vd1以下であり且つ第2の設定信号の電圧Vd2と第1の設定信号の電圧Vd1との和が閾値(例えば、上限値Vdmax)よりも大きい場合は、該特性を、予め記憶していた第1の特性に設定するようにしてもよい(第1のプリセットモード)。
一方、Vd2<Vd1且つVd1+Vd2<Vdmaxである場合、値D1=プリセット値Dpreset21、値D2=プリセット値Dpreset22に設定する(第2のプリセットモード)。
すなわち、デューティ計算回路Aは、第2の設定信号の電圧Vd2が第1の設定信号の電圧Vd1以下であり且つ第2の設定信号の電圧Vd2と第1の設定信号の電圧Vd1との和が閾値(例えば、上限値Vdmax)よりも小さい場合は、該特性を、第1の特性と異なる予め記憶していた第2の特性に設定するようにしてもよい(第2のプリセットモード)。
なお、デューティ計算回路Aは、第2の設定信号の電圧Vd2が第1の設定信号の電圧Vd1よりも大きい(Vd2>Vd1)場合は、図9の例と同ように、該特性において、特性線Lが、第1の制御点P1、および、第2の制御点P2を通るように、前記特性を更新する(調整モード)。
上記の大小組み合わせと領域分割を組み合わせてさらに多くのプリセット値と対応させることも可能である。
実施例2のその他の機能は、実施例1と同様である。
すなわち、本実施例2に係るモータ駆動回路によれば、実施例1と同様に、モータの回転数の制御性を向上することができる。
本実施例3では、デューティ計算回路Aが特性の更新するタイミングの一例について説明する。
なお、この実施例3が適用されるモータ駆動システムは、実施例1のモータ駆動システム1000と同様である。このため、構成については、実施例1の図5の構成を用いて説明する。
例えば、デューティ計算回路Aは、モータ駆動波形制御回路CONがPWM信号を出力していない期間中、既述の実施例1、2で説明したように、該特性の更新を実行する。
ここで、モータ駆動波形制御回路CONがPWM信号を出力していない期間中とは、例えば、IC電源起動直後の一定期間や、停止指令電圧(回転指令電圧が最低回転指令電圧VSPL以下)が第1の測定回路C1により測定された期間等である。この期間中、第2、第3のポートX2、X3に第1、第2の設定信号が入力される。そして、第2、第3の測定回路C2、C3が測定した電圧Vd1、Vd2に基づいて、デューティ計算回路Aは該特性の更新を実行する。
一方、デューティ計算回路Aは、モータ駆動波形制御回路CONがPWM信号を出力している期間中、該特性の更新を実行しない。
ここで、モータ駆動波形制御回路CONがPWM信号を出力している期間中とは、例えば、最低回転指令電圧VSPL以上の回転指令電圧が第1の測定回路C1により測定された期間等である。
以上のデューティ計算回路Aの動作より、PWM出力のスイッチングノイズによる制御点の変動を避けることができる。
なお、実施例3に係るモータ駆動システムの構成・機能は、実施例1、2と同様である。すなわち、本実施例3に係るモータ駆動システムによれば、実施例1、2と同様に、モータの回転数の制御性を向上することができる。
既述の実施例では、値D1、D2を調整することにより第1、第2の制御点P1、P2を変化させて、該特性を更新する例について説明した。
この第1、第2の制御点P1、P2は、対応する第1、第2の回転指令電圧V1、V2を調整することによっても、変化させることができる。
そこで、本実施例4では、第1、第2の制御点を規定する第1、第2の回転指令電圧V1、V2を調整する場合について説明する。
図13は、実施例4に係るモータ駆動システム4000の構成の一例を示す図である。また、図14は、回転指令電圧とデューティとの関係を示す特性線で規定された実施例4に係る特性を示す図である。なお、図13、14において、図5、図6に示す符号と同じ符号は、実施例1と同様の構成を示す。
図13に示すように、モータ駆動システム4000は、モータ駆動回路400と、モータMと、を備える。
モータ駆動回路400は、実施例1のモータ駆動回路100と比較して、第4のポートX4と、第5のポートX5と、第4の測定回路C4と、第5の測定回路C5と、をさらに備える。
第4のポートX4は、第3の設定信号がMCUもしくは抵抗分圧回路などから入力されるようになっている。
第5のポートX5は、第4の設定信号がMCUもしくは抵抗分圧回路などから入力されるようになっている。
第4の測定回路C4は、第4のポートX4に入力された第3の設定信号を測定するようになっている。なお、ここでは、第3の設定信号は、ここでは、アナログ電圧(電圧Vv1)である。
第5の測定回路C5は、第5のポートX5に入力された第4の設定信号を測定するようになっている。なお、ここでは、第4の設定信号は、ここでは、アナログ電圧(電圧Vv2)である。
デューティ計算回路Aは、実施例1と同様に、回転指令電圧とPWM信号のデューティ(PWMオンデューティ)との関係を規定する特性に基づいて、第1の測定回路C1により測定された回転指令電圧に対応するデューティを計算するようになっている。そして、デューティ計算回路Aは、計算したデューティ(PWMオンデューティ)に応じたデューティ情報信号を出力するようになっている。
次に、以上のような構成・機能を有するモータ駆動回路400の動作の一例について説明する。
先ず、第2ないし第5の測定回路C2〜C5は、第2ないし第5のポートX2〜X5に入力された第1ないし第4の設定信号を測定する。
そして、第2ないし第5の測定回路C2〜C5によって測定された電圧Vd1、Vd2、Vv1、Vv2の情報が、デューティ計算回路Aに転送される。
デューティ計算回路Aは、実施例1と同様に、電圧Vd1に応じて回転指令電圧がV1の時のデューティD1を計算し(制御点P1を決定する)、同様に電圧Vd2に応じて回転指令電圧がV2の時のデューティD2を計算する(制御点P2を決定する)。
一方、デューティ計算回路Aは、電圧Vv1に応じてデューティが値D1の時の第1の回転指令電圧V1を計算し(制御点P1を決定する)、同様に電圧Vv2に応じてデューティが値D2の時の第2の回転指令電圧V2を計算する(制御点P2を決定する)ようにしてもよい。
このように、第1、第2の回転指令電圧V1、V2は、第3、第4の設定信号に基づいて設定されるようにしてもよい。
例えば、以下の関係式(3)、(4)により、電圧Vv1、Vv2から第1、第2の回転指令電圧V1、V2を計算する。なお、式(3)、(4)において、αvは、比例係数であり、βvはオフセットである。また、電圧Vv1、Vv2が、上限値Vdmaxにて第1、第2の回転指令電圧V1、V2が最高回転指令電圧VSPUとなり、下限値Vdminにて第1、第2の回転指令電圧V1、V2が最低回転指令電圧VSPLとなるように選ぶ。

V1 = αv * Vv1 + βv (3)

V2 = αv * Vv2 + βv (4)
そして、デューティ計算回路Aは、最低点PL、第1の制御点P1、第2の制御点P2、および最高点PUを補間する。例えば、デューティ計算回路Aは、特性線Lが、最低点PL、第1の制御点P1、第2の制御点P2、および最高点PUを通るように、線形補間、もしくは、ラグランジュ補間、スプライン補間、または、ベジエ補間を含む曲線補間を実行する。
このように、デューティ計算回路Aは、該特性において、特性線Lが、第1の制御点P1、および、第2の制御点P2を通るように、該特性を更新する。
以上により、ユーザは、既述の図4にあるような回転数指令電圧と回転数が線形的な関係になるように、第1、第2の設定信号により、第1、第2の制御点P1、P2を調整して、回転指令電圧とPWM信号のデューティ(PWMオンデューティ)との関係を規定する特性を更新することができる。
なお、その他の構成は、実施例1と同様である。
以上のように、本実施例4に係るモータ駆動システム4000によれば、モータの回転数の制御性を向上することができる。
本実施例5では一つの設定信号により2つ以上の制御点を変化させ、特性を更新する一例について説明する。
なお、この実施例5が適用されるモータ駆動システムは、実施例1のモータ駆動システム1000と同様である。このため、構成については、実施例1の図5の構成を用いて説明する。
図15は、回転指令電圧とデューティとの関係を示す特性線で規定された実施例5に係る特性を示す図である。ここでは回転指令電圧VSPLを0として説明し、VSPLにおいて制御点PLを持つものとする。制御点PLにおけるデューティはDLとする。
例えばデューティ計算回路Aは第1の測定回路C1によって測定された測定値Vd1を用いて関係式(5)によりP1とPLのデューティを同じ値として更新する。

DL = D1 = α * Vd1 + β (5)
上記により、少ないポート数で複数の点を制御することが可能である。さらに、VSPLのデューティを変更することにより、どのような回転指令電圧が入力されていても最低回転数を規定することが可能となる。同様にして最高回転数を既定する変形例も考えられる。すなわち、VSPUを回転指令電圧の最大値とし、VSPUにおいて制御点PUをもつものとする。制御点PUにおけるデューティをDUとする。
例えばデューティ計算回路Aは第1の測定回路C1によって測定された測定値Vd2を用いて関係式(6)によりP2とPUのデューティを同じ値として更新する。

DU = D2 = α * Vd2 + β (6)
上記により、少ないポート数で複数の点を制御可能である。さらにVSPUのデューティを変更することにより、どのような回転数指令電圧が入力されていても最高回転数を既定することが可能となる。
なお、実施形態は例示であり、発明の範囲はそれらに限定されない。
100 モータ駆動回路
1000、1000A、4000 モータ駆動システム
M モータ
R 回転負荷

Claims (15)

  1. 回転指令信号で規定された回転数で回転するようにモータの駆動をPWM信号により制御するモータ駆動回路であって、
    モータの回転数を規定する回転指令信号が入力される第1のポートと、
    前記回転指令信号を測定する第1の測定回路と、
    第1の設定信号が入力される第2のポートと、
    前記第1の設定信号を測定する第2の測定回路と、
    回転指令信号と前記PWM信号のデューティとの関係を規定する特性に基づいて、測定された回転指令信号に対応するデューティを計算し、計算したデューティに応じたデューティ情報信号を出力するデューティ計算回路と、
    前記デューティ情報信号に基づいて、計算された前記デューティを有する前記PWM信号を生成して出力するモータ駆動波形制御回路と、を備え、
    前記特性は、前記PWM信号のデューティが最小値に対応し且つ回転指令信号が最低回転指令信号に対応する最低点と、前記PWM信号のデューティが最大値に対応し且つ回転指令信号が最高回転指令信号に対応する最高点とを結ぶ特性線で規定され、
    前記デューティ計算回路は、
    前記特性において、前記特性線が、前記PWM信号のデューティが前記第1の設定信号に基づいて設定される値に対応し且つ回転指令信号が前記最低回転指令信号と前記最高回転指令信号との間の第1の回転指令信号に対応する第1の制御点を、通るように、前記特性を更新する
    ことを特徴とするモータ駆動回路。
  2. 第2の設定信号が入力される第3のポートと、
    前記第2の設定信号を測定する第3の測定回路と、をさらに備え、
    前記デューティ計算回路は、
    前記特性において、前記特性線が、前記第1の制御点、および、前記PWM信号のデューティが前記第2の設定信号に基づいて設定される値に対応し且つ回転指令信号が前記最低回転指令信号と前記最高回転指令信号との間の第2の回転指令信号に対応する第2の制御点を通るように、前記特性を更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動回路。
  3. 前記デューティ計算回路は、
    前記特性線が、前記最低点、前記第1の制御点、および前記最高点を通るように、線形補間、もしくは、ラグランジュ補間、スプライン補間、または、ベジエ補間を含む曲線補間を実行する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のモータ駆動回路。
  4. 前記第2の回転指令信号は、前記第1の回転指令信号よりも高いことを特徴とする請求項2に記載のモータ駆動回路。
  5. 前記特性線は、回転指令信号と前記PWM信号のデューティとの関係を規定する単調増加関数である
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のモータ駆動回路。
  6. デューティの前記最小値は、0%であり、デューティの前記最大値は、100%であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のモータ駆動回路。
  7. 前記デューティ計算回路は、
    前記モータ駆動波形制御回路がPWM信号を出力している期間中、前記特性の更新を実行しないことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載のモータ駆動回路。
  8. 前記デューティ計算回路は、
    前記モータ駆動波形制御回路がPWM信号を出力していない期間中、前記特性の更新を実行することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のモータ駆動回路。
  9. 前記第1の設定信号は、アナログ電圧であることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動回路。
  10. 前記デューティ計算回路は、
    前記第2の設定信号の電圧が前記第1の設定信号の電圧よりも大きい場合は、前記特性において、前記特性線が、前記第1の制御点、および、前記第2の制御点を通るように、前記特性を更新し、
    前記第2の設定信号の電圧が前記第1の設定信号の電圧以下場合は、前記特性を、予め記憶していた特性に設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載のモータ駆動回路。
  11. 前記デューティ計算回路は、
    前記第2の設定信号の電圧が前記第1の設定信号の電圧よりも小さく且つ前記第2の設定信号の電圧と前記第1の設定信号の電圧との和が閾値よりも大きい場合は、前記特性を、予め記憶していた第1の特性に設定し、
    前記第2の設定信号の電圧が前記第1の設定信号の電圧よりも小さく且つ前記和が前記閾値以下の場合は、前記特性を、前記第1の特性と異なる予め記憶していた第2の特性に設定する
    ことを特徴とする請求項10に記載のモータ駆動回路。
  12. 第3の設定信号が入力される第4のポートと、
    前記第3の設定信号を測定する第4の測定回路と、をさらに備え、
    前記第1の回転指令信号は、前記第3の設定信号に基づいて設定される
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動回路。
  13. 回転指令信号で規定された回転数で回転するようにモータの駆動をPWM信号により制御するモータ駆動回路であって、
    モータの回転数を規定する回転指令信号が入力される第1のポートと、
    前記回転指令信号を測定する第1の測定回路と、
    第1の設定信号が入力される第2のポートと、
    前記第1の設定信号を測定する第2の測定回路と、
    回転指令信号と前記PWM信号のデューティとの関係を規定する特性に基づいて、測定された回転指令信号に対応するデューティを計算し、計算したデューティに応じたデューティ情報信号を出力するデューティ計算回路と、
    前記デューティ情報信号に基づいて、計算された前記デューティを有する前記PWM信号を生成して出力するモータ駆動波形制御回路と、を備え、
    前記特性は、前記PWM信号のデューティが最小値であり且つ回転指令信号が最低回転指令信号に対応する最低点と、前記PWM信号のデューティが最大値であり且つ回転指令信号が最高回転指令信号である最高点とを結ぶ特性線で規定され、
    前記デューティ計算回路は、
    前記特性において、前記特性線が、前記PWM信号のデューティが前記最小値と前記最大値との間の値に対応し且つ回転指令信号が前記第1の設定信号に基づいて設定される第1の回転指令信号に対応する第1の制御点を、通るように、前記特性を更新する
    ことを特徴とするモータ駆動回路。
  14. モータと、
    回転指令信号で規定された回転数で回転するように前記モータの駆動をPWM信号により制御するモータ駆動回路と、を備え、
    前記モータ駆動回路は、
    回転指令信号で規定された回転数で回転するようにモータの駆動をPWM信号により制御するモータ駆動回路であって、
    モータの回転数を規定する回転指令信号が入力される第1のポートと、
    前記回転指令信号を測定する第1の測定回路と、
    第1の設定信号が入力される第2のポートと、
    前記第1の設定信号を測定する第2の測定回路と、
    回転指令信号と前記PWM信号のデューティとの関係を規定する特性に基づいて、測定された回転指令信号に対応するデューティを計算し、計算したデューティに応じたデューティ情報信号を出力するデューティ計算回路と、
    前記デューティ情報信号に基づいて、計算された前記デューティを有する前記PWM信号を生成して出力するモータ駆動波形制御回路と、を備え、
    前記特性は、前記PWM信号のデューティが最小値に対応し且つ回転指令信号が最低回転指令信号に対応する最低点と、前記PWM信号のデューティが最大値に対応し且つ回転指令信号が最高回転指令信号に対応する最高点とを結ぶ特性線で規定され、
    前記デューティ計算回路は、
    前記特性において、前記特性線が、前記PWM信号のデューティが前記第1の設定信号に基づいて設定される値に対応し且つ回転指令信号が前記最低回転指令信号と前記最高回転指令信号との間の第1の回転指令信号に対応する第1の制御点を、通るように、前記特性を更新する
    ことを特徴とするモータ駆動システム。
  15. 前記デューティ計算回路は、
    前記第1の設定信号の電圧に基づいて、前記第1の制御点、前記第2の制御点、前記最高点、前記最低点のうち少なくとも2つ以上のデューティを変更することを特徴とする請求項2に記載のモータ駆動回路。
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