JP2013120589A - 抵抗膜式タッチパネル構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】幼児や視覚障害者などであっても、表示面の所望の位置を適格に指で押圧する事が容易なタッチパネル構造体を提供すること。
【解決手段】抵抗膜式タッチパネル構造体であって、その指タッチする表示面は、0.1〜1.0mmの深さを有しかつ10〜20mmの幅を有する長い溝状部が少なくとも1個形成されていることを特徴とする抵抗膜式タッチパネル構造体。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネル構造体に関する。更に詳しくは身障者や幼児でも所望する位置を正確にタッチすることが容易な抵抗膜式タッチパネル構造体に関する。
指入力またはペン入力によるモバイル情報端末として抵抗膜式タッチパネルの用途は最近拡大しつつある。抵抗膜式タッチパネルは特殊なペンを使用しないで、指で容易に入力でき、しかも低コスト化が比較的簡単であるという利点を有している。
一方抵抗膜式タッチパネルは、上部基板層および下部基板層との間にスペーサーによる空気層を有し、上部基板層と下部基板層の表面に形成されている透明導電性層を物理的に接触(タッチにより)させることにより、接触位置を感知する構造となっている。
このタッチパネルの上部基板層の基板材料として、ガラス板や高分子フィルムが使用されるが、高分子フィルムは割れない、軽量である、薄い、屈曲性に優れているなどの多くの利点のために広く利用されている。殊にポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムは、透明性および価格の点からも一層優れた材料である。
タッチパネルは、上部基板の上部表面を指でタッチすることにより入力するが、この操作は表示面を目で見て所望する位置を指で押圧(タッチ)するものである。表示面(タッチ面)は通常フィルムであり、その表面は平滑である。従って所望する位置を正確に指で押圧する操作は、通常の健常者であれば比較的簡単なことである。
所が、幼児や身障者(例えば視覚障害者)などは、所望する位置を指で正確にタッチすることが度々困難である。
本発明者は、幼児や身障者であっても、タッチパネルの表示面の所望する位置を適格にタッチできる手段について、種々検討を重ねた。タッチすべき位置と実際にタッチした位置のずれは視覚による障害によっても起るが、タッチ面が平滑であることも一因になっている。そのためタッチすべき位置や領域の表示面に、指で感知できる程度の溝状部を設けることにより、タッチすべき位置や領域を指の感触で判断するか、修正することが容易となることがわかった。
そこで本発明者は、タッチパネルの表示面に、指の感触で感知できる溝状部の形状および形態について研究を進めた結果、本発明に到達した。
本発明によれば下記(1)〜(2)の抵抗膜式タッチパネル構造体が提供される。
(1)抵抗膜式タッチパネル構造体であって、その指タッチする表示面は、0.1〜1.0mmの深さを有しかつ10〜20mmの幅を有する長い溝状部が少なくとも1個形成されていることを特徴とする抵抗膜式タッチパネル構造体。
(2)前記溝状部は、その長さ方向における指タッチの位置に基づいて、多数のスイッチ機能が付与されている前記(1)記載の抵抗膜式タッチパネル構造体。
本発明の抵抗膜式タッチパネル構造体は、タッチすべき表示面に一定形状の深さおよび幅を有する長い溝状部が形成されている。この溝状部は、指で触れることによって位置および領域を容易に認識できるので、仮に触れた個所が所望の位置より少々ズレたとしても、適格な位置に修正したり戻したりすることが容易である。従って幼児や身障者であってもタッチパネルの指入力の操作を簡単にかつ正確に行なうことが可能である。
本発明におけるタッチパネル構造体の表示面1の溝状部4の配置を模式的に示した平面図である。 本発明におけるタッチパネル構造体の表示面1の直角断面図を示す。つまり図1のX−X’線における直角断面図を示す。
以下、本発明のタッチパネル構造体を図面により説明する。図1は、本発明のタッチパネル構造体の表示面1の溝状部4の配置を模式的に示した平面図を示し、図2は、その表示面の直角断面図、すなわち、図1のX−X’線における直角断面図を示したものである。
図1において、タッチパネル構造体の表示面1には、指タッチ部である溝状部4が形成されている。この溝状部4は、長い形状を有している。溝状部4の数は特に制限されないが通常1〜5個、好ましくは1〜3個である。複数個の溝状部を有する場合、平行に配置してもよくまたL字形に配置してもよい。
図2には、図1の表示面1の直角断面図(X−X’方向の直角断面図)が示されている。図2において表示面1は、透明基板2と透明ガラス板または透明フィルム3より構成され、透明基板2上に透明ガラス板または透明フィルム3が貼り合わされている。つまり、透明基板2上の透明ガラス板または透明フィルム3が削り取られることによって溝状部4が形成されている。
図2の表示面における透明基板2としては、厚さ1〜5mm好ましくは1〜4mmの透明なシート状物であればよく、例えばガラス板の他にポリカーボネートシート、ポリエステルシートまたはポリオレフィンシートなどが使用されるが、ガラス板またはポリカーボネートシートが好適である。また透明ガラス板または透明フィルム3としては、透明ガラス板の能にポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリエチレンナフタレート(PEN)フィルム、ポリエチレンフィルムまたはポリプロピレンフィルムなどが挙げられるが、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムが実用上好ましい。
図2において、溝状部4の深さはdで示され、この深さdは、事実上透明ガラス板または透明フィルム3の厚さを示すことになる。溝状部4深さdは、0.1〜1mm、好ましくは0.2〜0.8mmである。また溝状部4の幅はwで表わされ、この幅wは10〜20mm好ましくは12〜18mmであるのが有利である。
さらに、溝状部4の長さは、l(図1にて示す)で表わされ、この長さlは、好ましくは80〜200mm、より好ましくは100〜180mmが適当である。溝状部4の深さ、幅および長さが前記した寸法であることによって、指先で表示面1を触れたとき、指タッチ部である溝状部4を正確に感知することができる。また溝状部4の長さ方向に沿って指先を移動させることによって、多数のスイッチ機能を容易に働かせることができる。
多数の溝状部4は図1に示すように、縦方向に平行して配置されているのが好ましく、その配列は一段でもよくまた二段でもよい。また逆に横方向に平行して配列されていてもよい。
溝状部4は、その長さ方向(図1の場合、上下方向)は、指タッチの位置に応じて多段のスイッチ機能を有することができる。このスイッチ機能は溝状部4を上部から下部の方向に指を移動することによって、例えば音量が段階的に増大したり、また照明の光量を増大したり、また別の機能を付与することもできる。溝状部のスイッチ機能は、5〜20mm感覚で切り換えることができ、溝上部4の長さにもよるが例えば段階的に切り換える時は3〜20段階のスイッチ機能を付与することができ、また連続的な切り換え機能であってもよい。
産業上の利用分野
本発明のタッチパネルはその表示面で、指で感知できる溝状部が形成されているので、幼児や視覚障害者であっても容易に所望する位置を指で正確に入力することが簡単である。従って家庭、病院、公共施設、老人福祉施設などに設置することによって、有効に活用することができる。
1. タッチパネル構造体の表示面
2. 透明基板
3. 透明ガラス板または透明フィルム
4. 溝状部
d. 溝状部の深さ
w. 溝状部の幅
l. 溝状部の長さ

Claims (2)

  1. 抵抗膜式タッチパネル構造体であって、その指タッチする表示面は、0.1〜1.0mmの深さを有しかつ10〜20mmの幅を有する長い溝状部が少なくとも1個形成されていることを特徴とする抵抗膜式タッチパネル構造体。
  2. 前記溝状部は、その長さ方向における指タッチの位置に基づいて、多数のスイッチ機能が付与されている請求項1記載の抵抗膜式タッチパネル構造体。
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